JP2014178905A - 画像表示装置、画像表示方法およびプログラム - Google Patents

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智義 竹内
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泰史 山口
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Abstract

【課題】領域の特徴を適切に表示できる画像表示装置、画像表示方法およびプログラムを提供する。
【解決手段】画像表示装置は、複数のアニメーションパターンのうちいずれかを選択する選択部と、表示対象となる表示情報に含まれる1以上のオブジェクトのうち、特色が指定された特色オブジェクトに対して、選択されたアニメーションパターンを適用したアニメーション画像データを生成する画像データ生成部と、アニメーション画像データを表示部に表示するアニメーション表示制御部と、を備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、画像表示装置、画像表示方法およびプログラムに関する。
プロダクト・プリンティング・システムにおいて、光沢を調整するためのクリアトナーなどの特殊インクを加えたシステムが存在する。また、DTP(Desktop publishing)文書編集アプリケーションにおいて、クリアトナーに対応するオブジェクト(クリアオブジェクト)の領域を一般オブジェクトと区別するために強調表示する技術が存在する。
例えば、特許文献1では、クリアオブジェクト(特色オブジェクト)の領域をわかりやすく表現するために、クリアオブジェクトとその下に位置するオブジェクトとの重なり部分を点滅させる表示方法が提案されている。
しかしながら、特許文献1の方式は、クリアオブジェクトの領域を点滅という表現方法を用いて表示しているにすぎない。このため、点滅するということだけでは、クリアオブジェクトの領域の特徴を適切に表現できず、ユーザが点滅している領域がどのような種別の領域を表示しているのかを特定できない場合があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、領域の特徴を適切に表示できる画像表示装置、画像表示方法およびプログラムを提供することを主な目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、複数のアニメーションパターンのうちいずれかを選択する選択部と、表示対象となる表示情報に含まれる1以上のオブジェクトのうち、特色が指定された特色オブジェクトに対して、選択されたアニメーションパターンを適用したアニメーション画像データを生成する画像データ生成部と、前記アニメーション画像データを表示部に表示するアニメーション表示制御部と、を備える。
本発明によれば、領域の特徴を適切に表示できるという効果を奏する。
図1は、本実施形態の画像表示装置を含む情報処理システムの一例を示す図である。 図2は、画像確認機能を有するPCのハードウェア構成の一例を示す図である。 図3は、PCが備える機能の一例を示す機能ブロック図である。 図4は、クリアオブジェクト表示制御部の詳細な機能構成の例を示すブロック図である。 図5は、アニメーションパターンのデータ構造の一例を示す図である。 図6は、4枚のパターン画像でアニメーション表示を実現する場合のパターン画像データの一例を示す図である。 図7は、フレーム画像データの一例を示す図である。 図8は、アニメーションの表示方法の一例を説明するための図である。 図9は、アニメーション表示制御部による表示制御処理の一例を示すフローチャートである。 図10は、クリアオブジェクトのアニメーション表示例を示す図である。 図11は、フレーム画像データの一例を示す図である。 図12は、画像生成処理の一例を示すフローチャートである。 図13は、パターン画像データの一例を示す図である。 図14は、図13のAからBまでの各位置での白の濃さを表す図である。 図15は、生成の元になる画像の一例を示す図である。 図16は、画像を切り取る位置を例示する図である。 図17は、4枚のパターン画像データの例を示す図である。 図18は、フレーム画像データ生成処理の一例を説明するための図である。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる画像表示装置、画像表示方法およびプログラムの一実施形態を詳細に説明する。
本実施形態の画像表示装置は、DTP文書編集アプリケーションなどのアプリケーションにより特色が指定されたオブジェクト(例えば透明色が指定されたクリアオブジェクト)の表現方法を、アニメーション表示などのように特色の特徴を表す表現方法で行う。これにより、特色オブジェクトの領域が容易に確認でき文書生成の作業効率を高めることができるとともに、品質の高い文書生成ができる。なお適用可能な情報は文書に限られるものではなく、画面等に対する表示対象となりうる情報(表示情報)であればどのような情報であってもよい。以下では、文書編集アプリケーションなどにより編集される文書に対して特色として透明(クリアトナー)が指定される場合を例に説明する。
図1は、本実施形態の画像表示装置を含む情報処理システムの一例を示す図である。情報処理システムは、PC(パーソナルコンピュータ)101〜103と、プリンタ104と、がネットワーク105を介して接続された構成となっている。ネットワーク105は、インターネット、および、クラウドなどの任意のネットワーク形態とすることができる。また、情報処理システムは、PC101〜103およびプリンタ104の全部または一部が共有するストレージ106を備えている。
PC101〜103は、文書編集機能、画像確認機能、および、印刷指示機能などを備える。文書編集機能は、文書編集用アプリケーションなどにより実現される。文書編集機能は、クリアトナーを特色として指定可能とする。画像確認機能は、例えば文書編集機能による編集結果である画像を確認する機能である。印刷指示機能は、文書等をプリンタ104により記録媒体に印刷させるための機能である。
以下では、PC101、102および103が、それぞれ文書編集機能、画像確認機能、および、印刷指示機能を備える場合を例に説明する。この場合、例えば画像確認機能を備えるPCが画像表示装置に相当する。PC101〜103は、上記3つの機能のうち少なくとも1つの機能を備えるように構成してもよい。例えば、PC101〜103を同一のPCで実現してもよい。PC101〜103は、デスクトップ型のPCに限られず、ノートPCおよびタブレット端末などの携帯型の機器であってもよい。特に画像確認機能を備える機器をタブレット端末とすれば、ネットワーク環境および場所などの制約を気にすることなく、画像の確認が可能となる。
PC101は、クリアオブジェクトを含む文書を生成する。生成された文書は、ネットワーク105およびストレージ106などを経由して、文書ファイルとしてPC102に送信される。PC102は、送信された文書を確認するために表示部に表示させる。PC102は、クリアオブジェクトを含む文書の内容が確認できるアプリケーション環境を有する。PC103は、クリアオブジェクトを印刷するためのプリンタドライバを有する。プリンタ104は、クリアオブジェクトの印刷ができる機能を有する。
図2は、画像確認機能を有するPC102のハードウェア構成の一例を示す図である。なお、PC101、103も同様のハードウェア構成とすることができる。PC102は、CPU(Central Processing Unit)602と、HDD(Hard disk drive)603と、RAM(Random Access Memory)604と、通信I/F(インタフェース)605と、外部ストレージI/F606と、モニタ607と、UI(ユーザインタフェース)デバイス608と、がバス601で接続された構成となっている。
CPU602は、PC102の全体制御を行う。HDD603は、プログラムなどを記憶する。RAM604は、プログラムやデータの展開用メモリなどとして用いる書き込みおよび読み出し可能なメモリである。HDD603に記憶されたプログラムは、起動時にRAM604に展開され、CPU602により実行される。
通信I/F605は、外部装置との間のネットワーク105等を介した通信に用いられる。外部ストレージI/F606は、ストレージ106などの外部のストレージに接続するために用いられる。モニタ607は、文書などの情報を表示する表示装置であり、液晶ディスプレイおよびタッチパネルなどにより構成できる。UIデバイス608は、マウスおよびキーボードなどのユーザインタフェースとの接続に用いられる。
ユーザからの入出力はUIデバイス608が使用される。UIデバイス608から受付けられた情報に応じた処理結果は、例えばモニタ607に表示される。ユーザは、モニタ607により処理結果等を確認できる。他のPCなどに文書ファイルを渡す場合は、通信I/F605または外部ストレージI/F606の機能が使用される。
図3は、PC101〜PC103が備える機能の一例を示す機能ブロック図である。各機能は、例えばアプリケーションプログラム(ソフトウェア)により実現できる。なお、各機能の一部または全部をハードウェア回路により実現してもよい。
編集部201は、上記文書編集機能に対応する機能ブロックである。表示制御部202は、上記画像確認機能に対応する機能ブロックである。ファイル保存部211は、ストレージ106などの記憶装置にデータ(ファイル)を保存するための機能ブロックである。印刷制御部212は、上記印刷指示機能に対応する機能ブロックである。例えば、PC101が編集部201およびファイル保存部211を備え、PC102が表示制御部202およびファイル保存部211を備え、PC103が印刷制御部212およびファイル保存部211を備えるように構成できる。各PC101〜103が、これらの機能ブロックのうち任意の機能ブロックを備えるように構成できる。
編集部201は、文書の編集を行うための各種機能を備える。例えば、編集部201は、サイズおよび形状の変更機能、オブジェクト生成機能、色指定機能、オブジェクト削除機能、および、オブジェクト属性変更機能などを備える。色指定機能には、例えば、通常色指定機能、および、クリアトナー指定機能が含まれる。
サイズおよび形状の変更機能は、指定されたオブジェクトのサイズおよび形状を、指定されたサイズおよび指定された形状に変更する機能である。オブジェクト生成機能は、新規文書の生成、または、既存の文書の再編集などにより、オブジェクトの生成が指定された場合に、指定されたオブジェクトを生成する機能である。オブジェクト削除機能は、指定されたオブジェクトを文書から削除する機能である。オブジェクト属性変更機能は、オブジェクトに付与された属性を変更するための機能である。通常色指定機能は、オブジェクトの色を通常色に指定する機能である。クリアトナー指定機能は、オブジェクトの色をクリアトナー(その他の特色でもよい)に指定する機能である。
編集部201により編集されたオブジェクト(文書が複数のオブジェクトを含む場合はオブジェクト群)は、表示制御部202の機能によりモニタ607などの表示装置に表示される。
表示制御部202は、通常色表示制御部203と、クリアオブジェクト表示制御部204と、を備える。通常色表示制御部203は、通常色が指定された場合に、該当するオブジェクトを指定された通常色で表示する。クリアオブジェクト表示制御部204は、クリアトナーが指定された場合に、該当するオブジェクトをクリアオブジェクトとして表示する。
図4は、クリアオブジェクト表示制御部204の詳細な機能構成の例を示すブロック図である。図4に示すように、クリアオブジェクト表示制御部204は、選択部301と、画像データ生成部302と、アニメーション表示制御部303と、を備えている。
選択部301は、複数(N個)のアニメーションパターン401−1〜401−Nの中から、ユーザにより指定された1つのアニメーションパターンを選択する。このように、アニメーションパターンは複数存在し、ユーザは、いずれのアニメーションパターンにより画像を表示するかを指定することができる。ユーザがアニメーションパターンを指定しない場合は、デフォルトの動画データを使用してもよい。なお、アニメーションパターン401−1〜401−Nは、例えば、ストレージ106に記憶される。
選択部301は、選択したアニメーションパターンを特定する情報(パターン番号など)を画像データ生成部302に通知する。
画像データ生成部302は、選択されたアニメーションパターンとクリアオブジェクト情報307とを参照し、M個のフレーム画像データ701−1〜701−Mを生成する。フレーム画像データは、アニメーション画像データに含まれる各コマのデータを表す。アニメーション画像データは、アニメーションパターンを適用してクリアオブジェクトに対して生成されるフレーム画像データを各コマのデータとする画像データである。クリアオブジェクト情報307は、クリアオブジェクトの個数、および、各クリアオブジェクトの大きさや形状などを表す情報である。クリアオブジェクト情報は、例えば編集部201から画像データ生成部302に通知される。
画像データ生成部302は、例えば1つのクリアオブジェクトに対し1つのアニメーション画像データを生成する。画像データ生成部302が、クリアオブジェクトの数や分布状態に応じて、複数のクリアオブジェクトに対し1つのアニメーション画像データを生成してもよい。
フレーム画像データ701−1〜701−Mは、ファイルまたはメモリ(RAM604等)上のデータとして生成されるが、パフォーマンスの観点からは高速メモリ上に生成することが望ましい。
アニメーション表示制御部303は、生成されたアニメーション画像データをモニタ607などの表示部に表示する制御を行う。
図5は、アニメーションパターンのデータ構造の一例を示す図である。アニメーションパターンは、L個のパターン画像データ511−1〜511−Lを含む。各パターン画像データは、アニメーションの1コマ分のパターン画像であり、それぞれ同じサイズ、同じ画像形式である。
図6は、4枚のパターン画像でアニメーション表示を実現する場合のパターン画像データの一例を示す図である。I、II、III、IVの順に繰り返し表示することでパターン画像が右下方向へ移動するように観察される。このようにアニメーション表示で使用する各コマのパターン画像データの集合がアニメーションパターンである。なお、図6では、ハッチングによりグラデーションを表したアニメーションパターンの例を示している。図13等を用いて後述するように、画素値が連続的に変化するようなグラデーションを表したアニメーションパターンなど、任意のアニメーションパターンを用いることができる。
図4に戻り、画像データ生成部302は、アニメーション画像データに含まれる複数のフレーム画像データを時系列に切り替えながら表示部304に表示させる。なお、表示部304は、例えば図2ではモニタ607に相当する。
図7は、フレーム画像データの一例を示す図である。図7は、3×3に並べたパターン画像データから生成するフレーム画像データの例を示している。画像データ生成部302は、例えば、基本的なパターン画像データを縦および横の少なくとも一方に並べ、さらに対象オブジェクトの形状でマスク処理することでフレーム画像データを生成する。
図8は、アニメーションの表示方法の一例を説明するための図である。表示部304は、画像データ生成部302で生成されたフレーム画像データを表示する。
次のフレーム画像データまでの表示時間(画像切換タイミング)は、例えばアニメーション表示制御部303により制御される。アニメーション表示制御部303は、表示時間を調整することで光沢のバリエーションを変化させることが可能である。アニメーション表示制御部303は、さらに、表示停止制御、フレーム画像データ消去、表示順序の制御、および、間引き制御を実行する。表示を停止するか否か、データを消去するか否か、表示順序をどのようにするか、および、間引き量などは、例えばユーザが指定可能とする。
表示停止制御は、フレーム画像データのアニメーション表示動作のオンおよびオフ(開始および停止)の指定である。データ消去は、アニメーション表示停止時にアニメーションデータを消去するか、消去せずにそのままにするかの指定である。表示順序(正/逆)は、アニメーション画像データに含まれる各フレーム画像データの再生順序を正方向か逆方向かの指定である。間引き量は、アニメーション画像データの各フレーム画像データを間引いて再生する量の指定である。
図9は、アニメーション表示制御部303による表示制御処理の一例を示すフローチャートである。アニメーション表示制御部303は、表示停止指示があったか否かを判断する(ステップS1)。停止が指示された場合(ステップS1:Yes)、アニメーション表示制御部303は、アニメーション動作を停止状態にしてステップS8に移る。
停止が指示されていない場合(ステップS1:No)、アニメーション表示制御部303は、画像データ生成部302で生成されたフレーム画像データ(最初のフレーム画像データ)を表示する(ステップS2)。表示する画像データは、パフォーマンスの観点から、予め高速メモリ上に取得しておくことが望ましい。アニメーション表示制御部303は、指定された表示時間(画像切換タイミングで指定された指定時間)、表示されたフレーム画像データの表示を保持する(ステップS3)。
アニメーション表示制御部303は、表示停止指示があったか否かを判断する(ステップS4)。停止が指示された場合(ステップS4:Yes)、アニメーション表示制御部303は、アニメーション動作を停止状態にしてステップS8に移る。停止が指示されていない場合(ステップS4:No)、アニメーション表示制御部303は、次のフレーム画像データを表示する(ステップS5)。
アニメーション表示制御部303は、すべてのフレーム画像データを表示したか否かを判断する(ステップS6)。すべてのフレーム画像データを表示していない場合(ステップS6:No)、ステップS3に戻り処理を繰り返す。すべてのフレーム画像データを表示した場合(ステップS6:Yes)、アニメーション表示制御部303は、指定時間待った後(ステップS7)、ステップS1に戻る。
表示の停止指示があった場合(ステップS1:Yes、ステップS4:Yes)、アニメーション表示制御部303は、画面に表示されているフレーム画像データを消去するか否かを判断する(ステップS8)。アニメーション表示制御部303は、例えばユーザによりデータ消去が指定されている場合に、フレーム画像データを消去すると判断する。フレーム画像データを消去すると判断した場合(ステップS8:Yes)、アニメーション表示制御部303は、フレーム画像データを消去する(ステップS9)。フレーム画像データを消去しないと判断した場合(ステップS8:No)、およびステップS9でデータを消去した後、アニメーション表示制御部303は表示制御処理を終了する。
図10は、クリアオブジェクトのアニメーション表示例を示す図である。図10の例では、「星」の部分がクリアオブジェクトである。本実施形態では、この箇所にクリアトナーが存在することを示すためにアニメーション表示を行う。アニメーション表示は、例えば図11で示すような4枚のフレーム画像データで構成される。
図12は、画像生成処理の一例を示すフローチャートである。画像生成処理は、画像データ生成部302が、例えば図10および図11に示すようなフレーム画像データを生成する処理である。
画像データ生成部302は、クリアオブジェクト情報を取得する(ステップS101)。画像データ生成部302は、クリアオブジェクト情報から、クリアオブジェクトの縦および横のサイズを計算する(ステップS102)。縦および横のサイズは、例えば、クリアオブジェクトを含むような矩形の縦および横のサイズとして計算される。
画像データ生成部302は、パターン画像データの縦および横のサイズを取得する(ステップS103)。画像データ生成部302は、例えば、アニメーションパターン401−1〜401−Nそれぞれに対応づけてストレージ106等に記憶されているパターン画像データの縦および横のサイズを取得する。
画像データ生成部302は、クリアオブジェクトの縦および横のサイズと、パターン画像データの縦および横のサイズとから、パターン画像データを縦および横に並べる個数をそれぞれ計算する(ステップS104)。
画像データ生成部302は、m(1≦m≦M)番目のパターン画像データを、計算した個数に応じて縦および横に並べた画像を生成する(ステップS105)。画像データ生成部302は、生成した画像をクリアオブジェクトの形状でマスクすることにより、クリアオブジェクトと同一の形状となるm番目のフレーム画像データを生成する(ステップS106)。画像データ生成部302は、生成したm番目のフレーム画像データをメモリ等に保存する(ステップS107)。
画像データ生成部302は、すべてのフレーム画像データを作成したか否かを判断する(ステップS108)。例えば、画像データ生成部302は、mがアニメーションパターンごとに定められたフレーム画像データの個数Mに達したか否かを判断する。すべてのフレーム画像データを作成していない場合(ステップS108:No)、ステップS105に戻り、次のパターン画像データに対して処理が繰り返される。すべてのフレーム画像データを作成した場合(ステップS108:Yes)、画像生成処理を終了する。
図13は、パターン画像データの一例を示す図である。パターン画像データは、クリアオブジェクトの領域(クリアトナーを適用する領域など)の特徴を表現するために用いられる。図13は、クリアトナー表現の一例として、グラデーションで表されるパターン画像データを示す。図14は、図13のAからBまでの各位置での白の濃さを表す図である。なお、図13ではハッチングの相違によりグラデーションを表しているが、図14に示すように白の濃さが連続的に変化するようなグラデーションを用いてもよい。グラデーションの黒の部分を透過データとしてもよい。なお、背景が白の場合、図13のようなパターン画像データは見えないため、他の色(例えば灰色など)でパターン画像データを生成する。また、点滅を表現する場合は、2枚の画像で白および透明を交互に表示するパターン画像データを用いることができる。
なお、図13などのパターン画像データは一例であり、これに限られるものではない。クリアオブジェクトの領域の特徴を表現できるパターン画像データであればどのような画像データであってもよい。また、特色は透明(クリアトナー)に限られるものではなく、他の任意の特色に対しても、当該特色の特徴を表現できるパターン画像データを用いて本実施形態の手法を適用できる。
次に、図15〜図17を用いて、アニメーションパターンに含める各パターン画像データを生成する方法について説明する。以下に示すように、任意の画像からアニメーション表示するためのパターン画像データが生成できる。例として、画像データ生成部302が、4枚のパターン画像データで構成するアニメーションパターンを生成する場合を説明する。
(1)図15に示すように、フレーム画像データの生成元となる画像を用意する。図15は、生成の元になる画像の一例を示す図である。クリアトナーを表現するのに適した、例えば繰り返しパターンのある画像が望ましい。
(2)図16は、画像を切り取る位置を例示する図である。図16のIに示すように、画像データ生成部302は、任意の場所で画像データを切り取り、切り取った画像データを最初のフレームのパターン画像データとする。
(3)アニメーション動作が4枚の画像で一巡するため、画像データ生成部302は、元のパターン画像データを1/4周期でずらしながら、図16のII〜IVの位置でさらに同形状、同サイズの画像データを切り取る。周期とは、図15の例では画像データの左上から右下に向かって画素値が変化するパターンの周期である。図17は、このようにして得られる4枚のパターン画像データの例を示す図である。
次に、フレーム画像データ生成処理について図18を用いて説明する。図18は、フレーム画像データ生成処理の一例を説明するための図である。
パターンを表現する最小単位の画像となるパターン画像データ801は、クリアオブジェクト803の大きさを含むサイズに並べられ、パターン802を形成する。図18の例では、縦および横のサイズが2であるパターン画像データ801が3×3でタイリングされ、縦および横のサイズが6であるパターン802が形成される。
画像データ生成部302は、パターン802とクリアオブジェクト803とを重ね合わせ演算処理することでマスク画像804を得る。画像データ生成部302は、例えば、パターン802とクリアオブジェクト803と重ならない部分は透過に設定することでマスク画像804を生成する。画像データ生成部302は、選択されたアニメーションパターンに含まれる各パターン画像データに対してこのような処理を行い、各パターン画像データそれぞれに対応するフレーム画像データを生成する。これにより、クリアオブジェクトのアニメーション画像データが生成される。
なお、本実施形態の画像表示装置で実行されるプログラムは、ROM等に予め組み込まれて提供される。
本実施形態の画像表示装置で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録してコンピュータ・プログラム・プロダクトとして提供するように構成してもよい。
さらに、本実施形態の画像表示装置で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施形態の画像表示装置で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
本実施形態の画像表示装置で実行されるプログラムは、上述した各部を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記ROMからプログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、各部が主記憶装置上に生成されるようになっている。
101、102、103 PC
104 プリンタ
105 ネットワーク
106 ストレージ
201 編集部
202 表示制御部
203 通常色表示制御部
204 クリアオブジェクト表示制御部
211 ファイル保存部
212 印刷制御部
301 選択部
302 画像データ生成部
303 アニメーション表示制御部
304 表示部
特開2009−130705号公報

Claims (10)

  1. 複数のアニメーションパターンのうちいずれかを選択する選択部と、
    表示対象となる表示情報に含まれる1以上のオブジェクトのうち、特色が指定された特色オブジェクトに対して、選択されたアニメーションパターンを適用したアニメーション画像データを生成する画像データ生成部と、
    前記アニメーション画像データを表示部に表示するアニメーション表示制御部と、
    を備える画像表示装置。
  2. 前記アニメーションパターンは、複数のパターン画像データを含み、
    前記画像データ生成部は、前記特色オブジェクトに対して複数の前記パターン画像データそれぞれを適用した複数のフレーム画像データを生成し、生成した前記フレーム画像データを各コマの画像データとして含む前記アニメーション画像データを生成する、
    請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 前記アニメーション表示制御部は、前記アニメーション画像データに含まれる前記フレーム画像データそれぞれを指定された指定時間、前記表示部に表示する、
    請求項2に記載の画像表示装置。
  4. 前記アニメーション表示制御部は、前記アニメーション画像データに含まれる前記フレーム画像データを、正方向の順序および逆方向の順序のうち指定された順序で前記表示部に表示する、
    請求項2に記載の画像表示装置。
  5. 前記アニメーション表示制御部は、前記アニメーション画像データに含まれる前記フレーム画像データを間引くことが指定された場合に、前記フレーム画像データを間引いた前記アニメーション画像データを前記表示部に表示する、
    請求項2に記載の画像表示装置。
  6. 前記画像データ生成部は、さらに、指定された画像データから切り出した複数のパターン画像データを含む前記アニメーションパターンを生成する、
    請求項2に記載の画像表示装置。
  7. 前記画像データ生成部は、前記特色オブジェクトそれぞれに対して、選択されたアニメーションパターンを適用した前記アニメーション画像データを生成する、
    請求項1に記載の画像表示装置。
  8. 前記画像データ生成部は、複数の前記特色オブジェクトに対して、選択されたアニメーションパターンを適用した前記アニメーション画像データを生成する、
    請求項1に記載の画像表示装置。
  9. 複数のアニメーションパターンのうちいずれかを選択する選択ステップと、
    表示対象となる表示情報に含まれる1以上のオブジェクトのうち、特色が指定された特色オブジェクトに対して、選択されたアニメーションパターンを適用したアニメーション画像データを生成する画像データ生成ステップと、
    前記アニメーション画像データを表示部に表示する表示制御ステップと、
    を含むことを特徴とする画像表示方法。
  10. コンピュータを、
    複数のアニメーションパターンのうちいずれかを選択する選択部と、
    表示対象となる表示情報に含まれる1以上のオブジェクトのうち、特色が指定された特色オブジェクトに対して、選択されたアニメーションパターンを適用したアニメーション画像データを生成する画像データ生成部と、
    前記アニメーション画像データを表示部に表示するアニメーション表示制御部、
    として機能させるためのプログラム。
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