JPH10147509A - 爪用被覆剤 - Google Patents

爪用被覆剤

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JPH10147509A
JPH10147509A JP32473696A JP32473696A JPH10147509A JP H10147509 A JPH10147509 A JP H10147509A JP 32473696 A JP32473696 A JP 32473696A JP 32473696 A JP32473696 A JP 32473696A JP H10147509 A JPH10147509 A JP H10147509A
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JP
Japan
Prior art keywords
nail
soluble polymer
water
fine powder
coating agent
Prior art date
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Pending
Application number
JP32473696A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruo Makita
輝夫 牧田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanebo Ltd
Original Assignee
Kanebo Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kanebo Ltd filed Critical Kanebo Ltd
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Publication of JPH10147509A publication Critical patent/JPH10147509A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】爪表面の細い縦溝内に沈着した色素を除去した
り、爪の新陳代謝を促進したりする効果を奏し、爪に化
学的ダメージや物理的ダメージを与えることなく、爪そ
のものの美しさを向上させることのできる爪用被覆剤を
提供する。 【解決手段】ハイドロキシアパタイト微粉末を水溶性高
分子溶液に配合してなる爪用被覆剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、爪の表面に塗布さ
れて被膜を形成し、ハイドロキシアパタイト微粉末を爪
の表面に長く滞留させることにより、沈着色素を除去す
るとともに爪の新陳代謝を促進し、爪そのものの美しさ
を向上させることのできる爪用被覆剤に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】爪を美しく見せるためには、一般にマニ
キュアが利用されている。しかしながら、マニキュア
は、色素や顔料の入った樹脂被膜を爪の表面に塗布する
ことにより、マニキュアの被膜そのものの美しさを強調
する化粧料というべきものであり、爪そのものを美しく
する効果を奏するものではない。
【0003】また、マニキュアを塗布する際の前処理と
して、トリエタノールアンミン等の弱アルカリ溶液を使
用して爪の表面の枯死した被膜を取り除いたり、軽質炭
酸カルシウムやニ酸化珪素をセッコウ等で成形した磨き
剤を使用して爪上の細い縦溝を磨いて平滑にしたりする
ことが行われている。ところが、この前処理は、爪に対
し化学的にダメージを与えたり、爪を薄くしたりするも
のであり、その結果、爪本来の強靭さが損なわれ、爪が
脆くなって折れたり割れたりするという問題が発生する
こととなった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、マニキ
ュアは、その被膜で爪を美しく見せる効果を奏するもの
の、爪そのものを美しくするものではなく、場合によっ
ては爪を傷めてしまう危険性を伴うものであった。本発
明は、このような実情に鑑みなされたものであって、そ
の目的は、爪表面の細い縦溝内に沈着した色素を除去し
たり、爪(主成分はケラチンという蛋白質)の新陳代謝
を促進したりする効果を奏し、爪に化学的ダメージや物
理的ダメージを与えることなく、爪そのものの美しさを
向上させることのできる爪用被覆剤を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する本
発明の爪用被覆剤は、ハイドロキシアパタイト微粉末を
水溶性高分子溶液に配合してなることを特徴とするもの
である。
【0006】そして、上記水溶性高分子としては、ポリ
ビニルアルコール、ポリアクリルアミド、ポリエチレン
オキシド、ポリビニルピロリドンあるいはこれらの共重
合体、及びヒドロキシセルロース系化合物、カルボキシ
セルロース系化合物からなる群より選択された少なくと
も1種の水溶性高分子を用いることが好ましい。また、
水溶性高分子溶液としては、体温付近の温度でゲル化
し、該ゲル化温度より低い温度でゾル状を示すものを用
いることが好適である。更に、上記ハイドロキシアパタ
イト微粉末は、平均粒子径が50μm以下の微粉末であ
ることが好ましい。
【0007】このような構成をとる本発明の爪用被覆剤
は、ハイドロキシアパタイトの保有する蛋白質吸収能を
最大限に利用して上述の目的を達成しえたものである。
すなわち、爪の表面に塗布し易く、塗布後は爪の表面上
で急速に被膜化し、爪表面との接着性が良好で脱離しに
くく、且つ爪から剥したいときには簡単に剥がすことの
できる極めて有用な爪用被覆剤である。しかして、爪表
面の細い縦溝内に沈着した色素を除去するとともに、爪
の新陳代謝を促進させ、爪そのものの美しさを向上させ
る効果を奏するものである。しかも、生物学的安全性に
おいても問題のない水溶性高分子溶液中にハイドロキシ
アパタイト微粉末を配合することにより、爪を傷めるこ
となく安心して使用することのできる爪用被覆剤となっ
ている。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の爪用被覆剤におけるハイ
ドロキシアパタイト微粉末としては、その平均粒子径が
50μm以下のものを用いることが好ましい。また、爪
表面の極く狭い溝等に確実に入り込むものとするために
は、平均粒子径が30μm以下のものを用いることが好
ましく、10μm以下のものとすることが更に好まし
い。また、その粒子形状を球状とすることにより、爪表
面を傷つけることなく、爪表面により一層容易に塗布す
ることができるようになる。
【0009】本発明の爪用被覆剤において、ハイドロキ
シアパタイト微粉末の配合量は、組成物中に0.1〜5
0重量%の範囲内とすることが好ましい。すなわち、ハ
イドロキシアパタイト微粉末の配合量が0.1重量%未
満では、ハイドロキシアパタイトの保有する効果を十分
に奏しうるものとならず、また逆にこれが50重量%を
超えると、爪表面への塗布性が悪くなる傾向にあるから
である。そして、特にハイドロキシアパタイト保有の効
果を最大限に発揮させ、しかも爪表面への塗布性を維持
させるためには、ハイドロキシアパタイト微粉末の配合
量を1〜20重量%の範囲内とすることが好ましい。
【0010】本発明の爪用被覆剤における水溶性高分子
としては、でんぷん、カゼイン、にかわ、ゼラチン、ア
ラビアゴム、アルギン酸ソーダ、ペクチン等の天然高分
子、ヒドロキシルセルロース系、カルボキシセルロース
系あるいはビスコース等の半合成高分子、更にポリビニ
ルアルコール、ポリアクリルアミド、ポリエチレンイミ
ン、ポリアクリル酸ソーダ、ポリエチレンオキシド、ポ
リビニルピロリドンあるいはこれらの共重合体等の合成
高分子を挙げることができる。
【0011】これらの中でも、爪の表面上で被膜化し易
く、爪との接着性が良好で、しかも生物学的安全性の面
で問題のない、ポリビニルアルコール、ポリアクリルア
ミド、ポリエチレンオキシド、ポリビニルピロリドンあ
るいはこれらの共重合体、及びヒドロキシセルロース系
化合物、カルボキシセルロース系化合物からなる群より
選択された少なくとも1種の水溶性高分子を用いること
が好ましい。
【0012】そして、水溶性高分子溶液としては、体温
付近の温度でゲル化し、該ゲル化温度より低い温度でゾ
ル状を示すものを用いることが好ましい。すなわち、爪
の表面に塗布することにより体温近くの温度になるとゲ
ル化して爪の表面上で急速に被膜化し、しかも爪から剥
がしたいときには水等で冷やすことによりゾル状になっ
て容易に剥がすことができるからである。このような水
溶性高分子としては、ポリ−N−イソプロピルアクリル
アミドとポリエチレンキシドとの共重合体、ポリオキシ
プロピレン−ポリオキエチレン共重合体等の合成高分子
を挙げることができる。
【0013】そして、上記の水溶性高分子は、1種のみ
を使用しても、また必要に応じ2種以上を併用してもよ
い。
【0014】また、上記水溶性高分子の配合量は、ハイ
ドロキシアパタイト微粉末を混合する前の段階で、組成
物中の1〜20重量%の範囲内とすることが好ましい。
すなわち、この配合量が1重量%未満では、被膜の強さ
が不足することとなり、また逆にこれが20重量%を超
えると、溶解が困難であるのみならず、液粘性が高くな
るために爪表面への塗布性が低下することとなるからで
ある。従って、水溶性高分子の配合量は、爪表面への塗
布性と被膜強さとの兼ね合いから、好ましくは1〜20
重量%、更に好ましくは2〜15重量%の範囲内に設定
する。
【0015】本発明の爪用被覆剤中の溶液成分として
は、塗布後の被膜形成を促進させるために、精製水の他
に低沸点溶剤を併用することができる。この低沸点溶剤
としては、例えばエチルアルコール、エチルメチルケト
ン、酢酸ブチル、酢酸アミル等を挙げることができる。
これらの中でも、臭いや生物学的安全性の観点から、エ
チルアルコールが特に好適である。
【0016】なお、水溶性高分子溶液が、体温より低い
温度でゲル化し、該ゲル化温度より高い温度でゾル状を
示す高分子においては、爪の表面上での被膜形成速度が
速いため、上記低沸点溶剤の添加は不要であるが、それ
以外の水溶性高分子を用いる場合には、溶液中のエチル
アルコール量を精製水量に対して1:1程度として添加
することが好ましい。
【0017】次に、本発明の爪用被覆剤の適切な使用方
法例について説明する。
【0018】本発明の爪用被覆剤を爪の表面に塗布する
にあたっては、例えば筆等を使用して均一に薄く塗布す
るようにするが、着色あるいは変色の強い部分には、少
し厚めに塗布することが好ましい。
【0019】この爪用被覆剤を爪の表面に塗布するの
は、就寝前且つ入浴後とすることが好ましい。すなわ
ち、爪の表面を一旦クリーンにしてから塗布した方が、
爪への接着性が良く、また衛生面でも好ましいからであ
る。また、塗布後に爪の表面にハイドロキシアパタイト
微粉末に係る不自然な白濁感が見られることがあるが、
就寝時には特に支障がないため、翌朝まではその状態を
維持しておくことができるからである。なお、この白濁
感は、翌朝、水洗等の比較的容易な方法によって、外観
上支障のない程度に消去することができるものである。
しかして、同じ要領で何度もこの操作を繰り返すこと
が、本発明の爪用被覆剤の好適な使用方法である。
【0020】
【実施例】以下に、本発明の爪用被覆剤の実施例を挙げ
て本発明を更に詳細に説明する。
【0021】〔実施例1〕ヒドロキシプロピルエチルセ
ルロース粉末10gを、エチルアルコール50gと精製
水50gとの混合液中に少しずつ加えて混合し、溶解さ
せた。その後、この溶液中にハイドロキシアパタイト微
粉末(平均粒子径15μm)10gを添加・混合して均
質に分散させ、本発明の爪用被覆剤(1)を得た。
【0022】得られた爪用被覆剤(1)を、就寝前に左
手の5本の指の爪表面に小筆にて塗布した。3分後に爪
表面を観察したところ、ハイドロキシアパタイト微粉末
により真白になっていることが認められた。翌朝もほぼ
同様の状態であったが、爪を水洗しつつブラッシングす
ると、外見上違和感のない程度に白色膜は消去した。こ
の操作を約1ヶ月にわたり繰り返し、左手の指の爪と右
手の指の爪とを比較すると、左手の指の爪の方が、光沢
が良く、爪表面の縦溝が目立たなくなっていることが確
認された。
【0023】〔実施例2〕ポリプロピレンオキサイド−
ポリエチレンオキサイド共重合体(BASF社製プルロ
ニックF−127)10gを、氷冷下140gの蒸留水
に溶解した。この水溶液をゆるやかに加温していくと、
約28℃でゲル状に変化した。また、一旦32℃まで昇
温したゲル状物を冷やしていくと、約28℃で溶液状に
戻った。この溶液92g中にハイドロキシアパタイトの
球状微粉末(平均粒子径20μm)8gを添加・混合し
て均質に分散させ、本発明の爪用被覆剤(2)を得た。
【0024】得られた爪用被覆剤(2)を、就寝前に左
足の5本の指の爪表面に小筆にて塗布した。この爪用被
覆剤(2)は、塗布した時点では流動性があって均質に
塗布することができ、爪の温度に近づくにつれてゲル化
が起こり、ハイドロキシアパタイト微粉末に係る白化現
象が見られた。翌朝、冷水を足の爪の上に流すと、ハイ
ドロキシアパタイト微粉末を含む白色膜は比較的容易に
洗い流され、外見上の違和感はなくなっていた。この操
作を約1ヶ月にわたり継続し、左足の指の爪と右足の指
の爪とを比較すると、右足の指の爪に見られる黒色ない
し黄色の部分的着色が、左足の指の爪においては顕著に
少なくなっていた。
【0025】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の爪用被覆剤
は、爪の表面に塗布し易く、塗布直後に爪表面で被膜化
して爪表面上に滞留するものであり、爪表面との接着性
が良好で、且つ剥がしたいときには簡単に剥がすことの
できるものである。しかして、本発明の爪用被覆剤は、
爪表面の縦溝等に沈着した色素や汚れを除去するととも
に、爪蛋白との相互作用により爪の新陳代謝を促進し、
爪そのものの美しさを向上させる効果を奏する極めて有
用な爪用被覆剤である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハイドロキシアパタイト微粉末を水溶性
    高分子溶液に配合してなることを特徴とする爪用被覆
    剤。
  2. 【請求項2】 水溶性高分子が、ポリビニルアルコー
    ル、ポリアクリルアミド、ポリエチレンオキシド、ポリ
    ビニルピロリドンあるいはこれらの共重合体、及びヒド
    ロキシセルロース系化合物、カルボキシセルロース系化
    合物からなる群より選択された少なくとも1種の水溶性
    高分子である請求項1記載の爪用被覆剤。
  3. 【請求項3】 水溶性高分子溶液が、体温付近の温度で
    ゲル化し、該ゲル化温度より低い温度でゾル状を示す請
    求項1または2記載の爪用被覆剤。
  4. 【請求項4】 ハイドロキシアパタイト微粉末が、平均
    粒子径50μm以下の微粉末である請求項1、2及び3
    のいずれかに記載の爪用被覆剤。
JP32473696A 1996-11-19 1996-11-19 爪用被覆剤 Pending JPH10147509A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002535261A (ja) * 1999-01-20 2002-10-22 ユーエスバイオマテリアルズ コーポレイション 爪および隣接組織を処置する組成物および方法
JP2007269713A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Kanebo Cosmetics Inc メイクアップ用もしくは日焼け止め用化粧料
US8747824B2 (en) 2002-05-03 2014-06-10 Basf Aktiengesellschaft Cosmetic product comprising at least one water-soluble copolymer which contains (meth)acrylamide units

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