JPH1014157A - 電動送風機 - Google Patents
電動送風機Info
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- JPH1014157A JPH1014157A JP15827896A JP15827896A JPH1014157A JP H1014157 A JPH1014157 A JP H1014157A JP 15827896 A JP15827896 A JP 15827896A JP 15827896 A JP15827896 A JP 15827896A JP H1014157 A JPH1014157 A JP H1014157A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 この発明は、電動送風機の長時間運転や高回
転運転時した場合、整流子モータの軸受の温度が高くな
ってしまい、ハウジング部が早期に劣化してしまうこと
を防止する電動送風機を提供するものである。 【解決手段】 この発明に係わる電動送風機において
は、四角柱形状の凸部１ｃを有するとともに通気穴１ｄ
が形成されている取り付けゴム１と、モータフレーム２
の天面に形成した四角形状のハウジング部３と、ハウジ
ング部３に形成された通気部３ａと、ハウジング部３内
に配置された軸受箱４と、軸受箱４に形成された通気孔
４ｂと、軸受箱４の排気流入口側を覆うフィルター５と
を備え、軸受箱４の排気流入口、通気孔４ｂと、ハウジ
ング３の通気部３ａと、取り付けゴム１の通気穴１ｄを
それぞれ連通して配置させ、モータ排気流の一部が軸受
を通過するようにする。
転運転時した場合、整流子モータの軸受の温度が高くな
ってしまい、ハウジング部が早期に劣化してしまうこと
を防止する電動送風機を提供するものである。 【解決手段】 この発明に係わる電動送風機において
は、四角柱形状の凸部１ｃを有するとともに通気穴１ｄ
が形成されている取り付けゴム１と、モータフレーム２
の天面に形成した四角形状のハウジング部３と、ハウジ
ング部３に形成された通気部３ａと、ハウジング部３内
に配置された軸受箱４と、軸受箱４に形成された通気孔
４ｂと、軸受箱４の排気流入口側を覆うフィルター５と
を備え、軸受箱４の排気流入口、通気孔４ｂと、ハウジ
ング３の通気部３ａと、取り付けゴム１の通気穴１ｄを
それぞれ連通して配置させ、モータ排気流の一部が軸受
を通過するようにする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば電気掃除
機に搭載されている整流子モータ内蔵の電動送風機に関
するものである。
機に搭載されている整流子モータ内蔵の電動送風機に関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】図１５は例えば電気掃除機に搭載されて
いる従来の整流子モータ内蔵の電動送風機を示す断面
図、図１６は電動送風機本体と取り付けゴムの分解斜視
図、図１７は取り付けゴムの断面図、図１８は取り付け
ゴムの上面図、図１９は電動送風機を電気掃除機に搭載
した状態を示す図である。
いる従来の整流子モータ内蔵の電動送風機を示す断面
図、図１６は電動送風機本体と取り付けゴムの分解斜視
図、図１７は取り付けゴムの断面図、図１８は取り付け
ゴムの上面図、図１９は電動送風機を電気掃除機に搭載
した状態を示す図である。
【０００３】図において、１は電動送風機本体を電気掃
除機などに搭載する時の保護装置である取り付けゴム、
１ａは取り付けゴム１と一体に形成された突起、１ｂは
取り付けゴム１内側の凹部、１ｃは取り付けゴム１の凸
部、２はモータフレーム、２ａはモータフレーム２の天
面に設けられたモータフレーム天面穴であり、取り付け
ゴムの突起１ａが挿入される。２ｂはモータフレーム側
面穴、３はモータフレーム２の天面に備えた整流子モー
タ１６の軸受６を保持するための円筒状のハウジング
部、７は回転子軸、８は回転子軸７の一端に設けられた
遠心ファン、９は遠心ファン８のファンカバー、９ａは
ファンカバー９に設けられた吸込口、１６は整流子モー
タ、１７は整流子モータ１６のモータ部、１８は整流
子、１９はカーボン粉末を略直方体の固形して形成した
刷子であり、整流子１８にバネで押圧されている。２０
は電気掃除機、２１はコードリール、２２は吸気側取り
付けゴム、２３は取り付けゴム１を固定するために電気
掃除機に設けられたプレート、２４は整流子モータ１６
の電源コードである。また、図中、矢印Ａは吸気、矢印
Ｂは排気を示している。
除機などに搭載する時の保護装置である取り付けゴム、
１ａは取り付けゴム１と一体に形成された突起、１ｂは
取り付けゴム１内側の凹部、１ｃは取り付けゴム１の凸
部、２はモータフレーム、２ａはモータフレーム２の天
面に設けられたモータフレーム天面穴であり、取り付け
ゴムの突起１ａが挿入される。２ｂはモータフレーム側
面穴、３はモータフレーム２の天面に備えた整流子モー
タ１６の軸受６を保持するための円筒状のハウジング
部、７は回転子軸、８は回転子軸７の一端に設けられた
遠心ファン、９は遠心ファン８のファンカバー、９ａは
ファンカバー９に設けられた吸込口、１６は整流子モー
タ、１７は整流子モータ１６のモータ部、１８は整流
子、１９はカーボン粉末を略直方体の固形して形成した
刷子であり、整流子１８にバネで押圧されている。２０
は電気掃除機、２１はコードリール、２２は吸気側取り
付けゴム、２３は取り付けゴム１を固定するために電気
掃除機に設けられたプレート、２４は整流子モータ１６
の電源コードである。また、図中、矢印Ａは吸気、矢印
Ｂは排気を示している。
【０００４】次に上記のように構成された電動送風機の
動作を説明する。整流子モータ１６のモータ部１７が駆
動すると、回転子軸７が回転し、回転子軸７に取り付け
たファン８が回転する。そして、ファンカバー９の吸込
口９ａから吸引された空気はモータフレーム２内に導入
されて、各部を冷却し、モータフレーム側面穴２ｂから
排出される。また、取り付けゴム１はモータフレーム２
の天面穴２ａに突起１ａを挿入し、ハウジング部３を凹
部１ｂに挿入して電動送風機本体に固定される。そし
て、取り付けゴム１により振動等から保護されて電気掃
除機２０内に搭載される。
動作を説明する。整流子モータ１６のモータ部１７が駆
動すると、回転子軸７が回転し、回転子軸７に取り付け
たファン８が回転する。そして、ファンカバー９の吸込
口９ａから吸引された空気はモータフレーム２内に導入
されて、各部を冷却し、モータフレーム側面穴２ｂから
排出される。また、取り付けゴム１はモータフレーム２
の天面穴２ａに突起１ａを挿入し、ハウジング部３を凹
部１ｂに挿入して電動送風機本体に固定される。そし
て、取り付けゴム１により振動等から保護されて電気掃
除機２０内に搭載される。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の電
動送風機において、軸受６はハウジング部３、取り付け
ゴム１の凹部１ｂによって完全に覆われている構造とな
っているため、整流子モータ１６の運転時には軸受６の
温度が高くなってしまい、これによりハウジング部３が
早期に劣化してしまったり、高熱により膨張して摩耗を
促進してしまったりする等の問題点があった。また、円
形のハウジング部３と円形の取り付けゴム１とでは滑べ
ってしまい、整流子モータ１６の運転時の回転モーメン
トを抑えることができず、モータ取り付けゴム１の突起
１ａがねじ切れて整流子モータ１６が回転してしまい大
きな振動が発生したり、電源コード２４が断線するとい
う問題点があった。
動送風機において、軸受６はハウジング部３、取り付け
ゴム１の凹部１ｂによって完全に覆われている構造とな
っているため、整流子モータ１６の運転時には軸受６の
温度が高くなってしまい、これによりハウジング部３が
早期に劣化してしまったり、高熱により膨張して摩耗を
促進してしまったりする等の問題点があった。また、円
形のハウジング部３と円形の取り付けゴム１とでは滑べ
ってしまい、整流子モータ１６の運転時の回転モーメン
トを抑えることができず、モータ取り付けゴム１の突起
１ａがねじ切れて整流子モータ１６が回転してしまい大
きな振動が発生したり、電源コード２４が断線するとい
う問題点があった。
【０００６】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、整流子モータの軸受を冷却さ
せ、寿命の長い軸受を得るものである。また、整流子モ
ータの刷子摩耗粉の軸受への侵入を防止し寿命の長い軸
受を得るものである。さらに、ハウジング部の形状によ
り整流子モータの運転時の回転モーメントを抑えるもの
である。
ためになされたもので、整流子モータの軸受を冷却さ
せ、寿命の長い軸受を得るものである。また、整流子モ
ータの刷子摩耗粉の軸受への侵入を防止し寿命の長い軸
受を得るものである。さらに、ハウジング部の形状によ
り整流子モータの運転時の回転モーメントを抑えるもの
である。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる電動送
風機は、整流子モータの軸受を保持し、モータ排気流が
通過する通気孔を有する軸受箱と、前記軸受箱が収納さ
れるハウジング部を有するモータフレームとを備え、前
記ハウジング部に前記通気孔と連通する通気部を形成し
たものである。
風機は、整流子モータの軸受を保持し、モータ排気流が
通過する通気孔を有する軸受箱と、前記軸受箱が収納さ
れるハウジング部を有するモータフレームとを備え、前
記ハウジング部に前記通気孔と連通する通気部を形成し
たものである。
【０００８】また、軸受箱のモータ排気流入口側に整流
子モータの刷子粉が非通過性のフィルターを設けたもの
である。
子モータの刷子粉が非通過性のフィルターを設けたもの
である。
【０００９】また、ハウジング部の形状を多角形状とし
たものである。
たものである。
【００１０】
実施の形態１．図１は本発明の実施の形態１を示す例え
ば電気掃除機に搭載されている整流子モータを有する電
動送風機の断面図、図２は要部拡大断面図、図３は電動
送風機本体に取り付けゴムを取り付ける状態を示す分解
斜視図、図４は取り付けゴムの断面図、図５は取り付け
ゴムの上面図である。
ば電気掃除機に搭載されている整流子モータを有する電
動送風機の断面図、図２は要部拡大断面図、図３は電動
送風機本体に取り付けゴムを取り付ける状態を示す分解
斜視図、図４は取り付けゴムの断面図、図５は取り付け
ゴムの上面図である。
【００１１】図中、従来と同一または相当する部分には
同一の符号を付し説明を省略する。図において、１は取
り付けゴムであり、１ａは取り付けゴム１と一体形成さ
れた突起、１ｂは取り付けゴム１内側の四角柱形状の凹
部、１ｃは取り付けゴムの凸部であり四角柱形状で形成
されている。１ｄは取り付けゴムの凸部１ｃに設けられ
た通気穴、３はモータフレーム２の天面に備えた四角形
状のハウジング部であり、ハウジング部３を固定する取
り付けゴム１の凹部とほぼ同一形状をなしている。３ａ
はハウジング部３に形成された通気部、４はハウジング
部３内に設けられたプラスチック部材で形成される軸受
箱であり、ハウジング部３同様、四角柱形状で形成さ
れ、内側には一体形成された軸受リング４ａが形成され
ている。そして、軸受リング４ａにより軸受６が軸受箱
４に保持される。また、軸受箱４には通気孔４ｂが形成
されている。５は軸受箱４の排気流入口側を覆うフィル
ターであり、吸気Ａがモータ内部を通過するときに混じ
る刷子１９の刷子摩耗粉１９ａを軸受箱４内に入れない
ように取り除いている。通常、整流子モータ１６のモー
タ部１７は３万〜４万回転／分で回転するので刷子１９
は摩耗し、カーボン粉末である刷子摩耗粉１９がモータ
フレーム２内を飛散しているのである。６は軸受であ
り、軸受６は軸受リング４ａによって防振ワッシャー１
０を介して軸受箱４に固定されている。軸受箱４はハウ
ジング部３内に固定されるため、外形はハウジング部３
とほぼ同一形状をなしている。そして、軸受箱４の排気
流入口、通気孔４ｂと、ハウジング３の通気部３ａと、
取り付けゴム１の通気穴１ｄはそれぞれ連通して配置さ
れている。
同一の符号を付し説明を省略する。図において、１は取
り付けゴムであり、１ａは取り付けゴム１と一体形成さ
れた突起、１ｂは取り付けゴム１内側の四角柱形状の凹
部、１ｃは取り付けゴムの凸部であり四角柱形状で形成
されている。１ｄは取り付けゴムの凸部１ｃに設けられ
た通気穴、３はモータフレーム２の天面に備えた四角形
状のハウジング部であり、ハウジング部３を固定する取
り付けゴム１の凹部とほぼ同一形状をなしている。３ａ
はハウジング部３に形成された通気部、４はハウジング
部３内に設けられたプラスチック部材で形成される軸受
箱であり、ハウジング部３同様、四角柱形状で形成さ
れ、内側には一体形成された軸受リング４ａが形成され
ている。そして、軸受リング４ａにより軸受６が軸受箱
４に保持される。また、軸受箱４には通気孔４ｂが形成
されている。５は軸受箱４の排気流入口側を覆うフィル
ターであり、吸気Ａがモータ内部を通過するときに混じ
る刷子１９の刷子摩耗粉１９ａを軸受箱４内に入れない
ように取り除いている。通常、整流子モータ１６のモー
タ部１７は３万〜４万回転／分で回転するので刷子１９
は摩耗し、カーボン粉末である刷子摩耗粉１９がモータ
フレーム２内を飛散しているのである。６は軸受であ
り、軸受６は軸受リング４ａによって防振ワッシャー１
０を介して軸受箱４に固定されている。軸受箱４はハウ
ジング部３内に固定されるため、外形はハウジング部３
とほぼ同一形状をなしている。そして、軸受箱４の排気
流入口、通気孔４ｂと、ハウジング３の通気部３ａと、
取り付けゴム１の通気穴１ｄはそれぞれ連通して配置さ
れている。
【００１２】整流子モータ１６のモータ部１７が駆動す
ると、回転子軸７が回転し、回転子軸７に取り付けたフ
ァン８が回転する。そして、ファンカバー９の吸込口９
ａから吸引された空気はモータフレーム２内に導入され
て、各部を冷却し、モータフレーム側面穴２ｂから排出
される。また、吸込口９ａから吸引され、モータフレー
ム２内に導入された空気の一部は、フィルター５で刷子
摩耗粉１９ａを除去し、矢印Ｃに示すとおり、モータ排
気流は通気孔４ａ、通気部３ａ、通気穴１ｄを通過し
て、軸受６を冷却して排出される。
ると、回転子軸７が回転し、回転子軸７に取り付けたフ
ァン８が回転する。そして、ファンカバー９の吸込口９
ａから吸引された空気はモータフレーム２内に導入され
て、各部を冷却し、モータフレーム側面穴２ｂから排出
される。また、吸込口９ａから吸引され、モータフレー
ム２内に導入された空気の一部は、フィルター５で刷子
摩耗粉１９ａを除去し、矢印Ｃに示すとおり、モータ排
気流は通気孔４ａ、通気部３ａ、通気穴１ｄを通過し
て、軸受６を冷却して排出される。
【００１３】取り付けゴム１はモータフレーム２の天面
穴２ａに突起１ａを挿入し、四角柱状のハウジング部３
を凹部１ｂに挿入して電動送風機本体に固定され、電動
送風機本体は取り付けゴム１により保護されて電気掃除
機２０内に搭載される。
穴２ａに突起１ａを挿入し、四角柱状のハウジング部３
を凹部１ｂに挿入して電動送風機本体に固定され、電動
送風機本体は取り付けゴム１により保護されて電気掃除
機２０内に搭載される。
【００１４】本実施の形態１によれば、取り付けゴム１
の凸部１ｃとハウジング部３を多角形状で形成している
ので、プレート２３で保持する場合、ハウジング部での
滑りをなくすことができ、取り付けゴム１は、整流モー
タ１６の回転モーメントを取り付けゴム１の突起１ａと
四角形状で形成された凸部１ｃによって保持することが
できる。したがって、電気掃除機２０に搭載して運転し
た場合、突起１ａをねじ切ろうとする力、取り付けゴム
１へかかる回転モーメントは、四角形状のハウジング部
３にもかかるので、突起１ａのねじ切りを抑えることが
でき、電動送風機の保持能力を向上させることができ
る。
の凸部１ｃとハウジング部３を多角形状で形成している
ので、プレート２３で保持する場合、ハウジング部での
滑りをなくすことができ、取り付けゴム１は、整流モー
タ１６の回転モーメントを取り付けゴム１の突起１ａと
四角形状で形成された凸部１ｃによって保持することが
できる。したがって、電気掃除機２０に搭載して運転し
た場合、突起１ａをねじ切ろうとする力、取り付けゴム
１へかかる回転モーメントは、四角形状のハウジング部
３にもかかるので、突起１ａのねじ切りを抑えることが
でき、電動送風機の保持能力を向上させることができ
る。
【００１５】また、ハウジング部に通気部、軸受箱に通
気孔、取り付けゴムに通気穴をそれぞれ設け、ファンに
より吸気した空気の一部を軸受に通過させることによ
り、軸受を冷却し、軸受の寿命を向上することができ
る。
気孔、取り付けゴムに通気穴をそれぞれ設け、ファンに
より吸気した空気の一部を軸受に通過させることによ
り、軸受を冷却し、軸受の寿命を向上することができ
る。
【００１６】また、軸受箱のモータ排気が流れ込み入口
にフィルターを設けることにより軸受への刷子摩耗粉侵
入を防止することができ、軸受の寿命がさらに向上する
ことができる。
にフィルターを設けることにより軸受への刷子摩耗粉侵
入を防止することができ、軸受の寿命がさらに向上する
ことができる。
【００１７】なお、整流子モータの運転時の回転モーメ
ントを抑える効果は低下するが、図６に示すようにハウ
ジング部３の形状を円形にし、図７、図８に示すよう
に、取り付けゴム１の凸部１ｅの形状も円形にしてもよ
い。また、整流子モータの運転時の回転モーメントを抑
制するため、図９に示すように整流子モータのハウジン
グ部３を三角形にして、取り付けゴムの凸部の形状も同
様に三角形にしてもよい。
ントを抑える効果は低下するが、図６に示すようにハウ
ジング部３の形状を円形にし、図７、図８に示すよう
に、取り付けゴム１の凸部１ｅの形状も円形にしてもよ
い。また、整流子モータの運転時の回転モーメントを抑
制するため、図９に示すように整流子モータのハウジン
グ部３を三角形にして、取り付けゴムの凸部の形状も同
様に三角形にしてもよい。
【００１８】実施の形態２．図１０は本発明の実施の形
態２を示す例えば電気掃除機に搭載されている整流子モ
ータを有する電動送風機の要部拡大断面図、図１１は要
部上面図、図１２は図１０に示す軸受箱の断面図、図１
３はプロテクトプレートの上面図、図１４は断面図であ
る。
態２を示す例えば電気掃除機に搭載されている整流子モ
ータを有する電動送風機の要部拡大断面図、図１１は要
部上面図、図１２は図１０に示す軸受箱の断面図、図１
３はプロテクトプレートの上面図、図１４は断面図であ
る。
【００１９】図において、１は取り付けゴムであり、１
ａは突起、１ｄは通気穴、３はモータフレーム２の天面
に備えた四角形状のハウジング部、３ａはハウジング部
３に形成された通気部、４はハウジング部３内に設けら
れたプラスチック部材で形成される軸受箱であり、外側
は四角形で形成され、内部は軸受箱４と一体形成された
軸受リング４ａが形成されている。そして、軸受リング
４ａにより軸受６が軸受箱４に保持される。また、軸受
箱４には通気孔４ｂが形成されている。６は軸受であ
り、軸受６は軸受リング４ａによって軸受箱４に固定さ
れている。軸受箱４はハウジング部３内に固定されるた
め、外形はハウジング部３とほぼ同一形状をなしてい
る。そして、軸受箱４の排気流入口、通気孔４ｂと、ハ
ウジング３の通気部３ａと、取り付けゴム１の通気穴１
ｄはそれぞれ連通して配置されている。１１は軸受箱４
に形成したラビリンス溝であり、ラビリンス凹溝１１ａ
を有し、軸受リング４ａに設けられている。１２は軸受
への刷子摩耗粉の侵入を防ぐためのプロテクトプレート
であり、爪部１３が形成されている。そして、この爪部
１３がラビリンス凹溝１１ａに挿入されることにより軸
受箱４に固定され、軸受への刷子摩耗粉の侵入を確実に
防止することができる。また、実施の形態１と同様の効
果を奏するものである。
ａは突起、１ｄは通気穴、３はモータフレーム２の天面
に備えた四角形状のハウジング部、３ａはハウジング部
３に形成された通気部、４はハウジング部３内に設けら
れたプラスチック部材で形成される軸受箱であり、外側
は四角形で形成され、内部は軸受箱４と一体形成された
軸受リング４ａが形成されている。そして、軸受リング
４ａにより軸受６が軸受箱４に保持される。また、軸受
箱４には通気孔４ｂが形成されている。６は軸受であ
り、軸受６は軸受リング４ａによって軸受箱４に固定さ
れている。軸受箱４はハウジング部３内に固定されるた
め、外形はハウジング部３とほぼ同一形状をなしてい
る。そして、軸受箱４の排気流入口、通気孔４ｂと、ハ
ウジング３の通気部３ａと、取り付けゴム１の通気穴１
ｄはそれぞれ連通して配置されている。１１は軸受箱４
に形成したラビリンス溝であり、ラビリンス凹溝１１ａ
を有し、軸受リング４ａに設けられている。１２は軸受
への刷子摩耗粉の侵入を防ぐためのプロテクトプレート
であり、爪部１３が形成されている。そして、この爪部
１３がラビリンス凹溝１１ａに挿入されることにより軸
受箱４に固定され、軸受への刷子摩耗粉の侵入を確実に
防止することができる。また、実施の形態１と同様の効
果を奏するものである。
【００２０】
【発明の効果】この発明は、以上に説明したように構成
されているので、以下のように示すような効果を奏す
る。
されているので、以下のように示すような効果を奏す
る。
【００２１】ハウジング部に通気部を設け、軸受箱の通
気孔と連通させたので、吸気した空気の一部が軸受を通
過して排気されるので、軸受を冷却することができ、軸
受の寿命を向上させることができる。
気孔と連通させたので、吸気した空気の一部が軸受を通
過して排気されるので、軸受を冷却することができ、軸
受の寿命を向上させることができる。
【００２２】また、軸受箱のモータ排気流入口側にフィ
ルターを設けたので、軸受への刷子摩耗粉の侵入を防止
することができ、軸受の寿命をさらに向上させることが
できる。
ルターを設けたので、軸受への刷子摩耗粉の侵入を防止
することができ、軸受の寿命をさらに向上させることが
できる。
【００２３】さらに、ハウジング部形状を多角形状にし
たので、ハウジング部での滑りをなくすことができ、例
えば電動送風機の取り付けゴムにかかる回転モーメント
を抑制することができ、電動送風機の保持能力をさらに
向上させることができる。
たので、ハウジング部での滑りをなくすことができ、例
えば電動送風機の取り付けゴムにかかる回転モーメント
を抑制することができ、電動送風機の保持能力をさらに
向上させることができる。
【図１】 この発明の実施の形態１である電動送風機の
断面図である。
断面図である。
【図２】 この発明の実施の形態１である電動送風機の
要部拡大断面図である。
要部拡大断面図である。
【図３】 この発明の実施の形態１である電動送風機本
体に取り付けゴムを取り付ける状態を示す分解斜視図で
ある。
体に取り付けゴムを取り付ける状態を示す分解斜視図で
ある。
【図４】 図３に示す取り付けゴムの断面図である。
【図５】 図３に示す取り付けゴムの上面図である。
【図６】 ハウジング部の形状を円形にした状態を示す
要部上面図である。
要部上面図である。
【図７】 図６に示すハウジング部に取り付ける取り付
けゴムを示す断面図である。
けゴムを示す断面図である。
【図８】 図６に示すハウジング部に取り付ける取り付
けゴムを示す上面図である。
けゴムを示す上面図である。
【図９】 ハウジング部の形状を三角形にした状態を示
す要部上面図である。
す要部上面図である。
【図１０】 この発明の実施の形態２である電動送風機
の要部拡大断面図である。
の要部拡大断面図である。
【図１１】 この発明の実施の形態２である電動送風機
の要部上面図である。
の要部上面図である。
【図１２】 図１０に示す軸受箱の断面図である。
【図１３】 図１０に示すプロテクトプレートの上面図
である。
である。
【図１４】 図１０に示すプロテクトプレートの断面図
である。
である。
【図１５】 従来の電動送風機を示す断面図である。
【図１６】 従来の電動送風機本体に取り付けゴムを取
り付ける状態を示す分解斜視図である。
り付ける状態を示す分解斜視図である。
【図１７】 従来の電動送風機の取り付けゴムを示す断
面図である。
面図である。
【図１８】 従来の電動送風機の取り付けゴムを示す上
面図である。
面図である。
【図１９】 従来の電動送風機を電気掃除機に搭載した
状態を示す図である。
状態を示す図である。
１ 取り付けゴム、１ｄ 通気穴、２ モータフレー
ム、３ ハウジング部、３ａ 通気部、４ 軸受箱、４
ｂ 通気孔、５ フィルター、６ 軸受、７ 回転子
軸、８ ファン、９ ファンカバー、１０ 防振ワッシ
ャー、１１ ラビリンス溝、１２ プロテクトプレー
ト、１３ 爪部、１６ 整流子モータ、１７ モータ
部、１８ 整流子、１９ 刷子、１９ａ 刷子摩耗粉、
２０ 電気掃除機、２１ コードリール、２２ 吸気側
の取り付けゴム、２３ プレート、２４ 電源コード。
ム、３ ハウジング部、３ａ 通気部、４ 軸受箱、４
ｂ 通気孔、５ フィルター、６ 軸受、７ 回転子
軸、８ ファン、９ ファンカバー、１０ 防振ワッシ
ャー、１１ ラビリンス溝、１２ プロテクトプレー
ト、１３ 爪部、１６ 整流子モータ、１７ モータ
部、１８ 整流子、１９ 刷子、１９ａ 刷子摩耗粉、
２０ 電気掃除機、２１ コードリール、２２ 吸気側
の取り付けゴム、２３ プレート、２４ 電源コード。
フロントページの続き (72)発明者 尾高 秀一 埼玉県大里郡花園町大字小前田1728番地１ 三菱電機ホーム機器株式会社内
Claims (3)
- 【請求項１】 整流子モータの軸受を保持し、モータ排
気流が通過する通気孔を有する軸受箱と、前記軸受箱が
収納されるハウジング部を有するモータフレームとを備
え、前記ハウジング部に前記通気孔と連通する通気部を
形成したことを特徴とする電動送風機。 - 【請求項２】 軸受箱のモータ排気流入口側に整流子モ
ータの刷子粉が非通過性のフィルターを設けたことを特
徴とする請求項１記載の電動送風機。 - 【請求項３】 ハウジング部の形状を多角形状としたこ
とを特徴とする請求項１記載の電動送風機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15827896A JPH1014157A (ja) | 1996-06-19 | 1996-06-19 | 電動送風機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15827896A JPH1014157A (ja) | 1996-06-19 | 1996-06-19 | 電動送風機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1014157A true JPH1014157A (ja) | 1998-01-16 |
Family
ID=15668119
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15827896A Pending JPH1014157A (ja) | 1996-06-19 | 1996-06-19 | 電動送風機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1014157A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008209001A (ja) * | 2007-02-27 | 2008-09-11 | Thales | ウェブ付き貫通ピボット |
| JP2011101444A (ja) * | 2009-11-04 | 2011-05-19 | Hitachi Appliances Inc | 整流子モータ，電動送風機，電動工具，電気掃除機 |
-
1996
- 1996-06-19 JP JP15827896A patent/JPH1014157A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008209001A (ja) * | 2007-02-27 | 2008-09-11 | Thales | ウェブ付き貫通ピボット |
| JP2011101444A (ja) * | 2009-11-04 | 2011-05-19 | Hitachi Appliances Inc | 整流子モータ，電動送風機，電動工具，電気掃除機 |
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