JPH10140921A - 網戸用戸車 - Google Patents

網戸用戸車

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Publication number
JPH10140921A
JPH10140921A JP30137996A JP30137996A JPH10140921A JP H10140921 A JPH10140921 A JP H10140921A JP 30137996 A JP30137996 A JP 30137996A JP 30137996 A JP30137996 A JP 30137996A JP H10140921 A JPH10140921 A JP H10140921A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
door
roller holding
vertical adjustment
screen door
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30137996A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Fukuzawa
敏行 福澤
Yasuhiro Tsuzuki
康宏 都築
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meiko Co Ltd
Original Assignee
Meiko Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Meiko Co Ltd filed Critical Meiko Co Ltd
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Publication of JPH10140921A publication Critical patent/JPH10140921A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】部品数が少なくて済み、構造が簡単であるとと
もに、コスト低減に資する網戸用戸車とする。 【解決手段】網戸用戸車1は、ローラ6と、ローラ6を
回動自在に保持するローラ保持枠2と、このローラ保持
枠2に螺設された上下方向調整ネジ8との3部品から構
成され、前記ローラ保持枠2は、ローラを回動自在に保
持するローラ保持部3と、上方向に開口する深溝9によ
って形成された、曲げ変形の支点部となる繋ぎ部4を介
して一体的に連設された網戸取付け部5とを有し、この
網戸取付け部5に前記ローラ保持部3の背面壁3aに向
けた雌ネジ孔5cを形成し、この雌ネジ孔5cに前記ロ
ーラ保持部3の背面壁3aに先端を当接させた前記上下
方向調整ネジ8を螺設してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に部品数が少な
くて済み、構造が簡単であるとともに、コスト低減に資
する網戸用戸車に関する。
【0002】
【従来の技術】窓障子などの室外側に設置される引違い
式の網戸に対しては、通常、開閉操作を円滑にするため
に下框下面に戸車が設けられているが、従来の網戸用戸
車の場合には、戸車本体に形成した戸車取付孔を鉛直方
向に長孔としておき、網戸下框の外側から螺入したネジ
をもって固定する構造とし、建付け調整に当たっては、
ドライバー等の工具で前記ネジを緩め、戸車の高さ調整
を行った後、ネジを締め付ける構造としていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記長孔調整方式によ
る場合には網戸を手で支えながらの調整となるため、微
調整が大変であり調整作業が非常に面倒であるなどの問
題があることから、近年は鉛直方向調整機能を有する戸
車が提案されている。しかし、この種の調整機能付き戸
車の場合には、その分構造が複雑になるとともに、当然
に部品数も多くなるためコストアップに繋がるなどの問
題がある。
【0004】そこで本発明の主たる課題は、特に部品数
が少なくて済み、構造が簡単であるとともに、コスト低
減に資する網戸用戸車を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明は、網戸下框の左右端部に取り付けられる網戸
用戸車であって、前記網戸用戸車は、主にローラと、ロ
ーラを回動自在に保持するローラ保持枠と、このローラ
保持枠に螺設された上下方向調整ネジとの3部品から構
成され、前記ローラ保持枠は、ローラを回動自在に保持
するローラ保持部と、上方向のに開口する深溝によって
形成された、曲げ変形の支点部となる繋ぎ部を介して一
体的に連設された網戸取付け部とを有し、この網戸取付
け部に前記ローラ保持部の背面壁に向けた雌ネジ孔を形
成し、この雌ネジ孔に前記ローラ保持部の背面壁に先端
を当接させた前記上下方向調整ネジを螺設してなること
を特徴とするものである。
【0006】本発明においては、図2に示されるよう
に、曲げ変形可能な前記繋ぎ部4を介してロール保持部
3と、網戸取付け部5とが相互に連設され、固定側に相
当する前記網戸取付け部5の雌ネジ孔5cに螺設した上
下方向調整ネジ8の先端を前記ロール保持部3の背面壁
3aに対して当接させてある。したがって、上下方向調
整ネジ8を左右方向の一方に回して前後進させることに
より、前記繋ぎ部4を回動支点部としてローラ保持部3
を回動させることができ、もって上下方向調整がなされ
る。本網戸用戸車の場合には、前述の如く、主にローラ
と、ローラ保持枠と、上下方向調整ネジとの3部品によ
って上下調整機能を持つ戸車を構成することができ、コ
スト低減に資するものとなる。
【0007】この場合に、ローラ保持部の回動動作を円
滑とするために、前記ローラ保持部の背面壁において、
上下方向調整ネジの先端が当接する部分を曲面とするの
が望ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面に基づいて詳述する。図1は本発明に係る網戸用
戸車1の取付け状態図であり、図2は網戸用戸車1の側
面図、図3は底面図、図4は背面図である。網戸用戸車
1(以下、単に戸車という。)は、本発明の趣旨に則
り、上下調整機能を有しながらも非常に少ない部品数で
もって構成されている。具体的には、主にローラ6と、
ローラ6を回動自在に保持するローラ保持枠2と、この
ローラ保持枠2に螺設された上下方向調整ネジ8との3
部品から構成される。
【0009】前記ローラ保持枠2は、ポリアミド樹脂等
の樹脂により一体的に型成形された部品であり、ローラ
6を対面する両壁の軸保持孔3b間に横架されたローラ
軸7によって回動自在に保持するローラ保持部3と、上
方向に開口する深溝9によって形成された、曲げ変形の
支点部となる繋ぎ部4を介して一体的に連設された網戸
取付け部5とから構成されている。なお、前記ローラ保
持構造に代えて、図5に示されるように、ローラ6の側
部に突起軸6aを形成したものを製作し、前記突起軸6
aを前記ローラ保持部3の軸保持孔3bに係合させて取
付けるようにすればローラ軸7を不要とすることがで
き、さらに部品数を減らすことができる。
【0010】前記網戸取付け部5には、上側に突出する
突出片5aが形成され、この突出片5aに対して戸車1
を網戸Sに固定するためのネジ通孔5bが形成され、ま
た中間部には前記ローラ保持部3の背面壁3aに向けて
貫通する雌ネジ孔5cが形成され、この雌ネジ孔5cに
対して前記ローラ保持部3の背面壁3aに先端を当接さ
せた前記上下方向調整ネジ8が螺設される。
【0011】前記ローラ保持部3と網戸取付け部5とを
連設する前記繋ぎ部4は、前記上下方向調整ネジ8を進
退させた際に、ローラ保持部3が回動変位する際の曲げ
支点となる部分であり、変形が容易なように薄肉とされ
る。また、ローラ保持部3の背面壁3aにおいて上下方
向調整ネジ8の先端が当接する部位は、ローラ保持部3
が回動変位する際に、上下方向調整ネジ8の先端との摩
擦が極力小さくなり、滑らかに摺動するように曲面とさ
れており、上下方向調整ネジ8の先端が一点で接触する
ようになっている。
【0012】前述した戸車1を網戸Sに取付けるに当た
っては、図1に示されるように、網戸下框の左右端部に
おいて、戸車1の網戸取付け部5を網戸Sの側端側に配
した状態で、突出片5aのネジ通孔5bに対して取付け
ネジ10を挿通し、網戸下框のビスポケット(図示しな
い)に対して螺入して前記戸車1を固定する。
【0013】この取付け状態から戸車1の建付け調整を
行うに当たっては、前記上下方向調整ネジ8を右方向に
回して螺進させれば、上下方向調整ネジ8の先端がロー
ラ保持部3の背面壁3aを押し、繋ぎ部4を回動支点と
してローラ保持部3全体を下方向に回動させることで相
対的に網戸Sを上方向に移動させることができる。ま
た、前記上下方向調整ネジ8を左方向に回して螺退させ
れば、繋ぎ部4を回動支点としてローラ保持部3を上方
向に回動させることで相対的に網戸Sを下方向に移動さ
せることができる。
【0014】
【発明の効果】以上詳説のとおり、本発明によれば、部
品数が少なくて済み、構造が簡単であるとともに、コス
ト低減に資する網戸用戸車とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る網戸用戸車1の取付け状態図であ
る。
【図2】網戸用戸車1の側面図である。
【図3】網戸用戸車1の底面図である。
【図4】網戸用戸車1の背面図である。
【図5】ローラ6の他の構造例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1…戸車、2…ローラ保持枠、3…ローラ保持部、3a
…背面壁、3b…軸保持孔、4…繋ぎ部、5…網戸取付
け部、6…ローラ、7…ローラ軸、8…上下方向調整ネ
ジ、9…深溝、10…取付けネジ、S…網戸

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】網戸下框の左右端部に取り付けられる網戸
    用戸車であって、 前記網戸用戸車は、主にローラと、ローラを回動自在に
    保持するローラ保持枠と、このローラ保持枠に螺設され
    た上下方向調整ネジとの3部品から構成され、 前記ローラ保持枠は、ローラを回動自在に保持するロー
    ラ保持部と、上方向に開口する深溝によって形成され
    た、曲げ変形の支点部となる繋ぎ部を介して一体的に連
    設された網戸取付け部とを有し、この網戸取付け部に前
    記ローラ保持部の背面壁に向けた雌ネジ孔を形成し、こ
    の雌ネジ孔に前記ローラ保持部の背面壁に先端を当接さ
    せた前記上下方向調整ネジを螺設してなることを特徴と
    する網戸用戸車。
  2. 【請求項2】前記ローラ保持部の背面壁において、上下
    方向調整ネジの先端が当接する部分を曲面としてある請
    求項1記載の網戸用戸車。
JP30137996A 1996-11-13 1996-11-13 網戸用戸車 Pending JPH10140921A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30137996A JPH10140921A (ja) 1996-11-13 1996-11-13 網戸用戸車

Applications Claiming Priority (1)

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JP30137996A JPH10140921A (ja) 1996-11-13 1996-11-13 網戸用戸車

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10140921A true JPH10140921A (ja) 1998-05-26

Family

ID=17896173

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30137996A Pending JPH10140921A (ja) 1996-11-13 1996-11-13 網戸用戸車

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JP (1) JPH10140921A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100709042B1 (ko) 2005-09-15 2007-04-18 한국건설기술연구원 역결합 방식의 슬라이딩 창호구조

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Effective date: 20050506

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