JPH10141368A - リニアガイド装置 - Google Patents

リニアガイド装置

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JPH10141368A
JPH10141368A JP29910896A JP29910896A JPH10141368A JP H10141368 A JPH10141368 A JP H10141368A JP 29910896 A JP29910896 A JP 29910896A JP 29910896 A JP29910896 A JP 29910896A JP H10141368 A JPH10141368 A JP H10141368A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】片面で3列づつのボール転動溝を有し、その溝
加工や精度管理が容易で、しかも摩擦力をほとんど増加
させることなしに負荷容量や剛性の増加を図ることがで
きるリニアガイド装置を提供する。 【解決手段】両側面にそれぞれ片面3列づつのボール転
動溝3A,3B,3Cを形成した案内レール1にスライ
ダ2を搭載し、スライダ2は前記ボール転動溝3A〜3
Cに対向するボール転動溝5A,5B,5Cを有するリ
ニアガイド装置において、ボール転動路6A,6B,6
Cのうち1列をボール10と4点接触、他の2列を2点
接触とするとともに、2点接触のボール転動路を構成す
る溝のフランク面の溝R比は50%を越えるとともに4
点接触のボール転動路を構成する溝のフランク面の溝R
比よりも小さいものとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、案内レールとその
上を自在に走行するスライダとの間を転動しつつ循環す
る多数のボールを介して負荷を受けるリニアガイド装置
の負荷能力,剛性の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のリニアガイド装置として
は、例えば実開昭64−53622号公報に示されるも
のがある。このものは、片面3列づつのボール転動路の
うちの中央のボール転動路をボールと4点で接触する4
点接触路、その上下のボール転動路をボールと2点で接
触する2点接触路に構成したもので、従来の片側で2列
のボール転動路に一列を追加することにより、リニアガ
イド装置の負荷容量や剛性を高めようとするものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、単に中央のボール転動路を4点接触、その上
下のボール転動路を2点接触とする構造が提案されてい
るに過ぎず、ボール直径に対するボール転動路のフラン
ク面の曲率半径の比(以下、溝R比という)の値までは
規定していなかった。ちなみに、従来の片側2列のボー
ル転動路を有するリニアガイド装置においては、その2
列のボール転動路の溝R比は同一である。しかして、上
記従来例のボール転動路が片側3列のリニアガイド装置
は未だ実用化されておらず、これを実用化しようとする
場合は従来の片側2列のボール転動路の構造がそのまま
適用されることになる。
【0004】ところで、リニアガイド装置の負荷容量や
剛性は、ボールとボール転動路との接触面積が大きいほ
ど大きくなるのであるから、ボールサイズが一定の場合
に負荷容量・剛性を増大させるには、単純にボール転動
路のフランク面の曲率半径を小さくすれば良い。
【0005】図4は、ボールと2点で接触する2点接触
のボール転動路を構成するボール転動溝の、溝フランク
面における溝R比の大小と接触面積との関係を示したも
のである。いま、(a)に示すボール転動溝Maのフラ
ンク面fの曲率半径=R1 、(b)に示すボール転動溝
Mbのフランク面fの曲率半径=R2 で、R1 >R2
あるとする。曲率半径が小さい(すなわち、ボール10
の直径に対する溝フランク面fの曲率半径の比である溝
R比が小さい)ことで、ボール転動溝Mbのボール10
との接触楕円の面積Sbをボール転動溝Maの接触楕円
の面積Saより大きくすることができる(Sb>S
a)。接触面積が大きくなれば、負荷容量や剛性は上が
る。なお、接触面が楕円になっているのは、ボール転動
溝Ma,Mbが紙面直角方向には直線状になっているた
めである。
【0006】続いて、ボールと4点で接触する4点接触
のボール転動路を構成するボール転動溝の、溝フランク
面における溝R比の大小(曲率半径の大小)と接触角の
関係を、図5を参照して説明する。図5では、説明のた
めに、ゴシックアーチ溝Mgの左右のフランク面fL
R の曲率半径R1 ,R2 を変えR1 (左)>R
2 (右)にしてある。例えばいま、双方のフランク面f
L,R とも初期の接触角θ=45度(フランク面は一点
鎖線で示す)とする。このときの左フランク面fL の曲
率の中心はO1 であり、右フランク面fR の曲率の中心
はO2 である。
【0007】この状態から中心O1 ,O2 の位置が移動
し、中心O1 はO1 ’に、中心O2はO2 ’になった場
合、それぞれの移動量(ずれ量)A1 ,A2 が同一であ
るにもかかわらず、ボール10の接触角θの変化量α
は、R2 側の変化量α2 の方がR1 側の変化量α1 より
も遙に大きくなる。
【0008】このように4点接触の場合は、ボールとボ
ール転動溝との接触条件が変わり易く、その結果リニア
ガイド装置の負荷容量や剛性及び転がり摩擦力などの基
本特性値も変化する。
【0009】すなわち、4点接触のボール転動路で曲率
半径の小さいものは、ボール転動溝に対するボールの接
触角の僅かな誤差がリニアガイド装置の機能特性に大き
く影響するために、加工の精度管理が難しい。そのう
え、4点接触で曲率半径が小さいと接触面積が大きくな
るため滑りが大きくなって摩擦力が大きくなる。逆に、
4点接触のボール転動溝の曲率半径を大きくすると、負
荷容量や剛性を十分に得ることができないという二律背
反的な問題点がある。
【0010】そこで、本発明は、このような従来の問題
点に鑑み、2点接触溝のフランク面の曲率半径を4点
接触溝のそれより小さくすることにより、負荷容量や剛
性を向上させることができる、しかも、2点接触溝は
もともと低摩擦であるから、曲率半径を小さくしても転
がり摩擦力はさほど増加しない、という点に着目してな
されたものであり、4点接触溝の曲率半径を小さくせず
に、したがって加工や精度管理のし易さを維持したまま
で、しかも摩擦力をほとんど増加させることなしに、負
荷容量や剛性の増加をはかることができるリニアガイド
を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の請求項1は、両側面にそれぞれ片面3列づ
つのボール転動溝を形成した案内レールにスライダを搭
載するとともに、該スライダの前記案内レールを跨ぐ両
袖部に前記ボール転動溝に対向するボール転動溝を形成
して、それら相対する両ボール転動溝よりなるボール転
動路とこれに平行するボール戻し路とその両端に配した
湾曲路とからなるボール循環経路を設け、各ボール循環
経路に多数のボールを装填してなるリニアガイド装置に
おいて、前記片面3列づつのボール転動路のうち1列を
ボールと4点接触、他の2列を2点接触とするととも
に、該2点接触のボール転動路を構成する溝のフランク
面の溝R比は50%を越え前記4点接触のボール転動路
を構成する溝のフランク面の溝R比よりも小さくしたこ
とを特徴とする。
【0012】また、本発明の請求項2は、請求項1記載
のリニアガイド装置において、前記2点接触のボール転
動路を構成する溝のフランク面の溝R比は50%を越え
53%未満とし、前記4点接触のボール転動路を構成す
る溝のフランク面の溝R比は53%から56%の範囲内
としたことを特徴とする。
【0013】請求項1の発明によれば、両側面にそれぞ
れ片面3列づつのボール転動溝を有するリニアガイド装
置におけるボール転動路のうち、1列のみをボールと4
点接触とした。他は、もともと低摩擦で、曲率半径を小
さくしても転がり摩擦力はさほど増加しない2点接触の
ボール転動路としてその溝R比を当該4点接触のボール
転動路よりも小さくした。すなわち、溝加工や精度管理
が容易ではない4点接触溝の曲率半径には手をつけずに
そのままを維持し、比較的加工し易く且つ加工による摩
擦力への影響度合いが少ない2点接触のボール転動路の
曲率半径を小さくすることにより、摩擦力をほとんど増
加させることなしに、負荷容量や剛性の増加を図ること
ができる。ここで、2点接触ボール転動路の溝R比を5
0%を越えるとしたのは、溝R比が50%でボールとボ
ール転動溝とがちょう度一致した大きさ(同半径)とな
り、溝フランク面の半径方向の全域がボールと接触して
最大接触面積となるためである。
【0014】請求項2にあっては、2点接触のボール転
動路の溝R比を50%を越え53%未満とした理由は、
50%以下では溝の曲率半径がボールの半径を下回り、
ボール転動溝として使用できず、一方、溝R比が53%
を越えると負荷容量・剛性の向上が期待できないことに
よる。
【0015】一方、4点接触ボール転動路の方は、溝R
比を53%未満にすると接触面積が大き過ぎて摩擦力が
顕著になるとともに、溝加工やその精度管理が困難にな
り、一方、溝R比が56%を越えると従来の4点接触の
ものより大きな負荷容量や剛性を得ることができない。
【0016】かくして、本発明のリニアガイド装置にあ
っては、4点接触せしめる溝の溝R比は手を加えず、従
来の2点接触せしめる溝と略同じ程度の溝R比のままに
して加工や精度管理が困難にならないように配慮し、本
来低摩擦である2点接触せしめる溝の方の溝R比は従来
より小さくしたことにより、加工や精度管理のし易さを
維持したままで、しかも摩擦力をほとんど増加させるこ
となく、負荷容量や剛性を増加させることができた。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1ないし図3は本発明の一実施形
態を示すもので、図1はエンドキャップの右半分を削除
して示す側面図、図2は図1のII−II線断面図、図3は
ボール溝部の拡大図である。先ず構成を説明すると、案
内レール1上に、横断面形状が略コ字形のスライダ2が
相対移動可能に跨架されている。その案内レール1の両
側面には上中下段と3列のボール転動溝3A,3B,3
Cが軸方向に形成されている。上段のボール転動溝3A
及び下段のボール転動溝3Cの溝断面は単一円弧状に形
成されている。これに対して、中段のボール転動溝3B
は、中心の異なる2つの同一曲率の円弧面でV字形に形
成され、いわゆるゴシックアーチ溝になっている。
【0018】一方、スライダ2の本体2Aの両袖部4の
内面側には、前記案内レールの上段のボール転動溝3A
に対向して対をなすボール転動溝5Aと、中段のボール
転動溝3Bに対向して対をなすボール転動溝5Bと、下
段のボール転動溝3Cに対向して対をなすボール転動溝
5Cとがそれぞれ形成され、これらの上中下3列の対向
溝同士でボール転動路6A,6B,6Cが構成されてい
る。
【0019】更に、スライダ本体2Aの両袖部4の肉厚
部に、前記ボール転動路6Aに平行な断面円形のボール
戻し路7Aと、ボール転動路6Bに平行なボール戻し路
7Bと、ボール転動路6Cに平行なボール戻し路7Cと
が軸方向に貫通させて形成されている。
【0020】これに対して、スライダ本体2Aの前後両
端にそれぞれ接合されるエンドキャップ8には、半ドー
ナッツ状の湾曲路9A,9B,9Cが上中下3段に形成
されている。上段の湾曲路9Aは前記ボール転動路6A
とボール戻し路7Aとを連通させ、中段の湾曲路9Bは
前記ボール転動路6Bとボール戻し路7Bとを連通さ
せ、下段の湾曲路9Cは前記ボール転動路6Cとボール
戻し路7Cとを連通させている。
【0021】そして、各ボール転動路6A,6B,6C
と、対応する湾曲路9A,9B,9Cと、ボール戻し路
7A,7B,7Cとで形成される各ボール循環経路にそ
れぞれ多数のボール10が装填されている。
【0022】ここで、案内レール1とスライダ2との間
に形成された前記ボール転動路6A,6B,6Cの構成
を図3を参照して詳述する。単一円弧状溝同士を組み合
わせてなりボール10と2点接触せしめる上段のボール
転動路6Aにあっては、案内レール側のボール転動溝3
Aのフランク面3fと、スライダ側のボール転動溝5A
のフランク面5fとはいずれも曲率半径R1で、溝3A
に対して溝5Aを下方にわずかにずらしてあり、ボール
10との接触点はT1 及びT2 である。
【0023】また、同じく単一円弧状溝同士からなりボ
ール10と2点接触せしめる下段のボール転動路6Cに
あっては、案内レール側のボール転動溝3Cのフランク
面3fと、スライダ側のボール転動溝5Cのフランク面
5fとはいずれも曲率半径R1であるが、溝3Cに対し
て溝5Cを上方にわずかにずらしてあり、ボール10と
の接触点はT3 及びT4 である。
【0024】一方、ゴシックアーチ状の溝同士からなり
ボール10と4点接触せしめる中段のボール転動路6B
にあっては、案内レール側のゴシックアーチ状のボール
転動溝3Bは、曲率半径R2の円弧状フランク面3f1
と、これとは中心がことなる同曲率半径R2の円弧状フ
ランク面3f2 とでなるV字状の断面を有する。スライ
ダ側のゴシックアーチ状のボール転動溝5Bも、曲率半
径R2の円弧状フランク面5f1 と、これとは中心がこ
となる同曲率半径R2の円弧状フランク面5f 2 とでな
るV字状の断面を有する。これら両溝3B,5Bは溝中
心が同レベルに対向しており、ボール10との接触点は
1 ,T2 ,T3 ,及びT4 である。
【0025】そして、2点接触のボール転動路6A及び
6Cを構成するボール転動溝3A,5A及び3C,5C
については、各フランク面3f,5fのボール10の直
径に対する曲率半径R1 の比(溝R比)を、50%を越
え53%未満に設定してある。
【0026】一方、4点接触のボール転動路6Bを構成
するボール転動溝3B,5Bについては、各フランク面
3f1 ,3f2 ,5f1 及び5f2 のボール10の直径
に対する曲率半径R2 の比(溝R比)を、53%から5
6%の範囲に設定してある。
【0027】次に、作用を説明する。案内レール1上の
スライダ2を軸方向に移動させると、ボール転動路6A
(6B、6C)にそれぞれ挿入されたボール10は、ス
ライダ2の移動に伴って転動しつつスライダ2の移動速
度より遅い速度で同方向に移動する。そしてスライダ2
の移動方向の端部において、エンドキャップ8に設けた
ボール掬い上げ部Sに導かれて方向を変更され、湾曲路
9A(9B、9C)に沿ってUターンする。続いてスラ
イダ本体2Aのボール戻し路7A(7B,7C)を通っ
て反対側のエンドキャップ8の湾曲路9A(9B、9
C)により再度Uターンされてボール転動路6A(6
B、6C)に戻り転動を続行しつつ移動する循環を繰り
返す。
【0028】以下に、本発明のリニアガイド装置におけ
るボール転動溝の溝構造と負荷容量・剛性との関係につ
いて説明する。この場合、4点接触の中段のボール転動
路6B内にあるボール10は、ボール転動溝3B,5B
の溝面とT1 ,T2 ,T3 ,及びT4 の4点で接触して
負荷を受ける。ボール転動溝3B,5Bの溝R比は53
〜56%であり、この値は従来の一般的なリニアガイド
装置のボール転動溝の溝R比とほぼ同程度であるから、
摩擦力の増大を招いたり、接触角の僅かな誤差が機能特
性に大きく影響して加工の精度管理が難しくなるという
おそれはない。
【0029】一方、上下段のボール転動路6A及び6C
内にあるボール10は、ボール転動溝3A,5A及び3
C,5Cの各溝面とT1 ,T2 及びT3 ,T4 の各2点
で接触して負荷を受ける。その、各ボール転動溝3A,
5A及び3C,5Cの溝R比は50%を越え53%未満
であり、この値は従来の一般的なリニアガイド装置のボ
ール転動溝の溝R比54%よりも小さい。しかし、2点
接触はもともと低摩擦であるから、曲率半径を小さくし
ても転がり摩擦力はさほど増加しない。しかも負荷容量
や剛性が向上する。
【0030】すなわち、本実施形態によれば、加工や精
度管理のし易さを維持したままで、しかも摩擦力をほと
んど増加させることなしに、負荷容量や剛性の増加を図
ることができる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
によれば、片面3列づつのボール転動路のうち1列のみ
を4点接触とし、当該4点接触での溝R比は一般的な溝
R比とほぼ同程度とし、且つ、他の列は本来摩擦面積が
小さい2点接触にしてその溝R比を当該4点接触での溝
R比より小さいものとしたため、加工精度に起因する接
触角の誤差や摩擦力の増大などを防止できると共に、負
荷容量や剛性を増大させることができて、その結果、加
工や精度管理のし易さを維持したままで、しかも摩擦力
をほとんど増加させることなしに、負荷容量や剛性の増
加をはかることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリニアガイド装置の一実施形態のエン
ドキャップの右半分を削除して示す側面図である。
【図2】図1に示すもののII−II線断面図である。
【図3】図1に示すもののボール溝部の拡大図である。
【図4】2点接触のボール転動路を構成するボール転動
溝の、溝フランク面の溝R比の大小と接触面積との関係
を示した拡大断面図である。
【図5】4点接触のボール転動路を構成するボール転動
溝の、溝フランク面の溝R比の大小と接触角の関係を示
した拡大図である。
【符号の説明】
1 案内レール 2 スライダ 3A ボール転動溝 3B ボール転動溝 3C ボール転動溝 3f フランク面 3f1 フランク面 3f2 フランク面 5A ボール転動溝 5B ボール転動溝 5C ボール転動溝 5f フランク面 5f1 フランク面 5f2 フランク面 6A ボール転動路 6B ボール転動路 6C ボール転動路 7A ボール戻し路 7B ボール戻し路 7C ボール戻し路 9A 湾曲路 9B 湾曲路 9C 湾曲路 10 ボール

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両側面にそれぞれ片面3列づつのボール
    転動溝を形成した案内レールにスライダを搭載するとと
    もに、該スライダの前記案内レールを跨ぐ両袖部に前記
    ボール転動溝に対向するボール転動溝を形成して、それ
    ら相対する両ボール転動溝よりなるボール転動路とこれ
    に平行するボール戻し路とその両端に配した湾曲路とか
    らなるボール循環経路を設け、各ボール循環経路に多数
    のボールを装填してなるリニアガイド装置において、 前記片面3列づつのボール転動路のうち1列をボールと
    4点接触、他の2列を2点接触とするとともに、該2点
    接触のボール転動路を構成する溝のフランク面の溝R比
    は50%を越え前記4点接触のボール転動路を構成する
    溝のフランク面の溝R比よりも小さくしたことを特徴と
    するリニアガイド装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のリニアガイド装置におい
    て、前記2点接触のボール転動路を構成する溝のフラン
    ク面の溝R比は50%を越え53%未満とし、前記4点
    接触のボール転動路を構成する溝のフランク面の溝R比
    は53%から56%の範囲内としたことを特徴とするリ
    ニアガイド装置。
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