JPH1014559A - 携帯用使い捨て吸殻入れ - Google Patents

携帯用使い捨て吸殻入れ

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JPH1014559A
JPH1014559A JP19163996A JP19163996A JPH1014559A JP H1014559 A JPH1014559 A JP H1014559A JP 19163996 A JP19163996 A JP 19163996A JP 19163996 A JP19163996 A JP 19163996A JP H1014559 A JPH1014559 A JP H1014559A
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JP
Japan
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ashtray
box
plate
outer box
butts
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JP19163996A
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English (en)
Inventor
Osamu Noguchi
修 野口
Kazuo Usui
和夫 臼井
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SAKURAI KK
Original Assignee
SAKURAI KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軽量化、構成の簡素化、タバコの灰の噴出の
抑制を図り、携帯の便、コストの低下等を図る。 【解決手段】 ボール紙を主材料として外箱2の本体部
を構成する。外箱2の上部内側面に通気性部材を貼着
し、側面板13の下側に灰皿挿入口28を形成する。紙
に難燃化処理を施した材料により灰皿3を構成する。紙
に難燃化処理を施した材料により内箱4を構成する。内
箱4の正面板と背面板にストッパ片を形成する。外箱2
内の下部に灰皿挿入口28から灰皿3を挿入し、タバコ
収納箱5を納めた内箱4を外箱2および灰皿3の内側に
納めて携帯する。喫煙に際し、内箱4をタバコ収納箱5
と共に外箱2からストッパ片が通気性部材の下縁に係合
するまで引き出し、灰皿3を挿入口28から引き出し、
灰、吸殻を灰皿3内に投入する。投入後、灰皿3を外箱
2内に納め、内箱4をタバコ収納箱5と共に外箱2およ
び灰皿3内に納める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に、タバコ収納
箱を納めた状態で携帯し、屋外等の灰皿が設置されてい
ない場所で喫煙する際に利用するのに適する携帯用使い
捨て吸殻入れに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、屋外等の灰皿が設置されていない
場所で喫煙する際に用いる携帯用の吸殻入れとしては、
繰り返して使用するタイプと、使い捨てタイプとが知ら
れている。
【0003】繰り返し使用タイプの吸殻入れの一例とし
て、合成樹脂等の弾性変形可能で難燃性、耐熱性等を有
する材料から成り、両側から押圧することにより投入口
を開放し、押圧力を開放することにより投入口を閉塞す
るようにした構成が知られている。
【0004】この繰り返し使用タイプの吸殻入れを使用
するには、上記のように投入口を開放した状態で灰、火
の付いた吸殻を投入し、投入後、上記のように投入口を
閉じることにより吸殻の火を酸欠状態にして消すことが
できる。
【0005】使い捨てタイプの吸殻入れとして、例え
ば、実開昭58−185095号公報に記載されている
ように、アルミニウム等の金属製の内箱と外箱とから成
り、外箱の側面中央部に円形の投入口を形成した構成が
知られている。
【0006】この使い捨てタイプの吸殻入れを使用する
には、内箱にタバコ収納箱を納め、内箱を外箱に納めて
携帯する。そして、喫煙に際し、タバコ収納箱からタバ
コを取り出す。喫煙に際して生じる灰は、内箱を外箱か
ら少し引き出すことにより開放された外箱の投入口から
外箱内に投入する。喫煙後の火の付いた吸殻は投入口か
ら外箱内に投入し、内箱を外箱内に納めて押し潰し、若
しくは酸欠状態にすることにより、投入されている吸殻
の火を消すことができる。
【0007】このほかの使い捨てタイプの吸殻入れとし
て、実開昭63−86799号公報に記載されているよ
うに、投入口から投入する吸殻を切断するカッターを備
えた構成、実開昭63−20796号公報、特開平7−
194361号公報に記載されているように、吸殻の先
端の火を消すための封止材、瞬間消火部材を備えた構成
が知られている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例のうち、繰り返し使用タイプの携帯用吸殻入れは、
重く、しかも、タバコ収納箱とは別に携帯しなければな
らず、場所を取るため、携帯に不便であり、また、高価
である。また、投入口を閉じる際の空気の流れにより内
部の灰が投入口から噴出し、喫煙者の衣服等は勿論のこ
と、吸殻入れにおける投入口付近を汚すため、携帯に際
し、拭取る必要があり、不潔感を伴うばかりでなく、取
扱いに不便であった。
【0009】一方、使い捨てタイプの携帯用吸殻入れの
うち、前者のように内箱と外箱とを用いた構成では、構
成が簡単であるという利点を有するが、金属製であるた
め、比較的重く、しかも、高価となる。また、投入口が
開放されたままであり、内箱を外箱に納める際の空気の
流れにより外箱内の灰が投入口から噴出して喫煙者の衣
服等は勿論のこと、吸殻入れにおける投入口付近を汚す
ため、携帯に際し、拭取る必要があり、不潔感を伴うば
かりでなく、取扱いに不便であった。
【0010】使い捨てタイプの携帯用吸殻入れのうち、
後者のようにカッター、瞬間消火部材等の付属品を備え
た構成では、構成が複雑となるばかりでなく、高価とな
る。
【0011】したがって、屋外等の灰皿が設置されてい
ない場所で喫煙する際には、上記従来例のような携帯用
の吸殻入れは、繰り返し使用タイプの一部を除いて使用
されておらず、吸殻が路上等に投げ捨てられているのが
実状であり、美観上、好ましくない。
【0012】本発明は、上記のような従来の問題を解決
するものであり、軽量化、構成の簡素化を図ることがで
き、また、タバコの灰の噴出を抑制して汚れを抑制する
ことができ、したがって、携帯の際の清潔感の向上、携
帯の利便性の向上および低コスト化を図ることができる
ようにした携帯用使い捨て吸殻入れを提供することを目
的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の携帯用使い捨て吸殻入れは、下部一側に灰皿
挿入口が形成され、上記灰皿挿入口の上部内側面に起毛
状、短毛状等の紙、布等からなる通気性部材が貼着さ
れ、本件部分が紙を主材料とする外箱と、上部が開放さ
れ、上記外箱の下部内側に上記灰皿挿入口より引き出し
可能に挿入されるように形成され、紙に難燃化処理を施
した材料からなる灰皿と、タバコ収納箱を取り出し可能
に納めることができ、上記外箱の通気性部材の内側およ
び上記灰皿の内側に挿入し得るように形成され、紙に難
燃化処理を施した材料からなる内箱とを備えたものであ
る。
【0014】上記目的を達成するための本発明の他の携
帯用使い捨て吸殻入れは、上記構成において、外箱が、
灰皿挿入口とは反対側の側方にライター収納部を有する
ものである。
【0015】上記目的を達成するための本発明の更に他
の携帯用使い捨て吸殻入れは、上記各構成において、内
箱が、外箱および灰皿に対する組み立て収納時に外箱の
通気性部材により押されて後退され、外箱に対する取り
出し方向への引き出し時に上記通気性部材の内縁部に抜
け止め状態に係合されるストッパ片を有するものであ
る。
【0016】そして、上記各構成において、外箱が灰皿
挿入口の両側部に灰皿引き出し用の開放部を有するのが
好ましい。
【0017】また、外箱の底部が、幅広の正面板と背面
板に連設された底面板を両面粘着テープにより貼着する
ように構成され、また、灰皿の底部が、幅狭の両側面板
に連設され、内方へ折り曲げられる支持板と、幅広の背
面板と正面板のいずれか一方に連設され、折り曲げられ
た上記支持板の外側面に重ねられる底面板と、この底面
板に連設され、正面板と背面板のいずれか一方の内側面
と上記支持板の側端縁部との間に差し込まれる差し込み
板とを備え、また、内箱の底部が、組み立て状態で内箱
を扁平状態に折り畳み、若しくは角筒状に保形し得るよ
うに構成されるのが好ましい。
【0018】また、外箱の本体部分を構成する材料とし
て、ボール紙の外側面に所望の絵、文字等を印刷した化
粧紙をラミネートしたものを用い、灰皿を構成する材料
として、セラミック層を有するボール紙の内側面と外側
面にそれぞれアルミニウム箔と化粧紙をラミネートした
ものを用い、内箱を構成する材料として、ボール紙の外
側面にアルミニウム箔をラミネートしたものを用いるの
が好ましい。
【0019】上記のように構成された本発明によれば、
内箱にタバコ収納箱を納めるとともに、内箱を外箱およ
び灰皿に納めた状態で携帯し、喫煙に際し、タバコ収納
箱からタバコを取り出し、喫煙に伴って生じる灰、喫煙
後の吸殻は、内箱を外箱および灰皿から途中まで引き出
し、灰皿を外箱から引き出して灰皿内に投入し、灰皿を
外箱内に納め、内箱を外箱および灰皿内に納めることに
より、投入されている吸殻に火が付いていれば、これを
押し潰し、若しくは酸欠により吸殻の先端の火を消すこ
とができる。そして、灰、吸殻の投入後、内箱を外箱お
よび灰皿内に納める際に外箱内側面の通気性部材により
外箱および灰皿内の空気を外方へ逃がすことができるの
で、空気の流れにより灰皿内のタバコの灰が噴出するの
を抑制して汚れを抑制することができる。また、外箱、
灰皿および内箱は紙を主材料として用いるので、軽量化
を図ることができ、また、構成の簡素化を図ることがで
きる。
【0020】また、内箱を外箱および灰皿から引き出す
際に内箱に設けたストッパ片を外箱の内側面に設けた通
気性部材の内縁部に係合して抜け止め状態に保つことに
より、灰皿の引き出し操作を円滑に、かつ確実に行うこ
とができるとともに、内箱およびタバコ収納箱が意に反
して外箱より抜け落ちて灰皿内の灰、吸殻が飛散しない
ようにすることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。まず、本発明の第1の
実施形態について説明する。図1ないし図18は本発明
の第1の実施形態による携帯用使い捨て吸殻入れを示
し、図1(a)、(b)、(c)、(d)、(e)はそ
れぞれ正面図、平面図、底面図、右側面図、左側面図、
図2(a)、(b)、(c)、(d)、(e)はそれぞ
れ外箱の正面図、平面図、底面図、右側面図、左側面
図、図3(a)、(b)、(c)、(d)はそれぞれ灰
皿の正面図、平面図、底面図、左側面図、図4(a)、
(b)、(c)、(d)、(e)はそれぞれ内箱の正面
図、平面図、底面図、右側面図、左側面図、図5は内箱
にタバコ収納箱を納めた携帯時の状態の斜視図、図6は
吸殻入れとしての使用状態の斜視図、図7は図5の状態
で図1(b)のA−A矢視に相当する拡大断面図、図8
は図6の状態で図1(b)のA−A矢視に相当する拡大
断面図、図9は図6の状態で図1(b)のB−B矢視に
相当する拡大断面図、図10は外箱を扁平に折り畳んだ
組み立て前の状態の平面図、図11は灰皿を扁平に折り
畳んだ組み立て前の状態の平面図、図12は内箱を扁平
に折り畳んだ組み立て前の状態の平面図、図13は外箱
を構成する材料の一部拡大断面図、図14は灰皿を構成
する材料の一部拡大断面図、図15は内箱を構成する材
料の一部拡大断面図、図16(a)は外箱を展開した内
側面からの平面図、図16(b)はその側面図、図17
は灰皿を展開した内側面からの平面図、図18は内箱を
展開した内側面からの平面図である。
【0022】図1(a)〜(e)、図5〜図9に示すよ
うに、本発明の吸殻入れ1は、外箱2と、灰皿3と、内
箱4とから構成されている。内箱4にはタバコ収納箱
(図5〜図9に示す例ではハードケース)5が納められ
る。
【0023】外箱2について説明すると、図13に示す
ように、本体部分として、薄手のボール紙6の外側面に
所望の絵、文字等(図示せず)を印刷した化粧紙7をコ
ーティングした紙を主とする材料8が用いられる。図1
6に示すように、正方形状の正面板9の一側縁に折目1
0を介して長方形状の側面板11が連設され、正面板9
の他側縁の上部に折目12を介して長方形状の側面板1
3が連設され、側面板13における正面板9とは反対側
の縁に折目14を介して正面板9と同様の正方形状の背
面板15が連設され、背面板15における側面板13と
は反対側の長辺縁に折目16を介して長方形状の貼着板
17が連設されている。正面板9における残る辺のうち
の一方には折目18を介して長方形状の内底面板19が
連設され、背面板15には内底面板19と同じ側の縁に
折目20を介して長方形状の外底面板21が連設されて
いる。正面板9と背面板15には側面板13の下側にお
いて灰皿引き出し用の開放部22、23が円弧状に凹入
されて形成されている。正面板9と背面板15における
底面板19と21とは反対側の辺の中央部には内箱4を
操作するための切欠き24と25が形成されている。こ
れらは一枚の材料8からプレス機械により打抜かれると
ともに、各折目、切り込みが施される。
【0024】正面板9、側面板11、13、背面板15
における灰皿引き出し用開放部22、23の上部内側面
に起毛状、短毛状等の紙、布等からなる通気性部材26
が各折目10、12、14による折り曲げを許すように
貼着されている。外底面板21の内側面には両面粘着テ
ープ27の一側粘着面が貼着され、両面粘着テープ27
の他側(外側)粘着面は剥離テープ27aが剥離可能に
貼着されて保護されている。
【0025】そして、特に、図1、図2から明らかなよ
うに、まず、正面板9、側面板11、側面板13、背面
板15、貼着板17が各折目10、12、14、16に
より折り曲げられ、貼着板17が側面板11の内側面に
貼着されて扁平な角筒状に形成される。次に、内底面板
19と外底面板21が折目18と20により内方直角方
向に折り曲げられる。次に、外底面板21に貼着されて
いる両面粘着テープ27が剥離テープ27aの剥離によ
り内底面板19の外側面に貼着されることにより、側面
板13の下部に灰皿挿入口28を有し、外側面が化粧紙
7により覆われた扁平角筒状の外箱2が構成される。
【0026】灰皿3について説明すると、図14に示す
ように、薄手のボール紙30の外側面に膜状の非晶質セ
ラミックス層31を形成し、ボール紙30の内側面をア
ルミニウム箔32でコーティングし、非晶質セラミック
ス層31側の外側面に化粧紙33をコーティングした難
燃性、耐熱性の複合材料34が用いられる。上記非晶質
セラミックス層31は、有機金属化合物(金属アルコキ
シド)を主成分とし、反応触媒の添加によって低温加熱
(室温〜200℃)、若しくは常温乾燥条件において、
加水分解/脱水縮合反応が起こることにより、難燃性、
耐熱性等が付与され、単一成分、若しくは多成分系のも
のを用いることができる。
【0027】図17に示すように、長方形状の正面板3
5の両側短辺縁に折目36と37を介して貼着板38と
側面板39が連設され、側面板39における正面板35
とは反対側の縁に折目40を介して長方形状の背面板4
1が連設され、背面板41における側面板39とは反対
側の短辺縁に折目42を介して側面板43が連設されて
いる。底面板41における残る辺のうちの一方の長辺縁
には折目44を介して長方形状の底面板45が連設さ
れ、底面板45における背面板41とは反対側の長辺縁
には折目46を介して長方形状の差し込み板47が連設
されている。側面板39と43における底面板45と同
じ側の縁には折目48と49を介して支持板50と51
が連設されている。差し込み板47における底面板45
側の両端部には折目46の内側に沿うような位置で切り
込み52が形成されている。各支持板50、51におけ
る底面板45とは反対側の基部に段差部53、54が形
成され、その先方が基部より僅かに幅狭となるように形
成されている。これらは一枚の複合材料34からプレス
機械により打抜かれるとともに、各折目、切り込みが施
される。
【0028】そして、特に、図1、図6から明らかなよ
うに、まず、正面板35、貼着板38、側面板39、背
面板41、側面板43が各折目36、37、40、42
により折り曲げられ、貼着板38が側面板43の内側面
に貼着されて低く、かつ扁平な角筒状に形成される。次
に、支持板50、51が折目48、49により内方直角
方向に折り曲げられる。次に、底面板45が折目44に
より内方直角方向に折り曲げられて支持板50、51の
外側面に重ねられ、続いて、差し込み板47が折目46
により直角方向に折り曲げられて正面板35の内側面と
支持板50、51の側端縁との間に差し込まれることに
より、底部を有し、上方が開放され、内側面がアルミニ
ウム箔32により覆われた低く、かつ扁平な角筒状の灰
皿3が構成される。
【0029】このとき、上記のように差し込み板45の
基部両側に切り込み52が形成され、差し込み板45の
外端両側が円弧状に形成され、支持板50、51の基部
側に段差部53、54が形成されることにより、差し込
み板45を容易に差し込むことができるとともに、差し
込んだ状態では正面板35の内側面と支持板50、51
の段差部53、54側の基部とで確実に挟持して抜け止
めすることができる。このような構成により底部に隙間
がほとんど生じないようにし、投入されるタバコの灰が
外部に落下しないようにすることができる。この灰皿3
は外箱2の下部に灰皿挿入口28からなるべく緊密な状
態で収納することができる大きさで、この収納状態で灰
皿3の上端縁が外箱2内の通気性部材26の少し下方に
位置するような高さに設定されている(図8、図9参
照)。
【0030】内箱4について説明すると、図15に示す
ように、薄手のボール紙55の外側面をアルミニウム箔
56でコーティングした難燃性の複合材料57が用いら
れ、図18に示すように、正方形状の正面板58の両側
縁に折目59と60を介して長方形状の側面板61と6
2が連設され、側面板62における正面板58とは反対
側の長辺縁に折目63を介して正方形状の背面板64が
連設され、背面板64における側面板62とは反対側の
長辺縁に折目65を介して長方形状の貼着板66が連設
されている。正面板58と背面板64の同じ側で折目5
9、60、63、65と直角方向の辺には折目67と6
8を介して底面板69と70が連設され、側面板61と
62における底面板69、70と同じ側の短辺縁には折
目71と72を介して支持板73と74が連設されてい
る。
【0031】底面板69、70は同一形状に形成される
ものであって、正面板58、背面板64とは反対側にお
いて、鈍角の斜辺を有するかみ合い用の切欠き75、7
6が形成され、支持板73、74側における正面板58
と背面板64との連設部寄り位置にほぼ直角の斜辺を有
する切欠き77、78が形成され、切欠き77、78の
奥側から切欠き75、76の近い側の斜辺の中央部に到
達する折目79、80が形成されている。支持板73、
74は同一形状に形成されるものであって、先端側に至
るに従い、次第に幅狭となるように形成されている。正
面板58と背面板64における底面板75、76(底
部)側寄り位置には切り起こしによりストッパ片81、
82が形成されている。ストッパ片81、82は底面板
75、76側の折目67、68を中心として回動するこ
とができ、加圧しない状態では先端側が正面板58、背
面板64の外側面より僅に外方へ突出するように傾斜さ
れている。これらは一枚の複合材料57からプレス機械
により打抜かれるとともに、各折目、切り起こしが形成
される。
【0032】そして、特に、図1、図4から明らかなよ
うに、まず、正面板58、側面板61、62、背面板6
4、貼着板66が各折目59、60、63、65により
折り曲げられ、貼着板66が側面板61の外側面に貼着
されて扁平な角筒状に形成される。次に、支持板73、
74が折目71、72により内方直角方向に折り曲げら
れる。次に、底面板69、70が折目67、68により
内方直角方向に折り曲げられるとともに、切欠75、7
6により互いにかみ合わされ、各底面板69、70にお
ける折目79、80の外側部分が支持板73、74の基
部側の外側面に貼着されることにより、底部を有し、上
方が開放され、外側面がアルミニウム箔56により覆わ
れた扁平角筒状の内箱4が構成される。この内箱4はタ
バコ収納箱5をなるべく緊密な状態で収納することがで
きる大きさで、このタバコ収納箱5の蓋部5aが外方に
突出し、また、外箱2および灰皿3内に収納した際、外
箱2より外方へ突出しないような高さに設定されている
(図5〜図9参照)。
【0033】上記構成の外箱2は、内底面板19、外底
面板21を折り曲げ、互いに貼着して底部を構成する前
の状態、すなわち、上記のように貼着板17を側面板2
6の外側面に貼着して扁平な角筒状に形成し、両面粘着
テープ27を剥離テープ27aで被覆した状態で、折目
10、12、14、16を介して正面板9、背面板1
5、側面板11、13等を図10に示すように平行四辺
形関係で扁平状態に折り畳むことができる。外箱2は底
部の組み立てに底面板19、21の折り曲げ作業および
両面粘着テープ27からの剥離テープ27aの剥離によ
る貼着作業を必要とするが、その作業は使用者において
も比較的簡単に行うことができる。
【0034】外箱構成の灰皿3は、支持板50、51、
底面板45、差し込み板47を折り曲げて底部を構成す
る前の状態、すなわち、上記のように貼着板38を側面
板43の内側面に貼着して角筒状に形成した状態で、折
目36、37、40、42を介して正面板35、背面板
41、側面板39、43等を図11に示すように、平行
四辺形関係で扁平状態に折り畳むことができる。灰皿3
は底部の組み立てに支持板50、51、底面板45、差
し込み板47の折り曲げ、差し込み作業を必要とする
が、その作業は使用者においても比較的簡単に行うこと
ができる。
【0035】上記構成の内箱4は、折目59、60、6
3、65を介して正面板58、背面板64、側面板6
1、62等を平行四辺形関係で扁平方向に倒すことによ
り、折目71、72を介して支持板73、74が貼着板
66、側面板62の内側面側に倒れるとともに、支持板
73、74に貼着されている底面板69、70が折目7
9、80を介し、支持板73、74側へ引張られるとと
もに、切欠き75、76が離脱して内側へ折り畳まれ、
終には図12に示すように、扁平状態に折り畳まれる。
これとは逆に、折目59、60、63、65を介して正
面板58、背面板64、側面板61、62等を扁平角筒
状に起こすことにより、支持板73、74、底面板6
9、70が上記とは逆方向に動作し、底部が構成され
る。この底部については上部開放部からタバコ収納箱5
を納めることにより、このタバコ収納箱5の底面により
押圧してほぼ水平状態にし、底面板69、70の切欠き
75、76をかみ合い状態にして有底の扁平角筒状に保
持することができる。
【0036】このように、外箱2、灰皿3、内箱4は、
使用前においては扁平状態にし、使用に際して面倒な組
み立て作業を要することなく、扁平角筒状に構成するこ
とができるので、使用前に扁平状態にしておくことがで
き、大量の保管、輸送等に際して嵩張らないようにする
ことができる。また、灰皿3と、内箱4を扁平状態にし
て外箱2内に納めておくことにより、保管、運搬、使用
の便を図ることができる。
【0037】以上の構成において、以下、その使用要領
について説明する。図10に示すような扁平状態にある
外箱2を上記のように角筒状に起こし、両面粘着テープ
27の剥離テープ27aを剥離して粘着面を露出させ、
内底面板19と外底面板21を順次内方直角方向に折り
曲げ、両者を両面粘着テープ27により貼着し、図1、
図2、図5〜図9に示すように外箱2を組み立てる。一
方、図11に示すような扁平状態にある灰皿3を上記の
ように角筒状に起こし、支持板50、51、底面板45
を順次内方直角方向に折り曲げ、差し込み板47を正面
板35の内側面と支持板50、51との間に強制的に差
し込み、図3、図6〜図9に示すように、灰皿3を組み
立てる。また、図12に示すような扁平状態にある内箱
4を上記のように角筒状に起こし、図8、図9に示すよ
うに、その内部にタバコ収納箱5をその下部側から挿入
してその底部により内箱4の底面板69、70を押圧
し、ほぼ水平状態にする。そして、図1、図5〜図9に
示すように、外箱2内の下部に灰皿挿入口28から灰皿
3を挿入し、外箱2および灰皿3に上記のようにタバコ
収納箱5を納めてある内箱4を納める(外箱2および灰
皿3に納めた内箱4にタバコ収納箱5を納めることもで
きる。)。このとき、内箱4のストッパ片81、82が
外箱2の通気性部材26と圧接して後退した状態で移動
し、通気性部材26を通過すると、折目67、68を中
心として外方へ突出し、通気性部材26の下縁に係合し
得る状態となる。
【0038】そして、この状態で外出等に際して携帯
し、喫煙に際し、タバコ収納箱5の蓋5aを開放してタ
バコ83を取り出し、タバコ83に火を付けることによ
り喫煙することができる。この間、外箱2の切欠24、
25から内箱4を摘んでタバコ収納箱5と共に図5、
6、8、9に示すように外箱2から少し引き出す。これ
に伴い、内箱4のストッパ片81、82が外箱2の通気
性部材26の下縁に係合し、内箱4を外箱2から途中ま
で引き出した状態で抜け止めすることができる。この内
箱4の引き出しに伴って解放された灰皿3の端部を外箱
2の開放部22、23において摘んで灰皿挿入口28か
ら図6に示すように引き出す。
【0039】喫煙に伴って生じた灰、喫煙後の吸殻83
aは灰皿3内にその上部開放部から投入する。投入後、
灰皿3を外箱2内に挿入し、内箱4をタバコ収納箱5と
共に外箱2および灰皿3に納める。灰皿3に投入された
吸殻83aに火が付いている場合には、これを内箱4に
より押し潰し、若しくは酸欠により吸殻83aの先端の
火を消すことができる。このとき、上記のように灰皿3
の内側面をアルミニウム箔32で覆い、内箱4の外側面
をアルミニウム箔56で覆っているので、灰皿3と内箱
4の主材料として紙を用いていてもその燃焼を防止する
ことができ、しかも、灰皿3の紙はガラスコーティング
剤31で処理して耐熱性を与えているので、熱が外箱2
を持っている喫煙者の手に伝わらないようにすることが
できる。また、喫煙後、内箱4を外箱2および灰皿3に
納める際、通気性部材26により内部の空気を外方へ流
出させるとともに、灰皿3内の灰が外方へ流出するのを
防止し、空気の流れにより灰皿3内に投入されているタ
バコの灰が噴出するのを抑制して喫煙者の衣服等や外箱
2の外側面が灰で汚れないようにすることができる。
【0040】灰皿3内の吸殻83aの本数が増えると、
上記と同様に内箱4をタバコ収納箱5と共に引き出し、
ストッパ片81、82が外箱2の通気性部材26の下縁
に係合すると、解放された灰皿3を外箱2から取り出
す。これにより灰皿3内の灰、火の消えている吸殻83
aをゴミ箱等に棄てることができる。その後、灰皿3を
外箱2内に挿入し、内箱4をタバコ収納箱2と共に外箱
2および灰皿3内に納めることにより、再び携帯の用に
供することができる。
【0041】次に、本発明の第2の実施形態について説
明する。図19ないし図25は本発明の第2の実施形態
による携帯用使い捨て吸殻入れを示し、図19(a)、
(b)、(c)、(d)、(e)はそれぞれ正面図、平
面図、底面図、右側面図、左側面図、図20は内箱にタ
バコ収納箱を納めた携帯時の斜視図、図21は吸殻入れ
としての使用時の斜視図、図22は携帯時における図7
と同様の拡大断面図、図23は使用時における図8と同
様の拡大断面図、図24は使用時における図9と同様の
拡大断面図、図25は外箱を展開した内側面からの平面
図である。
【0042】本実施形態における外箱4について説明す
ると、図25に示すように、上記第1の実施形態の正面
板9よりやや幅広の正面板84の一側縁の上部に折目8
5を介して長方形状の側面板86が連設され、側面板8
6における正面板84とは反対側の縁に折目87を介し
て正面板84と同様の幅の背面板88が連設されてい
る。背面板88における側面板86とは反対側の長辺縁
に折目89を介して外側面板90が連設され、外側面板
90における背面板88とは反対側の長辺縁に折目91
を介して貼着板92が連設されている。貼着板92にお
ける外側面板90とは反対側の上部縁に折目93を介し
て内側面板94が連設され、内側面板94における貼着
板92とは反対側の縁に折目95を介して貼着板96が
連設されている。
【0043】正面板84の下縁には折目97を介して内
底面板98が連設され、背面板88の下縁には折目99
を介して外底面板100が連設されている。正面板84
と背面板88には側面板86の下側において灰皿引き出
し用の開放部101、102が円弧状に凹入されて形成
されている。正面板84と背面板88における底面板9
8、100とは反対側の辺の中央部よりやや側面板86
側寄り位置には内箱4を操作するための切欠き103と
104が形成されている。これらは図13に示す一枚の
材料8からプレス機械により打抜かれるとともに、各折
目、切り込みが形成される。
【0044】正面板84、側面板86、背面板88にお
ける灰皿引き出し用開放部101、102の上部内側面
に起毛状、短毛状等の紙、布等からなる通気性部材10
5が各折り目85、87による折り曲げを許すように貼
着されている。正面板84と背面板88の離隔側の外側
部には通気性部材105を有しない貼着部が残されてい
る。外底面板100の内側面には両面貼着テープ106
の一側粘着面が貼着され、両面貼着テープ106の他側
(外側)粘着面は剥離テープ106aにより保護されて
いる。
【0045】そして、まず、正面板84、側面板86、
背面板88、外側面板90、貼着板92、内側面板9
4、貼着板96が各折目85、87、89、91、9
3、95により折り曲げられ、貼着板96が背面板88
の内面貼着部に貼着され、貼着板92に正面板84の内
面貼着部が貼着される。次に、内底面板98と外底面板
100が折目97と99により内方直角方向に折り曲げ
られる。次に、外底面板100に貼着されている両面粘
着テープ106が剥離テープ106aの剥離により内底
面板98の外側面に貼着される。これにより、図19〜
図24に示すように、側面板86の下部に灰皿挿入口1
07を有し、内箱4の収納部108と、灰皿挿入口10
7とは反対側の側方に位置するライター収納部109を
有し、外側面が化粧紙7(図13参照)により覆われた
扁平角筒状の外箱2が構成される。
【0046】本実施形態の特徴とするところは、外箱2
における灰皿挿入口107とは反対側の側方において、
ライター収納部109が形成され、このライター収納部
109にライター110が収納される点にあり、その他
の外箱2の基本的構成および灰皿3、内箱4の構成およ
び使用要領については上記第1の実施形態と同様であ
る。本実施形態によれば、ライター110をタバコと共
に携帯することができるので、喫煙の利便性の向上を図
ることができる。
【0047】なお、上記各実施形態においては、タバコ
収納箱5としてハードケースを用いた場合について図示
しているが、ソフトケースを用いた場合にも適用するこ
とができる。また、内箱4の内面に弾性変形可能な隙間
調整材を設けることにより、サイズの異なるタバコ収納
箱5に適応させることができる。また、内箱4や外箱2
を必要に応じて灰皿3と同様にセラミックス層を設けて
更に難燃性を高めるとともに、耐熱性を付与した薄手の
ボール紙を用いることもできる。このほか、本発明は、
その基本的技術思想を逸脱しない範囲で種々設計変更す
ることができる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、内
箱にタバコ収納箱を納めるとともに、内箱を外箱および
灰皿に納めた状態で携帯し、喫煙に際し、タバコ収納箱
からタバコを取り出し、喫煙に伴って生じる灰、喫煙後
の吸殻は、内箱を外箱および灰皿から途中まで引き出
し、灰皿を外箱から引き出して灰皿内に投入し、灰皿を
外箱内に納め、内箱を外箱および灰皿内に納めることに
より、投入されている吸殻に火が付いていれば、これを
押し潰し、若しくは酸欠により吸殻の先端の火を消すこ
とができる。そして、灰、吸殻の投入後、内箱を外箱お
よび灰皿内に納める際に外箱内側面の通気性部材により
外箱および灰皿内の空気を外方へ逃がすことができるの
で、空気の流れにより灰皿内のタバコの灰が噴出するの
を抑制して汚れを抑制することができる。また、外箱、
灰皿および内箱は紙を主材料として用いるので、軽量化
を図ることができ、また、構成の簡素化を図ることがで
きる。したがって、携帯の際の清潔感の向上、携帯の利
便性の向上および低コスト化等を図ることができる。
【0049】また、灰皿挿入口とは反対側の側方にライ
ター収納部を形成することにより、ライターをタバコと
共に携帯することができるので、喫煙の利便性の向上を
図ることができる。
【0050】また、内箱を外箱および灰皿から引き出す
際に内箱に設けたストッパ片を外箱の内側に貼着した通
気性部材の下縁に係合して抜け止め状態に保つことによ
り、投入口の開放操作を円滑に、かつ確実に行うことが
できるとともに、内箱が意に反して外箱より抜け落ちて
灰皿内の灰、吸殻が飛散しないようにすることができ
る。したがって、操作性の向上、取扱いの容易化を図る
ことができる。
【0051】また、外箱が灰皿挿入口の両側部に灰皿引
き出し用の開放部を有することにより、灰皿の引き出し
操作を容易に行うことができる。
【0052】また、外箱の底部を、幅広の正面板と背面
板に連設された底面板を両面粘着テープにより貼着する
ことにより構成するようにすれば、両面粘着テープを剥
離テープにより覆って保護することにより、使用前に扁
平状態にしておくことができ、したがって、大量の保
管、輸送等に際して嵩張らないようにすることができ、
保管、輸送に要するコストを低減することができる。
【0053】また、灰皿の底部が、幅狭の両側面板に連
設され、内方へ折り曲げられる支持板と、幅広の背面板
と正面板のいずれか一方に連設され、折り曲げられた上
記支持板の外側面に重ねられる底面板と、この底面板に
連設され、正面板と背面板のいずれか一方の内側面と上
記支持板の側端縁との間に差し込まれる差し込み板とを
備えることにより、底部の隙間をほとんどなくして投入
されているタバコの灰が外部へ排出されないようにする
ことができ、また、底部の組み立てに際し、支持板、底
面板の折り曲げ作業、差し込み板の差し込み作業を必要
とするが、その作業は使用者においても比較的簡単に行
うことができるので、使用前に扁平状態にしておくこと
ができ、したがって、大量の保管、輸送等に際して嵩張
らないようにすることができ、保管、輸送に要するコス
トを低減させることができる。
【0054】また、内箱の底部を、組み立て状態で内箱
を扁平状態に折り畳み、若しくは角筒状に保形し得るよ
うに構成することにより、使用前に扁平状態にしておく
ことができ、したがって、大量の保管、輸送等に際して
嵩張らないようにすることができ、保管、輸送に要する
コストを低減させることができる。
【0055】また、ボール紙の外側面に所望の絵、文字
等を印刷した化粧紙をラミネートした材料により外箱を
構成することにより、焼却処分が可能となるので、廃棄
に制約を受けることがない。
【0056】また、セラミックス層を有するボール紙の
内側面と外側面にそれぞれアルミニウム箔と化粧紙をラ
ミネートした複合材料を用いて灰皿を構成することによ
り、軽量、かつ安価にして難燃性、耐熱性を得ることが
でき、しかも、焼却処分が可能となるので、廃棄に制約
を受けることがない。
【0057】また、ボール紙の外側面にアルミニウム箔
をラミネートした複合材料を用いて内箱を構成すること
により、軽量、かつ安価にして難燃性を得ることがで
き、しかも、焼却処分が可能となるので、廃棄に制約を
受けることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)、(b)、(c)、(d)、(e)はそ
れぞれ本発明の第1の実施形態による携帯用使い捨て吸
殻入れを示す正面図、平面図、底面図、右側面図、左側
面図である。
【図2】(a)、(b)、(c)、(d)、(e)はそ
れぞれ同携帯用使い捨て吸殻入れに用いる外箱を示す正
面図、平面図、底面図、右側面図、左側面図である。
【図3】(a)、(b)、(c)、(d)はそれぞれ同
携帯用使い捨て吸殻入れに用いる灰皿を示す正面図、平
面図、底面図、左側面図である。
【図4】(a)、(b)、(c)、(d)、(e)はそ
れぞれ同携帯用使い捨て吸殻入れに用いる外箱を示す正
面図、平面図、底面図、右側面図、左側面図である。
【図5】携帯用使い捨て吸殻入れの内箱にタバコ収納箱
を納めた携帯時の斜視図である。
【図6】同携帯用使い捨て吸殻入れの使用時の斜視図で
ある。
【図7】同携帯用使い捨て吸殻入れの内箱にタバコ収納
箱を納めた携帯時の状態を示し、図1(b)のA−A矢
視に相当する拡大断面図である。
【図8】同携帯用使い捨て吸殻入れの使用時の状態を示
し、図1(b)のA−A矢視に相当する拡大断面図であ
る。
【図9】同携帯用使い捨て吸殻入れの使用時の状態を示
し、図1(b)のB−B矢視に相当する拡大断面図であ
る。
【図10】同携帯用使い捨て吸殻入れに用いる外箱を扁
平に折り畳んだ状態を示す平面図である。
【図11】同携帯用使い捨て吸殻入れに用いる灰皿を扁
平に折り畳んだ状態を示す平面図である。
【図12】同携帯用使い捨て吸殻入れに用いる内箱を扁
平に折り畳んだ状態を示す平面図である。
【図13】同携帯用使い捨て吸殻入れに用いる外箱を構
成する材料を示す一部拡大断面図である。
【図14】同携帯用使い捨て吸殻入れに用いる灰皿を構
成する複合材料を示す一部拡大断面図である。
【図15】同携帯用使い捨て吸殻入れに用いる内箱を構
成する複合材料を示す一部拡大断面図である。
【図16】同携帯用使い捨て吸殻入れに用いる外箱を展
開した内側面からの平面図である。
【図17】同携帯用使い捨て吸殻入れに用いる灰皿を展
開した内側面からの平面図である。
【図18】同携帯用使い捨て吸殻入れに用いる内箱を展
開した内側面からの平面図である。
【図19】(a)、(b)、(c)、(d)、(e)は
それぞれ本発明の第2の実施形態による携帯用使い捨て
吸殻入れを示す正面図、平面図、底面図、右側面図、左
側面図である。
【図20】同携帯用使い捨て吸殻入れの携帯時の斜視図
である。
【図21】同携帯用使い捨て吸殻入れの使用時の斜視図
である。
【図22】同携帯用使い捨て吸殻入れの携帯時の状態を
示し、図7と同様の拡大断面図である。
【図23】同携帯用使い捨て吸殻入れの携帯時の状態を
示し、図8と同様の拡大断面図である。
【図24】同携帯用使い捨て吸殻入れの使用時の状態を
示し、図9と同様の拡大断面図である。
【図25】同携帯用使い捨て吸殻入れに用いる外箱を展
開した内側面からの平面図である。
【符号の説明】
1 吸殻入れ 2 外箱 3 灰皿 4 内箱 5 タバコ収納箱 6 ボール紙 7 化粧紙 23 灰皿引き出し用開放部 24 灰皿引き出し用開放部 28 灰皿挿入口 30 ボール紙 31 セラミックス層 32 アルミニウム箔 55 ボール紙 56 アルミニウム箔 81 ストッパ片 82 ストッパ片 83 タバコ 83a 吸殻 109 ライター収納部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部一側に灰皿挿入口が形成され、上記
    灰皿挿入口の上部内側面に起毛状、短毛状等の紙、布等
    からなる通気性部材が貼着され、本件部分が紙を主材料
    とする外箱と、上部が開放され、上記外箱の下部内側に
    上記灰皿挿入口より引き出し可能に挿入されるように形
    成され、紙に難燃化処理を施した材料からなる灰皿と、
    タバコ収納箱を取り出し可能に納めることができ、上記
    外箱の通気性部材の内側および上記灰皿の内側に挿入し
    得るように形成され、紙に難燃化処理を施した材料から
    なる内箱とを備えた携帯用使い捨て吸殻入れ。
  2. 【請求項2】 外箱が、灰皿挿入口とは反対側の側方に
    ライター収納部を有する請求項1記載の携帯用使い捨て
    吸殻入れ。
  3. 【請求項3】 内箱が、外箱および灰皿に対する組み立
    て収納時に外箱の通気性部材により押されて後退され、
    外箱に対する取り出し方向への引き出し時に上記通気性
    部材の内縁部に抜け止め状態に係合されるストッパ片を
    有する請求項1または2記載の携帯用使い捨て吸殻入
    れ。
  4. 【請求項4】 外箱が灰皿挿入口の両側部に灰皿引き出
    し用の開放部を有する請求項1ないし3のいずれかに記
    載の携帯用使い捨て吸殻入れ。
  5. 【請求項5】 外箱の底部が、幅広の正面板と背面板に
    連設された底面板を両面粘着テープにより貼着するよう
    に構成された請求項1ないし4のいずれかに記載の携帯
    用使い捨て吸殻入れ。
  6. 【請求項6】 灰皿の底部が、幅狭の両側面板に連設さ
    れ、内方へ折り曲げられる支持板と、幅広の背面板と正
    面板のいずれか一方に連設され、折り曲げられた上記支
    持板の外側面に重ねられる底面板と、この底面板に連設
    され、正面板と背面板のいずれか一方の内側面と上記支
    持板の側端縁部との間に差し込まれる差し込み板とを備
    えた請求項1ないし5のいずれかに記載の携帯用使い捨
    て吸殻入れ。
  7. 【請求項7】 内箱の底部が、組み立て状態で内箱を扁
    平状態に折り畳み、若しくは角筒状に保形し得るように
    構成された請求項1ないし6のいずれかに記載の携帯用
    使い捨て吸殻入れ。
  8. 【請求項8】 外箱の本体部分を構成する材料が、ボー
    ル紙の外側面に所望の絵、文字等を印刷した化粧紙をラ
    ミネートしている請求項1ないし7のいずれかに記載の
    携帯用使い捨て吸殻入れ。
  9. 【請求項9】 灰皿を構成する材料が、セラミックス層
    を有するボール紙の内側面と外側面にそれぞれアルミニ
    ウム箔と化粧紙をラミネートしてある請求項1ないし8
    のいずれかに記載の携帯用使い捨て吸殻入れ。
  10. 【請求項10】 内箱を構成する材料が、ボール紙の外
    側面にアルミニウム箔をラミネートしている請求項1な
    いし9のいずれかに記載の携帯用使い捨て吸殻入れ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103478908A (zh) * 2013-10-14 2014-01-01 无锡艾科瑞思产品设计与研究有限公司 便携式多功能烟灰盒
CN104397873A (zh) * 2014-11-30 2015-03-11 陈伟群 一种新型烟灰缸
CN105480594A (zh) * 2016-02-25 2016-04-13 罗福仲 一种便于安全收纳烟蒂的香烟盒

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