JPH10137993A - 感応式プレス起動装置の安全装置 - Google Patents

感応式プレス起動装置の安全装置

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JPH10137993A
JPH10137993A JP31422096A JP31422096A JPH10137993A JP H10137993 A JPH10137993 A JP H10137993A JP 31422096 A JP31422096 A JP 31422096A JP 31422096 A JP31422096 A JP 31422096A JP H10137993 A JPH10137993 A JP H10137993A
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岩重 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業者の意図と異なる自動起動による作業者
の疲労度を軽減する。 【解決手段】 光線式安全装置7の光線の遮光と、その
後の回復を検出し、プレス機械1を自動起動させる感応
式プレス起動装置の安全装置において、前記光線の遮光
及び回復の検出信号に基づいて遮光・回復のブレークの
回数をカウントし、このブレーク回数データ、遮光及び
回復検出信号を出力するブレーク回数カウント手段21
と、選択されたブレークモードに対応するモード信号を
出力するブレークモード選択手段22と、前記ブレーク
回数データ、遮光及び回復検出信号、及び、前記モード
信号に基づいて、現在の遮光が起動直前か否かを判断
し、起動直前の遮光のときに変更指令を出力する判別手
段23と、この変更指令に基づいてダイルーム照明灯1
6の光量を変更する光量変更手段25とを備える。ま
た、ダイルーム照明灯36の照明色を変更してもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光線式安全装置を
用いたプレス機械の自動起動装置に関し、特には作業者
の意図しない自動起動に対する安全装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プレス機械の動作中にスライド動
作領域内に作業者の身体の一部(例えば、手等)が侵入
したときの事故を防止するために、外部からのスライド
動作領域への入口に光線式安全装置を設置している。そ
して、特定のプレス機械においては、この光線式安全装
置を自動起動装置のために使用しているものがある。す
なわち、光線式安全装置によって検出した遮光検知信号
によってプレス機械を自動起動させるものであり、通
常、これを感応式プレス起動装置(以後、PSDIと言
う)と呼んでいる。図6はこのような光線式安全装置を
備えたプレス機械の一例を表す斜視図であり、以下に図
6に基づいて上記PSDIを説明する。
【0003】プレス機械1の下部にはボルスタ2が設け
られており、ボルスタ2の上面に下金型3が配設されて
いる。また、プレス機械1の上部で、かつ、ボルスタ2
に対向する位置には上下動自在にスライド4が設けら
れ、このスライド4の下面には下金型3と対向するよう
に上金型5が配設されている。そして、スライド4が上
下動する作業領域6を危険領域としており、作業者が作
業する作業面(通常は、プレス機械1の前面)を除いた
他の面(側面等)では外部からの侵入物ができないよう
にその作業領域6の周囲がガード等によって囲まれてい
る。作業面の入口左右には光線式安全装置7が配設され
ており、この光線式安全装置7は互いに対向する投光器
7aと受光器7bとからなっている。
【0004】通常の投光器7aには発光素子(例えば、
発光ダイオード等)が上下方向に所定間隔Aで配設され
ており、また、受光器7bには受光素子(例えば、フォ
トダイオード等)が上下方向に上記と同じ所定間隔Aで
配設されている。そして、図7に示すように、投光器7
aから発光された光線が受光器7bに受光された状態
で、上記作業面の入口に光線のカーテンを形成してお
り、この光線カーテンを外部からの侵入物(作業者の手
等)が遮光することによって危険領域への侵入を検知し
ている。図示しない制御器は光線式安全装置7のこの検
知信号を入力したとき、スライド4が動作中であれば、
スライド4を非常停止させて事故を防止している。
【0005】一方、上記のような光線式安全装置7を使
用するPSDIにおいては、手等を上記光線カーテンに
挿入して一旦遮光した後この遮光を回復した状態(以
後、ブレークと言う)を検知し、このブレークの回数に
基づいて起動信号を生成してプレス機械1を自動起動さ
せるようにしている。通常、1回のブレークで自動起動
する「1ブレークモード」と、2回のブレークで自動起
動する「2ブレークモード」が例えばキー付き切り換え
スイッチ等によって選択可能となっている。この1ブレ
ークモードは例えば作業者が手で素材を持って金型に設
置した後にこの手をプレス機械1の外部に引っ込めた場
合等に相当し、また、2ブレークモードは例えば、プレ
ス加工されたワークを一方の手で取って外部に取り出し
た後、他方の手で次の素材を持って金型に設置してこの
手を外部に引っ込めた場合等に相当する。そして、PS
DIは、この選択されたブレークモードに基づいてブレ
ーク回数を比較し、この回数が設定モードのブレーク回
数と一致したときプレス機械1を自動起動する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
PSDIにおいては、2ブレークモードのときに、作業
者が作業に熱中するあまり無意識の内に自分の身体の一
部(例えば頭部や肘等)やワーク等で光線を遮光してし
まうことがあり、PSDIはこのブレークを1回目と判
断する。この場合に、作業者が1回目のブレークと思っ
て手を挿入して戻したとき、PSDIはこのブレークを
2回目と判断してスライド4を自動起動させてしまう。
このとき、作業者は次に2回目のブレークを行うつもり
で手を作業領域6内に挿入しようとする。このため、作
業者は、自分の意図したことと異なった作動をプレス機
械1が急に行うことに対して精神的な驚きやストレスを
感ずることになり、作業者の疲労度が大きくなるという
問題がある。
【0007】また、作業者が仕事に熱中し過ぎて、ある
いは、うっかり勘違いや思い込み等をして、現在のモー
ドが1ブレークモードであるにもかかわらず2ブレーク
モードのつもりで作業する事態も発生する。この場合に
も、作業者が次に2回目のブレークを行うつもりで手を
作業領域6内に挿入しようとしたとき、プレス機械1が
急に作動することになり、作業者の感じるストレスが大
きい。よって、同様にして、作業者の疲労度が大きくな
るという問題がある。
【0008】本発明は、上記の問題点に着目してなされ
たものであり、作業者の意図と異なるプレス機械の自動
起動による作業者の疲労度を軽減できる感応式プレス起
動装置の安全装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】上記の目
的を達成するために、請求項1に記載の発明は、スライ
ド4の作業領域6へ作業者の手及び/又は素材が侵入す
る作業面の入口に設けられた光線式安全装置7の光線の
遮光と、その後の回復を検出し、プレス機械1を自動起
動させる感応式プレス起動装置の安全装置において、前
記光線式安全装置7の光線の遮光及び回復の検出信号を
入力し、この検出信号に基づいて遮光・回復のブレーク
の回数をカウントし、このブレーク回数データ、遮光及
び回復検出信号を出力するブレーク回数カウント手段2
1と、ブレークの回数による複数のブレークモードの内
のいずれかひとつを選択し、この選択されたブレークモ
ードに対応するモード信号を出力するブレークモード選
択手段22と、前記ブレーク回数カウント手段21から
入力した前記ブレーク回数データ、遮光及び回復検出信
号、及び、前記ブレークモード選択手段22から入力し
た前記モード信号に基づいて、現在の遮光信号が起動直
前の遮光信号か否かを判断し、起動直前の遮光信号のと
きに変更指令を出力する判別手段23と、この判別手段
23の変更指令を入力し、ダイルーム照明灯16の光量
を変更する光量変更手段25とを備えた構成としてい
る。
【0010】請求項1に記載の発明によると、光線式安
全装置の光線が遮光及び回復された回数(いわゆる、ブ
レーク回数)をカウントし、これらのブレーク回数デー
タ、遮光及び回復信号と、ブレークモード選択手段によ
って選択されたモード信号との比較に基づいて、現在の
遮光が起動直前の遮光か否かが判断される。そして、起
動直前の遮光になったときは、この次の回復操作によっ
てプレス機械が自動起動されることを作業者に知らしめ
て注意を喚起するために、ダイルーム照明灯の光量を変
更する。これによって、もし、作業者が意図せずに例え
ば頭部や肘、又は素材等によって光線式安全装置の光線
を遮光していた場合や、作業中に選択されているブレー
クモードをうっかり忘れてしまった場合等に、作業者の
有意志以外で突然プレス機械が自動起動されるようなケ
ースでも、作業者の精神的な驚きやストレスが無くな
る。この結果、作業者の疲労度を軽減でき、作業性を向
上できる。
【0011】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の感応式プレス起動装置の安全装置において、前
記光量変更手段25は減光して光量を変更している。
【0012】請求項2に記載の発明によると、自動起動
の直前に、光量変更として減光しているので、作業者は
プレス機械が自動起動することを認識できる。この結
果、作業者の有意志以外で突然プレス機械が自動起動さ
れるようなケースでも、作業者の精神的な驚きやストレ
スが無くなる。この結果、作業者の疲労度を軽減でき、
作業性を向上できる。
【0013】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
に記載の感応式プレス起動装置の安全装置において、前
記光量変更手段25は点滅して光量を変更している。
【0014】請求項3に記載の発明によると、自動起動
の直前に、光量変更として点滅しているので、作業者は
プレス機械が自動起動することを認識できる。この結
果、作業者の有意志以外で突然プレス機械が自動起動さ
れるようなケースでも、作業者の精神的な驚きやストレ
スが無くなる。この結果、作業者の疲労度を軽減でき、
作業性を向上できる。
【0015】さらに、請求項4に記載の発明は、請求項
1に記載の感応式プレス起動装置の安全装置において、
前記光量変更手段25は増光して光量を変更している。
【0016】請求項4に記載の発明によると、自動起動
の直前に、光量変更として増光しているので、作業者は
プレス機械が自動起動することを認識できる。この結
果、作業者の有意志以外で突然プレス機械が自動起動さ
れるようなケースでも、作業者の精神的な驚きやストレ
スが無くなる。この結果、作業者の疲労度を軽減でき、
作業性を向上できる。
【0017】また、請求項5に記載の発明は、請求項1
に記載の感応式プレス起動装置の安全装置において、前
記スライド4が所定のプレス工程で、かつ、予め設定さ
れた所定位置に来たとき、あるいは、前記ダイルーム照
明灯16の光量が変更された後所定時間経過したときの
いずれか一方のときに、前記ダイルーム照明灯16の光
量を元に戻す光量変更解除手段29を付設した構成とし
ている。
【0018】請求項5に記載の発明によると、スライド
が作動した後所定のプレス工程で、かつ、所定位置に来
たとき、あるいは、ダイルーム照明灯の光量が変更され
た後所定時間経過したときのいずれか一方のときには、
ダイルーム照明灯の光量を元に戻すようにしている。こ
れによって、ダイルーム照明灯の光量が通常時と等しく
なるので、作業を安全に継続できると共に、次回の自動
起動時の光量変更に対応することができる。したがっ
て、作業者の疲労度を軽減でき、作業性を向上できる。
【0019】また、請求項6に記載の発明は、スライド
4の作業領域6へ作業者の手及び/又は素材が侵入する
作業面の入口に設けられた光線式安全装置7の光線の遮
光と、その後の回復を検出し、プレス機械1を自動起動
させる感応式プレス起動装置の安全装置において、前記
光線式安全装置7の光線の遮光及び回復の検出信号を入
力し、この検出信号に基づいて遮光・回復のブレークの
回数をカウントし、このブレーク回数データ、遮光及び
回復検出信号を出力するブレーク回数カウント手段21
と、ブレークの回数による複数のブレークモードの内の
いずれかひとつを選択し、この選択されたブレークモー
ドに対応するモード信号を出力するブレークモード選択
手段22と、前記ブレーク回数カウント手段21から入
力した前記ブレーク回数データ、遮光及び回復検出信
号、及び、前記ブレークモード選択手段22から入力し
た前記モード信号に基づいて、現在の遮光信号が起動直
前の遮光信号か否かを判断し、起動直前の遮光信号のと
きに変更指令を出力する判別手段23と、この判別手段
23の変更指令を入力し、ダイルーム照明灯36の照明
色を変更する色変更手段34とを備えた構成としてい
る。
【0020】請求項6に記載の発明によると、光線式安
全装置の光線のブレーク回数をカウントし、これらのブ
レーク回数データ、遮光及び回復信号と、ブレークモー
ド選択手段からのモード信号との比較に基づいて判断
し、起動直前の遮光になったときは、ダイルーム照明灯
の照明色を変更して作業者の注意を喚起する。これによ
って、作業者の有意志以外で突然プレス機械が自動起動
されるようなケースでも、作業者の精神的な驚きやスト
レスが無くなる。この結果、作業者の疲労度を軽減で
き、作業性を向上できる。
【0021】請求項7に記載の発明は、請求項6に記載
の感応式プレス起動装置の安全装置において、前記スラ
イド4が所定のプレス工程で、かつ、予め設定された所
定位置に来たとき、あるいは、前記ダイルーム照明灯3
6の照明色が変更された後所定時間経過したときのいず
れか一方のときに、前記ダイルーム照明灯36の照明色
を元に戻す色変更解除手段39を付設した構成としてい
る。
【0022】請求項7に記載の発明によると、スライド
が作動した後所定のプレス工程で、かつ、所定位置に来
たとき、あるいは、ダイルーム照明灯の照明色が変更さ
れた後所定時間経過したときのいずれか一方のときに
は、ダイルーム照明灯の照明色を元に戻すようにしてい
る。これによって、ダイルーム照明灯の照明色が通常時
と等しくなるので、作業を安全に継続できると共に、次
回の自動起動時の色変更に対応することができる。した
がって、作業者の疲労度を軽減でき、作業性を向上でき
る。
【0023】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して実施形態
を詳細に説明する。なお、プレス機械1の構成は前述の
図6と同様とし、以下の説明では省く。まず、図1〜図
3に基づいて第1実施形態を説明する。図1は、第1実
施形態に係わるPSDIの安全装置のハード構成図を示
している。光線式安全装置7は、投光器7aと受光器7
b間の光線が作業者の手等で遮光されたとき、遮光検知
信号を制御器11に出力する。また、ブレークモード切
り換えスイッチ12によって、「1ブレークモード」や
「2ブレークモード」等のように自動起動信号と判断す
るためのブレークモードが選択され、このモード信号は
制御器11に入力される。
【0024】さらに、スライド4が作動しているときの
スライド4の位置を検出するために、スライド位置検出
手段8を備えている。スライド位置検出手段8は、上記
検出したスライド4の位置信号を制御器11に出力す
る。ここで、プレス機械1がクランク軸回転による機械
式プレスである場合には、上記スライド位置検出手段8
を例えばロータリカム装置やエンコーダ等で構成し、ク
ランク軸回転角度を検出してもよい。例えばロータリカ
ム装置の場合、ロータリカムの出力信号のオン範囲をク
ランク軸回転角度の所定範囲に設定することにより、ス
ライド4の位置を検出可能である。また、プレス機械1
が直動型のスライド4を備えた液圧プレス等の場合に、
上記スライド位置検出手段8は例えば、エンコーダによ
るスライド4の鉛直方向の位置と、スライド4の下降工
程又は上昇工程かのプレス工程と、スライド4の上限位
置及び下限位置での経過時間とに基づいて、スライド4
の位置を検出することもできる。
【0025】プレス起動回路14はプレス機械1のスラ
イド4の作動及び停止を制御する回路であり、制御器1
1からの作動指令及び停止指令に基づいて、スライド4
の駆動装置を制御する。なお、このスライド4の駆動装
置は、機械式プレスのクランク回転軸の駆動モータであ
っても、また、直動型スライドの液圧シリンダや直動型
モータ等であってもよい。
【0026】光量変更回路15は前記作業領域6を照明
するダイルーム照明灯16の光量を制御しており、制御
器11からの光量変更指令を入力したときに、例えば減
光、増光や点滅等を行う。また、駆動回路17は制御器
11から入力した警報指令又は表示指令に基づいて、警
報器18又は表示器19に警報出力する。警報器18は
例えばブザーやベル等で構成され、表示器19は例えば
パトライトやランプやキャラクタ表示器等で構成されて
もよい。
【0027】制御器11は例えばマイクロコンピュータ
等で構成されており、上記光線式安全装置7とブレーク
モード切り換えスイッチ12とスライド位置検出手段8
との入力インターフェース回路、及びプレス起動回路1
4と光量変更回路15と駆動回路17との出力インター
フェース回路を内部に有している。制御器11は、以下
に詳細に説明するように、光線式安全装置7の光線の遮
光及び回復信号、ブレークモード切り換えスイッチ12
の前記モード信号、及びスライド位置検出手段8のスラ
イド位置信号を入力して所定の処理及び判断を行い、ダ
イルーム照明灯16の光量、警報器18や表示器19へ
の出力、及びプレス機械1の起動等の各制御を行ってい
る。
【0028】次に、図2に基づいて、本発明に係わるP
SDIの安全装置の機能構成ブロック図を説明する。光
線式安全装置7は前述したように安全装置の遮光及び回
復を検出し、この検出信号をブレーク回数カウント手段
21に出力する。このブレーク回数カウント手段21
は、上記遮光及び回復の各検出信号に基づいてブレーク
回数をカウントし、このブレーク回数データを判別手段
23に出力する。また、ブレークモード選択手段22は
自動起動に係わるブレークモード、すなわち、ブレーク
回数を設定し、この設定回数を上記判別手段23に出力
する。
【0029】判別手段23は、ブレーク回数カウント手
段21から入力した前記ブレーク回数データとブレーク
モード選択手段22から入力した前記設定回数とを比較
し、ブレーク回数が設定回数以上になったときに、作業
者が起動意志有りと判定する。そして、判別手段23
は、光量変更手段25へ変更指令を出力し、また、警報
・表示手段27へ警告指令を出力する。上記変更指令に
基づいて、光量変更手段25はダイルーム照明灯16を
減光、増光又は点滅させる。また、警報・表示手段27
は、上記警告指令に基づいて、警報器18によって警報
したり、又は、表示器19によって警告表示を行う。次
に、判別手段23はプレス起動手段24にプレス起動指
令を出力し、プレス起動手段24はこの指令に基づいて
プレス起動回路14によりスライド4を作動させる。そ
して、1ストローク作動した後は、スライド4の作動を
停止させる。
【0030】また、解除位置検出手段28は、スライド
位置検出手段8によって検出されたスライド4の位置信
号を光量変更解除手段29に出力する。そして、この光
量変更解除手段29は、入力した前記位置信号に基づい
て、スライド4が所定のプレス工程で、かつ、予め設定
された所定位置に来たか否かを判断し、スライド4が所
定位置に来たと判断したとき、光量変更手段25に解除
指令を出力してダイルーム照明灯16の光量を元に戻し
ている。なお、光量変更解除手段29は、ダイルーム照
明灯16の光量が変更された後所定時間経過したときに
光量を元に戻してもよい。
【0031】次に、図3に基づいて本発明に係わるPS
DIの安全装置の制御フローチャートの例を説明する。
なお、以下のフローチャートでは、各処理番号をSを付
して表す。まず、S1で、判別手段23はブレークモー
ド選択手段22からブレークモード(設定回数)を入力
する。そして、S2で、ブレーク回数カウント手段21
は光線式安全装置7からの遮光及び回復検出信号に基づ
いてブレーク回数をカウントし、このブレーク回数デー
タを判別手段23に出力する。次に、S3で、判別手段
23は前記ブレークモードと、入力したブレーク回数
と、遮光及び回復検出信号とを比較し、今回の遮光が起
動直前の遮光か否か、すなわち、2ブレークモードの場
合は2回目の遮光か、あるいは、1ブレークモードの場
合は1回目の遮光かを判断する。そして、起動直前の遮
光でないときは、S2に戻って以上の処理を繰り返す。
【0032】また、S3で起動直前の遮光のときは、S
4で光量変更手段25はダイルーム照明灯16の光量を
変更して減光、増光又は点滅させ、作業者に自動起動す
ることを知らしめて注意を喚起する。さらに、S5で、
警報・表示手段27は警報器18及び/又は表示器19
によって警告を行う。なお、判別手段23は設定回数に
達したら、前記ブレーク回数カウント手段21のカウン
トしたブレーク回数をリセットする。つぎに、判別手段
23は、上記自動起動直前の遮光の後の回復信号が入力
されたとき、プレス起動手段24に起動指令を出力す
る。これによって、プレス起動手段24はスライド4を
作動してプレス機械1を1ショットだけ起動させる。ま
た、この間にスライド4が所定位置になったら、光量変
更解除手段29は解除指令を出力し、ダイルーム照明灯
16の光量を元に戻す。この後、S1に戻って、以上の
処理を繰り返す。
【0033】以上説明したように、ブレーク回数がブレ
ークモードで設定された回数に達して自動起動可能とな
ったときは、ダイルーム照明灯16を減光、増光又は点
滅させたり、又は、警報器18及び/又は表示器19に
よって警告し、作業者に自動起動することを知らしめて
注意を喚起する。これによって、作業者が意図してない
時に自動起動して作業者へストレスを与えることを防止
できる。この結果、作業者の無意識なブレーク等に起因
してプレス機械1が自動起動しても、作業者の疲労度を
軽減することができ、安全で作業性の良い作業が可能と
なる。
【0034】次に、図4及び図5に基づいて第2実施形
態を説明する。本実施形態は、ダイルーム照明灯の光量
変更を行う代わりに色変更を行って、注意を喚起する方
法を示している。図4は本実施形態に係わるハード構成
図を示しており、図1と同一の構成には同じ符号を付し
てここでの説明を省く。本実施形態においては、2種類
の異なる照明色を出せるダイルーム照明灯36を設けて
いる。このダイルーム照明灯36は、例えば2種類の異
なる照明灯36a、36bから構成されており、一方の
ダイルーム照明灯36aは通常時に点灯させる白色灯と
し、ダイルーム照明灯36bは自動起動直前に点灯させ
る赤色灯とすることができる。また、色変更回路35
は、制御器11から入力した変更指令に基づいて、上記
ダイルーム照明灯36の照明色をいずれか一方から他方
に切り換える。
【0035】図5は本実施形態に係わる機能構成ブロッ
ク図を示しており、図2と同一の構成には同じ符号を付
してここでの説明を省く。判別手段23は、ブレーク回
数カウント手段21から入力したブレーク回数データが
ブレークモード選択手段22からの設定回数以上になっ
たときに、作業者が起動意志有りと判定し、色変更手段
34へ変更指令を出力し、また、警報・表示手段27へ
警告指令を出力する。上記変更指令に基づいて、色変更
手段34はダイルーム照明灯36の照明色を例えば白色
から赤色に切り換える。また、色変更解除手段39は、
解除位置検出手段28から入力したスライド4の位置信
号に基づいて、スライド4が所定のプレス工程で、か
つ、予め設定された所定位置に来たか否かを判断し、ス
ライド4が所定位置に来たと判断したとき、色変更手段
34に解除指令を出力してダイルーム照明灯36の照明
色を元の白色灯に戻している。なお、光量変更解除手段
39は、ダイルーム照明灯36の照明色が変更された後
所定時間経過したときに、照明色を元に戻してもよい。
【0036】このような構成による制御フローチャート
は、前述の図3で示したフローチャートと略同様とな
る。ここで、図3のS4において、色変更手段34はダ
イルーム照明灯36の照明色を白色から赤色等に切り換
えることによって色変更する。この結果、自動起動直前
の遮光であることを作業者が認識できるので、作業者が
意図してない時に自動起動して作業者へストレスを与え
ることを防止できる。したがって、作業者のストレス及
び疲労度を軽減することができ、安全で作業性の良い作
業が可能となる。
【0037】なお、本実施形態では、異なる照明色を有
する2種類の照明灯を切り換えてダイルーム照明灯36
の照明色を変更しているが、これに限定されずに、例え
ば、ダイルーム照明灯36の前方に照明色変更のための
色付き光透過シート等を挿入自在に設けてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係わるPSDIの安全
装置のハード構成図を示す。
【図2】本発明の第1実施形態に係わるPSDIの安全
装置の機能構成ブロック図を示す。
【図3】本発明の第1実施形態に係わるPSDIの安全
装置の制御フローチャート例を示す。
【図4】本発明の第2実施形態に係わるハード構成図を
示す。
【図5】本発明の第2実施形態に係わる機能構成ブロッ
ク図を示す。
【図6】本発明に係わる光線式安全装置を備えたプレス
機械例を表す斜視図を示す。
【図7】本発明に係わる光線式安全装置の光線カーテン
の説明図を示す。
【符号の説明】
1…プレス機械、2…ボルスタ、3…下金型、4…スラ
イド、5…上金型、6…作業領域、7…光線式安全装
置、7a…投光器、7b…受光器、8…スライド位置検
出手段、11…制御器、12…ブレークモード切り換え
スイッチ、14…プレス起動回路、15…光量変更回
路、16…ダイルーム照明灯、17…駆動回路、18…
警報器、19…表示器、21…ブレーク回数カウント手
段、22…ブレークモード選択手段、23…判別手段、
24…プレス起動手段、25…光量変更手段、27…警
報・表示手段、28…解除位置検出手段、29…光量変
更解除手段、34…色変更手段、35…色変更回路、3
6…ダイルーム照明灯、39…色変更解除手段。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スライド(4) の作業領域(6) へ作業者の
    手及び/又は素材が侵入する作業面の入口に設けられた
    光線式安全装置(7) の光線の遮光と、その後の回復を検
    出し、プレス機械(1) を自動起動させる感応式プレス起
    動装置の安全装置において、 前記光線式安全装置(7) の光線の遮光及び回復の検出信
    号を入力し、この検出信号に基づいて遮光・回復のブレ
    ークの回数をカウントし、このブレーク回数データ、遮
    光及び回復検出信号を出力するブレーク回数カウント手
    段(21)と、 ブレークの回数による複数のブレークモードの内のいず
    れかひとつを選択し、この選択されたブレークモードに
    対応するモード信号を出力するブレークモード選択手段
    (22)と、 前記ブレーク回数カウント手段(21)から入力した前記ブ
    レーク回数データ、遮光及び回復検出信号、及び、前記
    ブレークモード選択手段(22)から入力した前記モード信
    号に基づいて、現在の遮光信号が起動直前の遮光信号か
    否かを判断し、起動直前の遮光信号のときに変更指令を
    出力する判別手段(23)と、 この判別手段(23)の変更指令を入力し、ダイルーム照明
    灯(16)の光量を変更する光量変更手段(25)とを備えたこ
    とを特徴とする感応式プレス起動装置の安全装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の感応式プレス起動装置
    の安全装置において、前記光量変更手段(25)は減光して
    光量を変更することを特徴とする感応式プレス起動装置
    の安全装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の感応式プレス起動装置
    の安全装置において、前記光量変更手段(25)は点滅して
    光量を変更することを特徴とする感応式プレス起動装置
    の安全装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の感応式プレス起動装置
    の安全装置において、前記光量変更手段(25)は増光して
    光量を変更することを特徴とする感応式プレス起動装置
    の安全装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の感応式プレス起動装置
    の安全装置において、前記スライド(4) が所定のプレス
    工程で、かつ、予め設定された所定位置に来たとき、あ
    るいは、前記ダイルーム照明灯(16)の光量が変更された
    後所定時間経過したときのいずれか一方のときに、前記
    ダイルーム照明灯(16)の光量を元に戻す光量変更解除手
    段(29)を付設したことを特徴とする感応式プレス起動装
    置の安全装置。
  6. 【請求項6】 スライド(4) の作業領域(6) へ作業者の
    手及び/又は素材が侵入する作業面の入口に設けられた
    光線式安全装置(7) の光線の遮光と、その後の回復を検
    出し、プレス機械(1) を自動起動させる感応式プレス起
    動装置の安全装置において、 前記光線式安全装置(7) の光線の遮光及び回復の検出信
    号を入力し、この検出信号に基づいて遮光・回復のブレ
    ークの回数をカウントし、このブレーク回数データ、遮
    光及び回復検出信号を出力するブレーク回数カウント手
    段(21)と、 ブレークの回数による複数のブレークモードの内のいず
    れかひとつを選択し、この選択されたブレークモードに
    対応するモード信号を出力するブレークモード選択手段
    (22)と、 前記ブレーク回数カウント手段(21)から入力した前記ブ
    レーク回数データ、遮光及び回復検出信号、及び、前記
    ブレークモード選択手段(22)から入力した前記モード信
    号に基づいて、現在の遮光信号が起動直前の遮光信号か
    否かを判断し、起動直前の遮光信号のときに変更指令を
    出力する判別手段(23)と、 この判別手段(23)の変更指令を入力し、ダイルーム照明
    灯(36)の照明色を変更する色変更手段(34)とを備えたこ
    とを特徴とする感応式プレス起動装置の安全装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の感応式プレス起動装置
    の安全装置において、前記スライド(4) が所定のプレス
    工程で、かつ、予め設定された所定位置に来たとき、あ
    るいは、前記ダイルーム照明灯(36)の照明色が変更され
    た後所定時間経過したときのいずれか一方のときに、前
    記ダイルーム照明灯(36)の照明色を元に戻す色変更解除
    手段(39)を付設したことを特徴とする感応式プレス起動
    装置の安全装置。
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