JPH10149267A - 複合装置 - Google Patents

複合装置

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JPH10149267A
JPH10149267A JP8323544A JP32354496A JPH10149267A JP H10149267 A JPH10149267 A JP H10149267A JP 8323544 A JP8323544 A JP 8323544A JP 32354496 A JP32354496 A JP 32354496A JP H10149267 A JPH10149267 A JP H10149267A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パーソナルコンピュータ以外の外部のコンピ
ュータから受信したプリントデータのプリント処理を、
パーソナルコンピュータの電源遮断で中止させることな
く、効率良く実行できる複合装置を提供すること。 【解決手段】 通信装置と、この通信装置に接続されて
いる第1の情報処理装置とからなる複合装置において、
通信装置は、プリントデータを印字するプリント機能の
実行中に、接続ケーブルの特定信号に基づいて第1の情
報処理装置の電源遮断状態を検出する電源遮断検出手段
と、電源遮断検出手段で電源遮断状態が検出された場合
に、プリント処理を中止させるプリント中止手段と、第
1の情報処理装置と異なる第2の情報処理装置から供給
されるプリントデータを受信可能な拡張用インターフェ
ースとを備え、第2の情報処理装置から供給されるプリ
ントデータの印字中にはプリント中止手段が作動しない
ように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくともプリン
タ機能を有する通信装置にパーソナルコンピュータ等を
接続してなる複合装置に関し、特にそのパーソナルコン
ピュータ以外のホストコンピュータ等から受信したプリ
ントデータのプリント処理を、パーソナルコンピュータ
等の電源遮断に影響されることなく効率良く実行できる
ようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】最近、プリンタやイメージスキャナ装置
を装備するとともに、受話器や操作パネルを装備し、電
話回線に接続可能な通信装置、所謂多機能装置が実用に
供されている。この多機能装置においては、受話器によ
る電話機能が実現でき、またプリンタやイメージスキャ
ナ装置を作動することで、電話回線を介してファクシミ
リデータを送受信するファクシミリ機能が実現でき、更
に、原稿を複写するコピー機能などが実現できるように
なっている。また、この多機能装置に、ノート型やラッ
プトップ型の携帯用や据え置き型などの各種の情報処理
装置、例えばパーソナルコンピュータを接続するように
した多機能複合装置が実用化されつつある。即ち、この
種の多機能複合装置においては、パーソナルコンピュー
タで作成したプリントデータを多機能装置に転送してプ
リント処理するプリンタ機能や、イメージスキャナ装置
で読み取ったイメージ情報をパーソナルコンピュータに
送信して格納するイメージリーダ機能などが追加的に実
現可能になっている。
【0003】ここで、パーソナルコンピュータから多機
能装置に供給したプリントデータを高速プリント処理で
きるように、多機能装置とパーソナルコンピュータと
に、セントロニクス対応の通信用インターフェースを夫
々設け、これら通信用インターフェース同士を、複数本
のデータ線や信号線からなるパラレル転送可能な接続ケ
ーブルで接続するようにしている。そして、多機能装置
においては、インターフェースを介してデータ線に供給
されるパラレルのプリントデータをプリンタに出力する
一方、プリント処理の実行中に、複数本の信号線に供給
される複数の信号のうちの、パーソナルコンピュータの
電源電圧の状態を示す電源状態信号を監視するように
し、その電源状態信号に基づいて電源遮断状態を検出し
たときには、電源遮断時のノイズなどにより発生する不
要なデータが印字されないように、既に供給されている
プリントデータだけを印字した後、プリント処理を中止
させるようになっている。
【0004】一方、最近では、複数台のコンピュータを
通信ケーブルで接続したLAN(ローカル・エリア・ネ
ットワーク)やインターネットが普及してきていること
から、この多機能装置とネットワークのサーバ(情報を
提供するホストコンピュータ)とを何らかの通信手段で
接続するようにし、ネットワークに接続されたコンピュ
ータから供給されるプリントデータを多機能装置のプリ
ンタで印字できるようにした多機能複合装置を実用化す
ることが考えられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、電話
機能やファクシミリ機能などの複数の機能を実現可能な
多機能装置に、パーソナルコンピュータやネットワーク
を接続した多機能複合装置においては、プリント処理の
実行中に、パーソナルコンピュータの電源遮断状態を検
出したときには、プリント処理を中止させるようになっ
ているので、ネットワークに接続されたコンピュータか
ら供給されるプリントデータのプリント処理中において
も、パーソナルコンピュータの電源が遮断されたときに
は、そのネットワークと無関係であるにも拘わらず、同
様にプリント処理が中止されるという問題がある。
【0006】本発明の目的は、第1の情報処理装置以外
の第2の情報処理装置から受けたプリントデータのプリ
ント処理を、第1の情報処理装置の電源遮断で中止させ
ることなく、効率良く実行できるようにした複合装置を
提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の複合装置は、
少なくともプリンタ機能を有し、外部通信回線に接続さ
れた通信装置と、この通信装置に接続ケーブルを介して
接続可能な第1の情報処理装置とからなる複合装置にお
いて、通信装置は、プリントデータを印字するプリンタ
機能の実行中に、接続ケーブルの特定信号に基づいて第
1の情報処理装置の電源遮断状態を検出する電源遮断検
出手段と、電源遮断検出手段で電源遮断状態が検出され
た場合に、プリント処理を中止させるプリント中止手段
と、第1の情報処理装置と異なる第2の情報処理装置か
ら供給されるプリントデータを受信可能な拡張用インタ
ーフェースとを設け、第2の情報処理装置から供給され
るプリントデータの印字中にはプリント中止手段が作動
しないように構成したものである。
【0008】第1の情報処理装置から通信装置にプリン
トデータが供給されたときには、プリント機能の実行に
よりプリント処理される。このプリント機能の実行中
に、第1の情報処理装置の電源が遮断されたときには、
電源遮断検出手段により、接続ケーブルの特定信号に基
づいて第1の情報処理装置の電源遮断状態が検出される
ので、プリント中止手段によりプリント処理が中止され
る。これにより、電源遮断時のノイズなどにより発生す
る不要なデータが印字されることがない。
【0009】ところで、拡張用インターフェースを介し
て、第1の情報処理装置とは異なる第2の情報処理装置
から通信装置にプリントデータが供給されてプリント処
理されているときには、電源遮断検出手段により第1の
情報処理装置の電源遮断状態が検出されたときでも、プ
リント処理を中止しないので、その第2の情報処理装置
から供給されるプリントデータを連続させて効率良くプ
リント処理することができる。
【0010】請求項2の複合装置は、請求項1の発明に
おいて、前記通信装置は、接続ケーブルを介して第1の
情報処理装置からプリントデータを受信するセントロニ
クスインターフェースを有するものである。この場合、
通信装置には、セントロニクスインターフェースが設け
られ、このセントロニクスインターフェースに接続され
るセントロニクス用の接続ケーブルとしては、パラレル
のプリントデータを送信可能に、複数本のデータ線や信
号線を備えているので、電源状態信号の為の信号線を別
途設けることなく、一般的に市販されている安価な接続
ケーブルを使用することができる。その他、請求項1と
同様の作用を奏する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。本実施形態は、レーザプリ
ンタやイメージスキャナ装置を有し、受信したファクシ
ミリデータを記録し、原稿のイメージ情報を送信するな
どの通常のファクシミリ機能に加えて、電話機能やサウ
ンド機能などを有する通信装置である多機能装置(以
下、MFD(マルチファンクションデバイス)という)
に、接続ケーブルを介してパーソナルコンピュータやネ
ットワークを接続した多機能複合装置に本発明を適用し
た場合のものである。多機能複合装置1を構成するMF
D2は、図1に示すように、基本的には、制御部10を
有するコントロールユニット20と、このコントロール
ユニット20に接続された操作パネル3と、レーザプリ
ンタ4と、イメージスキャナ装置5と、音声等のサウン
ドを出力するスピーカ6などから構成されている。
【0012】前記制御部10は、基本的に、CPU11
と、このCPU11にデータバスなどを含むコモンバス
16で接続されたROM12と、EEPROM(電気的
に消去して書換え可能なROM)13と、RAM14
と、DMAコントローラ15などで構成されている。ま
た、コモンバス16には、イメージ情報の短縮(圧縮)
化の為に符号化する符号化部及び符号化により短縮され
ている通信データを復号化する復号化部を有するCOD
EC21と、ハードロジック回路からなる入出力用AS
IC(アプリケーション・スペシフィック・インテグレ
ーテッド・サーキット)22とが接続されている。
【0013】更に、コモンバス16には、スピーカ6を
駆動する音声増幅器(AMP)23と、音声などのサウ
ンドデータにも対応可能なファクシミリ通信用のモデム
24と、バッファ26と、第1の情報処理装置であるパ
ーソナルコンピュータ8に接続ケーブルL1を介して接
続されたセントロニクス対応の通信用インターフェース
(セントロニクス通信用I/F)27と、後述するLA
N(ローカル・エリア・ネットワーク)50のホストコ
ンピュータ(サーバ)51に接続ケーブルL2を介して
接続された拡張通信用インターフェース(拡張通信用I
/F)28(拡張用インターフェースに相当する)とが
夫々接続されている。
【0014】ここで、その接続ケーブルL1は、通信用
インターフェース27と、後述するパーソナルコンピュ
ータ8のセントロニクス対応の通信用インターフェース
35とに夫々接続可能なセントロニクス用のケーブル
で、パラレルのプリントデータを送受信できるように、
複数本のデータ線(例えば、8ビットに対応する8本の
データ線)と信号線とで構成され、複数本の信号線のう
ちの1つは、パーソナルコンピュータの電源電圧の状態
を示す電源状態信号用である。
【0015】また、モデム24には、電話回線7(外部
通信回線に相当する)及びハンドセット9に接続された
NCU(ネットワーク・コントロール・ユニット)25
が接続されている。更に、入出力用ASIC22には、
ディスプレイ3a及びキーボード3bを有する操作パネ
ル3と、レーザプリンタ4とが接続されるとともに、D
RAM(ダイナミックRAM)29を介してイメージス
キャナ装置5が接続されている。即ち、DRAM29に
は、イメージスキャナ装置5で読み込まれた2〜3ドッ
トライン分のドットデータがイメージ情報として一時的
に記憶されるとともに、そのイメージ情報は入出力用A
SIC22により読み出される。
【0016】ここで、入出力用ASIC22は、コモン
バス16を介して通信用インターフェース27,28か
ら供給されるパラレルのプリントデータをハードロジッ
ク処理によりレーザプリンタ4に出力するようになって
いる。また、入出力用ASIC22には、幾つかの入出
力用ポートが設けられており、接続ケーブルL1の信号
線を介して供給される電源状態信号が特定の入出力用ポ
ートにセットされるようになっている。それ故、CPU
11は、その特定の入出力用ポートにセットされている
電源状態信号に基づいて、パーソナルコンピュータ8の
電源が遮断されたか否かを検出できるようになってい
る。ここで、電源遮断検出手段は、入出力用ASIC2
2やCPU11などで構成されている。
【0017】前記ROM12には、レーザプリンタ4又
はイメージスキャナ装置5を作動させてイメージ情報を
電話回線7を介して外部のファクシミリ装置(図示略)
に対してファクシミリデータの送受信を制御するファク
シミリ機能を実現する制御プログラム、イメージスキャ
ナ装置5で読み込んだ原稿のイメージ情報を記録するコ
ピー機能を実現する制御プログラム、パーソナルコンピ
ュータ8から受信したプリントデータを記録するプリン
ト機能を実現する制御プログラム、イメージスキャナ装
置5で読み込んだ原稿のイメージ情報をパーソナルコン
ピュータ8に送信するイメージリーダ機能を実現する制
御プログラムが格納されている。
【0018】更に、ROM12には、受信したファクシ
ミリデータをRAM14の受信データメモリ14aに格
納しながらプリントするメモリ受信機能を実現する制御
プログラム、電話回線7を介して相手側に対して音声信
号を送受信する電話機能を実現する制御プログラム、電
話回線7や通信用I/F27,28を介して受信したサ
ウンド情報をスピーカ6に出力するサウンド機能を実現
する制御プログラム、後述するプリント処理制御の制御
プログラム等が格納されている。
【0019】ここで、このMFD2においては、前記C
PU11は、それに接続されているクロックからのクロ
ック信号をハード的にカウントする内蔵タイマによるタ
イマ割り込みを受け付け可能になっている。そして、例
えば、ファクシミリ機能のうちのファクシミリデータ送
信制御プログラムとプリンタ機能の制御プログラムとを
並行処理するなど、複数組の制御プログラムを並行処理
する場合には、CPU11が例えば、約1/60秒(約
16msec)のタイマ割り込みを受け付ける毎に、これら
複数組の制御プログラムをその割当てられた約1/60
秒毎に時分割方式で順次切換えながら並行処理すること
により、複数の機能を同時に実現できるようになってい
る。
【0020】前記EEPROM13には、ファクシミリ
機能を実現するときの各種の設定モード、プリンタ機能
を実現するときの印字位置や印字濃度に関する各種の設
定データが変更可能に記憶されるとともに、複数の送信
先の電話番号などが記憶されている。また、RAM14
には、受信したファクシミリデータやサウンド情報など
を一時的に格納するメモリや、ファクシミリ機能やコピ
ー機能などの複数の機能を実現する制御プログラムの実
行に必要な各種のメモリやバッファなどが設けられてい
る。
【0021】次に、多機能複合装置1を構成するパーソ
ナルコンピュータ8について説明すると、図2に示すよ
うに、基本的に、制御装置30と、これに接続されたハ
ードディスクドライブ装置(HDD)40と、フロッピ
ィーディスクドライブ装置(FDD)41と、CRTデ
ィスプレイ(CRTD)42と、キーボード43と、座
標入力装置(マウス)44などで構成されている。制御
装置30は、CPU31と、このCPU31にデータバ
スを含むコモンバス36に接続されたROM32、RA
M33、入出力インターフェース34及びセントロニク
ス通信用インターフェース(セントロニクス通信用I/
F)35と、入出力インターフェース34に接続された
ハードディスクコントローラ(HDC)37と、フロッ
ピィーディスクコントローラ(FDC)38と、CRT
コントローラ(CRTC)39などで構成されている。
【0022】また、前記通信用I/F35には、接続ケ
ーブルL1を介してマルチファンクション装置2が接続
されている。これにより、作成したプリントデータをマ
ルチファンクション装置2に送信して、レーザプリンタ
4で記録することができる一方、イメージスキャナ装置
5で読み込んだイメージ情報を受信すること等が可能に
なっている。更に、ハードディスクドライブ装置40に
セットされたハードディスクには、パーソナルコンピュ
ータ8を制御し、またマルチファンクション装置2に対
する通信制御を司る各種の制御プログラムが格納されて
いる。
【0023】次に、前記拡張通信用I/F28を介して
接続されたLAN50について、図3に基づいて説明す
る。このLAN50は、第2の情報処理装置であるホス
トコンピュータ(サーバ)51に複数台のコンピュータ
52,53,54・・・を接続して構成され、拡張通信
用I/F28はイーサネット用の接続ケーブルL2を介
してホストコンピュータ51に接続されている。即ち、
そのホストコンピュータ51は、ネットワークOSで作
動するとともに、ネットワーク用のプロトコルを用いて
データ通信可能に構成されている。
【0024】次に、MFD2の制御部10で行なわれる
プリント処理制御のルーチンについて、図4のフローチ
ャートに基づいて説明する。尚、以降に説明するフロー
チャートの符号Si(i=10、11、12・・・)は
各ステップである。セントロニクス通信用I/F27と
拡張通信用I/F28との何れかでプリントデータを受
信したときにこの制御が開始され、先ずセントロニクス
通信用I/F27により、パーソナルコンピュータ8か
ら供給されるプリントデータを受信したときには(S1
0:Yes )、外部受信フラグEFがリセット(フラグデ
ータとして「0」がセット)される(S11)。
【0025】一方、拡張通信用I/F28により、LA
N50のホストコンピュータ51から供給されたプリン
トデータを受信したときには(S10:No、S12:Yes
)、外部受信フラグEFがセット(フラグデータとし
て「1」がセット)される(S13)。次に、入出力用A
SIC22に対して、受信したプリントデータを印字す
るようにプリント処理が指令される(S14)。これによ
り、入出力用ASIC22は、コモンバス16を介して
供給されるプリントデータについて、レーザプリンタ4
でプリント処理を実行する。このとき、受信した所定量
のプリントデータは、図示外の受信制御により、RAM
14の受信バッファに順々に格納されるものとする。
【0026】そして、プリント処理の実行中において、
外部受信フラグEFがリセット状態のとき、つまりパー
ソナルコンピュータ8から供給されるプリントデータの
印字のときには(S15:No)、入出力用ASIC22の
特定の入出力用ポートにセットされている電源状態信号
が読み込まれ(S16)、その電源状態信号に基づいて、
パーソナルコンピュータ8の電源遮断状態が検出されな
いときに(S17:No)、更にプリント処理が完了してし
ないときには(S18:No)、S15〜S18が繰り返して実
行される。
【0027】そして、電源遮断状態が検出されることな
く、プリント処理が完了したときには(S17:No、S1
8:Yes )、この制御を終了してメインルーチンにリタ
ーンする。しかし、プリント処理中に、電源遮断状態が
検出されたときには(S17:Yes )、入出力用ASIC
22に対して、RAM14の受信バッファに格納されて
いるプリントデータを印字した後プリント処理を中止す
るように指令され(S19)、同様にリターンする。ここ
で、S19がプリント中止手段に相当する。一方、外部受
信フラグEFがセット状態で、LAN50のホストコン
ピュータ51から供給されるプリントデータの印字のと
きには(S15:Yes )、これらS16〜S17をスキップし
て、パーソナルコンピュータ8の電源遮断に影響される
ことなくS15とS18とが繰り返して実行され、プリント
処理の完了に伴って、同様にリターンする。
【0028】以上説明したように、ファクシミリ機能、
コピー機能、電話機能に加えて、プリンタ機能やイメー
ジリーダ機能を実現可能で、電話回線7に接続されたM
FD2と、このMFD2に接続ケーブルL1を介して接
続されたパーソナルコンピュータ8とを含む多機能複合
装置1において、LAN50のホストコンピュータ51
から供給されるプリントデータの印字中に、パーソナル
コンピュータ8の電源遮断状態が検出されたとしても、
プリント処理を中止しないようにしたので、ホストコン
ピュータ51から供給されるプリントデータを連続させ
て効率良くプリント処理することができる。
【0029】また、MFD2にセントロニクス通信用I
/F27を設けるとともに、パーソナルコンピュータ8
にも同様のセントロニクス通信用I/F35を設け、こ
れら通信用I/F27,35同士を接続するセントロニ
クス用の接続ケーブルL1としては、パラレルのプリン
トデータを送信可能に、複数本のデータ線や信号線を備
えており、電源状態信号の為の信号線を別途設けること
なく、一般的に市販されている安価な接続ケーブルを使
用することができる。
【0030】ここで、前記実施形態の変更態様として、
MFD2に設けた拡張通信用I/F28を介して、イン
ターネットのゲートウェイやプロバイダなどのホストコ
ンピュータに接続するように構成してもよい。また、パ
ーソナルコンピュータ8としては、通信機能を装備した
ノート型やラップトップ型の携帯用のものであってもよ
く、複数台のパーソナルコンピュータ8をMFD2に接
続するようにしてもよい。更に、電話機能やファクシミ
リ機能や留守番電話機能などの複数機能を実現可能で各
種の通信回線に接続された多機能装置に各種のコンピュ
ータを接続した種々の多機能複合装置に本発明を適用す
るようにしてもよい。
【0031】
【発明の効果】請求項1の複合装置によれば、少なくと
もプリンタ機能を有し、外部通信回線に接続された通信
装置と、この通信装置に接続ケーブルを介して接続可能
な第1の情報処理装置とからなる複合装置において、通
信装置に電源遮断検出手段と、プリント中止手段と、拡
張用インターフェースとを設け、第1の情報処理装置と
異なる第2の情報処理装置から供給されるプリントデー
タの印字中にはプリント中止手段が作動しないように構
成したので、拡張用インターフェースを介して第2の情
報処理装置から通信装置に供給されたプリントデータを
プリント処理しているときに、第1の情報処理装置の電
源遮断状態が検出されたとしても、プリント処理を中止
しないようにして、第2の情報処理装置から供給される
プリントデータを連続させて効率良くプリント処理する
ことができる。
【0032】請求項2の複合装置によれば、請求項1と
同様の効果を奏するが、前記通信装置は、接続ケーブル
を介して第1の情報処理装置からプリントデータを受信
するセントロニクスインターフェースを有するので、こ
のセントロニクスインターフェースに接続されるセント
ロニクス用の接続ケーブルとしては、パラレルのプリン
トデータを送信可能に、複数本のデータ線や信号線を備
えており、電源状態信号の為の信号線を別途設けること
なく、一般的に市販されている安価な接続ケーブルを使
用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るマルチファンクション
デバイスの制御系のブロック図である。
【図2】パーソナルコンピュータの制御系のブロック図
である。
【図3】マルチファンクションデバイスに接続されたL
ANの構成図である。
【図4】プリント処理制御のルーチンの概略フローチャ
ートである。
【符号の説明】
1 多機能複合装置 2 マルチファンクション装置 7 電話回線 8 パーソナルコンピュータ 10 制御部 11 CPU 12 ROM 14 RAM 27 セントロニクス通信用インターフェース 28 拡張通信用インターフェース 51 ホストコンピュータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともプリンタ機能を有し、外部通
    信回線に接続された通信装置と、この通信装置に接続ケ
    ーブルを介して接続可能な第1の情報処理装置とからな
    る複合装置において、 前記通信装置は、 プリントデータを印字するプリンタ機能の実行中に、前
    記接続ケーブルの特定信号に基づいて第1の情報処理装
    置の電源遮断状態を検出する電源遮断検出手段と、 前記電源遮断検出手段で電源遮断状態が検出された場合
    に、プリント処理を中止させるプリント中止手段と、 前記第1の情報処理装置と異なる第2の情報処理装置か
    ら供給されるプリントデータを受信可能な拡張用インタ
    ーフェースとを設け、 前記第2の情報処理装置から供給されるプリントデータ
    の印字中にはプリント中止手段が作動しないように構成
    したことを特徴とする複合装置。
  2. 【請求項2】 前記通信装置は、接続ケーブルを介して
    第1の情報処理装置からプリントデータを受信するセン
    トロニクスインターフェースを有することを特徴とする
    請求項1に記載の複合装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN100352650C (zh) * 2003-12-19 2007-12-05 株式会社理光 通信系统

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