JP2001309154A - 画像処理装置および画像処理方法 - Google Patents

画像処理装置および画像処理方法

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JP2001309154A
JP2001309154A JP2000124013A JP2000124013A JP2001309154A JP 2001309154 A JP2001309154 A JP 2001309154A JP 2000124013 A JP2000124013 A JP 2000124013A JP 2000124013 A JP2000124013 A JP 2000124013A JP 2001309154 A JP2001309154 A JP 2001309154A
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Kenichi Ishida
健一 石田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 出力装置が受け取るデータは出力する用紙の
向きに関係なく一定であると、アプリケーションの出力
イメージの方向と出力用紙の方向とが異なる場合に、出
力装置にかかる負荷が大きくなる。 【解決手段】 アプリケーション101で作成したイメ
ージの向きに対して、出力用紙の向きが同じか180度
であれば、オペレーティングシステム102から副走査
方向のバンド単位のスキャンラインデータとして出力さ
せ、プリンタドライバ103で中間フォーマットに変換
して出力装置20へ転送する。一方、出力用紙の向きが
90度あるいは270度の場合は、バンド単位のプリミ
ティブなオブジェクトデータとしてオペレーティングシ
ステム102から出力させ、プリンタドライバ103で
バンド単位の中間フォーマットに変換して出力装置20
へ逐次転送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理装置およ
び画像処理方法に関し、特にアプリケーションで作成す
るファイルをバンディング処理してプリンタ等の出力装
置に送る画像処理装置およびその処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】クライアントから送られてくるプリント
データを解釈して、画像を出力するプリンタ等の出力装
置には、プリントデータをラスタデータに変換する処理
に必要となるワークメモリや、変換後のラスタデータを
格納する出力バッファ用のメモリが備えられている。
【0003】特に、出力バッファ用のメモリには大きな
メモリ容量を必要とするために、1ページを副走査方向
にバンドと呼ばれる複数の領域に分割して、各バンドご
とにラスタデータを生成する、いわゆるバンディング処
理が行われる場合が多い。バンディング処理を行うプリ
ンタでは、用紙の回転出力に対応させるために、プリン
トデータ受信後に出力方向に合わせてバンドを再構成す
る方法が多く採られている。
【0004】例えば、特開平11−203061号公報
に記載された画像処理システムにおいては、PDL(pa
ge description language;ページ記述言語)として得
たプリントデータ中に配置された各オブジェクトを、ペ
ージを複数の領域に分割した単位でPDLに再構成させ
るようにしている。また、特開平10−67147号公
報に記載された画像形成装置においては、中間コードを
矩形ブロック単位で生成することで、回転出力を行う必
要があれば、矩形ブロック単位で中間コードを再構成さ
せるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術ではいずれも、出力装置が受け取るデータは出
力する用紙の向きに関係なく一定であり、アプリケーシ
ョンの出力イメージの方向と出力する用紙の方向が異な
る場合に、回転出力を行う必要があれば、1ページ分の
PDLまたは中間フォーマットデータを格納した後、バ
ンド単位のラスタデータへ展開する必要がある。
【0006】また、アプリケーションが出力した用紙の
回転方向とは異なる向きに変換する際に、その処理にか
かる負荷が大きい。さらには、印刷データのサイズによ
ってはデータの転送に時間がかかり、印刷スループット
が低下してしまう。これらはいずれもプリンタ等の出力
装置側で生ずる問題であり、したがって、従来技術はい
ずれも出力装置に負荷をかけるものであった。
【0007】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、プリンタ等の出力装
置側の負荷を軽減した画像処理装置および画像処理方法
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、アプリケーションで作成するファイル
をバンディング処理して出力装置に送る画像処理装置に
おいて、出力装置の用紙出力方向およびアプリケーショ
ンでのファイル作成方向に関する情報を取得して、その
取得した用紙出力方向およびファイル作成方向が一致す
るか、不一致かを比較し、その比較結果に応じてバンデ
ィング処理のバンド方向を切り替えるとともに、ファイ
ルの出力形式を変更するようにする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明が適
用される情報処理システムの構成例を示すブロック図で
ある。
【0010】図1において、本情報処理システムは、パ
ーソナルコンピュータ等の画像処理装置10、プリンタ
等の出力装置20および画像処理装置10と出力装置2
0との間を高速広帯域回線で結合するLAN(ローカル
・エリア・ネットワーク)30から構成されている。
【0011】画像処理装置10は、CPU11、メモリ
12、ハードディスク13およびインターフェース14
を含む内部装置と、キーボード15、マウス16および
ディスプレイ17を含む周辺装置とを有し、これらがバ
スライン18を介して相互に接続された構成となってい
る。
【0012】出力装置20は、CPU21、インターフ
ェース22、ワークメモリ23、出力デバイス24およ
びバンドバッファ(メモリ)25を有し、これらがバス
ライン26を介して相互に接続された構成となってい
る。ワークメモリ23は、プリントデータをラスタデー
タに変換する際に用いられる。バンドバッファ25は、
変換後のラスタデータを格納するためのものである。
【0013】図2は、画像処理装置10および出力装置
20の機能構成例を示すブロック図である。先ず、画像
処理装置10において、アプリケーション101が作成
したプリントデータ(ファイル)は、オペレーションシ
ステム102によってバンド単位でプリンタドライバ1
03に転送される。プリンタドライバ103は、バンド
単位で構成されたプリントデータを中間フォーマットデ
ータに変換し、出力装置20に転送する。
【0014】一方、出力装置20では、画像処理装置1
0から転送された中間フォーマットデータを、中間フォ
ーマットデコンポーザー201でバンド単位のプリント
データに再構成して出力デバイス202に供給する。出
力デバイス202は、図1の出力デバイス21に相当す
るものであり、中間フォーマットデコンポーザー201
から供給されるプリントデータを用紙に印刷して出力す
る。
【0015】次に、上記構成の画像処理装置10におい
て実行される本発明の第1実施形態に係る画像処理方法
について、その処理手順を示す図3のフローチャートを
用いて説明する。なお、ここでは、出力装置20として
プリンタを用いる場合を例に採って説明するものとす
る。
【0016】先ず、ユーザがアプリケーション101か
ら印刷指示を行うと(ステップS11)、これを受けて
オペレーティングシステム102は、プリンタドライバ
103に対してプリンタの描画性能を問い合わせるとと
もに、アプリケーション101からユーザが印刷しよう
としている用紙の向き、即ちアプリケーション101で
のファイル作成方向に関する情報を取得する(ステップ
S12)。
【0017】プリンタドライバ103はさらに、プリン
タで出力される予定の用紙の方向、即ちプリンタの用紙
出力方向に関する情報をプリンタから取得し(ステップ
S13)、ユーザが印刷しようとしている用紙の向き、
即ちアプリケーション101で作成したイメージの向き
との一致/不一致を比較する(ステップS14)。そし
て、その比較結果(一致/不一致)に応じてプリンタド
ライバ103は以下のような処理を行う。
【0018】先ず、出力用紙の向きが同じか、あるいは
180度回転している場合には、オペレーティングシス
テム102に伝えるプリンタの能力を変更する(ステッ
プS15)。すなわち、アプリケーション101の出力
する描画データを、図4に示すように、オペレーティン
グシステム102が副走査方向のバンド単位のスキャン
ラインデータとして出力するように、プリンタの能力を
オペレーティングシステム102へ伝える。
【0019】このとき、バンド方向は用紙出力方向に対
して垂直な向きとなる。そして、オペレーティングシス
テム102からはプリミティブなオブジェクトデータ
(例えば、スキャンラインデータ)が出力される。すな
わち、バンド方向と同じ方向のデータ配列を持つファイ
ル出力形式に変更される。このプリミティブなオブジェ
クトデータを受け取ると(ステップS16)、プリンタ
ドライバ103は、プリミティブなオブジェクトデータ
から中間フォーマットデータを作成し(ステップS1
7)、中間フォーマットに変換されたプリントデータを
プリンタへ転送する(ステップS18)。
【0020】一方、用紙の向きが90度あるいは270
度の場合には、プリンタドライバ103は、アプリケー
ション101の出力する描画データを、図5に示すよう
に、オペレーティングシステム102がバンド単位のプ
リミティブなオブジェクトデータとして出力するよう
に、プリンタの能力をオペレーティングシステム102
へ伝える(ステップS19)。このとき、バンド方向は
用紙出力方向に対して垂直な向きとなる。
【0021】ここで、バンド単位のプリミティブなオブ
ジェクトデータとして出力させるのは、次の理由によ
る。すなわち、出力用紙の向きが同じか180度回転し
ている場合と同様に、副走査方向のバンド単位のスキャ
ンラインデータとして出力させると、図6に示すよう
に、バンド単位のスキャンラインへ分割されてしまい、
コマンドが増加してしまうからである。
【0022】バンド方向と同じ方向のデータ配列を持つ
ファイル出力形式に変更され、オペレーティングシステ
ム102からプリミティブなオブジェクトデータを受け
取ると(ステップS20)、プリンタドライバ103
は、その受け取ったオブジェクトデータを内部で出力用
紙の走査方向におけるバンド単位のスキャンラインデー
タに再構成し、バンド単位の中間フォーマットデータを
作成する(ステップS21)。
【0023】そして、ステップS18へ移行し、バンド
単位の中間フォーマットに変換されたプリントデータを
逐次プリンタへ転送する。すると、図1の出力装置20
に相当するプリンタでは、ワークメモリ23を用いてプ
リントデータをラスタデータに変換し、その変換後のラ
スタデータをバンドバッファ25へ展開する処理が行わ
れる。
【0024】以上説明した一連の処理を要約すると、ア
プリケーション101で作成したイメージの向きに対し
て、出力用紙の向きが同じか180度であれば、ページ
を副走査方向のバンド単位のスキャンラインデータとし
てオペレーティングシステム102から出力させ、プリ
ンタドライバ103で中間フォーマットに変換してプリ
ンタへ転送する一方、出力用紙の向きが90度あるいは
270度の場合は、バンド単位のプリミティブなオブジ
ェクトデータとしてオペレーティングシステム102か
ら出力させ、プリンタドライバ103でバンド単位の中
間フォーマットに変換してプリンタへ逐次転送する処理
が行われる。
【0025】上述したように、本発明の第1実施形態に
係る画像処理方法では、画像処理装置(ホスト装置)1
0側で出力装置20の用紙出力方向にバンディング処理
を施された中間フォーマットのプリントデータの生成を
行うようにしたことにより、出力装置20側ではプリン
トデータの受信後に用紙出力方向に対応して描画データ
を回転させた後バンディングさせる必要がないため、出
力装置20側の負荷を軽減することができる。
【0026】また、出力装置20側にはバンドデータ記
憶用のワークメモリ23および出力用のバンドバッファ
25のみを備えられていれば良く、1ページ分のPD
L、中間フォーマット等のバッファ、出力バッファを必
要としないため、出力装置20の構成の簡略化が図れる
とともに、描画処理コストを低減できる。しかも、出力
装置20側では1ページ分の描画データの転送を待たず
にバンド単位で逐次処理を開始することができるため、
印刷スループットの向上も図れる。
【0027】なお、本実施形態の変形例として、用紙の
サイズや出力されるコマンドのサイズに応じて、コマン
ド作成、データ転送、描画処理のトータルの処理時間が
短くなるように、また、プリンタ(出力装置20)の負
荷とホスト(画像処理装置10)の負荷が一定になるよ
うに、オペレーティングシステム102に伝えるプリン
タの能力を変更する構成を採ることも可能である。
【0028】ところで、ユーザが印刷しようとしている
用紙サイズが充分大きい場合には、図7に示すように、
重なり合った複数のオブジェクトを中間フォーマットに
変換すると、データサイズが非常に大きくなってしま
う。これに対して、PDLなどの形で転送することで、
転送するデータサイズを小さくできるため、ネットワー
ク転送の負荷を軽減できるが、出力装置20側の負担が
大きくなってしまう。
【0029】上記の点に鑑みてなされたのが、本発明の
第2実施形態に係る画像処理方法である。以下に、本発
明の第2実施形態に係る画像処理方法について、その処
理手順を示す図8のフローチャートを用いて説明する。
【0030】なお、本実施形態に係る処理は、第1実施
形態の場合と同様に、図2に機能ブロックで示した画像
処理装置10におけるアプリケーション101、オペレ
ーティングシステム102およびプリンタドライバ10
3によって実行されるものとする。また、本実施形態に
おいても、出力装置20としてプリンタを用いる場合を
例に採って説明するものとする。
【0031】先ず、ユーザがアプリケーション101か
ら印刷指示を行うと(ステップS31)、これを受けて
オペレーティングシステム102は、プリンタドライバ
103に対してプリンタの描画性能を問い合わせるとと
もに、アプリケーション101からユーザが印刷しよう
としている用紙サイズに関する情報を取得する(ステッ
プS32)。なお、ユーザが印刷しようとしている用紙
サイズは、プリンタで出力される用紙サイズでもある。
【0032】プリンタドライバ103はさらに、予め格
納されている用紙サイズについての判定基準データを内
部メモリから取得し(ステップS33)、ユーザが印刷
しようとしている用紙サイズ、即ち出力用紙サイズが判
定基準データで与えられる規定サイズよりも大きいか、
小さいかの判定を行う(ステップS34)。そして、そ
の判定結果に応じてプリンタドライバ103は以下のよ
うな処理を行う。
【0033】先ず、出力用紙サイズが規定サイズよりも
大きい場合には、オペレーティングシステム102に伝
えるプリンタの能力を変更する(ステップS35)。す
なわち、アプリケーション101の出力する描画データ
を、オペレーティングシステム102がバンド単位のプ
リミティブなオブジェクトデータとして出力するよう
に、ファイル出力形式を変更する。これにより、オペレ
ーティングシステム102からはプリミティブなオブジ
ェクトデータが出力される。
【0034】このプリミティブなオブジェクトデータを
受け取ると(ステップS36)、プリンタドライバ10
3は、その受け取ったオブジェクトデータを内部で出力
用紙の走査方向におけるバンド単位のスキャンラインデ
ータに再構成し、バンド単位の中間フォーマットデータ
を作成する(ステップS37)。そして、バンド単位の
中間フォーマットに変換されたプリントデータを逐次プ
リンタへ転送する(ステップS38)。
【0035】一方、出力用紙サイズが規定サイズよりも
小さい場合には、オブジェクトをPDLなどの形に変換
した場合の転送データサイズと、中間フォーマットのデ
ータサイズの差はそれほど大きく異なることはない。そ
こで、アプリケーション101の出力する描画データ
を、オペレーティングシステム102が副走査方向のバ
ンド単位のスキャンラインデータとして出力するよう
に、プリンタの能力をオペレーティングシステム102
へ伝える(ステップS39)。
【0036】これにより、オペレーティングシステム1
02からはプリミティブなオブジェクトデータが出力さ
れる。このプリミティブなオブジェクトデータを受け取
ると(ステップS40)、プリンタドライバ103は、
プリミティブなオブジェクトデータから中間フォーマッ
トデータを作成する(ステップS41)。そして、ステ
ップS38に移行し、中間フォーマットに変換されたプ
リントデータをプリンタへ転送する。
【0037】上述したように、本発明の第2実施形態に
係る画像処理方法では、出力用紙サイズが充分大きい場
合には、オペレーティングシステム102から出力され
るオブジェクトをプリミティブなオブジェクトに変更
し、さらに中間フォーマットに再構成して出力装置20
に転送することにより、出力装置20がデータを受信し
た後の負荷を軽減できる。
【0038】また、出力用紙サイズが充分小さい場合に
は、オペレーティングシステム102からスキャンライ
ンデータを出力させることで、プリンタドライバ103
において容易にデータサイズの小さな中間フォーマット
が作成できるため、ネットワーク転送の負荷を軽減する
ことが可能となる。さらに、出力装置20がデータを受
信した後の処理も軽減できる。
【0039】なお、本実施形態では、出力用紙サイズに
応じてファイルの出力形式を変更するとしたが、出力用
紙サイズに限らず、ファイル中に存在するオブジェクト
数に応じてファイルの出力形式を変更するようにするこ
とも可能である。すなわち、オブジェクト数が充分多い
場合には、オペレーティングシステム102から出力さ
れるオブジェクトをプリミティブなオブジェクトに変更
し、さらに中間フォーマットに再構成して出力装置20
に転送し、オブジェクト数が充分少ない場合には、オペ
レーティングシステム102からスキャンラインデータ
を出力させるようにすることで、同様の作用効果を得る
ことができる。
【0040】また、本実施形態の変形例として、用紙の
サイズや出力されるコマンドのサイズに応じて、コマン
ド作成、データ転送、描画処理のトータルの処理時間が
短くなるように、また、プリンタ(出力装置20)の負
荷とホスト(画像処理装置10)の負荷が一定になるよ
うに、オペレーティングシステム102に伝えるプリン
タの能力を変更するようにすることも可能である。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
アプリケーションで作成するファイルをバンディング処
理して出力装置に送る画像処理装置において、出力装置
の用紙出力方向にバンディング処理を施された中間フォ
ーマットのプリントデータの生成を行うことにより、出
力装置側ではプリントデータの受信後に用紙出力方向に
対応して描画データを回転させた後バンディングさせる
必要がないため、出力装置側の負荷を軽減できることに
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が適用される情報処理システムの構成
例を示すブロック図である。
【図2】 画像処理装置および出力装置の機能構成例を
示すブロック図である。
【図3】 本発明の第1実施形態に係る画像処理方法の
処理手順を示すフローチャートである。
【図4】 出力装置の用紙の向きに対して、アプリケー
ションが出力する用紙の向きが同じか180度となる場
合のスキャンラインデータの生成例を示す図である。
【図5】 出力装置の用紙の向きに対して、アプリケー
ションが出力する用紙の向きが90度または270度と
なる場合のスキャンラインデータの生成例を示す図であ
る。
【図6】 出力装置の用紙の向きに対して、アプリケー
ションが出力する用紙の向きが90度または270度と
なる場合に、バンド単位のスキャンラインへ分割されて
しまう例を示す図である。
【図7】 1ページ中に重なり合った複数のオブジェク
トが存在する例を示す図である。
【図8】 本発明の第2実施形態に係る画像処理方法の
処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10…画像処理装置、20…出力装置、101…アプリ
ケーション、102…オペレーティングシステム、10
3…プリンタドライバ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アプリケーションで作成するファイルを
    バンディング処理して出力装置に送る画像処理装置であ
    って、 前記出力装置の用紙出力方向および前記アプリケーショ
    ンでのファイル作成方向に関する情報を取得する取得手
    段と、 前記バンディング処理のバンド方向を切り替える切替手
    段と、 前記切替手段と協働して前記ファイルの出力形式を変更
    する変更手段と、 前記取得手段によって取得された前記用紙出力方向およ
    び前記ファイル作成方向の一致/不一致を比較し、その
    比較結果に応じて前記切替手段および前記変更手段を制
    御する制御手段とを備えることを特徴とする画像処理装
    置。
  2. 【請求項2】 前記切替手段は、前記用紙出力方向に対
    して垂直となる向きにバンド方向を切り替えることを特
    徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記変更手段は、前記切替手段による切
    替後のバンド方向と同じ方向のデータ配列を持つファイ
    ル出力形式に変更することを特徴とする請求項1記載の
    画像処理装置。
  4. 【請求項4】 アプリケーションで作成するファイルを
    バンディング処理して出力装置に送る画像処理装置であ
    って、 前記出力装置が出力する用紙サイズまたは前記ファイル
    中に存在するオブジェクト数に関する情報を取得する取
    得手段と、 前記ファイルの出力形式を変更する変更手段と、 前記取得手段によって取得された前記用紙サイズまたは
    前記オブジェクト数に応じて前記変更手段を制御する制
    御手段とを備えることを特徴とする画像処理装置。
  5. 【請求項5】 アプリケーションで作成するファイルを
    バンディング処理して出力装置に送る際の画像処理方法
    であって、 前記出力装置の用紙出力方向および前記アプリケーショ
    ンでのファイル作成方向に関する情報を取得し、 その取得した前記用紙出力方向および前記ファイル作成
    方向の一致/不一致を比較し、 その比較結果に応じて前記バンディング処理のバンド方
    向を切り替えるとともに、前記ファイルの出力形式を変
    更することを特徴とする画像処理方法。
  6. 【請求項6】 前記バンド方向の切り替え処理では、前
    記用紙出力方向に対して垂直となる向きにバンド方向を
    切り替えることを特徴とする請求項5記載の画像処理方
    法。
  7. 【請求項7】 前記ファイルの出力形式の変更処理で
    は、切替後のバンド方向と同じ方向のデータ配列を持つ
    ファイル出力形式に変更することを特徴とする請求項5
    記載の画像処理方法。
  8. 【請求項8】 アプリケーションで作成するファイルを
    バンディング処理して出力装置に送る際の画像処理方法
    であって、 前記出力装置が出力する用紙サイズまたは前記ファイル
    中に存在するオブジェクト数に関する情報を取得し、 その取得した前記用紙サイズまたは前記オブジェクト数
    に応じて前記ファイルの出力形式を変更することを特徴
    とする画像処理方法。
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