JPH1014726A - 凹部付きの額縁 - Google Patents
凹部付きの額縁Info
- Publication number
- JPH1014726A JPH1014726A JP20271896A JP20271896A JPH1014726A JP H1014726 A JPH1014726 A JP H1014726A JP 20271896 A JP20271896 A JP 20271896A JP 20271896 A JP20271896 A JP 20271896A JP H1014726 A JPH1014726 A JP H1014726A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- holding
- canvas
- glass
- picture
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Mirrors, Picture Frames, Photograph Stands, And Related Fastening Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】額縁外枠裏面の枠を無くすことで、製造の手間
を少なくし、額縁外枠とガラスと画布枠の保持枠との固
定と着脱を簡便に行えるようにすること。 【構成】画布枠の保持枠外周に凹部を設け、額縁外枠裏
面に取り付けた止め具を、道具を使用することなく指で
簡単にひねって、止め具の一端を凹部に差し込んだり外
したりすることで、額縁外枠と画布枠の保持枠とを、容
易に固定させたり外したりできるようにしたもの。
を少なくし、額縁外枠とガラスと画布枠の保持枠との固
定と着脱を簡便に行えるようにすること。 【構成】画布枠の保持枠外周に凹部を設け、額縁外枠裏
面に取り付けた止め具を、道具を使用することなく指で
簡単にひねって、止め具の一端を凹部に差し込んだり外
したりすることで、額縁外枠と画布枠の保持枠とを、容
易に固定させたり外したりできるようにしたもの。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、額縁に関し、額縁の外
枠３と画布枠を保持する枠４を固定するために、両布枠
の保持枠の外周に、凹部１を有している額縁に関する。
枠３と画布枠を保持する枠４を固定するために、両布枠
の保持枠の外周に、凹部１を有している額縁に関する。
【０００２】
【従来の技術】先ず、画布に描いた作品を額縁に入れる
際、作品の保存の観点から、作品の表面は直接ガラスと
触れないようにする必要がある。そこで、画布５を止め
た画布枠６は、掛かり代７を設けた画布枠の保持枠４に
入れ、その保持枠の表面にガラス９を当てて、その状態
で掛かり代を設けた額縁外枠３の裏面から装着すること
になる。この後裏板８で押さえて、ガラス９も画布枠の
保持枠４も画布枠６も動かないようにするが、それと同
時に、この裏板８と額縁外枠３とが固定されなければな
らない。そのために、これまでは次の工程が必要であっ
た。即ち、額縁の掛かり代１０にガラス９が掛かり、画
布枠の保持枠４が入り、画布を止めた画布枠６が入り、
裏板をして押さえて丁度ぴったりと中身が動かなくなる
ような高さの枠１１を、額縁の外枠３の内周にその枠の
内周が合うように、額縁の外枠３の裏面に取り付けてお
く必要があった。
際、作品の保存の観点から、作品の表面は直接ガラスと
触れないようにする必要がある。そこで、画布５を止め
た画布枠６は、掛かり代７を設けた画布枠の保持枠４に
入れ、その保持枠の表面にガラス９を当てて、その状態
で掛かり代を設けた額縁外枠３の裏面から装着すること
になる。この後裏板８で押さえて、ガラス９も画布枠の
保持枠４も画布枠６も動かないようにするが、それと同
時に、この裏板８と額縁外枠３とが固定されなければな
らない。そのために、これまでは次の工程が必要であっ
た。即ち、額縁の掛かり代１０にガラス９が掛かり、画
布枠の保持枠４が入り、画布を止めた画布枠６が入り、
裏板をして押さえて丁度ぴったりと中身が動かなくなる
ような高さの枠１１を、額縁の外枠３の内周にその枠の
内周が合うように、額縁の外枠３の裏面に取り付けてお
く必要があった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】裏板で押さえて丁度ガ
ラスと画布枠の保持枠と両布枠とが動かなくなる高さ
の、額縁の外枠裏面に取り付けておく枠１１は、これを
無くせば製造上数工程減るが、額縁の外枠３と、ガラス
９や画布枠の保持枠４や両布枠６とが固定できなくなる
ので、これらをどういう方法で固定させればよいか、と
いうことが課題であった。
ラスと画布枠の保持枠と両布枠とが動かなくなる高さ
の、額縁の外枠裏面に取り付けておく枠１１は、これを
無くせば製造上数工程減るが、額縁の外枠３と、ガラス
９や画布枠の保持枠４や両布枠６とが固定できなくなる
ので、これらをどういう方法で固定させればよいか、と
いうことが課題であった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】額縁外枠の裏面に取り付
けた枠１１と裏板８とで一度に、ガラス９と画布枠の保
持枠４と画布枠６を固定させる方法を変え、裏板８は画
布枠の保持枠４に装着させて画布枠６を固定させるもの
とし、次に両布枠の保持枠４を固定させるために、画布
枠の保持枠４の外周に凹部１を設け、額縁の外枠裏面に
数カ所取り付けた止め具２の一端を凹部に差し込むこと
で、額縁の外枠３と画布枠の保持枠４とを固定すると同
時に、額縁の外枠３と画布枠の保持枠との間に入れたガ
ラス９をも固定する。
けた枠１１と裏板８とで一度に、ガラス９と画布枠の保
持枠４と画布枠６を固定させる方法を変え、裏板８は画
布枠の保持枠４に装着させて画布枠６を固定させるもの
とし、次に両布枠の保持枠４を固定させるために、画布
枠の保持枠４の外周に凹部１を設け、額縁の外枠裏面に
数カ所取り付けた止め具２の一端を凹部に差し込むこと
で、額縁の外枠３と画布枠の保持枠４とを固定すると同
時に、額縁の外枠３と画布枠の保持枠との間に入れたガ
ラス９をも固定する。
【０００５】
【作用】額縁の外枠裏面の枠１１を取り付ける必要が無
くなったので、製造上、数工程少なくなった。また、画
布枠の保持枠４の外周の凹部１に、額縁外枠裏面に数カ
所取り付けた止め具２の一端を差し込んだり、止め具を
ひねって凹部１から外したりするだけで、製品を傷つけ
ることなく、額縁外枠３と画布枠の保持枠４やガラス９
を簡単に取り付けたり取り外したりすることができる。
額縁外枠裏面の止め具２は、手でひねるだけで簡単に操
作でき、道具もいらず、取り付けてあるので止め具や止
めネジなどの小さな部品を無くす心配もない。
くなったので、製造上、数工程少なくなった。また、画
布枠の保持枠４の外周の凹部１に、額縁外枠裏面に数カ
所取り付けた止め具２の一端を差し込んだり、止め具を
ひねって凹部１から外したりするだけで、製品を傷つけ
ることなく、額縁外枠３と画布枠の保持枠４やガラス９
を簡単に取り付けたり取り外したりすることができる。
額縁外枠裏面の止め具２は、手でひねるだけで簡単に操
作でき、道具もいらず、取り付けてあるので止め具や止
めネジなどの小さな部品を無くす心配もない。
【０００６】
【実施例】図１は、外周に凹部１を設けた１つの画布枠
の保持枠４と、それを固定する額縁の外枠３と、それら
を固定することによって、各々の間で固定されることに
なるガラス９とを示している。画布枠の保持枠前面から
凹部までの距離は、額縁裏面から掛かり代までの距離の
うち、ガラスの厚みを除いた長さとなる。これにより、
額縁の掛かり代１０に額縁の裏面からガラス９を置き、
その上に両布枠の保持枠４を置けば、丁度画布枠の保持
枠外周に設けた凹部１に、額縁外枠裏面数カ所に取り付
けた止め具２の一端が差し込める位置になる。この数カ
所の止め具２の一端を手でひねって凹部１に差し込むこ
とで、額縁外枠３とガラス９と両布枠の保持枠４が固定
されることになる。作品の額装は、額縁外枠３とガラス
９と画布枠の保持枠４が固定された状態で、画布を止め
た画布枠６を画布枠の保持枠の掛かり代７の位置まで入
れ込み、裏板をして裏板止め具１２で止めると、額装の
完成となる。
の保持枠４と、それを固定する額縁の外枠３と、それら
を固定することによって、各々の間で固定されることに
なるガラス９とを示している。画布枠の保持枠前面から
凹部までの距離は、額縁裏面から掛かり代までの距離の
うち、ガラスの厚みを除いた長さとなる。これにより、
額縁の掛かり代１０に額縁の裏面からガラス９を置き、
その上に両布枠の保持枠４を置けば、丁度画布枠の保持
枠外周に設けた凹部１に、額縁外枠裏面数カ所に取り付
けた止め具２の一端が差し込める位置になる。この数カ
所の止め具２の一端を手でひねって凹部１に差し込むこ
とで、額縁外枠３とガラス９と両布枠の保持枠４が固定
されることになる。作品の額装は、額縁外枠３とガラス
９と画布枠の保持枠４が固定された状態で、画布を止め
た画布枠６を画布枠の保持枠の掛かり代７の位置まで入
れ込み、裏板をして裏板止め具１２で止めると、額装の
完成となる。
【０００７】
【発明の効果】額縁外枠裏面数カ所に取り付けた止め具
２をひねって、画布枠の保持枠４の外周に設けた凹部１
に差し込んだり外したりするだけで、額縁外枠３と画布
枠の保持枠４とを簡単に固定したり外したりすることが
できる。額縁外枠３と画布枠の保持枠４の着脱が簡単に
できるので、例えば額装時などの額縁外枠３と画布枠の
保持枠４とを固定した後にガラスが割れた時のガラスの
交換も、製品を傷つけることなく、また難なくできる。
２をひねって、画布枠の保持枠４の外周に設けた凹部１
に差し込んだり外したりするだけで、額縁外枠３と画布
枠の保持枠４とを簡単に固定したり外したりすることが
できる。額縁外枠３と画布枠の保持枠４の着脱が簡単に
できるので、例えば額装時などの額縁外枠３と画布枠の
保持枠４とを固定した後にガラスが割れた時のガラスの
交換も、製品を傷つけることなく、また難なくできる。
【図１】図１は、本発明の凹部を有する額縁の構成部分
である画布枠の保持枠４が、間にガラス９を挟んで、額
縁の外枠３と固定されていないときの状態を示してい
る。
である画布枠の保持枠４が、間にガラス９を挟んで、額
縁の外枠３と固定されていないときの状態を示してい
る。
【図２】図２は、本発明の凹部を有する額縁の構成部分
である画布枠の保持枠４が、額縁の外枠３と固定され、
画布枠と裏板を装着して、額装が完成した状態を示して
いる
である画布枠の保持枠４が、額縁の外枠３と固定され、
画布枠と裏板を装着して、額装が完成した状態を示して
いる
【図３】図３は、従来の額縁を構成する各部分を示して
いる。
いる。
【図４】図４は、従来の額縁の構成部分を全て組み立て
て、額装が完成した状態を示している
て、額装が完成した状態を示している
１：凹部 ２：凹部用止め具 ３：額縁の外枠 ４：画布枠の保持枠 ５：画布 ６：画布枠 ７：画布枠の保持枠の掛かり代 ８：裏板 ９：ガラス １０：額縁の掛かり代 １１：裏板で押さえて丁度ガラスと画布枠の保持枠と画
布枠とが動かなくなる高さの、額縁の外枠裏面に取り付
けておく枠 １２：裏板止め具
布枠とが動かなくなる高さの、額縁の外枠裏面に取り付
けておく枠 １２：裏板止め具
Claims (1)
- 【請求項１】 額縁であって、画布を止めた画布枠６を
保持する枠４の外周に凹部１を設け、額縁の外枠裏面に
数カ所取り付けた止め具２の一端を凹部に差し込むこと
で、額縁の外枠３と画布枠を保持する枠４とを固定する
ことのできる、凹部付きの額縁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20271896A JPH1014726A (ja) | 1996-06-27 | 1996-06-27 | 凹部付きの額縁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20271896A JPH1014726A (ja) | 1996-06-27 | 1996-06-27 | 凹部付きの額縁 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1014726A true JPH1014726A (ja) | 1998-01-20 |
Family
ID=16462016
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20271896A Pending JPH1014726A (ja) | 1996-06-27 | 1996-06-27 | 凹部付きの額縁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1014726A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008510503A (ja) * | 2004-08-20 | 2008-04-10 | グッドベイビー チャイルド プロダクツ カンパニー リミテッド | 子供用プレイヤード用の折畳み式のフレーム構造 |
-
1996
- 1996-06-27 JP JP20271896A patent/JPH1014726A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008510503A (ja) * | 2004-08-20 | 2008-04-10 | グッドベイビー チャイルド プロダクツ カンパニー リミテッド | 子供用プレイヤード用の折畳み式のフレーム構造 |
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