JPH10146234A - 机上への装置の固定手段 - Google Patents

机上への装置の固定手段

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JPH10146234A
JPH10146234A JP30758796A JP30758796A JPH10146234A JP H10146234 A JPH10146234 A JP H10146234A JP 30758796 A JP30758796 A JP 30758796A JP 30758796 A JP30758796 A JP 30758796A JP H10146234 A JPH10146234 A JP H10146234A
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Shinichi Endo
伸一 遠藤
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Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 机上の装置が地震の際に落下しないように固
定する。 【解決手段】 机1と机1の上に乗せるプリンタ装置2
との間に固定板5を介在させ、固定板5の材料として、
荷重が加わると変形する一方、荷重を除くと復元し、か
つ粘着性を有する例えばウレタン系衝撃吸収エラストマ
ーを用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、机上に置いた装置
と机とを動かないように固定する机上への装置の固定手
段に関する。
【0002】
【従来の技術】周辺装置であるCRTやプリンタ装置
は、机の上に置いて使用される。単に机の上に置くだけ
であると、地震があったときにはCRT等が机の上から
落下して破損する。このため、図5に示すように机1の
上に載せた例えばプリンタ装置2と机1とをL字形の横
断面形状を有する固定金具3と図示しないビスとを介し
て固定している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、異なる装置
ごとに長さ等の異なる固定金具を揃えなければならず、
煩雑である。また、机の上で装置の配置換えをする際に
は固定金具を取り付け直さねばならず、面倒である。更
に、固定金具が外部に露出するため、美観を損ねる。
【0004】そこで本発明は、斯る課題を解決した机上
への装置の固定手段を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】斯る目的を達成するため
の請求項1に係る机上への装置の固定手段の構成は、机
の上に載せた装置が机の上で移動しないようにする机上
への装置の固定手段であって、机と机の上に載せた装置
との間に介在させる固定板を設け、固定板の材料を荷重
が加わると変形する一方、荷重が除去されると復元し、
かつ粘着性を有するものによって形成したことを特徴と
し、請求項2に係る机上への装置の固定手段の構成は、
固定板の材料として、制振性を有するものを用いたこと
を特徴とし、請求項3に係る机上への装置の固定手段の
構成は、固定板の材料として、熱伝導性の優れたものを
用いたことを特徴とし、請求項4に係る机上への装置の
固定手段の構成は、固定板の材料として、固定板の厚さ
方向に沿って、荷重に対する変形量が異なる複数種類の
ものを積層して用いたことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施例
に基づいて詳細に説明する。
【0007】(a)実施例1 本発明による机上への装置の固定手段の実施例を、図1
に示す。図のように、机1の上に固定板5を介してプリ
ンタ装置2が置かれている。この固定板5は、荷重が加
わると徐々に変形する一方、荷重を除くと復元し、かつ
粘着性を有する材料によって形成されている。このよう
な性質を有する材料として、本実施例ではウレタン系衝
撃吸収エラストマー(商品名ソルボセイン)のショア硬
さが0050度のものを用いている。
【0008】机1と固定板5とプリンタ装置2とは、図
1(b)に示すように固定されている。まず、机1と固
定板5とは、固定板5の粘着力によって、固定板5と机
1とが密着して固定される。次に、プリンタ装置2と固
定板5とは、以下のようにして固定される。プリンタ装
置2の荷重がその脚2aから固定板5へ加わると、固定
板5が変形して脚2aの形状と対応した凹部5aが形成
され、脚2aである凸部と固定板5の凹部5aとが噛み
合った状態になる。
【0009】上記のように机1と固定板5とプリンタ装
置2とが相互に固定されるため、地震によって机1に横
方向の荷重が加わると、机1と固定板5とは固定板5の
粘着力によって固定されるために動かされることはな
い。次に、固定板5とプリンタ装置2とは、脚2aと凹
部5aとの噛み合い及び脚2aと固定板5との粘着力に
よって固定されるために動かされることはない。
【0010】(b)実施例2 次に、本発明による机上への装置の固定手段の実施例2
を説明する。この実施例は、実施例1において、固定板
5の材質を、変形し易く粘性を有するものから、これら
の性質に加えて制振性を有するものに変更したものであ
る。
【0011】斯る机上への装置の固定手段を用いると、
固定板5が制振性を有することから、プリンタ装置2の
振動が抑制され、騒音の発生が防止される。
【0012】(c)実施例3 次に、本発明による机上への装置の固定手段の実施例3
を説明する。この実施例は、実施例1において、固定板
5の材質を、変形し易く粘性を有するものから、これら
の性質に加えて熱伝導性の優れたものに変更したもので
ある。
【0013】斯る机上への装置の固定手段を用いると、
固定板5の熱伝導性が優れていることから、プリンタ装
置2の発生する熱が固定板5によって吸収され、プリン
タ装置2の冷却が適正に行われる。
【0014】(d)実施例4 次に、本発明による机上への装置の固定手段の実施例4
を図2に基づいて説明する。この実施例は、硬度の異な
る3種類の板6a,6b,6cを積層して実施例1にお
ける固定板5と同様の固定板6を構成したものである。
板6a,6b,6cの順に硬度が柔らかいものから硬い
ものになる。
【0015】斯る机上への装置の固定手段を用いると、
固定台6の上に載せる装置の荷重の大きさに応じて板6
a〜6cの硬度を変え、固定板6の変形量を調整するこ
とができる。
【0016】(e)実施例5 次に、本発明による机上への装置の固定手段の実施例5
を図3に示す。この実施例は、実施例1における机1の
上に突起1aや突起1bを形成し、その上に固定板5を
載せたものである。
【0017】斯る構成にすると、固定板5とプリンタ装
置2とが実施例1で説明したように強固に固定されるだ
けでなく、机1と固定板5とについても、固定板5の凹
部5b,5cへ突起1a,1bが嵌まり込んだようにな
って強固に固定される。従って、プリンタ装置2は実施
例1の場合よりも強固に机1に固定される。
【0018】(f)実施例6 最後に、本発明による机上への装置の固定手段の実施例
6を図4に示す。この実施例は、実施例1において、実
施例5とは逆に、机1の上に凹部1cを形成し、その上
に固定板5を載せたものである。
【0019】斯る構成にすると、固定板5が変形して凹
部1cにはいり込み、凸部5dが形成される。従って、
実施例5と略同様の強度でプリンタ装置2が机1に固定
される。
【0020】なお、固定板の材料として本実施例ではウ
レタン系衝撃吸収エラストマーを用いたが、これに限定
されるものではない。
【0021】
【発明の効果】以上の説明からわかるように、請求項1
に係る机上への装置の固定手段によれば、荷重が加わる
と変形する一方、荷重を除去すると復元し、かつ粘着性
を有する材料によって固定板を形成するので、装置の底
の形状のいかんに拘わらず対応でき、従来のように装置
ごとに異なる固定金具を準備する必要がない。また、固
定板の材料は粘着性を有するので、机と固定板と装置と
が粘着力によって固定される。更に固定板には装置や机
に形成した凹凸部によって凸凹が形成されるので、凹部
と凸部との噛み合いによって机と固定板と装置とが強固
に固定される。
【0022】請求項2,3に係る机上への装置の固定手
段によれば、固定板の材料として制振性,熱伝導性の優
れたものを用いるので、装置の振動が抑制され、あるい
は装置の冷却が適正に行われる。
【0023】請求項4に係る机上への装置の固定手段に
よれば、硬さの異なる板を積層して固定板を構成したの
で、重さの異なる装置であっても、固定板の変形量を増
減させて対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による机上への装置の固定手段の実施例
1の使用状態に係り、(a)は斜視図、(b)は(a)
の要部の断面図。
【図2】本発明による机上への装置の固定手段の実施例
4の使用状態を示す斜視図。
【図3】本発明による机上への装置の固定手段の実施例
5の使用状態を示す断面図。
【図4】本発明による机上への装置の固定手段の実施例
6の使用状態を示す断面図。
【図5】従来のプリンタ装置の固定状態を示す斜視図。
【符号の説明】
1…机 2…プリンタ装置 5,6…固定板 6a〜6c…板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 机の上に載せた装置が机の上で移動しな
    いようにする机上への装置の固定手段であって、 机と机の上に載せた装置との間に介在させる固定板を設
    け、固定板の材料を荷重が加わると変形する一方、荷重
    が除去されると復元し、かつ粘着性を有するものによっ
    て形成したことを特徴とする机上への装置の固定手段。
  2. 【請求項2】 固定板の材料として、制振性を有するも
    のを用いた請求項1に記載の机上への装置の固定手段。
  3. 【請求項3】 固定板の材料として、熱伝導性の優れた
    ものを用いた請求項1に記載の机上への装置の固定手
    段。
  4. 【請求項4】 固定板の材料として、固定板の厚さ方向
    に沿って、荷重に対する変形量が異なる複数種類のもの
    を積層して用いた請求項1に記載の机上への装置の固定
    手段。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007313027A (ja) * 2006-05-25 2007-12-06 Matsukinrii:Kk 設置物の固定用具及び設置物の固定用具の製造方法
JP2009066129A (ja) * 2007-09-12 2009-04-02 Takazono Sangyo Co Ltd 薬剤分包機
CN106965537A (zh) * 2017-03-09 2017-07-21 冯全义 一种胶印机用集减震与降温保护一体化装置
WO2024085202A1 (ja) * 2022-10-19 2024-04-25 株式会社ナテック 制振部材

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CN106965537A (zh) * 2017-03-09 2017-07-21 冯全义 一种胶印机用集减震与降温保护一体化装置
WO2024085202A1 (ja) * 2022-10-19 2024-04-25 株式会社ナテック 制振部材

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