JPH10138574A - 印刷制御装置及び画像データ形式変換方法 - Google Patents

印刷制御装置及び画像データ形式変換方法

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JPH10138574A
JPH10138574A JP8298799A JP29879996A JPH10138574A JP H10138574 A JPH10138574 A JP H10138574A JP 8298799 A JP8298799 A JP 8298799A JP 29879996 A JP29879996 A JP 29879996A JP H10138574 A JPH10138574 A JP H10138574A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリンタの規格が変更になる場合でも、容易
に対応することが可能な印刷制御装置を提供する。 【解決手段】 ネットワークにクライアント、プリント
サーバ及びプリンタ(IOT)1が接続されたシステム
において、プリントサーバの制御部10が予め有する画
像データ形式の変換機能(ラスタデータ内部変換−1、
内部変換−2・・)に加え、プリンタ(IOT)1が独
自に有する固有変換機能を登録部10fに登録する。ラ
スタデータ(画像データ)変換判定部10dは、デコン
ポーザから出力された画像データ形式がプリンタ(IO
T)1に適合する形式の場合には変換を行わずに出力
し、適合しない形式の場合には内部変換機能や登録され
た固有変換機能を用いて適合形式に変換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は印刷制御装置、特に
種々の画像データ形式を印刷装置で印刷可能な形式に変
換する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ネットワークに端末装置やプリントサー
バ、プリンタ等が接続された画像処理システムにおい
て、ある端末装置(クライアント)から印刷ジョブが出
力された場合、プリントサーバでは、画像変換手段(デ
コンポーザ)を用いてページ記述言語(PDL)で記述
された画像データをラスタデータ(ビットマップデー
タ)に変換し、デコンポーズされた画像データを出力装
置(IOT)であるプリンタに供給して所望の印刷画像
を出力する。
【0003】ここで、印刷を行うためにクライアントか
ら送られてくる印刷データには種々のPDLデータ形
式、例えばPostScript(商標)やInter
press(商標)等が存在する。従って、プリントサ
ーバ側のデコンポーザも各データ形式の数だけ必要とな
る。しかし、各デコンポーザの規格自体も種々であり、
デコンポーザが出力するラスタデータのデータ形式(ビ
ット/バイト並びや0が黒画素を示すか白画素を示すか
等)もそれぞれ異なる。また、プリンタ側においても、
複数のラスタデータ形式をそのまま出力できる高性能の
ものもあれば、単一のラスタデータ形式しか対応できな
いものも存在する。さらに、プリンタ独自規格のラスタ
データ形式を要求するものもある。
【0004】このように、印刷データ、デコンポーザ、
プリンタ各々が種々の形式を有する状況において、従来
のプリントサーバは、デコンポーザの出力したラスタデ
ータがプリンタに適した形式であればそのままプリンタ
に供給し、適していなければプリンタが対応できるデー
タ形式に変換した後にプリンタに供給することにより対
応していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、デコン
ポーザの出力データ形式の仕様とプリンタの仕様の組み
合わせは多数でシステム構成の複雑化を招くとともに、
デコンポーザの種類が増えた場合やプリンタを他の形式
のものに置き換えた場合には、その都度サーバ内部の設
計変更が必要となる問題があった。
【0006】なお、特開平7−295905号公報に
は、特定の機能を有するカードを装置のカードスロット
に装着することで機能の追加変更を容易にする技術が開
示されているが、物理的な接続の容易化にとどまってお
り、装置内部に既に存在する機能と追加機能との相互関
係については考慮されていない。
【0007】本発明は、上記従来技術の有する課題に鑑
みなされたものであり、その目的は、デコンポーザの種
類が増加する場合やプリンタの規格が変更になる場合で
も、容易に対応することが可能な印刷制御装置及び画像
データ形式変換方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明は、印刷データを受信する受信手段と、
受信した印刷データを画像データに展開する展開手段
と、前記画像データを印刷装置に出力する出力手段とを
有する印刷制御装置であって、前記画像データ形式を所
定形式に変換する内部変換手段と、前記出力装置が有す
る固有変換手段を前記内部変換手段に登録する登録手段
とを含み、前記内部変換手段と登録された固有変換手段
により前記画像データ形式を前記出力装置の印刷形式に
適合する形式に変換することを特徴とする。
【0009】また、第2の発明は、第1の発明におい
て、前記出力装置の印刷形式に関するデータを取得する
取得手段をさらに含み、前記画像データ形式が前記印刷
形式に一致する場合にはそのまま前記印刷装置に出力
し、前記画像データ形式が前記印刷形式に一致しない場
合には前記登録された固有変換手段で適合形式に変換す
ることを特徴とする。
【0010】また、第3の発明は、第2の発明におい
て、前記固有変換手段で適合形式に変換できない場合に
は、前記内部変換手段で適合形式に変換することを特徴
とする。
【0011】また、第4の発明は、第3の発明におい
て、前記内部変換手段で適合形式に変換できない場合に
は、前記内部変換手段で前記画像データ形式を中間形式
に変換し、さらに前記固有変換手段で前記中間形式を適
合形式に変換することを特徴とする。
【0012】また、第5の発明は、第1の発明におい
て、前記固有変換手段は、前記画像データを圧縮する圧
縮手段を含み、前記固有変換手段で優先的に前記画像デ
ータを圧縮し、かつ、適合形式に変換することを特徴と
する。
【0013】また、第6の発明は、画像データを印刷装
置の印刷形式に適した形式に変換する画像データ形式変
換方法であって、予め用意された内部変換機能に加えて
前記印刷装置の有する固有変換機能を変換機能として登
録し、入力画像データ形式に応じて前記内部変換機能と
固有変換機能のいずれか、あるは両方を用いて適合形式
に変換することを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
形態について説明する。
【0015】図1には本実施形態の画像処理システムの
全体構成が示されている。出力装置(IOT)としての
プリンタ1は印刷制御を行うプリントサーバ2に接続さ
れている。なお、以降において適宜プリンタ1をIOT
と称することとする。プリントサーバ2は、画像データ
の入出力制御及び画像データの編集等を実行するもので
あり、所定の区域に張られたネット上、例えばローカル
エリアネットワーク(LAN)4に接続され、このLA
N4を介して他の入出力装置及び端末装置(クライアン
ト)3と通信可能に接続される。なお、図では1個のプ
リントサーバ及びプリンタのみが示されているが、必要
に応じて複数のプリントサーバ、プリンタをネット上に
接続することができるのは言うまでもない。
【0016】ユーザは、クライアント3において、グラ
フィカル・ユーザ・インターフェース(GUI)を用い
て、もしくはアプリケーションソフトに備わっている印
刷コマンドによってネット上のプリントサーバ2に印刷
ジョブを要求する。この印刷ジョブを受け付けたプリン
トサーバ2は、ジョブの内容をチェックして適当な画像
処理を施し、画像データをプリンタへ出力する。これに
より、ユーザが所望する印刷処理が行われる。
【0017】図2にはプリントサーバ2の構成ブロック
図の一例が示されている。プリントサーバ2は、ネット
ワーク4に接続するためのインターフェース(例えばイ
ーサネットインターフェース)I/F101、画像デー
タを圧縮する圧縮器(Compressor)102、
画像データを転送するためのDMA(DirectMe
mory Access)コントローラ103、ソフト
ウェア処理を行うためのCPU104、RAMやROM
等のCPU周辺チップ群105、デコンポーズされた画
像データを格納するためのページバッファ106、画像
データを一時的に格納するためのハードディスク10
8、ハードディスク108を制御するためのディスクコ
ントローラ107、画像データを伸長するための伸長器
(Decompressor)109、画像データや制
御データが転送される内部バス111等で構成される。
なお、CPU104及び周辺チップ群105はネットワ
ークから送られた印刷ジョブを実行する中心部分、すな
わち送られた印刷データをデコンポーズして所定形式の
画像データを生成する部分であり、図では制御部10と
して表されている。
【0018】このような構成において、プリントサーバ
2の基本動作は以下の通りである。すなわち、LAN4
からの印刷データは、通常ページ記述言語(PDL)で
記述されており、一方IOT1が取り扱うデータはラス
タデータ(ビットマップデータ)であるため、そのまま
ではIOT1に出力することはできない。そこで、LA
N4から印刷データが入力された場合、まず印刷データ
をラスタデータに変換するデコンポーズが必要となる。
制御部10のデコンポーザによりデコンポーズ処理が行
われてラスタデータに変換された画像データは、圧縮器
102により圧縮され、ページバッファ106に一旦格
納される。ページバッファ106は容量が小さいため、
画像データはその後ハードディスク108に待避させて
おく。画像データをIOT1に出力する際には、ページ
バッファ106への書き込み/読み出しを経て画像デー
タが伸長器109に転送され、そこで伸長処理がなされ
てIOT1に出力される。IOT1では、入力された画
像データから生成された2値データに基づいてレーザ光
のon/offを各画素毎に制御することで印刷画像を
出力する。
【0019】図3には本実施形態における制御部10の
主要部が示されている。機能ブロックとしては、複数の
印刷データ形式に対応するための複数のデコンポーザ−
1、デコンポーザ−2、・・・、デコンポーザ−nを備
えたラスタデータ生成部10a、IOT1のラスタデー
タ印字部1aで印字可能なデータ形式の情報を取得する
データ形式取得部10b、デコンポーザで展開されたラ
スタデータを変換するデータ形式変換部10c、ラスタ
データの変換判定処理を実行する判定部10d、及び変
換/未変換のラスタデータをIOT1に供給するラスタ
データ転送部10eを含んで構成されている。データ形
式変換部10cには、予め用意されている内部変換モジ
ュール−1、内部変換モジュール−2、・・・、内部変
換モジュール−nの他、IOT1の有するラスタデータ
変換部1bの変換機能を登録(プラグイン)するための
ラスタデータ変換登録部10fが設けられており、IO
T1が独自に有するデータ形式変換機能(固有変換モジ
ュール)を実行できるようになっている。なお、具体的
な登録方法としては、利用者が変換ソフトウェアを格納
した記憶媒体からロードする方法や、IOT1が接続さ
れた時点で制御部がIOT1にアクセスし、IOT1か
ら変換ソフトウェアを自動ロードする方法等がある。
【0020】図4には制御部10で行われるデータ形式
変換処理フローチャートが示されている。ラスタデータ
生成部10aで生成されたラスタデータは、ラスタデー
タ変換判定部10dに供給される(S101)。ラスタ
データ変換判定部10dは、ラスタデータの形式をチェ
ックし、IOT1がサポートしている形式か否かを判定
する(S102)。この判定は、ラスタデータの形式が
データ形式取得部10bで取得したIOT1の印字形式
と一致するか否かで行われ、一致する場合にはそのまま
(形式変換せずに)ラスタデータ転送部10eに転送す
る(S103)。一方、ラスタデータがIOT1のサポ
ートしていない形式である場合には、まずIOT1から
登録された変換を用いて出力できる形式であるか否かを
判定する(S104)。この判定は、ラスタデータ変換
登録部10fに登録された情報を用いて行われる。そし
て、変換が可能であるラスタデータの場合には登録され
た固有変換モジュールを用いて変換を実行し(S10
8)、適合形式に変換されたラスタデータはラスタデー
タ転送部10eに送られる(S103)。また、変換が
可能でないラスタデータの場合には(S104でN
O)、次に予めデータ形式変換部10cに用意された内
部変換モジュールでIOT1がサポートしている形式に
変換できるか否かを判定する(S105)。可能である
場合には内部変換モジュールを用いてIOT1がサポー
トする形式にラスタデータを変換し(S106)、ラス
タデータ転送部10eに供給する(S103)。可能で
ない(S105でNO)場合には、内部変換モジュール
を用いてIOT1から登録された固有変換モジュールが
使用できる中間形式にラスタデータを変換し(S10
7)、さらにIOT1から登録された固有変換モジュー
ルを用いてこの中間形式を適合形式に変換した上で(S
108)、ラスタデータ転送部10eに供給する(S1
03)。このようにして適合形式に変換されラスタデー
タ転送部10eに送られたラスタデータは、さらにIO
T1のラスタデータ印字部1aに送られて所望の画像と
して出力される。
【0021】図5には以上述べた処理の具体例が示され
ている。デコンポーザとして、デコンポーザ(Deco
mposer)A、B、Cの3つを有し、それぞれの出
力形式がA、B、Cであるとする。また、内部変換モジ
ュールとして、B→Aの変換及びC→Aの変換を有する
ものとする((A)参照)。このようなプリントサーバ
に対して、Aのデータ形式が受付可能であり、かつ、C
の形式をAの形式に変換できる固有変換機能を有するI
OT−1が接続された場合を想定する。デコンポーザA
からAの形式でラスタデータが出力された場合には、A
の形式はIOT−1がサポートしている形式なので、何
ら変換を行うことなくそのままIOT−1に出力する
(S102でYESと判定される場合に相当する)。ま
た、デコンポーザBからBの形式でラスタデータが出力
された場合には、内部変換モジュールを用いてIOT−
1がサポートしているAの形式に変換してIOT−1に
出力する(S102でNO、S104でNO、S105
でYESと判定される場合に相当する)。また、デコン
ポーザCからCの形式でラスタデータが出力された場合
には、IOT−1から登録された固有変換モジュールで
Aの形式に変換してIOT−1に出力する(S102で
NO、S104でYESと判定される場合に相当す
る)。なお、C→Aの変換は、IOTの固有変換モジュ
ールのみならず予め用意された内部変換モジュールでも
可能であるが、IOTの変換機能を優先させて変換を行
う((B)参照)。
【0022】一方、B、Dの形式が受付可能であり、A
の形式をDの形式に変換できる固有変換機能を有するI
OT−2が接続された場合を想定する。デコンポーザA
からAの形式でラスタデータが出力された場合には、I
OT−2から登録された固有変換モジュールでDの形式
に変換する(S102でNO、S104でYESと判定
される場合に相当する)。デコンポーザBからBの形式
でラスタデータが出力された場合には、IOT−2でサ
ポートしている形式なので何ら変換を行うことなくその
ままIOT−2に出力する(S102でYESと判定さ
れる場合に相当する)。デコンポーザCからCの形式で
ラスタデータが出力された場合には、一旦内部変換モジ
ュールでAの形式に変換し、さらに登録されたIOT−
2の固有変換モジュールを用いてDの形式に変換してI
OT−2に出力する(S102でNO、S104でN
O、S105でNOと判定される場合に相当する)。な
お、仮に新たなデコンポーザDが追加され、Dの形式で
ラスタデータが出力された場合には、Dの形式はIOT
−2でサポートしている形式なのでそのままIOT−2
に出力することになる((C)参照)。
【0023】このように、本実施形態では、IOTが独
自に内蔵している固有変換機能をプリントサーバ側に登
録することで、デコンポーザから出力されたデータ形式
がIOTのサポートしていない形式であってもこの機能
を用いて変換できるとともに、デコンポーザから出力さ
れたデータ形式がIOTのサポートしていない形式でし
かもIOTの変換モジュールで変換できない場合であっ
ても、内部変換モジュールと登録されたIOTの変換モ
ジュールを組み合わせて印字可能な形式に変換すること
ができる。従って、IOTに対するシステムの汎用性が
高まり、IOTを変更してもそのIOT固有の変換機能
を登録するのみで容易に対応することができる。
【0024】<変形例1>上述した実施形態では、プリ
ントサーバに一台のIOTが接続される場合について説
明したが、複数のIOTを接続した場合には、デコンポ
ーザの出力するラスタデータの形式に応じて出力すべき
IOTを選択して印字する構成とすることも可能であ
る。例えば、上述の例においてプリントサーバにIOT
−1とIOT−2の2台が接続されている場合、デコン
ポーザAからA形式のラスタデータが出力された場合に
は何ら変換することなくIOT−1にラスタデータを供
給し、デコンポーザBからB形式のラスタデータが出力
された場合には何ら変換することなくIOT−2に出力
する。また、デコンポーザCからC形式のデータが出力
された場合には、変換回数を少なくするためにIOT−
1の変換モジュールを用いてC形式をA形式に変換し、
IOT−1に出力する(IOT−2に出力する場合に
は、C→A→Dと2回の変換が必要となる)。具体的な
IOT選択の優先度(選択アルゴリズム)は以下の通り
である。
【0025】(i)変換なしで出力できるIOTを選択
する (ii)IOTの有する変換だけで出力できるIOTを選
択する (iii)変換回数の合計が少なくなるIOTを選択し、同
じ回数であればIOTの有する変換を使用しているもの
を選択する。 このようにIOTを選択することで、データ変換作業が
最小化され、より高速に出力することが可能となる。ま
た、あるIOTではデータ形式の変換が不可能でも他の
IOTが変換可能であればそちらに出力されるので、よ
り多様なデータ形式に対応できる。さらに、一つのIO
TだけにIOT独自の変換機能を持たせるだけで、独自
変換機能がない他のIOTもその機能を有効に利用する
ことができる。
【0026】<変形例2>上述した実施形態では、まず
デコンポーザから出力されたラスタデータの形式がIO
Tのサポートしている形式であるか否かを判定し(S1
01)、サポートしている形式であればそのままIOT
に出力する処理を行ったが、IOTがサポートしている
形式であってもIOT内蔵のデータ変換が可能であれば
その変換を最優先に実行することも可能である。
【0027】図6にはこのような処理のフローチャート
が示されている。デコンポーザからラスタデータ(イメ
ージデータ)を受けとると、ラスタデータ変換判定部1
0dは、まずIOTから登録された固有変換モジュール
で変換できるか否かを判定する(S202)。そして、
変換可能である場合には、登録された固有変換モジュー
ルでラスタデータを適合形式に変換し(S203)、ラ
スタデータ転送部10eに供給する(S204)。一
方、変換可能でない場合には、次に予め用意された内部
変換モジュールでIOTから登録された固有変換が可能
な形式になるか否かを判定し(S205)、この変換が
可能な場合には内部変換モジュールを用いてIOTから
登録された固有変換が使用できる中間形式に変換する
(S206)。また、内部変換モジュールでIOTから
登録された変換が可能な形式にならない場合には、IO
Tがサポートしている形式であるか否かを判定し(S2
07)、IOTがサポートしている形式の場合には何ら
変換することなくそのままの形式でラスタデータ転送部
10eに供給し、IOTがサポートしていない形式の場
合には内部変換モジュールでIOTがサポートする適合
形式に変換して(S208)ラスタデータ転送部10e
に供給する(S204)。
【0028】すなわち、この例では以下の優先度で処理
を実行する。
【0029】(i)IOT内蔵のデータ変換が可能であ
れば変換する (ii)内部変換で変換することでIOT内蔵のデータ変
換が可能であればそのよう に変換する (iii)そのままでIOT出力可能であれば変換しない (iv)内部変換で変換してIOT出力可能な形式に変換
する。
【0030】このようなアルゴリズムは、IOT内蔵変
換モジュールがデータの圧縮を伴っており、IOTが圧
縮データを受け取り可能である場合に有効である。圧縮
にある程度の時間を要するものの、プリントサーバから
IOTに転送するデータが小さくなるため転送そのもの
の時間が短縮され、トータルでは印刷時間の短縮になり
得るからである。また、ラスタデータを保存する際の領
域が少なくてすむ利点もある。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
出力装置(IOT)に対してシステム構成の汎用性が高
まり、出力装置を変更してもその出力装置固有の変換を
登録するのみで対応することができる。
【0032】また、展開手段(デコンポーザ)の出力形
式の相違によらず、接続された印刷装置に適合する画像
データを供給できるので、展開手段の設計が容易化され
る利点もある。
【0033】また、印刷装置の固有変換機能の登録/非
登録により、印刷制御装置の全体構成を変えずに変換方
法を変更することができ、登録する変換機能により高速
/低速の切替やコスト低減を容易に行うことができる。
【0034】さらに、印刷装置の固有変換機能が圧縮機
能を有している場合には、これを登録/非登録とするこ
とで画像データの保存方法(圧縮/非圧縮)を間接的に
変更することも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態の全体構成図である。
【図2】 図1における印刷制御装置(プリントサー
バ)の構成ブロック図である。
【図3】 図2における制御部の主要構成ブロック図で
ある。
【図4】 データ形式変換処理のフローチャートであ
る。
【図5】 図4の変換処理の一例を模式的に示す説明図
である。
【図6】 他のデータ形式変換処理のフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 プリンタ(IOT)、2 プリントサーバ(印刷制
御装置)、3 クライアント、4 LAN、10 制御
部。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷データを受信する受信手段と、 受信した印刷データを画像データに展開する展開手段
    と、 前記画像データを印刷装置に出力する出力手段と、 を有する印刷制御装置であって、 前記画像データ形式を所定形式に変換する内部変換手段
    と、 前記出力装置が有する固有変換手段を前記内部変換手段
    に登録する登録手段と、 を含み、前記内部変換手段と登録された固有変換手段に
    より前記画像データ形式を前記出力装置の印刷形式に適
    合する形式に変換することを特徴とする印刷制御装置。
  2. 【請求項2】 前記出力装置の印刷形式に関するデータ
    を取得する取得手段をさらに含み、前記画像データ形式
    が前記印刷形式に一致する場合にはそのまま前記印刷装
    置に出力し、前記画像データ形式が前記印刷形式に一致
    しない場合には前記登録された固有変換手段で適合形式
    に変換することを特徴とする請求項1記載の印刷制御装
    置。
  3. 【請求項3】 前記固有変換手段で適合形式に変換でき
    ない場合には、前記内部変換手段で適合形式に変換する
    ことを特徴とする請求項2記載の印刷制御装置。
  4. 【請求項4】 前記内部変換手段で適合形式に変換でき
    ない場合には、前記内部変換手段で前記画像データ形式
    を中間形式に変換し、さらに前記固有変換手段で前記中
    間形式を適合形式に変換することを特徴とする請求項3
    記載の印刷制御装置。
  5. 【請求項5】 前記固有変換手段は、前記画像データを
    圧縮する圧縮手段を含み、前記固有変換手段で優先的に
    前記画像データを圧縮し、かつ、適合形式に変換するこ
    とを特徴とする請求項1記載の印刷制御装置。
  6. 【請求項6】 画像データを印刷装置の印刷形式に適し
    た形式に変換する画像データ形式変換方法であって、 予め用意された内部変換機能に加えて前記印刷装置の有
    する固有変換機能を変換機能として登録し、 入力画像データ形式に応じて前記内部変換機能と固有変
    換機能のいずれか、あるは両方を用いて適合形式に変換
    することを特徴とする画像データ形式変換方法。
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