JPH10138A - ウォーターバッグ - Google Patents
ウォーターバッグInfo
- Publication number
- JPH10138A JPH10138A JP8154199A JP15419996A JPH10138A JP H10138 A JPH10138 A JP H10138A JP 8154199 A JP8154199 A JP 8154199A JP 15419996 A JP15419996 A JP 15419996A JP H10138 A JPH10138 A JP H10138A
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- JP
- Japan
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- water bag
- main body
- water
- bag body
- tarpaulin sheet
- Prior art date
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- Pending
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- Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
Abstract
る圧力荷重により、比較的強度の弱い溶着部分が破損す
るのを防止する。 【解決手段】 ターポリンシート1の縁部同士を溶着
して、ウォーターバッグ本体aを構成し、ターポリンシ
ート1の溶着部分eを、ウォーターバッグ本体aにおけ
る外周部を除く上面又は下面のどちらか片面の範囲内に
収めて構成し、内部圧力が溶着部eに集中して加わるの
を回避する。
Description
ド用のクッション等に使用するウォーターバッグに関す
る。
等として使用するウォーターバッグは、図5にて示すウ
ォーターバッグ100のように、ターポリンシートを用
いて略平袋形に構成してある。
形に裁断したターポリンシートの対向する二辺100a
を片面側へ向けて折り込み、その二辺100aの縁部同
士をバッグ本体100’の中央部にて重ね合わせ、ウエ
ルダーによる溶着によりその重ね合わせ部を溶着する。
また、上記溶着により円筒形となったターポリンシート
は、両開口部にあたる二辺100b,100cを同様に
溶着して密封された略平袋型のウォーターバッグ本体1
00’を形成する。上記ウォーターバッグ本体100’
は、水の注入口となる水バルブ101を取り付け、水等
を収容するウォーターバッグ100として構成してあ
る。
たウォーターバッグ100をウォーターベッドのクッシ
ョンとして使用する場合、上記ウォーターバッグ100
の上に使用者の体重が加わるため、ウォーターバッグ本
体100’は、内部が加圧されるような荷重が作用す
る。
の範囲内で加わる圧力荷重に対しては充分に対応するこ
とかできる。しかし、ウォーターバッグ100の上に重
たい物を落とした場合等のように、大きな荷重が急激に
加えられた状態においては、ウォーターバッグ本体10
0’が上下から押し潰れるように変形すると同時に、該
ウォーターバッグ本体100’内に収容される液体が同
本体100’内の外周部へ向けて移動し、ウォーターバ
ッグ本体100’外周の溶着部分を内側から押し広げる
ように大きな応力が集中的に生じる。
えられると、ウォーターバッグ本体100’外周の接合
部分が剥離したり、割れたりすることがあり、水漏れの
原因となっていた。
バッグに対して、ウォーターバッグ本体の外周部分に集
中する圧力荷重により、比較的強度の弱い溶着部分が破
損する問題を回避し得る機能を具備せしめることであ
る。
ために、本発明は、ターポリンシートの縁部同士を溶着
して、水を収容する略平袋形のウォーターバッグ本体を
構成するウォーターバッグにおいて、前記ターポリンシ
ートの溶着部分を、ウォーターバッグ本体における外周
部を除く上面又は下面のどちらか片面の範囲内に収めて
構成したものである。
バッグ本体の溶着部分は、ウォーターバッグ本体の四隅
部分から延出し、同バッグ本体の中央にて突き合うよう
に構成するとよい。
作用を伴う。ターポリンシートの溶着部分を、ウォータ
ーバッグ本体の上面又は下面のどちらか片面の範囲内に
収めて構成したものにおいては、内部圧力が集中して加
わり易いウォーターバッグ本体の外周部の範囲に、比較
的強度の低下する溶着部分が存在しなくなる。また、ウ
ォーターバッグ本体の上面及び下面部分は、上記した内
部圧力荷重が比較的低い部分であるため、この部分設け
られる溶着部分に対して作用する内部圧力荷重も低減さ
れることになる。
を、ウォーターバッグ本体の四隅部分から延出し、同バ
ッグ本体の中央にて突き合うように構成することによれ
ば、ターポリンシートの外形を略四角形に維持したま
ま、溶着部分をウォーターバッグ本体の上面若しくは下
面のどちらか片面の範囲内に収めることができる。尚、
本発明で行なう溶着とは、高周波ウエルダー、超音波ウ
エルダー、ヒートシール等を意味する。
基づいて説明する。図1及び図2は本発明を実施したウ
ォーターバッグを示している。上記したウォーターバッ
グは、ウォーターベッド用クッションとして使用するも
のであり、所定形状に裁断したターポリンシート1の周
縁部同士をウエルダーにより溶着することにより、封書
等のように厚みのない略平袋形のウォーターバッグ本体
aを構成してある。
塩化ビニル若しくはEVA等を積層して成る強化シート
であり、上記ウォーターバッグ本体aを展開した外形に
裁断してある(図4)。上記したウォーターバッグ本体
aを構成するターポリンシート1は、略ひし形に形成
し、対向する鈍角部分を切断して構成してある。また、
上記ターポリンシート1には、水バルブ4を装着する孔
4aを開設してある。上記水バルブ4の孔4aの開設位
置は任意に設定してよいが、本実施例の場合は、ウォー
ターバッグ本体a上面の中央部に一側寄りの位置に開設
してある。
ォーターバッグ本体aの外形と溶着eの形態に伴って変
更されるものであり、上記した形状に限定するものでは
ない。また、ウォーターバッグ本体aは、上記した如く
布材の表裏両面を合成樹脂にてコーディングして成るタ
ーポリンシートにて構成する他に、ウレタンシート等、
布材を含まない樹脂シートを用いて構成することもでき
る。
1は、ウォーターバッグ本体a外周部分に沿って折り線
bを設定し、この折り線bよりも外側に突出する4片
c,c’,d,d’を、図3にて示すように、ウォータ
ーバッグ本体a中央へ向けて折り込み、各片c,c’,
d,d’の縁部c1−d1,c2−d2,c3−d3,
c4−d4,d5−d5’同士が所定の幅、例えば1c
m程度の幅を介して重なり合う状態とする(図4)。こ
れにより、ウォーターバッグ本体aが仮組みされた状態
となる。
ターバッグ本体aの縁部同士c1−d1,c2−d2,
c3−d3,c4−d4,d5−d5’をウエルダーに
より溶着する。
2,c3−d3,c4−d4,d5−d5’をウエルダ
ーにより溶着する際には、片cと略同じ三角形状に形成
した金属製の中板電極(図示せず)を、上記ウォーター
バッグ本体aの内部に挿入して片cの下敷きとしてセッ
トし、さらに、略V形に形成したウエルダーの上型電極
(図示せず)を、縁部c1−d1,c2−d2が重なり
合って構成されるシール部e1,e2の上に沿って押圧
して溶着接合する。
aの片c’の下に差し換え、上記した同様にウェルダー
の上型電極をシール部e3,e4上に沿って押圧して溶
着接合する。これにより、ウォーターバッグ本体aは、
中央のシール部e5が開いた袋体として形成される。ち
なみに、上記ウォーターバッグ本体aは、各シール部e
1〜e5が設けられる面が下面、水バルブ4の孔4a設
けた面が上面となる。
にパッチ3を溶着する。上記パッチ3は、略円形に形成
したターポリンシートであり、上記本体aの四隅部分に
当てた状態にて、略円錐台形に形成した凹電極(図示せ
ず)と凸電極(図示せず)との間に挟持して溶着するこ
とにより、上記角部に周囲に接着し、ウォーターバッグ
本体aの四隅部分の水密を保持している。尚、ウォータ
ーバッグ本体aの四隅部分は、上記した如くパッチ3を
溶着する前に、角部の頂点部分を切断して角部の頂点を
中心とする丸孔を開設しておくとよい。
4aに水バルブ4を嵌装し、その周囲をリング形の電極
同士(図示せず)により挟持して環状に溶着し、上記孔
4aに対して水バルブ4を固着する。
4の孔から棒状の下型電極(図示せず)をウォーターバ
ッグ本体a内に挿入し、中央部のシール部e5の下に沿
って当てがう。その後、ウエルダーの上型電極を上記シ
ール部e5の上に押圧して溶着せしめる。これにより、
ウォーターバッグ本体aは完全に密封された袋として完
成する。上記したウォーターバッグは、水バルブ4から
適量の水を入れ、ウォーターベッドのクッションとして
使用する。
体aは、各シール部e1〜e5がウォーターバッグ本体
の下面の範囲内に収められた状態で構成され、四隅部分
を除く外周部にはシール部分が存在しない構造となる。
また、ウォーターバッグ本体aの四隅部分は、パッチ3
により塞いでいるため、溶着による接合部が本体a内部
に直接露出せず、内部圧力が溶着部分に集中的に作用す
るのを回避し得る。
シール部e1〜e5は、四隅部分からそれぞれ中央部へ
向けて延出し、本体a中央部のシール部e5を介して突
き合うように構成することにより、封書等に用いられて
いる接合部と同様な形態と成っている。上記したウォー
ターバッグ本体aのシール部e1〜e5は、図4にて示
すように、シール部e1,e2と、シール部e5と、シ
ール部e3,e4とが等間隔となるように構成すること
が好ましい。各シール部e1〜e5がこのような比率に
成るように構成することで、上記した如き工程にて行う
シール作業を円滑且つ確実に行うことができ、さらにタ
ーポリンシート1の外形が略ひし形となるために、裁断
時における材料の歩留まりもよい。
に限定するものではなく、ウォーターバッグ本体aの外
周部を除く上下片面の範囲内に収まるものであればどの
ような形態であってもよい。例えば、中央部のシール部
e5の長さを短くしても、さらには、同シール部e5を
なくして、片c,c’の頂点部分をウォーターバッグ本
体aの中央部分にて直接的に突き合わせるような形態と
してもよい。
aは、パッチ3を溶着することにより本体a四隅部分の
水密を保持したが、ウォーターバッグ本体の四隅部分の
水密構造は、従来のウォーターバッグと同様に、本体の
角部分を上下両面から挟持して溶着する構造を用いても
よい。
ように強度の低下しがちであるターポリンシートの溶着
部分を、ウォーターバッグ本体の外周部を除く、上面又
は下面のどちらか片面の範囲内に収めて構成したもので
ある。よって、ウォーターバッグの上に急激な荷重が加
わり、ウォーターバッグ本体の外周部に内部圧力が直接
的に作用した場合においても、上記溶着部分が、外周部
から外れた本体上面若しくは本体下面に位置するため、
内部圧力が溶着部分に対して、直接的に且つ集中して加
わることを回避することができ、その結果、溶着部分に
発生する剥離や割れを大幅に減少することができる。
を、ウォーターバッグ本体の四隅部分から延出し、同バ
ッグ本体の中央にて突き合うように構成したものにおい
ては、ターポリンシートの外形を略四角形に維持しなが
らにして、溶着部分をウォーターバッグ本体の上面若し
くは下面のどちらか片面の範囲内に収めることができる
ようになるため、ターポリンシートを裁断する手間の削
減と同シートの歩留まり率を確保し得ると共に、各シー
ル部分を円滑且つ確実に溶着することができる。
側を示す斜視図。
図。
視図。
Claims (2)
- 【請求項1】 ターポリンシートの縁部同士を溶着し
て、水を収容する略平袋形のウォーターバッグ本体を構
成するウォーターバッグにおいて、前記ターポリンシー
トの溶着部分を、ウォーターバッグ本体における外周部
を除く上面又は下面のどちらか片面の範囲内に収めて構
成したウォーターバッグ。 - 【請求項2】 前記ウォーターバッグ本体の溶着部分
は、ウォーターバッグ本体の四隅部分から延出し、同バ
ッグ本体の中央にて突き合うように構成した請求項1記
載のウォーターバッグ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8154199A JPH10138A (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | ウォーターバッグ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8154199A JPH10138A (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | ウォーターバッグ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10138A true JPH10138A (ja) | 1998-01-06 |
Family
ID=15579014
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8154199A Pending JPH10138A (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | ウォーターバッグ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10138A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4786036A (en) * | 1986-07-16 | 1988-11-22 | Tokai Rubber Industries, Ltd. | Resilient bushing structure filled with viscous fluid |
US4834351A (en) * | 1987-05-21 | 1989-05-30 | Freudenberg Carl Fa | Rubber sleeve spring |
-
1996
- 1996-06-14 JP JP8154199A patent/JPH10138A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4786036A (en) * | 1986-07-16 | 1988-11-22 | Tokai Rubber Industries, Ltd. | Resilient bushing structure filled with viscous fluid |
US4834351A (en) * | 1987-05-21 | 1989-05-30 | Freudenberg Carl Fa | Rubber sleeve spring |
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040511 |
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A521 | Written amendment |
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Effective date: 20040907 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 |
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