JPH10137516A - 流水管の夾雑物除去装置 - Google Patents
流水管の夾雑物除去装置Info
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- JPH10137516A JPH10137516A JP8311434A JP31143496A JPH10137516A JP H10137516 A JPH10137516 A JP H10137516A JP 8311434 A JP8311434 A JP 8311434A JP 31143496 A JP31143496 A JP 31143496A JP H10137516 A JPH10137516 A JP H10137516A
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L55/00—Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems
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Abstract
約する。 【解決手段】 開閉弁12を開き、回転軸17をもって
吸引管19を回転させることにより、フィルタメッシュ
3の外側の流水が複数個の吸引ノズル21を介して吸引
管19内に吸引され、この時の流水の吸引力により、フ
ィルタメッシュ3の内周面に堆積した夾雑物が除去され
る。
Description
内を流通する流体中に混入した夾雑物を除去するための
夾雑物除去装置の改良に関する。
するに際し、水道管に穿孔又は切断工事を施すと、それ
らの施工時に金属粉が発生したり、切断部に錆が発生す
るなどして、これらが水道水中に混入することがある。
地中で行われることが殆どであるため、土砂等が水道水
中に混入することもある。
庭に供給されるのを防止するために、フィルタを備える
濾過装置を管路の途中に設け、水質を保障している。
目詰りが比較的早く、水道水の流れに支障をきたすた
め、フィルタを短い周期で定期的に交換する必要があ
り、その作業が面倒であるとともに、不経済となってい
る。
の流通を止めて行う必要があるため、一時的に断水状態
となる。
出願人は、特開平7−136421号公報において、流
水中に混入した夾雑物を効果的に除去しうるとともに、
保守作業も不断水状態で簡単に行うことが可能な夾雑物
除去装置を既に提案している。
除去装置は、フィルタメッシュの内周面に近接して開口
している吸引ノズル(逆洗口)が、上下に連続するスリ
ット状をなしているため、吸引力にばらつきが生じ、排
水管に近い側が大きく、遠い側が小さくなる傾向があ
り、フィルタメッシュ全体の洗浄効果が若干劣ってい
た。
の小さい部分より大量に吸引するため、夾雑物の付着量
の多い部分の吸引力が小さくなり、その部分の洗浄効果
が低いという問題点もある。
いては、排水管の径を大として排水量を増大させ、吸引
ノズル全体に作用する吸引力を増加させたり、逆洗室を
数回に亘って回転させて洗浄効果を高めるなどしてい
る。
量の水道水が無駄に廃棄されるため、不経済となってい
た。
により、少ない排水量でも効果的にフィルタ部分の洗浄
を行いうるようにした流水管の夾雑物除去装置を提供す
ることを目的とする。
に、本発明は、流水管の一部に装着されたケース内に、
上下の端面が閉塞され、かつ流水を内側から外側に向け
て流通させるようにしたほぼ円筒形のフィルタ部材を設
け、このフィルタ部材内に、その外側より流水を吸引可
能な吸引ノズルを有する吸引管を、開閉弁を介して大気
と連通するように、かつ所定の操作により回転させうる
ようにして収納してなる流水管の夾雑物除去装置におい
て、前記吸引ノズルを、フィルタ部材のほぼ全長に亘っ
て所定間隔おきに複数個列設したことを特徴としてい
る。
部より遠ざかるに従って漸次大とするのが好ましい。
中心に立設された、回転軸を有する大径の吸水本管に連
通状に結合するのが好ましい。
材の底板の上面と近接した外周面に、流水の排水径路と
連通する複数の連通孔を形成するのが好ましい。
180度対向する位置に、複数の吸引ノズルを有する別
の吸引管を結合するのが好ましい。
に上下方向に異ならせるのが好ましい。
て吸引管を回転させることにより、フィルタ部材の外側
の流水が複数個の吸引ノズルを介して吸引管内に吸引さ
れ、このときの流水の吸引力により、フィルタ部材の内
面に堆積した夾雑物が効果的に除去される。この際、各
吸引ノズルは個々に独立しているため、各吸引ノズルに
作用する吸引力が大きくばらつくことはない。
づいて説明する。
示す。水道管1の切断部には、上下2部材よりなる有底
円筒形のケース2が水密性を保持して、かつ水道管1の
軸線と直交する上下方向を向いて嵌着されている。
した夾雑物を捕捉するための円筒状のフィルタメッシュ
3が、流路を遮るようにして収容されている。フィルタ
メッシュ3の上流側の周面には、通孔3aが形成され、
この通孔3a内には、水道管1の開口端が隣接されてい
る。
兼ねた支持部材4が、また下端縁には、漏斗状の底板5
がそれぞれ固着され、支持部材4の外向鍔部は、ケース
2内面の環状保持片6と、上蓋7の下面の環状突片7a
とにより挾持されている。
保持筒8の下部外周面は、ケース2の底板2aの内底面
に固着された筒状片9内に嵌合されている。
底部には、上下位置を若干異ならせた2個の排出孔10
が180度対向して穿設されている。
持筒8と連通する通孔11の下部には、開閉弁12を有
する排水管13が、大気と連通されて取付けられてい
る。
側と流出側とを隔離する隔壁部材で、フィルタメッシュ
3の流入側の外周面に全高に亘って接触させてある(図
2参照)。
なす吸水本管15が、その開口下端部を前記保持筒8内
に回動自在に嵌合するとともに、上端の閉塞板16に固
着した回転軸17を、上蓋7の下面の環状突片7a内に
回動可能、かつ上下方向への移動を不能に挿通保持する
ことにより、収容されている。
シュ3の内面と近接するとともに、上下方向の長さがフ
ィルタメッシュ3とほぼ等長をなす吸引管19が、上下
2本の連通管20を介して、吸水本管15と連通状に設
けられ、吸引管19の外方の外周面には、複数個(実施
例では九個)の丸孔状の吸引ノズル21が一定間隔おき
に穿設されている(図3参照)。
る下部外周面には、保持筒8に形成した2個の排出孔1
0と連通可能な2個の連通孔22が穿設され、フィルタ
メッシュ3の底板5上に堆積した夾雑物を排出しうるよ
うになっている。
水道管1内を図示矢印方向に流れる水道水は、円筒状の
フィルタメッシュ3内に流入したのち、外側に流出す
る。この際、水道水中に混入している夾雑物は、フィル
タメッシュ3の内周面により捕捉されて除々に堆積す
る。
上面に堆積する。フィルタメッシュ3への夾雑物の堆積
量が増加し、水道水の流通抵抗が大きくなった際には、
次のようにしてフィルタメッシュ3を洗浄することがで
きる。
び吸水本管15を大気と連通する。すると、ケース2内
の管内圧と排水管13の大気圧との差圧により、水道水
がフィルタメッシュ3の外側から吸引管19の各吸引ノ
ズル21に向って勢いよく流入し、連通管20、吸水本
管15及び排水管13を流通して外部に排出される。
堆積している夾雑物は、比較的広い領域に亘って各吸引
ノズル21内に吸込まれて除去され、水とともに外部に
排出される。
等により緩速で適数回回転させ、吸引管19をフィルタ
メッシュ3の内面における夾雑物捕捉領域全体に亘って
回転させることにより、フィルタメッシュ3の内周面全
体に付着している夾雑物が除去される。
夾雑物は、吸水本管15の連通孔22と保持筒8の排出
孔10とが互いに連通する際に、吸込まれて外部に排出
される。
面、及び底板5上に堆積した夾雑物を除去したのち、開
閉弁12を閉じれば洗浄作業は終了する。
21は個々に独立しており、従来のようにスリット状に
連続していないため、各吸引ノズル21に作用する吸引
力が大きくばらつくことはなく、従ってフィルタメッシ
ュ3の洗浄効果が向上する。
もので、この実施例では、吸引管19の吸引ノズル21
の口径(開口面積)を、上方に向って、すなわち排水管
13より遠ざかるに従って漸次大径としたものである。
の吸引ノズル21に作用する吸引力が小さくても、吸水
量が増大するため、フィルタメッシュ3全体を効果的に
洗浄することができる。
量を増大させたり、吸引管19を何回も回転させたりす
る必要はなく、水道水の排水量を最小限に抑えることが
できる。
第3実施例では、吸水本管15の他側方(図中左方)
に、別の吸引管23を、180度離間させて対称的に設
けるとともに、吸引ノズル21の上下方向の位置を、一
方(右方)の吸引管19における互いに隣接する吸引ノ
ズル21同士のほぼ中間に位置するように配置させて形
成したものである。
9、23により夾雑物の除去が行われるので、回転軸1
7をそれ程回転させなくても洗浄効果が高まる。しか
も、吸引管23側の吸引ノズル21の回転軌跡は、一方
の吸引管19における隣接する上下の吸引ノズル21、
21の回転軌跡の中間を通るようになるため、フィルタ
メッシュ3の内周面全体に堆積した夾雑物をほぼ均一に
除去することができる。
ない。
状の外、だ円形、多角形、長孔等の非円形でもよく、ま
た各吸引ノズル21の開口端を、テーパ状に拡径して、
流水を広範に吸引しうるようにしてもよい。
介して排水管13に連通させているが、吸引管19の下
端を直接排水管13と連通させることもある。
用いているが、多孔の形成されたパンチングプレートで
もよい。
来のように大きくばらつくことがなく、また一個の吸引
ノズルで広範囲のフィルタ部材の洗浄を受け持たせるこ
とにより、少ない排水量でも十分な洗浄効果が得られ、
水道水が節約される。
り遠い位置の吸引ノズルに作用する吸引力が小さくても
吸水量が増大するため、たとえフィルタ部材の全長が長
くても、全体を効果的に洗浄することができる。
に吸引された流水は、大径の吸水本管を介して抵抗なく
排出されるため、各吸引ノズルに作用する吸引力のばら
つきも小さくなる。
部材の底板上に堆積した夾雑物も容易に排出される。
が増大するので、回転軸の回転は最小限でよく、洗浄作
業が短時間で済む。
部材の内周面全体をほぼ均一に洗浄することができる。
る。
ある。
の斜視図である。
ある。
る。
Claims (6)
- 【請求項1】 流水管の一部に装着されたケース内に、
上下の端面が閉塞され、かつ流水を内側から外側に向け
て流通させるようにしたほぼ円筒形のフィルタ部材を設
け、このフィルタ部材内に、その外側より流水を吸引可
能な吸引ノズルを有する吸引管を、開閉弁を介して大気
と連通するように、かつ所定の操作により回転させうる
ようにして収納してなる流水管の夾雑物除去装置におい
て、前記吸引ノズルを、フィルタ部材のほぼ全長に亘っ
て所定間隔おきに複数個列設したことを特徴とする流水
管の夾雑物除去装置。 - 【請求項2】 吸引ノズルの開口面積を、流水の排水部
より遠ざかるに従って漸次大とした請求項1に記載の流
水管の夾雑物除去装置。 - 【請求項3】 吸引管の上下部を、フィルタ部材の略中
心に立設された回転軸を有する大径の吸水本管に連通状
に結合した請求項1又は2に記載の流水管の夾雑物除去
装置。 - 【請求項4】 吸引本管の下端部におけるフィルタ部材
の底板の上面と近接した外周面に、流水の排水径路と連
通する複数の連通孔を形成した請求項3に記載の流水管
の夾雑物除去装置。 - 【請求項5】 吸引本管における一方の吸引管とほぼ1
80度対向する位置に、複数の吸引ノズルを有する別の
吸引管を結合してなる請求項3又は4に記載の流水管の
夾雑物除去装置。 - 【請求項6】 各吸引管の吸引ノズルの位置を、互いに
上下方向に異ならせた請求項5に記載の流水管の夾雑物
除去装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31143496A JP3721235B2 (ja) | 1996-11-07 | 1996-11-07 | 流水管の夾雑物除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31143496A JP3721235B2 (ja) | 1996-11-07 | 1996-11-07 | 流水管の夾雑物除去装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH10137516A true JPH10137516A (ja) | 1998-05-26 |
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WO2023119055A1 (en) * | 2021-12-23 | 2023-06-29 | Netafim Ltd | Screen filter suction nozzle |
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CN111928029B (zh) * | 2020-07-30 | 2021-10-22 | 李彬 | 一种智能建筑给排水排污管道 |
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1996
- 1996-11-07 JP JP31143496A patent/JP3721235B2/ja not_active Expired - Fee Related
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