JPH10136410A - Crtコンバージェンス測定方法 - Google Patents
Crtコンバージェンス測定方法Info
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- JPH10136410A JPH10136410A JP28679096A JP28679096A JPH10136410A JP H10136410 A JPH10136410 A JP H10136410A JP 28679096 A JP28679096 A JP 28679096A JP 28679096 A JP28679096 A JP 28679096A JP H10136410 A JPH10136410 A JP H10136410A
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Abstract
精度且つ安定してRGBの電子ビーム位置を測定する。 【解決手段】 カラーCRT前面に映し出された所定の
ピッチを持ったテストラインパターン11をスタティック
&ダイナミックコンバージェンス測定兼用カメラ12でセ
ンシングし、テストラインパターン11とカメラ12のCC
D画素14間にて発生する光学干渉正弦波形15を測定す
る。光学干渉正弦波形15の1周期L’は、テストライン
パターン11のピッチLに相当するため、ズームカメラを
用いなくても、光学的にテストラインパターン11を拡大
したことになる。このRGB光学干渉正弦波形19,20,
21をスタティック&ダイナミックコンバージェンス測定
兼用カメラ12で取り込み、画像処理でRGBそれぞれの
位相を検出し、同一周期に合わせることにより、カラー
CRTコンバージェンス調整において、高精度にRGB
(赤,緑,青)の電子ビーム位置を測定し、調整すること
ができる。
Description
いたテレビ及びディスプレイモニタの生産工程におい
て、カラーCRTコンバージェンス調整時に、高精度且
つ安定してRGB(赤,緑,青)の電子ビーム位置を測定
し、調整するCRTコンバージェンス測定方法に関する
ものである。
ンス測定方法を説明する図である。この測定方法の装置
の構成は、図2(a)に示すようにカラーCRT1から発
射されたRGB調整前の電子ビームの結像位置61をスタ
ティックコンバージェンス用クローズアップカメラ(C
CDカメラ)2と2台のダイナミックコンバージェンス
用カメラ3にてセンシングするようになっている。
すると、図2(b)に示すようにカラーCRT1の画面8
に映し出された、コンバージェンス測定上の中央テスト
パターン4をスタティックコンバージェンス用クローズ
アップカメラ(CCDカメラ)2にてセンシングし、測定
用マスク5のエリアのRGBテストパターンの輝度重心
をRとBの重心のGの重心に対する相対位置を図示せざ
る画像処理コンピュータで画像処理により計算し、スタ
ティックコンバージェンスを測定する。
の電子ビームの結像位置61について、RGBをそれぞれ
測定した後、RGB調整後の電子ビームの結像位置(コ
ンバージェンス後)62のようにRGBを集中するように
調整する。
パターンを2台のダイナミックコンバージェンス用カメ
ラ3でセンシングし、ダイナミックコンバージェンスを
スタティック同様に画像処理コンピュータで測定調整す
る。このときのRGBのシャドウマスク7に対するRG
B調整後の電子ビームの結像位置(コンバージェンス後)
62との位置関係は、図2(d)の左側に示すようになって
いる。
来のカラーCRTコンバージェンス測定方法において
は、カラーCRT画面上のテストパターン1点をスタテ
ィックコンバージェンス用クローズアップカメラ(CC
Dカメラ)2にてセンシングするため、スタティックコ
ンバージェンスの所定の精度を確保するにはズームカメ
ラが必要となり、1台のカラーCRT1にスタティック
コンバージェンス、ダイナミックコンバージェンスを測
定するのに3台のカメラ(カメラ2と2台のカメラ3)が
必要となる。
ーン4が測定マスク5上にない場合、測定エラーとな
り、生産現場での位置決めや、カラーCRT1の少しの
画像ひずみでも影響を受けやすく、不安定要素をもって
いる。
電子ビームの結像位置62は合っているにもかかわらず、
図2(d)右側図示のようにRGBのシャドウマスク7の
位置が異なるため正確な輝度重心位置が求められるない
という問題を有していた。
ーCRTコンバージェンス調整を、1台のカメラで高精
度にRGBの電子ビーム位置を測定し調整し得るととも
に、画像処理によりRGBのシャドウマスク寸法を補正
できるようにしたことを目的とする。
し目的を達成するため、カラーCRTに所定のピッチを
持った図形を映し出し、この所定のピッチを持った図形
と、それをセンシングするCCD撮像素子のCCD画素
ピッチとの干渉を用いて、画像処理でRGBそれぞれの
位相を検出し、同一周期に合わせることにより、高精度
にRGB(赤,緑,青)の電子ビーム位置を測定するもの
である。
カラーCRTに所定のピッチを持った図形を映し出し、
所定のピッチを持った図形と、それをセンシングするC
CD撮像素子のCCD画素ピッチとの干渉を用いて、高
精度にRGB(赤,緑,青)の電子ビーム位置を測定しよ
うとしたものであり、所定のピッチを持った図形とCC
D画素ピッチとの干渉波形の1周期の長さは、カラーC
RTに映し出したライン1ピッチ分に相当する。つま
り、RGB図形の1ラインを光学的干渉により拡大した
情報をセンシングすることにより、直接ラインのずれを
高輝度にセンシングできるという作用を有する。
ラーCRTに所定のピッチを持った図形を画面全面に映
し出し、画面全面に映し出された所定のピッチを持った
図形と、それをセンシングするCCD撮像素子のCCD
画素ピッチとの干渉を用いて、カラーCRT画面の任意
の場所で安定的に、且つ高精度にRGB(赤,緑,青)の
電子ビーム位置を測定しようとしたものであり、カラー
CRT画面の周辺などの任意の場所で、センシングパタ
ーンの位置などの影響を全く受けることなく、安定して
且つ高精度にRGB(赤,緑,青)の電子ビーム位置を測
定することができるという作用を有する。
ラーCRTにRGBそれぞれ所定のピッチを持った図形
を映し出し、上記所定のピッチを持った図形と、上記図
形をセンシングするCCD撮像素子のCCD画素ピッチ
との干渉を用いて、画像処理により、RGBのシャドウ
マスク寸法を補正することができ、高精度にRGB
(赤,緑,青)の電子ビーム位置を測定し調整することが
できるという作用を有する。
におけるカラーCRTコンバージェンス測定方法を説明
する図である。この測定方法の装置の構成は、図1(a)
に示すように図示せざるカラーCRTに映し出された所
定のピッチを持ったテストラインパターン11を1台のス
タティック&ダイナミックコンバージェンス測定兼用カ
メラ12(以下、単にカメラという)でセンシングし、画像
処理コンピュータ13で測定処理するようになっている。
法について、図1を用いてその動作を説明する。まず、
図1(a)において、カラーCRT全面に映し出された所
定のピッチを持ったテストラインパターン11をカメラ12
でセンシングし、テストラインパターン11とカメラ12の
CCD画素14間にて発生する光学干渉正弦波形15を測定
する。このときの光学干渉正弦波形15は、図1(b)に示
すように、テストラインパターン11とカメラ12のCCD
画素14間にて発生する。テストラインパターン11のピッ
チLは、カメラ12のCCD画素14のピッチCとΔだけず
れた関係とする(Δはズレ量)。
正弦波形15の1周期L’と等価であり、且つ、また光学
干渉正弦波形15の1周期L’は、テストラインパターン
11のピッチLに相当するため、ズームカメラを用いなく
ても、光学的にテストラインパターン11を拡大したこと
になる。
9とG光学干渉正弦波形20とB光学干渉正弦波形21に係
るRGBの電子ビーム調整前の状態を示し、図1(d)は
R光学干渉正弦波形19とG光学干渉正弦波形20とB光学
干渉正弦波形21に係るRGBの電子ビーム調整後の状態
を示している。このRGB光学干渉正弦波形19,20,21
をカメラ12で取り込み、画像処理コンピュータ13の画像
処理でRGBそれぞれの位相を検出し、同一周期に合わ
せることにより、カラーCRTコンバージェンス調整に
おいて、高精度にRGB(赤,緑,青)の電子ビーム位置
を測定し調整することができる。
ることについて説明すると、コンバージェンスの目的
は、RGBシャドウマスク7のRGBそれぞれの位置
に、Rテストラインパターン16、Gテストラインパター
ン17、Bテストラインパターン18を調整することであ
るから、RGBシャドウマスク7のRGB間の寸法を既
知として、RGB間の寸法に相当するRGB光学干渉正
弦波形19,20,21の位相をずらして調整することが可
能となり、高精度にスタティックコンバージェンスを調
整することができる。
ン16、Gテストラインパターン17、Bテストラインパタ
ーン18のシャドウマスクで見たRGB電子ビーム調整前
の状態である。
Gテストラインパターン17、Bテストラインパターン18
のシャドウマスクで見たRGB電子ビーム調整後の状態
である。
ーCRTに映し出された所定のピッチを持ったテストラ
インパターン11をスタティック&ダイナミックコンバー
ジェンス測定兼用カラーカメラ12でセンシングし、テス
トラインパターン11とカメラ12のCCD画素14間にて発
生する光学干渉正弦波形15を用いることにより、光学的
にテストラインパターン11を拡大したことになるRGB
光学干渉正弦波形19,20,21をズームカメラを用いるこ
となく高精度にスタティックコンバージェンスを測定す
ることができる。
定のピッチを持ったテストラインパターン11を用いるこ
とにより、CRT画面の周辺などの任意の場所で、従来
のような測定用マスク5の位置などの影響を全く受ける
ことなく、安定して且つ高精度にRGB(赤,緑,青)の
電子ビーム位置を測定することができ、且つ1台のカメ
ラで且つ固定焦点でスタティックコンバージェンス、ダ
イナミックコンバージェンスを安定して且つ高精度に測
定できる。
のピッチを持った図形を映し出し、上記所定のピッチを
持った図形と、上記図形をセンシングするCCD撮像素
子のCCD画素ピッチとの干渉を用いて、画像処理によ
り、RGBのシャドウマスク寸法を補正することがで
き、高精度にRGB(赤,緑,青)の電子ビーム位置を測
定し調整することができる。
バージェンス測定方法を水平方向で構成した例で説明し
たが、その他垂直方向についても同様に実施可能であ
る。
RGBそれぞれ所定のピッチを持った図形を映し出し、
上記所定のピッチを持った図形と、それをセンシングす
るCCD撮像素子のCCD画素ピッチとの干渉を用い
て、センシングすることにより、カラーCRTコンバー
ジェンス調整において高精度にRGB(赤,緑,青)の電
子ビーム位置を測定することができる。
バージェンス測定方法を説明する図である。
を説明する図である。
用カメラ、 3…ダイナミックコンバージェンス用カメ
ラ、 4…コンバージェンス測定上の中央テストパター
ン、 5…測定マスク、 7…RGBシャドウマスク、
11…CRTに映し出された所定のピッチを持ったテス
トラインパターン、 12…スタティック&ダイナミック
コンバージェンス測定兼用カメラ、 13…画像処理コン
ピュータ、14…カメラ12のCCD画素、 15…光学干渉
正弦波形、 16…Rテストラインパターン、 17…Gテ
ストラインパターン、 18…Bテストラインパターン、
19…R光学干渉正弦波形、 20…G光学干渉正弦波形、
21…B光学干渉正弦波形、 61…RGB調整前の電子
ビームの結像位置、 62…RGB調整後の電子ビームの
結像位置(コンバージェンス後)。
Claims (3)
- 【請求項1】 カラーCRTにRGBそれぞれ所定のピ
ッチを持った図形を映し出し、上記所定のピッチを持っ
た図形と、上記図形をセンシングするCCD撮像素子の
CCD画素ピッチとの干渉を用いて、画像処理でRGB
それぞれの位相を検出し、同一周期に合わせることによ
り、RGBの電子ビーム位置を測定することを特徴とす
るCRTコンバージェンス測定方法。 - 【請求項2】 カラーCRTにRGBそれぞれ所定のピ
ッチを持った図形を画面全面に映し出し、画面全面に映
し出された上記所定のピッチを持った図形と、上記図形
をセンシングするCCD撮像素子のCCD画素ピッチと
の干渉を用いて、画像処理でRGBそれぞれの位相を検
出し、同一周期に合わせることにより、CRT画面の任
意の場所でRGBの電子ビーム位置を測定することを特
徴とする請求項1記載のCRTコンバージェンス測定方
法。 - 【請求項3】 カラーCRTにRGBそれぞれ所定のピ
ッチを持った図形を映し出し、上記所定のピッチを持っ
た図形と、上記図形をセンシングするCCD撮像素子の
CCD画素ピッチとの干渉を用いて、画像処理でRGB
それぞれの位相を検出し、同一周期に合わせることによ
り、RGBのシャドウマスク寸法を補正して、RGBの
電子ビーム位置を測定することを特徴とするCRTコン
バージェンス測定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28679096A JP3760217B2 (ja) | 1996-10-29 | 1996-10-29 | Crtコンバージェンス測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28679096A JP3760217B2 (ja) | 1996-10-29 | 1996-10-29 | Crtコンバージェンス測定方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10136410A true JPH10136410A (ja) | 1998-05-22 |
JP3760217B2 JP3760217B2 (ja) | 2006-03-29 |
Family
ID=17709083
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28679096A Expired - Fee Related JP3760217B2 (ja) | 1996-10-29 | 1996-10-29 | Crtコンバージェンス測定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3760217B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6552755B1 (en) | 2000-01-29 | 2003-04-22 | Samsung Electronics Co., Ltd | Method for measuring convergence by using a mixed color pattern |
CN104796689A (zh) * | 2015-04-07 | 2015-07-22 | 中国科学院空间科学与应用研究中心 | 一种ccd像素位置偏差计算方法 |
-
1996
- 1996-10-29 JP JP28679096A patent/JP3760217B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6552755B1 (en) | 2000-01-29 | 2003-04-22 | Samsung Electronics Co., Ltd | Method for measuring convergence by using a mixed color pattern |
CN104796689A (zh) * | 2015-04-07 | 2015-07-22 | 中国科学院空间科学与应用研究中心 | 一种ccd像素位置偏差计算方法 |
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---|---|
JP3760217B2 (ja) | 2006-03-29 |
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A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20050606 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050614 |
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A521 | Written amendment |
Effective date: 20050810 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050906 |
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A521 | Written amendment |
Effective date: 20050914 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
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A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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