JPH034155Y2 - - Google Patents

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JPH034155Y2
JPH034155Y2 JP1985058300U JP5830085U JPH034155Y2 JP H034155 Y2 JPH034155 Y2 JP H034155Y2 JP 1985058300 U JP1985058300 U JP 1985058300U JP 5830085 U JP5830085 U JP 5830085U JP H034155 Y2 JPH034155 Y2 JP H034155Y2
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【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、スイツチング電源に関し、メインの
スイツチング素子の制御端子とこれを起動する起
動回路の出力端子とをパルス変圧器等によつて結
合することにより、電力変換用変圧器の巻線に対
するスイツチング素子の接続方式の如何に拘わら
ず、安定に起動できるようにしたものである。
従来の技術 第6図はスイツチング電源の従来例を示し、1
は商用交流電源を整流平滑する等して得られた直
流電源、2は電力変換用変圧器、3はパワートラ
ンジスタ或いは電界効果トランジスタ等によつて
構成されたスイツチング素子、4は起動回路、5
は出力整流平滑回路、6はパルス幅制御方式等に
よつてスイツチング素子3を駆動制御する制御回
路、7は変圧器2の巻線22またはこれとは別に
設けられた補助巻線を利用して、制御回路6の動
作用電源Vccを作る補助電源回路、8は制御回路
6からスイツチング素子3の制御端子に対して、
制御信号を伝送するパルス変圧器、9は起動回路
4の動作を停止させる起動停止回路である。
前記スイツチング素子3はバイポーラ.トラン
ジスタまたは電界効果トランジスタ等の三端子制
御素子によつて構成されるが、説明の都合上、バ
イポーラ.トランジスタを使用した場合を例にと
つて説明する。スイツチング素子3はコレクタC
を変圧器2の巻線21に接続してあり、従つて、
コレクタC側が非安定電位となる。
前記起動回路4は、直流電源1から供給される
直流電圧を動作電源とし、一般には、CR時定数
によつて決まる周波数のパルス信号を発生する発
振器41、この発振器41のCR時定数回路を定
電圧で充電するための定電圧回路を備えて構成さ
れる。42及び43は定電圧回路を構成する抵抗
及びツエナーダイオードである。
制御回路6には図示しない出力電圧検出回路及
び過電流検出回路や過電圧検出信号等から、出力
電圧検出信号及び過電流検出信号が与えられ、制
御回路6はこれらの情報に基づいてパルス幅制御
信号を出力する。
上記の従来のスイツチング電源において、まず
直流電源1を投入すると、起動回路4がCR時定
数によつて決まるパルス信号を発生し、このパル
ス信号によつてスイツチング素子3が起動する。
この場合、スイツチング素子3は、変圧器2の巻
線21に接続されたコレクタ側が非安定電位とな
るが、エミツタ側の電位は安定電位となつている
ので、起動回路4は、この安定電位を基準とし、
CR時定数によつて決まるパルス信号を発生して、
スイツチング素子3の制御端子に供給する。
上述のようにしてスイツチング素子3が起動す
ると、変圧器2の巻線21を通して与えられる直
流入力Vinがスイツチングされ、変圧器2の巻線
21側から巻線22側にスイツチング出力が取出
される。巻線22側に取出された電力は、補助電
源回路7を通して制御回路6に与えられ、これに
より制御回路6が動作を開始する。そして、制御
回路6が動作を開始し充分に立上がつた時点で、
パルス変圧器8及び起動停止回路9を通して起動
回路4の発振動作を停止させる。起動回路4が停
止した後の定常動作状態では、スイツチング素子
3を制御回路6によつてパルス幅制御し、変圧器
2の巻線21を通して与えられる直流入力Vinを
スイツチング素子3によつてスイツチングし、そ
のスイツチング出力を変圧器2の巻線21側から
巻線22側に取出し、出力整流平滑回路5で直流
に変換して出力する。出力整流平滑回路5の回路
方式としては、コンデンサ.インプツト方式やチ
ヨーク.インプツト方式等がある。
考案が解決しようとする問題点 上述した従来の起動方式によれば、スイツチン
グ素子3のコレクタCを変圧器2の巻線21に接
続する回路構成を取る限り、エミツタEの電位は
安定電位となつているので、起動回路4は、エミ
ツタの安定電位を基準とし、CR時定数によつて
決まるパルス信号を発生できる。
ところが、ノイズ防止対策等のため、第7図に
示すように、スイツチング素子3のエミツタEを
変圧器2の巻線21に接続する回路構成を取つた
場合、スイツチング素子3のスイツチング動作に
伴つて、エミツタE側が非安定電位となり、起動
回路4の出力端となるスイツチング素子3の制御
端子の電位も非安定電位となつてしまう。つま
り、従来の起動回路方式は、第6図に示したよう
に、スイツチング素子3のコレクタCを変圧器2
の巻線21に接続した場合にのみ有効な回路であ
つて、ノイズ対策等の観点から、スイツチング素
子3のエミツタEを変圧器2の巻線21に接続す
る回路構成を取つた場合には、安定に起動させる
ことができない。スイツチング素子3として電界
効果トランジスタを用いた場合も同様である。
問題点を解決するための手段 上述する問題点を解決するため、本考案は、変
圧器と、この変圧器の入力巻線に接続され直流入
力をスイツチングするスイツチング素子と、前記
変圧器の出力巻線に取出されたスイツチング出力
を直流交換して出力する回路と、前記直流入力を
動作電源とし前記スイツチング素子を起動させる
パルス信号を発生する起動回路と、起動後に前記
スイツチング素子を駆動制御する制御回路とを備
えるスイツチング電源において、前記起動回路の
出力端子と前記スイツチング素子の制御端子と
を、交流結合手段によつて交流的に結合したこと
を特徴とする。
実施例 第1図は本考案に係るスイツチング電源の電気
回路接続図である。図において、第6図と同一の
参照符号は同一性ある構成部分を示している。こ
の実施例では、トランジスタで構成されたスイツ
チング素子3のエミツタEを、電力変換用変圧器
2の巻線21の一端に接続してある。そして、起
動回路4を構成する発振器41にの出力端子を、
パルス変圧器10の巻線101の一端に接続する
と共に、パルス変圧器10の他の巻線102の両
端を、スイツチング素子3の制御端子たるベース
BとエミツタEとの間に接続してある。
上述の回路構成の場合、スイツチング素子3の
スイツチング動作に伴つてエミツタE側が非安定
電位となつても、起動回路4側にその影響が及ぶ
ことがない。起動回路4は抵抗42、ツエナーダ
イオード43等によつて得られる定電圧と、CR
時定数によつて定まる所定のパルス信号を発生す
るものである。
第2図は本考案に係るスイツチング電源の別の
実施例を示している。この実施例では、制御回路
6とスイツチング素子3の制御端子との間に設け
られる絶縁用のパルス変圧器8を利用して、起動
回路4の出力端子とスイツチング素子3の制御端
子とを結合させたものを示している。起動回路4
の出力端子はパルス変圧器8の巻線83に接続
し、スイツチング素子3の制御端子を接続した巻
線82と結合させてある。
出力整流平滑回路5は、ダイオード51,5
2、インダクタ53及びコンデンサ54を持つチ
ヨーク.インプツト方式となつている。また、補
助電源回路7は巻線22に生じる誘起電圧をダイ
オード71で整流し、コンデンサ72で平滑化し
て得られた動作電源Vccを、制御回路6に与える
ようになつている。
この実施例の場合には、この種のスイツチング
電源において、一般的に備えられる絶縁用のパル
ス変圧器8に巻線83を付加するだけの簡単な手
段によつて、起動回路4の出力端子とスイツチン
グ素子3の制御端子とを交流的に結合できるの
で、部品点数が少なく、コストも安価になる。
第3図は本考案に係るスイツチング電源の別の
実施例における電気回路図である。この実施例で
は、変圧器2の巻線21に複数のスイツチング素
子31,32を直列に接続して同期駆動する場合
に、スイツチング素子31,32の各制御端子
を、制御回路6との間に介装される絶縁用のパル
ス変圧器8に備えられた巻線82,84にそれぞ
れ接続し、更に、このパルス変圧器8の巻線83
に起動回路4の出力端子を接続したもので、起動
回路4による起動時、及び制御回路6によるパル
ス幅制御時に、スイツチング素子31,32を同
時にオン、オフさせるようにしたものである。
変圧器2の巻線21の一端には、スイツチング
素子31のエミツタE1を、他端にはスイツチン
グ素子32のコレクタC2をそれぞれ接続させて
ある。
第4図は起動回路4及び起動停止回路9の具体
的な回路図を示している。ただし、これらの回路
4及び9はこのような回路構成に限定されるもの
ではない。第4図の回路において、抵抗42及び
ツエナーダイオード43によつて定電圧化された
電圧により、コンデンサ41lが抵抗41cを通
して充電される。コンデンサ41lの充電端子電
圧Vcがあるレベルに到達すると、トランジスタ
41eがオンになり、抵抗41h,41iに電流
が流れ、抵抗41iの端子電圧によりトランジス
タ41fがオンになる。トランジスタ41fがオ
ンになると、抵抗41bと抵抗41dとを並列的
に接続した回路となり、点イの電圧レベルが低下
すると同時に、トランジスタ41gがオンにな
り、コンデンサ41lに蓄積された電荷がトラン
ジスタ41g及び変圧器10または8の巻線10
1(または巻線83)を通して放電され、巻線1
02(または巻線82もしくは84)に伝送され
る。
上述の放電作用によりコンデンサ41lの端子
電圧が低下して行くが、前述したようにトランジ
スタ41fがオンしたことにより、点イの電位が
トランジスタ41eがオフからオンに移行すると
きより低下しているので、トランジスタ41eは
オフからオンに移行するときより低い電圧で、オ
ンからオフに移行する。トランジスタ41eがオ
フになると、トランジスタ41f、続いてトラン
ジスタ41gがオフになる。
以上の回路作用によりパルス信号が得られ、変
圧器10または8を通してスイツチング素子3の
制御端子に与えられ、スイツチング素子3が駆動
される。
この起動作用により、制御回路6から変圧器8
の巻線81を通し巻線82,84に伝送されてく
る制御信号レベルが充分に立上がると、巻線8
3,101、ダイオード91a、コンデサ91b
及び抵抗91c,91dを通してトランジスタ9
1eがドライブされてオンとなり、起動停止回路
9から起動回路4に対して動作停止信号が与えら
れ、起動回路4は動作を停止する。
上記各実施例では、起動回路4の出力端子とス
イツチング素子3の制御端子とをパルス変圧器に
よつて交流的に結合しているものを示したが、第
5図に示すように、コンデンサ11によつて交流
的に結合してもよい。
考案の効果 以上述べたように、本考案は、メインのスイツ
チング素子の制御端子と起動回路の出力端子とを
パルス変圧器等によつて結合したことにより、電
力変換用変圧器の巻線に対するスイツチング素子
の接続方式の如何に拘わらず、安定に起動し得る
スイツチング電源を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るスイツチング電源の電気
回路図、第2図は同じく別の実施例における電気
回路図、第3図は更に別の実施例における電気回
路図、第4図は起動回路及び起動停止回路の具体
的な電気回路図、第5図は本考案に係るスイツチ
ング電源の更に別の実施例における電気回路図、
第6図は従来のスイツチング電源の電気回路接続
図、第7図は同じくその問題点を説明するための
電気回路図である。 1……直流電源、2……電力変換用変圧器、
3,31,32……スイツチング素子、4……起
動回路、5……出力整流平滑回路、6……制御回
路、7……補助電源回路、8……パルス変圧器、
9……起動停止回路、10……パルス変圧器、1
1……コンデンサ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 変圧器と、この変圧器の入力巻線に接続され
    直流入力をスイツチングするスイツチング素子
    と、前記変圧器の出力巻線に取出されたスイツ
    チング出力を直流交換して出力する回路と、前
    記直流入力を動作電源とし前記スイツチング素
    子を起動させるパルス信号を発生する起動回路
    と、起動後に前記スイツチング素子を駆動制御
    する制御回路とを備えるスイツチング電源にお
    いて、前記起動回路の出力端子と前記スイツチ
    ング素子の制御端子とを、交流結合手段によつ
    て交流的に結合したことを特徴とするスイツチ
    ング電源。 (2) 前記交流結合手段は、変圧器であることを特
    徴とする実用新案登録請求の範囲第1項に記載
    のスイツチング電源。 (3) 前記交流結合手段となる前記変圧器は、前記
    制御回路と前記スイツチング素子の制御端子と
    の間に介在された変圧器であることを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第1項に記載のスイ
    ツチング電源。 (4) 前記交流結合手段は、コンデンサであること
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項に
    記載のスイツチング電源。
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