JPH10144741A - Icチップの性能分類方法および装置 - Google Patents

Icチップの性能分類方法および装置

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JPH10144741A
JPH10144741A JP29509796A JP29509796A JPH10144741A JP H10144741 A JPH10144741 A JP H10144741A JP 29509796 A JP29509796 A JP 29509796A JP 29509796 A JP29509796 A JP 29509796A JP H10144741 A JPH10144741 A JP H10144741A
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tray
performance
chip
chips
wafer
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JP29509796A
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勉 ▲吉▼島
Tsutomu Kichijima
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Rohm Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ICチップの性能分類装置の製造コストを低
減でき、しかもICチップの生産性を向上させることが
できる、ICチップの性能分類方法および装置を提供す
る。 【解決手段】 ICチップの性能をICウエハの段階で
測定する性能測定装置による測定データに基づいて、I
CウエハにおけるICチップの位置とその性能のランク
とを対応付けた分類データを生成するデータ処理装置1
と、データ処理装置からの分類データに基づいて、IC
ウエハから分割されたICチップを性能のランク毎に仕
分けする仕分装置を構成するピックアップ装置2および
トレイ供給装置3とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、ICウエハから
分割したICチップを性能別に分類するICチップの性
能分類方法、およびICチップの性能分類装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、EDSと呼ばれる性能測定装置に
より、ICチップの性能をICウエハの段階で測定し、
その測定結果に基づいて一定以上の性能を有する合格品
と、そうでない不合格品とに分類し、不合格品にはいわ
ゆるバッドマークを付して、エキスパンドテープ上でI
CウエハからICチップに分割してICチップをピック
アップするときに、合格品だけをピックアップすること
が行われていた。
【0003】しかし、このような方法では、合格品のI
Cチップを性能別に分類することができなかった。した
がって、相互に性能のほぼ等しい複数のICチップを組
み合わせて使用するのが好ましい用途に対処できなかっ
た。たとえば、イメージセンサの場合、基板上に複数の
イメージセンサチップを搭載し、各イメージセンサチッ
プで読取領域を分担するので、これらのイメージセンサ
チップの性能が均一なほど、画像を正確に読み取ること
ができるのであるが、このような用途に対処できなかっ
た。
【0004】そこで従来、エキスパンドテープ上からピ
ックアップしたICチップを一旦計測装置に搬送し、い
わゆるICテスターを備えた計測装置でICチップの性
能を計測した後に、計測装置からICチップを再度ピッ
クアップして性能別のトレイに搬送する性能分類装置が
提案されている。
【0005】しかし、このような性能分類装置では、E
DSと呼ばれる性能測定装置とは別に計測装置が必要で
あるので、製造コストが高価になるという問題があっ
た。しかも、計測装置による計測時間と、計測装置に対
するICチップの受渡し時間とを要するので、ICチッ
プの分類に時間がかかり、ICチップの生産性が低下す
るという問題もあった。
【0006】
【発明の開示】本願発明は、上記した事情のもとで考え
出されたものであって、ICチップの性能分類装置の製
造コストを低減でき、しかもICチップの生産性を向上
させることができる、ICチップの性能分類方法および
装置を提供することを、その課題とする。
【0007】上記の課題を解決するため、本願発明で
は、次の技術的手段を講じている。
【0008】本願発明の第1の側面によれば、ICチッ
プの性能をICウエハの段階で測定して、その測定デー
タに基づいて、ICウエハにおけるICチップの位置と
その性能のランクとを対応付けた分類データを作成し、
分類データに基づいて、ICウエハから分割されたIC
チップを性能のランク毎に仕分けすることを特徴とす
る、ICチップの性能分類方法が提供される。
【0009】このようにすれば、いわゆるEDSと呼ば
れる性能測定装置による測定データを利用することによ
り、ICウエハからICチップを分割した後に各ICチ
ップの性能を計測するという作業を省略できるので、そ
のための装置が不要になる。したがって、製造コストを
低減できるとともに、計測時間と、そのためのICチッ
プの受渡し時間とが不要なことから、ICチップの分類
を短時間で行え、ICチップの生産性を向上させること
ができる。
【0010】本願発明の第2の側面によれば、ICチッ
プの性能をICウエハの段階で測定する性能測定装置に
よる測定データに基づいて、ICウエハにおけるICチ
ップの位置とその性能のランクとを対応付けた分類デー
タを生成するデータ処理装置と、データ処理装置からの
分類データに基づいて、ICウエハから分割されたIC
チップを性能のランク毎に仕分けする仕分装置とを備え
たことを特徴とする、ICチップの性能分類装置が提供
される。
【0011】このようにすれば、いわゆるEDSと呼ば
れる性能測定装置による測定データを利用することによ
り、ICウエハからICチップを分割した後に計測装置
によりICチップの性能を計測するという作業を省略で
きるので、計測装置が不要になる。したがって、製造コ
ストを低減できるとともに、計測装置による計測時間
と、計測装置に対するICチップの受渡し時間とが不要
なことから、ICチップの分類を短時間で行え、ICチ
ップの生産性を向上させることができる。なお、データ
処理装置は、たとえばパーソナルコンピュータにより実
現できるので、計測装置と比較して極めて安価である。
【0012】測定データと分類データとが同一形式であ
れば、測定データをそのまま分類データとして用いるこ
とができる。
【0013】性能測定装置による測定データは、フレキ
シブルディスクなどの記憶媒体を介してデータ処理装置
に入力してもよいし、有線あるいは無線の通信回線を介
してデータ伝送してもよい。
【0014】データ処理装置から仕分装置への分類デー
タの伝送は、導線あるいは光ファイバなどのケーブルを
用いて有線で行ってもよいし、電波あるいは光を用いて
無線で行ってもよい。
【0015】好ましい実施の形態によれば、仕分装置
は、ピックアップ装置とトレイ供給装置とを備え、トレ
イ供給装置は、ICチップを性能のランク別に収容する
複数のトレイを有し、ピックアップ装置は、データ処理
装置からの分類データに基づいて、ICウエハから分割
されたICチップをトレイ供給装置の該当するトレイの
位置に搬送する。
【0016】このようにすれば、データ処理装置からの
分類データに基づいて、ピックアップ装置がICチップ
をその性能に応じた適切な位置に移動させるので、トレ
イ供給装置は満杯になっていないトレイをICチップの
性能毎に決まった位置に搬送するだけでよく、トレイ供
給装置の構成を簡単にできる。
【0017】他の好ましい実施の形態によれば、仕分装
置は、ピックアップ装置とトレイ供給装置とを備え、ピ
ックアップ装置は、ICウエハから分割されたICチッ
プをトレイ供給装置の所定位置に搬送し、トレイ供給装
置は、ICチップを性能のランク別に収容する複数のト
レイを有し、データ処理装置からの分類データに基づい
て、該当するトレイを所定位置に移動させる。
【0018】このようにすれば、データ処理装置からの
分類データに基づいて、トレイ供給装置がICチップの
性能に応じた適切なトレイを所定の位置に移動させるの
で、ピックアップ装置は常に同じ位置にICチップを搬
送すればよく、ピックアップ装置の構成を簡単にでき
る。
【0019】分類データは、データ処理装置からトレイ
供給装置に直接伝送してもよいし、ピックアップ装置を
介して伝送してもよい。
【0020】他の好ましい実施の形態によれば、ICチ
ップの性能のランクは3種類以上であり、ピックアップ
装置は、ICチップのうち性能のランクの最も低いもの
をピックアップしない。
【0021】このようにすれば、合格品のICチップを
性能のランク別に分類でき、しかも、不合格品のICチ
ップをピックアップしないことから、ICチップの搬送
時間をさらに短くでき、生産性を一層向上させることが
できる。
【0022】本願発明のその他の特徴および利点は、添
付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より
明らかとなろう。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の好ましい実施の
形態を、図面を参照して具体的に説明する。
【0024】図1は、本願発明に係るICチップの性能
分類装置のブロック図であって、この性能分類装置は、
データ処理装置1、ピックアップ装置2、およびトレイ
供給装置3を備えている。データ処理装置1とピックア
ップ装置2とはケーブル4により接続されており、デー
タ処理装置1とトレイ供給装置3とはケーブル5により
接続されている。データ処理装置1は、パーソナルコン
ピュータからなり、ICチップの性能をICウエハの段
階で測定する性能測定装置(図示せず)による測定デー
タに基づいて、ICウエハにおけるICチップの位置と
その性能のランクとを対応付けた分類データを生成し、
その分類データをピックアップ装置2およびトレイ供給
装置3に出力する。性能測定装置からの測定データは、
フレキシブルディスクに格納されてデータ処理装置1に
供給される。ピックアップ装置2は、データ処理装置1
からの分類データに基づいて、ICウエハから分割され
たICチップをトレイ供給装置3の該当する受渡位置に
搬送する。トレイ供給装置3は、ICチップを性能のラ
ンク別に収容する複数のトレイを備えており、トレイが
ICチップで満杯になれば、そのトレイを受渡位置から
搬出し、空のトレイを受渡位置に搬入する。すなわち、
ピックアップ装置2およびトレイ供給装置3は、データ
処理装置1からの分類データに基づいて、ICウエハか
ら分割されたICチップを性能のランク毎に仕分けする
仕分装置を構成している。
【0025】図2は、性能測定装置による測定結果の説
明図であって、ICウエハ7から分割される前の段階
で、各ICチップ8の電気的特性がEDSと呼ばれる性
能測定装置により測定され、たとえば1〜7のランク付
けがなされる。ここでは、ランク1が最も優れており、
ランク7が最も劣っているものとする。そして、ランク
7が不合格品であり、ランク1〜6が合格品であものと
する。性能測定装置による測定項目は、たとえばイメー
ジセンサチップの場合、所定光量を入射させたときの出
力電圧値などである。図2の例では、ICウエハ7が1
0行7列に分割され、合計54個のICチップ8が得ら
れる。矢印xは各列の座標を表しており、左端を1とし
ている。矢印yは各行の座標を表しており、上端を1と
している。なお、実際には1個のICウエハ7からはも
っと多数のICチップ8が分割されるのであるが、図2
では説明を判り易くするために、分割数を少なくしてい
る。
【0026】図3は、性能測定装置により作成された測
定データの説明図であって、測定データは、(x,y)
=(4,5)の位置を基準とし、その位置を(X,Y)
=(4,0)と表す座標系を用いて、ICチップ8の各
行毎に、その行の左端座標と、その行のチップ数と、そ
れらのランクとを示すデータの集合である。たとえば、
図2における第1行のICチップ8の場合、その左端座
標が(X,Y)=(3,−4)、チップ数Nが3、各I
Cチップ8のランクが左端から順に1,2,3であるの
で、測定データは、X=3,Y=−4,N=3,1,
2,3である。
【0027】図4は、データ処理装置1により作成され
た分類データの説明図であって、分類データは、(x,
y)の座標と、その位置におけるICチップ8のランク
とを示すデータの集合である。たとえば、図2における
第1行の左端のICチップ8は、座標が(x,y)=
(3,1)で、ランクが1であるので、その分類データ
は、(3,1)=1である。すなわちデータ処理装置1
は、フレキシブルディスクにより供給された性能測定装
置の測定データを、図2のようにマッピングすることに
より、図3のような分類データを生成する。
【0028】図5は、ピックアップ装置2の概略構成図
であって、XYテーブル11は、電動機あるいは流体シ
リンダなどの、X方向およびY方向の駆動装置12,1
3を有しており、かつ、これらの駆動装置12,13
は、それぞれ制御装置14に接続されている。このXY
テーブル11は、上方に延びる支杆15と、この支杆1
5の上端部に位置するリング状のフレーム支持部16と
を有している。フレーム支持部16には、リング状のフ
レーム17がはめこみ状に取り付けられている。
【0029】フレーム17には、図6にも示すように、
エキスパンドテープ18が支持されている。このエキス
パンドテープ18には、ICウエハ7を分割して得られ
た多数のICチップ8が仮接着されている。すなわち、
ICウエハ7は、分割前にエキスパンドテープ18に仮
接着され、クラッキングにより多数のICチップ8に分
割される。そして、エキスパンドテープ18を加熱する
ことにより伸長させて、隣接ICチップ8間の間隔を一
定量開ける。このように各ICチップ8が整然と配列さ
れ、かつ隣接ICチップ8間に一定量の間隔が開けられ
た状態で、エキスパンドテープ18がフレーム17によ
り支持されている。
【0030】フレーム17の下方には、頂面19aがエ
キスパンドテープ18の下面に摺接するように位置する
略筒状のテープガイド19が配設されている。このテー
プガイド19は、図示しないが、頂面19aの中央にバ
キュームホールが穿設されており、かつ内部中心軸上に
ピックアップニードルが配設されている。このピックア
ップニードルは、テープガイド19の頂面19a上に出
没可能に上下動する。テープガイド19は、真空源に接
続されており、テープガイド19内に適宜真空圧を付与
するための駆動手段と、ピックアップニードルを上下動
させるための駆動手段とからなる駆動装置20は、制御
装置14に接続されている。
【0031】テープガイド19の上方における同一軸心
上には、エキスパンドテープ18上のピクアップすべき
ICチップ8がテープガイド19の頂面19aの中央に
正確に位置しているかどうかを認識するための光学系認
識装置21が設けられている。この光学系認識装置21
とエキスパンドテープ18との間には、エキスパンドテ
ープ18上から剥離されたICチップ8を真空圧により
ピックアップする吸着コレット22が配されており、こ
の吸着コレット22は、駆動装置23により駆動され
て、図5に矢印で示すようにテープガイド19の真上位
置とトレイ供給装置3の受渡位置との間を往復する。光
学系認識装置21および駆動装置23は、制御装置14
に接続されており、制御装置14は、ケーブル4を介し
てデータ処理装置1に接続されている。
【0032】すなわち、ピックアップすべきICチップ
8がテープガイド19の中央に位置していることが確認
されると、テープガイド19内に負圧を作用させてエキ
スパンドテープ18をテープガイド19の頂面19aに
引き寄せるとともにピックアップニードルを上動させて
ICチップ8を上に突き、このICチップ8をエキスパ
ンドテープ18から剥離させる。ついで吸着コレット2
2がそのICチップ8の直上に降りてきてそのICチッ
プ8をバキューム圧によりピックアップする。吸着コレ
ット22は、そのままICチップ8をトレイ供給装置3
の受渡位置まで搬送し、トレイの内部に収納する。この
とき、ICチップ8のランク毎にトレイが区別され、そ
れぞれ受渡位置が異なっているので、データ処理装置1
からの分類データに基づいて、ピックアップしたICチ
ップ8のランクに応じた受渡位置に吸着コレット22が
移動するようになされている。なお、エキスパンドテー
プ18上のICチップ8は、図6に一点鎖線の矢印で示
される順にピックアップされる。もちろんこの順である
必要はなく、ピックアップの順序は任意に決定できる。
【0033】図7は、トレイ供給装置3の概略構成を示
す平面図であって、このトレイ供給装置3には、分類ス
テージ31a〜31fが設けられている。この分類ステ
ージ31a〜31fは、ピックアップ装置2の吸着コレ
ット22からランク別にICチップ8を受け取る受渡位
置に相当するものであって、本実施形態においては、三
つの分類ステージが二列、合計六つの分類ステージが設
けられている。各分類ステージ31a〜31fに隣接す
るようにしてそれぞれの外側には、分類済トレイストッ
カ32a〜32fが配置されている。分類ステージ31
a〜31fに供給するべき空のトレイTは、空トレイス
トッカ33から供給される。
【0034】分類ステージ31a〜31fは、平板状の
架台34に設けられており、この架台34の具体的構成
は、後述する。
【0035】空トレイストッカ33は、空のトレイTを
複数枚積層した状態で保持可能なようになされており、
この空トレイストッカ33に保持されている空のトレイ
Tの積層物の最も下のトレイTが1枚ずつ取り出されて
トレイ搬送手段35上に載せられ、このトレイ搬送手段
35が架台34の下方を移動することにより、上記六つ
の分類ステージ31a〜31fに対応してその下方に位
置することができる。
【0036】空トレイストッカ33は、図8に詳示する
ように、図示しないアクチュエータによって開閉動可能
な一対の保持レバー36,36を備えており、閉動位置
にあるこの保持レバー36,36に最も下にあるトレイ
Tのフランジ部が引っ掛けられるようにして、空のトレ
イTの積層物が空トレイストッカ33内に保持されてい
る。
【0037】架台34の下方には、図7のX方向に移動
可能な支持ベース37が設けられており、この支持ベー
ス37上に、トレイ搬送手段35を構成する、トレイ搬
送ユニット38と、空トレイストッカ33内の空のトレ
イTを下から1枚ずつ取り出してトレイ搬送ユニット3
8に移し替えるための移載機構39とが設けられてい
る。この移載機構39は、空トレイストッカ33の平面
的な位置と対応して、その下方に位置することができる
ように支持ベース37上に設けられる。
【0038】この移載機構39は、図8に詳示するよう
に、トレイTの左右のフランジ部をスライド可能に係止
することができる一対のガイドレール40,40と、こ
れら一対のガイドレール40,40の間に配置されるエ
レベーション機構41とを備えている。ガイドレール4
0,40は、支柱42を介して支持ベース37に対して
所定高さ位置に設けられている。また、エレベーション
機構41は、昇降可能に案内支持された支持板43を、
シリンダ44によって上下動させるように構成されてい
る。
【0039】空トレイストッカ33に積層保持された空
のトレイTを、下から1枚ずつ取り出す操作は、次のよ
うにして行われる。まず、エレベーション機構41の支
持板43が空のトレイTの積層物の最も下のトレイTの
底面を支えるべく上昇する。次に、保持レバー36,3
6が開動させられ、この保持レバー36,36による空
のトレイTの積層物の係合支持が解除される。次に、エ
レベーション機構41がトレイTの1枚分下動し、この
状態において保持レバー36,36が閉動して、下から
二枚目のトレイTのフランジ部を係合支持する。この時
点で、保持レバー36,36に下から二枚目より上のト
レイTの積層物が保持される。次いで、一番下にあった
1枚のトレイTを支持するエレベーション機構41が下
動し、その過程において、このトレイTの左右フランジ
部がガイドレール40,40に係合支持される。こうし
て、空トレイストッカ33から1枚の空のトレイTが移
載機構39上に取り出される。
【0040】一方、トレイ搬送ユニット38は、支持ベ
ース37上を、図7のY方向に往復移動可能に設けられ
ている。このトレイ搬送ユニット38は、図9および図
10に示すように、支持ベース37に対してY方向に延
びるスライドガイド45を介して載置されるベース板4
6と、このベース板46に対して支柱47を介して所定
高さ位置に支持される左右一対のガイドレール48,4
8と、これら一対のガイドレール48,48間に位置す
るエレベーション機構49とを基本的に備えている。エ
レベーション機構49は、昇降可能に案内支持された支
持板50を、ベース板46上に取付けられたシリンダ5
1によって上下動させるようになっている。また、この
トレイ搬送ユニット38それ自体、エアシリンダ52に
より、図7および図9のY方向に往復駆動させられ、上
記二列の分類ステージ31a〜31fのいずれかの列に
対応して位置させられるようになっている。
【0041】移載機構39上に取り出された空のトレイ
Tは、次のようにして、トレイ搬送ユニット38上に移
載される。すなわち、まず、トレイ搬送ユニット38
は、図7に実線で示すように、移載機構39と隣接する
位置に位置させられる。この状態において、移載機構3
9の一対のガイドレール40,40と、トレイ搬送ユニ
ット38上の一対のガイドレール48,48とが、互い
に連続するように隣接させられる。この時点で、架台3
4上に設けたシリンダ53によって作動させられる押動
レバー54が、移載機構39のガイドレール40,40
上に載る空のトレイTを押し、これによって、空のトレ
イTは、ガイドレール40,40上をスライドして、ト
レイ搬送ユニット38のガイドレール48,48上に移
し替えられる。
【0042】こうしてトレイ搬送ユニット38上に移し
替えられた空のトレイTは、上記六つの分類ステージ3
1a〜31fのうち、選択されたものの下方まで移動す
る。仮に移動先の分類ステージが、図7における下側の
列の三つのうちのいずれである場合には、支持ベース3
7上において図7に実線で示す位置をトレイ搬送ユニッ
ト38がとったまま、支持ベース37自体が図7のX方
向に所定距離移動させられる。支持ベース37は、X方
向のスライドガイド55によってフロア等のベースに支
持されており、モータ56で作動するベルト駆動機構に
より、図7のX方向に移動させられるようになってい
る。
【0043】また、トレイ搬送ユニット38の移動先
が、分類ステージ31a〜31fのうち図7に示す上側
の列の三つの分類ステージのいずれかである場合には、
まず、トレイ搬送ユニット38が、支持ベース37に対
してY方向に動いて図7に仮想線で示す位置をとり、そ
の後、支持ベース37自体が上述と同様にして、図7の
X方向に所定距離移動させられる。
【0044】各分類ステージ31a〜31fは、次のよ
うに構成される。図11および図12に示すように、架
台34に、トレイTが上下に通りうるに充分な幅のスリ
ット58が形成されており、このスリット58に重なる
ようにして、トレイホルダ59が、シリンダ60によっ
てY方向にスライド移動可能に取付けられている。この
トレイホルダ59は、図11および図12に詳示するよ
うに、トレイTの左右フランジ部を係合支持できる左右
一対のレール部60a,60aと、これらレール部60
a,60aの両端部どうしをつなぐ横桟部60b,60
bをもつ、枠状を呈している。ただし、上記横桟部60
b,60bは、上記レール部60a,60aに沿ってト
レイTがY方向に相対移動するのを阻害しないように形
成されている。
【0045】このトレイホルダ59は、図11に示すよ
うに、分類済トレイストッカ32a〜32fの下方に位
置する水平方向かつ図7のY方向に往復移動することが
でき、上記分類位置と、上記分類ステージ31a〜31
fと対応して隣接するように架台34上に設けられた各
分類済トレイストッカ32a〜32fの下方に位置する
退避位置とを選択できるようになっている。
【0046】上記各分類済トレイストッカ32a〜32
fは、図13に詳示するように、左右のラチェット係合
爪61,61を備えており、このラチェット係合爪6
1,61により、最も下に位置する分類済のトレイTの
フランジ部を係合支持することにより、分類済のトレイ
Tの積層物を保持しておくことができるようになってい
る。
【0047】分類ステージ31a〜31fにおいてトレ
イホルダ59上に支持されているトレイTが、吸着コレ
ット22により搬入されてくるICチップ8で満杯とな
ると、この分類済のトレイTは、分類済トレイストッカ
32a〜32fに蓄積されるとともに、このトレイホル
ダ59には、新たな空のトレイTが保持される。
【0048】かかる一連の動きは、次のようにして行わ
れる。まず、ICチップ8で満杯になって、分類ステー
ジ31a〜31fから分類済トレイストッカ32a〜3
2fに移すべきトレイTが生じると、前述したようにし
て空のトレイTを支持するトレイ搬送ユニット38が、
当該分類ステージ31a〜31fの下方に移動する(図
12)。これには、既に述べたように、トレイ搬送ユニ
ット38と移載機構39とを搭載する支持ベース37そ
れ全体が図7のX方向に移動することによって行われ
る。そうすると、分類ステージ31a〜31fから排出
するべき分類済のトレイTの下方に空のトレイTを支持
するトレイ搬送ユニット38が位置するとともに、分類
済トレイストッカ32a〜32fの下方に、移載機構3
9が位置することになる(図13)。
【0049】この状態において、トレイホルダ59が退
避位置、すなわち、分類済トレイストッカ32a〜32
fの下方に位置する状態をとる(図13)。次いで、移
載機構39のエレベーション機構41が上動し、トレイ
ホルダ59に支持されている分類済のトレイTを押し上
げ、分類済トレイストッカ32a〜32f内に既に保持
されている積層状の空のトレイTの下面に重ねるように
して、さらに押し上げる。そうすると、エレベーション
機構41によって押し上げられる分類済のトレイTは、
ラチェット係合爪61,61によって係合支持される。
こうして、分類ステージ31a〜31fにおいてICチ
ップ8で満載された分類済のトレイTは、分類済トレイ
ストッカ32a〜32f内に、下から重ねるようにして
保持されることになる。
【0050】一方、トレイホルダ59が退避位置をとっ
ている間に、トレイ搬送ユニット38のエレベーション
機構49が、ガイドレール48,48によって左右フラ
ンジ部を保持されていた空のトレイTを、所定高さ上昇
させる。この状態において、トレイホルダ59が分類位
置に復帰動すると、エレベーション機構49によって所
定高さに保持されている空のトレイTの左右フランジ部
が、水平方向にスライド移動してくるトレイホルダ59
の左右レール部60a,60aによって支持される。こ
うして、分類済のトレイTの分類済トレイストッカ32
a〜32fへの蓄積、ならびに、新たな空のトレイTの
分類ステージ31a〜31f上への保持を終えると、移
載機構39のエレベーション機構41ならびにトレイ搬
送ユニット38のエレベーション機構49がともに下動
し、そして、支持ベース37全体が復帰動させられ、引
き続き空のトレイTの搬送に備えて、前述したのと同様
にして空トレイストッカ33からの空のトレイTの取り
出しないしそのトレイ搬送ユニット38上への移し替え
が行われる。
【0051】なお、X方向に移動可能な支持ベース37
上には、移載機構39およびトレイ搬送ユニット38の
他に、二列目の各分類ステージ31d,31e,31f
において分類された分類済のトレイTを対応する分類済
トレイストッカ32d,32e,32fに下から積層保
持させるためのエレベーション機構が設けられている。
かかるエレベーション機構の構成は、トレイ搬送ユニッ
ト38について説明したのと同様である。
【0052】なお、六つの分類ステージ31a〜31f
にある各トレイTには、ピックアップ装置2の吸着コレ
ット22により、性能のランクに応じたICチップ8が
次々と搬入される。
【0053】上記性能分類装置においては、フレキシブ
ルディスクに格納された性能測定装置による測定データ
がデータ処理装置1に入力され、データ処理装置1が、
その測定データをマッピングして分類データを生成す
る。
【0054】一方、ピックアップ装置2には、性能測定
装置により測定されてランク付けされた多数のICチッ
プ8が、エキスパンドテープ18上にてICウエハ7か
ら分割された状態で供給される。そして、ピックアップ
装置2がエキスパンドテープ18上のICチップ8を吸
着コレット22により搬送させるに先立って、そのIC
チップ8の分類データをデータ処理装置1に要求する。
これによりデータ処理装置1が、該当するICチップ8
の分類データを、ケーブル4を介してピックアップ装置
2に送信するとともに、ケーブル5を介してトレイ供給
装置3に送信する。
【0055】これによりピックアップ装置2が、吸着コ
レット22により、エキスパンドテープ18上のICチ
ップ8をトレイ供給装置3の分類ステージ31a〜31
fのうちの該当する分類ステージ上のトレイTまで搬送
させる。このとき、ICチップ8をいずれの分類ステー
ジ31a〜31f上のトレイTに収容するかは、ICチ
ップ8のランク別に予め決められているので、吸着コレ
ット22は、データ処理装置1からの分類データに基づ
いて、ICチップ8のランクに対応する分類ステージに
ICチップ8を搬送する。また、分類データによりラン
クが7であることが判明したICチップ8は、不合格品
であるので、吸着コレット22によりピックアップせず
に、エキスパンドテープ18上にそのまま残しておく。
【0056】上記の動作が繰り返されることにより、ト
レイ供給装置3の分類ステージ31a〜31f上のトレ
イTには、ランク別に多数のICチップ8が収容される
ことになる。そして、データ処理装置1からの分類デー
タはトレイ供給装置3にも供給されているので、各トレ
イTに収容されたICチップ8の数をトレイ供給装置3
が記憶しており、分類ステージ31a〜31f上のいず
れかのトレイTが満杯になれば、それを空のトレイTと
入れ換える。
【0057】かくして、ICチップ8をランク別に仕分
けることができる。なお、トレイTを、収容されている
ICチップ8のランク別に色分けしておくか、あるいは
ランクを数字などで書き込んでおくことにより、そのト
レイTにいずれのランクのICチップ8が収容されてい
るかを一見しただけで容易に判断できる。
【0058】なお、上記実施形態では、トレイ供給装置
3に複数の分類ステージ31a〜31fを設定し、ピッ
クアップ装置2の吸着コレット22により、ICチップ
8のランク別に搬送先を変更するように構成したが、ト
レイ供給装置3に1つの分類ステージを設定して、トレ
イ供給装置3が、ICチップ8のランク別に分類ステー
ジ上のトレイTを切り換えるように構成してもよい。た
とえば、ターンテーブル上に6個のトレイTを載置して
おいて、吸着コレット22から受け渡されるICチップ
8のランクに対応するトレイTが分類ステージ上に位置
するように、ターンテーブルを回転させるようにすれば
よい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係るICチップの性能分類装置のブ
ロック図である。
【図2】性能測定装置による測定結果の説明図である。
【図3】性能測定装置により作成された測定データの説
明図である。
【図4】図1に示す性能分類装置に備えられたデータ処
理装置により作成された分類データの説明図である。
【図5】図1に示す性能分類装置に備えられたピックア
ップ装置の概略構成図である。
【図6】エキスパンドテープ上のICチップの配列状態
の説明図である。
【図7】図1に示す性能分類装置に備えられたトレイ供
給装置の概略構成を示す平面図である。
【図8】図7におけるVIII−VIII矢視断面図である。
【図9】図7におけるIX−IX矢視断面図である。
【図10】図7におけるX−X矢視断面図である。
【図11】図7に示すトレイ供給装置を構成する分類ス
テージおよび分類済トレイストッカの平面図である。
【図12】図7におけるXII−XII矢視断面図である。
【図13】図7におけるXIII−XIII矢視断面図であ
る。
【符号の説明】
1 データ処理装置 2 ピックアップ装置 3 トレイ供給装置 7 ICウエハ 8 ICチップ T トレイ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ICチップの性能をICウエハの段階で
    測定して、その測定データに基づいて、前記ICウエハ
    における前記ICチップの位置とその性能のランクとを
    対応付けた分類データを作成し、 前記分類データに基づいて、前記ICウエハから分割さ
    れた前記ICチップを性能のランク毎に仕分けすること
    を特徴とする、ICチップの性能分類方法。
  2. 【請求項2】 ICチップの性能をICウエハの段階で
    測定する性能測定装置による測定データに基づいて、前
    記ICウエハにおける前記ICチップの位置とその性能
    のランクとを対応付けた分類データを生成するデータ処
    理装置と、 前記データ処理装置からの分類データに基づいて、前記
    ICウエハから分割された前記ICチップを性能のラン
    ク毎に仕分けする仕分装置とを備えたことを特徴とす
    る、ICチップの性能分類装置。
  3. 【請求項3】 前記仕分装置は、ピックアップ装置とト
    レイ供給装置とを備え、 前記トレイ供給装置は、前記ICチップを性能のランク
    別に収容する複数のトレイを有し、 前記ピックアップ装置は、前記データ処理装置からの分
    類データに基づいて、前記ICウエハから分割された前
    記ICチップを前記トレイ供給装置の該当する前記トレ
    イの位置に搬送する、請求項2に記載のICチップの性
    能分類装置。
  4. 【請求項4】 前記仕分装置は、ピックアップ装置とト
    レイ供給装置とを備え、 前記ピックアップ装置は、前記ICウエハから分割され
    た前記ICチップを前記トレイ供給装置の所定位置に搬
    送し、 前記トレイ供給装置は、前記ICチップを性能のランク
    別に収容する複数のトレイを有し、前記データ処理装置
    からの分類データに基づいて、該当する前記トレイを前
    記所定位置に移動させる、請求項2に記載のICチップ
    の性能分類装置。
  5. 【請求項5】 前記ICチップの性能のランクは3種類
    以上であり、 前記ピックアップ装置は、前記ICチップのうち性能の
    ランクの最も低いものをピックアップしない、請求項3
    または請求項4に記載のICチップの性能分類装置。
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