JPH10145796A - 映像表示システム - Google Patents

映像表示システム

Info

Publication number
JPH10145796A
JPH10145796A JP30487996A JP30487996A JPH10145796A JP H10145796 A JPH10145796 A JP H10145796A JP 30487996 A JP30487996 A JP 30487996A JP 30487996 A JP30487996 A JP 30487996A JP H10145796 A JPH10145796 A JP H10145796A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
video
video signal
signal
display
transmitted
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP30487996A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4120711B2 (ja
Inventor
Ryuichi Someya
隆一 染矢
Nobuaki Kabuto
展明 甲
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP30487996A priority Critical patent/JP4120711B2/ja
Publication of JPH10145796A publication Critical patent/JPH10145796A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4120711B2 publication Critical patent/JP4120711B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Communication System (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Details Of Television Systems (AREA)
  • Image Input (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 PC等の映像信号発生装置と液晶プロジェク
タ等の表示装置との間ををワイヤレス方式で映像信号を
伝達することができ、かつ形状が小形で携帯性に優れた
映像表示システムを提供する。 【解決手段】 映像信号を送信する送信装置が、映像信
号の連続する前後のフレーム間で異なる部分の映像信号
のみを符号化して送信し、表示装置が、符号化された映
像信号を受信し、符号化方式に対応する方式で復号し
て、復号した映像を表示画面上に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像信号を発生す
るパーソナルコンピュータ(以後「PC」と称する)等
の映像信号発生装置及び液晶プロジェクタやプラズマデ
ィスプレイなどの表示装置を備えた映像表示システムに
係り、特にワイヤレス方式でPCやディジタルビデオデ
ィスク装置、ビデオカメラ等の映像信号を送信して表示
するワイヤレス入力方式の映像表示システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ユーザインターフェイスとしての
グラフィカルインタフェースの発展とともにPCが普及
してきており、その画面を液晶プロジェクタなどで拡大
投射したプレゼンテーションが盛んに行われている。こ
のようなプレゼンテーションではPCと液晶プロジェク
タとを映像信号ケーブルで接続してPC画面の映像信号
を液晶プロジェクタに入力している。
【0003】ところが、PCと液晶プロジェクタを接続
する映像信号ケーブルは一般に太くて取り扱いが面倒な
上、配線部が露出して見た目にもあまり美しくなく、映
像信号ケーブルを用いないで映像信号の送信装置から表
示装置にワイヤレス方式で映像信号を送信することへの
要求が強まっている。
【0004】PCからに映像信号ではないが、ビデオカ
メラからの映像信号をワイヤレス方式で伝送してテレビ
受像機の表示画面上に表示する映像表示システムとし
て、例えばKenji Matsumoto et a
l., ”An Optical Interface
System for Camera/Record
er”, IEEE transactions on
Consumer Electronics, Vo
l.41, No.3, August 1995,
pp579−584に開示された家庭用ビデオカメラが
知られている。このビデオカメラは、受光アダプタをテ
レビ受像機に接続し、ビデオカメラ本体の映像を赤外線
としてこの受光アダプタに送信することにより、ビデオ
カメラで撮影した映像をワイアレ方式でテレビ受像機に
伝送して再生することができる。ただし、この映像表示
システムで用いる伝送信号はコンポジットビデオ信号で
あり周波数帯域は数MHz程度しかなく、数十MHz以
上の周波数帯域を持つPCの映像信号をワイヤレス方式
で送るには伝送帯域が不足する。
【0005】一方、NECホームエレクトロニクス社製
の液晶プロジェクタPC−PJ612にはRGB信号ワ
イヤレスユニットがオプションとして用意されており、
これを用いた場合には、映像信号の送信装置から表示装
置までワイアレス方式で映像信号を伝送することが可能
である。この映像表示システムにおいては、多数の発光
素子を並べた送信ユニットと多数の受光素子を並べた受
信ユニットを用いて広い伝送帯域を確保し、PC映像信
号をリアルタイム伝送している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この映
像表示システムでは、映像信号を単純にデジタル信号に
変換してデジタル信号形態で送信しているため、映像を
リアルタイムで再生するためには多数の受発光素子が必
要となり(100本程度の伝送路を設けている)、送受
信ユニットのサイズが大きくなってしまっている。その
ため、使い勝手の点などでワイヤレス化のメリットが十
分享受できるか疑問である。また、多数の受発光素子を
使うことなどで製造コストが高くなる懸念もある。さら
に、映像信号の送信装置は1個のみが使用可能であり、
複数の映像信号発生装置からの映像を同じに又は切り替
えて表示し得るものではなかった。
【0007】ところで、VTR等の映像機器において映
像を編集する際に、編集すべき映像の頭の部分に例えば
タイトル等を挿入するには、タイトル画面発生用の専用
機器が必要となる。この専用機器を用いないで、PCで
タイトル画面を発生させ、ワイアレス方式で映像機器に
送信しようとすると、PCの描画命令乃至RGB出力信
号をテレビ信号に変換する変換器が必要となる。さら
に、この変換器とPCとをケーブル接続しなければなら
ず、一般家庭で手軽に編集するのが困難な状況にある。
【0008】また、CATVやデジタル放送等の映像を
受信するにも、機器間の煩雑な結線の操作が必要で、手
軽にかつスムーズにCATVやデジタル放送等の受信や
双方向通信を行えるものではなかった。
【0009】本発明は、このような従来の映像表示シス
テムの欠点を解消するためになされたものであり、1対
の伝送路のみを用いて形状を小形化でき、かつ映像信号
をワイアレス方式で伝送できる携帯性の高い映像表示シ
ステムを提供することを目的とする。
【0010】また、動画部分はスムーズな動きを再現
し、静止画部分はきれいな映像を再現しうる携帯性に優
れたワイアレス方式の映像表示システムを提供すること
を目的とする。
【0011】また、表示装置の復号動作の進行状況に適
合して表示装置が映像信号を受け取ることができ、デー
タのオーバーフローやデータ落ちのないスムーズな映像
表示が可能なワイアレス方式の映像表示システムを提供
することを目的とする。
【0012】また、複数の映像信号発生装置からの映像
信号を受信し、1個の表示画面上に並列的に又は選択的
に表示し得るワイアレス方式の映像表示システムを提供
することを目的とする。
【0013】また、煩わしいケーブル接続を行う必要が
なく、かつタイトル発生用の専用機器を用いずに、一般
家庭で手軽にビデオ編集のできる映像表示システムを提
供することを目的とする。
【0014】また、CATVやデジタル放送で送信され
る数値文字情報等の情報を、容易に映像信号発生装置に
取り込むことができる映像表示システムを提供すること
を目的とする。
【0015】また、容易にかつスムーズにCATVの双
方向通信を行うことができる映像表示システムを提供す
ることを目的とする。
【0016】さらに、小形の形状で、大きな伝送容量の
データを伝送することのできる映像表示システムを提供
することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の映像表示システ
ムは、映像信号を送信する送信装置が、映像信号の連続
する前後のフレームで異なる部分の映像信号のみを取り
出す比較手段と、この比較手段の取り出した前後のフレ
ームで異なる部分の映像信号を符号化する符号化手段と
を備え、送信装置から送信された映像信号を受信して表
示する表示装置が、送信装置から送信された符号化され
た映像信号を符号化手段の符号化方式に対応する方式で
復号する復号化手段を備えたものである。これにより、
伝送する映像信号のデータ量を大量に圧縮することが可
能となり、ワイヤレス方式で1対の伝送路のみによって
映像信号を伝送することが可能となり、送信装置及び表
示装置を小形化することができ、高い携帯性が得られ
る。
【0018】また、符号化手段が、前後のフレームで異
なる部分の映像信号を可逆符号化方式で符号化するもの
である。これにより、伝送する映像信号のデータ量を圧
縮して、かつ復号化する際に符号化されたデータを完全
に復号でき、ワイヤレス方式で1対の伝送路のみによっ
て映像信号を伝送することが可能となり、送信装置及び
表示装置を小形化することを可能とすると共に、ぼけや
歪みの少ない再生画像を得ることができる。
【0019】また、送信装置が、映像信号のうち動きの
ある映像信号で構成される動画領域を検出する動画領域
検出手段と、この動画領域検出手段で検出した動画領域
の映像信号を非可逆符号化方式で符号化し、動画領域以
外の映像信号を可逆符号化方式で符号化する符号化手段
と、この符号化手段で符号化した信号に動画領域検出手
段の検出した動画領域の範囲を示す信号を付加する符号
化制御手段とを備え、表示装置が、送信装置から送信さ
れた符号化された映像信号を動画領域及びそれ以外の領
域においてそれぞれ符号化手段の符号化方式に対応する
方式で復号する復号化手段を備えたものである。これに
より、少ない量の伝送データ量で映像の動画領域はスム
ーズな動きを再現でき、それ以外の動きのない部分はデ
ータ欠落のないきれいな映像を再現することができる。
【0020】また、表示装置が、復号化手段の復号動作
を示す制御信号を映像信号発生装置に送信する制御信号
送信手段を更に備えたものである。これにより、表示装
置の復号動作の進行状況に適合して表示装置が映像信号
を受け取ることができ、データのオーバーフローやデー
タ落ちのないスムーズな映像表示が可能となる。
【0021】また、映像信号を発生させ、光又は電波に
よりこの映像信号を送信する複数の映像信号発生装置
と、この複数の映像信号発生装置の送信する複数の映像
信号を受信してそれぞれ独立した映像として選択的に又
は並列して表示画面上に表示する表示装置とを備え、表
示装置が複数の映像信号発生装置から送信される複数の
映像信号をそれぞれ独立に復調する復調手段を有するも
のである。これにより、複数の映像信号発生装置からの
映像を選択的に又は並列して1個の表示画面上に表示す
ることができる。
【0022】また、映像信号を発生させ、光又は電波に
より該映像信号を送信する複数の映像信号発生装置と、
この複数の映像信号発生装置の送信する複数の映像信号
を受信してそれぞれ独立した映像として選択的に又は並
列して表示画面上に表示する表示装置とを備え、複数の
映像信号発生装置が、表示装置に映像信号を送信する前
に接続要求信号を発生する接続要求信号発生手段を有
し、表示装置が、複数の映像信号発生装置からの接続要
求信号を受信する受信手段と、複数の映像信号発生装置
のそれぞれに接続許可信号乃至接続却下信号を送信する
送信手段とを有するものである。これにより、複数の映
像信号発生装置が同一の搬送波を用いて同一の変調方式
で変調して映像信号を送信することができ、各映像信号
発生装置間で搬送周波数又は変調方式を互いに変える必
要がなくなる。
【0023】また、映像を描画するための描画命令を発
生させる描画命令発生手段と、この描画命令発生手段の
発生した描画命令を光又は電波により送信する送信手段
と、この送信手段から送信された描画命令を受信する受
信手段と、この受信手段の受信した描画命令に基づいて
映像信号を生成する描画処理手段と、この描画手段の生
成した映像を表示画面上に表示する表示手段とを備えた
ものである。これにより、映像信号そのものを送信する
場合に比べて格段にデータ量の少ない描画命令を送信し
て、空間的に隔たった位置にある表示画面上に映像を表
示でき、送信装置及び表示装置を小形化することが可能
となる。
【0024】また、送信手段が、動画領域の映像信号に
対応する描画命令と、静止画領域の映像信号に対応する
描画命令とを分離して送信するものである。これによ
り、データ量の少ない描画命令を送信して映像を表示で
き、送信装置及び表示装置を小形化することが可能とな
ると共に、映像の動画領域はスムーズな動きを再現で
き、それ以外の動きのない部分はデータ欠落のないきれ
いな映像を再現することができる。
【0025】また、表示装置が、描画処理手段の描画処
理動作を示す制御信号を映像信号発生装置に送信する制
御信号送信手段を更に備えたものである。これにより、
表示装置の描画処理動作の進行状況に適合して表示装置
が描画命令を受け取ることができ、データのオーバーフ
ローやデータ落ちのないスムーズな映像表示が可能とな
る。
【0026】また、送信手段が、表示装置に接続され映
像を録画再生する第1及び第2の映像機器の録画再生動
作を制御する制御信号をも表示装置に送信し、表示装置
が、表示手段並びに第1及び第2の映像機器に伝達する
信号を選択する選択手段と、送信手段から送信された制
御信号に基づいて選択手段の動作を制御する制御手段と
を備えたものである。これにより、第1及び第2の映像
機器に送信する信号を映像信号発生装置側で自由に選択
できるので、ワイアレス方式で映像機器の編集動作を自
由に制御できる。
【0027】また、表示装置が、表示手段に伝達する信
号及び映像信号発生手段に送信する信号を選択する選択
手段と、送信手段から送信された制御信号に基づいて選
択手段の動作を制御する制御手段と、映像信号発生装置
の発生した映像信号以外の映像信号を受信してデコード
するデコーダを備えたものである。これにより、CAT
Vやデジタル放送で送信される数値文字情報等の情報
を、映像信号発生装置側の指示をワイアレスで表示装置
側に送信することにより、容易に映像信号発生装置に取
り込むことができる。
【0028】また、表示装置が、表示手段に伝達する信
号及び映像信号発生手段に送信する信号並びにCATV
映像の送信局側に送信する信号を選択する選択手段と、
送信手段から送信された制御信号に基づいて選択手段の
動作を制御する制御手段と、CATV映像の送信局から
送信された信号を受信してデコードするデコーダと、C
ATV映像の送信局側に送信する信号をエンコードする
エンコーダとを備えたものである。これにより、映像信
号発生装置側からのワイアレス方式での操作によって、
容易にかつスムーズにCATVの双方向通信を行うこと
ができる。
【0029】また、送信装置が、それぞれ異なる偏光方
向に送信光を偏光する2系統の発光手段を有し、表示装
置が、発光手段の偏光方向とそれぞれ一致する方向の偏
光のみをそれぞれ受光する2系統の受光手段を有するも
のである。これにより、多数の発光素子及び受光素子を
用いないで、2系統の発光素子と受光素子のみにより、
大きな伝送容量でデータを伝送することができる。
【0030】
【発明の実施の形態】
〔実施の形態1〕図1は、本発明の映像表示システムの
第一の実施の形態の構成を示す図である。図1におい
て、映像信号を発生するPC等の映像信号発生装置1の
映像信号出力端子には、映像信号発生装置1から出力さ
れた映像信号を可逆符号化方式で符号化して送信する送
信装置2の入力端子が接続されている。送信装置2から
送信された映像信号を受信し復号して光学的映像信号と
して投光する表示装置3が映像信号を受信し得る位置に
置かれ、表示装置3の近傍には表示装置3の投光した映
像信号を受光して映像として表示するスクリーン等の表
示画面4が置かれている。
【0031】図2は、送信装置2及び表示装置3の内部
の具体的構成を示すブロック図である。図2において、
送信装置2は、映像信号発生装置1から出力されるRG
B信号をデジタル信号に変換するAD変換器10と、A
D変換器10から出力されるデジタル信号を記憶するメ
モリ11と、このデジタル信号をメモリ11に記憶させ
る書き込み動作を制御する書き込み制御回路13と、メ
モリ11から読み出したデータをランレングス符号化方
式で可逆符号化を行う符号化回路12と、メモリ11か
らのデータの読み出し動作及び符号化回路12の符号化
動作の制御を行う読み出し符号化制御回路14と、符号
化回路12で符号化した信号を光信号として送信するた
めの変調を行う変調回路15と、変調回路15から出力
された信号を光信号として送信するために発光ダイオー
ドからなる出力器17を駆動する駆動回路16と、駆動
回路16から入力された駆動信号をRGB信号及び復号
化のための制御信号から成る光信号に変換して表示装置
3に送信する出力器17と、表示装置3から送信された
表示装置3の復合処理の状況を表す光信号を受光して電
気信号に変換する受光素子からなる入力器18と、入力
器18から出力される出力信号を増幅する増幅回路19
と、増幅回路19で増幅された信号を復調する復調回路
20とから成る。
【0032】また、表示装置3は、送信装置2から送信
された光信号を受光して電気信号に変換する受光素子か
ら成る入力器21と、入力器21から出力される出力信
号を増幅する増幅回路22と、増幅回路22で増幅した
RGB信号及び制御信号を復調する復調回路23と、復
調回路23で復調されたRGB信号を復調された制御信
号に基づいて復号する復号化回路24と、復号化回路2
4で復号されたRGB信号を記憶するメモリ25と、復
号化回路24の復号化動作及び復号した信号のメモリ2
5への書き込み動作を制御すると共に復号化回路24の
復号化の状況を表すビズイ、レディ等の信号を出力する
復号化書き込み制御回路28と、メモリ25から読み出
したRGB信号を表すデータをアナログ信号に変換する
DA変換器26と、メモリ25からのデータの読み出し
動作及びDA変換器26のDA変換動作を制御する読み
出し制御回路27と、DA変換器26でアナログ信号に
変換されたRGB信号を光学的映像として再生し表示画
面4上に投光する液晶プロジェクタから成る表示器32
と、復号化書き込み制御回路28から出力される復号化
の状況を表す信号を光信号として送信するための変調を
行う変調回路29と、変調回路29から出力された信号
を光信号として送信するために発光ダイオードからなる
出力器31を駆動する駆動回路30と、駆動回路30か
ら入力された駆動信号を復号化の状況を表す読み出し符
号化制御回路14の制御のための制御信号から成る光信
号に変換して送信装置2に送信する出力器31とから成
る。
【0033】図3は、符号化回路12及び読み出し符号
化制御回路14の具体的構成を示すブロック図である。
図において、符号化回路12は、メモリ11から読み出
した1フレーム分の映像データを一時的に記憶するメモ
リ40と、メモリ40から読み出したフレームの映像デ
ータとメモリ11から読み出した次のフレームの映像デ
ータとを比較する比較回路41と、比較回路41で前の
フレームと異なると判定された次のフレームのデータを
記憶するメモリ42と、フレーム間で異なるデータのメ
モリ42への書き込み動作を制御する書き込み制御回路
43と、メモリ42からデータを読み出してランレング
ス符号化方式で可逆符号化して出力する演算回路44と
から成る。
【0034】読み出し符号化制御回路14は、メモリ1
1からデータを読み出してメモリ40に書き込む動作を
行う読み出し書き込み制御回路45と、演算回路44の
符号化動作を制御する演算制御回路46とから成る。
【0035】図4は、復号化回路24及び復号化書き込
み制御回路28の具体的構成を示すブロック図である。
図において、復号化回路24は、復調回路23で復調さ
れたRGB信号をランレングス符号化方式に対応した復
号方式で復号してメモリ25に出力する演算回路47か
ら成る。
【0036】復号化書き込み制御回路28は、演算回路
47の復号化動作を制御する演算制御回路46と、メモ
リ25へのデータの書き込み動作を行う書き込み制御回
路49とから成る。
【0037】なお、符号化回路12、復号化回路24及
び書き込み制御回路13等の各種制御回路は全て論理回
路であり、1チップIC化できる。
【0038】次に、本実施の形態の映像表示システムの
動作を説明する。図2において、映像信号発生装置1か
らRGB信号が送信装置2に入力されると、送信装置2
では、入力されたRGB信号をAD変換器10でAD変
換してディジタル信号とする。このディジタル化された
映像信号は書き込み制御回路13により制御されてメモ
リ11に書き込まれる。メモリ11に書き込まれたデー
タは読み出し符号化制御回路14で読み出され、符号化
回路12でランレングス符号化方式によって符号化され
て変調回路15に送出される。この符号化回路12での
符号化においては、前画面と次の画面の映像信号との比
較を行い、両画面間で変化のある部分の映像信号のみを
選択的に符号化するようにする。すなわち、図3におい
て、読み出し書き込み制御回路45が、メモリ11から
1フレーム分の映像データを読み出してメモリ40に格
納し、更にこのフレームの映像データをメモリ40から
読み出して比較回路41に入力させながら次のフレーム
の映像データをメモリ11から読み出して同時に比較回
路41に入力させる。比較回路41では、同一画素にお
ける両フレーム間の映像データを比較し、両フレーム間
で異なる映像データのみを書き込み制御回路43を介し
てメモリ42に書き込む。メモリ42に書き込まれたデ
ータは、演算回路44で読み出しながら可逆符号化され
た出力される。演算回路44の動作は、演算制御回路4
6により制御され、表示装置3の複号化書き込み制御回
路28から送信される復号化回路24の復号状況を表す
信号に応じて符号化速度を落としたり、再送したりする
ように制御される。特に、送信装置2と表示装置3との
間を人などが横切り、データ伝送が瞬断した場合の映像
の乱れをなくすために、このような場合には、表示装置
3側では前のフレームの映像を引き続き表示し続けると
同時に、送信装置2側では送信の断絶状態が回復した直
後から断絶の発生直後の映像から再送するように制御す
る。演算回路44で符号化されて出力された信号は、図
2の変調回路15に入力され、変調回路15で空間伝送
のための変調処理を施される。この変調処理された信号
を駆動回路16で駆動して出力器17から空間に放射す
る。
【0039】一方、表示装置3側では、送信装置2の出
力器17から空間に放射された信号を入力器21で受信
し、受信信号を増幅回路22で増幅して復調回路23に
出力する。復調回路23に入力された信号は、復調手段
23で復調される。復調された信号は復号化回路24に
送出され、復号化回路24でランレングス符号化方式に
対応した復号ルールで復号化される。この復号に際して
は、前述したように送信装置2から表示装置3に送信さ
れるデータには映像データの他に符号化条件などの復号
化のための制御データが含まれているので、表示装置3
ではその制御データに基づき復号化処理を行う。すなわ
ち図4において、復調手段23で復調された符号化デー
タ及び上記制御データを受け入れた演算回路47は、こ
の制御データに基づいて符号化データをランレングス符
号化方式に対応した復号ルールで復号する。演算制御回
路48は、演算回路47での復号化状況に応じて書き込
み制御回路49を介してメモリ25を制御して、演算回
路47で復号化された映像データをメモリ25に書き込
む。次に、図2の読み出し制御回路27がメモリ25か
らデータを読み出し、DA変換器26によりアナログ信
号に変換する。アナログ信号化されたRGB信号は表示
器32に送信され、表示器32によって映像として表示
される。また、演算制御回路48は、演算回路47の復
号化状況を変調回路29に送信し、変調回路29でこの
信号を空間送信するための変調を行る。変調された信号
は、駆動回路30によって駆動され、出力器31によっ
て送信装置2に送信される。
【0040】ここで、メモリ11の書き込み動作時とメ
モリ25の読み出し動作時のデータ転送速度はビデオレ
ートと同じである。
【0041】ところで、映像信号を符号化する方式とし
て動画ではMPEG方式、静止画ではJPEG方式など
が主流として用いられている。これらの方式は限られた
伝送帯域や記憶容量の範囲で画像データを扱うのに適し
た方式である。しかし、これらの方式は非可逆符号化方
式であり、復号化したデータが符号化前のデータに完全
に復元しないため、復合して得た画像がぼけたり歪んだ
りする。1ドット毎の画素データをきちんと再生してP
C等の映像信号発生装置からの映像をくっきりと再現す
るにはこの様な非可逆符号化方式はは好ましくない。本
実施の形態においては、データ欠落のない可逆符号化方
式で符号化を行い、表示装置3でぼけや歪みの少ない良
質な映像を再現することを可能とすると共に、変動のあ
る映像成分のみを送信装置2から表示装置3に送信する
ことにより送信データの大幅な圧縮を可能とした。これ
により、送信装置2及び表示装置3を小型化してその携
帯性を高めることができると同時に、動きの少ないPC
等の映像に対しては十分な画質を確保することができ
る。
【0042】なお、本実施の形態においては、可逆符号
化の方式としてランレングス符号化方式を用いたが、可
変長符号化等の他の可逆符号化方式を用いることもでき
る。
【0043】また、入力器18,21として受光素子、
出力器17,31として発光ダイオードを用いているの
で、変調復調回路15,29,20,23や駆動回路1
6,30、増幅回路19,22を一体的に1チップ化さ
れた安価なICを利用でき、その形状も小形化できる。
なお、入力器18,21及び出力器17,31は電波の
送受信を行うアンテナでもよく、アンテナを用いた場合
は入力器18と出力器17、入力器21と出力器31を
それぞれ1本のアンテナを用いて実現してもよい。この
ようにすると、コストを更に低下させることができる。
また、表示手段32として液晶プロジェクタを用いた
が、CRTプロジェクタ等でもよく、さらに、表示画面
4を用いない場合には、CRTディスプレイやプラズマ
ディスプレイ等でもよい。
【0044】〔実施の形態2〕図5は、本発明の第2の
実施の形態の映像表示システムの構成を示す図である。
本実施の形態においては、図1乃至図4に示した第1の
実施の形態における送信装置2を設けず、映像信号発生
装置101から直接映像表示用の描画命令を表示装置1
03に送信して表示画面4上に表示する。本実施の形態
においては、映像信号の送信側の構成が、実施の形態1
に比べて簡単な構成となる。表示装置103は映像信号
発生装置101から送信される描画命令の受信が可能な
位置に置かれ、表示画面4は表示装置103から送光さ
れる映像光を表示し得る位置に置かれる。
【0045】図6は映像信号発生装置101の具体的構
成を示すブロック図である。図6において、映像信号発
生装置101は、映像信号発生装置101全体の動作を
制御すると共に映像を表示するための描画命令を作成す
るCPU1aと、動作制御用プログラム,映像を表示す
るための各種データ等を格納するROM,RAM及びハ
ードディスク等から成るメモリ2aと、映像信号発生装
置101の各構成要素にデータ及び制御信号をそれぞれ
伝達するためのデータバス及びコントロールバスからな
るバス3aと、バス3aを介してCPU1aから入力さ
れる描画命令に基づいて映像をディスプレイ6aで表示
するための映像信号を生成してディスプレイ6aに出力
するグラフィックアダプタ4aと、CPU1aから伝達
された描画命令と表示装置103の描画処理動作を制御
するための制御信号とを赤外線に変換して空間中に発信
すると共に表示装置103から送信される表示装置10
3の描画処理の状況に基づいた制御信号を受信してバス
3aを介してCPU1aに送信するIrDA規格の赤外
線ポート5aと、グラフィックアダプタ4aから入力さ
れる映像信号に基づいて映像表示を行うディスプレイ6
aと、キーボード,マウス,CD−ROMドライブ,フ
ロッピーディスクドライブ等とそれらから入力される信
号をバス3aに出力する入力ポートとからなる入力装置
7aとを備えている。
【0046】図7は、表示装置103の具体的構成を示
すブロック図である。図7において、図2の第1の実施
の形態の表示装置3と同一の構成要素には同一の番号を
付し、その説明を省略する。
【0047】表示装置103は、入力器21と、増幅回
路22と、復調回路23と、入力信号と出力信号の切り
替えを行うマルチプレクサを用いたインタフェース回路
50と、映像信号発生装置101から送信された描画命
令に基づいて表示するためのデジタル映像信号を生成し
てフレームメモリ52に出力すると共にこの映像信号生
成動作の状況を示す制御信号をインタフェース回路50
に出力する描画処理回路51と、描画処理回路51によ
り生成された映像信号を記憶するフレームメモリ52
と、DA変換器26と、読み出し制御回路27と、変調
回路29と、駆動回路30と、出力器31と、表示器3
2とから成る。
【0048】次に、本実施の形態の動作を説明する。映
像信号発生装置101の入力装置7aから特定の映像を
表示画面4上に表示するように指示する命令が入力され
たときには、この命令がバス3aを介してCPU1aに
伝達される。この命令を受けたCPU1aはこの命令に
基づいて描画命令を作成するのに必要なデータをメモリ
2aから読み出し、読み出したデータに基づいて描画命
令を作成し、バス3aを介してグラフィックアダプタ4
aに入力する。グラフィックアダプタ4aでは、入力さ
れた描画命令に基づいて映像信号を生成しディスプレイ
6aに出力する。ディスプレイ6aでは、この映像信号
に基づいて映像を表示する。CPU1aは作成した描画
命令をバス3aを介して同じに赤外線ポート5aにも送
信する。赤外線ポート5aでは、伝送された描画命令を
変調して空間中に送信する。
【0049】表示装置103では、赤外線ポート5aか
ら送信された描画命令を入力器21で受信し、増幅回路
22で増幅した後、復調回路23で復調する。復調回路
23で復調された描画命令は、インタフェース回路50
を介して描画処理回路51に入力され、描画処理回路5
1でディジタル映像信号に変換され、フレームメモリ5
2に書き込まれる。フレームメモリ52に書き込まれた
映像信号のデータは読み出し制御回路27によって読み
出され、DA変換器26に入力される。DA変換器26
に入力されたデジタル映像信号は、DA変換器26でア
ナログ映像信号に変換され、RGB信号として表示器3
2に入力され、表示器32で映像として表示される。描
画処理回路51は、ビズイ、レディ等の自己の描画処理
動作の状況を示し、映像信号発生装置101の動作をそ
の状況に合わせて制御するための制御信号を描画処理中
発生してインタフェース回路50を介して変調回路29
に入力する。変調回路29では、入力された制御信号を
空間伝送に適した形に変調して駆動回路30に出力す
る。駆動回路30では入力された変調信号を電力増幅し
て、出力器31を介して空間に発信する。映像信号発生
装置101では、この制御信号を赤外線ポート5aで受
信し、バス3aを介してCPU1aに入力して、CPU
1aの動作を制御する。
【0050】なお、映像信号発生装置101から表示装
置103の描画処理回路51に送信する描画命令は映像
信号発生装置101自身のグラフィックアダプタ6aに
送信する描画命令と基本的に同一である。ただし表示装
置103からの返答情報として入力される制御信号に対
しては、映像信号発生装置101自身のグラフィックア
ダプタ6aからの返答情報と識別して処理する必要があ
る。
【0051】本実施の形態においては、映像信号発生装
置101から送信するデータは描画命令であり、伝送す
るデータ量は単純に映像を符号化する場合に比べはるか
に少ないため、1対の伝送経路のみを用いて映像のリア
ルタイムの伝送、表示ができる。このように映像発生装
置101から表示装置103に伝送するデータを描画命
令形式とすることにより伝送するデータ量を少なくする
ことができ、伝送時間をさらに短くでき、映像信号発生
装置101の構成も簡単にでき、限られた伝送帯域でも
ぼけやひずみの少ない映像のワイヤレス伝送をコンパク
トかつ安価に実現できる。
【0052】〔実施の形態3〕図8は、本発明の第3の
実施の形態の映像表示システムの構成を示す図である。
本実施の形態においては、表示画面中に動画を表示する
場合でも動きのスムーズな動画表示が実現される。図8
において、映像信号発生装置1の映像信号出力端子に
は、映像信号発生装置1から出力された映像信号のうち
動画領域の映像信号を非可逆符号化方式のMPEG方式
で符号化しこの領域以外の領域の映像信号は予測符号化
方式及び可変長符号化方式で符号化して送信する送信装
置202の入力端子が接続されている。送信装置202
から送信された映像信号を受信し復号して光学的映像信
号として投光する表示装置203が、送信された映像信
号を受信し得る位置に置かれ、表示装置203の近傍に
は表示装置203の投光した映像を受光して映像として
表示する表示画面4が置かれている。
【0053】図9は送信装置202及び表示装置203
の具体的構成を示すブロック図である。図9において、
図2の送信装置2及び表示装置3の各構成要素と同一の
構成要素には同一の番号を付し、その説明を省略する。
【0054】図9において、送信装置202は、AD変
換器10と、メモリ11と、書き込み制御回路13と、
メモリ11に書き込まれたデータ中から映像に動きのあ
る動画領域のデータを検出する動画部検出回路53と、
動画部検出回路53の検出した動画領域の映像データは
MPEG方式で符号化しこの領域以外の領域の映像信号
は予測符号化方式及び可変長符号化方式で符号化する符
号化回路112と、メモリ11からデータの読み出しを
行うと共に動画部検出回路53及び符号化回路112の
動作を制御する読み出し符号化制御回路114と、変調
回路15と、駆動回路16と、出力器17と、入力器1
8と、増幅回路19と、復調回路20とから成る。
【0055】表示装置203は、入力器21と、増幅回
路22と、復調回路23と、MPEG方式で符号化され
たデータはMPEG方式に対応する復号化ルールにより
復号化し、予測符号化方式及び可変長符号化方式で符号
化されたデータはそれぞれの符号化方式に対応する復号
化ルールにより復号化する復号化回路124と、メモリ
25と、復号化回路124の復号動作を制御し復号化回
路124で復号したデータをメモリ25に書き込むと共
に復号化回路124の復号動作の進行状況に応じて送信
装置202の送信動作を制御するための制御信号を出力
する復号化書き込み制御回路128と、DA変換器26
と、読み出し制御回路27と、変調回路29と、駆動回
路30と、出力器31と、表示器32とから成る。
【0056】図10は、符号化回路112の具体的構成
を示すブロック図である。図10において、スイッチS
W1,SW2は連動して動作し、それぞれの共通端子は
メモリ11の出力端子と変調回路15の入力端子にそれ
ぞれ接続され、それぞれの動画領域の映像信号の符号化
時に切り替えられる接点間にはMPEG符号化回路11
2cが接続され、それぞれの動画領域以外の映像信号の
符号化時に切り替えられる接点間には予測符号化回路1
12aと可変長符号化回路112bの直列接続分岐が接
続されている。
【0057】図11は、復号化回路124の具体的構成
を示すブロック図である。図11において、スイッチS
W3,SW4は連動して動作し、それぞれの共通端子は
復調回路23の出力端子とメモリ25の入力端子にそれ
ぞれ接続され、それぞれの動画領域の映像信号の復号時
に切り替えられる接点間にはMPEG符号化方式に対応
したルールで復号するMPEG復号化回路124cが接
続され、それぞれの動画領域以外の映像信号の復号時に
切り替えられる接点間には可変長符号化方式に対応した
ルールで復号する可変長復号化回路124aと予測符号
化方式に対応したルールで復号する予測復号化回路12
4bの直列接続分岐が接続されている。
【0058】次に、本実施の形態の動作を説明する。動
画部検出回路53は、メモリ11から読み出したデータ
のうち動きのあるデータの映像領域を計算し、その領域
の水平方向及び垂直方向の始点と終点との位置関係から
四角形であることを判定する。また、ヒストグラム処理
を施してその領域の画像が自然画に近いか否か判定する
ようにすることで動画領域の検出精度を上げている。こ
のようにして動画部検出回路53で動画領域を識別して
おき、この動画領域のデータをメモリ11から読み出す
時にはスイッチSW1,SW2をMPEG符号化回路1
12c側に切り替えて、この領域に対するデータをMP
EG方式で符号化し、この領域以外のデータを読み出す
時にはスイッチSW1,SW2を予測符号化回路112
a及び可変長符号化回路112b側に切り替えて、予測
符号化回路112a及び可変長符号化回路112bによ
り予測符号化と可変長符号化を組み合わせて符号化す
る。復号化回路124側でも符号化回路112側に対応
してすいっちSW3,SW4を切り替えて、それぞれの
方式に対応した復号を行う。また、復号化のために動画
領域の位置とその部分の符号化方式を示す制御信号を読
み出し符号化制御回路114で符号化回路112で符号
化する映像データに付加して送信装置202から送信す
る。
【0059】周知のようにMPEG方式は動画像表示に
適した符号化方式で、限られた伝送帯域でも動きのスム
ーズな画像を再生できる。このように、動きのある領域
とそれ以外の領域とで符号化の方式を分けることによ
り、限られた伝送帯域を用いて文字やグラフィックの動
きのない領域はデータ欠落のないきれいな映像表示を、
動きのある領域はスムーズな動きを再現することができ
る。
【0060】〔実施の形態4〕図12は、本発明の第4
の実施の形態の映像表示システムの構成を示す図であ
る。本実施の形態においては、第2の実施の形態と同様
に送信装置を設けず、映像信号発生装置301から直接
映像表示用の描画命令を表示装置103に送信して表示
画面4上に表示する。表示装置103は映像信号発生装
置301から送信される描画命令の受信が可能な位置に
置かれ、表示画面4は表示装置103から送光される映
像光を表示し得る位置に置かれる。
【0061】映像信号発生装置301の具体的構成は図
6に示した映像信号発生装置101の構成と同一であ
る。ただ、本実施の形態においては、グラフィックアダ
プタ4aにCPU1aが送信する描画命令は、図13に
示すように、動画領域の映像データに基づく描画命令1
3aの間に静止画領域の映像データに基づく描画命令1
3bが挟まった形で送信される。すなわち、動画領域の
描画命令13aを転送するときには、表示画面4上での
動画領域の映像の動きがスムーズになるように描画命令
13aの転送時間間隔をCPU1aが管理しており、動
画領域の描画命令13aの間に静止画領域の描画命令1
3bを送信するのである。表示装置103は図7に示し
た第2の実施の形態の表示装置103と同一の構成であ
り、描画処理回路51により映像信号発生装置301か
ら送信された描画命令に基づいて表示するためのデジタ
ル映像信号を生成する。また、CPU1aは、動画領域
の位置を示すアドレス信号を描画命令と共に送信して、
表示装置103が動画表示の位置を決定できるようにす
る。
【0062】本実施の形態においては、特定領域に動画
などがはめ込まれて表示される場合でも、映像信号発生
装置301から直接表示装置103に描画命令をワイヤ
レス伝送し、少ない量の伝送データを用いて、文字,グ
ラフィック等の静止画像をきれいに表示できると共に、
動画のスムーズな表示が可能となる。
【0063】〔実施の形態5〕図14は、本発明の第5
の実施の形態の映像表示システムの構成を示す図であ
る。また、図15は、図14の実施の形態の表示装置4
03の具体的構成を示すブロック図である。本実施の形
態においては、複数の映像信号発生装置からの映像を表
示装置403にワイヤレス方式で入力できる。すなわ
ち、送信装置2から送信されるディジタル系の映像信号
発生装置1の映像情報と、映像信号発生装置5のアナロ
グ系の映像情報を表示装置403に送信し、表示装置4
03で両者の映像信号を再生表示する。映像信号発生装
置5はVTRであり、出力映像信号をNTSC方式のワ
イヤレス伝送回路で直接変調して伝送する。本実施の形
態においても、以前に説明した実施の形態の構成要素と
同一の構成要素には同一の番号を付し、その説明を省略
する。
【0064】図15において、表示装置403は、アナ
ログ系の信号処理系統と、デジタル系の信号処理系統と
を備え、その両者をスイッチ63で切り替えて表示器3
2に接続する。アナログ系の信号処理系統は、アナログ
系の映像信号を受信する受光素子から成る入力器65
と、入力器65から出力される電気信号に変換された映
像信号を増幅する増幅回路66と、増幅回路66で増幅
されて出力される信号を復調する復調回路67と、復調
回路67で復調された信号をRGB信号に変換するRG
B変換回路64とから成る。ディジタル系の信号処理系
統は、入力器21と、増幅回路22と、復調回路23
と、復号化回路24と、メモリ25と、DA変換器26
と、読み出し制御回路27と、復号化書き込み制御回路
28と、変調回路29と、駆動回路30と、出力器31
とから成る。また、復調したアナログ映像信号の信号レ
ベル,復号化したディジタル映像データの有無を検出す
る入力検出回路60が、復調回路67及び復号化回路2
4の出力端子に接続され、入力検出回路60の出力端子
がモニタである表示器61の入力端子に接続されてい
る。さらに、スイッチ63を切り替える切り替え信号を
入力する切り替え入力装置62が設けられている。
【0065】次に、本実施の形態の動作を説明する。映
像信号発生装置1及び5は、それぞれデジタル及びアナ
ログの映像信号を発生し、映像信号発生装置1は送信装
置2を介して、映像信号発生装置5は直接に、それぞれ
の映像信号を表示装置403に送信する。表示装置40
3では、映像信号発生装置5から送信されたアナログ系
の映像信号は、入力器65で受信して電気信号に変換
し、この映像信号を増幅回路66で増幅して復調回路6
7で復調する。復調回路67で復調された映像信号は、
RGB変換回路64でRGB信号に変換されスイッチ6
3の一方の切り替え接点に出力されると共に、入力検出
回路60で検出され、表示器61上に表示されて何が入
力されているのかモニタされる。送信装置2から送信さ
れたデジタル系の映像信号は、上述したデジタル系の信
号処理系統で復号され入力検出回路60で検出されて表
示器61上に表示されると同時に、DA変換器26でア
ナログのRGB信号に変換されてスイッチ63の他方の
切り替え接点に出力される。スイッチ63は、切り替え
入力装置62から入力される切り替え信号により切り替
えられ、デジタル系又はアナログ系の映像信号に基づく
映像を表示器32上に表示すべく表示器32に出力す
る。表示器32上に表示された映像は、表示画面4に投
光され、表示画面4上に拡大表示される。
【0066】本実施の形態によれば、ワイヤレス方式で
複数の映像信号発生装置から送信される映像信号を1台
の表示装置で受信し再生することができる。
【0067】〔実施の形態6〕図16は、本発明の第6
の実施の形態の映像表示システムの構成を示す図であ
る。また、図17は、図16の実施の形態の表示装置5
03の具体的構成を示すブロック図である。本実施の形
態においても、複数の映像信号発生装置からの映像を表
示装置503にワイヤレス方式で入力できる。すなわ
ち、映像信号発生装置105から送信される第1のデジ
タル系1の映像情報と、このデジタル系1の映像情報と
は異なる搬送周波数を有する、送信装置2から送信され
る第2のディジタル系2の映像情報とを表示装置503
で受信しそれぞれ独立の映像として再生表示する。映像
信号発生装置105はVTRであり、出力映像信号をデ
ジタル信号として変調して送信する。本実施の形態にお
いても、以前に説明した実施の形態の構成要素と同一の
構成要素には同一の番号を付し、その説明を省略する。
【0068】図17において、表示装置503は、入力
器21と、増幅回路22と、デジタル系1又はデジタル
系2のいずれの映像信号を復調すべきか選択する切り替
え入力装置70と、切り替え入力装置70により選択さ
れた方の映像信号を復調する復調回路123と、復号化
回路24と、メモリ25と、DA変換器26と、読み出
し制御回路27と、復号化書き込み制御回路28と、変
調回路29と、駆動回路30と、出力器31と、表示器
32とから成る。
【0069】次に、本実施の形態の動作を説明する。映
像信号発生装置105及び1は、それぞれデジタル系1
及び2の映像信号を発生し、映像信号発生装置1は送信
装置2を介して、映像信号発生装置105は直接に、搬
送周波数の異なるそれぞれの映像信号を表示装置503
に送信する。表示装置503では、デジタル系1及び2
の映像信号を双方とも入力器21で受信して電気信号に
変換し、電気信号に変換された映像信号を増幅回路22
で増幅して復調回路123に出力する。復調回路123
では、切り替え入力装置70によって指定された搬送周
波数の映像信号のみを復調し、復調された映像信号は復
号化回路24で復号される。以後の動作は第1の実施の
形態の表示装置3の動作と同様であるから、その説明を
省略する。
【0070】本実施の形態によれば、少ない構成部品
で、ワイヤレス方式で複数の映像信号発生装置から送信
される映像信号を1台の表示装置で受信し再生すること
ができる。
【0071】〔実施の形態7〕図18は、本発明の第7
の実施の形態の映像表示システムの構成を示す図であ
る。また、図19は、図18の実施の形態の表示装置6
03の具体的構成を示すブロック図である。本実施の形
態においても、複数の映像信号発生装置からの映像を表
示装置603にワイヤレス方式で入力できる。すなわ
ち、映像信号発生装置205から送信される第1のデジ
タル系1の映像情報と、このデジタル系1の映像情報と
同一の搬送周波数を有する、送信装置602から送信さ
れる第2のディジタル系2の映像情報とを表示装置60
3で受信しそれぞれ独立の映像として再生表示する。映
像信号発生装置105はVTRであり、出力映像信号を
デジタル信号として変調して送信する。本実施の形態が
第6の実施の形態と異なるのは、映像信号発生装置20
5及び送信装置602がそれぞれ接続要求信号S1,S
2及び自己を識別するためのID信号を映像信号を送信
する前に表示装置603に発信し、表示装置603から
接続許可信号R1を受けた方のみが映像信号を送信し、
接続却下信号R2を受けた方は映像信号を送信しない点
である。なお、本実施の形態においても、以前に説明し
た実施の形態の構成要素と同一の構成要素には同一の番
号を付し、その説明を省略する。
【0072】図19において、表示装置603は、接続
要求信号S1,S2を受信するための入力器75と、入
力器75で受信した接続要求信号S1,S2を増幅する
増幅回路76と、増幅回路76で増幅された接続要求信
号S1,S2を復調する復調回路77と、復調回路77
で復調された接続要求信号S1,S2を検出する入力検
出回路78と、入力検出回路78で検出した接続要求信
号S1,S2を表示する表示器79と、入力器21と、
増幅回路22と、復調回路23と、復号化回路24と、
メモリ25と、DA変換器26と、読み出し制御回路2
7と、接続許可信号R1を送信すべき映像信号発生装置
を選択する切り替え入力装置170と、復号化した映像
信号をメモリ25に書き込むと同時に切り替え入力装置
170の指定に応じて接続許可信号R1と接続却下信号
R2とにそれぞれを送信すべき映像信号発生装置のID
信号を付加して変調回路29に出力する復号化書き込み
制御回路228と、変調回路29と、駆動回路30と、
出力器31と、表示器32とから成る。
【0073】次に、本実施の形態の動作を図20のフロ
ーチャートを参照しながら説明する。映像信号発生装置
205及び送信装置602は、それぞれ乱数Rを発生さ
せ(ステップST1)、発生させた乱数Rに相当する時
間だけ待機した後(ステップST2)、自己のID信号
及び接続要求信号S1,S2を送信する(ステップST
3)。これは、映像信号発生装置205及び送信装置6
02が、ID信号及び接続要求信号S1,S2を同一の
搬送周波数を用いて同時に発信すると、復調回路77で
混変調を起こし、有意なデータを復調できなくなるた
め、接続要求信号S1,S2を送信するタイミングをば
らばらなタイミングになるようにしたものである。
【0074】表示装置603においては、入力器75で
接続要求信号S1,S2を受信し、電気信号に変換して
増幅回路76に出力する。増幅回路76では入力された
接続要求信号S1,S2を増幅し、復調回路77に出力
する。復調回路77では、増幅された接続要求信号S
1,S2を復調して入力検出回路78に出力する。以上
の動作が図20のステップST11の受信処理動作であ
る。
【0075】入力検出回路78では、復調回路77から
入力された信号が接続要求信号であるか否かを判別し
(ステップST12)、接続要求信号である場合にはそ
れぞれに付加されたID信号を判別して(ステップST
13)、入力された信号の状態、すなわち入力された接
続要求信号とID信号の内容、を表示器79に表示する
(ステップST14)。受信した信号がまだ他に存在す
る場合には上述した動作を繰返し、それ以上存在しない
場合には受信処理動作を終了する(ステップST1
5)。
【0076】人が表示器79の表示を見て切り替え入力
装置170を用いて映像表示すべき映像信号発生装置を
指定すると、この指定に基づく切り替え信号が復号化書
き込み制御回路228に入力される(ステップST2
1)。復号化書き込み制御回路228では、この切り替
え信号に基づき接続許可信号R1と接続却下信号R2と
を生成し、変調回路29、駆動回路32及び出力器31
を介して映像信号発生装置205及び送信装置602に
送信する(ステップST22)。
【0077】送信装置602及び映像信号発生装置20
5では、この接続許可信号R1と接続却下信号R2とを
受信し(ステップST4)、それぞれの信号に付せられ
たID信号が自己のIDと一致するか否かを判別し(ス
テップST5)、自己のIDが接続許可信号に付されて
いる場合には(ステップST6)、映像信号を表示装置
603に送信する(ステップST7,8)。なお、映像
信号発生装置205及び送信装置602の具体的構成は
開示していないが、映像信号発生装置205の映像信号
の符号化及び接続許可信号R1,接続却下信号R2の受
信部並びに送信装置602の全体の構成は、図2に開示
した第1の実施の形態の送信装置2の構成と同一であ
り、図2の送信装置2の読み出し符号化制御回路14に
相当する回路が、ID信号の発生、受信したID信号の
判別、接続許可,不許可の判別及び接続許可の場合の映
像信号の符号化と送信制御とを行う。
【0078】表示装置603では、接続許可を受けた映
像信号発生装置から送信される映像データを入力器21
で受信し、上述した第1の実施の形態の表示装置3と同
じ復号動作を行い、表示器32上に表示する(ステップ
ST24)。
【0079】本実施の形態においては、同一の搬送波を
用いて同一の変調方式で変調した複数の映像信号発生装
置からの映像データを1個の表示装置で受信することが
でき、映像信号発生装置側で互いに搬送波を変えたり、
変調方式を変えたりする必要がない。
【0080】なお、第5乃至第7の実施の形態では、複
数の映像信号発生装置のうち1個の映像信号発生装置の
みを選択してその映像信号を表示画面上に表示する構成
としたが、複数の映像信号発生装置からの映像を同時に
並列的に1個の表示画面上に要持するような構成にして
もよい。すなわち、第5の実施の形態では、図15の切
り替え入力装置62及びスイッチ63を取り除き、RG
B変換回路64及びDA変換器26の出力を直接表示器
32に入力するようにする。また、第6の実施の形態で
は、切り替え入力装置70を取り除き、復調回路123
でデジタル系1及び2の両信号とも復調するようにす
る。さらに、第7の実施の形態では、各映像信号発生装
置に対し異なる時間にそれぞれ接続許可信号を送信し、
両映像信号発生装置からの映像信号を全てメモリ25に
記憶させた上で、読み出し制御回路27で両映像信号発
生装置からの映像データを同時に読み出すようにすれば
よい。各映像信号発生装置から送信されるデータには映
像データの他に映像を表示すべき番地のデータも付加さ
れているので、同一の表示画面上に複数の映像信号発生
装置からの映像を同時に表示するときには、映像信号発
生装置側で各映像信号発生装置からの映像が表示画面の
同一の画素上に重複して再生されないように番地のデー
タを付加するか、あるいは、表示装置側で、読み出し制
御回路27がメモリ25の映像データを読み出すとき
に、読み出し制御回路27が各映像信号発生装置からの
データが互いに重複して表示されないように読み出すよ
うにすればよい。このようにして、複数の映像信号発生
装置からの映像を同一の表示画面上に同時に並列して表
示することもできる。
【0081】〔実施の形態8〕図21は、本発明の映像
表示システムの第8の実施の形態の構成を示す図であ
る。この実施の形態はワイヤレス伝送を応用したもの
で、テレビを利用して家庭で簡単にビデオ編集できる映
像表示システムである。この映像表示システムは、タイ
トル画面等の挿入映像を作成して作成した映像を描画す
る描画命令及び表示装置7の動作を制御する制御信号を
送信するPCを用いた映像信号発生装置701と、映像
信号発生装置701から送信される描画命令及び制御信
号を受信して映像として表示すると共に編集動作を行う
表示装置7と、表示装置7に編集すべき映像信号を入力
するVTR8と、表示装置7で編集した映像信号を録画
するVTR9とから構成されている。
【0082】図22は、表示装置7の具体的構成を示す
ブロック図である。これまでの実施の形態の説明と同様
に、それ迄に説明した実施の形態の構成要素と同一の構
成要素には同一の番号を付し、その説明を省略する。
【0083】図22において、表示装置7は、入力器2
1と、増幅回路22と、復調回路23と、入力信号と出
力信号の切り替えを行うマルチプレクサを用いたインタ
フェース回路150と、映像信号発生装置701から送
信された描画命令に基づいて表示器132上に表示する
ためのデジタル映像信号を生成してフレームメモリ52
に出力すると共にこの映像信号生成動作の状況を示す制
御信号をインタフェース回路150に出力する描画処理
回路151と、フレームメモリ52と、DA変換器26
と、インタフェース回路150,描画処理回路151及
び読み出し制御回路27の動作を制御する制御回路80
と、映像信号発生装置701からの描画命令に基づいて
生成された映像並びにVTR8から入力される映像及び
音声を再生して表示するCRT及びその駆動回路並びに
スピーカから構成される表示器132とから成る。
【0084】次に、本実施の形態の動作を説明する。映
像信号発生装置701からある映像を作成する描画命令
が送信され、表示装置7の入力器21で受信されると、
この描画命令は、入力器21で電気信号に変換され、増
幅回路22で増幅され、復調回路23で復調される。復
調された描画命令はインタフェース回路150を介して
描画処理回路151に入力され、ここでデジタル映像信
号に変換された後フレームメモリ52に書き込まれる。
読み出し制御回路27がフレームメモリ52からデータ
を読み出し、DA変換器26でアナログのRGB信号に
変換した後、表示器132の画面に映像として表示す
る。DA変換器26から出力されるRGB信号は、同時
にインタフェース回路150にも入力され、制御回路8
0の制御に基づきインタフェース回路150が切り替え
られ、このRGB信号がVTR9に入力される。一方、
VTR8から出力される映像信号及び音声信号は、イン
タフェース回路150を介して表示器132に入力さ
れ、表示器132の画面上に表示されると同時に、制御
回路80の制御に基づきインタフェース回路150が切
り替えられて、このインタフェース回路150を介して
VTR9に入力される。特に図示はしないが、表示器1
32の画面上には、映像信号発生装置701及びVTR
8から入力された映像並びにVTR9に出力する映像の
3系統の映像を同時に画面に表示できる。また、上述の
通り、映像信号発生装置PC701からは制御信号が出
力されており、この制御信号は、インタフェース回路1
50を介して制御回路80に入力され、制御回路80に
よってインタフェース回路150の切り替え動作、VT
R8,9の動作を制御する制御信号としてそれぞれの回
路の伝送される。
【0085】例えば、映像信号発生装置701でタイト
ル画面作成し、このタイトル画面を描画するための描画
命令を表示装置7に送信する。表示装置7では、この描
画命令に基づいて送信されたタイトル画面を再生し、表
示器132の画面の一部に表示する。また、映像信号発
生装置701から制御信号を送信し、表示装置7を介し
てVTR8を動作させ、VTR8に録画されている映像
を再生して表示装置7の表示器132の画面の一部に表
示する。操作者は、映像信号発生装置701を操作し
て、所望のシーンでVTR8の再生動作を一時停止させ
る。表示器132の画面上には、タイトル画面と一時停
止させたVTR8の映像とが並列して表示されている。
操作者は、次ぎに、映像信号発生装置701を操作し
て、VTR9の録画動作を開始させると同時に、制御回
路80を介してインタフェース回路150を切り替え
て、映像信号発生装置701から送信されたタイトル画
面をVTR9に記録させる。一定時間経過した後、VT
R8の再生動作の一時停止を解除して、再生動作を再開
する。それと同時に、インタフェース回路150を切り
替え、VTR8から入力される映像信号及び音声信号を
インタフェース回路150を介して表示器132の他に
VTR9にも入力させ、所望シーンをVTR9に記録す
る。なお、言うまでもないことであるが、映像信号発生
装置701には編集用のアプリケーションソフトが稼動
している。
【0086】以上のようにして、映像信号発生装置70
1の映像をワイヤレス伝送して表示装置7に送信して画
面上に再生すると共に、VTR8,9を操作し、映像信
号発生装置701で生成した映像をVTR8の再生画面
中に挿入するなどして、本格的な編集機器を用いずに、
家庭で簡単にビデオ編集ができる。すなわち、PCとテ
レビを利用した編集が複雑な配線なしに簡単に実現でき
る。
【0087】〔実施の形態9〕図23は、本発明の第9
の実施の形態の映像表示システムの表示装置107の具
体的構成を示すブロック図である。本実施の形態は、C
ATVやディジタル放送で送られてくる情報をワイヤレ
スで簡単にPCである映像信号発生装置に取り込むこと
のできる映像表示システムである。図において、上述し
た各実施の形態の説明と同様に、既に先行して説明した
実施の形態の構成要素と同一の構成要素には同一の番号
を付し、その説明を省略する。
【0088】表示装置107は、入力器21と、増幅回
路22と、復調回路23と、インタフェース回路250
と、描画処理回路151と、映像信号発生装置701か
ら送信され描画処理回路151で描画処理されたデジタ
ル映像データとCATVやディジタル放送で送信されデ
コーダ85でデコードされたデジタル映像データとを記
憶するフレームメモリ152と、DA変換器26と、イ
ンタフェース回路250,描画処理回路151及び読み
出し制御回路27の動作を制御する制御回路180と、
映像信号発生装置701からの描画命令に基づいて生成
された映像並びにCATVやディジタル放送で送信され
デコーダ85でデコードされた映像及び音声を再生して
表示するCRT及びその駆動回路並びにスピーカから構
成される表示器132と、CATVやディジタル放送で
送信された映像データをデコードするデコーダ85と、
デコーダ85でデコードした映像信号に基づきこの映像
を映像信号発生装置701の表示画面上に描画するため
の描画命令を発生させる描画命令発生回路86とから成
る。
【0089】次に、本実施の形態の動作を説明する。送
信されてくるCATVやディジタル放送の信号をデコー
ダ85でデコードし、デコードした例えば株価情報等の
数値文字情報をインタフェース回路250を介してフレ
ームメモリ152に格納する。このデータを読み出し制
御回路27で読み出してDA変換器26でアナログのR
GB信号に変換し、表示器132の画面上に表示する。
一方、デコーダ85でデコードされた数値文字情報に基
づいて、描画命令発生回路86が描画命令を生成し、デ
コードされた数値文字情報と共に、インタフェース回路
250、変調回路29、駆動回路30及び出力器31を
介して映像信号発生装置701に送信する。映像信号発
生装置701では、受信した数値文字情報をそのメモリ
に格納すると同時にそのディスプレイ上に表示する。勿
論、映像信号発生装置701その数値文字情報を処理す
るアプリケーションソフトがインストールされている。
【0090】本実施の形態によれば、CATVやデジタ
ル放送のデータをワイアレス方式で、容易に映像信号発
生装置内に取り込むことができる。
【0091】〔実施の形態10〕図24は、本発明の第
10の実施の形態の映像表示システムの表示装置207
の具体的構成を示すブロック図である。本実施の形態
は、CATV等の双方向システムでその情報をワイヤレ
スで簡単に映像信号発生装置内に取り込むことができる
と共に、映像信号発生装置から情報発信もすることので
きる映像表示システムである。図において、上述した各
実施の形態の説明と同様に、既に先行して説明した実施
の形態の構成要素と同一の構成要素には同一の番号を付
し、その説明を省略する。
【0092】表示装置207は、入力器21と、増幅回
路22と、復調回路23と、インタフェース回路350
と、描画処理回路151と、フレームメモリ152と、
DA変換器26と、インタフェース回路350,描画処
理回路151及び読み出し制御回路27の動作を制御す
る制御回路280と、表示器132と、デコーダ85
と、描画命令発生回路86と、映像信号発生装置701
で発生させた映像をCATV側に送信するためにエンコ
ードするエンコーダ87とから成る。
【0093】次に、本実施の形態の動作を説明する。映
像信号発生装置701から送信され、復調回路23,描
画処理回路151でそれぞれ復調,描画処理されてデジ
タル映像データに変換された映像信号は一旦フレームメ
モリ152に格納される。この映像データをCATV側
に送信するには、映像信号発生装置701から表示装置
207に制御信号を送信し、制御回路280が、この制
御信号に基づいて読み出し制御回路270を制御し、フ
レームメモリ152からこの映像データを読み出す。読
み出された映像ぞデータは、インタフェース回路350
を介してエンコーダ87に転送され、エンコーダ87で
CATVの信号形式にエンコードされてCATV側に転
送される。
【0094】本実施の形態によれば、映像信号発生装置
と表示装置とをワイアレス方式で結んで、CATVの双
方向通信を容易にスムーズに行うことができる。
【0095】〔実施の形態11〕図25は、本発明の第
11の実施の形態の構成を示す図である。この実施の形
態は、空間伝送される光に偏光を与えて伝送容量を2倍
にするものである。
【0096】発光素子91,93は、前述した各実施の
形態の送信装置の出力器に相当し、発光素子91,93
をそれぞれ駆動する駆動回路90,92は、前述した各
実施の形態の送信装置の駆動回路に相当する。発光素子
91,93の前方には、それぞれ右回りの偏光板98及
び左回りの偏光板99が設置されている。また、前述し
た各実施の形態の表示装置の入力器に相当する受光素子
94,96の前方には、それぞれ右回りの偏光板198
及び左回りの偏光板199が設置されている。受光素子
94,96のの出力端子には、前述した各実施の形態の
表示装置の増幅回路に相当する増幅器95,97が接続
されている。
【0097】次に、本実施の形態の動作を説明する。発
光素子91,93が駆動回路90,92でそれぞれ駆動
されると、発光素子91,93から光が放射される。発
光素子91から放射された光は右回り偏光板98を通過
して右回りの偏光になる。一方、発光素子93から放射
された光は左回り偏光板99を通過して左回りの偏光に
なる。受光部には右回り,左回りそれぞれの光が達する
が、受光側の右回り偏光板198を通過できるのは送信
側の右回り偏光板98を通過した光だけであり、受光側
の左回り偏光板199を通過できるのは送信側の左回り
偏光板99を通過した光だけである。
【0098】したがって、発光素子91,93の2系統
で発光した信号は相互に混信することなく別々に伝送す
ることができ、信号の伝送容量を2倍にすることができ
る。
【0099】なお、以上の説明においては、重に液晶プ
ロジェクタを例にとって説明したが、本発明は、壁掛け
テレビとして期待されているプラズマディスプレイ等の
フラットディスプレイなどいろいろなディスプレイに適
用できる。
【0100】
【発明の効果】本発明によれば、小型軽量で安価にワイ
ヤレス方式で映像信号を伝送でき、ワイヤレス化により
ビデオ編集やPC等の映像信号発生装置とテレビ等の表
示装置間の情報交換等が簡単にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1の実施の形態の構成を示
す図である。
【図2】図2は、図1の実施の形態の送信装置及び表示
装置の具体的構成を示すブロック図である。
【図3】図3は、図2の実施の形態の符号化回路及び読
み出し符号化制御回路の具体的構成を示すブロック図で
ある。
【図4】図4は、図2の実施の形態の復号化回路及び復
号化書き込み制御回路の具体的構成を示すブロック図で
ある。
【図5】図5は、本発明の第2の実施の形態の構成を示
す図である。
【図6】図6は、図5の実施の形態の映像信号発生装置
の具体的構成を示すブロック図である。
【図7】図7は、図5の実施の形態の表示装置の具体的
構成を示すブロック図である。
【図8】図8は、本発明の第3の実施の形態の構成を示
す図である。
【図9】図9は、図8の実施の形態の送信装置及び表示
装置の具体的構成を示すブロック図である。
【図10】図10は、図9の実施の形態の符号化回路の
具体的構成を示すブロック図である。
【図11】図11は、図9の実施の形態の復号化回路の
具体的構成を示すブロック図である。
【図12】図12は、本発明の第4の実施の形態の構成
を示す図である。
【図13】図13は、図12の実施の形態で伝送するデ
ータの構成を示す図である。
【図14】図14は、本発明の第5の実施の形態の構成
を示す図である。
【図15】図15は、図14の実施の形態の表示装置の
具体的構成を示すブロック図である。
【図16】図16は、本発明の第6の実施の形態の構成
を示す図である。
【図17】図17は、図16の実施の形態の表示装置の
具体的構成を示すブロック図である。
【図18】図18は、本発明の第7の実施の形態の構成
を示す図である。
【図19】図19は、図18の実施の形態の表示装置の
具体的構成を示すブロック図である。
【図20】図20は、図19の実施の形態の映像信号発
生装置及び送信装置並びに表示装置の動作を示すフロー
チャートである。
【図21】図21は、本発明の第8の実施の形態の構成
を示す図である。
【図22】図22は、図21の実施の形態の表示装置の
具体的構成を示すブロック図である。
【図23】図22は、本発明の第9の実施の形態の表示
装置の具体的構成を示すブロック図である。
【図24】図24は、本発明の第10の実施の形態の表
示装置の具体的構成を示すブロック図である。
【図25】図25は、本発明の第11の実施の形態の構
成を示す図である。
【符号の説明】
1,5,101,105,205,301,701 映
像信号発生装置 1a CPU 2,202,602 送信装置 3,7,103,107,203,207,403,5
03,603 表示装置 4 表示画面 5a 赤外線ポート 8,9 VTR 12,112 符号化回路 13,43,49 書き込み制御回路 13a 動画部データ 13b 静止画部データ 14,114 読み出し符号化制御回路 15,29 変調回路 17,31 出力器 18,21,65,75 入力器 20,23,67,123 復調回路 24,77,124 復号化回路 27 読み出し制御回路 28,128,228 復号化書き込み制御回路 32,61,79,132 表示器 41 比較回路 44,47 演算回路 45 読み出し書き込み制御回路 46,48 演算制御回路 50,150,250,350 インタフェース回路 51,151 描画処理回路 53 動画部検出回路 62,70,170 切り替え入力装置 63 スイッチ 64 RGB変換回路 80,180,280 制御回路 85 デコーダ 87 エンコーダ 91,93 発光素子 94,96 受光素子 98,198 右回りの偏光板 99,199 左回りの偏光板 112a 予測符号化回路 112b 可変長符号化回路 112c MPEG符号化回路 124a 可変長復号化回路 124b 予測復号化回路 124c MPEG復号化回路 S1,S2 接続要求信号 R1 接続許可信号 R2 接続却下信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 5/44 H04N 7/22 5/45 G06F 15/64 340B 5/93 H04B 9/00 C 7/22 H04N 5/93 E

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号を発生させる映像信号発生装置
    と、該映像信号発生装置の発生した前記映像信号を光又
    は電波により送信する送信装置と、該送信装置から送信
    された前記映像信号を受信して表示画面上に表示する表
    示装置とを備えた映像表示システムにおいて、 前記送信装置が、前記映像信号の連続する前後のフレー
    ムで異なる部分の映像信号のみを取り出す比較手段と、
    該比較手段の取り出した前後のフレームで異なる部分の
    映像信号を符号化する符号化手段とを備え、 前記表示装置が、前記送信装置から送信された符号化さ
    れた映像信号を前記符号化手段の符号化方式に対応する
    方式で復号する復号化手段と、該復号化手段により復号
    された映像信号を表示する表示手段とを備えたことを特
    徴とする映像表示システム。
  2. 【請求項2】 前記符号化手段が前記前後のフレームで
    異なる部分の映像信号を可逆符号化方式で符号化するこ
    とを特徴とする請求項1記載の映像表示システム。
  3. 【請求項3】 映像信号を発生させる映像信号発生装置
    と、該映像信号発生装置の発生した前記映像信号を光又
    は電波により送信する送信装置と、該送信装置から送信
    された前記映像信号を受信して表示画面上に表示する表
    示装置とを備えた映像表示システムにおいて、 前記送信装置が、前記映像信号のうち動きのある映像信
    号で構成される動画領域を検出する動画領域検出手段
    と、該動画領域検出手段で検出した前記動画領域の映像
    信号を非可逆符号化方式で符号化し、前記動画領域以外
    の映像信号を可逆符号化方式で符号化する符号化手段
    と、該符号化手段で符号化した信号に前記動画領域検出
    手段の検出した動画領域の範囲を示す信号を付加する符
    号化制御手段とを備え、 前記表示装置が、前記送信装置から送信された符号化さ
    れた映像信号を動画領域及びそれ以外の領域においてそ
    れぞれ前記符号化手段の符号化方式に対応する方式で復
    号する復号化手段と、該復号化手段により復号された映
    像信号を表示する表示手段とを備えたことを特徴とする
    映像表示システム。
  4. 【請求項4】 前記表示装置が、前記復号化手段の復号
    動作を示す制御信号を前記映像信号発生装置に送信する
    制御信号送信手段を更に備えたことを特徴とする請求項
    1乃至3記載の映像表示システム。
  5. 【請求項5】 映像信号を発生させ、光又は電波により
    該映像信号を送信する複数の映像信号発生装置と、該複
    数の映像信号発生装置の送信する複数の映像信号を受信
    してそれぞれ独立した映像として選択的に又は並列して
    表示画面上に表示する表示装置とを備え、該表示装置が
    前記複数の映像信号発生装置から送信される複数の映像
    信号をそれぞれ独立に復調する復調手段を有することを
    特徴とする映像表示システム。
  6. 【請求項6】 映像信号を発生させ、光又は電波により
    該映像信号を送信する複数の映像信号発生装置と、該複
    数の映像信号発生装置の送信する複数の映像信号を受信
    してそれぞれ独立した映像として選択的に又は並列して
    表示画面上に表示する表示装置とを備え、 前記複数の映像信号発生装置が、前記表示装置に前記映
    像信号を送信する前に接続要求信号を発生する接続要求
    信号発生手段を有し、 前記表示装置が、前記複数の映像信号発生装置からの前
    記接続要求信号を受信する受信手段と、前記複数の映像
    信号発生装置のそれぞれに接続許可信号乃至接続却下信
    号を送信する送信手段とを有することを特徴とする映像
    表示システム。
  7. 【請求項7】 映像信号を発生させ、光又は電波により
    該映像信号を送信する映像信号発生装置と、該映像信号
    発生装置の送信した映像信号を受信して表示画面上に映
    像として表示する表示装置とを備えた映像表示システム
    において、 前記映像発生装置が、映像を描画するための描画命令を
    発生させる描画命令発生手段と、該描画命令発生手段の
    発生した前記描画命令を光又は電波により送信する送信
    手段とを備え、 前記表示装置が、前記送信手段から送信された前記描画
    命令を受信する受信手段と、該受信手段の受信した描画
    命令に基づいて映像信号を生成する描画処理手段と、該
    描画手段の生成した映像を表示画面上に表示する表示手
    段とを備えたことを特徴とする映像表示システム。
  8. 【請求項8】 前記送信手段が、動画領域の映像信号に
    対応する描画命令と、静止画領域の映像信号に対応する
    描画命令とを分離して送信することを特徴とする請求項
    7記載の映像表示システム。
  9. 【請求項9】 前記表示装置が、前記描画処理手段の描
    画処理動作を示す制御信号を前記映像信号発生装置に送
    信する制御信号送信手段を更に備えたことを特徴とする
    請求項7又は8記載の映像表示システム。
  10. 【請求項10】 前記送信手段が、前記表示装置に接続
    され映像を録画再生する第1及び第2の映像機器の録画
    再生動作を制御する制御信号をも前記表示装置に送信
    し、 前記表示装置が、前記表示手段並びに前記第1及び第2
    の映像機器に伝達する信号を選択する選択手段と、前記
    送信手段から送信された前記制御信号に基づいて前記選
    択手段の動作を制御する制御手段とを備えたことを特徴
    とする請求項7乃至9のいずれか1項記載の映像表示シ
    ステム。
  11. 【請求項11】 前記表示装置が、前記表示手段に伝達
    する信号及び前記映像信号発生手段に送信する信号を選
    択する選択手段と、前記送信手段から送信された制御信
    号に基づいて前記選択手段の動作を制御する制御手段
    と、前記映像信号発生装置の発生した映像信号以外の映
    像信号を受信してデコードするデコーダを備えたことを
    特徴とする請求項7乃至9のいずれか1項記載の映像表
    示システム。
  12. 【請求項12】 前記表示装置が、前記表示手段に伝達
    する信号及び前記映像信号発生手段に送信する信号並び
    にCATV映像の送信局側に送信する信号を選択する選
    択手段と、前記送信手段から送信された制御信号に基づ
    いて前記選択手段の動作を制御する制御手段と、前記C
    ATV映像の送信局から送信された信号を受信してデコ
    ードするデコーダと、前記CATV映像の送信局側に送
    信する信号をエンコードするエンコーダとを備えたこと
    を特徴とする請求項7乃至9のいずれか1項記載の映像
    表示システム。
  13. 【請求項13】 映像信号を発生させる映像信号発生装
    置と、該映像信号発生装置の発生した前記映像信号を光
    により送信する送信装置と、該送信装置から送信された
    前記映像信号を受信して表示画面上に表示する表示装置
    とを備えた映像表示システムにおいて、 前記送信装置が、それぞれ異なる偏光方向に前記光を偏
    光する2系統の発光手段を有し、 前記表示装置が、前記発光手段の偏光方向とそれぞれ一
    致する方向の偏光のみをそれぞれ受光する2系統の受光
    手段を有することを特徴とする映像表示システム。
JP30487996A 1996-11-15 1996-11-15 映像表示システム Expired - Lifetime JP4120711B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30487996A JP4120711B2 (ja) 1996-11-15 1996-11-15 映像表示システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30487996A JP4120711B2 (ja) 1996-11-15 1996-11-15 映像表示システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10145796A true JPH10145796A (ja) 1998-05-29
JP4120711B2 JP4120711B2 (ja) 2008-07-16

Family

ID=17938384

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30487996A Expired - Lifetime JP4120711B2 (ja) 1996-11-15 1996-11-15 映像表示システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4120711B2 (ja)

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2808955A1 (fr) * 2000-05-11 2001-11-16 Technic Publicite Dispositif pour la diffusion de film publicitaire de facon autonome et autometique en salle de cinema
JP2002325253A (ja) * 2001-04-25 2002-11-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd 画像情報の伝送装置、画像情報の伝送システム及び画像情報の伝送方法
JP2005287035A (ja) * 2004-03-26 2005-10-13 Arcadyan Technology Corp マルチメディアデータの表示方法および表示システム
JP2006311178A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Hitachi Communication Technologies Ltd ディジタル画像通信システムおよびディジタル画像符号化装置ならびにディジタル画像復号化装置
US7146051B2 (en) 2000-10-25 2006-12-05 Samsung Electronics Co., Ltd Apparatus for and method of transmitting optical signal of graphic signal
JP2006333409A (ja) * 2005-05-30 2006-12-07 Sanyo Electric Co Ltd 画像伝送装置
JP2007043673A (ja) * 2005-06-25 2007-02-15 General Electric Co <Ge> アプリケーション・メタデータを用いるグラフィカル・ユーザ・インターフェースの適応ビデオ圧縮法
JP2007505580A (ja) * 2003-09-12 2007-03-08 サイトリックス システムズ, インコーポレイテッド シンクライアントにおいてグラフィカルおよびメディア表示を生成するための方法および装置
JP2007524286A (ja) * 2003-12-16 2007-08-23 インフォーカス コーポレイション 画像データを処理するシステムおよび方法
KR100761588B1 (ko) * 1999-05-17 2007-09-27 교세라 가부시키가이샤 휴대 영상 전화 단말
US7295712B2 (en) 2002-10-01 2007-11-13 Seiko Instruments Inc. Method of image data compression and data transfer system using this method
US7320136B1 (en) 1999-11-08 2008-01-15 Lg Electronics Inc. Apparatus for connecting TV and computer
US7769083B2 (en) 2003-06-19 2010-08-03 Panasonic Corporation Image processing and transmission using high and low compression ratios depending on image change conditions
JP2010206618A (ja) * 2009-03-04 2010-09-16 Seiko Epson Corp 画像供給装置、画像供給システム、画像供給方法、及び画像供給用プログラム
US7905604B2 (en) 2001-06-07 2011-03-15 Seiko Epson Corporation Method and apparatus for wireless image transmission to a projector
JP2012129712A (ja) * 2010-12-14 2012-07-05 Awind Inc スクリーンフレームの符号化方法、及び、それを応用した電子装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109309820B (zh) * 2018-11-05 2020-12-22 长芯盛(武汉)科技有限公司 一种带有监测和配置功能的hdmi有源光缆连接线

Cited By (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100761588B1 (ko) * 1999-05-17 2007-09-27 교세라 가부시키가이샤 휴대 영상 전화 단말
USRE43394E1 (en) 1999-11-08 2012-05-15 Lg Electronics Inc. Apparatus for connecting TV and computer
US7320136B1 (en) 1999-11-08 2008-01-15 Lg Electronics Inc. Apparatus for connecting TV and computer
FR2808955A1 (fr) * 2000-05-11 2001-11-16 Technic Publicite Dispositif pour la diffusion de film publicitaire de facon autonome et autometique en salle de cinema
US7146051B2 (en) 2000-10-25 2006-12-05 Samsung Electronics Co., Ltd Apparatus for and method of transmitting optical signal of graphic signal
JP4592998B2 (ja) * 2001-04-25 2010-12-08 パナソニック株式会社 画像情報の伝送方法及び伝送装置
JP2002325253A (ja) * 2001-04-25 2002-11-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd 画像情報の伝送装置、画像情報の伝送システム及び画像情報の伝送方法
US8740389B2 (en) 2001-06-07 2014-06-03 Seiko Epson Corporation Method and apparatus for wireless image transmission to a projector
US8449117B2 (en) 2001-06-07 2013-05-28 Seiko Epson Corporation Method and apparatus for wireless image transmission to a projector
US8226240B2 (en) 2001-06-07 2012-07-24 Seiko Epson Corporation Method and apparatus for wireless image transmission to a projector
US7934834B2 (en) 2001-06-07 2011-05-03 Seiko Epson Corporation Method and apparatus for wireless image transmission to a projector
US7905604B2 (en) 2001-06-07 2011-03-15 Seiko Epson Corporation Method and apparatus for wireless image transmission to a projector
US7295712B2 (en) 2002-10-01 2007-11-13 Seiko Instruments Inc. Method of image data compression and data transfer system using this method
US7769083B2 (en) 2003-06-19 2010-08-03 Panasonic Corporation Image processing and transmission using high and low compression ratios depending on image change conditions
JP2007505580A (ja) * 2003-09-12 2007-03-08 サイトリックス システムズ, インコーポレイテッド シンクライアントにおいてグラフィカルおよびメディア表示を生成するための方法および装置
JP2007524286A (ja) * 2003-12-16 2007-08-23 インフォーカス コーポレイション 画像データを処理するシステムおよび方法
JP2005287035A (ja) * 2004-03-26 2005-10-13 Arcadyan Technology Corp マルチメディアデータの表示方法および表示システム
JP4575231B2 (ja) * 2005-04-28 2010-11-04 株式会社日立製作所 ディジタル画像通信システムおよびディジタル画像符号化装置
JP2006311178A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Hitachi Communication Technologies Ltd ディジタル画像通信システムおよびディジタル画像符号化装置ならびにディジタル画像復号化装置
JP4540552B2 (ja) * 2005-05-30 2010-09-08 三洋電機株式会社 画像伝送装置
JP2006333409A (ja) * 2005-05-30 2006-12-07 Sanyo Electric Co Ltd 画像伝送装置
JP2007043673A (ja) * 2005-06-25 2007-02-15 General Electric Co <Ge> アプリケーション・メタデータを用いるグラフィカル・ユーザ・インターフェースの適応ビデオ圧縮法
JP2010206618A (ja) * 2009-03-04 2010-09-16 Seiko Epson Corp 画像供給装置、画像供給システム、画像供給方法、及び画像供給用プログラム
JP2012129712A (ja) * 2010-12-14 2012-07-05 Awind Inc スクリーンフレームの符号化方法、及び、それを応用した電子装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4120711B2 (ja) 2008-07-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4120711B2 (ja) 映像表示システム
US6292283B1 (en) Audio/video device including an infrared transceiver for transmitting and receiving configuration data, and method for configuring same
US10313730B2 (en) Device and method for outputting data of a wireless terminal to an external device
US5786864A (en) Moving picture processing apparatus and method wherein image data and special effects data are transmitted in common
KR950014858B1 (ko) 디지탈 영상 기록장치
JPH09205571A (ja) ビデオカメラ及び記録再生装置
CN101180871B (zh) 无线电视系统及其视频显示方法
JP2002330376A (ja) 情報記録再生システム、情報記録装置、及び携帯端末
US6957446B2 (en) Multi-function television
JP2005348228A (ja) 動画像編集システム
JP2003224801A (ja) 再生装置システム、情報処理装置及び情報処理装置の制御方法
JP3223373B2 (ja) 記録再生装置
JP3283049B2 (ja) 画像データ伝送システム,送信装置および受信装置ならびにそれらの動作方法
JP4736302B2 (ja) 情報提供装置
JP3200648B2 (ja) 画像処理装置
JP2001211407A (ja) 画像再生装置及びプログラム記録媒体
JP2770478B2 (ja) 静止画像再生装置
KR0164573B1 (ko) 정보 텔레비젼의 정보 화면 기록 장치
JP4238592B2 (ja) 情報提供システム
JP2001197410A (ja) 画像取り込みシステム及びこれを用いた装置
JP2943168B2 (ja) 受信装置
JP4011904B2 (ja) ビデオカメラ及び制御方法
JP2005277996A (ja) 放送受信装置および映像記録再生装置
JPH10294940A (ja) 画像伝送システム及び画像伝送装置
JP2000197008A (ja) デジタル映像再生装置及びデジタル映像記録再生装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060202

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060207

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060410

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070403

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070604

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080401

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080415

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110509

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110509

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120509

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130509

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130509

Year of fee payment: 5

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term