JPH10136682A - トルク一定同期駆動制御装置 - Google Patents
トルク一定同期駆動制御装置Info
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- JPH10136682A JPH10136682A JP8290938A JP29093896A JPH10136682A JP H10136682 A JPH10136682 A JP H10136682A JP 8290938 A JP8290938 A JP 8290938A JP 29093896 A JP29093896 A JP 29093896A JP H10136682 A JPH10136682 A JP H10136682A
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Abstract
定に保つこと。 【解決手段】 メイン制御軸3によって駆動されるワー
クWにトルク制御軸7によって一定負荷を与えながらト
ルク制御軸7をメイン制御軸3と同期駆動するトルク一
定同期駆動制御装置において、トルク制御装置20の中
に、メイン制御軸3の速度データを入力する速度データ
入力手段21と、速度データ入力手段21が入力したメ
イン制御軸3の速度データから加速度を検出する加速度
検出手段22と、設定トルク指令T* に加速度検出手段
22により検出された加速度に応じた成分を加えてトル
ク制御軸7のトルク制御を行うトルク制御手段23とを
設ける。
Description
駆動制御装置に関し、さらに詳しくは、メイン制御軸に
よって駆動されるワークにトルク制御軸によって一定負
荷を与えながら、そのトルク制御軸をメイン制御軸と同
期駆動するトルク一定同期駆動制御装置に関する。
御装置を給材機付き自動旋盤に適用した例を示してい
る。この給材機付き自動旋盤は、ワークWを固定してワ
ークWを回転駆動させる主軸1を有する主軸台2と、主
軸台2をX軸方向に移動させるメインX軸送りねじ3を
回転駆動するメインX軸サーボモータ4と、メインX軸
サーボモータ4の位置検出器5によりメインX軸の位置
データを入力してメインX軸サーボモータ4の駆動を制
御し、主軸台2の位置制御と速度制御をフィードバック
式に行うメイン制御装置6と、サブX軸送りねじ7によ
りX軸方向に駆動されてワークWを主軸1に供給し、ワ
ーク加工中にワークWを主軸1に押し付けるX軸方向の
一定負荷をワークWに与える給材機8と、サブX軸送り
ねじ7を回転駆動するサブX軸サーボモータ10と、設
定トルクに応じてサブX軸サーボモータ10の駆動を制
御し、給材機8がワークWに一定負荷を与えるようにト
ルク制御を行うトルク制御装置11とを有している。
ン制御軸であり、サブX軸送りねじ7がメイン制御軸と
同期駆動するトルク制御軸である。
は、給材機8によって供給されたワークWは主軸1に固
定されて回転しながら、主軸台2によってX軸方向に移
動しながら、刃物台の工具(図示省略)により旋削加工
される。
加工するために主軸台2をX軸方向に位置制御し、トル
ク制御装置11は、ワーク加工中に給材機8がワークW
に一定負荷を与えるようにトルク一定制御を行う。
制御は、同期制御と云っても、トルク制御装置11が主
軸台2のX軸方向移動の制御と連繋を取らずにトルク一
定制御のみを行っているだけであり、給材機8をワーク
Wに押し付ける結果として、負荷トルクに応じてメイン
制御装置6との同期運転を行うに過ぎない。
1による給材機8の動きがメイン制御装置6による主軸
台2の動きに追従できない場合には、ワークWの押し付
け負荷が一定とならず、押し付け負荷不足でワークWの
抜け落ちが発生すると、トルク一定制御は生きているた
めに給材機8が主軸台2に衝突してしまう。また、押し
付け負荷過大では、ワークWに過大な軸力が作用し、ワ
ークWが変形してしまう可能性があった。
子を示している。図21に示されているように、メイン
X軸速度ωmとサブX軸速度ωtとが一致していても、
加減速時にはワーク負荷トルクTL が変動し、設定トル
クT* よりずれてしまう。
ためになされたものであり、加減速時にもワークに対し
トルク制御軸によって一定負荷を与え、メイン制御軸に
対するトルク制御軸の同期制御を高精度に行うトルク一
定同期駆動制御装置を得ることを目的としている。
めに、この発明によるトルク一定同期駆動制御装置は、
メイン制御軸によって駆動されるワークにトルク制御軸
によって一定負荷を与えながら当該トルク制御軸を前記
メイン制御軸と同期駆動するトルク一定同期駆動制御装
置において、前記メイン制御軸の速度データを入力する
速度データ入力手段と、前記速度データ入力手段が入力
した前記メイン制御軸の速度データから加速度を検出す
る加速度検出手段と、設定トルク指令に前記加速度検出
手段により検出された加速度に応じた成分を加えて前記
トルク制御軸のトルク制御を行うトルク制御手段と具備
しているものである。
置では、同期運転パターンとなるメイン制御軸の速度デ
ータを速度データ入力手段より入力し、加速度検出手段
によりその速度データから加速度を検出し、トルク制御
手段が検出された加速度より同期運転に必要な加速トル
クを設定トルク指令にたしあわせることで、負荷トルク
を一定に保ちながら同期運転を行う。
装置は、メイン制御軸によって駆動されるワークにトル
ク制御軸によって一定負荷を与えながら当該トルク制御
軸を前記メイン制御軸と同期駆動するトルク一定同期駆
動制御装置において、前記メイン制御軸の速度データを
入力する速度データ入力手段と、前記速度データ入力手
段が入力した前記メイン制御軸の速度データから加速度
を検出する加速度検出手段と、前記トルク制御軸に作用
する負荷トルクを推定する外乱オブザーバと、設定トル
ク指令に前記加速度検出手段により検出された加速度に
応じた成分と前記外乱オブザーバにより推定された推定
負荷トルクとを加減算して前記トルク制御軸のトルク制
御を行うトルク制御手段とを具備しているものである。
置では、同期運転パターンとなるメイン制御軸の速度デ
ータを速度データ入力手段より入力し、加速度検出手段
によりその速度データから加速度を検出し、外乱オブザ
ーバによってトルク制御軸に作用する負荷トルクを推定
し、トルク制御手段が検出された加速度を同期運転に必
要な加速トルクと、外乱オブザーバにより推定した負荷
トルクとを、設定トルク指令に加減算することで、負荷
トルクを一定に保ちながら同期運転を行う。
装置は、メイン制御軸によって駆動されるワークにトル
ク制御軸によって一定負荷を与えながら当該トルク制御
軸を前記メイン制御軸と同期駆動するトルク一定同期駆
動制御装置において、前記メイン制御軸に与える位置指
令と同じ位置指令を入力して前記トルク制御軸の位置制
御と速度制御をフィードバック方式により行うトルク制
御軸フィードバック制御手段と、設定トルク指令から生
成される設定トルク電流指令に前記トルク制御軸フィー
ドバック制御手段が生成する電流指令を加えて前記トル
ク制御軸のトルク制御を行うトルク制御手段とを具備し
ているものである。
置では、トルク制御軸の位置制御、速度制御を行うフィ
ードバック制御系にメイン制御軸と同じ位置指令を入力
し、フィードバック制御系により出力される同期運転に
必要な電流指令に、設定トルク電流指令をたしあわせる
ことで、負荷トルクを一定に保ちながら同期運転を行
う。
装置は、メイン制御軸によって駆動されるワークにトル
ク制御軸によって一定負荷を与えながら当該トルク制御
軸を前記メイン制御軸と同期駆動するトルク一定同期駆
動制御装置において、前記メイン制御軸に与える位置指
令と同じ位置指令を入力して前記トルク制御軸の位置制
御と速度制御をフィードバック方式にて行うトルク制御
軸フィードバック制御手段と、前記トルク制御軸に作用
する負荷トルクを推定する外乱オブザーバと、設定トル
ク指令を前記外乱オブザーバにより推定された推定負荷
トルクにより補正したトルク指令から生成されるトルク
電流指令に前記トルク制御軸フィードバック制御手段が
生成する電流指令を加えて前記トルク制御軸のトルク制
御を行うトルク制御手段とを具備しているものである。
置では、トルク制御軸の位置制御、速度制御を行うフィ
ードバック制御系にメイン制御軸と同じ位置指令を入力
し、フィードバック制御系により出力される同期運転に
必要な電流指令に、外乱オブザーバにより推定した負荷
トルクに設定トルク指令を加えて生成したトルク電流指
令をたしあわせることで、負荷トルクを一定に保ちなが
ら同期運転を行う。
装置は、メイン制御軸によって駆動されるワークにトル
ク制御軸によって一定負荷を与えながら当該トルク制御
軸を前記メイン制御軸と同期駆動するトルク一定同期駆
動制御装置において、前記メイン制御軸に与える位置指
令と同じ位置指令を入力して前記トルク制御軸の位置制
御と速度制御をフィードバック方式にて行うトルク制御
軸フィードバック制御手段と、前記トルク制御軸に作用
する負荷トルクを推定する外乱オブザーバと、設定トル
ク指令を前記外乱オブザーバにより推定された推定負荷
トルクにより補正したトルク指令から生成されるトルク
電流指令に比例・積分制御を行い、比例・積分制御され
たトルク電流指令に前記トルク制御軸フィードバック制
御手段が決定する電流指令を加えて前記トルク制御軸の
トルク制御を行うトルク制御手段とを具備しているもの
である。
置では、トルク制御軸の位置制御、速度制御を行うフィ
ードバック制御系にメイン制御軸と同じ位置指令を入力
し、フィードバック制御系により出力される同期運転に
必要な電流指令に、外乱オブザーバにより推定した負荷
トルクに設定トルク指令を加えて生成したトルク電流指
令にPI制御(比例・積分制御)をかけた信号をたしあ
わせることで、負荷トルクを一定に保ちながら同期運転
を行う。
装置において、前述のトルク一定同期駆動制御装置にお
いて、前記トルク制御軸フィードバック制御手段が比例
・積分制御により速度制御を行うものである。
置では、トルク制御軸フィードバック制御手段もPI制
御を行い、PI制御による電流指令に、外乱オブザーバ
により推定した負荷トルクに設定トルク指令を加えて生
成したトルク電流指令にPI制御(比例・積分制御)を
かけた信号をたしあわせることで、負荷トルクを一定に
保ちながら同期運転を行う。
装置は、メイン制御軸によって駆動されるワークにトル
ク制御軸によって一定負荷を与えながら当該トルク制御
軸を前記メイン制御軸と同期駆動するトルク一定同期駆
動制御装置において、前記メイン制御軸に与える位置指
令より設定トルク相当の位置変化分相違したトルク制御
用位置指令を発生するトルク制御用位置指令発生手段
と、前記トルク制御用位置指令発生手段が発生するトル
ク制御用位置指令を入力して前記トルク制御軸の位置制
御と速度制御をフィードバック方式にて行うトルク制御
軸フィードバック制御手段とを具備しているものであ
る。
置では、トルク制御軸の位置制御、速度制御を行うフィ
ードバック制御系に、メイン制御軸の位置指令より設定
トルク相当の位置変化分多い位置指令を入力することに
より、負荷トルクを一定に保ちながら同期運転を行う。
装置は、メイン制御軸によって駆動されるワークにトル
ク制御軸によって一定負荷を与えながら当該トルク制御
軸を前記メイン制御軸と同期駆動するトルク一定同期駆
動制御装置において、設定トルク指令により前記トルク
制御軸のトルク制御を行うトルク制御手段と、前記メイ
ン制御軸の速度データを入力する速度データ入力手段
と、前記速度データ入力手段が入力した速度データによ
り前記トルク制御軸の速度制御をフィードバック方式に
て行うトルク制御軸速度制御手段とを具備し、前記トル
ク制御軸の負荷トルクが設定トルクに到達するまでは前
記トルク制御手段により前記トルク制御軸のトルク制御
を行い、前記トルク制御軸の負荷トルクが設定トルクに
到達以後は前記トルク制御軸速度制御手段により前記ト
ルク制御軸の速度制御を行うものである。
置では、同期運転パターンとなるメイン制御軸の速度デ
ータを速度データ入力手段より入力し、負荷トルクが設
定トルクになった瞬間以後の速度入力データを、指令と
して速度制御を行うフィードバック制御系に入力するこ
とにより、負荷トルクを一定に保ちながら同期運転を行
う。
装置は、前記速度データ入力手段が、前記メイン制御軸
の位置検出器が出力する位置データを微分処理して速度
データを得るもの、前記メイン制御軸の制御装置から速
度データを入力するもの、前記メイン制御軸の制御装置
に位置指令を与える数値制御装置より前記メイン制御軸
の制御装置に与える位置指令を入力して前記メイン制御
軸の制御装置のモデル推定出力から速度データを得るも
のの何れかである。
度データ入力手段は、メイン制御軸の位置検出器が出力
する位置データを微分処理、メイン制御軸の制御装置か
ら速度データの入力、モデル推定出力の何れかにより、
メイン制御軸の速度データを取得する。
明の実施の形態を詳細に説明する。なお、以下に説明す
るこの発明の実施の形態において、上述の従来例と同一
構成の部分は、上述の従来例に付した符号と同一の符号
を付してその説明を省略する。
トルク一定同期駆動制御装置を給材機付き自動旋盤に適
用した実施の形態1を示している。
数値制御装置12より位置指令を入力する。
段21と、加速度検出手段22と、トルク制御手段23
とを含んでいる。
の信号線は分配され、メイン制御装置6の他に速度デー
タ入力手段21に接続されている。
が出力するメインX軸(主軸台2)の位置データを微分
処理により速度データに変換し、これを加速度検出手段
22に入力する。
段21よりの速度データを微分処理することにより加速
度データに変換し、これをトルク制御手段23に与え
る。
* を与えられると共に加速度検出手段22により加速度
データを入力し、メインX軸の加速度に応じて同期運転
に必要な加速トルク指令を生成し、設定トルク指令T*
に加速トルク指令を加えたトルク指令をもってサブX軸
サーボモータ10の駆動を制御し、トルク制御軸である
サブX軸のトルク制御を行う。
ク指令を設定トルク指令T* にたしあわせることによ
り、トルク制御装置23は、過渡時を含めてメイン制御
装置6の動きに追従できるトルク指令を与えられること
になり、高精度に負荷トルクを一定に保ちながら同期運
転を行うことができるようになる。
ルク制御軸(サブX軸)の機械系が理想的である場合の
実施の形態1の等価ブロック図を示している。図2にお
いて、Kpmはメイン制御装置6によるメインX軸系の
位置ループゲインを、Kvm1+(Kvm2/S)はメ
インX軸系のPI速度制御による伝達関数を、Ktmは
メインX軸系のトルク定数を、JmはメインX軸系のイ
ナーシャを、TmはメインX軸系の発生トルクを、ωm
はメインX軸系速度をそれぞれ示している。なお、通
常、メインX軸系速度は、上述のように比例制御(P制
御)と積分制御(I制御)とを組み合わされたPI制御
により行われる。
サブX軸系のトルク定数を、JtはサブX軸系のイナー
シャを、TtはサブX軸系の発生トルクを、ωtはサブ
X軸系の速度をそれぞれ示しており、KttnはサブX
軸系のトルク定数のノミナル値、JttnはサブX軸系
のイナーシャのノミナル値をそれぞれ示している。
発生する負荷トルクを示し、Sはラプラス演算子を示し
ている。
速度データ入力手段21の出力を微分処理するものとし
て示しているが、ノイズや速度データ入力手段21の出
力分解能を考慮し、系の応答性に影響を与えない程度に
フィルタ処理を加えても同じ効果が得られる。
軸系速度ωm、サブX軸系の速度ωt、負荷トルク
TL 、メインX軸系の発生トルクTm、サブX軸系の発
生トルクTtの各波形を示している。
概ね一定の負荷を与え、メイン制御軸(メイン軸)に対
するトルク制御軸(サブX軸)の同期制御が高精度に行
われることが分かる。
データ入力として、メインX軸サーボモータ4の位置検
出器5の信号線を分配してトルク制御装置20に入力し
ていたが、他の例として、図4に示されているように、
メイン制御装置6にドライバ13を、トルク制御装置2
0にレシーバ24をそれぞれ設け、メイン制御装置6で
得られるメインX軸系速度ωmのデータを、ドライバ1
3とレシーバ24によるデータ通信で、そのままトルク
制御装置20に入力し、レシーバ24を速度データ入力
手段としてもよい。
うに、トルク制御装置20の速度データ入力手段25
は、数値制御装置12からメイン制御装置6に与える位
置指令と同じ位置指令を入力してメイン制御装置6のモ
デル推定出力から速度データを得るもので構成すること
もできる。
トルク一定同期駆動制御装置を給材機付き自動旋盤に適
用した実施の形態2を示している。なお、図6に於い
て、図1に対応する部分は図1に付した符号と同一の符
号を付けてその説明を省略する。
は、速度データ入力手段21、加速度検出手段22、ト
ルク制御手段23に加えて外乱オブザーバ26を有して
いる。
接しているときに、軸の剛性を十分に高くできない場合
には、軸ねじり振動が発生する。外乱オブザーバ26
は、この共振機械系により、トルク制御軸であるサブX
軸サーボモータ10に作用する負荷トルクを推定する。
* に、加速度検出手段22により検出された加速度に応
じた成分と、外乱オブザーバ26により推定された推定
負荷トルクとを加減算したトルク指令をもってサブX軸
サーボモータ10の駆動を制御し、トルク制御軸である
サブX軸のトルク制御を行う。
ルク制御軸(サブX軸)の共振機械系を2慣性系とした
場合の実施の形態2の等価ブロック図である。なお、図
7における各記号は図2における記号と同一である。
m、Jm、Tt、Jt、Kは、メイン制御装置6のイナ
ーシャ、メイン制御装置6の発生トルク、トルク制御装
置20の発生トルク、トルク制御装置20のイナーシ
ャ、軸ばね定数をそれぞれ示している。
6は、自己の電流指令と速度ωtを入力し、推定発生ト
ルクTtnと推定加減速トルクTanの差をフィルタを
通して複雑に変動する負荷トルクTL を推定する。ここ
で、gは外乱オブザーバゲインと呼ばれる。
ルクをキャンセルするように、設定トルク指令の2倍と
加速度検出手段22の出力からの必要加速トルク指令の
和より推定負荷トルクを引き去ることで、軸ねじれがあ
る複雑な系に対しても、高精度に負荷トルクを一定に保
ちながら同期運転を行うことができる。
の2倍処理を示すブロックは、外乱オブザーバ26によ
り消されてしまうトルクの補正処理である。
軸系速度ωm、サブX軸系の速度ωt、負荷トルク
TL 、メインX軸系の発生トルクTm、サブX軸系の発
生トルクTtの各波形を示している。
手段として、上述の図4、図5に示されているものを用
いることができ、この場合も同じ効果が得られる。
トルク一定同期駆動制御装置を給材機付き自動旋盤に適
用した実施の形態3を示している。なお、図9に於いて
も、図1に対応する部分は図1に付した符号と同一の符
号を付けてその説明を省略する。
ードバック制御手段27と、トルク制御手段28とを含
んでいる。
は、メイン制御軸であるメインX軸に与える位置指令と
同じ位置指令を数値制御装置12より入力し、サブX軸
サーボモータ10の位置検出器29よりサブX軸の位置
データを入力し、トルク制御軸であるサブX軸の位置制
御および速度制御をフィードバック方式にて行う。
* から生成される設定トルク電流指令にトルク制御軸フ
ィードバック制御手段27が生成する電流指令を加えた
指令で、サブX軸サーボモータ10の駆動を制御し、サ
ブX軸のトルク制御を行う。
トルク制御軸(サブX軸)の機械系が理想的である場合
の実施の形態3の等価ブロック図を示している。なお、
図10における各記号は図2における記号と同一であ
る。図10において、Kptはトルク制御軸フィードバ
ック制御手段27の位置ループゲインを、Kvtはトル
ク制御軸フィードバック制御手段27の速度ループゲイ
ンを示している。
ルクが速度制御ループのPI制御により補正されないよ
うに、速度制御伝達関数を単にKvtの比例制御ゲイン
としている。即ち、この実施の形態でのトルク制御軸フ
ィードバック制御手段27の速度制御は比例制御だけに
なっている。
0に、位置制御、速度制御を行うフィードバックループ
が設けられたことにより、メイン制御軸(メイン制御
軸)と同じ位置指令が入力されると、速度制御出力(図
10のKvtの出力)は、機械系が理想的である場合に
は同期運転に必要な加速トルク電流指令となる。設定ト
ルク指令T* をトルク定数ノミナル値Kttnで割った
設定トルク電流指令に上述の加速トルク電流指令をたし
あわせることにより、高精度に負荷トルクを一定に保ち
ながら同期運転を行うことができる。
ωm、サブX軸系の速度ωt、負荷トルクTL 、メイン
X軸系の発生トルクTm、サブX軸系の発生トルクTt
の各波形は、図3に示されているものと同等のものにな
る。
度制御を行うフィードバックループが組まれていること
から、機械系が理想とは多少異なっていたり、外乱があ
っても、フィードバック制御により影響を抑制でき、ワ
ークWが抜け落ちても給材機8が主軸1に衝突すること
を回避できる。
6と同じトルク制御装置20を用いて、設定トルク指令
が入力できるようにすれば、簡単に実現できる。
トルク一定同期駆動制御装置を給材機付き自動旋盤に適
用した実施の形態4を示している。なお、図11に於い
て、図9に対応する部分は図9に付した符号と同一の符
号を付けてその説明を省略する。
は、トルク制御軸フィードバック制御手段27、トルク
制御手段28に加えて外乱オブザーバ26を有してい
る。
けるものと同じものであり、主軸1に固定されたワーク
Wが給材機8に接しているとき、軸の剛性を十分に高く
できないことから、軸ねじり振動を発生する共振機械系
によって、トルク制御軸であるサブX軸サーボモータ1
0に作用する負荷トルクを推定する。
* を外乱オブザーバ26により推定された推定負荷トル
クにより補正し、補正後の設定トルク指令から生成され
るトルク電流指令にトルク制御軸フィードバック制御手
段27が生成する電流指令を加えた指令で、サブX軸サ
ーボモータ10の駆動を制御し、サブX軸のトルク制御
を行う。
トルク制御軸(サブX軸)の共振機械系を2慣性系とし
た場合の実施の形態4の等価ブロック図である。なお、
図12における各記号は図7における記号と同一であ
る。
に、位置制御、速度制御を行うフィードバックループが
設けられたことにより、メイン制御軸と同じ位置指令が
入力されると速度比例制御出力(図12のKvtの出力)
は、機械系が理想的である場合には同期運転に必要な加
速トルク電流指令となる。
が推定負荷トルクを出力し、外乱オブザーバ26により
推定した負荷トルクをキャンセルするように、設定トル
ク指令T* の2倍から推定負荷トルクを差し引いて作成
したトルク電流指令を、速度制御出力、すなわち同期運
転に必要なトルク電流指令にたしあわせることにより、
高精度に負荷トルクを一定に保ちながら同期運転を行う
ことができる。
システムパラメータの変動や外乱の除去作用のある位置
制御、速度制御を行うフィードバック制御系に、外乱オ
ブザーバ26を付加することで、機械系があいまいで
も、また外乱があっても負荷トルクを徹底してキャンセ
ルし、同期運転時に設定トルク指令T* による負荷を高
精度にワークWに与えることができる。
系速度ωm、サブX軸系の速度ωt、負荷トルクTL 、
メインX軸系の発生トルクTm、サブX軸系の発生トル
クTtの各波形は、図8に示されているものと同等のも
のになり、負荷トルクTL の変動は図8に示されている
ものより少ないものになる。
置20に位置制御、速度制御を行うフィードバックルー
プが設けられたことにより、実施の形態3における場合
と同様に、ワークWが抜け落ちても給材機8が主軸1に
衝突することを回避できる。
形態4の変形例であり、実施の形態4との相違点は、図
13に示されているように、トルク制御軸フィードバッ
ク制御手段27の速度制御が、Kvt1+(Kvt2/
S)で表される速度制御伝達関数をもって、比例制御と
積分制御との組み合わせである比例・積分制御(PI制
御)により行われる。
ーバ26により推定された推定負荷トルクを差し引いて
作成されたトルク電流指令は、トルク制御手段28にお
いて、Kt1+(Kt2/S)で表される速度制御伝達
関数をもって比例・積分制御され、トルク制御手段28
は、比例・積分制御されたトルク電流指令とトルク制御
軸フィードバック制御手段27が決定する電流指令とを
加算した電流指令により、サブX軸サーボモータ10の
駆動を制御し、サブX軸のトルク制御を行う。
ドバック制御手段27の速度制御伝達関数をメイン制御
装置6と同様にPI制御とし、速度フィードバックルー
プによる機械系を含めたシステムパラメータの変動や外
乱除去作用を強化している。
負荷トルクをキャンセルするように、設定トルク指令T
* から推定負荷トルクを差し引いて作成したトルク電流
指令にPI制御をかけることにより、わずかな負荷トル
ク変動が発生しても、負荷トルクが設定トルク指令に追
従する。
ク制御軸側の速度制御およびトルク電流指令制御にPI
制御を用いることにより、機械系があいまいでも、また
外乱があっても、負荷トルクの変動を実施の形態4より
も徹底してキャンセルするから、同期運転時に設定トル
ク指令による負荷をさらに高精度にワークWに与えるこ
とができる。
図8に示されているものより変動が少ない波形となる。
うフィードバックループが設けられたことにより、ワー
クWが抜け落ちても給材機8が主軸1に衝突することを
回避できる。
るトルク一定同期駆動制御装置を給材機付き自動旋盤に
適用した実施の形態6を示している。なお、図14に於
いて、図9に対応する部分は図9に付した符号と同一の
符号を付けてその説明を省略する。
は、トルク制御用位置指令発生手段30と、トルク制御
軸フィードバック制御手段31とを含んでいる。
イン制御軸であるメインX軸に与える位置指令より設定
トルク相当の位置変化分相違したトルク制御用位置指令
を発生するものであり、数値制御装置12に与える位置
指令と同じ位置指令を数値制御装置12より入力し、こ
の位置指令に設定トルク相当の位置変化分を加算してト
ルク制御用位置指令を作成する。
は、トルク制御用位置指令発生手段30が発生するトル
ク制御用位置指令を入力し、位置検出器29よりサブX
軸の位置データを入力し、トルク制御軸であるサブX軸
の位置制御および速度制御をフィードバック方式にて行
う。
トルク制御軸(サブX軸)の共振機械系を2慣性系とし
た場合の実施の形態6の等価ブロック図である。なお、
図15における各記号は図7における記号と同一であ
る。図15において、θmrはメイン制御装置6の位置
指令を、θtrはトルク制御装置20の位置指令を、Δ
θrは設定トルク相当の位置変化分をそれぞれ示してお
り、θtr=θmr+Δθrである。
ク制御装置20とを使用して、同じ制御を実施すると、
両制御装置の位置出力は一致する。
指令θmrより、ある位置偏差Δθrずれた位置指令θ
trをトルク制御装置20のトルク制御軸フィードバッ
ク制御手段31に入力すると、トルク制御装置20は、
その指令位置偏差Δθr分ずれてメイン制御装置6に追
従する。
メイン制御装置6側のサーボモータ4とトルク制御装置
20側のサーボモータ10の角度差(位置誤差)に軸ば
ね定数Kをかけた値となる。
令θmrに対し、位置指令θmrに負荷トルク相当の位
置偏差(位置変化分)Δθrを加えた位置指令θtrを
トルク制御装置20のトルク制御軸フィードバック制御
手段31に出力することにより、同期運転時にも負荷ト
ルクを簡単に一定に保つことができる。
よって設定トルク指令との誤差を持ってしまうが、メイ
ン制御装置6、トルク制御装置20ともに位置制御、速
度制御を行うフィードバックループが設けられているこ
とにより、ある程度、機械系を含めたシステムパラメー
タの変動や外乱の除去作用もある。
作するため、ワークWが抜け落ちても給材機8が主軸1
に衝突することを回避できる。
X軸系の位置指令θmr、サブX軸系の位置指令θt
r、メインX軸系速度ωm、サブX軸系の速度ωt、負
荷トルクTL 、メインX軸系の発生トルクTm、サブX
軸系の発生トルクTtの各波形を示している。
概ね一定の負荷を与え、メイン制御軸(メイン軸)に対
するトルク制御軸(サブX軸)の同期制御が高精度に行
われることが分かる。
と等価のものを数値制御装置12に設けることにより、
位置指令θtrを数値制御装置12より入力することも
可能である。
るトルク一定同期駆動制御装置を給材機付き自動旋盤に
適用した実施の形態7を示している。なお、図17に於
いて、図1に対応する部分は図1に付した符号と同一の
符号を付けてその説明を省略する。
は、速度データ入力手段21と、トルク制御手段32
と、トルク制御軸速度制御手段33と、スイッチ回路3
4とを含んでいる。
におけるものと同じものであり、メインX軸サーボモー
タ4の位置検出器5が出力するメインX軸(主軸台2)
の位置データを微分処理により速度データに変換する。
なお、この実施の形態でも、速度データ入力手段21
は、上述の図4、図5に示されているものであってもよ
い。
に、設定トルク指令T* によりトルク制御軸であるサブ
X軸のトルク制御を行う。
ータ入力手段21が入力した速度データによりトルク制
御軸(サブX軸)の速度制御をフィードバック式に行
う。
御手段33とは、スイッチ回路34により相反する関係
で、何れか一方が選択される。
軸の負荷トルクが設定トルクに到達するまではスイッチ
回路34がa側(図18参照)に切り替わっていること
により、トルク制御手段32によりトルク制御軸のトル
ク制御が行われ、トルク制御軸の負荷トルクが設定トル
クに到達以後は、スイッチ回路34がb側(図18参
照)に切り替ることにより、トルク制御軸速度制御手段
33によりトルク制御軸の速度制御が行われる。
である。なお、図18における各記号は図2、図7にお
ける記号と同一である。
るタイムチャートおよび各部波形である。主軸台2が位
置指令により停止状態のまま、トルク制御装置20に設
けられているスイッチ回路34がa側にオンされた状態
で、時刻Aにおいて動作を開始すると、トルク制御手段
32による制御によって、先ず加速して給材機8がワー
クWを主軸1に接触させ、さらに設定トルク指令T* に
てワークwを押し当てる。
設定トルクT* と一致したと検出した瞬間の時刻Bに、
スイッチ回路34をb側にオンし、トルク制御軸速度制
御手段33が動作して速度制御ループを形成する。
ると、速度データ入力手段21からの速度指令によりト
ルク制御軸速度制御手段33によって同期運転が行われ
るため、メイン制御装置6とトルク制御装置20とは、
設定トルク相当の相対位置誤差を保ち続けることができ
る。従って、同期運転時においても負荷トルクを簡単に
一定に保つことができる。
軸速度制御手段33によって速度制御を行うフィードバ
ックループが設けられていることにより、ある程度機械
系を含めたシステムパラメータの変動や外乱の除去作用
があり、速度指令でトルク制御装置20が動作するた
め、ワークWが抜け落ちても給材機8が主軸1に衝突す
ることも回避できる。
明によるトルク一定同期駆動制御装置によれば、速度デ
ータ入力手段、加速度検出手段からの同期運転に必要な
加速トルク分を設定トルク指令にたしあわせることによ
り、加減速時でも高精度に負荷トルクを一定に保ちなが
ら同期運転を行うことができる。
装置によれば、速度データ入力手段、加速度検出手段か
らの同期運転に必要な加速トルク分を設定トルク指令に
たしあわせ、さらに外乱オブザーバにより不要な負荷ト
ルクを推定して減算することにより、より一層高精度に
負荷トルクを一定に保ちながら同期運転を行うことがで
き、特に機械系が理想的で無く軸ねじり振動が発生する
ような場合に、顕著な効果が得られる。
装置によれば、トルク制御軸の位置制御、速度制御を行
うフィードバック制御系にメイン制御軸のメイン制御装
置と同じ位置指令を入力することにより、自己ループで
同期運転に必要な加速トルク電流指令を作成でき、設定
トルク指令による設定トルク電流指令と加速トルク電流
指令をたしあわせることにより、加減速時を含めて高精
度に負荷トルクを一定に保ちながら同期運転を行うこと
ができる。またこのトルク一定同期駆動制御装置は、メ
イン制御装置と同じ構成のトルク制御装置を用いて設定
トルク指令が入力できるようにすれば、簡単に実現でき
る。
によれば、フィードバックループが組まれていることか
ら、機械系が理想とは多少異なっていたり外乱があって
も、フィードバック制御により影響を抑制でき、また、
ワークが抜け落ちても給材機が主軸に衝突することを回
避できる。
装置によれば、機械系を含めたシステムパラメータの変
動や外乱の除去作用のある位置制御、速度制御を行うフ
ィードバック制御系に、外乱オブザーバを付加すること
で、機械系があいまいでも、また外乱があっても負荷ト
ルクを徹底してキャンセルし、同期運転時に設定トルク
指令による負荷を高精度にワークに与えて同期運転する
ことができる。また、このトルク一定同期駆動制御装置
では、位置制御、速度制御を行うフィードバックループ
が設けられたことにより、ワークが抜け落ちても給材機
が主軸に衝突することを回避できる。
装置によれば、機械系を含めたシステムパラメータの変
動や外乱の除去作用のある位置制御、速度制御を行うフ
ィードバック制御系に、外乱オブザーバを付加し、設定
トルク指令から外乱オブザーバが推定した負荷トルクを
差し引いて生成されたトルク電流指令にPI制御をかけ
てから、制御ループの電流指令にたしこむことで、機械
系があいまいでも、また外乱があっても負荷トルクをさ
らに徹底してキャンセルし、同期運転時に設定トルク指
令による負荷を高精度にワークに与えて同期運転するこ
とができる。また、このトルク一定同期駆動制御装置で
も、位置制御、速度制御を行うフィードバックループが
設けられたことにより、ワークが抜け落ちても給材機が
主軸に衝突することを回避できる。
装置によれば、さらに、フィードバック制御系の速度制
御もPI制御とするため、加減速時を含めて同期運転時
に設定トルク指令による負荷をより一層高精度にワーク
に与えて同期運転することができる。
装置によれば、トルク制御装置にメイン制御装置と同様
に位置制御、速度制御を行うフィードバックループが設
けられ、メイン制御軸であるメイン制御装置に与える位
置指令より設定トルク相当の位置変化分多い位置指令を
入力するため、メイン制御軸間は、設定トルク相当の相
対位置誤差を保ち続けることができ、同期運転時におい
ても負荷トルクを簡単に一定に保つことができる。
は、位置制御、速度制御を行うフィードバックループが
設けられていることにより、機械系が理想とは多少異な
っていたり外乱があっても、フィードバック制御により
影響を抑制でき、またワークが抜け落ちても給材機が主
軸に衝突することを回避できる。
装置によれば、発生トルクが設定トルクと一致した瞬間
以後に速度制御ループを形成し、速度データ入力手段か
らのメイン制御軸速度データを速度制御ループに入力す
ることにより、設定トルク相当の相対位置偏差を保ち続
けることができるから、同期運転時においても負荷トル
クを簡単に一定に保つことができる。また、このトルク
一定同期駆動制御装置には速度制御を行うフィードバッ
クループが設けられていることにより、ある程度機械系
を含めたシステムパラメータの変動や外乱の除去作用も
あり、また速度指令でトルク制御装置が動作するため、
ワークが抜け落ちても給材機が主軸に衝突することを回
避できる。
装置によれば、速度データ入力手段は、メイン制御軸の
位置検出器が出力する位置データを微分処理、メイン制
御軸の制御装置から速度データの入力、モデル推定出力
の何れかにより、メイン制御軸の速度データを確実に取
得することができる。
を給材機付き自動旋盤に適用した実施の形態1を示す構
成図である。
の実施の形態1の等価ブロック図である。
図である。
ある。
ある。
を給材機付き自動旋盤に適用した実施の形態2を示す構
成図である。
の実施の形態2の等価ブロック図である。
図である。
を給材機付き自動旋盤に適用した実施の形態3を示す構
成図である。
置の実施の形態3の等価ブロック図である。
置を給材機付き自動旋盤に適用した実施の形態4、5を
示す構成図である。
置の実施の形態4の等価ブロック図である。
置の実施の形態5の等価ブロック図である。
置を給材機付き自動旋盤に適用した実施の形態6を示す
構成図である。
置の実施の形態6の等価ブロック図である。
形図である。
置を給材機付き自動旋盤に適用した実施の形態7を示す
構成図である。
置の実施の形態7の等価ブロック図である。
形図である。
を給材機付き自動旋盤に適用した例を示す構成図であ
る。
における各部の波形を示す波形図である。
メインX軸サーボモータ,5 位置検出器,6 メイン
制御装置,7 サブX軸送りねじ,8 給材機,10
サブX軸サーボモータ,12 数値制御装置,13 ド
ライバ,20トルク制御装置,21 速度データ入力手
段,22 加速度検出手段,23 トルク制御手段,2
4 レシーバ,25 速度データ入力手段,26 外乱
オブザーバ,27 トルク制御軸フィードバック制御手
段,28 トルク制御手段,29 位置検出器,30
トルク制御用位置指令発生手段,31 トルク制御軸フ
ィードバック制御手段,32 トルク制御手段,33
トルク制御軸速度制御手段,34 スイッチ回路。
Claims (9)
- 【請求項1】 メイン制御軸によって駆動されるワーク
にトルク制御軸によって一定負荷を与えながら当該トル
ク制御軸を前記メイン制御軸と同期駆動するトルク一定
同期駆動制御装置において、 前記メイン制御軸の速度データを入力する速度データ入
力手段と、 前記速度データ入力手段が入力した前記メイン制御軸の
速度データから加速度を検出する加速度検出手段と、 設定トルク指令に前記加速度検出手段により検出された
加速度に応じた成分を加えて前記トルク制御軸のトルク
制御を行うトルク制御手段と、 を具備していることを特徴とするトルク一定同期駆動制
御装置。 - 【請求項2】 メイン制御軸によって駆動されるワーク
にトルク制御軸によって一定負荷を与えながら当該トル
ク制御軸を前記メイン制御軸と同期駆動するトルク一定
同期駆動制御装置において、 前記メイン制御軸の速度データを入力する速度データ入
力手段と、 前記速度データ入力手段が入力した前記メイン制御軸の
速度データから加速度を検出する加速度検出手段と、 前記トルク制御軸に作用する負荷トルクを推定する外乱
オブザーバと、 設定トルク指令に前記加速度検出手段により検出された
加速度に応じた成分と前記外乱オブザーバにより推定さ
れた推定負荷トルクとを加減算して前記トルク制御軸の
トルク制御を行うトルク制御手段と、 を具備していることを特徴とするトルク一定同期駆動制
御装置。 - 【請求項3】 メイン制御軸によって駆動されるワーク
にトルク制御軸によって一定負荷を与えながら当該トル
ク制御軸を前記メイン制御軸と同期駆動するトルク一定
同期駆動制御装置において、 前記メイン制御軸に与える位置指令と同じ位置指令を入
力して前記トルク制御軸の位置制御と速度制御をフィー
ドバック方式にて行うトルク制御軸フィードバック制御
手段と、 設定トルク指令から生成される設定トルク電流指令に前
記トルク制御軸フィードバック制御手段が生成する電流
指令を加えて前記トルク制御軸のトルク制御を行うトル
ク制御手段と、 を具備していることを特徴とするトルク一定同期駆動制
御装置。 - 【請求項4】 メイン制御軸によって駆動されるワーク
にトルク制御軸によって一定負荷を与えながら当該トル
ク制御軸を前記メイン制御軸と同期駆動するトルク一定
同期駆動制御装置において、 前記メイン制御軸に与える位置指令と同じ位置指令を入
力して前記トルク制御軸の位置制御と速度制御をフィー
ドバック方式にて行うトルク制御軸フィードバック制御
手段と、 前記トルク制御軸に作用する負荷トルクを推定する外乱
オブザーバと、 設定トルク指令を前記外乱オブザーバにより推定された
推定負荷トルクにより補正したトルク指令から生成され
るトルク電流指令に前記トルク制御軸フィードバック制
御手段が生成する電流指令を加えて前記トルク制御軸の
トルク制御を行うトルク制御手段と、 を具備していることを特徴とするトルク一定同期駆動制
御装置。 - 【請求項5】 メイン制御軸によって駆動されるワーク
にトルク制御軸によって一定負荷を与えながら当該トル
ク制御軸を前記メイン制御軸と同期駆動するトルク一定
同期駆動制御装置において、 前記メイン制御軸に与える位置指令と同じ位置指令を入
力して前記トルク制御軸の位置制御と速度制御をフィー
ドバック方式にて行うトルク制御軸フィードバック制御
手段と、 前記トルク制御軸に作用する負荷トルクを推定する外乱
オブザーバと、 設定トルク指令を前記外乱オブザーバにより推定された
推定負荷トルクにより補正したトルク指令から生成され
るトルク電流指令に比例・積分制御を行い、比例・積分
制御されたトルク電流指令に前記トルク制御軸フィード
バック制御手段が生成する電流指令を加えて前記トルク
制御軸のトルク制御を行うトルク制御手段と、 を具備していることを特徴とするトルク一定同期駆動制
御装置。 - 【請求項6】 前記トルク制御軸フィードバック制御手
段において、比例・積分制御により速度制御を行うこと
を特徴とする請求項5に記載のトルク一定同期駆動制御
装置。 - 【請求項7】 メイン制御軸によって駆動されるワーク
にトルク制御軸によって一定負荷を与えながら当該トル
ク制御軸を前記メイン制御軸と同期駆動するトルク一定
同期駆動制御装置において、 前記メイン制御軸に与える位置指令より設定トルク相当
の位置変化分相違したトルク制御用位置指令を発生する
トルク制御用位置指令発生手段と、 前記トルク制御用位置指令発生手段が発生するトルク制
御用位置指令を入力して前記トルク制御軸の位置制御と
速度制御をフィードバック方式にて行うトルク制御軸フ
ィードバック制御手段と、 を具備していることを特徴とするトルク一定同期駆動制
御装置。 - 【請求項8】 メイン制御軸によって駆動されるワーク
にトルク制御軸によって一定負荷を与えながら当該トル
ク制御軸を前記メイン制御軸と同期駆動するトルク一定
同期駆動制御装置において、 設定トルク指令により前記トルク制御軸のトルク制御を
行うトルク制御手段と、 前記メイン制御軸の速度データを入力する速度データ入
力手段と、 前記速度データ入力手段が入力した速度データにより前
記トルク制御軸の速度制御をフィードバック方式にて行
うトルク制御軸速度制御手段とを具備し、 前記トルク制御軸の負荷トルクが設定トルクに到達する
までは前記トルク制御手段により前記トルク制御軸のト
ルク制御を行い、前記トルク制御軸の負荷トルクが設定
トルクに到達以後は前記トルク制御軸速度制御手段によ
り前記トルク制御軸の速度制御を行うことを特徴とする
トルク一定同期駆動制御装置。 - 【請求項9】 前記速度データ入力手段は、前記メイン
制御軸の位置検出器が出力する位置データを微分処理し
て速度データを得るもの、前記メイン制御軸の制御装置
から速度データを入力するもの、前記メイン制御軸の制
御装置に位置指令を与える数値制御装置より前記メイン
制御軸の制御装置に与える位置指令を入力して前記メイ
ン制御軸の制御装置のモデル推定出力から速度データを
得るものの何れかであることを特徴とする請求項1、
2、8の何れか一つに記載のトルク一定同期駆動制御装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29093896A JP3927264B2 (ja) | 1996-10-31 | 1996-10-31 | トルク一定同期駆動制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29093896A JP3927264B2 (ja) | 1996-10-31 | 1996-10-31 | トルク一定同期駆動制御装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH10136682A true JPH10136682A (ja) | 1998-05-22 |
JP3927264B2 JP3927264B2 (ja) | 2007-06-06 |
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ID=17762446
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29093896A Expired - Fee Related JP3927264B2 (ja) | 1996-10-31 | 1996-10-31 | トルク一定同期駆動制御装置 |
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JP (1) | JP3927264B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001100819A (ja) * | 1999-09-28 | 2001-04-13 | Mitsubishi Electric Corp | 位置駆動制御システムおよび同期・同調位置駆動制御方法 |
CN103427728A (zh) * | 2012-05-23 | 2013-12-04 | 富士电机株式会社 | 电动机性能试验装置 |
WO2014024215A1 (ja) * | 2012-08-06 | 2014-02-13 | 三菱電機株式会社 | トルク制御装置 |
WO2019043852A1 (ja) * | 2017-08-30 | 2019-03-07 | 三菱電機株式会社 | 数値制御システムおよびモータ制御装置 |
-
1996
- 1996-10-31 JP JP29093896A patent/JP3927264B2/ja not_active Expired - Fee Related
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TWI486231B (zh) * | 2012-08-06 | 2015-06-01 | Mitsubishi Electric Corp | 扭矩控制裝置 |
JP5823045B2 (ja) * | 2012-08-06 | 2015-11-25 | 三菱電機株式会社 | トルク制御装置 |
JPWO2014024215A1 (ja) * | 2012-08-06 | 2016-07-21 | 三菱電機株式会社 | トルク制御装置 |
WO2019043852A1 (ja) * | 2017-08-30 | 2019-03-07 | 三菱電機株式会社 | 数値制御システムおよびモータ制御装置 |
JPWO2019043852A1 (ja) * | 2017-08-30 | 2020-01-16 | 三菱電機株式会社 | 数値制御システムおよびモータ制御装置 |
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