JPH10148817A - 液晶表示装置 - Google Patents
液晶表示装置Info
- Publication number
- JPH10148817A JPH10148817A JP30648596A JP30648596A JPH10148817A JP H10148817 A JPH10148817 A JP H10148817A JP 30648596 A JP30648596 A JP 30648596A JP 30648596 A JP30648596 A JP 30648596A JP H10148817 A JPH10148817 A JP H10148817A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- casing
- bending
- liquid crystal
- fitting foot
- working
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 液晶表示装置のケーシングにおける取付足部
の機械的強度を向上し、落下衝撃等に対する耐性を強化
する。 【解決手段】 金属板を折り曲げ加工したケーシング10
が、その側面10aの縁部からケーシングの主面に平行に
取付足部11を突設させ、側面10aと取付足部11の垂直な
折り曲げ角部に、補強用のリブ15を設ける。
の機械的強度を向上し、落下衝撃等に対する耐性を強化
する。 【解決手段】 金属板を折り曲げ加工したケーシング10
が、その側面10aの縁部からケーシングの主面に平行に
取付足部11を突設させ、側面10aと取付足部11の垂直な
折り曲げ角部に、補強用のリブ15を設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機械的外力に対す
る高い耐性を有する液晶表示装置に係り、特に、そのケ
ーシング(若しくは液晶パネルの取付枠;以下ケーシン
グという)に設けた取付足部の補強に関するものであ
る。
る高い耐性を有する液晶表示装置に係り、特に、そのケ
ーシング(若しくは液晶パネルの取付枠;以下ケーシン
グという)に設けた取付足部の補強に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、液晶表示装置は、図3に示したよ
うに、金属板を折り曲げ加工してなるケーシング10の側
面10aの縁部からケーシングの主面に平行に突設した取
付足部11を備えている。そして、この取付足部11を、液
晶表示装置を取り付ける本体装置のボス12にのせて、ワ
ッシャー13及びビス14にて締め付け、液晶表示装置を固
定する。
うに、金属板を折り曲げ加工してなるケーシング10の側
面10aの縁部からケーシングの主面に平行に突設した取
付足部11を備えている。そして、この取付足部11を、液
晶表示装置を取り付ける本体装置のボス12にのせて、ワ
ッシャー13及びビス14にて締め付け、液晶表示装置を固
定する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、液晶表
示装置の重量増加あるいは耐久性保証が厳しくなるに従
い、液晶表示装置は、機械的強度の大きい取付構造が必
要となる。取付部が弱いと、本体装置が落下した場合な
ど、その衝撃を受けて取付足部が破損し、さらには液晶
表示装置を構成している回路部品にも損傷を与えること
になる。
示装置の重量増加あるいは耐久性保証が厳しくなるに従
い、液晶表示装置は、機械的強度の大きい取付構造が必
要となる。取付部が弱いと、本体装置が落下した場合な
ど、その衝撃を受けて取付足部が破損し、さらには液晶
表示装置を構成している回路部品にも損傷を与えること
になる。
【0004】そこで、取付足部の強化のために足部点数
を増やすことも考えられるが、スペース及び取付作業工
数の増加という問題がある。あるいは、材料の強度を増
すために、金属板の板厚を厚くする方法もあるが、これ
はコスト及び重量増加につながるという問題があった。
を増やすことも考えられるが、スペース及び取付作業工
数の増加という問題がある。あるいは、材料の強度を増
すために、金属板の板厚を厚くする方法もあるが、これ
はコスト及び重量増加につながるという問題があった。
【0005】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
ので、足部点数を増やしたり板厚を厚くすることなく、
ケーシングの取付足部の機械的強度を向上するようにし
た液晶表示装置を提供することを目的とする。
ので、足部点数を増やしたり板厚を厚くすることなく、
ケーシングの取付足部の機械的強度を向上するようにし
た液晶表示装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の液晶表示装置は、金属板を折り曲げ加工し
てなるケーシングの側面の縁部からケーシングの主面に
平行に取付足部を突設し、ケーシングの側面と取付足部
の折り曲げ角部に、補強用のリブを形設した構成とす
る。
に、本発明の液晶表示装置は、金属板を折り曲げ加工し
てなるケーシングの側面の縁部からケーシングの主面に
平行に取付足部を突設し、ケーシングの側面と取付足部
の折り曲げ角部に、補強用のリブを形設した構成とす
る。
【0007】取付足部で機械的に最も弱いところは、足
部の根元、あるいは曲げ部である。従って、最も弱い曲
げ部であるケーシングの側面と取付足部の垂直な角部
に、補強用のリブを形設することにより、取付足部の強
度が増し、従って、落下衝撃によって取付足部が破損す
るのを防止することができ、その結果、回路部品の破損
による機能不良という重大欠陥の発生をなくし、しかも
取付足部の点数を増やしたり、金属板の板厚を厚くする
必要もなくなる。
部の根元、あるいは曲げ部である。従って、最も弱い曲
げ部であるケーシングの側面と取付足部の垂直な角部
に、補強用のリブを形設することにより、取付足部の強
度が増し、従って、落下衝撃によって取付足部が破損す
るのを防止することができ、その結果、回路部品の破損
による機能不良という重大欠陥の発生をなくし、しかも
取付足部の点数を増やしたり、金属板の板厚を厚くする
必要もなくなる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態について図面を
参照しながら説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明の実施の形態1におけ
る液晶表示装置のケーシングの取付足部を示したもの
で、図3と同一符号のものは同一のものを表し、また、
15はケーシング10の側面10aと取付足部11の垂直な折り
曲げ角部に形設した補強用のリブである。
参照しながら説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明の実施の形態1におけ
る液晶表示装置のケーシングの取付足部を示したもの
で、図3と同一符号のものは同一のものを表し、また、
15はケーシング10の側面10aと取付足部11の垂直な折り
曲げ角部に形設した補強用のリブである。
【0009】取付足部11は、金属板を折り曲げ加工して
ケーシング10を形成する際、同時に折り曲げてケーシン
グの側面10aの縁部からケーシングの主面に平行に突設
させる。さらに、補強用のリブ15は、その折り曲げ加工
と同時に、あるいは別工程で、例えば型打加工により、
ケーシングの側面10aと取付足部11の垂直な角部に形設
する。補強用のリブ15は、外側が凸で、裏面が凹となっ
ている。
ケーシング10を形成する際、同時に折り曲げてケーシン
グの側面10aの縁部からケーシングの主面に平行に突設
させる。さらに、補強用のリブ15は、その折り曲げ加工
と同時に、あるいは別工程で、例えば型打加工により、
ケーシングの側面10aと取付足部11の垂直な角部に形設
する。補強用のリブ15は、外側が凸で、裏面が凹となっ
ている。
【0010】このように構成された取付足部11は、本体
装置側のボス12にワッシャー13及びビス14にて固定され
るが、本体装置の落下衝撃による応力が加わっても、機
械的に補強されているため、破損に至らず、従って、液
晶表示装置に実装された回路部品も保護される。
装置側のボス12にワッシャー13及びビス14にて固定され
るが、本体装置の落下衝撃による応力が加わっても、機
械的に補強されているため、破損に至らず、従って、液
晶表示装置に実装された回路部品も保護される。
【0011】(実施の形態2)図2は、本発明の実施の
形態2における液晶表示装置のケーシングの取付足部を
示したもので、ここでは、ケーシングの側面10aと取付
足部11の垂直な角部に補強用のリブ15を形設するととも
に、側面10aとケーシングの主面との折り曲げ部にも補
強用のリブ16を設けたものである。リブ16は、外側が凹
で、裏面が凸となっている。
形態2における液晶表示装置のケーシングの取付足部を
示したもので、ここでは、ケーシングの側面10aと取付
足部11の垂直な角部に補強用のリブ15を形設するととも
に、側面10aとケーシングの主面との折り曲げ部にも補
強用のリブ16を設けたものである。リブ16は、外側が凹
で、裏面が凸となっている。
【0012】このように構成された本実施の形態では、
ケーシング10の主面から取付足部11に至る2箇所の折り
曲げ角部が補強されるため、さらに機械的強度が増し、
回路部品の破損による機能不良を含む重大不良をほぼな
くすることができる。
ケーシング10の主面から取付足部11に至る2箇所の折り
曲げ角部が補強されるため、さらに機械的強度が増し、
回路部品の破損による機能不良を含む重大不良をほぼな
くすることができる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
取付足部の点数増加及び取付作業工数の増加を招くこと
なく、またケーシングの板厚を厚くすることなく、落下
等に対する耐衝撃性、特に取付部の機械的強度を著しく
強めることができ、液晶表示装置の重量増加や耐久性保
証に応えることができる。
取付足部の点数増加及び取付作業工数の増加を招くこと
なく、またケーシングの板厚を厚くすることなく、落下
等に対する耐衝撃性、特に取付部の機械的強度を著しく
強めることができ、液晶表示装置の重量増加や耐久性保
証に応えることができる。
【図1】本発明の実施の形態1における要部の斜視図で
ある。
ある。
【図2】本発明の実施の形態2における要部の斜視図で
ある。
ある。
【図3】従来例の要部の斜視図である。
10…ケーシング、 10a…側面、 11…取付足部、 1
5,16…補強用のリブ。
5,16…補強用のリブ。
Claims (2)
- 【請求項1】 金属板を折り曲げ加工してなるケーシン
グが、その側面の縁部からケーシングの主面に平行に突
設した取付足部を有し、前記側面と取付足部の折り曲げ
角部に、補強用のリブを設けたことを特徴とする液晶表
示装置。 - 【請求項2】 取付足部につながる側面とケーシングの
主面との折り曲げ角部に、さらに補強用のリブを設けた
ことを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30648596A JPH10148817A (ja) | 1996-11-18 | 1996-11-18 | 液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30648596A JPH10148817A (ja) | 1996-11-18 | 1996-11-18 | 液晶表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10148817A true JPH10148817A (ja) | 1998-06-02 |
Family
ID=17957595
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30648596A Pending JPH10148817A (ja) | 1996-11-18 | 1996-11-18 | 液晶表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10148817A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014056238A1 (zh) * | 2012-10-11 | 2014-04-17 | 深圳市华星光电技术有限公司 | 一种液晶显示装置及其背光模组 |
JP2016013814A (ja) * | 2014-07-03 | 2016-01-28 | 株式会社デンソー | 車両用表示装置 |
-
1996
- 1996-11-18 JP JP30648596A patent/JPH10148817A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014056238A1 (zh) * | 2012-10-11 | 2014-04-17 | 深圳市华星光电技术有限公司 | 一种液晶显示装置及其背光模组 |
JP2016013814A (ja) * | 2014-07-03 | 2016-01-28 | 株式会社デンソー | 車両用表示装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040106 |