JPH1014098A - 電動機の駆動制御装置 - Google Patents
電動機の駆動制御装置Info
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- JPH1014098A JPH1014098A JP8161321A JP16132196A JPH1014098A JP H1014098 A JPH1014098 A JP H1014098A JP 8161321 A JP8161321 A JP 8161321A JP 16132196 A JP16132196 A JP 16132196A JP H1014098 A JPH1014098 A JP H1014098A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 不足電圧を検出するに当り、部品点数の削減
を図ると共に、プリント基板の小型化を図る。 【解決手段】 IGBTを備えたインバータ回路(32)
が、電源電力を制御電力に変換して電動機(CM)に出力
する。電源調整回路(40)は、電源(PS)より供給され
る主電源電圧をトランス(41)によって所定電圧に変換
し、駆動回路(50)は、電源調整回路(40)の駆動用電
源電圧を受けてIGBTに所定電圧のPWM信号を出力
する。また、マイコン(20)は電源調整回路(40)から
制御用電源電圧を受けて駆動回路(50)に制御信号を出
力する。一方、リセット回路(60)は、電源調整回路
(40)から制御用電源電圧を受けて、主電源電圧の低下
に伴って制御用電源電圧が低下し、IGBTの駆動信号
の下限電圧値に対応するリセット電圧よりリセットIC
回路(61)の入力電圧が低下するとマイコン(20)にリ
セット信号を出力してPWM信号の出力を停止させる。
を図ると共に、プリント基板の小型化を図る。 【解決手段】 IGBTを備えたインバータ回路(32)
が、電源電力を制御電力に変換して電動機(CM)に出力
する。電源調整回路(40)は、電源(PS)より供給され
る主電源電圧をトランス(41)によって所定電圧に変換
し、駆動回路(50)は、電源調整回路(40)の駆動用電
源電圧を受けてIGBTに所定電圧のPWM信号を出力
する。また、マイコン(20)は電源調整回路(40)から
制御用電源電圧を受けて駆動回路(50)に制御信号を出
力する。一方、リセット回路(60)は、電源調整回路
(40)から制御用電源電圧を受けて、主電源電圧の低下
に伴って制御用電源電圧が低下し、IGBTの駆動信号
の下限電圧値に対応するリセット電圧よりリセットIC
回路(61)の入力電圧が低下するとマイコン(20)にリ
セット信号を出力してPWM信号の出力を停止させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動機の駆動制御
装置に関し、特に、電圧降下時のリセット対策に係るも
のである。
装置に関し、特に、電圧降下時のリセット対策に係るも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来より、空気調和装置の圧縮機モータ
を制御する駆動制御装置には、特開平3−22821号
公報に開示されているように、電源に、コンバータ回
路、平滑回路及びインバータ回路を介して圧縮機モータ
が接続され、電源からの電源電力を、所定の制御された
電力に変換して圧縮機モータに供給するようにしている
ものがある。
を制御する駆動制御装置には、特開平3−22821号
公報に開示されているように、電源に、コンバータ回
路、平滑回路及びインバータ回路を介して圧縮機モータ
が接続され、電源からの電源電力を、所定の制御された
電力に変換して圧縮機モータに供給するようにしている
ものがある。
【0003】上記駆動制御装置において、平滑回路に
は、不足電圧検出回路を接続し、平滑回路における平滑
コンデンサの両端の端子電圧を検出し、インバータ回路
に供給される直流電圧の不足を検出するようにしてい
る。
は、不足電圧検出回路を接続し、平滑回路における平滑
コンデンサの両端の端子電圧を検出し、インバータ回路
に供給される直流電圧の不足を検出するようにしてい
る。
【0004】そして、上記インバータ回路の電圧不足を
検出すると、マイコンに検出信号を出力してインバータ
回路の出力停止等を行うようにしている。
検出すると、マイコンに検出信号を出力してインバータ
回路の出力停止等を行うようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した圧縮機モータ
の駆動制御装置においては、電圧不足を検出するために
不足電圧検出回路を設けているため、部品点数が多く、
その上、プリント基板の面積が大きくなり、装置全体が
大型化するという問題があった。
の駆動制御装置においては、電圧不足を検出するために
不足電圧検出回路を設けているため、部品点数が多く、
その上、プリント基板の面積が大きくなり、装置全体が
大型化するという問題があった。
【0006】特に、上記不足電圧検出回路は、絶縁用の
フォトカプラを設ける必要があることから、フォトカプ
ラの入出力間に所定の絶縁距離を確保する必要があり、
プリント基板が大型化するという問題があった。
フォトカプラを設ける必要があることから、フォトカプ
ラの入出力間に所定の絶縁距離を確保する必要があり、
プリント基板が大型化するという問題があった。
【0007】本発明は、斯かる点に鑑みてなされたもの
で、不足電圧を検出するに当り、部品点数の削減を図る
と共に、プリント基板の小型化を図ることを目的とする
ものである。
で、不足電圧を検出するに当り、部品点数の削減を図る
と共に、プリント基板の小型化を図ることを目的とする
ものである。
【0008】
−発明の概要− 本発明は、IGBT(Tr,Tr,…)を備えたインバータ
回路(32)が、電源電力を制御された電力に変換して電
動機(CM)に出力する。電源調整回路(40)は、電源
(PS)より供給される主電源電圧をトランス(41)によ
って所定電圧に変換し、電源調整回路(40)の駆動用電
源電圧を駆動回路(50)が受けてIGBT(Tr,Tr,
…)に所定電圧のPWM信号を出力する。また、マイコ
ン(20)は、制御用電源電圧を受けて駆動回路(50)に
制御信号を出力する一方、リセット回路(60)は、制御
用電源電圧を受けて、主電源電圧の低下に伴って制御用
電源電圧が低下し、電圧駆動型素子(Tr,Tr,…)の駆
動信号の下限電圧値に対応するリセット電圧よりリセッ
トIC回路(61)の入力電圧が低下するとマイコン(2
0)にリセット信号を出力してPWM信号の出力を停止
させる。
回路(32)が、電源電力を制御された電力に変換して電
動機(CM)に出力する。電源調整回路(40)は、電源
(PS)より供給される主電源電圧をトランス(41)によ
って所定電圧に変換し、電源調整回路(40)の駆動用電
源電圧を駆動回路(50)が受けてIGBT(Tr,Tr,
…)に所定電圧のPWM信号を出力する。また、マイコ
ン(20)は、制御用電源電圧を受けて駆動回路(50)に
制御信号を出力する一方、リセット回路(60)は、制御
用電源電圧を受けて、主電源電圧の低下に伴って制御用
電源電圧が低下し、電圧駆動型素子(Tr,Tr,…)の駆
動信号の下限電圧値に対応するリセット電圧よりリセッ
トIC回路(61)の入力電圧が低下するとマイコン(2
0)にリセット信号を出力してPWM信号の出力を停止
させる。
【0009】−発明の特定事項− 具体的に、図1に示すように、請求項1に係る発明が講
じた手段は、先ず、電源(PS)及び電動機(CM)が設け
られている。そして、電圧駆動型素子(Tr,Tr,…)を
備えると共に、上記電源(PS)より供給される電力を、
制御された電力に変換して電動機(CM)に出力する電力
変換回路(30)と、上記電源(PS)より供給される主電
源電圧を所定電圧に変換して制御用電源電圧及び電圧駆
動型素子(Tr,Tr,…)の駆動用電源電圧を出力する電
源調整回路(40)とが設けられている。更に、該電源調
整回路(40)の駆動用電源電圧を受けて、電力変換回路
(30)における電圧駆動型素子(Tr,Tr,…)に所定電
圧の駆動信号を出力する駆動回路(50)と、上記電源調
整回路(40)の制御用電源電圧を受けて、電動機(CM)
の制御信号を駆動回路(50)に出力する制御手段(20)
とが設けられている。加えて、上記電源調整回路(40)
の制御用電源電圧を受けて、主電源電圧の低下に伴って
制御用電源電圧が低下し、駆動回路(50)が出力する電
圧駆動型素子(Tr,Tr,…)の駆動信号の下限電圧値に
対応するリセット電圧より制御用電源電圧が低下する
と、制御手段(20)にリセット信号を出力するリセット
回路(60)が設けられている。
じた手段は、先ず、電源(PS)及び電動機(CM)が設け
られている。そして、電圧駆動型素子(Tr,Tr,…)を
備えると共に、上記電源(PS)より供給される電力を、
制御された電力に変換して電動機(CM)に出力する電力
変換回路(30)と、上記電源(PS)より供給される主電
源電圧を所定電圧に変換して制御用電源電圧及び電圧駆
動型素子(Tr,Tr,…)の駆動用電源電圧を出力する電
源調整回路(40)とが設けられている。更に、該電源調
整回路(40)の駆動用電源電圧を受けて、電力変換回路
(30)における電圧駆動型素子(Tr,Tr,…)に所定電
圧の駆動信号を出力する駆動回路(50)と、上記電源調
整回路(40)の制御用電源電圧を受けて、電動機(CM)
の制御信号を駆動回路(50)に出力する制御手段(20)
とが設けられている。加えて、上記電源調整回路(40)
の制御用電源電圧を受けて、主電源電圧の低下に伴って
制御用電源電圧が低下し、駆動回路(50)が出力する電
圧駆動型素子(Tr,Tr,…)の駆動信号の下限電圧値に
対応するリセット電圧より制御用電源電圧が低下する
と、制御手段(20)にリセット信号を出力するリセット
回路(60)が設けられている。
【0010】また、請求項2記載の発明が講じた手段
は、上記請求項1記載の発明において、電源調整回路
(40)は、トランス(41)を備え、トランス(41)によ
って主電源電圧を降圧して制御用電源電圧及び駆動用電
源電圧を生成し、生成された制御用電源電圧がそのまま
リセット回路(60)に入力される構成としている。
は、上記請求項1記載の発明において、電源調整回路
(40)は、トランス(41)を備え、トランス(41)によ
って主電源電圧を降圧して制御用電源電圧及び駆動用電
源電圧を生成し、生成された制御用電源電圧がそのまま
リセット回路(60)に入力される構成としている。
【0011】また、請求項3記載の発明が講じた手段
は、上記請求項1記載の発明において、リセット回路
(60)は、内部抵抗を備えないリセットIC回路(61)
が設けられ、該リセットIC回路(61)に電源調整回路
(40)から抵抗(R1,R2)を介して制御用電源電圧が入
力される構成としている。
は、上記請求項1記載の発明において、リセット回路
(60)は、内部抵抗を備えないリセットIC回路(61)
が設けられ、該リセットIC回路(61)に電源調整回路
(40)から抵抗(R1,R2)を介して制御用電源電圧が入
力される構成としている。
【0012】また、請求項4記載の発明が講じた手段
は、上記請求項1記載の発明において、電動機(CM)
は、空気調和装置に設けられる圧縮機のモータである構
成としている。
は、上記請求項1記載の発明において、電動機(CM)
は、空気調和装置に設けられる圧縮機のモータである構
成としている。
【0013】−作用− 上記の発明特定事項により、請求項1記載の発明では、
先ず、電源(PS)が投入された状態において、運転指令
が出力されると、この運転指令を制御手段(20)が受信
して制御信号を出力する。この制御信号を駆動回路(5
0)が受信して駆動信号を電力変換回路(30)に出力
し、電圧駆動型素子(Tr,Tr,…)がON・OFFす
る。そして、上記制御手段(20)には、室内温度などの
負荷信号が入力され、この負荷信号に対応して圧縮機の
運転周波数である電動機(CM)の供給周波数を導出する
と共に、この供給周波数になるように駆動回路(50)に
制御信号を出力する。
先ず、電源(PS)が投入された状態において、運転指令
が出力されると、この運転指令を制御手段(20)が受信
して制御信号を出力する。この制御信号を駆動回路(5
0)が受信して駆動信号を電力変換回路(30)に出力
し、電圧駆動型素子(Tr,Tr,…)がON・OFFす
る。そして、上記制御手段(20)には、室内温度などの
負荷信号が入力され、この負荷信号に対応して圧縮機の
運転周波数である電動機(CM)の供給周波数を導出する
と共に、この供給周波数になるように駆動回路(50)に
制御信号を出力する。
【0014】一方、上記電源(PS)からの電力は、電力
変換回路(30)によって制御された電力に変換され、例
えば、電圧駆動型素子(Tr,Tr,…)でパルス幅変調し
て所定の供給電圧を電動機(CM)に供給することにな
る。
変換回路(30)によって制御された電力に変換され、例
えば、電圧駆動型素子(Tr,Tr,…)でパルス幅変調し
て所定の供給電圧を電動機(CM)に供給することにな
る。
【0015】また、上記電源(PS)は電源調整回路(4
0)に電力供給しており、具体的に、請求項2記載の発
明では、電源調整回路(40)のトランス(41)が、主電
源電圧を所定の電圧に変換して駆動用電源電圧と、制御
用電源電圧とを生成している。そして、上記駆動用電源
電圧は駆動回路(50)に供給される一方、制御用電源電
圧は制御手段(20)などに供給される。
0)に電力供給しており、具体的に、請求項2記載の発
明では、電源調整回路(40)のトランス(41)が、主電
源電圧を所定の電圧に変換して駆動用電源電圧と、制御
用電源電圧とを生成している。そして、上記駆動用電源
電圧は駆動回路(50)に供給される一方、制御用電源電
圧は制御手段(20)などに供給される。
【0016】上記電源(PS)の主電源電圧が停電等で低
下した場合、電動機(CM)の供給電圧が低下することに
なるが、電源調整回路(40)の駆動用電源電圧も低下す
ると同時に、制御用電源電圧も低下することになる。
下した場合、電動機(CM)の供給電圧が低下することに
なるが、電源調整回路(40)の駆動用電源電圧も低下す
ると同時に、制御用電源電圧も低下することになる。
【0017】そして、上記電源調整回路(40)の制御用
電源電圧が低下し、例えば、14Vから13Vになる
と、請求項3記載の発明では、リセットIC回路(61)
の入力電圧がリセット電圧、例えば、1.25Vにな
る。この入力電圧が低下すると、リセットIC回路(6
1)の出力電圧が変化し、リセット信号を制御手段(2
0)に出力することになる。
電源電圧が低下し、例えば、14Vから13Vになる
と、請求項3記載の発明では、リセットIC回路(61)
の入力電圧がリセット電圧、例えば、1.25Vにな
る。この入力電圧が低下すると、リセットIC回路(6
1)の出力電圧が変化し、リセット信号を制御手段(2
0)に出力することになる。
【0018】該制御手段(20)は、このリセット信号を
受けて駆動回路(50)に駆動信号の遮断信号を出力し、
電力変換回路(30)の出力が停止することになる。特
に、上記リセットIC回路(61)がリセット信号を出力
するタイミングにおいて、駆動回路(50)に入力する駆
動用電源電圧は所定値より大きく、電圧駆動型素子(T
r)の駆動信号の下限電圧値が確保されることになる。
受けて駆動回路(50)に駆動信号の遮断信号を出力し、
電力変換回路(30)の出力が停止することになる。特
に、上記リセットIC回路(61)がリセット信号を出力
するタイミングにおいて、駆動回路(50)に入力する駆
動用電源電圧は所定値より大きく、電圧駆動型素子(T
r)の駆動信号の下限電圧値が確保されることになる。
【0019】
【発明の効果】したがって、請求項1記載の発明によれ
ば、主電源電圧の低下に伴って制御用電源電圧値が低下
し、電圧駆動型素子(Tr,Tr,…)の駆動信号の下限電
圧値に対応するリセット電圧より制御用電源電圧が低下
すると、リセット回路(60)が制御手段(20)にリセッ
ト信号を出力するようにしたために、電圧駆動型素子
(Tr,Tr,…)の駆動信号を所定電圧値に確保したま
ま、リセット信号によって制御手段(20)に駆動信号の
遮断信号を出力させることができる。この結果、従来の
ように不足電圧検出回路を設ける必要がなく、部品点数
の低減を図ることができる。
ば、主電源電圧の低下に伴って制御用電源電圧値が低下
し、電圧駆動型素子(Tr,Tr,…)の駆動信号の下限電
圧値に対応するリセット電圧より制御用電源電圧が低下
すると、リセット回路(60)が制御手段(20)にリセッ
ト信号を出力するようにしたために、電圧駆動型素子
(Tr,Tr,…)の駆動信号を所定電圧値に確保したま
ま、リセット信号によって制御手段(20)に駆動信号の
遮断信号を出力させることができる。この結果、従来の
ように不足電圧検出回路を設ける必要がなく、部品点数
の低減を図ることができる。
【0020】また、上記不足電圧検出回路を省略するこ
とができるので、フォトカプラの絶縁距離の確保等を行
う必要がないことから、プリント基板の小型化を図るこ
とができる。
とができるので、フォトカプラの絶縁距離の確保等を行
う必要がないことから、プリント基板の小型化を図るこ
とができる。
【0021】また、請求項2記載の発明によれば、電源
調整回路(40)のトランス(41)によって変換されて生
成された制御用電源電圧をリセット回路(60)に供給す
るので、該制御用電源電圧が三端子レギュレータによっ
て調整されていないことから、電圧低下を確実に検出す
ることができ、電圧駆動型素子(Tr,Tr,…)の破壊等
を確実に防止することができる。
調整回路(40)のトランス(41)によって変換されて生
成された制御用電源電圧をリセット回路(60)に供給す
るので、該制御用電源電圧が三端子レギュレータによっ
て調整されていないことから、電圧低下を確実に検出す
ることができ、電圧駆動型素子(Tr,Tr,…)の破壊等
を確実に防止することができる。
【0022】また、請求項3記載の発明によれば、リセ
ットIC回路(61)は内部抵抗を有しないものであるこ
とから、リセット動作を有する入力電圧を外部の分圧抵
抗によって正確に設定することができるので、駆動信号
の遮断信号を正確に出力させることができる。
ットIC回路(61)は内部抵抗を有しないものであるこ
とから、リセット動作を有する入力電圧を外部の分圧抵
抗によって正確に設定することができるので、駆動信号
の遮断信号を正確に出力させることができる。
【0023】また、請求項4記載の発明によれば、圧縮
機モータを正確に制御することができるので、空気調和
運転の信頼性を向上させることができる。
機モータを正確に制御することができるので、空気調和
運転の信頼性を向上させることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳細に説明する。
基づいて詳細に説明する。
【0025】図2〜図4に示すように、(10)は、空気
調和装置の室外ユニットに設けられる圧縮機モータであ
る圧縮機の誘導電動機(CM)の駆動制御装置であって、
主回路系統(11)と制御系統(12)とを備えると共に、
該制御系統(12)にマイコン(20)が設けられている。
調和装置の室外ユニットに設けられる圧縮機モータであ
る圧縮機の誘導電動機(CM)の駆動制御装置であって、
主回路系統(11)と制御系統(12)とを備えると共に、
該制御系統(12)にマイコン(20)が設けられている。
【0026】上記主回路系統(11)は、図2に示すよう
に、電源(PS)より電力変換回路(30)を介して、制御
された電力を誘導電動機(CM)に供給している。該電力
変換回路(30)は、電源(PS)から供給される三相交流
電力を制御された三相交流電力に変換するものであっ
て、整流回路(31)とインバータ回路(32)とを備えて
いる。そして、上記整流回路(31)は、図示しないが、
6個のダイオードを備えて電源(PS)に接続されたダイ
オードモジュールを備え、電源(PS)からの交流を全波
整流すると共に、平滑している。
に、電源(PS)より電力変換回路(30)を介して、制御
された電力を誘導電動機(CM)に供給している。該電力
変換回路(30)は、電源(PS)から供給される三相交流
電力を制御された三相交流電力に変換するものであっ
て、整流回路(31)とインバータ回路(32)とを備えて
いる。そして、上記整流回路(31)は、図示しないが、
6個のダイオードを備えて電源(PS)に接続されたダイ
オードモジュールを備え、電源(PS)からの交流を全波
整流すると共に、平滑している。
【0027】上記インバータ回路(32)は、正側電源線
(3P)及び負側電源線(3N)を介して整流回路(31)に
接続されており、電圧駆動型素子である6個のIGBT
(Insulated Gate Bipolar Transistor)(Tr,Tr,…)を
備えたトランジスタ・ブリッジ回路で構成されている。
該インバータ回路(32)は、整流回路(31)が整流した
直流を交流に変換するトランジスタモジュールであっ
て、誘導電動機(CM)が接続されて三相交流の制御電力
を誘導電動機(CM)に供給している。そして、上記IG
BT(Tr,Tr,…)は、制御系統(12)が出力する駆動
信号であるPWM信号によってON・OFFするように
構成されている。
(3P)及び負側電源線(3N)を介して整流回路(31)に
接続されており、電圧駆動型素子である6個のIGBT
(Insulated Gate Bipolar Transistor)(Tr,Tr,…)を
備えたトランジスタ・ブリッジ回路で構成されている。
該インバータ回路(32)は、整流回路(31)が整流した
直流を交流に変換するトランジスタモジュールであっ
て、誘導電動機(CM)が接続されて三相交流の制御電力
を誘導電動機(CM)に供給している。そして、上記IG
BT(Tr,Tr,…)は、制御系統(12)が出力する駆動
信号であるPWM信号によってON・OFFするように
構成されている。
【0028】上記制御系統(12)は、図3に示すよう
に、電源(PS)にダイオード・ブリッジ回路の整流回路
(13)を介して電源調整回路(40)が接続されると共
に、該電源調整回路(40)にIGBT(Tr,Tr,…)の
駆動回路(50)が接続されて構成されている。
に、電源(PS)にダイオード・ブリッジ回路の整流回路
(13)を介して電源調整回路(40)が接続されると共
に、該電源調整回路(40)にIGBT(Tr,Tr,…)の
駆動回路(50)が接続されて構成されている。
【0029】該電源調整回路(40)は、電源(PS)より
供給される主電源電圧を所定電圧に変換して出力する回
路であって、トランス(41)を備え、該トランス(41)
の1次側に発振回路部(42)が接続される一方、トラン
ス(41)の2次側には駆動回路(50)が接続されると共
に、制御用電源回路部(43)が接続されて構成されてい
る。そして、上記発振回路部(42)には整流回路(13)
を介して電源(PS)が接続されて主電源電圧が供給され
ている。
供給される主電源電圧を所定電圧に変換して出力する回
路であって、トランス(41)を備え、該トランス(41)
の1次側に発振回路部(42)が接続される一方、トラン
ス(41)の2次側には駆動回路(50)が接続されると共
に、制御用電源回路部(43)が接続されて構成されてい
る。そして、上記発振回路部(42)には整流回路(13)
を介して電源(PS)が接続されて主電源電圧が供給され
ている。
【0030】上記電源調整回路(40)は、主電源電圧を
トランス(41)によって降圧し、IGBT(Tr,Tr,
…)の駆動用電源電圧を生成して駆動回路(50)に出力
すると共に、トランス(41)によって制御用電源電圧を
生成して制御用電源回路部(43)からマイコン(20)な
どに出力している。
トランス(41)によって降圧し、IGBT(Tr,Tr,
…)の駆動用電源電圧を生成して駆動回路(50)に出力
すると共に、トランス(41)によって制御用電源電圧を
生成して制御用電源回路部(43)からマイコン(20)な
どに出力している。
【0031】上記駆動回路(50)は、インバータ回路
(32)のIGBT(Tr,Tr,…)に対応して6つのドラ
イバ(51,51,…)より構成され、該ドライバ(51,5
1,…)は、図5に示すように、フォトカプラ(5a)及
びツェナーダイオード(5b)などを備えて構成されてい
る。そして、上記フォトカプラ(5a)にはマイコン(2
0)が接続されてドライバ(51,51,…)にマイコン(2
0)から制御信号が入力される。一方、上記ドライバ(5
1,51,…)の出力端は、インバータ回路(32)のIG
BT(Tr,Tr,…)のゲートに接続されると共に、エミ
ッタ側に接続されている。
(32)のIGBT(Tr,Tr,…)に対応して6つのドラ
イバ(51,51,…)より構成され、該ドライバ(51,5
1,…)は、図5に示すように、フォトカプラ(5a)及
びツェナーダイオード(5b)などを備えて構成されてい
る。そして、上記フォトカプラ(5a)にはマイコン(2
0)が接続されてドライバ(51,51,…)にマイコン(2
0)から制御信号が入力される。一方、上記ドライバ(5
1,51,…)の出力端は、インバータ回路(32)のIG
BT(Tr,Tr,…)のゲートに接続されると共に、エミ
ッタ側に接続されている。
【0032】そして、上記ドライバ(51,51,…)は、
マイコン(20)の制御信号に従って整流回路(31)より
後の直流部電圧をIGBT(Tr,Tr,…)がPWM変調
(パルス幅変調)するように該IGBT(Tr,Tr,…)
に駆動信号(PWM信号)を出力する。
マイコン(20)の制御信号に従って整流回路(31)より
後の直流部電圧をIGBT(Tr,Tr,…)がPWM変調
(パルス幅変調)するように該IGBT(Tr,Tr,…)
に駆動信号(PWM信号)を出力する。
【0033】上記制御用電源回路部(43)は、マイコン
(20)などに供給する複数の制御用電源電圧を出力して
おり、3つの三端子レギュレータ(4a,4b,4c)を備
え、+5Vの第1制御電源(Vcc1)と+12Vの第2制
御電源(Vcc2)と+14Vの第3制御電源(Vcc3)と−
5Vの第4制御電源(Vcc4)とが設けられている。そし
て、上記+14Vの第3制御電源(Vcc3)は、三端子レ
ギュレータ(4a,4b,4c)を介することなく、半波整流
の制御用電源電圧をトランス(41)から直接に出力する
ように構成されている。
(20)などに供給する複数の制御用電源電圧を出力して
おり、3つの三端子レギュレータ(4a,4b,4c)を備
え、+5Vの第1制御電源(Vcc1)と+12Vの第2制
御電源(Vcc2)と+14Vの第3制御電源(Vcc3)と−
5Vの第4制御電源(Vcc4)とが設けられている。そし
て、上記+14Vの第3制御電源(Vcc3)は、三端子レ
ギュレータ(4a,4b,4c)を介することなく、半波整流
の制御用電源電圧をトランス(41)から直接に出力する
ように構成されている。
【0034】上記マイコン(20)は、図4に示すよう
に、制御用電源回路部(43)における+5Vの第1制御
電源(Vcc1)から電力供給される一方、駆動回路(50)
の各ドライバ(51,51,…)に制御信号を出力してい
る。更に、本発明の特徴として、リセット回路(60)が
接続されている。
に、制御用電源回路部(43)における+5Vの第1制御
電源(Vcc1)から電力供給される一方、駆動回路(50)
の各ドライバ(51,51,…)に制御信号を出力してい
る。更に、本発明の特徴として、リセット回路(60)が
接続されている。
【0035】該リセット回路(60)は、内部抵抗を備え
ないリセットIC回路(61)が設けられ、該リセットI
C回路(61)が電源ライン(62)を介して電源調整回路
(40)における+14Vの第3制御電源(Vcc3)に接続
されている。上記リセットIC回路(61)は、図6に示
すように、コンパレータ(6a)、トランジスタ(6b)及
び定電流素子(6c)等を備え、該コンパレータ(6a)の
負側入力端が電源ライン(62)に接続されている。該電
源ライン(62)は、第3制御電源(Vcc3)から2つの分
圧抵抗(R1,R2)を介して接地されて構成され、2つの
分圧抵抗(R1,R2)の間にコンパレータ(6a)の負側入
力端が接続されている。
ないリセットIC回路(61)が設けられ、該リセットI
C回路(61)が電源ライン(62)を介して電源調整回路
(40)における+14Vの第3制御電源(Vcc3)に接続
されている。上記リセットIC回路(61)は、図6に示
すように、コンパレータ(6a)、トランジスタ(6b)及
び定電流素子(6c)等を備え、該コンパレータ(6a)の
負側入力端が電源ライン(62)に接続されている。該電
源ライン(62)は、第3制御電源(Vcc3)から2つの分
圧抵抗(R1,R2)を介して接地されて構成され、2つの
分圧抵抗(R1,R2)の間にコンパレータ(6a)の負側入
力端が接続されている。
【0036】そして、上記リセット回路(60)は、電源
調整回路(40)が出力する制御用電源電圧を第3制御電
源(Vcc3)から受けて、主電源電圧の低下に伴って制御
用電源電圧が低下し、IGBT(Tr,Tr,…)のPWM
信号の下限電圧値に対応するリセット電圧より低下する
と、マイコン(20)にリセット信号を出力するように構
成されている。
調整回路(40)が出力する制御用電源電圧を第3制御電
源(Vcc3)から受けて、主電源電圧の低下に伴って制御
用電源電圧が低下し、IGBT(Tr,Tr,…)のPWM
信号の下限電圧値に対応するリセット電圧より低下する
と、マイコン(20)にリセット信号を出力するように構
成されている。
【0037】上記マイコン(20)は、リセット回路(6
0)からリセット信号を受けると駆動回路(50)の各ド
ライバ(51,51,…)にPWM信号の遮断信号を出力す
るように構成されている。
0)からリセット信号を受けると駆動回路(50)の各ド
ライバ(51,51,…)にPWM信号の遮断信号を出力す
るように構成されている。
【0038】−リセット回路(60)の基本原理− そこで、上述したリセット回路(60)によってPWM信
号を遮断するようにした基本原理について説明する。
号を遮断するようにした基本原理について説明する。
【0039】一般的に、図11に示すように、マイコン
(20)にはリセット回路(a)が接続されており、該リ
セット回路(a)は、リセットIC回路(b)を備える
と共に、電源調整回路(40)における+5Vの第1制御
電源(Vcc1)より制御用電源電圧が供給されている。
(20)にはリセット回路(a)が接続されており、該リ
セット回路(a)は、リセットIC回路(b)を備える
と共に、電源調整回路(40)における+5Vの第1制御
電源(Vcc1)より制御用電源電圧が供給されている。
【0040】そして、上記電源(PS)の主電源電圧が低
下し、第1制御電源(Vcc1)の制御用電源電圧(+5
V)が所定値に低下すると、上記リセット回路(a)は
リセット信号をマイコン(20)に出力しており、具体的
に、図7のBに示すように、第1制御電源(Vcc1)の電
圧が4.75Vに低下すると(図7のP1参照)、リセ
ット信号を出力するようになっている。
下し、第1制御電源(Vcc1)の制御用電源電圧(+5
V)が所定値に低下すると、上記リセット回路(a)は
リセット信号をマイコン(20)に出力しており、具体的
に、図7のBに示すように、第1制御電源(Vcc1)の電
圧が4.75Vに低下すると(図7のP1参照)、リセ
ット信号を出力するようになっている。
【0041】一方、電源調整回路(40)におけるトラン
ス(41)の2次側は、図7のCに示すように、通常、2
4Vの駆動用電源電圧Vccを駆動回路(50)に出力して
おり、ドライバ(51,51,…)は、ツェナーダイオード
(5b)の逆バイアス電圧が7Vであるので、IGBT
(Tr,Tr,…)に17V(=24V−7V)のゲート電
圧VGEを出力することになる。この駆動用電源電圧Vcc
(24V)及びゲート電圧VGE(17V)は、制御用電
源電圧(5V)と共に、主電源電圧が低下すると低下す
ることになる。
ス(41)の2次側は、図7のCに示すように、通常、2
4Vの駆動用電源電圧Vccを駆動回路(50)に出力して
おり、ドライバ(51,51,…)は、ツェナーダイオード
(5b)の逆バイアス電圧が7Vであるので、IGBT
(Tr,Tr,…)に17V(=24V−7V)のゲート電
圧VGEを出力することになる。この駆動用電源電圧Vcc
(24V)及びゲート電圧VGE(17V)は、制御用電
源電圧(5V)と共に、主電源電圧が低下すると低下す
ることになる。
【0042】そして、上記リセット回路(a)のリセッ
ト信号でマイコン(20)がPWM信号の遮断信号を出力
するようにすると、第1制御電源(Vcc1)の電圧が4.
75Vに低下した際の駆動用電源電圧Vccは、16.5
Vに対応し(図7のP2参照)、ゲート電圧VGEは、
9.5V(=16.5V−7V)になる。
ト信号でマイコン(20)がPWM信号の遮断信号を出力
するようにすると、第1制御電源(Vcc1)の電圧が4.
75Vに低下した際の駆動用電源電圧Vccは、16.5
Vに対応し(図7のP2参照)、ゲート電圧VGEは、
9.5V(=16.5V−7V)になる。
【0043】一方、上記IGBT(Tr)の特性は、図8
に示すように、コレクタ電流Icが30Aの場合、ゲー
ト電圧VGEが15Vであると、コレクタ・エミッタ間電
圧であるON電圧VCEがほぼ2Vであり、ゲート電圧V
GEが11Vであると、ON電圧VCEがほぼ3Vとなる。
そして、ゲート電圧VGEが10Vに低下すると、ON電
圧VCEが∞となり、IGBT(Tr,Tr,…)の熱破壊の
虞が生ずる。
に示すように、コレクタ電流Icが30Aの場合、ゲー
ト電圧VGEが15Vであると、コレクタ・エミッタ間電
圧であるON電圧VCEがほぼ2Vであり、ゲート電圧V
GEが11Vであると、ON電圧VCEがほぼ3Vとなる。
そして、ゲート電圧VGEが10Vに低下すると、ON電
圧VCEが∞となり、IGBT(Tr,Tr,…)の熱破壊の
虞が生ずる。
【0044】したがって、上述の如く、リセット回路
(a)のリセット信号によってマイコン(20)がPWM
信号の遮断信号を出力するようにすると(図7のP1及
びP2参照)、ゲート電圧VGEは9.5Vになる。この
結果、上記IGBT(Tr,Tr,…)のON電圧VCEが∞
となり、該IGBT(Tr,Tr,…)の熱破壊の虞が生ず
る。
(a)のリセット信号によってマイコン(20)がPWM
信号の遮断信号を出力するようにすると(図7のP1及
びP2参照)、ゲート電圧VGEは9.5Vになる。この
結果、上記IGBT(Tr,Tr,…)のON電圧VCEが∞
となり、該IGBT(Tr,Tr,…)の熱破壊の虞が生ず
る。
【0045】このため、図11に示すように、一般的に
は、制御系統(12)に不足電圧検出回路(c)を設けて
いる。この不足電圧検出回路(c)は、整流回路(13)
より後に接続されるたスイッチングレギュレータであっ
て、フォトカプラ(d)及び論理回路(e)等を備え、
例えば、200Vの主電源電圧が190Vに低下する
と、不足電圧信号をマイコン(20)に出力し、該マイコ
ン(20)が各ドライバ(51,51,…)にPWM信号の遮
断信号を出力するようにしている。
は、制御系統(12)に不足電圧検出回路(c)を設けて
いる。この不足電圧検出回路(c)は、整流回路(13)
より後に接続されるたスイッチングレギュレータであっ
て、フォトカプラ(d)及び論理回路(e)等を備え、
例えば、200Vの主電源電圧が190Vに低下する
と、不足電圧信号をマイコン(20)に出力し、該マイコ
ン(20)が各ドライバ(51,51,…)にPWM信号の遮
断信号を出力するようにしている。
【0046】しかしながら、これでは、不足電圧検出回
路(c)を設けなければならず、部品点数が多く、フォ
トカプラ(d)の入出力間の絶縁距離が長く、プリント
基板が大型化する。
路(c)を設けなければならず、部品点数が多く、フォ
トカプラ(d)の入出力間の絶縁距離が長く、プリント
基板が大型化する。
【0047】そこで、本発明の実施形態では、上述した
ように、リセット回路(60)の制御用電源(PS)に、電
源調整回路(40)における制御用電源回路部(43)の+
14Vの第3制御電源(Vcc3)を適用するようにしてい
る。
ように、リセット回路(60)の制御用電源(PS)に、電
源調整回路(40)における制御用電源回路部(43)の+
14Vの第3制御電源(Vcc3)を適用するようにしてい
る。
【0048】この+14Vの第3制御電源(Vcc3)を用
いると、図7のAに示すように、この制御用電源電圧が
主電源電圧に伴って低下して13Vになると(図7のQ
1参照)、この13Vに対応する駆動用電源電圧Vcc
は、図7のCに示すように、19.25Vになる(図7
のQ2参照)。そして、ゲート電圧VGEはツェナーダイ
オード(5b)の逆バイアス電圧を減算して12.25V
(=19.25V−7V)になる。
いると、図7のAに示すように、この制御用電源電圧が
主電源電圧に伴って低下して13Vになると(図7のQ
1参照)、この13Vに対応する駆動用電源電圧Vcc
は、図7のCに示すように、19.25Vになる(図7
のQ2参照)。そして、ゲート電圧VGEはツェナーダイ
オード(5b)の逆バイアス電圧を減算して12.25V
(=19.25V−7V)になる。
【0049】この12.25Vのゲート電圧の場合、図
8に示すように、IGBT(Tr)は、所定のON電圧V
CEが確保されることになる。
8に示すように、IGBT(Tr)は、所定のON電圧V
CEが確保されることになる。
【0050】そして、上記リセット回路(60)が13V
の制御用電源電圧でリセット動作するようにするために
は、電源ライン(62)における電源側の分圧抵抗(R1)
を15kΩに、接地側の分圧抵抗(R2)を1.6kΩに
それぞれ設定し、図7のDに示すように、リセットIC
回路(61)の入力は、通常、1.7Vであるのに対し、
リセット電圧である1.25Vに低下すると(図7のQ
3参照)、該リセットIC回路(61)は、図7のDに示
すように、出力信号を5Vから0Vにしてリセット信号
をマイコン(20)に出力するようにしている。
の制御用電源電圧でリセット動作するようにするために
は、電源ライン(62)における電源側の分圧抵抗(R1)
を15kΩに、接地側の分圧抵抗(R2)を1.6kΩに
それぞれ設定し、図7のDに示すように、リセットIC
回路(61)の入力は、通常、1.7Vであるのに対し、
リセット電圧である1.25Vに低下すると(図7のQ
3参照)、該リセットIC回路(61)は、図7のDに示
すように、出力信号を5Vから0Vにしてリセット信号
をマイコン(20)に出力するようにしている。
【0051】また、上記リセットIC回路(61)は、図
11に示す従来のリセットIC回路(b)と異なる構造
に構成されている。つまり、従来のリセットIC回路
(b)は、図10に示すように、コンパレータ(f)の
他、2つの内部抵抗(R3,R4)を備えているので、この
内部抵抗(R3,R4)の抵抗値が不明な場合、電源ライン
(62)をコンパレータ(f)に接続しても、該電源ライ
ン(62)の分圧抵抗(R1,R2)を設定することができ
ず、リセット信号の出力タイミングを設定することがで
きない。そこで、本発明の実施形態では、図6に示すよ
うに、内部抵抗を有しないリセットIC回路(61)を適
用している。
11に示す従来のリセットIC回路(b)と異なる構造
に構成されている。つまり、従来のリセットIC回路
(b)は、図10に示すように、コンパレータ(f)の
他、2つの内部抵抗(R3,R4)を備えているので、この
内部抵抗(R3,R4)の抵抗値が不明な場合、電源ライン
(62)をコンパレータ(f)に接続しても、該電源ライ
ン(62)の分圧抵抗(R1,R2)を設定することができ
ず、リセット信号の出力タイミングを設定することがで
きない。そこで、本発明の実施形態では、図6に示すよ
うに、内部抵抗を有しないリセットIC回路(61)を適
用している。
【0052】−誘導電動機(CM)の制御動作− 次に、上述した誘導電動機(CM)の制御動作について説
明する。
明する。
【0053】先ず、電源(PS)が投入された状態におい
て、図示しないリモコンより冷房運転等の運転指令が出
力されると、この運転指令をマイコン(20)が受信して
制御信号を出力する。この制御信号を駆動回路(50)が
受信してPWM信号をインバータ回路(32)に出力し、
IGBT(Tr,Tr,…)がON・OFFする。そして、
上記マイコン(20)には、室内温度などの空調負荷信号
が入力され、この空調負荷信号に対応して圧縮機の運転
周波数である誘導電動機(CM)の供給周波数を導出する
と共に、この供給周波数になるように駆動回路(50)に
制御信号を出力する。
て、図示しないリモコンより冷房運転等の運転指令が出
力されると、この運転指令をマイコン(20)が受信して
制御信号を出力する。この制御信号を駆動回路(50)が
受信してPWM信号をインバータ回路(32)に出力し、
IGBT(Tr,Tr,…)がON・OFFする。そして、
上記マイコン(20)には、室内温度などの空調負荷信号
が入力され、この空調負荷信号に対応して圧縮機の運転
周波数である誘導電動機(CM)の供給周波数を導出する
と共に、この供給周波数になるように駆動回路(50)に
制御信号を出力する。
【0054】一方、上記電源(PS)からの三相交流電力
は、整流回路(31)によって全波整流されて直流に変換
されると共に平滑された後、インバータ回路(32)に出
力される。そして、該インバータ回路(32)の6個のI
GBT(Tr,Tr,…)は、直流を交流に変換すると共
に、パルス幅変調して所定の供給電圧を誘導電動機(C
M)に供給することになる。
は、整流回路(31)によって全波整流されて直流に変換
されると共に平滑された後、インバータ回路(32)に出
力される。そして、該インバータ回路(32)の6個のI
GBT(Tr,Tr,…)は、直流を交流に変換すると共
に、パルス幅変調して所定の供給電圧を誘導電動機(C
M)に供給することになる。
【0055】また、上記電源(PS)から整流回路(13)
を介して電源調整回路(40)に電力供給されており、該
電源調整回路(40)のトランス(41)は、主電源電圧を
所定の電圧に変換して駆動用電源電圧と、制御用電源電
圧とを生成している。
を介して電源調整回路(40)に電力供給されており、該
電源調整回路(40)のトランス(41)は、主電源電圧を
所定の電圧に変換して駆動用電源電圧と、制御用電源電
圧とを生成している。
【0056】そして、上記駆動用電源電圧は、駆動回路
(50)の各ドライバ(51,51,…)に供給される一方、
該各ドライバ(51,51,…)は、マイコン(20)からの
制御信号に基づいてフォトカプラ(5a)がON・OFF
してインバータ回路(32)のIGBT(Tr,Tr,…)に
PWM信号を出力することになる。また、上記制御用電
源電圧は、制御用電源回路部(43)の各制御電源(PS)
からマイコン(20)などに供給される。
(50)の各ドライバ(51,51,…)に供給される一方、
該各ドライバ(51,51,…)は、マイコン(20)からの
制御信号に基づいてフォトカプラ(5a)がON・OFF
してインバータ回路(32)のIGBT(Tr,Tr,…)に
PWM信号を出力することになる。また、上記制御用電
源電圧は、制御用電源回路部(43)の各制御電源(PS)
からマイコン(20)などに供給される。
【0057】上記電源(PS)の主電源電圧が停電等で低
下した場合、主回路系統(11)における誘導電動機(C
M)の供給電圧が低下することになるが、上記電源調整
回路(40)の駆動用電源電圧も低下すると同時に、制御
用電源電圧も低下することになる。
下した場合、主回路系統(11)における誘導電動機(C
M)の供給電圧が低下することになるが、上記電源調整
回路(40)の駆動用電源電圧も低下すると同時に、制御
用電源電圧も低下することになる。
【0058】そして、制御用電源回路部(43)における
+14Vの第3制御電源(Vcc3)の制御用電源電圧が低
下して13Vになると(図7のQ1参照)、リセット回
路(60)におけるリセットIC回路(61)の入力電圧が
リセット電圧である1.25Vになる(図7のQ3参
照)。この入力電圧が低下すると、リセットIC回路
(61)の出力電圧が5Vから0Vに変り(図7のE参
照)、リセット信号をマイコン(20)に出力することに
なる。
+14Vの第3制御電源(Vcc3)の制御用電源電圧が低
下して13Vになると(図7のQ1参照)、リセット回
路(60)におけるリセットIC回路(61)の入力電圧が
リセット電圧である1.25Vになる(図7のQ3参
照)。この入力電圧が低下すると、リセットIC回路
(61)の出力電圧が5Vから0Vに変り(図7のE参
照)、リセット信号をマイコン(20)に出力することに
なる。
【0059】該マイコン(20)は、このリセット信号を
受けて駆動回路(50)の各ドライバ(51,51,…)にP
WM信号の遮断信号を出力し、インバータ回路(32)の
出力が停止することになる。
受けて駆動回路(50)の各ドライバ(51,51,…)にP
WM信号の遮断信号を出力し、インバータ回路(32)の
出力が停止することになる。
【0060】特に、上記リセットIC回路(61)がリセ
ット信号を出力するタイミングにおいて、駆動回路(5
0)に入力する駆動用電源電圧は、19.25Vであり
(図7のQ2参照)、IGBT(Tr,Tr,…)に印加さ
れるゲート電圧はツェナーダイオード(5b)の逆バイア
ス電圧を減算して12.25V(=19.25V−7
V)になる。この12.25Vのゲート電圧の場合、図
8に示すように、IGBT(Tr)は、所定のON電圧V
CEが確保されることになる。
ット信号を出力するタイミングにおいて、駆動回路(5
0)に入力する駆動用電源電圧は、19.25Vであり
(図7のQ2参照)、IGBT(Tr,Tr,…)に印加さ
れるゲート電圧はツェナーダイオード(5b)の逆バイア
ス電圧を減算して12.25V(=19.25V−7
V)になる。この12.25Vのゲート電圧の場合、図
8に示すように、IGBT(Tr)は、所定のON電圧V
CEが確保されることになる。
【0061】−本実施形態の効果− 以上のように、本実施形態によれば、主電源電圧の低下
に伴って制御用電源電圧値が低下し、IGBT(Tr,T
r,…)におけるゲート電圧の下限電圧値に対応するリ
セット電圧より制御用電源電圧が低下すると、マイコン
(20)にリセット信号を出力するようにしたために、I
GBT(Tr,Tr,…)のゲート電圧を所定電圧値に確保
したまま、リセット信号によってマイコン(20)にPW
M信号の遮断信号を出力させることができる。この結
果、従来のように不足電圧検出回路を設ける必要がな
く、部品点数の低減を図ることができる。
に伴って制御用電源電圧値が低下し、IGBT(Tr,T
r,…)におけるゲート電圧の下限電圧値に対応するリ
セット電圧より制御用電源電圧が低下すると、マイコン
(20)にリセット信号を出力するようにしたために、I
GBT(Tr,Tr,…)のゲート電圧を所定電圧値に確保
したまま、リセット信号によってマイコン(20)にPW
M信号の遮断信号を出力させることができる。この結
果、従来のように不足電圧検出回路を設ける必要がな
く、部品点数の低減を図ることができる。
【0062】また、上記不足電圧検出回路を省略するこ
とができるので、フォトカプラの絶縁距離の確保等を行
う必要がないことから、プリント基板の小型化を図るこ
とができる。
とができるので、フォトカプラの絶縁距離の確保等を行
う必要がないことから、プリント基板の小型化を図るこ
とができる。
【0063】また、上記電源調整回路(40)のトランス
(41)によって変換されて生成された制御用電源電圧を
リセット回路(60)に供給するので、該制御用電源電圧
が三端子レギュレータ(4a,4b,4c)によって調整され
ていないことから、電圧低下を確実に検出することがで
き、IGBT(Tr,Tr,…)の破壊等を確実に防止する
ことができる。
(41)によって変換されて生成された制御用電源電圧を
リセット回路(60)に供給するので、該制御用電源電圧
が三端子レギュレータ(4a,4b,4c)によって調整され
ていないことから、電圧低下を確実に検出することがで
き、IGBT(Tr,Tr,…)の破壊等を確実に防止する
ことができる。
【0064】また、上記リセットIC回路(61)は内部
抵抗を有しないものであることから、リセット動作を有
する入力電圧を外部の分圧抵抗(R1,R2)によって正確
に設定することができるので、PWM信号の遮断信号を
正確に出力させることができる。
抵抗を有しないものであることから、リセット動作を有
する入力電圧を外部の分圧抵抗(R1,R2)によって正確
に設定することができるので、PWM信号の遮断信号を
正確に出力させることができる。
【0065】また、上記誘導電動機(CM)である圧縮機
モータを正確に制御することができるので、空気調和運
転の信頼性を向上させることができる。
モータを正確に制御することができるので、空気調和運
転の信頼性を向上させることができる。
【0066】
【発明の他の実施の形態】図9は、リセット回路(60)
の他の実施形態を示しており、図6のリセットIC回路
(61)に代えてコンパレータ回路(63)を用いたもので
ある。そして、該コンパレータ回路(63)には、負側入
力端子に電源ライン(62)が接続される一方、正側入力
端子に基準電圧ライン(64)が接続され、該電源ライン
(62)の2つの分圧抵抗(R1,R2)と、基準電圧ライン
(64)の2つの抵抗(R5,R6)とを所定値に設定するこ
とにより、制御用電源電圧がリセット電圧(1.25
V)まで低下すると、コンパレータ回路(63)がリセッ
ト信号を出力することになる。その他の構成及び作用効
果は、前実施形態と同様である。
の他の実施形態を示しており、図6のリセットIC回路
(61)に代えてコンパレータ回路(63)を用いたもので
ある。そして、該コンパレータ回路(63)には、負側入
力端子に電源ライン(62)が接続される一方、正側入力
端子に基準電圧ライン(64)が接続され、該電源ライン
(62)の2つの分圧抵抗(R1,R2)と、基準電圧ライン
(64)の2つの抵抗(R5,R6)とを所定値に設定するこ
とにより、制御用電源電圧がリセット電圧(1.25
V)まで低下すると、コンパレータ回路(63)がリセッ
ト信号を出力することになる。その他の構成及び作用効
果は、前実施形態と同様である。
【0067】また、本実施形態においては、空気調和装
置の圧縮機の誘導電動機(CM)について説明したが、請
求項1記載の発明では、各種の誘導電動機(CM)に適用
することができ、また、本発明は、誘導電動機(CM)に
限られるものではない。
置の圧縮機の誘導電動機(CM)について説明したが、請
求項1記載の発明では、各種の誘導電動機(CM)に適用
することができ、また、本発明は、誘導電動機(CM)に
限られるものではない。
【0068】また、本実施形態におけるインバータ回路
(32)は6個のIGBT(Tr,Tr,…)を用いたが、本
発明では、他の電圧駆動型素子を用いてもよい。
(32)は6個のIGBT(Tr,Tr,…)を用いたが、本
発明では、他の電圧駆動型素子を用いてもよい。
【図1】本発明の構成を示すブロック図である。
【図2】主回路系統を示す電気回路図である。
【図3】制御系統を示す電気回路図である。
【図4】マイコン及びリセット回路を示す電気回路図で
ある。
ある。
【図5】ドライバを示す電気回路図である。
【図6】リセット回路を示す電気回路図である。
【図7】電圧変化を示す電圧特性図である。
【図8】IGBTの特性を示す出力特性図である。
【図9】他のリセット回路を示す電気回路図である。
【図10】本実施形態のリセット回路を説明するための
前提となるリセット回路を示す電気回路図である。
前提となるリセット回路を示す電気回路図である。
【図11】本実施形態のリセット回路を説明するための
前提となる不足電圧検出回路を示す電気回路図である。
前提となる不足電圧検出回路を示す電気回路図である。
10 駆動制御装置 11 主回路系統 12 制御系統 20 マイコン(制御手段) 30 電力変換回路 32 インバータ回路 40 電源調整回路 41 トランス 43 制御用電源回路部 50 駆動回路 51 ドライバ 60 リセット回路 61 リセットIC回路 PS 電源 CM 誘導電動機(電動機) Tr IGBT(電圧駆動型素子) Vcc3 制御電源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H02P 7/63 302 H02P 7/63 302D
Claims (4)
- 【請求項1】 電源(PS)及び電動機(CM)が設けられ
る一方、 電圧駆動型素子(Tr,Tr,…)を備えると共に、上記電
源(PS)より供給される電力を、制御された電力に変換
して電動機(CM)に出力する電力変換回路(30)と、 上記電源(PS)より供給される主電源電圧を所定電圧に
変換して制御用電源電圧及び電圧駆動型素子(Tr,Tr,
…)の駆動用電源電圧を出力する電源調整回路(40)
と、 該電源調整回路(40)の駆動用電源電圧を受けて、電力
変換回路(30)における電圧駆動型素子(Tr,Tr,…)
に所定電圧の駆動信号を出力する駆動回路(50)と、 上記電源調整回路(40)の制御用電源電圧を受けて、電
動機(CM)の制御信号を駆動回路(50)に出力する制御
手段(20)と、 上記電源調整回路(40)の制御用電源電圧を受けて、主
電源電圧の低下に伴って制御用電源電圧が低下し、駆動
回路(50)が出力する電圧駆動型素子(Tr,Tr,…)の
駆動信号の下限電圧値に対応するリセット電圧より制御
用電源電圧が低下すると、制御手段(20)にリセット信
号を出力するリセット回路(60)とを備えていることを
特徴とする電動機の駆動制御装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の電動機の駆動制御装置に
おいて、 電源調整回路(40)は、トランス(41)を備え、トラン
ス(41)によって主電源電圧を降圧して制御用電源電圧
及び駆動用電源電圧を生成し、生成された制御用電源電
圧がそのままリセット回路(60)に入力されていること
を特徴とする電動機の駆動制御装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の電動機の駆動制御装置に
おいて、 リセット回路(60)は、内部抵抗を備えないリセットI
C回路(61)が設けられ、該リセットIC回路(61)に
電源調整回路(40)から抵抗(R1,R2)を介して制御用
電源電圧が入力されていることを特徴とする電動機の駆
動制御装置。 - 【請求項4】 請求項1記載の電動機の駆動制御装置に
おいて、 電動機(CM)は、空気調和装置に設けられる圧縮機のモ
ータであることを特徴とする電動機の駆動制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8161321A JPH1014098A (ja) | 1996-06-21 | 1996-06-21 | 電動機の駆動制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8161321A JPH1014098A (ja) | 1996-06-21 | 1996-06-21 | 電動機の駆動制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1014098A true JPH1014098A (ja) | 1998-01-16 |
Family
ID=15732876
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8161321A Pending JPH1014098A (ja) | 1996-06-21 | 1996-06-21 | 電動機の駆動制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1014098A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JPWO2021214846A1 (ja) * | 2020-04-20 | 2021-10-28 |
-
1996
- 1996-06-21 JP JP8161321A patent/JPH1014098A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010410 |