JPH10143747A - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

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JPH10143747A
JPH10143747A JP29876696A JP29876696A JPH10143747A JP H10143747 A JPH10143747 A JP H10143747A JP 29876696 A JP29876696 A JP 29876696A JP 29876696 A JP29876696 A JP 29876696A JP H10143747 A JPH10143747 A JP H10143747A
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temperature
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cooling
vending machine
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Yukio Yamaguchi
幸雄 山口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 適温外の商品が販売される機会が少なく、且
つ、消費電力の小さい自動販売機を提供する。 【解決手段】 全加温庫室温度の平均温度Taveと加温
運転を停止中の加温庫室温度Tkとの温度差が、予め設
定した基準温度ΔT以上のときに該加温庫室の加温運転
を開始するとともに加温運転中の加温庫室のうち最も加
温庫室温度が高いものを加温運転停止する加温運転制御
装置を備えているので、同時に運転する加温装置を所定
数以下にし、自動販売機の消費電力を小さくすることが
できるとともに、適温外商品の販売機会を少なくするこ
とができる

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷蔵商品や加温商
品の販売を可能とした冷却装置及び加温装置内蔵の自動
販売機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の自動販売機は、商品格納
室を複数個設けており、該商品格納室の一つを冷蔵商品
格納の商品格納室(以下、冷却庫室という)として用
い、残りの商品格納室を加温商品格納の商品格納室(以
下、加温庫室という)として用いている。ここで、冷却
庫室は冷却装置によって冷却され、加温庫室は各加温庫
室毎に設けられた加温装置よって加温される。
【0003】ところで、すべての冷却装置及び加温装置
を同時に運転させると電力を多量に消費するため、該消
費電力が電源供給側の電流容量を越えるおそれがある。
このため、すべての冷却装置及び加温装置を同時に運転
することができないという課題があった。
【0004】従来の自動販売機では、この課題を解決す
るために、加温装置の全てを同時に運転させず一部のみ
を運転させるとともに、冷却庫室に設けられたサーモス
タットのオンオフ信号を利用して加温装置の運転を制御
していた。即ち、冷却庫室の温度が所定の温度付近であ
る場合には冷却装置に設けられたサーモスタットはほぼ
定期的にオンオフを繰り返されることを利用し、該冷却
装置のサーモスタットのオンオフ信号を用いて制御する
ものである。具体的には、サーモスタットがオフからオ
ンとなり冷却装置の運転が開始される毎に、運転中の加
温装置を運転停止し、運転停止中の加温装置を運転する
ものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来の自
動販売機では、冷却庫室に未冷却の商品を格納した場
合、冷却庫室温度が所定の冷却完了温度に達するまでに
長時間を要するため、冷却装置の運転開始による加温装
置の運転切り替えが行われるまでに長時間を要する。即
ち、加温装置の運転が停止中である加温庫室が、長時間
加温運転しない状態になるものである。
【0006】このため、運転停止中の加温庫室に格納さ
れている商品が長時間加温されず、商品温度が適温外で
ある商品が販売される機会が増えるという難点がある。
【0007】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、適温外の商品が販売さ
れる機会が少なく、且つ、消費電力の小さい自動販売機
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、少なくとも2つ以上の加温庫室を備え、
一部の加温庫室を加温運転しているときは他の加温庫室
の加温運転を停止することにより消費電力の低減を図る
自動販売機において、各加温庫室の室温を測定する加温
庫室温度検出手段と、全加温庫室温度の平均温度を算出
する平均温度算出手段と、加温運転停止中の加温庫室の
加温庫室温度と平均加温庫室温度との差が予め設定した
基準温度以上のときに、加温運転停止中の加温庫室を加
温運転するとともに加温運転中の加温庫室のうち最も加
温庫室温度が高い加温庫室の加温運転を停止することに
より加温運転及び加温運転停止を切り替える加温運転制
御手段を備えた、ことをその特徴とする。
【0009】この発明によれば、加温庫室温度の平均温
度と加温運転停止中の加温庫室温度との温度差が予め設
定した基準温度以上のときに、運転停止中の加温庫室の
加温運転が開始されるとともに加温運転中の加温庫のう
ち最も加温庫室温度が高いものの加温運転が停止され
る。
【0010】
【発明の実施の形態】図1には本発明を適用した自動販
売機の制御構成を示してある。この自動販売機は1つの
冷却装置と2つの加温装置により商品を冷凍又は冷蔵及
び加温しており、図中の11は冷却装置、21aは第1
の加温装置、21bは第2の加温装置、12は冷却庫
室、22aは第1の加温庫室、22bは第2の加温庫
室、13は冷却庫室に付設された冷却庫用サーミスタ、
23aは第1の加温庫室に付設された第1の加温庫用サ
ーミスタ、23bは第2の加温庫室に付設された第2の
加温庫用サーミスタ、14は冷却装置11に付設された
冷却庫用サーモスタット、24aは第1の加温装置21
aに付設された第1の加温庫用サーモスタット、24b
は第2の加温装置21bに付設された第2の加温庫用サ
ーモスタット、30はマイコンである。
【0011】この自動販売機では、冷却装置11を運転
することにより冷却庫室12に格納された冷蔵商品や冷
凍商品を保冷することができ、また、第1の加温装置2
1a及び第2の加温装置21bを運転することにより第
1の加温庫室22a及び第2の加温庫室22bに格納さ
れた加温商品を加温することができる。自動販売機の構
造、冷却装置、加温装置の構造等は周知のものと変わり
ないためここでの詳述を省略する。
【0012】冷却庫用サーモスタット14は冷却庫室温
度が所定の温度Tc2以下になるとオフとなり、一度オフ
となると冷却庫室温度が所定の温度Tc1以上になるまで
オンにはならないという特性を有しており、マイコン3
0によって冷却庫用サーモスタット14のオンオフを検
出することができる。また、第1の加温庫用サーモスタ
ット24a及び第2の加温庫用サーモスタット24bも
同様にマイコン30によってそのオンオフを検出するこ
とができる。
【0013】マイコン5は冷却装置11及び第1の加温
装置21a並びに第2の加温装置21bの運転を制御す
るためのプログラムをメモリに格納しており、冷却庫用
サーミスタ13及び冷却庫用サーモスタット14の検出
信号、第1の加温庫用サーミスタ23a及び第2の加温
庫用サーミスタ23b並びに第1の加温庫用サーモスタ
ット24a及び第2の加温庫用サーモスタット24bの
検出信号に基づいて運転制御機能を実行する。
【0014】以下に、上述の自動販売機で実行される運
転制御機能について、図2乃至図4を参照して説明す
る。なお、この自動販売機では、冷却装置11、第1の
加温装置21a及び第2の加温装置21bのうち、同時
に運転可能な装置数が最大で2つであるようにするもの
である。
【0015】はじめに、冷却庫用サーモスタット14の
オンオフ信号を検出し(S1)、冷却庫用サーモスタッ
ト14がオフである場合は冷却装置11の運転を停止す
る(S2)とともに、加温庫用サーモスタットがオンと
なっている加温庫室の加温装置を運転させ(S3)、処
理をステップS1に移す。冷却庫用サーモスタット14
がオンである場合、処理をステップS4に移す。
【0016】ステップS4では、第1の加温庫用サーモ
スタット24a及び第2の加温庫用サーモスタット24
bのオンオフ信号を検出し、第1の加温庫用サーモスタ
ット24a或いは第2の加温庫用サーモスタット24b
のどちらか一方がオフである場合は、冷却装置を11を
運転させる(S5)とともに、加温庫用サーモスタット
がオンとなっている加温庫室の加温装置を運転させ(S
6)、処理をステップS1に移す。第1の加温庫用サー
モスタット24a及び第2の加温庫用サーモスタット2
4bの両方がオンである場合は、処理をステップS7に
移す。
【0017】ステップS7では、冷却庫用サーミスタ1
3の検出信号より、冷却庫室温度Tcが冷却完了温度Tc
1よりも低い場合は、冷却装置11の運転を停止する
(S8)とともに、第1の加温装置21a及び第2の加
温装置21bを運転させる(S9)。ここで、冷却庫用
サーミスタ13の検出信号より、冷却庫室温度Tcが冷
却復帰温度Tc2よりも高い場合は、処理をステップS8
に移し、冷却復帰温度Tc2以上の場合は、処理をステッ
プS1に移す(S10)。冷却庫室温度Tcが冷却完了
温度Tc1以上である場合は、第1の加温装置21a及び
第2の加温装置21bの運転を切り替えるため処理をス
テップS11に移したのち、ステップS1に移す。
【0018】次に、第1の加温装置21a及び第2の加
温装置21bの運転の切り替えは、以下に述べる処理に
よって行う(図3参照)。
【0019】まず、第1の加温庫用サーミスタ23a及
び第2の加温庫用サーミスタ23bの検出信号より、第
1の加温装置22a及び第2の加温装置22bのうち最
も温度が高い加温庫室の加温装置の運転を停止する(S
12)。ここで、加温運転を停止した加温庫室の温度を
Tkとする(S13)。
【0020】次に、前記第1の加温庫用サーミスタ23
a及び第2の加温庫用サーミスタ23bの検出信号より
第1の加温庫室22a及び第2の加温庫室22bの加温
庫室温度TH1及びTH2の平均温度Taveを算出し(S1
4)、この平均温度Taveと前記Tkとの差が、予め設定
した基準温度ΔT以下である場合は、処理をステップS
14に移す(S15)。この差が基準温度ΔTよりも大
きい場合は、処理をステップS16に移す(S15)。
【0021】ステップS16では、ステップS12で加
温運転を停止させた加温装置の運転を再開させ、処理を
図2のステップS1に移す。
【0022】これによれば、冷却装置11、第1の加温
装置21a及び第2の加温装置21bは最大でも同時に
2つの装置が運転するのみであり、全てが同時に運転す
ることがないため、自動販売機の消費電力を小さくする
ことができる。また、第1の加温装置21a及び第2の
加温装置21b間の運転の切り替えが冷却装置11と独
立してなされることから、冷却庫室12に未冷却商品を
格納しても第1の加温庫室22a及び第2の加温庫室2
2bのどちらか一方の加温装置が長時間停止することに
よって発生する適温外商品の販売機会が少なくなる。さ
らに、第1の加温庫室21a及び第2の加温庫室21b
の温度差は基準温度ΔTの2倍以内に収めることができ
るので、加温庫室毎の商品温度のばらつきの発生を確実
に防止することができる。
【0023】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
同時に運転する加温装置を所定数以下にすることができ
るため、自動販売機の消費電力を小さくすることができ
る。また、加温装置の運転切り替えを全加温庫室の平均
温度に基づいておこなうことから、冷却庫室に格納され
た商品温度の影響によらず、適温外商品の販売機会を少
なくすることができる。さらに、各加温庫室の温度差を
所定の範囲内に収めることができるので、加温庫室毎の
商品温度のばらつきの発生を確実に防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動販売機の制御構成を示す図
【図2】冷却装置及び加温装置の運転制御に係るフロー
チャート
【図3】冷却装置及び加温装置の運転制御に係るフロー
チャート
【図4】冷却装置及び加温装置の運転状態と冷却庫室及
び加温庫室温度の変化を示す図
【符号の説明】
11…冷却装置、12…冷却庫室、13…冷却庫用サー
ミスタ、14…冷却庫用サーモスタット、21a,21
b…加温装置、22a,22b…加温庫、23a,23
b…加温庫用サーミスタ、24a,24b…加温庫用サ
ーモスタット、30…マイコン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2つ以上の加温庫室を備え、
    一部の加温庫室を加温運転しているときは他の加温庫室
    の加温運転を停止するようにした自動販売機において、 各加温庫室の室温を測定する加温庫室温度検出手段と、 全加温庫室温度の平均温度を算出する平均温度算出手段
    と、 加温運転停止中の加温庫室の加温庫室温度と平均加温庫
    室温度との差が予め設定した基準温度以上のときに、加
    温運転停止中の加温庫室を加温運転するとともに加温運
    転中の加温庫室のうち最も加温庫室温度が高い加温庫室
    の加温運転を停止することにより加温運転及び加温運転
    停止を切り替える加温運転制御手段を備えた、 ことを特徴とする自動販売機。
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