JPH10139085A - 収容具 - Google Patents

収容具

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JPH10139085A
JPH10139085A JP30025696A JP30025696A JPH10139085A JP H10139085 A JPH10139085 A JP H10139085A JP 30025696 A JP30025696 A JP 30025696A JP 30025696 A JP30025696 A JP 30025696A JP H10139085 A JPH10139085 A JP H10139085A
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Tadahiro Shimazu
忠弘 島津
Masayoshi Sugimoto
正義 杉本
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Sekisei Co Ltd
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Sekisei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 平板状に形成され且つ表裏に貫通する孔部を
有する物体を収容する収容具に於いて、収容される物体
の変形を抑えると共に閉じる際の操作性を向上させるこ
と。 【解決手段】 物体(2) が挿入される挿入口(10a) を有
し且つ前記挿入された物体(2) をその表裏から挟む第1
シート部材(1a)及び第2シート部材(1b)を有する扁平な
袋体(100) と、第1シート部材(1a)の一部に形成され且
つ物体(2) の前記孔部(20)を外方に露出させる開口(10)
と、挿入口(10a) から外方に延びるように第2シート部
材(1b)に設けられ且つ挿入口(10a) を閉じると共に前記
露出した孔部(20)を被覆するように折込まれる蓋片(15)
と、前記折込まれた蓋片(15)と第2シート部材(1b)と
を、(20)を通して着脱自在に結合する結合手段(3a)(1c)
と、を具備すること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、収容具、特に、
平板状に形成され且つ表裏に貫通する孔部を有する物体
を収容する収容具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は、従来のコンパクトディスク(2)
用の収容具(9) の正面図であり、図9は、図8の収容具
(9) のVIIーVII断面図であり、図10は、図9の
収容具(9) の要部拡大図である。図8に示すように、前
記の収容具(9) は、コンパクトディスク(2) を収容する
矩形形状の扁平な袋体(9a)と、この袋体(9a)に一体化さ
れた蓋片(9b)と、この蓋片(9b)に備えられた係合具(9c)
と、を具備する構成である。
【0003】前記の袋体(9a)は、その表裏の軟質合成樹
脂製の一対のシート部材からなり、この袋体(9a)の一辺
には、コンパクトディスク(2) を挿入する挿入口(90)が
備えられている。又、表側の前記シート部材には、挿入
口(90)から中央部に亙って切り込まれた略三角形状の切
欠部(91)が形成されている。この切欠部(91)によって、
袋体(9a)に収容されたコンパクトディスク(2) の中央孔
部(20)が外方に露出する。
【0004】前記の蓋片(9b)は、軟質合成樹脂製のシー
ト部材であり、袋体(9a)を構成する裏側のシート部材の
前記一辺の全域に一体化されている。又、この蓋片(9b)
は、前記一体化された端部にて折込まれた状態で挿入口
(90)を閉じると共に前記の中央孔部(20)を被覆する大き
さに設定されている。前記の係合具(9c)は、硬質合成樹
脂製であり、蓋片(9b)に於ける中央孔部(20)の被覆部に
備えられている。又、前記の係合具(9c)には、図9及び
図10に示すように、蓋片(9b)から裏側に突出する筒体
(92)が備えられている。この筒体(92)は、中央孔部(20)
に対して僅かに余裕を持って嵌入される大きさに設定さ
れている。
【0005】この筒体(92)には、その先端縁から蓋片(9
b)側(表側)に向って切り込まれるように形成された複
数のスリット(93)(93)が備えられている。又、筒体(92)
に於けるスリット(93)(93)相互間の複数の円弧状片の一
部には、外周側に突出し且つ周方向に延びる複数の突起
部(94)(94)が形成されている。これら突起部(94)(94)
は、筒体(92)が中央孔部(20)に嵌入された状態で、中央
孔部(20)の周縁部に対して抜止め状態に係合する大きさ
に形成されている。
【0006】このものでは、袋体(9a)に対してコンパク
トディスク(2) を挿入した状態で、蓋片(9b)を上記のよ
うに折り込む。この後、係合具(9c)の筒体(92)をコンパ
クトディスク(2) の中央孔部(20)に対して強制的に押し
込む。このとき、突起部(94)(94)が中央孔部(20)の周面
に接触して筒体(92)の直径が縮小された状態で、筒体(9
2)が押し込まれるものとなる。そして、突起部(94)(94)
がコンパクトディスク(2) の裏側に突出した時点で、筒
体(92)の直径が元の大きさに拡大され、突起部(94)(94)
が中央孔部(20)の周縁部に対して抜止め状態に係合する
ものとなる。
【0007】この状態で、係合具(9c)が止められ、この
収容具(9) が閉じられたものとなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来の
ものは、袋体(9a)内のコンパクトディスク(2) の中央孔
部(20)に対して係合具(9c)の筒体(92)が抜止め状態に係
合するものであるから、中央孔部(20)に対して筒体(92)
を強制的に押込まなければならない。従って、前記押込
に際して、コンパクトディスク(2) に対して外力が加わ
り易い。特に、袋体(9a)が把持された状態にて押込まれ
ると、前記把持した手によってコンパクトディスク(2)
が不用意に曲げられ易い。従って、コンパクトディスク
(2) が変形し易い。
【0009】又、前記押込に際しては、筒体(92)の先端
の突起部(94)(94)と中央孔部(20)の周縁とを正確に合わ
せなければならない。従って、この収容具(9) を閉じる
為の操作が面倒である。請求項1、9の発明は、収容さ
れる物体の変形を抑えると共に閉じる際の操作性を向上
させた収容具を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の課題解
決手段は、『平板状に形成され且つ表裏に貫通する孔部
を有する物体を収容する収容具であって、前記物体が挿
入される挿入口を有し且つ前記挿入された物体をその表
裏から挟む第1シート部材及び第2シート部材を有する
扁平な袋体と、前記第1シート部材の一部に形成され且
つ前記挿入された物体の前記孔部を外方に露出させる開
口と、前記挿入口から外方に延びるように前記第2シー
ト部材に設けられ、且つ、前記挿入口を閉じると共に前
記露出した前記孔部を被覆するように折込まれる蓋片
と、前記折込まれた蓋片と前記第2シート部材とを、前
記孔部を通して着脱自在に結合する結合手段と、を具備
する』ことを特徴とする。
【0011】この収容具では、前記挿入口から前記袋体
に対して挿入された物体は、前記袋体の前記第1シート
部材及び前記第2シート部材によって表裏から挟まれ
る。又、前記挿入された物体の前記孔部が前記第1シー
ト部材の一部に形成された前記開口から外方に露出す
る。そして、前記第2シート部材に設けられた前記蓋片
が折込まれることによって、前記挿入口が閉じられると
共に前記露出した前記孔部が被覆される。
【0012】更に、前記折込まれた蓋片と前記第2シー
ト部材とは、前記結合手段によって、前記孔部を通して
着脱自在に結合される。この結合によって、この収容具
が閉じられたものとなる。ここで、請求項2の発明のよ
うに、『前記結合手段は、前記蓋片と前記第2シート部
材との面接触により前記結合する』ものでもよい。尚、
前記面接触の他にも、請求項1の発明の「結合手段」と
しては、ボタンと、このボタンが嵌め込まれる孔と、を
含むものでもよい。
【0013】この請求項2の発明に於いて、請求項3の
発明のように、『前記結合手段は、前記蓋片及び前記第
2シート部材の一方に備えられた雄部材と、他方に備え
られ且つ前記雄部材に対して取外し可能に係合される雌
部材と、を含む』ものでは、前記雄部材に対して前記雌
部材が前記係合されることによって、前記蓋片と前記第
2シート部材とが上記結合されたものとなる。尚、請求
項2の発明の「結合手段」としては、感圧式のシールを
用いたものでもよい。
【0014】請求項3の発明に於いては、請求項4の発
明のように、『前記雌部材は、パイル地状の表面を有
し、前記雄部材は、前記パイル地状の表面に対して係合
する複数の係合杆が並ぶ表面を有する』ものでもよい。
そして、請求項5の発明のように、『前記雄部材が前記
蓋片に備えられると共に、前記雌部材が前記第2シート
部材に備えられ、前記雌部材は、前記第2シート部材の
内面に備えられ且つ前記物体の表面又は裏面の略全域が
接するパイル地状の表面を有する保護シートを含む』も
のでは、前記蓋片に備えられた前記雄部材が前記第2シ
ート部材の内面に備えられた前記保護シートに対して前
記係合される。又、前記保護シートに於けるパイル地状
の表面が前記物体の表面又は裏面の略全域に接する。
【0015】請求項6の発明のように、『前記蓋片は、
前記折込まれた状態で前記第2シート側に突出し且つ前
記孔部に対して余裕を持って嵌入される突出部を含み、
前記突出部の先端面に前記雄部材又は前記雌部材が備え
られる』ものでは、前記蓋片が折込まれた状態にて、前
記蓋片に備えられた前記突出部が前記孔部に対して嵌入
されると、前記突出部と前記第2シート部材とが前記係
合したものとなる。
【0016】請求項7の発明のように、『前記第2シー
ト部材は、前記挿入口に隣接する位置で第2の前記物体
が挿入される第2の挿入口を有し且つ前記挿入された第
2の物体をその表裏から挟むように形成される』もので
は、前記第2の挿入口から挿入された前記第2の物体
は、前記第2シート部材により表裏から挟まれる。請求
項8の発明のように、『前記第1シート部材は、軟質合
成樹脂製の第1主体部と、前記第1主体部の内面の略全
域に沿うように配置される第1不織布シートと、を含
み、前記第2シート部材は、軟質合成樹脂製の第2主体
部と、前記第2主体部の内面の略全域に沿うように配置
される第2不織布シートと、前記第2不織布シートの内
面の略全域に沿うように配置され且つ前記第2不織布シ
ートとの間に前記第2の物体を挟む第3不織布シート
と、を含み、前記開口は、前記第1主体部に形成された
第1開口と、前記第1不織布シートに於ける前記第1開
口に対応する位置に形成された第2開口と、を含み、前
記蓋片は、その主体部が軟質合成樹脂製であり且つ前記
折込まれた状態で前記挿入口及び前記第2の挿入口の略
全域を閉じる』ものでもよい。
【0017】請求項9の発明の課題解決手段は、『表裏
に貫通する中央孔部を有する情報伝達用のディスクを収
容する収容具であって、前記ディスクが挿入される挿入
口を有し且つ前記挿入されたディスクをその表裏から挟
む第1シート部材及び第2シート部材を有する扁平な袋
体と、前記第1シート部材の一部に形成され且つ前記挿
入されたディスクの前記中央孔部を外方に露出させる開
口と、前記挿入口から外方に延びるように前記第2シー
ト部材に設けられ、且つ、前記挿入口を閉じると共に前
記露出した前記中央孔部を被覆するように折込まれる蓋
片と、前記折込まれた蓋片と前記第2シート部材とを、
前記中央孔部を通して着脱自在に結合する結合手段と、
を具備する』ことを特徴とする。
【0018】この収容具では、上記した請求項1の発明
と同様に、前記挿入口から前記袋体に対して挿入された
ディスクは、前記袋体の前記第1シート部材及び前記第
2シート部材によって表裏から挟まれる。そして、前記
第2シート部材に設けられた前記蓋片が折込まれること
によって、前記挿入口が閉じられると共に前記開口から
露出した前記中央孔部が被覆される。更に、前記結合手
段によって、前記折込まれた蓋片と前記第2シート部材
とが前記中央孔部を通して着脱自在に結合される。
【0019】請求項10の発明のように、『前記開口
は、前記ディスクに於ける外周部から一定範囲にあって
情報が書き込まれた第1環状部と、前記第1環状部から
前記中央孔部までの第2環状部との境界円に対して略同
径の大きさに形成される』ものでは、前記第2環状部に
接触させた指を前記挿入口側に動かすことによって、前
記第1環状部の一部が前記挿入口から突出した状態とな
る。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明で
は、上記結合手段によって、上記のように折込まれた蓋
片と上記第2シート部材とが上記物体の孔部を通して着
脱自在に結合される。従って、既述の従来のもののよう
に前記孔部に対して前記蓋片が係合されず、前記孔部に
対する強制的な押込み操作が不要となる。これによっ
て、前記物体に対して外力が加わりにくく、袋体を把持
する手などによって前記物体が不用意に曲げられない。
つまり、前記物体の変形が抑えられる。
【0021】又、前記係合されないから、前記孔部に対
する前記蓋片の正確な位置合わせが不要である。従っ
て、この収容具を閉じる際の操作性が向上する。更に、
前記した強制的な押込み操作が不要であるから、この収
容具を閉じる際の操作力が少なく済む。この点でも、前
記操作性が向上する。請求項2の発明では、前記蓋片と
前記第2シート部材とが面接触により着脱自在に結合さ
れるから、前記結合させる為の構成が簡素化される。
【0022】請求項3の発明では、上記雌部材に対する
上記雄部材の係合によって上記結合されるから、前記係
合の他の手段、例えば、感圧式シールの粘着力等を用い
て前記結合するものに比べて、前記結合が長期に亙って
安定する。請求項5の発明では、前記物体の表面又は裏
面の略全域が接する上記保護シートに対して前記蓋片に
備えられた前記雄部材が前記係合されるから、前記保護
シートに対する前記雄部材の相対位置がずれても前記係
合される。従って、前記係合が確実である。
【0023】又、前記物体の表面又は裏面の略全域に対
して、前記保護シートに於けるパイル地状の表面が接す
るから、前記表面又は裏面の損傷が防止される。特に、
前記表面又は裏面に情報書込部を有する物体では、前記
損傷の防止効果が顕著となる。請求項6の発明では、前
記蓋片に備えられた上記突出部の先端面に前記雄部材又
は前記雌部材が備えられているから、前記物体の厚みが
大きいものでも、前記蓋片と前記第2シート部材の上記
結合が確実である。
【0024】請求項7の発明では、上記第2の挿入口か
ら前記第2シート部材に挿入された上記第2の物体は、
前記第2シート部材により表裏から挟まれるから、前記
物体と前記第2の物体とが別々の収容部に収容されたも
のとなる。従って、これら両者が1つの収容部に重合わ
せ状態で収容されるものに比べて、前記両者が相互に擦
れることによる損傷が防止される。
【0025】請求項8の発明では、上記第1不織布シー
トと上記第3不織布シートとの間に前記物体が挟まれ、
上記第2不織布シートと前記第3不織布シートとの間に
前記第2の物体が挟まれるから、前記物体及び前記第2
の物体の表面及び裏面の損傷が防止される。特に、上記
保護シートを有するものでは、前記物体の損傷の防止効
果が更に顕著となる。
【0026】又、前記蓋片が前記挿入口及び前記第2の
挿入口の略全域を閉じるから、前記袋体の内部への埃等
の侵入が確実に防止され、前記物体及び前記第2の物体
に前記埃等が付着しない。請求項9の発明では、上記し
た請求項1の発明と同様の効果を奏する。請求項10の
発明では、前記物体の上記第2環状部に接触させた指を
前記挿入口側に動かすことによって、前記物体の上記第
1環状部の一部が前記挿入口から突出した状態となる。
従って、前記物体を前記袋体から取り出す為の操作が容
易となる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の実施の形態を、
図面に基づいて説明する。 [実施の形態1]図1は、本願発明の実施の形態1に於
ける収容具(1) の正面図であり、図2は、図1の収容具
(1) の背面図であり、図3は、図1の収容具(1) に於け
る蓋片(15)を閉じた状態の正面図であり、図4は、図1
の収容具(1) のIVーIV断面図であり、図5は、図4
の収容具(1) の要部拡大図である。
【0028】同図に示すように、コンパクトディスク
(2) を収容する扁平な袋体(100) と、この袋体(100) に
対して一体化された蓋片(15)と、を具備する構成であ
る。尚、前記のコンパクトディスク(2) は、円板状に形
成され、図2に示すように、その外周部から一定範囲に
て情報が書き込まれた第1環状部(21)と、この第1環状
部(21)から中央孔部(20)までの範囲の第2環状部(22)
と、からなる。前記の第1環状部(21)の裏面に前記情報
が書き込まれている。
【0029】[各部の構成について] *袋体(100) * 上記の袋体(100) は、図1及び図4に示すように、矩形
形状に形成され、その一辺には、コンパクトディスク
(2) を挿入する挿入口(10a) が形成されている。又、こ
の袋体(100) は、前記挿入されたコンパクトディスク
(2) をその表裏から挟む第1シート部材(1a)及び第2シ
ート部材(1b)を備えた構成となっている。又、この袋体
(100) は、前記挿入されたコンパクトディスク(2) を僅
かな余裕を持って収容する大きさに設定されている。
【0030】前記の第1シート部材(1a)は、図1、図4
及び図5に示すように、軟質合成樹脂製の透明な第1主
体部(11)と、この第1主体部(11)の内面の略全域に沿う
ように配置される第1不織布シート(13)と、を具備する
構成である。前記の第1不織布シート(13)としては、公
知の構成が採用されている。又、第1主体部(11)と第1
不織布シート(13)とは、挿入口(10a) 側の一辺の全域、
及び、その両側に続く対向辺の一部にて、熱溶着により
一体化されている。
【0031】そして、前記の第1主体部(11)には、その
中央部に貫通形成された円形の第1開口(110) が備えら
れ、前記第1不織布シート(13)には、その中央部に於け
る第1開口(110) に対応する位置に貫通形成された円形
の第2開口(130) が備えられている。これら第1開口(1
10) と第2開口(130) とは、袋体(100) に収容されたコ
ンパクトディスク(2) の中央孔部(20)よりも大径であっ
て且つコンパクトディスク(2) に於ける上記の第1環状
部(21)と第2環状部(22)との間の境界円(23)に対して略
同径となる大きさに設定されている。これら第1開口(1
10) と第2開口(130)とが中央孔部(20)を外方に露出さ
せる為の開口(10)を構成している。
【0032】前記の第2シート部材(1b)は、図2、図4
及び図5に示すように、軟質合成樹脂製の透明な第2主
体部(12)と、この第2主体部(12)の内面の略全域に沿う
ように配置される第2不織布シート(14)と、この第2不
織布シート(14)の内面の略全域に沿うように配置される
保護シート(1c)と、を具備する構成である。前記の第2
不織布シート(14)としては、公知の構成が採用されてい
る。又、第2主体部(12)と第2不織布シート(14)とは、
挿入口(10a) 側の一辺の全域、及び、その両側に続く対
向辺の一部にて、熱溶着により一体化されている。
【0033】又、前記の保護シート(1c)は、その表面側
のパイル地状部(17)と、このパイル地状部(17)が略全域
に亙って植設された台シート(16)と、を具備する構成で
ある。前記のパイル地状部(17)がコンパクトディスク
(2) の裏面の全域に対して接する。更に、上記した第1
シート部材(1a)と第2シート部材(1b)とは、挿入口(10
a)が形成された一辺を除く周縁の全域が熱溶着により一
体化されている。この一体化によって、袋体(100) が形
成されている。尚、上記の保護シート(1c)は、挿入口(1
0a) から挿入されて第1不織布シート(13)と第2不織布
シート(14)の間に配置されている。
【0034】*蓋片(15)* 上記の蓋片(15)は、図1〜図3、及び、図5に示すよう
に、軟質合成樹脂製の透明なシート状の主体部(15a)
と、この主体部(15a) の一部に対して突出状態に一体化
され且つ主体部(15a) が挿入口(10a) を閉じるように折
込まれた状態で上記の中央孔部(20)に対して嵌入される
厚肉の円板(30)と、この円板(30)の先端面に一体化され
且つ上記の保護シート(1c)に対して係合する係止部材(3
a)と、を具備する構成である。
【0035】前記の主体部(15a) は、上記の第2主体部
(12)に於ける挿入口(10a) 側の端縁の略全域に一体化さ
れて前記端縁から外方に延び、前記端縁の近傍部を除く
範囲が略三角形状に形成され、且つ、その先端部(150)
が略半円形状に形成された構成となっている。前記の円
板(30)は、前記の先端部(150) の中心部に配置されてい
る。又、この円板(30)は、中央孔部(20)に対して余裕を
持って嵌入される直径に設定されている。
【0036】前記の係止部材(3a)は、円板(30)に対して
一体化され且つ円板(30)と略同径の円形の基板(31)と、
この基板(31)の表面の略全域に行列状に並ぶように植設
された多数の係合杆(32)(32)と、を備えた構成である。
前記の係合杆(32)(32)の各々は、図示していないが、そ
の先端部が折れ曲がった形状であり、上記の保護シート
(1c)のパイル地状部(17)を構成する繊維に対して取り外
し可能に係合する構成となっている。
【0037】*その他* この収容具(1) には、上記の袋体(100) に於ける挿入口
(10a) とは反対側の端縁から外方に延びる延長片(18)が
備えられている。この延長片(18)は、上記した第1主体
部(11)からの延長部と第2主体部(12)からの延長部が密
着状態に重ね合わされると共に、その周縁が熱溶着によ
り一体化されることによって、形成されたものである。
【0038】そして、この延長片(18)には、収容具(1)
を綴じ具にファイルする為の一対の綴じ孔(19)(19)が形
成されている。 [収容具(1) の使用について]上記構成の収容具(1) で
は、蓋片(15)が開かれた状態にて、挿入口(10a) から袋
体(100) 内にコンパクトディスク(2) を挿入する。この
とき、コンパクトディスク(2) の表面が第1シート部材
(1a)側となり且つ裏面が第2シート部材(1b)側となるよ
うに、コンパクトディスク(2) を挿入する。この挿入に
よって、コンパクトディスク(2) は、第1シート部材(1
a)及び第2シート部材(1b)によって表裏から挟まれた状
態で袋体(100) 内に収容されたものとなる。又、コンパ
クトディスク(2) の中央孔部(20)が第1シート部材(1a)
の開口(10)から外方に露出するものとなる。
【0039】この収容状態で、蓋片(15)の主体部(15a)
をその基端部にて折込むと、この蓋片(15)によって、挿
入口(10a) の略全域が閉じられると共に、前記露出した
中央孔部(20)が被覆されたものとなる。そして、前記折
込まれた蓋片(15)の係止部材(3a)が中央孔部(20)内に嵌
入されて、この係止部材(3a)が保護シート(1c)に対して
面接触し、係止部材(3a)の係合杆(32)(32)と保護シート
(1c)のパイル地状部(17)とが係合する。この係合によっ
て、蓋片(15)と第2シート部材(1b)とが結合されたもの
となる。
【0040】尚、前記した係止部材(3a)と保護シート(1
c)との係合は、上記のように取り外し可能である。従っ
て、蓋片(15)と第2シート部材(1b)との結合が着脱自在
となっている。この実施の形態1のものでは、以下の効
果を奏する。 .係止部材(3a)と保護シート(1c)によって、蓋片(15)
と第2シート部材(1b)とが中央孔部(20)を通して着脱自
在に結合されるから、既述の従来のもののような中央孔
部(20)に対する係合、つまり、中央孔部(20)に対する強
制的な押込み操作が不要となっている。従って、コンパ
クトディスク(2) に対して外力が加わりにくく、袋体(1
00) を把持する手などによってコンパクトディスク(2)
が不用意に曲げられない。これによって、コンパクトデ
ィスク(2) の変形が防止され、情報の読取りミス等の不
都合が生じない。
【0041】又、中央孔部(20)に対する係合が不要であ
るから、中央孔部(20)に対する蓋片(15)の正確な位置合
わせも不要となっている。従って、この収容具(1) を閉
じる際の操作性が向上する。更に、前記した強制的な押
込み操作が不要であるから、操作力が少なく済み、この
点でも、前記操作性が向上する。更に、開口(10)を有し
ない第1シート部材(1a)の外面に備えたフェルト部材
(図示せず)に対して蓋片(15)が取り外し可能に係合し
且つコンパクトディスク(2) の裏面に保護シート(1c)が
接するものに比べて、前記フェルト部材が省略でき、構
成が簡素化されている。
【0042】.蓋片(15)と第2シート部材(1b)とが面
接触により着脱自在に結合されるから、前記面接触の他
の手段、例えば、ボタンと孔の嵌合等により前記結合さ
せるものに比べて、前記結合の為の構成が簡素化されて
いる。又、前記結合の為の構成部の厚さが小さくなる。 .保護シート(1c)に対する係止部材(3a)の係合によっ
て前記結合されるから、前記係合の他の構成、例えば、
感圧式シール等を用いて前記結合するものに比べて、前
記結合が確実となっている。又、前記結合が長期に亙っ
て安定する。
【0043】.コンパクトディスク(2) の裏面の略全
域に接する保護シート(1c)に対して係止部材(3a)が係合
されるから、前記係合の為の操作に際して、保護シート
(1c)に対する係止部材(3a)の相対位置がずれても前記係
合される。従って、前記係合が確実となっている。 .コンパクトディスク(2) の裏面の略全域に対して、
保護シート(1c)のパイル地状部(17)が接するから、前記
裏面の損傷が防止されている。特に、前記裏面に情報書
込部を有することから、前記損傷の防止効果が顕著とな
っている。又、第1シート部材(1a)の内面には、第1不
織布シート(13)が配置されているから、コンパクトディ
スク(2) の表面の損傷も防止されている。
【0044】.蓋片(15)が挿入口(10a) の略全域を閉
じるから、袋体(100) の内部への埃等の侵入が確実に防
止されている。 .この実施の形態では、蓋片(15)が上記のように折込
まれた状態で先端部(150) が開口(10)の全域を被覆する
ように主体部(15a) の大きさが設定されている。従っ
て、この点でも、袋体(100) の内部への埃等の侵入が防
止されている。
【0045】.コンパクトディスク(2) の第2環状部
(22)に接触させた指を挿入口(10a)側に動かすと、コン
パクトディスク(2) の第1環状部(21)の一部が挿入口(1
0a)から突出した状態となる。従って、コンパクトディ
スク(2) の取り出しに際して、コンパクトディスク(2)
を把持する為に挿入口(10a) に指を入れる動作が不要と
なる。これによって、前記取り出し為の操作が容易とな
っている。
【0046】このものでは、上記のコンパクトディスク
(2) が既述特許請求の範囲に記載の「物体」、「ディス
ク」に相当し、上記の中央孔部(20)が既述特許請求の範
囲に記載の「孔部」、「中央孔部」に相当し、上記の境
界円(23)が既述特許請求の範囲に記載の「境界円」に相
当する。上記の第1シート部材(1a)が既述特許請求の範
囲に記載の「第1シート部材」に相当し、上記の第2シ
ート部材(1b)が既述特許請求の範囲に記載の「第2シー
ト部材」に相当し、上記の保護シート(1c)が既述特許請
求の範囲に記載の「保護シート」に相当する。そして、
これら第1シート部材(1a)、第2シート部材(1b)及び保
護シート(1c)が既述特許請求の範囲に記載の「袋体」に
相当する。又、上記の蓋片(15)が既述特許請求の範囲に
記載の「蓋片」に相当する。
【0047】更に、上記の係止部材(3a)が既述特許請求
の範囲に記載の「雄部材」に相当し、上記の保護シート
(1c)が既述特許請求の範囲に記載の「雌部材」に相当
し、これら係止部材(3a)及び保護シート(1c)が既述特許
請求の範囲に記載の「結合手段」に相当する。又、上記
の円板(30)及び係止部材(3a)が既述特許請求の範囲に記
載の「突出部」に相当する。 [実施の形態2]図6は、本願発明の実施の形態2に於
ける収容具(1) の断面図であり、図7は、図6の収容具
(1) の要部拡大図である。
【0048】この実施の形態2は、コンパクトディスク
(2) の代わりに一対のDVD(4)(4)(第1DVD(4a)と
第2DVD(4b))を収容するものである。尚、DVD
(4)(4)の各々は、上記のコンパクトディスク(2) と同様
の中央孔部(40)を有する円板状に形成されると共に、そ
の外周部から一定範囲にて情報が記録された第3環状部
(41)と、この第3環状部(41)から中央孔部(20)までの範
囲の第4環状部(42)と、からなる。前記の第3環状部(4
1)の表面と裏面の両方に前記情報が記録されている。更
に、前記の第4環状部(42)には、文字等が印刷されてい
る。
【0049】この実施の形態2では、上記実施の形態1
の第2シート部材(1b)が図6及び図7に示すものに変更
されている。具体的には、第2シート部材(1b)は、第2
不織布シート(14)の内面の略全域に沿うように配置され
且つ第2不織布シート(14)との間に第2DVD(4b)を挟
む第3不織布シート(1d)を更に具備する構成となってい
る。前記の第3不織布シート(1d)と第2不織布シート(1
4)に於ける蓋片(15)側の端縁によって、上記の挿入口(1
0a) に隣接する第2の挿入口(10b) が形成されている。
尚、第3不織布シート(1d)は、前記端縁に続く対向辺の
各々の一部にて第1シート部材(1a)及び第2シート部材
(1b)に対して熱溶着されている。
【0050】そして、第3不織布シート(1d)と第1不織
布シート(13)との間に上記の保護シート(1c)が配置さ
れ、この保護シート(1c)と前記の第1不織布シート(13)
との間に第1DVD(4a)が配置される。更に、第2不織
布シート(14)には、第4環状部(42)に対応する位置に第
3開口(140) が形成されている。又、上記の開口(10)
も、第4環状部(42)に対応する位置に形成されている。
【0051】尚、他の構成は、上記実施の形態1と同様
である。このものでは、上記〜、、と同様の効
果を奏する。加えて、第1DVD(4a)の全域が第1不織
布シート(13)と保護シート(1c)のパイル地状部(17)によ
って挟まれ、第2DVD(4b)の全域が第2不織布シート
(14)と第3不織布シート(1d)によって挟まれるから、こ
れら第1・第2DVD(4a)(4b)の表面及び裏面の損傷が
防止されている。特に、前記表面と前記裏面の両方に情
報記録部を有することから、前記損傷の防止効果が顕著
となっている。
【0052】又、蓋片(15)が挿入口(10a) 及び第2の挿
入口(10b) の略全域を閉じるから、第1・第2DVD(4
a)(4b)への埃等の付着が防止されている。更に、蓋片(1
5)の主体部(15a) が透明で且つ開口(10)が第4環状部(4
2)に対応する位置に形成されているから、第1DVD(4
a)の第4環状部(42)に印刷された文字等がこの収容具
(1) の外部から見えるものとなる。
【0053】又、上記の第2主体部(12)が透明で且つ第
2不織布シート(14)の第3開口(140) が第4環状部(42)
に対応する位置に形成されているから、第2DVD(4b)
の第4環状部(42)に印刷された文字等がこの収容具(1)
の外部から見えるものとなる。このものでは、上記のD
VD(4)(4)の各々が既述特許請求の範囲に記載の「物
体」、「ディスク」に相当し、上記の第2の挿入口(10
b) が既述特許請求の範囲に記載の「第2の挿入口」に
相当し、上記の第3不織布シート(1d)が既述特許請求の
範囲に記載の「第3不織布シート」に相当する。 [他の実施の形態] .上記の実施の形態では、係止部材(3a)と保護シート
(1c)の面接触によって、蓋片(15)と第2シート部材(1b)
とを結合する構成としたが、前記面接触しない構成、例
えば、蓋片(15)と第2シート部材(1b)の一方に備えられ
たボタンと、他方に備えられ且つ前記ボタンが嵌め込ま
れる孔と、を含む構成としてもよい。
【0054】.上記の実施の形態では、保護シート(1
c)に対する係止部材(3a)の係合によって、前記結合する
構成としたが、前記係合ではない構成、例えば、感圧式
のシールを用いた構成としてもよい。 .上記の蓋片(15)は、実施の形態1では、挿入口(10
a) の略全域を閉じ、実施の形態2では、挿入口(10a)
及び第2の挿入口(10b) の略全域を閉じるように形成さ
れているが、これを、挿入口(10a) の一部のみ、又は、
挿入口(10a) 及び第2の挿入口(10b) の各々の一部のみ
を閉じるように形成してもよい。
【0055】.上記の実施の形態では、係止部材(3a)
は、蓋片(15)の円板(30)に備えられる構成としたが、こ
れを、蓋片(15)の主体部(15a) に直接添設される構成と
してもよい。又、係止部材(3a)が保護シート(1c)に対し
て係合される構成としたが、これを、第2主体部(12)に
直接添設したフェルト部材に対して係合される構成とし
てもよい。更に、係止部材(3a)が係合される部材は、係
止部材(3a)が対向する範囲にのみ配置されるものでもよ
い。
【0056】.上記の実施の形態では、コンパクトデ
ィスク(2) 及びDVD(4) 用の収容具に対して本願発明
が実施されているが、平板状に形成され且つ表裏に貫通
する孔部を有する物体を収容するものであるかぎり、実
施可能である。例えば、前記物体は円形でなく、矩形状
でもよい。又、前記孔部は、1つであっても複数あって
もよい。更に、前記孔部は、円形でなく、例えば、矩形
状でも楕円形状でもよい。
【0057】.上記の実施の形態2では、既述の「第
2挿入口」は、1つとしたが、これを複数としてもよ
い。つまり、上記第2シート部材(1b)内に於ける複数の
収容具の各々に複数のDVD(4)(4)の各々が収容される
ものでもよい。この場合、DVD(4)(4)の各々の間に
は、その表面を保護する為のシート体、例えば、不織布
シートを介在したものが採用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施の形態に於ける収容具(1) の正
面図
【図2】図1の収容具(1) の背面図
【図3】図1の収容具(1) に於ける蓋片(15)を閉じた状
態の正面図
【図4】図1の収容具(1) のIVーIV断面図
【図5】図4の収容具(1) の要部拡大図
【図6】本願発明の実施の形態2に於ける収容具(1) の
断面図
【図7】図6の収容具(1) の要部拡大図
【図8】従来のコンパクトディスク(2) 用の収容具(9)
の正面図
【図9】図8の収容具(9) のVIIーVII断面図
【図10】図9の収容具(9) の要部拡大図
【符号の説明】
(2) ・・・コンパクトディスク (20)・・・中央孔部 (1a)・・・第1シート部材 (1b)・・・第2シート部材 (1c)・・・保護シート (100) ・・・袋体 (3a)・・・係止部材

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平板状に形成され且つ表裏に貫通する孔
    部を有する物体を収容する収容具であって、 前記物体が挿入される挿入口を有し且つ前記挿入された
    物体をその表裏から挟む第1シート部材及び第2シート
    部材を有する扁平な袋体と、 前記第1シート部材の一部に形成され且つ前記挿入され
    た物体の前記孔部を外方に露出させる開口と、 前記挿入口から外方に延びるように前記第2シート部材
    に設けられ、且つ、前記挿入口を閉じると共に前記露出
    した前記孔部を被覆するように折込まれる蓋片と、 前記折込まれた蓋片と前記第2シート部材とを、前記孔
    部を通して着脱自在に結合する結合手段と、 を具備する収容具。
  2. 【請求項2】 前記結合手段は、前記蓋片と前記第2シ
    ート部材との面接触により前記結合する請求項1に記載
    の収容具。
  3. 【請求項3】 前記結合手段は、前記蓋片及び前記第2
    シート部材の一方に備えられた雄部材と、他方に備えら
    れ且つ前記雄部材に対して取外し可能に係合される雌部
    材と、を含む請求項2に記載の収容具。
  4. 【請求項4】 前記雌部材は、パイル地状の表面を有
    し、前記雄部材は、前記パイル地状の表面に対して係合
    する複数の係合杆が並ぶ表面を有する請求項3に記載の
    収容具。
  5. 【請求項5】 前記雄部材が前記蓋片に備えられると共
    に、前記雌部材が前記第2シート部材に備えられ、前記
    雌部材は、前記第2シート部材の内面に備えられ且つ前
    記物体の表面又は裏面の略全域が接するパイル地状の表
    面を有する保護シートを含む請求項4に記載の収容具。
  6. 【請求項6】 前記蓋片は、前記折込まれた状態で前記
    第2シート側に突出し且つ前記孔部に対して余裕を持っ
    て嵌入される突出部を含み、前記突出部の先端面に前記
    雄部材又は前記雌部材が備えられる請求項3〜5の何れ
    かに記載の収容具。
  7. 【請求項7】 前記第2シート部材は、前記挿入口に隣
    接する位置で第2の前記物体が挿入される第2の挿入口
    を有し且つ前記挿入された第2の物体をその表裏から挟
    むように形成される請求項1〜6の何れかに記載の収容
    具。
  8. 【請求項8】 前記第1シート部材は、軟質合成樹脂製
    の第1主体部と、前記第1主体部の内面の略全域に沿う
    ように配置される第1不織布シートと、を含み、 前記第2シート部材は、軟質合成樹脂製の第2主体部
    と、前記第2主体部の内面の略全域に沿うように配置さ
    れる第2不織布シートと、前記第2不織布シートの内面
    の略全域に沿うように配置され且つ前記第2不織布シー
    トとの間に前記第2の物体を挟む第3不織布シートと、
    を含み、 前記開口は、前記第1主体部に形成された第1開口と、
    前記第1不織布シートに於ける前記第1開口に対応する
    位置に形成された第2開口と、を含み、 前記蓋片は、その主体部が軟質合成樹脂製であり且つ前
    記折込まれた状態で前記挿入口及び前記第2の挿入口の
    略全域を閉じる請求項7に記載の収容具。
  9. 【請求項9】 表裏に貫通する中央孔部を有する情報伝
    達用のディスクを収容する収容具であって、 前記ディスクが挿入される挿入口を有し且つ前記挿入さ
    れたディスクをその表裏から挟む第1シート部材及び第
    2シート部材を有する扁平な袋体と、 前記第1シート部材の一部に形成され且つ前記挿入され
    たディスクの前記中央孔部を外方に露出させる開口と、 前記挿入口から外方に延びるように前記第2シート部材
    に設けられ、且つ、前記挿入口を閉じると共に前記露出
    した前記中央孔部を被覆するように折込まれる蓋片と、 前記折込まれた蓋片と前記第2シート部材とを、前記中
    央孔部を通して着脱自在に結合する結合手段と、 を具備する収容具。
  10. 【請求項10】 前記開口は、前記ディスクに於ける外
    周部から一定範囲にあって情報が書き込まれた第1環状
    部と、前記第1環状部から前記中央孔部までの第2環状
    部との境界円に対して略同径の大きさに形成される請求
    項9に記載の収容具。
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