JPH10144778A - 静電チャック - Google Patents

静電チャック

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JPH10144778A
JPH10144778A JP8302184A JP30218496A JPH10144778A JP H10144778 A JPH10144778 A JP H10144778A JP 8302184 A JP8302184 A JP 8302184A JP 30218496 A JP30218496 A JP 30218496A JP H10144778 A JPH10144778 A JP H10144778A
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JP
Japan
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dielectric plate
electrostatic chuck
substrate
electrode
adhesive
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JP8302184A
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Narimasa Sugiyama
成正 杉山
Toshihisa Nozawa
俊久 野沢
Tsugumoto Ikeda
貢基 池田
Atsushi Hisamoto
淳 久本
Takashi Onishi
隆 大西
Moriyoshi Kanamaru
守賀 金丸
Hiromi Kumagai
浩洋 熊谷
Izumi Arai
泉 新井
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SHINKO KOBELCO TOOL KK
Applied Materials Japan Inc
Kobe Steel Ltd
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SHINKO KOBELCO TOOL KK
Applied Materials Japan Inc
Kobe Steel Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 誘電板と基板の接合に使用した接着剤が損傷
することがなく、且つ安定した吸着力の得られる静電チ
ャックを提供する。 【解決手段】 絶縁性セラミックスからなる円盤状の誘
電板1と円盤状の基板2とを接合するとともに、両者の
間に電極3を形成して静電チャックを構成し、その静電
チャック周縁部における誘電板1及び基板2の接合境
界、及び誘電板1に貫通して設けられているガス導入用
貫通孔7の開口縁部と基板2との接合境界に、少なくと
も1以上の屈曲部を設け、且つ接合境界の開放端Sが誘
電板吸着面1aから遠ざかる様に構成すれば、接着剤の
損傷を解消することができ、且つ半導体ウエハー6に対
しては十分な吸着力を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウエハー等
の固定及び搬送に使用される静電チャックに関し、より
詳しくは、静電気力を利用して吸着固定を行う静電チャ
ックに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体装置に備えられている静電
チャックは、図4に示すように、導電性の電極30と、
その電極30を絶縁被覆する絶縁体31と、電極30に
対し外部から電力を供給する給電手段32とから主とし
て構成されており、この種の静電チャックには、半導体
ウエハーを効率良く冷却、或いは加熱する目的で、ウエ
ハーと静電チャックの吸着面にガスを導入するための貫
通孔33が設けられている。
【0003】上記電極30を絶縁体で被覆する方法とし
ては、電極金属を陽極酸化する方法(例えば特開昭52−
67353 号)、電極に対し気相合成により絶縁被膜を形成
する方法(例えば特開昭60−197335号)、電極にセラミ
ックスを溶射する方法(例えば特公昭60−59104 号)、
セラミックスからなるグリーンシートと電極とを積層、
成形一体化したものを焼成する方法(例えば特公平6 −
97675 号)等が知られている。
【0004】上記陽極酸化または気相合成による方法で
は、絶縁体層を厚く形成することが困難であるため、十
分な絶縁耐圧を確保することができないという問題があ
る。また、溶射による方法においても、絶縁膜中に気孔
が含まれてしまい、絶縁耐圧が不十分である。従って、
従来はセラミックスと電極とを一体で焼成する方法が広
く利用されている。ところが、このような方法において
も、焼成時においてセラミックス及び電極が変形してし
まうために、吸着面としての絶縁体表面と電極面との距
離にバラツキが発生することになる。このバラツキは吸
着力のバラツキ、或いは静電チャック同士における吸着
力のバラツキの原因となっていた。
【0005】そこで、絶縁体表面と電極面との距離を均
一にし、安定した吸着力を得る方法として、図5に示す
ように、絶縁体を予め均一厚さの板状に加工し、これを
電極及び他の絶縁体と接合する方法が考案された(例え
ば実開昭60−96832 号,実開平4 −133443号,特開平4
−300136号)。接合に使用する接着剤としては、有機系
の接着剤の他、セラミックスを主成分とする無機系接着
剤または低融点ガラス等が用いられる。また、導電性接
着剤を用いてそれを電極とすることもある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記接
合により構成された静電チャックでは、半導体製造過程
においてプラズマに曝されることになる吸着面に極めて
近い部位(一般的には吸着面下方約0.5mmの部位)に
接合部分が現れることになるため、プラズマ照射に近い
部分で接着剤が露出していると、以下のような問題が発
生する。
【0007】すなわち、有機系の接着剤である場合に
は、露出した接着剤が著しく損傷してしまい、それによ
り静電チャックの寿命が短くなる。詳しく説明すると、
半導体製造装置の真空チャンバー内は、SiCl4 ,S
iH2 Cl2 ,PCl3 ,BCl3 ,HCl,Cl2
CH4 ,C26 ,C48 ,NF3 ,O2 の如き、腐
食性のガスが導入されたり、さらに、F系,Cl系ガス
のプラズマも形成されるという厳しい腐食環境下にある
ため、静電チャック全体に優れた耐食性が要求される。
ところが、有機系の接着剤は上述したような腐食性ガス
或いはプラズマに対して耐食性が不十分である。一方、
セラミックスを主成分とする無機系接着剤は、結合材ま
たは硬化剤中にアルカリ金属を含んでいるため、これら
重金属によってウエハーが汚染される恐れがある。
【0008】よって、腐食性ガス及びプラズマによって
著しく損傷される恐れのある部位にこれらの接着剤が存
在することは好ましくない。なお、ガラスについても耐
食性が十分とは云えず、製造上の理由により低融点ガラ
スを用いる場合には、添加物中の金属元素によってウエ
ハーが汚染する恐れがある。
【0009】本発明は以上のような従来の静電チャック
における課題を考慮してなされたものであり、使用した
接着剤が損傷することがなく、且つ安定した吸着力の得
られる静電チャックを提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、絶縁性セラミ
ックスからなる円盤状の誘電板と、該誘電板と接合され
る円盤状の基板と、誘電板と基板との間に介装される電
極とを有する静電チャックにおいて、該静電チャック周
縁部における誘電板及び基板の接合境界、及び誘電板に
貫通して設けられているガス導入用貫通孔の開口縁部と
基板との接合境界が、誘電板吸着面から遠ざかる方向に
形成した少なくとも1以上の屈曲部にて構成され、各接
合境界の開放端が、操業時に発生する腐食性ガス成分か
ら保護される様に構成されている静電チャックである。
【0011】本発明において、誘電板に基板を嵌合する
ための凹所を備えた場合、その凹所底面に電極を設ける
ことができる。また、誘電板に嵌合し得る凸部を基板に
備えた場合、その凸部頂面に電極を設けることができ
る。これらの電極は例えばめっき処理によって形成する
ことができる。
【0012】本発明における誘電板の一例としてはAl
23 焼結体が示されるが、これに限らず、AlN,S
iC,Si34 ,BN等の焼結体、或いはこれらの焼
結体に添加剤を加えたものが示される。本発明における
基板の一例としては、上記誘電板と同じ部材で構成する
ことが好ましく、例えばAl23 焼結体が示される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面に示した実施形態に基
づいて本発明を詳細に説明する。本発明は、静電チャッ
クの構造と耐腐食性の関連について鋭意研究した結果に
基づいてなされたものであり、誘電板と基板とを接合
し、それらの間に電極を配置する構成において、誘電板
と基板との接合部分に腐食性ガスやプラズマが浸入する
ことを防止することのできる静電チャック構造を実現し
たものである。
【0014】静電チャックの吸着力は、絶縁板の誘電
率、吸着面と電極面との距離、さらには電極に印加する
電圧に依存しているが、吸着面と電極面との距離は、実
用上妥当な電圧で十分な吸着力を得るためには、絶縁性
が確保できる範囲内でできる限り小さいことが望まし
い。例えば、誘電率が概ね10であるAl23 を誘電
体とした場合、吸着面と電極面との距離は0.1〜0.
5mmの範囲が適当である。従って、誘電板と基板とを平
行して接合する従来構成では、接合境界における開放端
は、吸着面から見て0.1〜0.5mm下方に位置するこ
とになる。
【0015】ところが、本発明者らの研究結果によれ
ば、吸着面から見ておよそ0.5mm下方ではプラズマの
侵入が激しく、接着剤が著しく損傷することが確認され
た。そこで、接合境界における開放端を1.0mmを超え
て下方(望ましくは1.5mmを超えて下方)に位置させ
れば、プラズマの侵入が大幅に低減され、接着剤の損傷
を防止できることを見出した。
【0016】具体的には、吸着面と電極面間の距離を小
さく(望ましくは0.5mm以下)保つとともに、接合境
界における開放端を吸着面から遠ざける(望ましくは
1.5mm以上)ために、誘電板において吸着面と反対側
に位置する面(以下裏面と呼ぶ)を、凹状に形成した。
ただし、誘電板の周縁部については帯輪部を周設するも
のとし、誘電板を貫通する貫通孔については、裏面から
延設される筒状部内に設けるものとする。
【0017】このような構成の円盤状の誘電板の凹所
に、同じく円盤状の基板を嵌合させると、接合境界にお
ける開放端が、吸着面から1.0mmを超えて下方に配置
されることになり、それによりプラズマの侵入による接
着剤の損傷が低減される。また、誘電板の凹所にのみ接
合剤を塗布すれば、プラズマに対して接着剤が直接露出
しないため、接着剤の損傷はより一層低減されることに
なる。
【0018】また、誘電板と基板の嵌合に際しては、接
合温度と使用温度との差、さらには誘電板と基板のそれ
ぞれの熱膨張率差によって生じる熱膨張量の差に応じた
間隙を誘電板凹部側面と基板凸部側面との間に設けるこ
とにより、吸着面に生じるうねりまたは反り等の変形を
防止することができる。上記変形は、ヤング率の小さい
接合剤を用いることによっても有効に防止することがで
きる。なお、接着剤に加わる熱応力を軽減するには、接
着剤の熱膨張率を、誘電板と基板のそれぞれの熱膨張率
の間の値に設定することが有効である。また、接着層の
厚みは、基板と誘電板との間で熱電導性を損なわないた
めに、0.005〜0.05mmの範囲とすることが望ま
しい。接着層の厚みが0.005mm以下である場合は、
接合力が不足したり、誘電板と基板との熱膨張率の差に
よって生じる熱応力を緩和することができず、従って吸
着面のうねりまたは反りといった変形を防止することが
できなくなる。
【0019】また、誘電板の凹所内に、接着剤と異なる
材料からなる中間層を挿入することもできる。そして中
間層の材料として熱電導率の良好な材料を選択すれば、
熱電導性が向上させることができる。加えて、ヤング率
の小さい材料を中間層として選択すれば、誘電板と基板
との熱膨張量の差をその中間層にて吸収することができ
る。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施形態をさらに具体的に説
明する。実施例1 図1は本発明の静電チャックの基本構成を示す模式図で
ある。同図において、静電チャックは、絶縁性セラミッ
クスからなる円盤状の誘電板1と、その誘電板1と接合
される円盤状の基板2と、誘電板1と基板2との間に介
装される電極3とを有し、誘電板1において吸着面1a
と反対側に位置する裏面に、接着剤、ガラスまたはシリ
コン樹脂等の接着剤4を用いて基板2が接合されてい
る。上記誘電板1の裏面凹所1bにはめっき処理によっ
て銅電極3が形成されており、この銅電極3に通電する
ための図示しない通電手段が端子5を介してその電極3
に接続されている。
【0021】各部の構成を詳しく説明すると、誘電板1
は直径200mmの円盤状Al23焼結体からなり、ウ
エハー6と吸着面1aとの間の間隙に、熱電導性を向上
させる目的で気体等を導入するための貫通孔7が、誘電
板1を貫通して複数穿設されている。上記誘電板1は、
予め研磨加工によって厚さ2mm、平面度10μm以下に
加工された後、その片面のうち、周縁部1c(幅w1
1.5mm)及び貫通孔7のまわりの筒部1d(幅w2
1.5mm)を除いて、深さd=1.5mmの凹所が形成さ
れている。
【0022】また、基板2は上記誘電板1と同様に円盤
状のAl23 焼結体からなり、誘電板1の凹所に嵌合
できるように、その直径は197mmに構成されている。
また、この基板2には、誘電板1の筒部1dを収容でき
るように貫通孔が穿設されており、予め研磨加工によっ
て厚さ1.5mm、平面度10μm以下に調整されてい
る。このような誘電板1と基板2とを、接着剤としての
エポキシ系接着剤4を用いて接合し、その後、銅電極3
に通電するためのケーブル5を接続した。図中、記号S
は接合境界における開放端を示している。
【0023】この構成によれば、接合境界における接合
線の屈曲回数は1となり、接合境界の開放端Sを吸着面
1aから遠ざけることができる。そしてケーブル5を介
して銅電極3に通電することにより、半導体ウエハー6
を吸着面1aに吸着させることができる。
【0024】実施例2 図2は本発明の静電チャックの他の構成を示したもので
ある。なお、図1と同じ構成要素については同一符号を
付してその説明を省略する。基板10は直径200mmの
円盤状Al23 焼結体からなり、この基板10上に、
誘電板1の凹所と嵌合し得る、高さ1.5mmの凸部を形
成し、予め研磨加工によって全体の厚さを3mm、平面度
10μm以下に加工している。また、基板10には誘電
板1の貫通孔7と対応して、その貫通孔7と連通する貫
通孔7aが穿設されている。この構成において、接合境
界における接合線の屈曲回数は2である。
【0025】実施例3 図3は本発明の静電チャックのさらに他の構成を示した
ものである。なお、図2と同じ構成要素については同一
符号を付してその説明を省略する。基板20は直径20
0mmの円盤状Al23 焼結体からなり、この基板10
上に、誘電板1の凹所と嵌合し得る、高さ1.5mmの凸
部を形成し、この凸部頂面にめっき処理によって銅電極
3を形成した。さらに、研磨加工によって全体の厚さを
3mm、平面度10μm以下に加工した。
【0026】比較例 図5は、比較例としてAl23 焼結体からなる誘電板
40と電極41と基板42とを積層して接合した静電チ
ャックの構成である。詳しくは、直径200mmの円盤状
に形成された誘電板40には、貫通孔43が穿設されて
おり、予め研磨加工により厚さ2mm、平面度10μm以
下の加工した後、吸着面40aと反対側の面において、
その周縁部(w3 =1.5mm)及び誘電板40を貫通す
る貫通孔43の周縁部(w4 =1.5mm)を除いた範囲
に銅電極41をめっきにより形成した。
【0027】一方、基板42は誘電板40と同じ直径、
同材質からなり、予め研磨加工により厚さ2mm、平面度
10μm以下に加工されている。そして誘電板40と基
板42とを絶縁性の有機系接着剤を介して接合した。次
いで、吸着面側を研磨して電極41面と吸着面40aと
の距離を所定の厚さに調整した。
【0028】次に、本実施例と比較例との比較を表1に
示す。表1は吸着面1aから接合境界の開放端Sまでの
距離Lに対する、接着剤損傷の関係を示したものであ
る。まず比較例として、図5に示した構成において、距
離L並びに接着剤の種類を変えて各種静電チャックを製
作し、各静電チャックに対しO2 ガスのプラズマを60
分間照射し、接合部分の外観及び変色を評価した。その
結果、エポキシ樹脂を主成分とする有機系接着剤を使用
した場合、距離Lが0.5mm以下では全面に亘って損傷
や変色が認められた。これに対し、距離Lが1.0mmで
は損傷、変色ともに低減され、距離Lが1.5mmでは、
損傷、変色ともに認められなかった。一方、Al23
を主成分とする無機系接着剤を使用した場合では、距離
Lが0.5mm以下では損傷や変色が認められるが、距離
Lが1.0mm以上では損傷、変色ともに認められなかっ
た。
【0029】
【表1】
【0030】次に、本発明による静電チャックについ
て、同様にO2 ガスのプラズマを60分間照射し、接合
部分の外観について損傷並びに変色状態を評価したとこ
ろ、本実施例1〜3のいずれの静電チャックにおいても
接合部分の損傷及び変色は認められなかった。
【0031】なお、上記実施例においては基板を絶縁体
で構成したが、これに限らず、接着剤等を用いて電極を
絶縁することができれば、上記基板はアルミニウム等の
導電性材料で構成することもできる。また、本発明にお
ける屈曲部は、上記実施例の屈曲回数に限らず、それ以
上すなわち階段状に形成することもできる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明によれば、接着剤が露出する接合境界における開
放端は、プラズマが発生する吸着面から遠ざけられる構
成であるため、接着剤の損傷を大幅に低減させることが
できるという長所を有する。また、電極は誘電板の凹所
に配置されているため、吸着面とその電極面との距離を
小さく設定することができ、それにより十分な吸着力を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る静電チャックの基本構成を示す断
面図である。
【図2】本発明の静電チャックの他の構成を示す図1相
当図である。
【図3】本発明の静電チャックのさらに他の構成を示す
図1相当図である。
【図4】従来例の静電チャックの構成を示す断面図であ
る。
【図5】従来例の静電チャックの別の構成を示す断面図
である。
【符号の説明】
1 誘電板 1a 吸着面 1b 凹所 1c 周縁部 1d 筒部 2 基板 3 電極 4 接着剤 5 端子 6 ウエハー 7 貫通孔
フロントページの続き (72)発明者 野沢 俊久 神戸市西区高塚台1丁目5番5号 株式会 社神戸製鋼所神戸総合技術研究所内 (72)発明者 池田 貢基 神戸市西区高塚台1丁目5番5号 株式会 社神戸製鋼所神戸総合技術研究所内 (72)発明者 久本 淳 神戸市西区高塚台1丁目5番5号 株式会 社神戸製鋼所神戸総合技術研究所内 (72)発明者 大西 隆 神戸市西区高塚台1丁目5番5号 株式会 社神戸製鋼所神戸総合技術研究所内 (72)発明者 金丸 守賀 神戸市西区高塚台1丁目5番5号 株式会 社神戸製鋼所神戸総合技術研究所内 (72)発明者 熊谷 浩洋 千葉県千葉市美浜区中瀬2−6 アプライ ド マテリアルズ ジャパン株式会社内 (72)発明者 新井 泉 千葉県千葉市美浜区中瀬2−6 アプライ ド マテリアルズ ジャパン株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁性セラミックスからなる円盤状の誘
    電板と、該誘電板と接合される円盤状の基板と、前記誘
    電板と前記基板との間に介装される電極とを有する静電
    チャックにおいて、 該静電チャック周縁部における前記誘電板及び前記基板
    の接合境界、及び前記誘電板に貫通して設けられている
    ガス導入用貫通孔の開口縁部と前記基板との接合境界
    が、前記誘電板吸着面から遠ざかる方向に形成した少な
    くとも1以上の屈曲部にて構成され、前記各接合境界の
    開放端が、操業時に発生する腐食性ガス成分から保護さ
    れる様に構成されていることを特徴とする静電チャッ
    ク。
  2. 【請求項2】 前記誘電板には前記基板を嵌合するため
    の凹所が備えられ、該凹所底面に前記電極が設けられて
    いる請求項1記載の静電チャック。
  3. 【請求項3】 前記基板には前記誘電板に嵌合される凸
    部が備えられ、該凸部頂面に前記電極が設けられている
    請求項1記載の静電チャック。
JP8302184A 1996-11-13 1996-11-13 静電チャック Withdrawn JPH10144778A (ja)

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