JPH1014709A - ヘッド・レストレイント付き乗り物シート - Google Patents

ヘッド・レストレイント付き乗り物シート

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Publication number
JPH1014709A
JPH1014709A JP8188935A JP18893596A JPH1014709A JP H1014709 A JPH1014709 A JP H1014709A JP 8188935 A JP8188935 A JP 8188935A JP 18893596 A JP18893596 A JP 18893596A JP H1014709 A JPH1014709 A JP H1014709A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stay
shank
cut
seat back
insertion hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8188935A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Ozaki
英樹 尾崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tachi S Co Ltd
Original Assignee
Tachi S Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tachi S Co Ltd filed Critical Tachi S Co Ltd
Priority to JP8188935A priority Critical patent/JPH1014709A/ja
Publication of JPH1014709A publication Critical patent/JPH1014709A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ステイ・ホルダを取り外し可能にしてシート
・バックを簡単に解体可能にする。 【解決手段】 シャンク18の上端に穴合わせされて一
体的に形成される穴明きヘッド20と、下端側に所定の
間隔を置いてそのシャンク18の外周面19に接線方向
に切り起される一方向回止めストッパ21と、複数のス
リット23,23をシャンク18の下端部分に切り込ん
でシャンク18の下端部分に形成される複数の抜止め爪
22,22とを含み、ステイ・ブラケット17が、回止
め開口縁25を有し、ステイ・ホルダ16をはめ合わせ
て一方向回止めストッパ21を位置する上方差込み穴2
4と、下方に所定の間隔を置かれ、開口縁25に一対の
切起し28,28を下方に向けて切り起し、ステイ・ホ
ルダ16をはめ合わせてその複数の抜止め爪22,22
を引っ掛ける下方差込み穴26とを備えてシート・バッ
ク・フレーム12に固定的に取り付けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の関係する分野】この発明は、シート・バックを
簡単に解体可能にする、所謂、易解体にするヘッド・レ
ストレイント付き乗り物シートに関する。
【0002】
【背景技術】通常、ヘッド・レストレイント付き自動車
シートでは、ヘッド・レストレイントがステイ・ホルダ
でシート・バックに組み付けられ、そして、そのステイ
・ホルダはシート・アセムブリ状態で取り外し不可能で
ある。そのステイ・ホルダは表皮を剥がしてシート・バ
ック・フレームの中に手を入れ、そして、ステイ・ブラ
ケットからホルダ側の爪を外して取り外されるので、そ
のシート・バックの解体が厄介でリサイクルが困難であ
る。
【0003】
【発明の課題】この発明の課題は、シート・アセムブリ
状態でステイ・ホルダを取り外し可能にしてシート・バ
ックを簡単に解体可能にし、そして、リサイクルを容易
にするところのヘッド・レストレイント付き乗り物シー
トの提供にある。
【0004】
【課題に相応する手段およびそれの作用】この発明は、
ステイ・ホルダが、チューブラ・シャンクと、そのシャ
ンクの上端に穴合わせされて一体的に形成される穴明き
ヘッドと、その穴明きヘッドから下端側に所定の間隔を
置いてそのシャンクの外周面に接線方向に切り起される
一方向回止めストッパと、複数のスリットをそのシャン
クの下端部分に切り込んでそのシャンクの下端部分に形
成される複数の抜止め爪とを含み、そして、ステイ・ブ
ラケットが、回止め開口縁を有し、そのステイ・ホルダ
をはめ合わせてその一方向回止めストッパを位置する上
方差込み穴と、その上方差込み穴から下方に所定の間隔
を置かれ、開口縁に一対の切起しを下方に向けて切り起
し、そのステイ・ホルダをはめ合わせてその複数の抜止
め爪を引っ掛ける下方差込み穴とを備えてシート・バッ
ク・フレームに固定的に取り付けられ、そして、外部か
らそのヘッドを工具で挟んでそのステイ・ホルダを90
度回転させ、その切起しでその抜止め爪をたわませてそ
の下方差込み穴から外し、そして、そのステイ・ホルダ
を引き抜いて取り外し可能にする。
【0005】
【具体例の説明】以下、特定されて図示された具体例に
基づいて、この発明のヘッド・レストレイント付き乗り
物シートを説明するに、図1ないし図6は、乗用車のフ
ロント・シートに具体化されるところのこの発明のヘッ
ド・レストレイント付き乗り物シートの具体例10を部
分的に示し、このヘッド・レストレイント付き乗り物シ
ート、すなわち、フロント・シート10は、シート・ク
ッションおよびヘッド・レストレイントが省かれて図示
され、そして、そのフロント・シート10では、ステイ
・ホルダ16,16がステイ・ブラケット17,17に
予め差し込んで抜け止めされ、そして、そのヘッド・レ
ストレイントの一対のステイ(図示せず)を受け入れて
保持可能にするところでシート・バック11に適用され
る。勿論、そのステイ・ブラケット17,17は、シー
ト・バック・フレーム12のトップ・クロス・メンバ1
3に左右方向に所定の間隔を置いて溶接される。
【0006】そのステイ・ホルダ16,16は全体的に
硬質樹脂から成形され、そして、チューブラ・シャンク
18と、そのシャンク18の上端に穴合わせされて一体
的に形成される穴明きヘッド20と、その穴明きヘッド
20から下端側に所定の間隔を置いてそのシャンク18
の外周面19に接続方向に切り起される一方向回止めス
トッパ21と、複数のスリット23,23をそのシャン
ク18の下端部分に切り込んでそのシャンク18の下端
部分に形成される複数の抜止め爪22,22とで構成さ
れる。
【0007】そのステイ・ブラケット17,17は、所
定の寸法の鋼板片に穴明けおよび切込んで突き起しを施
して全体的に箱形に形成され、そして、回止め開口縁2
5を有し、そのステイ・ホルダ16,16をはめ合わせ
てその一方向回止めストッパ21を位置する上方差込み
穴24と、その上方差込み穴24から下方に所定の間隔
を置かれ、開口縁27に一対の切起し28,28を下方
に向けて切り起し、そのステイ・ホルダ16,16をは
め合わせてその複数の抜止め爪22,22を引っ掛ける
下方差込み穴26とを備える。勿論、そのステイ・ブラ
ケット17,17は、その上方差込み穴24および下方
差込み穴26を備えるチャンネル形に作られてもよい。
【0008】その上方差込み穴24とその下方差込み穴
26との間に取られるその所定の間隔は、その一方向回
止めストッパ21とその抜止め爪22,22との間の間
隔で決定される。
【0009】また、このフロント・シート10におい
て、14はシート・バック・パッド、そして、15は表
皮である。
【0010】したがって、そのシート・バック11は、
先ず、そのシート・バック・フレーム12にそのシート
・バック・パッド14を組み付け、そして、その表皮1
5を被せてそのシート・バック・フレーム12に止め、
その後に、そのステイ・ホルダ16,16をそのステイ
・ブラケット17,17のその上方差込み穴24および
下方差込み穴26に差し込んでその下方差込み穴26の
開口縁27にその抜止め爪22,22を引っ掛け、そし
て、抜け止めして組み立てられる。そのように、そのシ
ート・バック11が組み立てられたところで、そのヘッ
ド・レストレイントがその一対のステイをそのステイ・
ホルダ16,16に差し込んで抜け止めされてそのシー
ト・バック11に組み付けられる。
【0011】また、そのフロント・シート10が廃棄さ
れる際、図3ないし図6に示されるように、外部からそ
のヘッド20を工具で挟んでそのステイ・ホルダ16,
16を時計回りに90度回転させ、その上方差込み穴2
4でその一方向回止めストッパ21をたわませて引っ込
め、同時に、その下方差込み穴26のその一対の切起し
28,28でその抜止め爪22,22をたわませて引っ
込め、そして、その下方差込み穴26の開口縁27から
その抜止め爪22,22を外す。その状態で、そのステ
イ・ホルダ16,16はそのステイ・ブラケット17,
17から引き抜かれる。そのように、そのステイ・ホル
ダ16,16は外部から容易に抜き取られるので、その
表皮15は簡単に剥ぎ取られ、また、そのシート・バッ
ク・パッド14がそのシート・バック・フレーム12か
ら取り外されてそのシート・バック11は容易に解体さ
れる。そのような易解体構造に作られるそのシート・バ
ック11はリサイクルが容易になる。
【0012】先に図面を参照して説明されたところのこ
の発明の特定された具体例から明らかであるように、こ
の発明の属する技術の分野における通常の知識を有する
者にとって、この発明の内容は、その発明の性質(na
ture)および本質(substance)に由来
し、そして、それらを内在させると客観的に認められる
別の態様に容易に具体化される。勿論、この発明の内容
は、その発明の課題に相応し(be commensu
rate with)、そして、その発明の成立に必須
である。
【0013】
【発明の便益】上述から理解されるように、この発明の
ヘッド・レストレイント付き乗り物シートは、ステイ・
ホルダが、チューブラ・シャンクと、そのシャンクの上
端に穴合わせされて一体的に形成される穴明きヘッド
と、その穴明きヘッドから下端側に所定の間隔を置いて
そのシャンクの外周面に接線方向に切り起される一方向
回止めストッパと、複数のスリットをそのシャンクの下
端部分に切り込んでそのシャンクの下端部分に形成され
る複数の抜止め爪とを含み、そして、ステイ・ブラケッ
トが、回止め開口縁を有し、そのステイ・ホルダをはめ
合わせてその一方向回止めストッパを位置する上方差込
み穴と、その上方差込み穴から下方に所定の間隔を置か
れ、開口縁に一対の切起しを下方に向けて切り起し、そ
のステイ・ホルダをはめ合わせてその複数の抜止め爪を
引っ掛ける下方差込み穴とを備えてシート・バック・フ
レームに固定的に取り付けられるので、この発明のヘッ
ド・レストレイント付き乗り物シートでは、そのヘッド
が外部から工具に挟まれてそのステイ・ホルダが90度
回転され、その際にその抜止め爪がその切起しでたわま
せられながら引っ込められてその下方差込み穴の開口縁
から外され、そして、そのステイ・ホルダがアセムブリ
状態でそのステイ・ブラケットから簡単に引き抜いて取
り外し可能になり、それに伴って表皮が簡単に剥ぎ取り
可能になり、そして、シート・バックが容易に解体可能
になってリサイクル可能になり、その結果、ヘッド・レ
ストレイント付き乗り物シートにとって非常に有用で実
用的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】乗用車のフロント・シートに具体化されるとこ
ろのこの発明のヘッド・レストレイント付き乗り物シー
トの具体例を部分的に示した斜視図である。
【図2】図1に示されたそのフロント・シートに用いら
れるステイ・ホルダおよびステイ・ブラケットを示した
分解斜視図である。
【図3】そのステイ・ホルダのはめ合い状態で図2の3
−3線に沿って示した断面図である。
【図4】そのステイ・ホルダのはめ合い状態で図2の4
−4線に沿って示した断面図である。
【図5】そのステイ・ホルダを取り外す際の図2の5−
5線に沿って示した断面図である。
【図6】そのステイ・ホルダを取り外す際の図2の6−
6線に沿って示した断面図である。
【符号の説明】
16 ステイ・ホルダ 17 ステイ・ブラケット 18 チューブラ・シャンク 20 穴明きヘッド 21 一方向回止めストッパ 22 抜止め爪 24 上方差込み穴 25 開口縁 26 下方差込み穴 27 開口縁 28 切起し

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステイ・ホルダが、チューブラ・シャン
    クと、そのシャンクの上端に穴合わせされて一体的に形
    成される穴明きヘッドと、その穴明きヘッドから下端側
    に所定の間隔を置いてそのシャンクの外周面に接線方向
    に切り起される一方向回止めストッパと、複数のスリッ
    トをそのシャンクの下端部分に切り込んでそのシャンク
    の下端部分に形成される複数の抜止め爪とを含み、そし
    て、ステイ・ブラケットが、回止め開口縁を有し、その
    ステイ・ホルダをはめ合わせてその一方向回止めストッ
    パを位置する上方差込み穴と、その上方差込み穴から下
    方に所定の間隔を置かれ、開口縁に一対の切起しを下方
    に向けて切り起し、そのステイ・ホルダをはめ合わせて
    その複数の抜止め爪を引っ掛ける下方差込み穴とを備え
    てシート・バック・フレームに固定的に取り付けられる
    ところのヘッド・レストレイント付き乗り物シート。
JP8188935A 1996-06-28 1996-06-28 ヘッド・レストレイント付き乗り物シート Pending JPH1014709A (ja)

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JP8188935A JPH1014709A (ja) 1996-06-28 1996-06-28 ヘッド・レストレイント付き乗り物シート

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JP8188935A JPH1014709A (ja) 1996-06-28 1996-06-28 ヘッド・レストレイント付き乗り物シート

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JPH1014709A true JPH1014709A (ja) 1998-01-20

Family

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JP8188935A Pending JPH1014709A (ja) 1996-06-28 1996-06-28 ヘッド・レストレイント付き乗り物シート

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104512302A (zh) * 2013-09-30 2015-04-15 丰田纺织株式会社 交通工具座椅的头枕支撑结构

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104512302A (zh) * 2013-09-30 2015-04-15 丰田纺织株式会社 交通工具座椅的头枕支撑结构
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