JPH10137489A - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

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JPH10137489A
JPH10137489A JP8295578A JP29557896A JPH10137489A JP H10137489 A JPH10137489 A JP H10137489A JP 8295578 A JP8295578 A JP 8295578A JP 29557896 A JP29557896 A JP 29557896A JP H10137489 A JPH10137489 A JP H10137489A
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JP
Japan
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water
water supply
hot water
temperature
supply valve
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Application number
JP8295578A
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English (en)
Inventor
Kazutoshi Hyakki
和俊 百鬼
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 気温が低くなる冬場などは給湯開始時に得ら
れる水の温度が極端に低下し、条件によっては設定水位
になったときに水温が所望の水温より低くなる恐れがあ
り、また、湯沸かし手段を有し水槽内の水温が低い場
合、該湯沸かし手段にて水槽内の水温を上げる場合も時
間が非常に要するという問題がある。 【解決手段】 供給されるお湯もしくはお湯及び水の水
温を検知する水温センサ10a,10bと、該水温セン
サ10a,10bの信号を受け制御を行う制御装置21
と、水槽4内の水を本体1外に排出するための排水装置
11,12と、給湯運転開始時に給湯弁6bから供給さ
れるお湯の温度により排水装置11,12を動作させる
動作手段とを備えてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は洗濯機に関するもの
であり、特にお湯を外部より供給される給湯機能を有し
た洗濯機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より洗濯時の水温を上げることによ
り洗浄性能が向上することはよく知られており、給湯機
能を備えた洗濯機の提案もなされている。例えば、特開
平7−148386号公報において提案されている洗濯
機では、洗濯槽内に水を供給する手段及び湯を供給する
手段を設けそれぞれの水温を検出する検出手段と洗濯槽
内にたまった温水の水温検出手段を有しており、運転開
始後、給水及び給湯の両方にてを水槽内の設定水位より
低い予め定められた水位まで一旦給水した時点で水槽内
の水温を検出するとともに給水及び給湯の水温も検知
し、水槽内にたまった温水の水量と設定水位の水量及び
各検出温度から演算により、給湯手段及び給水手段から
の給湯・給水時間を算出し給水・給湯を行い、逐次検出
される各温度検出手段のデータにより補正を行い、所望
の温水温度を得られるようにしたものである。
【0003】また、特開平5−161781号公報にお
いて提案されている電気洗濯機では、流量を制御する機
能をもった給水弁もしくは給湯弁と水槽内の水温を検知
するための検知手段を備えさせ、検知手段からの情報に
応じ流量制御弁を制御するようにしたものである。そし
て水槽の一部に湯沸かし手段を設けて水槽内の温度に応
じ湯沸かし手段を駆動し安定した水温を得られるように
したものも同時に提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年、洗濯機に対して
環境保護・省エネの観点から節水の声が高まるととも
に、有職主婦の増加から時間の有効活用・運転時間の短
縮の要望がおおきくなっているという背景があり、給湯
機能付き洗濯機を考えた場合、実際の使用条件では給湯
装置から洗濯機までは、ある程度の給湯経路があるため
給湯開始時に得られる水の温度は給湯装置の設定温度よ
り低い状態であると同時に、低い温度状態で水が出てく
る量は給湯装置から洗濯機までの給湯経路の長さによる
ため各家庭でまちまちであり、節水を考慮し使用水量を
少なくした洗濯機を考えた場合、特に気温が低くなる冬
場などは給湯開始時に得られる水の温度が極端に低下
し、条件によっては設定水位になったときに水温が所望
の水温より低くなる恐れがあるという問題がある。
【0005】また、湯沸かし手段を有し水槽内の水温が
低い場合、該湯沸かし手段にて水槽内の水温を上げる場
合も時間が非常に要するという問題がある。さらに、従
来の給湯機能付洗濯機では給湯装置が動作していない状
態で運転された場合、給湯弁から水が水槽内に供給され
てしまうことになり、この場合運転前にセットされた洗
剤・漂白剤などが洗濯槽内に水と共に投入されるため、
洗濯槽内の水温を時間経過後に検知し給湯を停止し異常
報知をしても既に供給されてしまった洗剤等を利用する
ためには水槽内の水は排出できないため、異常報知後給
湯装置を動作させても所望の温水が得られないという問
題がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の洗濯機は上記の
問題を解決するためになされたもので、請求項1記載の
発明は、水道からの水を給水する給水弁と、給湯装置か
らの湯を給湯する給湯弁と、洗剤・漂白剤・柔軟仕上げ
剤を水槽に投入しないよう設けられた給水経路と、供給
されるお湯もしくはお湯及び水の水温を検知する水温セ
ンサと、該水温センサの信号を受け制御を行う制御装置
と、水槽内の水を本体外に排出するための排水装置と、
給湯運転開始時に給湯弁から供給されるお湯の温度によ
り排水装置を動作させる動作手段とを備えてなるもので
ある。
【0007】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明において、給水経路はお湯または水が直接洗濯
物にかからずに排水装置まで到達できるようにしたもの
である。そして、請求項3記載の発明は、請求項1若し
くは請求項2記載の発明において、水温を検知するため
の水温センサを給湯弁近傍または排水装置近傍または給
湯弁から排水装置にいたる経路内に設けたものである。
【0008】そしてまた、請求項4記載の発明は、請求
項1若しくは請求項2または請求項3記載の発明におい
て、給水経路及び洗剤等を水槽に投入するための給水経
路を有し、これらの給水経路を切り替え可能としたもの
である。
【0009】さらに、請求項5記載の発明は、請求項4
記載の発明において、給湯運転開始時に、給水経路は洗
剤・漂白剤・柔軟仕上げ剤を水槽に投入しないよう切り
替えた後給湯弁を動作させて給湯し、水温センサの検知
した水温もしくは水温と水温の変化量が予め定められた
値以下の場合に排水装置を動作させ、水温もしくは水温
と水温の変化量が予め定められた値を越えた後排水装置
を停止するとともに給水経路を洗剤等を水槽に投入する
ための給水経路に切り替えるものである。
【0010】さらにまた、請求項6記載の発明は、請求
項1乃至請求項5記載の何れか一つの発明において、給
湯弁から供給される湯の温度を検出するための湯温検出
手段と、水槽内の水温を検出するための槽内温度検出手
段を備え、運転開始前に設定される温水設定温度より給
湯弁から供給される湯の温度が高い場合、給水弁を動作
させると共に、槽内温度検出手段により検出される槽内
温度情報をもとに給水弁及び給湯弁を制御するものであ
る。
【0011】また、請求項7記載の発明は、請求項1乃
至請求項5記載の何れか一つの発明において、給湯弁の
動作後水温センサにて検知される水温が一定時間経過後
も一定温度に満たない場合に、給湯弁を閉成して排水装
置を停止した後に異常報知を行うものである。
【0012】そして、請求項8記載の発明は、請求項7
記載の発明において、給湯弁の動作後水温センサにて検
知される水温が、予約運転設定時に一定時間経過後も一
定温度に満たない場合、排水装置を停止するとともに給
水経路を洗剤等を水槽に投入するための給水経路に切り
替え、給水弁、給湯弁を駆動し所定の水位まで給水を行
い、その後の洗い時間を通常の温水洗濯運転時より長く
なるようにしたものである。
【0013】本発明の洗濯機は上記構成にて、請求項1
記載の発明は、給湯弁より初期的に供給される冷水を排
水装置にて排出し洗濯に使用せずに済ませられるため、
冷水排出後に給湯弁より供給される湯を有効に使用でき
ることにより所望の水温を効果的に得ることができる。
また、請求項2記載の発明は、給湯弁より初期的に供給
される冷水が洗濯物にかからず、洗濯物に吸収されない
ため、後に給湯弁より供給される湯を有効に使用できる
ことにより所望の水温を効果的に得ることができる。
【0014】そして、請求項3記載の発明は、洗濯物を
濡らさない状態で給湯弁から供給される水の温度を検出
することができる。さらに、請求項4記載の発明は、給
水経路を切り替え可能とすることにより給湯弁から供給
される水により洗剤等を洗濯槽に投入することができる
構造とすることができる。
【0015】さらにまた、請求項5及び請求項7記載の
発明は、給湯弁より初期的に供給される冷水を排水装置
にて排出すると共に、給湯弁より供給される水の温度が
上昇し適正になってから洗濯用として水槽内にためると
同時に洗剤等も水槽内に投入することができ、給湯装置
が動作していない場合においても異常を検知し洗剤を投
入したり洗濯物を濡らす事なく異常報知することがで
き、再度運転をやり直す場合においても、水槽に冷水が
ないため供給される温水を有効につかい所望の水温を効
果的に得ることができる。
【0016】また、請求項6記載の発明は、給湯弁より
供給される湯の温度を検知し、設定温度が給湯弁より供
給される湯の温度が低い場合に槽内の温度を検知しなが
ら給水弁及び給湯弁を制御することにより所望の温水温
度が効率よく効果的に得られる。
【0017】そして、請求項8記載の発明は、予約運転
時に給湯装置の異常で温水が得られない場合においても
洗い時間が自動的に延長され運転されることにより、使
用者の時間を無駄にすることなく、洗い上がりも良好な
状態とすることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の洗濯機の実施の形
態をドラム式洗濯機に実施した場合について図面ととも
に説明する。
【0019】図1は本発明の洗濯機の実施の形態を示す
ドラム式洗濯機の内部の概略縦断面側面図である。
【0020】図1において、1は洗濯機本体、2は回転
ドラム、3は撹伴バッフル、4は水槽、5aは給水用ホ
ース、5bは給湯用ホース、6aは給水弁、6bは給湯
弁、、8は排水ダクト、9はフィルターケース、10
a,10bは水温センサ、11は排水ポンプ、12は排
水ホース、13は切り替え弁、14は回転軸、15はド
ラムプーリ、16はモータ、17はベルト、19は設置
脚、20は操作パネル、21は制御装置、22は洗剤ケ
ース、23はドア、25はドアパッキンである。
【0021】上記洗濯機は、全体がほぼ直方体であっ
て、洗濯機本体1内に軸方向が短いほぼ円柱形状の回転
ドラム2と水槽4が設けられ、この回転ドラム2は水平
方向にほぼ沿って回転軸14が配設され、回転軸14に
沿った方向の一端部(回転軸は反対側端部)が開口する
洗濯物の投入を行うための投入口が設けられ、その投入
口を開閉するドア23が配設されている。
【0022】25はドアパッキンであり、ゴム等の弾性
体からなるシール材として内嵌されていて、ドア23が
閉じたときには、ドア23の周縁部と投入口内周縁部と
で上記シール材が挟圧されて、洗濯機本体1および水槽
4の水密が保持されるようになっている。なお、振動吸
収のため、洗濯機本体1の上部から水槽4を防振機構
(図示せず)により懸架されており、これにより水槽4
の振動を減衰させる構成である。
【0023】上記回転ドラム2は、洗濯物を収容して回
転するものであって、回転ドラム2内には、中心軸に向
けて突出する山脈状に撹拌バッフル3が形成されてい
る。上記水槽4は上記回転ドラム2を囲んで設けられ、
洗濯水(洗剤を含む水、すすぎ水も含む)をためるもの
である。
【0024】この洗濯水は、水道につながるホース5a
および給湯装置につながるホース5bを通り給水弁6a
及び給湯弁6bの開閉を行うことにより水管路61a及
び61bを介して水槽4内に供給される。(詳しくは、
一旦は洗剤ケース22に入った後に、流路221を介し
て水槽4内に供給される)。
【0025】また、給湯弁からの水路は切り替え弁13
により洗剤ケース22につながる水管路61bと排水ポ
ンプ11につながる水管路61cが切り替え可能な状態
で接続されている。給湯弁6bの近傍の水管路には弁を
介して供給される湯の温度を検出するための水温センサ
10bが備えられている。
【0026】上記水槽4の底部には水槽4内の水温を検
出する水温センサ10aが取り付けられており、また、
洗濯水を排水する(出す)排水ダクト8が設けられ、こ
の排水ダクト8には、排水された洗濯水に含まれる糸屑
やゴミ等の挟雑物を除去するフィルターケース9がつな
がり、フィルターケース9内に取り付けられたフィルタ
ー(図示せず)により糸屑やゴミ等は除去される。フィ
ルターケース9には、洗濯水を水槽4内の洗濯水を洗濯
機外部に排水するための排水ポンプ11がつながってい
る。
【0027】上記水槽4内の洗濯水を排水するときに
は、フィルターケース9に接続された排水ポンプ11か
ら、洗濯水が排水ホース12を通り洗濯機本体1から排
水されるようになっている。上記水槽4の中心部を貫通
してドラム2の回転中心であって投入口の反対側端部に
水平な回転軸14が固定して設けられており、この回転
軸14にはドラムプーリ15が固定されている。
【0028】上記水槽4の下端部にはドラム駆動用モー
タ16が設けられており、このモータ16の回転軸とド
ラムプーリ15をベルト17で連結している。これら水
槽4、回転軸14、ドラムプーリ15及びドラム駆動用
モータ16等は洗濯機本体1に収容されている。
【0029】また、洗濯機本体1の前面上部には、運転
/停止スイッチ及び各種操作スイッチ等のパネル入力部
201並びに表示ランプ等の表示部202が設けられた
操作パネル20が配置される。この操作パネル20の内
部には洗濯機の電気的制御を行う制御装置21が配設さ
れ、操作パネル20からの信号線が接続される。上記制
御装置21には、ドア23の開閉を検出するドアスイッ
チ、水槽4内の水位を水圧で検出する圧力スイッチ及び
モータ16の回転を検出するタコメータの出力信号線が
接続される。
【0030】図2は本発明の洗濯機の実施の形態を示す
ドラム式洗濯機の制御装置の概略回路ブロック図であ
る。図2において、制御装置21は主に、電源部30、
表示部202、パネル入力部201、ドアスイッチ等の
信号入力部31、制御部32、出力部33及び負荷部3
4からなる。
【0031】上記電源部30は、コンセントプラグ35
から電源スイッチ36を介して商用電源が入力されて、
交流電源を変圧し、また、整流して制御用の直流電源を
出力したりクロックパルスを発振出力する。表示部20
2は、上記表示ランプの他、ブザーもならす。
【0032】上記制御部32はマイクロコンピュータ
(以下マイコンという)から主になり、洗濯機の動作に
関する判断・指令を行うものであって、演算・記憶部を
有している。また、上記出力部33はドライブ信号を出
力するトライアックを含む半導体素子を有している。そ
して、上記負荷部34は上記出力部のドライブ信号で作
動し、給水弁6a,給湯弁6b,排水ポンプ11、ドア
ロック機構(作動ソレノイド等)37、ドラム駆動用モ
ータ16の作動リレーを有している。
【0033】次に本発明の洗濯機の実施の形態を示すド
ラム式洗濯機の動作を説明する。まず、ドラム2内に洗
濯物をいれ、洗剤ケース22に洗剤をいれて、電源を投
入して、パネル入力部にある操作スイッチにて温水設定
を行い、スタートスイッチを押すと運転が開始される。
【0034】この場合、ドア23がロックされた後、給
湯側の水管路が切り替え弁13にて排水ポンプ側に切り
替えられた後に、給湯弁6bが駆動され給湯装置からの
水の供給が開始される。給湯弁6bから供給される水の
温度は、給湯弁6b近傍の水管路の取り付けられた水温
センサ10bにより検出され、供給された水は切り替え
弁13にて水管路61cを介して排水ポンプ11へ導か
れる。水温センサ10bにより検出された水温が制御部
32のマイコンにプログラムされた値より低い場合、排
水ポンプ11が動作し、排水ホース12を経て洗濯機本
体1外へ排出される。
【0035】上記水温センサ10bにより検出された水
温が制御部32のマイコンにプログラムされた値を越え
ると排水ポンプ11の動作は停止され、同時に切り替え
弁13は水が洗剤ケース22に流れ込むよう切り替えら
れる。給湯弁6bより供給される水温は通常洗濯機で設
定できる温水温度より高いか若しくは等しいように給湯
装置は温度設定される。
【0036】運転当初に設定された温水温度が給湯弁6
bより供給される水温はより低い場合は給水弁6aを駆
動させ水槽4内に設けられた温度センサ10aの検出す
る水槽4内温水温度の情報を元に制御部32にて給水弁
6a及び給湯弁6bを駆動し水槽4内の温水温度を所望
の温水温度になるよう制御する。水槽4内の水位が所定
の水位に到達したら、給水弁6a及び給湯弁6bの駆動
は停止され、モータ16が駆動されることによりドラム
2が低速回転しされ、洗いが行われる。
【0037】上記給湯装置の異常等により、給湯装置よ
り供給される水温があがらない場合が考えられる。この
ような状態において通常運転の場合、給湯弁6bを駆動
してから予め定めた時間を経過しても水温センサ10b
の検知する温度が予め定めた温度に達しない場合は、給
湯弁6bを停止し、排水ポンプ11も停止させた後、制
御装置21にて表示、ブザー等により異常報知を行う。
予約運転の場合、異常報知をしても使用者が近くにいな
い可能性が高いため、異常報知は行わず、切り替え弁1
3を洗剤ケース22側に切り替えて給水弁6a,給湯弁
6bを駆動し、水槽4内へ給水すると共に洗剤ケース2
2内にセットされた洗剤を水槽4へ投入する。
【0038】上記水槽4内の水が所定の水位に達した時
点で、給水弁6a,給湯弁6bの駆動を停止すると共
に、モータ16が駆動されることによりドラム2が低速
回転しされ、洗いが行われる。なおこの条件では水温が
低いため温水運転時と同じ洗い時間では洗浄が悪くなる
ため、洗い時間は通常より長くなるよう時間が加算され
るようになっている。
【0039】
【発明の効果】本発明の洗濯機は上記のような構成であ
るから、請求項1記載の発明は、給湯弁より初期的に供
給される冷水を排水装置にて排出し洗濯に使用せずに済
ませられるため、冷水排出後に給湯弁より供給される湯
を有効に使用できることにより所望の水温を効果的に得
ることができる。
【0040】また、請求項2記載の発明は、給湯弁より
初期的に供給される冷水が洗濯物にかからず、洗濯物に
吸収されないため、後に給湯弁より供給される湯を有効
に使用できることにより所望の水温を効果的に得ること
ができる。そして、請求項3記載の発明は、洗濯物を濡
らさない状態で給湯弁から供給される水の温度を検出す
ることができる。
【0041】そしてまた、請求項4記載の発明は、給水
経路を洗剤等を水槽に投入するための給水経路と給湯動
作開始時に給湯弁より供給される水の水温を検出するた
めの給水経路を設け、これらの給水経路を切り替え可能
とすることにより給湯弁から供給される水により洗剤等
を洗濯槽に投入することができる構造となる。
【0042】さらに、請求項5及び請求項7記載の発明
は、給湯弁より初期的に供給される冷水を排水装置にて
排出すると共に、給湯弁より供給される水の温度が上昇
し適正になってから洗濯用として水槽内にためると同時
に洗剤等も水槽内に投入することができ、給湯装置が動
作していない場合においても異常を検知し洗剤を投入し
たり洗濯物を濡らす事なく異常報知することができ、再
度運転をやり直す場合においても、水槽に冷水がないた
め供給される温水を有効につかい所望の水温を効果的に
得ることができる。
【0043】さらにまた、請求項6記載の発明は、給湯
弁より供給される湯の温度を検知し、設定温度が給湯弁
より供給される湯の温度が低い場合に槽内の温度を検知
しながら給水弁及び給湯弁を制御することにより所望の
温水温度が効率よく効果的に得られる。
【0044】また、請求項8記載の発明は、予約運転時
に給湯装置の異常で温水が得られない場合においても洗
い時間が自動的に延長され運転されることにより、使用
者の時間を無駄にすることなく、洗い上がりも良好な状
態とすることができる。上記のように、本発明は給湯装
置から得られる湯を効果的に使うことができ、万一給湯
装置に異常が生じた場合にも、使用者の時間を無駄にす
ることなく快適に使用できる洗濯機を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の洗濯機の実施の形態を示すドラム式洗
濯機の内部構造の概略縦断面側面図である。
【図2】本発明の洗濯機の実施の形態を示すドラム式洗
濯機の制御装置の概略回路ブロック図である。
【図3】本発明の洗濯機の実施の形態を示すドラム式洗
濯機の制御フローチャートである。
【符号の説明】 1 洗濯機本体 2 ドラム 3 撹伴バッフル 4 水槽 5a 給水ホース 5b 給湯ホース 6a 給水弁 6b 給湯弁 9 フィルターケース 10 水温センサ 11 排水ポンプ 12 排水ホース 13 切り替え弁 14 回転軸 15 ドラムプーリ 16 モータ 17 ベルト 20 操作パネル 21 制御装置 22 洗剤ケース 23 ドア 25 ドアパッキン 30 電源部 31 信号入力部 32 制御部 33 出力部 34 負荷部 35 コンセントプラグ 36 電源スイッチ 61 水管路 201 パネル入力部 202 流路

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水道からの水を給水する給水弁と、給湯
    装置からの湯を給湯する給湯弁と、洗剤・漂白剤・柔軟
    仕上げ剤を水槽に投入しないよう設けられた給水経路
    と、供給されるお湯もしくはお湯及び水の水温を検知す
    る水温センサと、該水温センサの信号を受け制御を行う
    制御装置と、水槽内の水を本体外に排出するための排水
    装置と、給湯運転開始時に給湯弁から供給されるお湯の
    温度により排水装置を動作させる動作手段とを備えてな
    ることを特徴とする洗濯機。
  2. 【請求項2】 上記給水経路はお湯または水が直接洗濯
    物にかからずに排水装置まで到達できるようにしたこと
    を特徴とする請求項1記載の洗濯機。
  3. 【請求項3】 上記水温を検知するための水温センサを
    給湯弁近傍または排水装置近傍または給湯弁から排水装
    置にいたる経路内に設けたことを特徴とする請求項1若
    しくは請求項2記載の洗濯機。
  4. 【請求項4】 上記給水経路及び洗剤等を水槽に投入す
    るための給水経路を有し、これらの給水経路を切り替え
    可能としたことを特徴とする請求項1若しくは請求項2
    または請求項3記載の洗濯機。
  5. 【請求項5】 上記給湯運転開始時に、給水経路は洗剤
    ・漂白剤・柔軟仕上げ剤を水槽に投入しないよう切り替
    えた後給湯弁を動作させて給湯し、上記水温センサの検
    知した水温もしくは水温と水温の変化量が予め定められ
    た値以下の場合に排水装置を動作させ、水温もしくは水
    温と水温の変化量が予め定められた値を越えた後排水装
    置を停止するとともに給水経路を洗剤等を水槽に投入す
    るための給水経路に切り替えることを特徴とする請求項
    4記載の洗濯機。
  6. 【請求項6】 上記給湯弁から供給される湯の温度を検
    出するための湯温検出手段と、水槽内の水温を検出する
    ための槽内温度検出手段を備え、運転開始前に設定され
    る温水設定温度より給湯弁から供給される湯の温度が高
    い場合、給水弁を動作させると共に、槽内温度検出手段
    により検出される槽内温度情報をもとに給水弁及び給湯
    弁を制御することを特徴とする請求項1乃至請求項5記
    載の何れか一つの洗濯機。
  7. 【請求項7】 上記給湯弁の動作後水温センサにて検知
    される水温が一定時間経過後も一定温度に満たない場合
    に、給湯弁を閉成して排水装置を停止した後に異常報知
    を行うことを特徴とする請求項1乃至請求項5記載の何
    れか一つの洗濯機。
  8. 【請求項8】 上記給湯弁の動作後水温センサにて検知
    される水温が、予約運転設定時に一定時間経過後も一定
    温度に満たない場合、排水装置を停止するとともに給水
    経路を洗剤等を水槽に投入するための給水経路に切り替
    え、給水弁、給湯弁を駆動し所定の水位まで給水を行
    い、その後の洗い時間を通常の温水洗濯運転時より長く
    なるようにしたことを特徴とする請求項7記載の洗濯
    機。
JP8295578A 1996-11-08 1996-11-08 洗濯機 Pending JPH10137489A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8295578A JPH10137489A (ja) 1996-11-08 1996-11-08 洗濯機

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