JPH10137830A - 圧延制御装置 - Google Patents

圧延制御装置

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JPH10137830A
JPH10137830A JP8312732A JP31273296A JPH10137830A JP H10137830 A JPH10137830 A JP H10137830A JP 8312732 A JP8312732 A JP 8312732A JP 31273296 A JP31273296 A JP 31273296A JP H10137830 A JPH10137830 A JP H10137830A
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shape
rolling
plate
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pass
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Application number
JP8312732A
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English (en)
Inventor
Yasushi Maeda
恭志 前田
Shigeo Hattori
重夫 服部
Katsuhiro Miyamoto
勝広 宮本
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Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 板クラウン率を変化させる性質を有した薄板
の圧延板5においても、圧延形状および板クラウン率を
高精度に制御する。 【解決手段】 冷間圧延機7の出側における圧延板5の
板幅方向全体の圧延形状を検出するセンサーロール10
と、各圧延板5毎に設定されたパススケジュールを基に
して求められた圧延板5の各パス毎の幅広がりによる補
正係数および圧下率と、前回パスまでに得られた熱間圧
延における板クラウン率と最終パス後の目標板クラウン
率とを基にして各パスの目標形状を求める目標形状設定
計算機13と、目標形状設定計算機13で求められた目
標形状をセンサーロール10で検出された圧延形状に一
致させるように冷間圧延機7を制御する自動形状制御計
算機12とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧延形状が目標形
状となるように圧延機を制御しながら圧延することによ
り最終パス後に目標板クラウン率とする圧延制御装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常、圧延板は、圧延機により複数パス
にわたって圧延されるようになっており、最終パス後に
おける圧延形状(板幅方向における平坦度)および板ク
ラウン率(板幅方向の板厚分布)が製品規格よりも悪い
と、後工程において各種の不良原因となるため、各パス
毎に圧延形状および板クラウン率を求めて制御できるこ
とが望まれている。
【0003】従来、圧延形状および板クラウン率を求め
て制御する方法としては、圧延機の出口側に放射線式の
厚み計を設置し、厚み計を板幅方向に往復移動(走査)
させて板幅方向の板厚を測定することにより板クラウン
率を求めた後、この板クラウン率を基にして圧延形状を
予測する。そして、圧延形状が形状許容範囲内にあるか
否かを判定し、形状許容範囲外であれば、目標板クラウ
ン率を変更し、この目標板クラウン率となるように圧延
調整機構を制御することによって、最終パス後の圧延形
状および板クラウン率を製品規格内に収める方法が提案
されている(特開平6−71319号公報や特開平7−
223012号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のように、厚み計で測定された板厚を基に板クラウン
率および圧延形状を求めて制御する方法では、圧延板の
板厚が薄くなるのに従って厚み計の測定精度が低下する
ため、板厚の小さな圧延板に対して適用することが困難
であるという問題がある。特に、薄板を圧延対象とする
冷間圧延においては、厚み計の測定精度が極めて低下す
るため、厚み計を用いて制御する上記従来の方法を実用
化することができないものとなっている。
【0005】そこで、冷間圧延においては、一般に板ク
ラウン率が変化しないという前提に立って、圧延機の出
口側に複数のセンサーディスクを備えたセンサーロール
装置を設置し、各センサーディスク内に備えられた圧力
センサを用いて圧延板との当接により発生するラジアル
荷重を検出して圧延形状を求め、目標形状となるように
制御することによって、圧延形状を製品規格内に収める
対策が採られている。ところが、純アルミ等の軟質の材
料からなる圧延板の場合には、冷間圧延においても板ク
ラウン率が変化し易いという性質を有しているため、上
記の圧延形状のみの制御では板クラウン率を製品規格内
に収めることができない。
【0006】これにより、上記のような性質を有した圧
延板においては、コイル端部における抜き取り破壊検査
を行ったり、板幅方向の板厚差を考慮した大きめの板厚
として製品規格に対してオーバースペックの板クラウン
率で製造することが必要になっており、抜き取り検査に
よる工程数の増加およびオーバースペックによる材料コ
ストの増加を招来することになっている。
【0007】従って、本発明は、板クラウン率を変化さ
せる性質を有した薄板の圧延板においても、圧延形状お
よび板クラウン率を高精度に制御することができる圧延
制御装置を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、圧延形状が目標形状となるよう
に圧延機を制御しながら圧延板をパススケジュールに従
って圧延することによって、該圧延板の板クラウン率を
最終パス後に目標板クラウン率とする圧延制御装置であ
って、圧延機出側における前記圧延板の板幅方向全体の
圧延形状を検出する形状検出手段と、前記パススケジュ
ールを基にして求められた前記圧延板の各パス毎の幅広
がりによる補正係数および圧下率と、前回パスまでに得
られた板クラウン率と、前記目標板クラウン率とを基に
して目標形状を求める目標形状算出手段と、前記目標形
状算出手段で求められた目標形状を形状検出手段で検出
された圧延形状に一致させるように前記圧延機を制御す
る形状制御手段とを有していることを特徴としている。
これにより、圧延板の板クラウン率を最終パス後に目標
板クラウン率とするように各パスにおける目標形状を求
めた後、この目標形状となるように圧延機出側の圧延形
状を形状検出手段により検出して圧延機を制御するた
め、放射線式の厚み計を用いて直接的に板クラウン率を
検出することができない薄板の圧延板においても、圧延
形状を介して板クラウン率を間接的に制御することが可
能になっている。従って、薄板の圧延板が圧延中に板ク
ラウン率を変化させる性質を有していても、圧延形状お
よび板クラウン率を高精度に制御することができるた
め、最終パス後において圧延形状および板クラウン率を
製品規格に適合した圧延板とすることができる。
【0009】請求項2の発明は、請求項1記載の圧延制
御装置であって、前記目標形状算出手段は、各パス毎に
設定された形状許容範囲内で前記目標形状を求めること
を特徴としている。これにより、目標形状を形状許容範
囲内で求めることによって、圧延板の巻き取り時の表面
傷等の不具合を考慮した目標形状を得ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1ないし
図9に基づいて以下に説明する。本実施形態に係る圧延
制御装置は、図1に示すように、ホストコンピュータ
1、センサーロール10、自動形状制御計算機12、お
よび目標形状設定計算機13を有しており、各パスiご
との目標形状Tσεl i (x) を求めて冷間圧延機7を制
御することによって、最終パスnにおいて平坦な形状δ
εl (x) および目標板クラウン率Cr n (x)とするように
なっている。
【0011】上記のホストコンピュータ1には、熱間圧
延機4における圧延データが入力されるようになってい
る。圧延データは、圧延板5のコイル長や目標板厚、圧
延速度等の各種のデータからなっており、ホストコンピ
ュータ1は、圧延データを圧延板5のコイル番号データ
に対応させて格納するようになっている。また、ホスト
コンピュータ1には、熱間圧延機4の出口側に設けられ
た板厚計6が接続されており、板厚計6は、X線やγ
線、β線等の放射線を入出力する線源部を圧延板5の板
幅方向に往復移動させることによって、圧延板5の板幅
方向における板厚を連続的に測定して板厚データとして
出力するようになっている。そして、ホストコンピュー
タ1は、図4に示すように、板幅方向の各部における板
厚データの平均値を8次関数の曲線で結ぶように、この
8次関数の板クラウンパラメータを求めて格納するよう
になっている。
【0012】上記のホストコンピュータ1は、図1に示
すように、目標形状設定計算機13に接続されている。
目標形状設定計算機13は、ホストコンピュータ1との
データ通信によって、冷間圧延におけるパススケジュー
ルや前回パスi−1の板クラウン率Cri-1 (x) 、最終パ
スnの目標板クラウン率Cr n (x)等の各種のデータを格
納および取り込むようになっている。そして、目標形状
設定計算機13は、図3の目標形状算出ルーチンを実行
可能になっており、この算出ルーチンを実行することに
よって、目標形状Tσεl i (x) を後述のように算出
し、自動形状制御計算機12に出力するようになってい
る。
【0013】上記の自動形状制御計算機12は、冷間圧
延機7に接続されている。冷間圧延機7は、図2に示す
ように、圧延板5の上面および下面に当接する一対のワ
ークロール14a・14bを有している。ワークロール
14a・14bの両端のロール軸は、図示しない支持ベ
アリングにより回転自在に支持されており、これらの支
持ベアリングは、上下方向に付勢可能な図示しない油圧
機構に連結されている。そして、この冷間圧延機7を制
御する自動形状制御計算機12は、支持ベアリングを介
してワークロール14a・14bの両端部を上下方向に
付勢して開閉させるベンダー制御を行うことによって、
目標形状Tσεl i (x) となるようにワークロール14
a・14b間のギャップを制御するようになっている。
【0014】また、ワークロール14a・14bには、
ロール軸方向に進退移動可能にされた中間ロール15a
・15bが当接されており、中間ロール15a・15b
は、圧延初期に軸方向のシフト位置が設定されるように
なっている。そして、これらの中間ロール15a・15
bには、ワークロール14a・14bを押圧するように
配置されたバックアップロール16a・16bが当接さ
れている。
【0015】上記の中間ロール15a・15bおよびバ
ックアップロール16a・16b間には、複数のバック
アップクーラント部17…がロール幅方向に設けられて
いる。また、ワークロール14a・14bの内部には、
複数のワークロールクーラント部18…およびスポット
クーラント部19…がロール幅方向に設けられている。
そして、これらのクーラント部17…・18…・19…
には、冷却用油(クーラント)が供給可能にされてお
り、冷間圧延機7を制御する図1の自動形状制御計算機
12は、冷却用油(クーラント)の供給対象および供給
タイミングを調整するクーラント制御を行うことによっ
て、目標形状Tσεl i (x) となるように熱膨張するワ
ークロール14a・14b等を冷却してワークロール1
4a・14b間のギャップを制御するようになってい
る。
【0016】上記のように構成された冷間圧延機7の出
口側には、圧延板5に対して面状に当接するセンサーロ
ール10が設けられている。センサーロール10は、圧
延板5の板幅方向に配設された複数のセンサーディスク
11…を有している。各センサーディスク11…内に
は、図示しない圧力センサが備えられており、圧力セン
サは、圧延板5がセンサーディスク11の外周面に当接
することにより発生するラジアル荷重(張力測定値) を
検出し、張力測定信号として出力するようになってい
る。
【0017】上記の張力測定信号は、図1に示すよう
に、自動形状制御計算機12に入力されるようになって
いる。自動形状制御計算機12は、張力測定信号を基に
して圧延形状δεl (x) を求めた後、上述のベンダー制
御およびクーラント制御を行うようになっていると共
に、圧延形状δεl (x) を形状表示装置20および目標
形状設定計算機13に出力するようになっている。
【0018】次に、目標形状設定計算機13において、
1パス目に使用される初期の板クラウン率Cr(x) から各
パスiの目標形状Tσεl i (x) を求める方法について
説明する。
【0019】板厚方向の歪みをεt ( 圧下率r :εt =l
n(r)) とし、板幅方向の歪みをεwとし、長手方向の歪
みをεl とすると、 εt + εw + εl = 0 …(1) の関係から、板幅の任意の位置xでの関係は、(2)式
のように示すことができる。 εt0(x)+εw0(x)+εl0(x)=0 …(2)
【0020】これにより、板中央を基準にした圧下歪み
の分布δεt (x) 、板中央を基準にした板幅方法の相対
歪みδεw (x) 、および板幅を基準にした圧延形状δε
l (x) は、(3)式、(4)式、および(5)式のよう
にしてそれぞれ求めることができる。 δεt (x) = εt (x)-εt0 …(3) δεw (x) = εw (x)-εw0 …(4) δεl (x) = εl (x)-εl0 …(5) よって、これらの圧下歪みの分布δεt (x) と相対歪み
δεw (x) と圧延形状δεl (x) とは、(6)式の関係
を有することになる。 δεt (x) + δεw (x) + δεl (x) = 0 …(6)
【0021】一方、中央板厚をt0とし、板幅xでの板厚
をt(x)とすると、板クラウン率Cr(x) は、(7)式で定
義できる。 Cr(x) = (t0-t(x))/t0 …(7)
【0022】ここで、1パスの圧延でt0がt'0 になり、
t(x)がt'(x) になったとすると、圧延後の板クラウン率
Cr'(x)および板厚t'(x) は、(8)式および(9)式の
ようになる。 Cr'(x) = (t'0-t'(x))/ t'0 …(8) t'(x) =t(x) ×exp(εt (x))t'0 =t0 ×exp(εt0) …(9) これにより、板クラウン率Cr'(x)は、(10)式で示す
ことができる。 Cr'(x) = 1-(t(x)/ t0)×exp(εt (x)-εt0) = 1-(1-Cr(x)) ×exp(εt (x)-εt0) = 1-(1-Cr(x)) ×exp(δεt (x)) = 1-(1-Cr(x)) ×exp(- δεw (x)-δεl (x)) …(10)
【0023】従って、1パス目からnパス後の板クラウ
ン率Crn (x) は、(11)式のように示すことができ
る。但し、Σは、iについての1からnまでの加算を示
す。 Crn (x) =1-(1- Cr(x)) ×exp(Σδεt (x)) …(11)
【0024】ところで、種々の計算を重ねた結果、幅方
向の歪みεw i (x) が板厚方向の歪みδεt i (x) と圧
延条件により決まる補正係数fi (x) とを用いてεw i
(x)= fi (x) ×εt i (x) と記述できることが判明し
た。尚、補正係数fi (x) は、圧延荷重:P、接触長
さ:l 、材料の異方性を示すr値によって変わる関数で
あり、その他摩擦係数μや変形抵抗などによっても変化
するが、通常圧延機が決まっていればほぼ上記の条件で
整理できる。従って、補正係数fi (x) を(12)式の
ように表すと、iパス目における板幅方向の歪みεw i
(x) および相対歪みδεw i (x) は、(13)式および
(14)式のようにそれぞれ表すことができることにな
る。
【0025】 fi (x) = f(pi ,li ,ri )(x) …(12) εw i (x) = f(pi ,li , r i )(x)×εt i (x) …(13) δεw i (x)=εw i (x)-εw0 = f( pi ,li ,ri )(x)×εt i (x) −f( pi ,li ,ri )(0)×εt0 …(14)
【0026】そして、通常の広幅圧延においては、板中
央での幅流れを無視できるので、 f(pi ,li ,ri )(0)=
0と近似すると、板幅方向の相対歪みδεw i (x) は、
(15)式のように表すことができる。 δεw i (x) =(δεt i (x)-εt0 i × f(pi ,li ,ri )(x) …(15)
【0027】上記の(15)式における関数 f(pi ,
li ,ri )(x)を幅広がりによる補正係数f i (x) と称
し、予め有限要素法等を用いて計算することができる。
また、δεt i (x) + δεw i (x) + δεl i (x) = 0
であることから、圧下歪みの分布δεt i (x) は、(1
6)式のように表すことができる。 δεt i (x) = −( εt0 i ×f i (x)+δεl i (x))/(1+f i (x)) …(16)
【0028】これにより、iパス目の板クラウン率Cr
i (x) は、上式を用いて(17)式のように表現できる
ことになり、形状δεl (x) を制御することによって、
任意の値に変化させることが可能になっている。 Cr i (x) = 1-(1 - Cr (x)) ×exp(- Σ[(εt0 i ×f i (x) + δεl i (x))/(1+f i (x))]) …(17)
【0029】(17)式によれば、初期の板クラウン率
Cr (x) が必要となる。ここで、冷間圧延の前工程とな
る熱間圧延等において、大きな板厚の圧延板5を圧延す
る場合には、図1の放射線式の板厚計6により高精度に
板クラウン率を測定することができる。従って、熱間圧
延等において得られた板クラウン率を初期の板クラウン
率 Cr (x) として設定すると共に、最終パスnにおける
板クラウン率を目標板クラウン率Cr n (x)として設定す
ると、両者間には、g(x)=(1-Cr n (x))/(1-Cr(x))の関
係が成立し、ln(g(x))=G'(x)= -Σ[(εt0 i ×f i (x)+
δεl i (x))/(1+f i (x))] の関係が得られることにな
る。
【0030】ここで、圧延のパススケジュールが決まる
と、f i (x) およびδεl0 i (x) も決まるため、G(x)=
G'(x)+ Σ[fi (x) ×εt0 i / (1 +f i (x))] とすれ
ば、下式の関係が成立する。 G(x) = -Σδεl i (x)/ (1+f i (x)) …(18) 一方、各パスにおける形状δεl i (x) の形状許容範囲
をWi (x) とすれば、 -ΣWi (x) ×(1 + fi (x))<G(x)<ΣWi (x)/(1+fi (x)) …(19) の条件が目標板クラウン率Cr n (x)を達成できるか否か
の判定条件となる。
【0031】そして、この判定条件を満足するという前
提に立って各パスiでの目標形状Tσεl i (x) を決定
する。一般に圧延形状が大きくなると、巻き取り時のト
ラブルや圧延中の板切れ、絞り込み等のトラブルが発生
する。従って、形状許容範囲内であっても、出来るだけ
平坦にしなければならない。そこで、ラグランジェの未
定定数法を用いて、評価関数φを以下のように定義す
る。 φ = Σ (δεl i (x)/Wi (x))2 +λ×( G(x)+ Σδεl i (x) / (1+fi (x)) …(20)
【0032】この評価関数φを最小にする条件(φ/λ
=0、φ/δεl i (x) =0)を満足するλとδεl i
(x))とを求めることによって、各パスでの形状をできる
だけ平坦にしながら目標板クラウン率Cr n (x)を実現す
るような各パスiの目標形状Tσεl i (x) を得ること
が可能になる。
【0033】即ち、第1の条件(φ/λ=0)から、φ
/λ=G(x)+ Σδεl i (x)/(1+f i(x)=0が成立し、
第2の条件(φ/δεl i (x) =0)から、φ/δεl
i (x) =2×δεl i (x))/ Wi (x)2+ λ/ (1+f i (x)
=0が成立する。これにより、下式(21)・(22)
のように、λおよびδεl i (x) を得ることができるこ
とになり、これらのλおよびδεl i (x) を基にして初
期板厚からiパス目の目標形状Tσεl i (x) を設定で
きることになる。 λ=2×G(x)/ [ Σδεl i (x)/(1+f i (x)] …(21) δεl i (x))=-G(x)/(1+fi (x))×Wi (x)2/[Wi (x)2/ (1+fi (x))] …(22)
【0034】上記の構成において、圧延制御装置の動作
について説明する。尚、以降の説明においては、前回パ
ス(i−1)において得られた板クラウン率Cri-1(x)を
各パスiの形状δεl (x) を求める際に使用される初期
の板クラウン率Cr(x) に適用した場合について説明す
る。
【0035】図1に示すように、熱間圧延機4により圧
延板5が圧延されて圧延コイルとされる際に、熱間圧延
機4における圧延速度等の圧延情報データがホストコン
ピュータ1に出力されると共に、板厚計6の走査により
板幅方向の板厚が測定され、板厚データとしてホストコ
ンピュータ1に出力される。圧延情報データおよび板厚
データがホストコンピュータ1に取り込まれて格納され
ると、図4に示すように、板幅方向の板厚データが圧延
板5の長手方向の板厚分布も含んでいるため、長手方向
における板厚を平均的に代表するように、板幅方向の各
部における板厚の平均値が求められ、これらの平均値を
8次関数で結ぶように9個の板クラウンパラメータが求
められる。そして、このようにして圧延情報データおよ
び板クラウンパラメータが得られると、これらのデータ
が圧延板5のコイル番号に対応して格納されることにな
る。
【0036】次に、冷間圧延を行う際には、目標形状設
定計算機13が図3の目標形状算出処理ルーチンを実行
することになる。即ち、圧延対象となる圧延板5の圧延
コイルを指定するように、ホストコンピュータ1に対し
てコイル番号データを出力し(S1)、ホストコンピュ
ータ1から返信されるデータを基にして、この圧延板5
に対する冷間圧延が1パス目であるか否かを判定する
(S2)。1パス目の冷間圧延である場合には(S2,
YES)、圧延板5に対する冷間圧延のパススケジュー
ルおよび最終パスnの目標板クラウン率Cr n (x)の設定
を受け付け、パススケジュールおよび目標板クラウン率
Cr n (x)が設定されたときに、これらのデータをホスト
コンピュータ1に格納する(S3)。尚、パススケジュ
ールおよび目標板クラウン率Cr n (x)は、ホストコンピ
ュータ1に対して直接設定されるようになっていても良
い。
【0037】次に、熱間圧延におけるコイル番号データ
に対応した板クラウンパラメータや圧延条件データ等の
圧延情報データをホストコンピュータ1から取り込み
(S4)、情報データ中の板クラウンパラメータを基に
して熱間圧延による板クラウン率 Cr H (x) を求め、こ
の板クラウン率 Cr H (x) を冷間圧延の1パス目におけ
る初期の板クラウン率 Cr i-1(x)として設定する(S
5)。
【0038】一方、1パス目の冷間圧延でない場合には
(S2,YES)、前回パス(i−1)の板クラウン率
Cr i-1(x)やパススケジュール、最終パスnの目標板ク
ラウン率Crn (x) 等を圧延情報データとしてホストコン
ピュータ1から取り込む(S6)。
【0039】そして、このようにして前回パス(i−
1)の板クラウン率 Cr i-1(x)等の圧延情報データが得
られると、圧延条件データ中の材料異方性を示すr値、
圧延荷重P、および接触長さlを基にして幅広がりによ
る現行パスiの補正係数fi (x) を求めると共に、圧延
条件データを基にして板幅方向の中央部における圧下率
εt0を求める(S7)。
【0040】この後、目標板クラウン率Crn (x) 、前回
パス(i−1)の板クラウン率 Cri-1(x)、および補正
係数fi (x) を下記の計算式に代入することによって、
現行パス(i)の目標形状Tδεl i (x) を算出する
(S8)。 g(x) = (1- Crn (x))/(1- Cr i-1(x)) …(23) G'(x)= ln(g(x)) …(24) G(x) = G'(x)+Σ [ fi (x) ×εt0 i /(1 +fi (x))] …(25) Tδεl i (x) = -G(x)/(1 +fi (x))×Wi (x)2 /[ ΣWi (x)2/(1 +fi (x))2] …(26)
【0041】次に、目標形状Tσεl i (x) が形状許容
範囲Wi (x) を越えているか否かを判定し(S9)、形
状許容範囲Wi (x) を越えていれば(S9,YES)、
目標形状Tσεl i (x) を形状許容範囲Wi (x) に置き
換えた後(S10)、自動形状制御計算機12に出力す
る(S11)。一方、形状許容範囲Wi (x) を越えてい
なければ(S9,NO)、現状の目標形状Tσε
l i (x) を自動形状制御計算機12に出力する(S1
1)。
【0042】自動形状制御計算機12に目標形状Tσε
l i (x) が入力されると、自動形状制御計算機12が圧
延板5の冷間圧延を開始することになる。即ち、自動形
状制御計算機12は、センサーロール10からの張力測
定信号を基にして圧延板5の板幅方向の圧延形状δεl
(x) を求め、この圧延形状δεl (x) を目標形状Tσε
l i (x) とするように冷間圧延機7に対してベンダー制
御およびクーラント制御を行いながら圧延板5を冷間圧
延することになる。また、冷間圧延を行いながら、圧延
形状δεl (x) を形状表示装置20に出力して画面表示
させると共に、目標形状設定計算機13に出力すること
になる。そして、このようにして冷間圧延が開始される
と(S12)、目標形状設定計算機13は、自動形状制
御計算機12からの圧延形状δεl (x) を取り込みなが
ら(S13)、冷間圧延が終了したか否かを判定し(S
14)、終了していなければ(S14,NO)、S13
を再実行して圧延形状δεl (x) の取り込みを継続す
る。
【0043】一方、冷間圧延が終了すれば(S14,Y
ES)、取り込んだ圧延形状δεl(x) を平均化するこ
とによって、実績値(平均値)Sδεl (x) を算出する
(S15)。そして、この実績値(平均値)Sδε
l (x) を下式に代入することによって、現行パスiの板
クラウン率 Cr i (x) を算出する。 Cri (x) = 1-(1 -Cr i-1(x)) ×exp(- Σ[(εt0 i × fi (x)+Sδεl i (x))/(1+ fi (x))]) …(27) この後、この板クラウン率 Cr i (x) をホストコンピュ
ータ1に格納した後(S16)、現行パスiの冷間圧延
が完了したとして本ルーチンを終了する。
【0044】以上のように、本実施形態の圧延制御装置
は、図1に示すように、冷間圧延機7の出側における圧
延板5の板幅方向全体の圧延形状を検出するセンサーロ
ール10(形状検出手段)と、各圧延板5毎に設定され
たパススケジュールを基にして求められた圧延板5の各
パス毎の幅広がりによる補正係数fi (x) および圧下率
εt0 i と、前回パスまでに得られた熱間圧延における板
クラウン率CrH (x) と、最終パスn後の目標板クラウン
率Crn (x) とを基にして各パスiの目標形状Tσεl i
(x) を求める目標形状設定計算機13(目標形状算出手
段)と、目標形状設定計算機13で求められた目標形状
Tσεl i (x) をセンサーロール10で検出された圧延
形状δεl i (x) に一致させるように冷間圧延機7を制
御する自動形状制御計算機12(形状制御手段)とを有
した構成にされている。尚、この圧延制御装置は、冷間
圧延および熱間圧延の何れに適用されても良い。
【0045】これにより、圧延板5の板クラウン率 Cr
i (x) を最終パスn後に目標板クラウン率Crn (x) とす
るように各パスiにおける目標形状Tσεl i (x) を求
めた後、この目標形状Tσεl i (x) となるように冷間
圧延機7出側の圧延形状δεl i (x) をセンサーロール
10により検出して冷間圧延機7を制御するため、放射
線式の厚み計を用いて直接的に板クラウン率 Cr i (x)
を検出することができない薄板の圧延板5においても、
圧延形状δεl i (x) を介して板クラウン率 Cr i (x)
を間接的に制御することが可能になっている。従って、
薄板の圧延板5が圧延中に板クラウン率 Cr i (x) を変
化させる性質を有していても、圧延形状δεl i (x) お
よび板クラウン率 Cr i (x) を高精度に制御することが
できるため、最終パスn後において圧延形状δεl i=n
(x) および板クラウン率 Cr i=n(x) を製品規格に適合
した圧延板5とすることができる。
【0046】即ち、熱間圧延により図5の板クラウン率
を有した圧延板5に対して各パスの目標形状をフラット
(平坦)にするように冷間圧延した場合には、最終パス
(5パス)の板クラウン率が図6のようになるが、本実
施形態の圧延制御装置によれば、図7に示すように目標
形状に従った圧延を行うため、図8に示すように最終パ
ス(5パス)において板クラウン率を良好な状態にする
ことが可能になっている。
【0047】また、本実施形態のおいては、自動形状制
御計算機12が各パスi毎に設定された形状許容範囲W
i (x) 内で目標形状Tσεl i (x) を求める構成として
いる。これにより、目標形状Tσεl i (x) を形状許容
範囲Wi (x) 内で求めることによって、圧延板5の巻き
取り時の表面傷等の不具合を考慮した目標形状Tσεl
i (x) を得ることができる。即ち、図9に示すように、
圧延形状許容範囲内での目標形状を設定し、この目標形
状となるように圧延することによって、図10に示すよ
うに、圧延板の巻き取り時に表面傷を生じさせないよう
にしながら、最終パス(5パス)において板クラウン率
を良好な状態にすることが可能になっている。
【0048】尚、本実施形態においては、最終パスnに
のみ着目しているが、最終パスnでは板クラウン率より
も出側形状が優先される必要があるため、最終パスnに
対して前回パスとなる直前パスn−1にも着目して目標
板クラウン率を求めて制御するようになっていても良
い。
【0049】即ち、最終パスnの目標板クラウン率Crn
(x) に対して、直前パスn−1の目標板クラウン率Cr
n-1 (x) は、次式で与えられる。 Crn (x) = 1-(1 -Cr n-1(x)) ×exp(- [(1+f n (x))×δεl n (x) +fn (x) ×εt0 n ]) …(28)
【0050】そこで、最終パスnの圧延形状δε
l n (x) を“0.0”とするためには、 Crn-1 (x) = 1-(1 -Cr n(x))×exp(f n (x))×εt0 n ) …(29) とする必要がある。従って、このようにして求まったCr
n-1 (x) を直前パスn−1の目標板クラウン率Cr
n-1 (x) として各パス1〜n−1の目標形状Tσε
l 1(x) 〜Tσεl n-1(x)を決定するようになっていて
も良い。
【0051】また、圧延以降の工程を考慮すると、必ず
しも平坦な板が最適とは限らない。従って、下式(3
0)に示すように、最終圧延形状を与えられた目標形状
Tσεl n (x) とするような直前パスn−1の目標板ク
ラウン率Crn-1 (x) としていても良い。 Crn-1 (x) = 1-(1 -Cr n(x)) ×exp(- [(1+f n (x))×δεl n (x) +fn (x) ×εt0 n ]) …(30)
【0052】
【発明の効果】本発明は、請求項1の発明は、圧延形状
が目標形状となるように圧延機を制御しながら圧延板を
パススケジュールに従って圧延することによって、該圧
延板の板クラウン率を最終パス後に目標板クラウン率と
する圧延制御装置であって、圧延機出側における前記圧
延板の板幅方向全体の圧延形状を検出する形状検出手段
と、前記パススケジュールを基にして求められた前記圧
延板の各パス毎の幅広がりによる補正係数および圧下率
と、前回パスまでに得られた板クラウン率と、前記目標
板クラウン率とを基にして目標形状を求める目標形状算
出手段と、前記目標形状算出手段で求められた目標形状
を形状検出手段で検出された圧延形状に一致させるよう
に前記圧延機を制御する形状制御手段とを有している構
成である。これにより、圧延板の板クラウン率を最終パ
ス後に目標板クラウン率とするように各パスにおける目
標形状を求めた後、この目標形状となるように圧延機出
側の圧延形状を形状検出手段により検出して圧延機を制
御するため、放射線式の厚み計を用いて直接的に板クラ
ウン率を検出することができない薄板の圧延板において
も、圧延形状を介して板クラウン率を間接的に制御する
ことが可能になっている。従って、薄板の圧延板が圧延
中に板クラウン率を変化させる性質を有していても、圧
延形状および板クラウン率を高精度に制御することがで
きるため、最終パス後において圧延形状および板クラウ
ン率を製品規格に適合した圧延板とすることができると
いう効果を奏する。
【0053】請求項2の発明は、請求項1記載の圧延制
御装置であって、前記目標形状算出手段は、各パス毎に
設定された形状許容範囲内で前記目標形状を求める構成
である。これにより、目標形状を形状許容範囲内で求め
ることによって、圧延板の巻き取り時の表面傷等の不具
合を考慮した目標形状を得ることができるという効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】圧延制御装置のブロック図である。
【図2】冷間圧延機の動作内容を示す説明図である。
【図3】目標形状算出処理ルーチンのフローチャートで
ある。
【図4】板幅方向の各部における板厚データの平均値を
8次関数の曲線で結んだ状態を示すグラフである。
【図5】熱間圧延後の板クラウン率を示すグラフであ
る。
【図6】熱間圧延から5パス目までの冷間圧延の板クラ
ウン率を示すグラフである。
【図7】5パス目までの冷間圧延の目標形状を示すグラ
フである。
【図8】熱間圧延から5パス目までの冷間圧延の板クラ
ウン率を示すグラフである。
【図9】5パス目までの冷間圧延の目標形状を示すグラ
フである。
【図10】熱間圧延から5パス目までの冷間圧延の板ク
ラウン率を示すグラフである。
【符号の説明】
1 ホストコンピュータ 5 圧延板 6 板厚計 7 冷間圧延機 10 センサーロール 11 センサーディスク 12 自動形状制御計算機 13 目標形状設定計算機 14a・14b ワークロール 15a・15b 中間ロール 16a・16b バックアップロール 17 バックアップクーラント部 18 ワークロールクーラント部 19 スポットクーラント部 20 形状表示装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧延形状が目標形状となるように圧延機
    を制御しながら圧延板をパススケジュールに従って圧延
    することによって、該圧延板の板クラウン率を最終パス
    後に目標板クラウン率とする圧延制御装置であって、 圧延機出側における前記圧延板の板幅方向全体の圧延形
    状を検出する形状検出手段と、 前記パススケジュールを基にして求められた前記圧延板
    の各パス毎の幅広がりによる補正係数および圧下率と、
    前回パスまでに得られた板クラウン率と、前記目標板ク
    ラウン率とを基にして目標形状を求める目標形状算出手
    段と、 前記目標形状算出手段で求められた目標形状を形状検出
    手段で検出された圧延形状に一致させるように前記圧延
    機を制御する形状制御手段とを有していることを特徴と
    する圧延制御装置。
  2. 【請求項2】 前記目標形状算出手段は、各パス毎に設
    定された形状許容範囲内で前記目標形状を求めることを
    特徴とする請求項1記載の圧延制御装置。
JP8312732A 1996-11-08 1996-11-08 圧延制御装置 Pending JPH10137830A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002530197A (ja) * 1998-11-18 2002-09-17 アルキャン・インターナショナル・リミテッド 異方性金属板成形のモデル化法
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