JPH10137414A - パチンコ機の錠装置 - Google Patents

パチンコ機の錠装置

Info

Publication number
JPH10137414A
JPH10137414A JP29527496A JP29527496A JPH10137414A JP H10137414 A JPH10137414 A JP H10137414A JP 29527496 A JP29527496 A JP 29527496A JP 29527496 A JP29527496 A JP 29527496A JP H10137414 A JPH10137414 A JP H10137414A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
plate
front frame
movable lock
piece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP29527496A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2880462B2 (ja
Inventor
Tsugio Kondo
次夫 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP29527496A priority Critical patent/JP2880462B2/ja
Publication of JPH10137414A publication Critical patent/JPH10137414A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2880462B2 publication Critical patent/JP2880462B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 施錠ユニットに不正防止機構を一体に組み付
けることで、制約を受けることなく容易に取付けること
ができて不正を防止できる。 【解決手段】 パチンコ機1の機台枠2の前面側に片開
き状に取付けられた表枠3と、この表枠の前面側の上下
に片開き状に取付けられた金枠5と前枠6とを備え、表
枠の自由端側の内側面に沿って縦設されて表枠、金枠お
よび前枠を施錠する施錠ユニット15を備えたパチンコ
機の錠装置であって、施錠ユニットは表枠に取付けられ
る固定基枠16と、この固定基枠に沿って上下に案内さ
れるハネ出しプレート40と、同じく案内されて金枠を
施錠する第1可動錠板50と、同じく案内されて表枠を
機台枠に施錠する第2可動錠板65を備え、ハネ出しプ
レートと第1可動錠板とは不正開錠防止機構87により
連繋する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パチンコ機の機
台枠の前面側に一側がヒンジ部材を介して回動可能に設
けられた表枠および金枠、前枠の自由端部を錠止する錠
装置に係り、詳しくは金枠の不正開錠防止機構を一体に
有する錠装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコ機においては表枠を機台
枠に施錠する表枠用施錠板と、ガラスを取付けた金枠を
表枠に施錠する金枠用施錠板を基枠にスライド可能に装
着した施錠ユニットを表枠の回動自由端の背面側に組み
付けられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の施錠ユニットでは表枠と金枠との隙間より金枠用施
錠板を不正に操作して開錠し得る問題があり、このため
表枠側に別設の不正防止機構を設けられているが、近時
各種の機構部材が組み付けられていることから、その附
設部位に制約を受けるとともに、組み付け工数を要する
問題があった。本発明は、上記課題を解決するためにな
されたもので、施錠ユニットに不正防止機構を一体に組
み付けることで、制約を受けることなく容易に取付ける
ことができて不正を防止できるパチンコ機の施錠装置を
提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記技術課題
を解決するため、第1の発明は、パチンコ機の機台枠の
前面側に片開き状に取付けられた表枠と、この表枠の前
面側の上下に片開き状に取付けられた金枠と前枠とを備
え、前記表枠の自由端側の内側面に沿って縦設されて表
枠、金枠および前枠を施錠する施錠ユニットを備えたパ
チンコ機の錠装置であって、前記施錠ユニットは表枠に
取付けられる固定基枠と、この固定基枠に沿って上下に
案内されるハネ出しプレートと、同じく案内されて金枠
を施錠する第1可動錠板と、同じく案内されて表枠を機
台枠に施錠する第2可動錠板を備え、前記ハネ出しプレ
ートと第1可動錠板とは不正開錠防止機構により連繋す
る構成としたことであり、第2の発明は、前記ハネ出し
プレートと第1可動錠板とは相互に位置整合するガイド
溝を有し、このガイド溝を介して前記固定基枠に取付け
られたガイドピンにスライド可能に取付けられ、前記不
正開錠防止機構の一方の係合部材の基部は前記ガイドピ
ンに枢着され、同下端部には係合片を有するフック部が
形成されるとともに、前記表枠より所定の長さで金枠側
に突出する作動レバーを有し、また、他方のクラッチ部
材の基部は第1可動錠板のクラッチ取付部に枢着され、
その上端部には係合部材の係合片と係脱する係合凹部が
形成されるとともに、該クラッチ部材には前記ハネ出し
プレートの下端部に形成した押下げ片と当接連繋する押
下げ受け部が形成されて両部材はばね部材により連繋さ
れ、前記係合部材の作動レバーへの外力の作用で係合片
がクラッチ部材の係合凹部に係脱可能に構成したことで
ある。
【0005】
【発明の効果】本発明は、上記構成としたことにより、
金枠と表枠の自由端側の隙間より不正に第1可動錠板を
押し下げて開錠しようとしても、この第1可動錠板に取
付けたクラッチ部材の係合凹部にはハネ出しプレートに
取付けた係合部材の係合片が係合する位置に保持されて
いることから、この第1可動錠板の押し下げが阻止され
て不正開錠を防止することができる。また、この不正開
錠防止機構は施錠ユニットに一体に組付けたものである
から、その取付けに制約を受けることなく容易に取付け
ることができる。また、このハネ出しプレートと第1可
動錠板とは不正開錠防止機構を介して連繋する構成とし
たものであるから、金枠を開錠する場合はシリンダ錠を
開錠操作することで開放することができ、例えば表枠の
第2可動錠板を開錠して開放した場合、金枠を開錠する
にはシリンダ錠を操作することなく、ハネ出しプレート
を押し下げ操作することで金枠を開錠することのできる
便利性がある。また、金枠の開錠にあたり、上部に設け
たはね出し部のはね出しに加えて、係合部材がばね部材
の復元力により作動レバーが上斜状に回動されて金枠の
下部側をはね出しするので容易に開放することができ
る。
【0006】
【実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面にした
がって説明すると、図1はパチンコ機1の前方から見た
斜視図、図2は同じく後方から見た斜視図を示すもの
で、このパチンコ機1は略方形枠状に枠組み形成された
機台枠2と、この前面側にヒンジ(図示せず)を介して
片開き状に取付けられる略方形状に枠組み形成された表
枠3と、この表枠3の前面上下側にヒンジを介して片開
き状に取付けられるガラスを取付けた金枠5と、この金
枠5の下部側にヒンジを介して片開き状に前枠6が取付
けられている。また、図2に示すように機台枠2の一方
の縦枠2aの内側面の上下の所定位置には、表枠3の自
由端側の縦枠3aの裏面側に取付けられた後述する施錠
ユニット15の第2可動錠板65の第2ロック爪67
a,67bと係合する受け爪7aを内方に突出するロッ
ク受け金具7が止着されている。
【0007】また、この表枠3の縦枠3aの上下の所定
の位置にはその裏面側に取付けられた施錠ユニット15
の第1可動錠板50の第1ロック爪56a,56bを挿
通する長孔3bが貫設され、また、上部側の長孔3bの
下部側の所定の位置には施錠ユニット15のスライド保
持片18の外側面の所定の位置に取付けられたはね出し
部80のはね出し棒83を挿通する長孔3cが貫設され
ている。また、下側の長孔3bの上部側の所定の位置に
は、施錠ユニット15に取付けられた不正開錠防止機構
87の係合部材88に形成した作動レバー92を挿通す
る長孔3dが貫設されている。また、縦枠3aの下部側
には所定の間隔で施錠ユニット15のスライド保持片1
8の外側面の下部側に上下にスライド可能に取付けられ
た第3可動錠板75の第3ロック爪76a,76bを挿
通する長孔3eが貫設されている。また、上下の長孔3
b間の所定の位置にはシリンダ錠22を取付ける錠取付
孔が貫設されている。
【0008】金枠5の回動自由端側の裏面の上下の所定
位置には、この第1可動錠板50の第1ロック爪56
a,56bと係合するロック受け金具8が止着されてい
る。また、前枠6の回動自由端側の裏面の上下の所定位
置には施錠ユニット15の第3可動錠板75の第3ロッ
ク爪76a,76bと係合するロック受け金具9が取付
けられている。
【0009】次に、表枠3の縦枠3aの裏面側に沿って
縦設される施錠ユニット15について説明する。この施
錠ユニット15は図4に示すように、固定基枠16と、
この固定基枠16の内側にスライド可能にハネ出しプレ
ート40と第1可動錠板50と第2可動錠板65とから
なり、このハネ出しプレート40と第1可動錠板50、
間には不正開錠防止機構87が介装されている(図5参
照)。また、固定基枠16の外側の上部には金枠5のは
ね出し部80が設けられ、下部側には第3可動錠板75
がスライド可能に取付けられている(図3(b) 参照)。
なお、図4の分解斜視図はばね部材を省略して示す。
【0010】この固定基枠16は取付片17とスライド
保持片18とにより断面略L形状に形成され、この取付
片17の上下の所定の位置には断面略L形状で第2可動
錠板65のガイド金具19が対応して取付けられ、この
ガイド金具19の立上り片19aにはそれぞれガイドピ
ン20が取付けられている。また、取付片17の上端部
寄りの所定位置にはシリンダ錠22の取付部21が切欠
き形成されてシリンダ錠22が着脱可能にかつ位置調節
可能に取付けられている。また、シリンダ錠22を取付
けた取付部21と対応するスライド保持片18側にはシ
リンダ錠22に取付けられた開錠レバー23の第1開錠
片23aおよび第2開錠片23bの逃し長孔24が貫設
されている。また、錠取付部21の上下の所定位置には
切起し状に第2可動錠板65のガイド凸部25a,25
bが形成されている。また、このガイド凸部25a,2
5bに近接した位置には切起し状にばね掛け26a,2
6bが形成されている。なお、上記した開錠レバー23
の第1開錠片23aおよび第2開錠片23bは所定の角
度出開拡する略ブーメラン形状に形成されるとともに、
第1開錠片23aは屈曲されて後述するハネ出しプレー
ト40の第1作動孔43の掛合段部43aに係合可能
に、また、第2開錠片23bは第2可動錠板65の第2
作動孔73の掛合段部73aに係合可能に挿入される。
【0011】また、この取付片17とスライド保持片1
8の隅角部の取付片17側には所定の間隔を有して第1
可動錠板50の上下の第1ロック爪56a,56bを挿
通する挿通長孔27a,27aが貫設されている。ま
た、この下部側の挿通長孔27bに近接した位置には両
片17,18に亘り窓部28が開設されるとともに、こ
の窓部28のスライド保持片18側の縁部には切起し状
に不正開錠防止機構87の係合部材88に形成された作
動レバー92を挿通する挿通孔29aを貫設した支持片
29が形成されている。
【0012】また、スライド保持片18の挿通長孔27
a,27bに近接した所定位置には対応して第1可動錠
板50のガイドピン30が取付けられている。また、こ
のスライド保持片18の逃し長孔24に近接した位置と
下部側のガイドピン30に近接した位置にはばね掛け3
1a,31bが切起し状に形成され、この下部側のばね
掛け31bは外側に向けて切起しされている。また、こ
のスライド保持片18の窓部28に近接する上部側の所
定位置にはハネ出しプレート40および第1可動錠板5
0をガイドし、かつ不正開錠防止機構87の係合部材8
8を枢着するガイドピン33の取付孔32が貫設されて
いる。また、このスライド保持片18の下部側の挿通長
孔27bと対応する縁部には切欠部34が凹設され、同
切欠部32には第1可動錠板50のストッパー片35が
形成されている。また、スライド保持片18の下端部側
には所定の間隔で外側面に突出して第3可動錠板75を
ガイドするガイドピン36a,36bが取付けられてい
る。
【0013】ハネ出しプレート40は上記固定基枠16
と後述する第1可動錠板50に形成された凹状部55と
の間にスライド可能に介装されるもので、このハネ出し
プレート40は上部板部41と下部板部42とが内外に
張り出す形状で一体に形成されており、この上部板部4
2の所定の位置にはシリンダ錠22に取付けられた開錠
レバー23の第1開錠片23に掛合段部43aを有する
長孔状の第1作動孔43が貫設されている。また、下部
板部42の上端側には機台枠2側へ水平状に張出すレバ
ー片44が形成されている。また、上部板部41の下部
側の下部板部42側の上下方向には所定長さのガイド溝
45が貫設され、また、下部板部42の下端部には所定
長さの垂下片46が垂下され、この垂下片46の下端側
には取付片17とほぼ平行状に押下げ片47が形成され
ている。また、ガイド溝45の上部に近接して、スライ
ド保持片18に形成したばね掛け31aとの間にばね部
材38aを掛合するばね掛け48が形成されている(図
3参照)。
【0014】第1可動錠板50は上部板部51と下部板
部52とが内外に張出す形状で一体に形成され、この上
部板部51と下部板部52の端部側には段差して固定基
枠16のスライド保持片18と摺接する上部摺接部53
と下部摺接部54が形成されて、この上下の摺接部5
3,54の間にはハネ出しプレート40を摺動可能に納
める凹状部55が形成されている。この上部摺動部53
には金枠5に取付けられたロック受け金具8と係合する
第1ロック爪56aが形成されるとともに、固定基枠1
6のスライド保持片18に取付けたガイドピン30とス
ライド係合する鍵穴形状のガイド溝57aが貫設されて
いる。
【0015】また、下部摺動部54は下部板部52と連
続段差して不正開錠防止機構87のクラッチ部材95を
取付ける取付孔58aを有するクラッチ取付部58が形
成され、このクラッチ取付部58の下端には受け片59
が折曲形成されている。また、この下部摺動部54には
上部側の第1ロック爪56aと対応して第1ロック爪5
6bが形成されるとともに、上部側のガイド溝57aと
対応してスライド保持片18に取付けた下部側のガイド
ピン30とスライド係合する鍵穴形状のガイド溝57b
が貫設されている。また、上部板部51の所定の位置に
はスライド保持片18に貫設した逃し長孔24とほぼ整
合する長孔60が貫設され、この上部板部51の前縁の
下部寄りには、固定基枠16の取付片17に形成したば
ね掛け26bとの間にばね部材38bを掛合するばね掛
け片61が取付片17と平行状に折曲形成されている
(図3参照)。また、上部板部41の下部側の下部板部
42側の上下方向にはハネ出しプレート40に貫設した
ガイド溝45と位置整合する所定長さ(ガイド溝45よ
り若干長い)のガイド溝62が貫設されている。
【0016】第2可動錠板65は上部板部66と下部板
部67とが接続片68aを介して段差状に形成され、ま
た、上部板部66の上端には接続片68bを介して下部
板部67と同位に摺動片69が形成されるとともに、こ
の摺動片69と下部板部67の下端部側には機台枠2側
に取付けられたロック受け金具7と係合する第2ロック
爪70a,70bが対応して形成されている。また、こ
の摺動片69と下部板部67の下端部側の所定の位置に
は固定基枠16の取付片17に取付けた上下のガイド金
具19の設けたガイドピン20とスライド係合する所定
長さのガイド溝71a,71bが対応して貫設されてい
る。なお、上部板部66は取付片17に切起し形成され
たガイド凸部25a,25bに沿って摺動される。ま
た、上部板部66の前縁の下端部寄りには第1可動錠板
50に形成したばね掛け片61を挿通係合する切欠き凹
部72が形成されている。また、上部板部66の所定の
位置にはハネ出しプレート40に形成した第1作動孔4
3と対応してシリンダ錠22に取付けられた開錠レバー
23の第2開錠片23bに掛合作動される係合段部73
aを有する第2作動孔73が貫設されている。また、上
部板部66の接続片68b寄りの所定位置には固定基枠
16の取付け片17に切起し形成されたばね掛け26a
との間にばね部材38cを掛合するばね掛け74が切起
し形成されている。
【0017】また、固定基枠17のスライド保持片18
の外側面の下部には図3(b) に示すように第3可動錠板
75がスライド保持片18に取付けられたガイドピン3
6a,36bを介してスライド可能に取付けられてい
る。この第3可動錠板75は長方形状の板状に形成され
て一方の縁部には所定の間隔で前枠6の自由端の上下に
取付けられたロック受け金具9と係合する第3ロック爪
76a,76bが一体に形成され、上下の所定位置には
ガイドピン36a,36bとスライド係合する鍵穴形状
のガイド溝77a,77bが貫設されるとともに、この
ガイド溝77a,77b間にはスライド保持片18に形
成したばね掛け31bの逃し孔78が貫設されている。
また、この逃し孔78の下部側にはばね掛け31bとの
間にばね部材38dを掛合するばね掛け79が切起し形
成されている。また、このスライド保持片18の外側面
の上部にははね出し部80が形成されている。このはね
出し部80は略コ字形状の取付金具81の左右の支持片
82a,82b間に幅広部83aと幅狭部83bとから
なるはね出し棒83が挿通支持されて幅広部83aと支
持片82aとの間にはばね部材84が弾着され、この幅
広部83aにはストッパー部85が取付けられている。
【0018】このように形成された各部材は、先ず、固
定基枠16に形成した上下の挿通長孔27a,27bに
第1可動錠板50の上下の第1ロック爪56a,56b
を挿通して同錠板50の上下に形成したガイド溝57
a,57bをスライド保持片18に取付けた上下のガイ
ドピン30に挿通係合するとともに、固定基枠16側の
ばね掛け26bと第1可動錠板50のばね掛け片61と
の間にばね部材38bを掛合することで上方へ付勢され
る。この状態で第1可動錠板50の凹状部55とスライ
ド保持片18との間にハネ出しプレート40を挿入して
同プレート40に形成したばね掛け48とスライド保持
枠18のばね掛け31aとの間にばね部材38aを掛合
することで同ハネ出しプレート40は上方へ付勢され、
同プレート40に形成したガイド溝45は第1可動錠板
50に形成したガイド溝62と位置整合され、この第1
可動錠板50とハネ出しプレート40には不正開錠防止
機構87が連繋して取付けられている。
【0019】この不正開錠防止機構87は図5および図
6(a)(b)に示すように、係合部材88とクラッチ部材9
5とから構成されている。この係合部材88は第1可動
錠板50とハネ出しプレート40のガイド溝62,45
側に取付けられるもので、略屈曲状の支持部89の下部
側にはフツク部90が形成され、このフック部90の先
端側にはほぼ直角状に係合片91が折曲形成されてい
る。また、フック部90の近接した支持部89には所定
の長さの作動レバー92がフック部90と同方向に延出
形成されている。また、支持部89の基部側の一方の角
部にはガイドピン33を挿通するピン孔93が貫設さ
れ、他方の角部には切起し状にばね掛け94が形成され
ている。このように形成された係合部材88は、その作
動レバー92が固定基枠16に切起し形成した支持片2
9の挿通孔29aに挿通され、そのピン孔93にはガイ
ドピン33が挿通されるとともに、同ガイドピン33は
第1可動錠板50とハネ出しプレート40のガイド溝6
2,45に挿通されてスライド保持片18の取付孔32
に止着されている。
【0020】また、クラッチ部材95は第1可動錠板5
0のクラッチ取付部58に取付けられるもので、このク
ラッチ部材95は係合部材88のフック部90に折曲形
成した係合片91と係合可能とする係合凹部97を図示
上端側に有する係合部96と、この係合部96とほぼ直
角状に形成されてハネ出しプレート40の押下げ片47
と当接係合される屈曲縁98aを有する押下げ受け部9
8とが略L字形状に形成され、この係合部96と押下げ
受け部98の接合部には段差状に取付孔100 を有する取
付部99が形成されている。また、この係合部96の係
合凹部97の反対側にはばね掛け101 が折曲形成されて
いる。このように形成されたクラッチ部材95は、その
取付孔99に取付ピン102 が挿通されて、同取付ピン10
2 は第1可動錠板50のクラッチ取付部58の受け孔5
9に取付けられて同クラッチ部材95は枢着されるとと
もに、このばね掛け101 と係合部材88のばね掛け94
との間にはばね部材103 が掛合されている。このように
ばね部材103 により掛合連繋した自然状態で、図6(a)
に示すように係合部材88の作動レバー92は図示上斜
状に固定基枠10の取付片17より所定の長さ延出され
るとともに、フック部90に形成した係合片91は、ク
ラッチ部材95の係合部96の係合凹部97の外側位置
に離脱されている。
【0021】そして、固定基枠16の取付片17の上下
に取付けられたガイド金具19間には第2可動錠板65
の上下のガイド溝71a,71bがガイドピン20に挿
通係合されて上下動可能に取付けられるとともに、第2
可動錠板65のばね掛け74と取付片17の上部側のば
ね掛け26a間にばね部材38cが掛合されて第2可動
錠板65は下方へ付勢され、また、この第2可動錠板6
5の切欠き凹部72に挿通された第1可動錠板50のば
ね掛け片61と取付片17のばね掛け26bとの間には
ばね部材38bが掛合されて第1可動錠板50は上方へ
付勢されている。また、ハネ出しプレート40のばね掛
け48とスライド保持片18のばね掛け31a間にばね
部材38aが掛合されてハネ出しプレート40は上方へ
付勢されている(図3(a) 参照)。また、シリンダ錠2
2に取付けられた開錠レバー23の第1開錠片23aは
ハネ出しプレート40の第1作動孔43の係合段部43
aに係合可能に挿通され、また、第2開錠片23bは第
2可動錠板65の第2作動孔73の係合段部73aに係
合可能に挿通されている。また、上記して不正開錠防止
機構87は第1可動錠板50と第2可動錠板65の下部
板部67との間に一体状に組付けられて施錠ユニット1
5が形成されている。
【0022】このように形成された施錠ユニット15
は、その取付片17を介して表枠3の自由端側の縦枠3
aの背面の所定位置に取付けることで、同縦枠3aに貫
設した長孔3bには第1可動錠板50の上下の第1ロッ
ク爪56a,56bが挿通され、長孔3cにははね出し
部80のはね出し棒83が挿通され、また、長孔3dに
は不正開錠防止機構87の作動レバー92が挿通されて
いる。また、この縦枠3aの長孔3eには第3可動錠板
75の第3ロック爪76a,76bが挿通されている。
この状態で例えば機台枠2に対し表枠3を閉止すること
で第2可動錠板65の第2ロック爪70a,70bは機
台枠2に取付けられたロック受け金具7にロックされ
る。そして前枠6を閉止することでその上下に取付けら
れたロック受け金具9が第3可動錠板75の第3ロック
爪76a,76bとロックされ、これに引き続き金枠5
が閉止される。この金枠5の閉止で、前枠6の上縁側は
金枠5の下縁側と重合状に閉止されて前枠6は表枠3を
ロック解除しない限り開錠できないようになっている。
【0023】この金枠5を閉止することで同自由端側の
上下に取付けられたロック受け金具9は第1可動錠板5
0の第1ロック爪56a,56bとロックされるととも
に、縦枠3a上部に突出されたはね出し部80のはね出
し棒83は金枠5に押圧されることでばね部材83に抗
して押し込まれ、また、同時に長孔3dより突出された
不正開錠防止機構87の係合部材88の作動レバー92
は金枠5に押圧されることで図6(b) に示すように、同
係合部材88はガイドピン33を中心として反時計方向
へ回動され、この金枠5がロックされた状態で、同係合
部材88のフック部90に形成された係合片91はクラ
ッチ部材95の係合凹部97の下方で係合可能な位置に
保持されている。この状態で機台枠2に対し、表枠3、
金枠5および前枠6は閉止されている。
【0024】このように機台枠2の前面を閉止して状態
で、表枠3を開く場合は、シリンダ錠22にキーを挿入
して右方向に回動すると、シリンダ錠22に取付けられ
た開錠レバー23の第2開錠片23bが第2可動錠板6
5に形成した第2作動孔73の係合段部73aと係合さ
れて、同第2可動錠板65はばね部材38cに抗し、ガ
イド溝71a,71bを介してガイドピン20およびガ
イド凸部25a,25bにガイドされて上動されること
で第2ロック爪70a,70bとロック受け金具8との
ロックが解かれ、金枠5と前枠4と一体的に機台枠2の
前面側を開放することができる。
【0025】この表枠3を開放した状態で、金枠5およ
び前枠6をロック解除して開放する場合には、先ず、ハ
ネ出しプレート40のレバー片44を下方へ押し下げる
と、このハネ出しプレート40には第1可動錠板50と
不正開錠防止機構87とが連繋されており、図6(b) に
示すように、このハネ出しプレート40の垂下片46の
下端部に形成した押下げ片47は第1可動錠板50のク
ラッチ取付部58に取付けた不正開錠防止機構87のク
ラッチ部材95に形成した押下げ受け部98の屈曲縁9
8aに当接された状態にあり、この押下げにより押下げ
片47が押下げ受け部98の屈曲縁98aにスライドさ
れることで、ばね部材103 に抗して同クラッチ部材95
は取付ピン102 を中心として図示時計方向へ回動され
て、係合部材88の係合片91と係合する位置にあった
係合凹部97を有する係合部96が後退離脱され、これ
によりハネ出しプレート40と第1可動錠板50はばね
部材38a,38bに抗してガイドピン30,33に対
しガイド溝57a,57bおよびガイド溝45,62を
介して押し下げられて第1ロック爪56a,56bとロ
ック受け金具8とのロックが解かれると同時に、はね出
し部80のはね出し棒83はばね部材84の復元力によ
り突出され、また、不正開錠防止機構87の係合部材8
8はばね部材103 の復元力によりその作動レバー92が
上斜状に戻されて、金枠5はこのはね出し棒83と作動
レバー92により容易に開放することができる。この金
枠5の開放により、前枠6の上縁側はフリーとなり、第
3可動錠板75を押し下げることにより、第3ロック爪
76a,76bとロック受け金具9とのロックが解かれ
て前枠6を開放することができる。
【0026】機台枠2の前面側が表枠3、金枠5および
前枠6により閉止された状態で金枠5を開放する場合
は、シリンダ錠22にキーを挿入して左方向に回動する
と、シリンダ錠22に取付けられた開錠レバー23の第
1開錠片23aがハネ出しプレート40に形成した第1
作動孔43の係合段部43aに係合されて、このハネ出
しプレート40を下方へ押し下げる。このハネ出しプレ
ート40は上記したようにレバー片44の押し下げ作動
と同様にしてこのハネ出しプレート40の垂下片46の
下端部に形成した押下げ片47は第1可動錠板50のク
ラッチ取付部58に取付けた不正開錠防止機構87のク
ラッチ部材95に形成した押下げ受け部98に近接され
た状態にあり、この押下げにより押下げ片47が押下げ
受け部98に当接係合されることで、同クラッチ部材9
5は取付ピン102 を中心として図示時計方向へ回動され
て、係合部材88の係合片91と係合する位置にあった
係合凹部97を有する係合部96が後退離脱され、これ
によりハネ出しプレート40と第1可動錠板50はばね
部材38a,38bに抗してガイド溝57a,57bお
よびガイド溝45,62を介して押し下げられて第1ロ
ック爪56a,56bとロック受け金具8とのロックが
解かれると同時に、はね出し部80のはね出し棒83は
ばね部材84の復元力により突出され、また、不正開錠
防止機構87の係合部材88はばね部材103 の復元力に
よりその作動レバー92が上斜状に戻されて、金枠5は
このはね出し棒83と作動レバー92により容易に開放
することができる。
【0027】また、上記したように不正開錠防止機構8
7において、図6(a) は金枠5を開放した状態、図6
(b) は閉止した状態を示すもので、図6(a) の状態で金
枠5を閉止していくと、同係合部材88の作動レバー9
2は押圧された押し込まれ、これにより係合部材88は
ガイドピン33を中心として回動されて、フック部90
に形成された係合片91はクラッチ部材95の係合凹部
97と係合可能に位置保持されて、図6(b) の状態とな
る。
【0028】したがって、例えば金枠5と表枠3の自由
端側の隙間より不正に第1可動錠板50を押し下げて開
錠しようとしても、この第1可動錠板50に取付けたク
ラッチ部材95の係合凹部97にはハネ出しプレート4
0に取付けた係合部材88の係合片91が係合する位置
に保持されていることから、この第1可動錠板50の押
し下げが阻止されて不正開錠を防止することができる。
また、この不正開錠防止機構87は施錠ユニット15に
一体に組付けたものであるから、その取付けに制約を受
けることなく容易に取付けることができる。また、この
ハネ出しプレート40と第1可動錠板50とは不正開錠
防止機構87を介して連繋する構成としたものであるか
ら、金枠5を開錠する場合はシリンダ錠22を開錠操作
することで開放することができ、例えば表枠3の第2可
動錠板65を開錠して開放した場合、金枠5を開錠する
にはシリンダ錠22を操作することなく、ハネ出しプレ
ート40を押し下げ操作することで金枠5を開錠するこ
とのできる便利性がある。また、金枠5の開錠にあた
り、上部に設けたはね出し部80のはね出しに加えて、
係合部材88がばね部材103 の復元力により作動レバー
92が上斜状に回動されて金枠5の下部側をはね出しす
るので容易に開放することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ機の前方から見た斜視図である。
【図2】同じく後方から見た斜視図である。
【図3】(a) 施錠ユニットの側面図である。 (b) 図3(a) の背面図である。
【図4】施錠ユニットの分解斜視図である。
【図5】ハネ出しプレートと第1可動錠板および不正開
錠防止機構との関係を示す分解斜視図である。
【図6】(a)(b)不正開錠防止機構の作用説明図である。
【符号の説明】
1 パチンコ機 2 機台枠 3 表枠 5 金枠 6 前枠 15 施錠ユニット 16 固定基枠 33 ガイドピン 40 ハネ出しプレート 45,62 ガイド溝 47 押下げ片 50 第1可動錠板 58 クラッチ取付部 65 第2可動錠板 87 不正開錠防止機構 88 係合部材 90 フック部 91 係合片 92 作動レバー 95 クラッチ部材 97 係合凹部 98 押下げ受け部 99 取付部(基部) 103 ばね部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パチンコ機の機台枠の前面側に片開き状
    に取付けられた表枠と、この表枠の前面側の上下に片開
    き状に取付けられた金枠と前枠とを備え、前記表枠の自
    由端側の内側面に沿って縦設されて表枠、金枠および前
    枠を施錠する施錠ユニットを備えたパチンコ機の錠装置
    であって、 前記施錠ユニットは表枠に取付けられる固定基枠と、こ
    の固定基枠に沿って上下に案内されるハネ出しプレート
    と、同じく案内されて金枠を施錠する第1可動錠板と、
    同じく案内されて表枠を機台枠に施錠する第2可動錠板
    を備え、前記ハネ出しプレートと第1可動錠板とは不正
    開錠防止機構により連繋する構成としたことを特徴とす
    るパチンコ機の錠装置。
  2. 【請求項2】 前記ハネ出しプレートと第1可動錠板と
    は相互に位置整合するガイド溝を有し、このガイド溝を
    介して前記固定基枠に取付けられたガイドピンにスライ
    ド可能に取付けられ、前記不正開錠防止機構の一方の係
    合部材の基部は前記ガイドピンに枢着され、同下端部に
    は係合片を有するフック部が形成されるとともに、前記
    表枠より所定の長さで金枠側に突出する作動レバーを有
    し、また、他方のクラッチ部材の基部は第1可動錠板の
    クラッチ取付部に枢着され、その上端部には係合凹部が
    形成されるとともに、該クラッチ部材には前記ハネ出し
    プレートの下端部に形成した押下げ片と当接連繋する押
    下げ受け部が形成されて両部材はばね部材により連繋さ
    れ、前記係合部材の作動レバーへの外力の作用で係合片
    がクラッチ部材の係合凹部に係脱可能に構成としたこと
    を特徴とする請求項1のパチンコ機の錠装置。
JP29527496A 1996-11-07 1996-11-07 パチンコ機の錠装置 Expired - Fee Related JP2880462B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29527496A JP2880462B2 (ja) 1996-11-07 1996-11-07 パチンコ機の錠装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29527496A JP2880462B2 (ja) 1996-11-07 1996-11-07 パチンコ機の錠装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10137414A true JPH10137414A (ja) 1998-05-26
JP2880462B2 JP2880462B2 (ja) 1999-04-12

Family

ID=17818482

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29527496A Expired - Fee Related JP2880462B2 (ja) 1996-11-07 1996-11-07 パチンコ機の錠装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2880462B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006081894A (ja) * 2004-08-20 2006-03-30 Chuto Sangyo Kk ゲーム機の施錠装置
JP2007068891A (ja) * 2005-09-09 2007-03-22 Adachi Light Co Ltd 遊技機のセット板据付構造
JP2008253836A (ja) * 2008-07-29 2008-10-23 Heiwa Corp 遊技機
JP2008253837A (ja) * 2008-07-29 2008-10-23 Heiwa Corp 遊技機
JP2009136685A (ja) * 2008-12-19 2009-06-25 Taiyo Elec Co Ltd 遊技機における施錠装置
JP2010119897A (ja) * 2004-08-20 2010-06-03 Chuto Sangyo Kk ゲーム機の施錠装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006081894A (ja) * 2004-08-20 2006-03-30 Chuto Sangyo Kk ゲーム機の施錠装置
JP2010119897A (ja) * 2004-08-20 2010-06-03 Chuto Sangyo Kk ゲーム機の施錠装置
JP4510716B2 (ja) * 2004-08-20 2010-07-28 中東産業株式会社 ゲーム機の施錠装置
JP2007068891A (ja) * 2005-09-09 2007-03-22 Adachi Light Co Ltd 遊技機のセット板据付構造
JP2008253836A (ja) * 2008-07-29 2008-10-23 Heiwa Corp 遊技機
JP2008253837A (ja) * 2008-07-29 2008-10-23 Heiwa Corp 遊技機
JP2009136685A (ja) * 2008-12-19 2009-06-25 Taiyo Elec Co Ltd 遊技機における施錠装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2880462B2 (ja) 1999-04-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4559968B2 (ja) 自己ラッチ装置
JP2002177586A (ja) パチンコ機の錠装置
JP4722603B2 (ja) ゲーム機の施錠装置
JP2880462B2 (ja) パチンコ機の錠装置
JP4707551B2 (ja) ゲーム機の施錠装置
JP2005199005A (ja) ゲーム機の施錠装置
JP2006218034A (ja) ゲーム機の施錠装置
JP3437543B2 (ja) パチンコ機の錠装置
JP2003325918A (ja) ゲーム機の施錠装置
JP3307895B2 (ja) パチンコ機の錠装置
JP3693914B2 (ja) パチンコ機の錠装置
JP2002336515A (ja) 遊技機における施錠装置
JP2004073260A (ja) パチンコ機の錠装置
JP3513702B2 (ja) 遊技機の施錠装置
JP3490274B2 (ja) 引き戸におけるラッチ装置
JP5016257B2 (ja) 遊技機用施錠装置
JP2001204942A (ja) 遊技機
JP3401592B2 (ja) 遊技機の施錠装置
JP2539676Y2 (ja) 自動販売機の扉ロック装置
JP4746992B2 (ja) ゲーム機の施錠装置
JPS6121088Y2 (ja)
JP4953958B2 (ja) ゲーム機の施錠装置
JP4753790B2 (ja) 遊技機用施錠装置
JP2003135809A (ja) 遊技機の施錠装置
JP5336446B2 (ja) パチンコ機の施錠装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 9

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080129

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110129

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110129

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 15

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140129

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees