JPH10139013A - 自動給袋自動袋入れシール機 - Google Patents

自動給袋自動袋入れシール機

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JPH10139013A
JPH10139013A JP31286496A JP31286496A JPH10139013A JP H10139013 A JPH10139013 A JP H10139013A JP 31286496 A JP31286496 A JP 31286496A JP 31286496 A JP31286496 A JP 31286496A JP H10139013 A JPH10139013 A JP H10139013A
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JP
Japan
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bag
product
tray
packaging bag
packaging
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JP31286496A
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Kiyoshi Yamamura
清 山村
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SUKIRU ENG KK
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SUKIRU ENG KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多種の商品サイズにも簡単に順応し、その包
装を容易になし得るばかりか、従来の専用機に対しイニ
シャルコストも安くできる自動給袋自動袋入れシール機
を提供する。 【解決手段】 水平に支持されたトレイ2a〜2hに基
準ピン6を突設し、頭部に吊孔10が形成され他端に商
品30を挿入し得る開口11が形成された包装袋8をト
レイ2a上に一枚ずつ載置するに際し、該吊孔10に前
記基準ピン6を嵌挿することにより該包装袋8がトレイ
2a〜2h上にて位置決めされるようにし、該トレイを
袋載置機構100,商品挿入機構300,シール機構6
00の順に移動させることにより該包装袋8に商品30
を挿入しシールするようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品を包装袋に自
動的に挿入しシールする自動給袋自動袋入れシール機に
関する。
【0002】
【従来の技術】筆ペン,サインペン,絵の具等の文房
具、その他の商品は、一本ずつ透明なプラスチック製フ
ィルムの袋に包装し、吊下げて陳列・展示される方法が
スーパー等量販の要望で主流となっている。従来、その
ような商品の袋詰め包装作業は、専ら手作業により行わ
れており、多大な労力を要するものであった。一方で、
主としてメリヤス肌着,パンスト等の繊維製品のための
自動包装機であって、コンベヤによって連続的に運ばれ
てくる透明なビニール製の包装袋に繊維製品を自動的に
挿入しその開口部を自動的にシールする装置は従来から
知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ような自動包装機は、専用タイプが殆どで且つ装置が高
額であった。従って、文房具のような小型商品であって
長さが種々異なるものでは対応が難しかった。更に、ボ
ールペン,蛍光ペン等のごとく、包装袋のサイズ(特に
長さ)がまちまちである場合は、調整機構を付加し、サ
イズに応じて自動包装機の設定調整を行うことになる
が、その際に必要な設定変更が極めて複雑であり、その
ために装置の取扱いが難しく多品種少量生産には不向き
であった。
【0004】本発明は上記問題点を解決するもので、多
種の商品サイズにも簡単に順応し、その包装を容易にな
し得るばかりか、従来の専用機に対しイニシャルコスト
も安くできる自動給袋自動袋入れシール機を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
請求項1に記載の本発明の要旨は、水平に支持されたト
レイに基準ピンを突設し、頭部に吊孔が形成され他端に
商品を挿入し得る開口が形成された包装袋を該トレイ上
に一枚ずつ載置するに際し、該吊孔に前記基準ピンを嵌
挿することにより該包装袋がトレイ上にて位置決めされ
るようにし、該トレイを袋載置機構,商品挿入機構,シ
ール機構の順に移動させることにより該包装袋に商品を
挿入しシールするようにしたことを特徴とする自動給袋
自動袋入れシール機にある。請求項2の発明の自動給袋
自動袋入れシール機は、請求項1で、トレイを着脱自在
なるように水平に支持したことを特徴とする。請求項3
の発明の自動給袋自動袋入れシール機は、請求項1また
は2で、トレイを水平面内で間欠的に回転動する円形の
テーブル上に定角間隔に配置したことを特徴とする。
【0006】請求項1の発明のごとく、吊孔を基準ピン
に嵌挿して、該包装袋がトレイ上にて位置決めされるよ
うにすると、該トレイを袋載置機構,商品挿入機構,シ
ール機構の順に移動させても、それらの場所では包装袋
が一定箇所に配されていくことになるので、商品挿入機
構等の構造及びその操作が単純化され、装置コストは比
較的廉価となり、また、自動給袋自動袋入れが簡単にな
る。勿論、ある商品(例えば、筆ペン)の包装袋におけ
る吊孔の位置は全て同じであるので、包装袋のセットに
狂いもなくなる。更に、吊孔は商品陳列に必要なもので
あり、これを利用することで、包装袋に基準出しのため
の加工等を何ら要しない。請求項2の発明のごとく、ト
レイを着脱自在なるように水平に支持すると、袋入れし
ようとする包装袋に合わせた基準ピンをもつトレイに代
えることによって、商品挿入機構,シール機構等をさわ
らずに、これらと商品を挿入し得る開口との距離を一定
維持させることができるので、長さの異なる商品用の自
動給袋自動袋入れシール機へ簡単に仕立て上げることが
できる。請求項3の発明のごとく、トレイを水平面内で
間欠的に回転動する円形のテーブル上に定角間隔に配置
すると、袋載置機構,商品挿入機構,シール機構等の各
ステーションの部品は一つだけで、包装袋に商品を挿入
しシールする動作を次々と実行できるので、装置全体が
コンパクトにおさまる。そして、イニシャルコストも格
段に安くなる。加えて、設計変更,商品サイズ変更等に
対しても威力を発揮する。特に、顧客ニーズに合わせて
バラエティに富む文具商品において、一部品を交換する
だけでサイズ変更に対応可能となる。かくして、本発明
の自動給袋自動袋入れシール機は、比較的少量で種々の
サイズ(とりわけ長さ)が取り揃えられるボールペン等
の棒状文具商品等には打って付けとなる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る自動給袋自動
袋入れシール機について詳述する。図1〜図16は、本
発明の自動給袋自動袋入れシール機の一形態で、図1は
この自動給袋自動袋入れシール機の全体を示す平面図を
示す。同図中、符号1は水平面内で矢印の方向に間欠的
に回転動する円形のテーブルで、該テーブル上に合計8
個の長方形板状のトレイ2a〜2h(同形状)が45度
角の間隔にて放射状に配置される。ここでは、図2に示
すように、テーブル1の上面に突設された小突起3,3
を該各トレイに形成された小孔4,4に嵌合し位置決め
すると共に、締付ネジ5を該トレイの止孔25に嵌挿
し、該テーブル1の締付孔26に螺合することで該各ト
レイ2a〜2hを該テーブル1上に着脱自在に固着して
いる。8つの締付孔26,26,…は、それぞれテーブ
ル中心から等距離にある。図3はテーブル1へのトレイ
2a〜2hの固着状態を示す。
【0008】符号6はトレイ2a〜2hの長手方向の中
心線上の一端部寄りに突設された基準ピンで、該基準ピ
ンの径は後述する包装袋8の吊孔10にほぼ一致する
(但し、基準ピン径≦吊孔径)。符号7,7は該各トレ
イの両側縁部に突設されたサイドピンを示す(図2)。
両サイドピン7,7間の距離は、包装袋8の幅程度とす
る。符号6´は基準ピン6を付け代え得るように各トレ
イの中心線上に開設された予備の取付孔である。符号1
4は各トレイに開設された小さな吸気孔、符号15は各
トレイの上面に横置された弾性材料からなる枕部材であ
る。符号8は包装袋で(図4)、その頭部9には吊孔1
0が形成され、また、他端には商品を挿入し得る開口1
1が形成され且つシール代12が延設されて、該シール
代12の粘着材塗布面に離型紙13が貼着されている。
この包装袋8の吊孔10を前記基準ピン6に嵌挿するこ
とで、トレイ2a〜2hに包装袋8を係止させ、且つテ
ーブル上での包装袋8の位置決めがなされる。すなわ
ち、前記締付孔26がテーブル中心から等距離にあり、
且つ、各トレイ2a〜2hが同形状で、基準ピン6の配
置も一致していることから、基準ピン6に吊孔10を挿
入してトレイ2a〜2hに載せられた包装袋8,8,…
は、テーブル周縁に向けて放射線状に等間隔をおいて配
置される。包装袋8の開口11(或いは、シール代1
2,離型紙13)からテーブル周縁までの距離は、どの
包装袋8も同じになっている。従って、テーブル1が回
転移動して、包装袋8が各ステーション(後述する商品
挿入機構300,シール機構600等)に移っても、包
装袋自体は各ステーションでズレることなく、どの包装
袋がきても位置決めされた状態にあり、決まったセット
位置におさまる構成にある。なお、前記サイドピン7は
基準ピン6に吊孔10が挿着された包装袋8の横ズレ防
止に役立っている(図3)。
【0009】テーブル1は、図5に示すごとく、フレー
ム16上に設置されたギヤボックス17上に突設された
回転軸18のフランジ19にボルト20により取り付け
られている。符号21は該ギヤボックス17を無端ベル
ト22を介して回転駆動させるパルスモータ、符号23
はその回転角を検出し電気信号を出力するために設けら
れた光学センサであり、その制御によってテーブル1は
図1に示した矢印の方向に45度角ずつ間欠的に回転動
するようになっている。
【0010】テーブル1の周囲には、袋載置機構10
0,商品挿入機構300,シール機構600が夫々該テ
ーブルの回転方向に順じて設けられている(図1)。な
お、符号200はバーコードラベルの張り付け等に使用
されるオプションスペース、符号400は商品挿入機構
300の後段に設けられた商品全挿入機構、符号500
はシール機構600の前段に設けられた離型紙除去機
構、符号700は不良品の検出等に使用されるオプショ
ンスペース、符号800は取出機構、符号900は操作
盤を示す。また、符号101は袋載置機構100に設け
られた袋供給コンベヤ、符号301は商品挿入機構30
0に設けられた商品供給コンベヤである。
【0011】また、袋載置機構100,オプションスペ
ース200,商品挿入機構300,商品全挿入機構40
0に位置するテーブル1の下部には図5に示すような吸
気装置24が設けられる。該吸気装置24は吸気パッド
25がシリンダ29の作動により昇降動し、該吸気パッ
ド25はチューブ28を介して真空ポンプ(図示せず)
に連通させている。吸気パッド25を上昇させ、該吸気
パッド25がテーブル1に形成された連通孔27を塞
ぎ、圧着することにより、前記吸気孔14より吸気し包
装袋8をトレイ2上に真空吸着できるようにしたもので
ある。
【0012】次に、袋供給コンベヤ101および袋載置
機構100の構成を図6,図7に従い説明する。袋供給
コンベヤ101は、フレーム102内に支持された回転
軸103にスプロケット104を設け、該スプロケット
104に巻回された無端チェーン105の外周に多数の
長方形状の受け板106をキャタピラ状に止着してな
る。そして、該各受け板の長手方向中心線上に位置決ピ
ン107を突設すると共に、上面周縁部にサイドピン1
08を突設し、吊孔10に位置決ピン107を嵌挿し包
装袋8を両サイドピン108,108の内側に多数枚積
み重ねて乗せ得るようにしている。符号109は袋供給
コンベヤ101を矢印の方向に駆動するモータである。
符号110は袋供給コンベヤ101の最前端に位置する
受け板106の直下に設けられた突上機構である(図
7)。該突上機構は基盤111に設けたスライド軸受1
16により支軸117を垂直にガイドし、該支軸117
の上端にフレーム118を昇降可能に支持する。そし
て、該フレーム118上に二本の突出片113を垂設す
ると共に、該フレームに設けられたラック119にモー
タ112の回転軸に設けられた歯車115を噛合させる
ことにより、前記突上片113を昇降動させ、突上片1
13が上昇したとき、該突出片が受け板106に開設さ
れた長孔114より突出し、包装袋8を受け板上に突き
上げ得るようにしている。本実施形態では、位置決めピ
ン107の両サイドにも円孔114′を形成し、フレー
ム118に設けた突出棒113′を円孔114′から突
き出すことで、包装袋全体が均等に持ち上がるようにし
ている。そして、パッド126の真下にある包装袋8,
8、…は,運転中、最上の一枚がセンサ検知により一定
高さに常時配されるようセットされる。なお、図7で
は、位置決めピン107と突出棒113′が重なり合う
ため、これらの水平方向での位置関係を判り易くすべ
く、突出片113,突出棒113′,長孔114,円孔
114′の位置をズラして描いている。
【0013】袋載置機構100は、支柱120がサーボ
モーターにより位置制御可能なスライダー121をテー
ブル1上に延びるよう水平に支持し、該スライダー12
1の一側に設けられた往復作動部122にシリンダ12
3を垂設し、さらに該シリンダ123の作動部124に
固着された取付片125に一対の吸着パッド126を設
けている(図6)。サーボモーターを使用したスライダ
ー121とするのは、包装袋8の吊孔10位置が変わ
り、基準ピン6への挿入位置が変更されるようになって
も、プログラムにより簡単に挿入位置を変えることがで
きるためである。吸着パッド126は吸気ポンプ(図示
せず)にチューブ127を介して連通している。
【0014】そして、受け板106によって搬送され突
上片113により持ち上げられた多数枚の包装袋8の真
上に前記吸着パッド126を停止させる。次いで、シリ
ンダ123の作動で該パッド126を下降させ、図7に
示すようにその最上の一枚の包装袋8を該パッド126
に吸着させ上昇させた後、スライダー121を作動させ
該包装袋8をトレイ2a上に移動させる。その後、シリ
ンダ123の作動で該包装袋8を下降させその吊孔10
に基準ピン6を嵌挿させる(図3)。こうして、トレイ
2a上に位置決め載置された包装袋8は前記連通孔27
に真空吸着される。そして、該包装袋8はテーブル1が
45度回転することによって図中符号2bのトレイの位
置に搬送され、さらに、45度回転することによって符
号2Cのトレイの位置に搬送されていく。ここで、テー
ブル1が回転移動する間は、前記シリンダ29が作動し
てパッド25が降下した状態にあり、真空ポンプによる
吸引はストップする。その後、テーブル1の回転が終わ
ると、シリンダ29,真空ポンプが働き、吸気孔14,
連通孔27で包装袋下面をテーブル上に吸着固定する。
ところで、最上の一枚の包装袋8をパッド126に吸着
させ、トレイ2a上へ移動させる過程で、その一枚下の
包装袋後部を静電気でめくり上げていく不具合を生じさ
せることがある。こうした不具合は、図7のごとく、吸
着パッド126による最上の一枚の包装袋8が持ち上げ
られた後、ピン190がその一枚下の包装袋8の間に入
り込み、吸着パッド126の右方移動に伴って、ピン1
90を左方移動させる改良構成をとることによって解決
される。前記スライダー121には周回するチェーンが
設けられており、吸着パッド126の取付箇所と対向す
るチェーン位置にピン190の基端部を固着すること
で、上述の相反移動を簡単に実現する。
【0015】商品供給コンベヤ301は、図8に示すよ
うに、フレーム302内に多数の棒材303を巻き簀状
に連結したような形態にしたコンベヤベルト304をス
プロケット間に無端状に張設してなる。このため、包装
しようとする棒軸状の形態の商品30(ここでは筆ペ
ン)が該各棒材間に一本ずつ支持され、モータ305の
作動により該商品30を整列状態にて矢印の方向に搬送
し得る。
【0016】商品挿入機構300では、図8,図9に示
すように、まず商品供給コンベヤ301の搬送至端部に
商品30が滑落するシュート306を設け、その傾斜下
部にシリンダ308により上下動する押上部材309を
設け、該シュート306を滑落した商品30は該押上部
材309が上動することによって隣接する樋310に一
本ずつ移送される。そして、該樋310の下部に設けら
れた一対のスプロケット311に無端チェーン312が
巻回張設され、該チェーンに止着したフック313を該
樋310の底部に形成された溝から該樋内に突出させ、
モータ314の駆動によりスプロケット311を間欠的
に回転させることにより、フック313が該樋310に
入った商品30を図9の矢印方向に押し出し得る構造に
なっている。
【0017】符号320は、商品挿入機構300の一部
で、トレイ2c上に載置された包装袋8を移動不能に固
定し、その開口11を開かしめるための開口装置を示す
(図9)。支柱321の上端にトレイ2c上に延びる梁
322を設け、その先端にシリンダ323およびシリン
ダ324を固設し、シリンダ323の作動部に図10に
示すような二股状の押え片327を取り付ける。更に、
シリンダ324の作動部に吸着パッド325を取り付け
ている。該吸着パッド325は吸気ポンプ(図示せず)
にチューブ326を介して連通している。このため、押
え片327を下降させ、包装袋8のシール代12の両側
を作業台328上に押し付けた状態にして、吸着パッド
325により該包装袋の上面を真空吸着させ引き上げる
ことにより開口11を開くことができる。勿論、この段
階では、吸気孔14による吸引で、包装袋8の下面はテ
ーブル1に吸着固定された状態になっている。そして、
斯る状態で、樋310中の商品30をフック313が押
すことにより、該商品30を該包装袋8中に全長の半分
程度挿入することができる構成にある。なお、押え片3
27の先端には滑り止め用のゴムパッド329が設けら
れる。
【0018】商品全挿入機構400は、テーブル1がさ
らに45度回転することにより商品30を包装袋8中に
全部挿入するためのものである。図11に示すように、
支柱401に包装袋8のシール代12の下面を受ける水
平台402を支持すると共に、シリンダ403およびス
ライド軸受404を取付片405を介して取り付け、該
シリンダ403の作動杆406とスライド軸受404に
軸支された押入棒407とを連結杆408により繋いで
いる。また、支柱401の上端に水平台402上へ延び
る梁409を設け、該梁の先端にシリンダ410を取着
し、該シリンダの作動部に前述の押え片327と同じよ
うな二股状の押え片411を取り付けている(図10参
照)。このため、押え片411を下降させシール代12
の両側を水平台402上に押し付けた状態にして、シリ
ンダ403の作動により押入棒407を進出させること
により、商品30を該包装袋8中に全部挿入することが
できる。符号412は押え片411の下端に設けられた
滑り止め用ゴムパッドを示す。
【0019】次に、テーブル1をさらに45度回転する
ことにより、符号2eのトレイに移動させた包装袋8か
ら離型紙13を離脱させる離型紙除去機構500を図1
2,図13に従い説明する。支柱501の上端にロッド
レスシリンダ502を水平に設け、該シリンダ502の
一側に設けられた往復作動部503にシリンダ504を
垂設し、さらに、該シリンダ504の作動部に固着され
た取付片506に固定挟着片507を垂下状に設ける。
また、該取付片506に一部に固植した支軸508に鈎
状の可動挟着片509を枢支し、バネ510により該可
動挟着片509を引張し両挟着片間を開かしめるように
付勢すると共に、シリンダ511の作動杆先端の押軸5
12を可動挟着片509に対向させる。そして、該押軸
512により可動挟着片509を押し下げたとき、該挟
着片509が回転しその先端部に設けられたゴムパッド
513を固定挟着片507に押圧させ離型紙13を挟着
し得るようにしている。符号514は支柱515に支持
した平板で、その丸孔516にダスト吸引用のチューブ
517の開口端を支持している。このため、固定挟着片
507と可動挟着片509とにより離型紙13を挟んで
シリンダ504,502を作動させることにより、該離
型紙13を包装袋8のシール代12より剥すことができ
る。そして、該離型紙13を丸孔516上に運んで解放
することで、チューブ517内への離型紙13の廃棄が
可能になっている。このようにして、離型紙13を離脱
させることにより包装袋8のシール代12に粘着材塗布
面が露呈する。
【0020】シール機構600は、包装袋8が符号2f
に示すトレイの位置に搬送されてきた時に、上記シール
代12を折り返すことによって開口11を閉じ、その粘
着材塗布面を包装袋本体の表面に貼着するものである。
即ち、図14に示すように、支柱601,602の上端
に支持板603およびロッドレスシリンダ604を水平
に設け、該支持板603の先端に取付片605を介して
シリンダ606を垂設し該シリンダの作動軸に二股の押
止片607(押止片327と略同形状)を設け、該押止
片607を下降させることにより包装袋8をトレイ2f
上に移動不能に固定し得る。また、ロッドレスシリンダ
604の一側に設けられた往復作動部608に軸止部6
09を突設し一対のガイド軸610を垂直に支持し、該
ガイド軸610に沿って上下動自在なるように機構板6
11を設ける。そして、該機構板611に固定挟着片6
12を突設し、該固定挟着片612の下側に軸受部61
5を設け、太鼓形の弾性押圧ローラ613を回転自在に
支持している。弾性押圧ローラ613は、商品30を図
示のごとく包装袋8の中央に配せるよう、中央部を凹ま
せている。図15で、符号614は機構板611に固着
したシリンダで、該シリンダ614の作動軸に可動挟着
片616を設け、前記固定挟着片612の上面と該可動
挟着片616とを相対向させている。また、機構板61
1にボルト617により固定した垂下片618の下端に
は、カムローラ619が回転自在に設けられている。そ
して、支柱601,602間に架した取付板620にク
サビ状のカム体621を固着している。なお、符号62
2は押止片607の下面に設けられた滑り止め用ゴムパ
ッドを示す。
【0021】斯る構成をとることによって、押止片60
7を圧下させることで包装袋8をトレイ2f上に固定
し、ロッドレスシリンダ604を作動させ、その往復作
動部608を前進させることで固定挟着片612上に該
包装袋8のシール代12を位置させる。また、シリンダ
614を作動させ可動挟着片616を下降させることに
より該シール代12を挟着する。そして、該機構板61
1をさらに前進させカムローラ619をカム体621上
に乗り上げさせることにより機構板611を一段と上動
させ、その状態でさらに機構板611を前進させること
によりシール代12が折り返される。折り返されたシー
ル代12の上に押圧ローラ613が転動し、その粘着材
塗布面を包装袋本体に貼着することができる。尚、シー
ル代12を折り返していく過程で、可動挟着片616に
よるシール代12の挟着は解かれる。シール機構600
では、押圧ローラ613の凹所に商品30を取り込ん
で、押圧ローラ613がシール代上を転動していくの
で、たとえ商品挿入機構300,商品全挿入機構400
で商品30がゆがんだ形で包装袋8内に収納されていて
も(図1)、これを矯正し、商品30を真っ直にして粘
着材塗布面を包装袋本体にきれいな状態で貼着できるよ
うになっている。
【0022】かくして、商品30が入って開口11が閉
じられた包装袋8は符号2hのトレイの位置に移動され
た後、取出機構800にて把持され取り出される。該取
出機構800は、図16に示すように、支柱801にロ
ッドレスシリンダ803を水平に設け、該シリンダ80
3の往復作動部804にシリンダ805を垂設し、さら
に、該シリンダ805の作動部806に固着された取付
片807に一対のフィンガー808が垂下されているエ
アー開閉チャック809を固設している。このため、ト
レイ2h上の商品入りの包装袋8をエアー開閉チャック
809を作動させフィンガー808によって掴んだ後、
シリンダ805を作動させて該包装袋8を吊り上げる。
次いで、ロッドレスシリンダ803を作動させ、該包装
袋8をテーブル外に運び、フィンガー808を開くこと
により取り出す。こうして、テーブル1を回転させるこ
とにより商品30を次々と包装することができる。包装
袋8は袋載置機構100のステーションでトレイ2a,
2a,…上に順次一枚ずつ載置されていき、また、商品
挿入機構300,商品全挿入機構400,離型紙除去機
構500,シール機構600,取出機構800の各ステ
ーションで前述の各動作が実行され、取出機構800か
らは商品30が包装袋8に入ってシールされた最終製品
が次々と生産されていくしかけとなっている。
【0023】このように構成した自動給袋自動袋入れシ
ール機は、吊孔10のあるいわゆるヘッダー付き自在開
閉形袋を用いて、自動給袋式で商品の袋入れ、その後の
シールを簡単に行うことができる。特に、吊孔10を基
準ピン6に嵌挿することにより該包装袋8をトレイ上に
容易に且つ正確に位置決めできる。そのため、商品挿入
機構,シール機構等における位置ズレがなく高い加工精
度が得られ包装不良の発生率も低減される。加えて、吊
孔10を位置決めピン107に嵌挿して袋供給コンベヤ
101の受け板106に集積設置できるので、多数の包
装袋8が正確に安定収納可能となり、作業者の労働負担
を軽くする。また、トレイ2a〜2hを着脱自在に支持
したので、包装袋8のサイズに合ったトレイを予め用意
しておけば、それを取替えるだけで簡単に種々の大きさ
の商品を包装できる。一台の機械で少量多品種にすみや
かに対応できる。しかも、トレイをテーブル配置したこ
とによって、その際の交換部品が少なくなり、交換作業
が楽になる。すなわち、包装袋10が違う種類のものに
切替えられても、トレイだけを付け代えることによっ
て、開口11とテーブル1との相対位置を同じにできる
ので、袋載置機構100に係る吸着パッド126の基準
ピン6までの移送距離を切替セット調整する他は、商品
挿入機構300,シール機構600等を何ら調整するこ
となく、違う種類の商品包装に難なく対応できる。更
に、本実施形態では各トレイに予備の取付孔6´を設け
ることにより基準ピン6の取付位置を調節できるように
しているので、その調節だけでも包装袋8の長さ変動に
対し容易に対処できる。加えて、回転動する円形のテー
ブル周りに商品挿入機構,シール機構等のステーション
を配備しているので、各ステーションの機構部品は基本
的に一つで足り、直線構成の装置に比べ、装置は小型化
し、また、イニシャルコストが大幅に安くなるメリット
がある。
【0024】尚、本発明においては、前記実施形態に示
すものに限られず、目的,用途に応じて本発明の範囲で
種々変更できる。テーブル1,トレイ2a〜2h,基準
ピン6,包装袋8,吊孔10,開口11,袋載置機構1
00,商品挿入機構300,シール機構600等の形
状,大きさ,個数等は用途に応じて適宜選択できる。本
実施形態ではシール代12が粘着材により貼着されるよ
うにしたが、熱シールするものについても勿論適用の範
囲内である。自動給袋自動袋入れシール機により包装し
得る商品としては、吊孔10のないものは除外される
が、本実施形態に示したような筆ペンに限らずその他の
文房具、或いは歯ブラシのようなサニタリー用品、スプ
ーンのような食卓用品、食品等の袋入りの日用品であっ
て、販売時に吊ってディスプレイできる物品包装に広く
適用できる。
【0025】
【発明の効果】以上のごとく、本発明の自動給袋自動袋
入れシール機は、吊孔を基準ピンに嵌挿することにより
包装袋をトレイ上に正確に位置決めできるようになり商
品包装を容易になし得るばかりか、種々の大きさの商品
の包装にも一台の機械で簡単に対処できるので、吊孔の
ある陳列商品の自動給袋自動袋入れシールに多大な効果
を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動給袋自動袋入れシール機の実
施の形態を示す平面図である。
【図2】本発明に係る自動給袋自動袋入れシール機の実
施の形態を示すトレイの脱着時の斜視図である。
【図3】本発明に係る自動給袋自動袋入れシール機の実
施の形態を示すトレイの取着時の斜視図である。
【図4】包装袋の一例を示す斜視図である。
【図5】本発明に係る自動給袋自動袋入れシール機の実
施の形態を示すテーブルの縦断面図である。
【図6】図1のA−A線断面拡大図である。
【図7】図1のB−B線断面拡大図である。
【図8】図1のC−C線断面拡大図である。
【図9】図1のD−D線断面拡大図である。
【図10】図9のE−E線断面の作動状態図である。
【図11】図1のF−F線断面拡大図である。
【図12】図1のG−G線断面拡大図である。
【図13】図1のH−H線断面拡大図である。
【図14】図1のI−I線断面拡大図である。
【図15】図14のJ−J線断面図である。
【図16】図1のK−K線断面拡大図である。
【符号の説明】
1 テーブル 2a〜2h トレイ 6 基準ピン 8 包装袋 9 頭部 10 吊孔 11 開口 100 袋載置機構 300 商品挿入機構 600 シール機構

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平に支持されたトレイに基準ピンを突
    設し、頭部に吊孔が形成され他端に商品を挿入し得る開
    口が形成された包装袋を該トレイ上に一枚ずつ載置する
    に際し、該吊孔に前記基準ピンを嵌挿することにより該
    包装袋がトレイ上にて位置決めされるようにし、該トレ
    イを袋載置機構,商品挿入機構,シール機構の順に移動
    させることにより該包装袋に商品を挿入しシールするよ
    うにしたことを特徴とする自動給袋自動袋入れシール
    機。
  2. 【請求項2】 トレイを着脱自在なるように水平に支持
    したことを特徴とする請求項1に記載の自動給袋自動袋
    入れシール機。
  3. 【請求項3】 トレイを水平面内で間欠的に回転動する
    円形のテーブル上に定角間隔に配置したことを特徴とす
    る請求項1または2に記載の自動給袋自動袋入れシール
    機。
JP31286496A 1996-11-07 1996-11-07 自動給袋自動袋入れシール機 Pending JPH10139013A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101118617B1 (ko) * 2009-08-10 2012-03-06 (주)라이스코리아 계량 포장 자동장치
JP2014218281A (ja) * 2013-05-10 2014-11-20 ゼネラルパッカー株式会社 包装機における包装袋供給装置
KR20200030182A (ko) * 2018-09-12 2020-03-20 이익재 회전식 컵 제품 제조시스템

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JP2014218281A (ja) * 2013-05-10 2014-11-20 ゼネラルパッカー株式会社 包装機における包装袋供給装置
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