JPH10136209A - 画像処理方法および画像処理装置 - Google Patents

画像処理方法および画像処理装置

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JPH10136209A
JPH10136209A JP8286721A JP28672196A JPH10136209A JP H10136209 A JPH10136209 A JP H10136209A JP 8286721 A JP8286721 A JP 8286721A JP 28672196 A JP28672196 A JP 28672196A JP H10136209 A JPH10136209 A JP H10136209A
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JP
Japan
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correction data
gradation
pattern
unit
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Application number
JP8286721A
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English (en)
Inventor
Keiko Kanamori
恵子 金盛
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Priority to EP97118778A priority patent/EP0840497B1/en
Priority to CN97122414A priority patent/CN1123204C/zh
Priority to US08/959,755 priority patent/US6313924B2/en
Priority to DE69715771T priority patent/DE69715771T2/de
Publication of JPH10136209A publication Critical patent/JPH10136209A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/407Control or modification of tonal gradation or of extreme levels, e.g. background level
    • H04N1/4076Control or modification of tonal gradation or of extreme levels, e.g. background level dependent on references outside the picture
    • H04N1/4078Control or modification of tonal gradation or of extreme levels, e.g. background level dependent on references outside the picture using gradational references, e.g. grey-scale test pattern analysis

Abstract

(57)【要約】 【課題】データの不備が一部にあっても、それに左右さ
れることなく期待どおりの特性補正データを作成するこ
とができる画像処理方法を提供する。 【解決手段】スキャナ部で入力された画像情報に対し所
定の処理を行った後、その画像情報をプリンタ部で出力
するものにおいて、内部パターン発生部131 で階調パタ
ーンを発生させ、この発生させた階調パターンに対し、
特性補正部134 で事前に指定された第1の特性補正デー
タを用いて階調特性を補正し、この補正した階調パター
ンをプリンタ部で出力し、この出力した階調パターンを
スキャナ部で入力し、この入力した階調パターンから、
特性補正部134 で第2の特性補正データを各階調ごとに
作成し、この作成した第2の特性補正データと上記第1
の特性補正データとから第3の特性補正データを作成
し、この作成した第3の特性補正データを用いてスキャ
ナ部から入力された画像情報の階調特性を補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば、原稿の
画像をスキャナにより読取って画像情報を入力し、この
入力された画像情報に対し所定の処理を行なった後、そ
の画像情報を電子写真方式のレーザプリンタにより用紙
上に出力する画像処理方法、および、この画像処理方法
を用いたデジタル複写機などの画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、イメージ情報を扱うデジタル複
写機などの画像処理装置において、スキャナなどの読取
手段によって原稿から読取られ、デジタル化された画像
情報は、多値化され、目的に沿って加工され、レーザプ
リンタなどの出力手段から出力される。このとき、入力
手段としてのスキャナや、出力手段の感光体やレーザ光
学系の特性などが原因となり、補正無しでは希望通りの
結果が得られない。
【0003】そこで、入力手段のスキャナや、出力手段
の感光体、レーザ光学系の特性など、システム全体の特
性を補正するために、事前にシステム全体の特性を補正
するような、階調補正テーブルをROMなどの記憶手段
に記憶させ、それを参照することで、特性補正を行なっ
たり、あるいは、個々の画像処理装置ごとに、テストプ
リントなど、階調特性がわかるものを出力し、それを入
力手段から入力し、入力したデータから、階調特性を補
正する特性補正テーブルを作成し、それを参照して階調
特性の補正を行なったりするのが一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、入力手段や
出力手段などの特性を事前に得て、ROMなどの記憶手
段にその特性を記憶させ、その補正データを参照するこ
とで補正を行なっても、個々のスキャナや感光体、レー
ザ光学系などの特性が、1台1台少しずつ異なるため、
それぞれの画像処理装置にあう補正を行なうのは困難が
あった。
【0005】一方、個々の画像処理装置ごとに補正を行
なうために、画像処理装置の内部から発生させた階調デ
ータを出力手段にてハードコピー化し、それを階調デー
タを発生させたものと同一の画像処理装置で読取り、そ
の読取りデータから入力手段および出力手段の特性を補
正するための特性補正データを得ることは、理論上効果
が高い。
【0006】しかし、実際には、階調データを発生し、
それを出力手段から出力し、出力した階調データを入力
手段から入力して、各階調のデータを求めた場合の、出
力手段に送った階調データと、入力手段から入力された
階調データをそれぞれ縦軸と横軸にとったときの関係の
一例を図9、図10に示す。
【0007】この一例のように、データが急激に立ち上
がったり、横軸に平行となるほど寝たような部分を含む
データであった場合、縦軸や横軸に対して平行に近い部
分ではささいなノイズ(図9のa部、図10のb部)で
特性補正データが不連続になったり、数値上の逆転現象
が発生する。
【0008】このような、ノイズによるデータの不連続
性や逆転現象の補正は、人間が目で見て行なうことは極
めて簡単であるが、それを計算式を用いて行なうとなる
と非常に難しく、実際このようなノイズのために特性補
正データが正確に作成できず、機体ごとの補正が理論ど
おりにいかないことがほとんどであった。
【0009】そこで、本発明は、システム全体を通して
機体ごとの入力および出力の特性を補正するための特性
補正データを作成する際、ノイズによるデータの不連続
性や数値の逆転現象などが発生しても、それに左右され
ることなく、期待どおりの特性補正データを作成するこ
とができる画像処理方法および画像処理装置を提供する
ことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の画像処理方法
は、入力手段から入力された画像情報に対し所定の処理
を行なった後、その画像情報を出力手段で出力するもの
において、階調パターンを発生させ、この発生させた階
調パターンに対して、あらかじめ記憶された第1の特性
補正データを用いて階調特性を補正し、この補正した階
調パターンを前記出力手段を用いて出力し、この出力し
た階調パターンを前記入力手段を用いて入力し、この入
力した階調パターンを用いて階調特性を補正するための
第2の特性補正データを作成し、この作成した第2の特
性補正データと前記第1の特性補正データとから第3の
特性補正データを作成し、この作成した第3の特性補正
データを用いて、前記入力手段で入力された画像情報の
階調特性を補正することを特徴とする。
【0011】また、本発明の画像処理方法は、入力手段
から入力された画像情報をデジタル化し、このデジタル
化した画像情報に対し目的に沿った加工を施した後、そ
の画像情報を出力手段で出力するものにおいて、段階的
に変化する階調パターンを発生させ、この発生させた階
調パターンに対して、あらかじめ記憶された第1の特性
補正データを用いて階調特性を補正し、この補正した階
調パターンを前記出力手段を用いて出力し、この出力し
た階調パターンを前記入力手段を用いて入力し、この入
力した階調パターンから各階調ごとにサンプリングする
ことにより階調特性を補正するための第2の特性補正デ
ータを各階調ごとに作成し、この作成した第2の特性補
正データと前記第1の特性補正データとから第3の特性
補正データを作成し、この作成した第3の特性補正デー
タを用いて、前記入力手段で入力された画像情報の階調
特性を補正することを特徴とする。
【0012】また、本発明の画像処理装置は、入力手段
から入力された画像情報に対し所定の処理を行なった
後、その画像情報を出力手段で出力するものにおいて、
階調パターンを発生する階調パターン発生手段と、この
階調パターン発生手段で発生された階調パターンに対し
て、あらかじめ記憶された第1の特性補正データを用い
て階調特性を補正する第1の特性補正手段と、この第1
の特性補正手段で補正された階調パターンを前記出力手
段を用いて出力する階調パターン出力手段と、この階調
パターン出力手段で出力された階調パターンを前記入力
手段を用いて入力する階調パターン入力手段と、この階
調パターン入力手段で入力された階調パターンを用いて
階調特性を補正するための第2の特性補正データを作成
する第1の特性補正データ作成手段と、この第1の特性
補正データ作成手段で作成された第2の特性補正データ
と前記第1の特性補正データとから第3の特性補正デー
タを作成する第2の特性補正データ作成手段と、この第
2の特性補正データ作成手段で作成された第3の特性補
正データを用いて、前記入力手段で入力された画像情報
の階調特性を補正する第2の特性補正手段とを具備して
いる。
【0013】また、本発明の画像処理装置は、入力手段
から入力された画像情報をデジタル化し、このデジタル
化した画像情報に対し目的に沿った加工を施した後、そ
の画像情報を出力手段で出力するものにおいて、段階的
に変化する階調パターンを発生する階調パターン発生手
段と、この階調パターン発生手段で発生された階調パタ
ーンに対して、あらかじめ記憶された第1の特性補正デ
ータを用いて階調特性を補正する第1の特性補正手段
と、この第1の特性補正手段で補正された階調パターン
を前記出力手段を用いて出力する階調パターン出力手段
と、この階調パターン出力手段で出力された階調パター
ンを前記入力手段を用いて入力する階調パターン入力手
段と、この階調パターン入力手段で入力された階調パタ
ーンから各階調ごとにサンプリングすることにより階調
特性を補正するための第2の特性補正データを各階調ご
とに作成する第1の特性補正データ作成手段と、この第
1の特性補正データ作成手段で作成された第2の特性補
正データと前記第1の特性補正データとから第3の特性
補正データを作成する第2の特性補正データ作成手段
と、この第2の特性補正データ作成手段で作成された第
3の特性補正データを用いて、前記入力手段で入力され
た画像情報の階調特性を補正する第2の特性補正手段と
を具備している。
【0014】また、本発明の画像処理装置は、読取手段
により原稿の画像を読取って画像情報を入力し、この入
力された画像情報に対し所定の処理を行なった後、その
画像情報を画像形成手段により被画像形成媒体上に形成
出力する画像処理装置において、階調パターンを発生す
る階調パターン発生手段と、この階調パターン発生手段
で発生された階調パターンに対して、あらかじめ記憶さ
れた第1の特性補正データを用いて階調特性を補正する
第1の特性補正手段と、この第1の特性補正手段で補正
された階調パターンを前記画像形成手段を用いて被画像
形成媒体上に形成出力する階調パターン出力手段と、こ
の階調パターン出力手段で出力された被画像形成媒体上
の階調パターンを前記読取手段を用いて入力する階調パ
ターン入力手段と、この階調パターン入力手段で入力さ
れた階調パターンを用いて階調特性を補正するための第
2の特性補正データを作成する第1の特性補正データ作
成手段と、この第1の特性補正データ作成手段で作成さ
れた第2の特性補正データと前記第1の特性補正データ
とを組合わせて第3の特性補正データを作成する第2の
特性補正データ作成手段と、この第2の特性補正データ
作成手段で作成された第3の特性補正データを用いて、
前記読取手段で入力された画像情報の階調特性を補正す
る第2の特性補正手段とを具備している。
【0015】また、本発明の画像処理装置は、読取手段
により原稿の画像を読取って画像情報を入力し、この入
力された画像情報に対し所定の処理を行なった後、その
画像情報を画像形成手段により被画像形成媒体上に形成
出力する画像処理装置において、段階的に変化する階調
パターンを発生する階調パターン発生手段と、この階調
パターン発生手段で発生された階調パターンに対して、
あらかじめ記憶された第1の特性補正データを用いて階
調特性を補正する第1の特性補正手段と、この第1の特
性補正手段で補正された階調パターンを前記画像形成手
段を用いて被画像形成媒体上に形成出力する階調パター
ン出力手段と、この階調パターン出力手段で出力された
被画像形成媒体上の階調パターンを前記読取手段を用い
て入力する階調パターン入力手段と、この階調パターン
入力手段で入力された階調パターンから各階調ごとにサ
ンプリングすることにより階調特性を補正するための第
2の特性補正データを各階調ごとに作成する第1の特性
補正データ作成手段と、この第1の特性補正データ作成
手段で作成された第2の特性補正データと前記第1の特
性補正データとを組合わせて第3の特性補正データを作
成する第2の特性補正データ作成手段と、この第2の特
性補正データ作成手段で作成された第3の特性補正デー
タを用いて、前記読取手段で入力された画像情報の階調
特性を補正する第2の特性補正手段とを具備している。
【0016】さらに、本発明の画像処理装置は、像担持
体上に画像情報に基づく潜像を形成する潜像形成手段
と、この潜像形成手段で形成された前記像担持体上の潜
像を現像剤で現像する現像手段と、この現像手段で現像
された前記像担持体上の現像剤像を被画像形成媒体上に
転写する転写手段と、段階的に変化する階調パターンを
発生する階調パターン発生手段と、この階調パターン発
生手段で発生された階調パターンに対して、あらかじめ
記憶された第1の特性補正データを用いて階調特性を補
正する第1の特性補正手段と、この第1の特性補正手段
で補正された階調パターンを前記潜像形成手段、現像手
段、および転写手段を用いて被画像形成媒体上に形成出
力する階調パターン出力手段と、この階調パターン出力
手段で出力された被画像形成媒体上の階調パターンを読
取って入力する読取手段と、この読取手段で入力された
階調パターンを用いて階調特性を補正するための第2の
特性補正データを作成する第1の特性補正データ作成手
段と、この第1の特性補正データ作成手段で作成された
第2の特性補正データと前記第1の特性補正データとか
ら第3の特性補正データを作成する第2の特性補正デー
タ作成手段と、この第2の特性補正データ作成手段で作
成された第3の特性補正データを用いて前記画像情報の
階調特性を補正する第2の特性補正手段とを具備してい
る。
【0017】本発明によれば、複雑な計算によりデータ
の不連続性や数値の逆転現象などを補正するのではな
く、データの不連続性や数値の逆転現象などが発生して
も、それが特性補正データを作成するのに問題とならな
い程度のノイズとなるように、事前に与えた特性補正デ
ータを用い、特性補正データを2段階に分けて求め、そ
れらを組合わせることで、機体差を吸収し、ノイズに強
く、期待どおりの特性補正データを得ることがきる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は、本実施の形態に係
る画像処理装置の一例としてのデジタル複写機の内部構
成を示すものである。このデジタル複写機は、たとえ
ば、複写機、ファクシミリ、プリンタの3機能を有する
複合形の複写機である。
【0019】図1において、10は装置本体で、この装
置本体10内には、入力手段および読取手段としてのス
キャナ部4、および、出力手段および画像形成手段とし
てのプリンタ部6が設けられている。
【0020】装置本体10の上面には、読取対象物とし
ての原稿Dが載置される透明ガラスからなる原稿載置台
12が設けられている。また、装置本体10の上面に
は、原稿載置台12上に原稿Dを自動的に送る自動原稿
送り装置7(以下、ADFと略称する)が配設されてい
る。このADF7は、原稿載置台12上に対して開閉可
能に配設され、原稿載置台12上に載置された原稿Dを
原稿載置台12上に密着させる原稿押さえとしても機能
する。
【0021】ADF7は、原稿Dがセットされる原稿ト
レイ8、原稿の有無を検出するエンプティセンサ9、原
稿トレイ8から原稿Dを1枚づつ取出すピックアップロ
ーラ14、取出された原稿Dを搬送する給紙ローラ1
5、原稿Dの先端を整位するアライニングローラ対1
6、原稿載置台12上のほぼ全体を覆うように配設され
た搬送ベルト18を備えている。そして、原稿トレイ8
に上向きにセットされた複数枚の原稿Dは、その最下の
頁、つまり、最終頁から順に取出され、アライニングロ
ーラ対16により整位された後、搬送ベルト18によっ
て原稿載置台12上の所定位置へ搬送される。
【0022】ADF7において、搬送ベルト18を挟ん
でアライニングローラ対16と反対側の端部には、反転
ローラ20、非反転センサ21、フラッパ22、およ
び、排紙ローラ23が配設されている。スキャナ部4に
より画像情報の読取られた原稿Dは、搬送ベルト18に
より原稿載置台12上から送り出され、反転ローラ2
0、フラッパ21、および、排紙ローラ22を介してA
DF7上面の原稿排紙部24上に排出される。原稿Dの
裏面を読取る場合、フラッパ22を切換えることによ
り、搬送ベルト18によって搬送されてきた原稿Dは、
反転ローラ20によって反転された後、再度、搬送ベル
ト18により原稿載置台12上の所定位置に送られる。
【0023】装置本体10内に配設されたスキャナ部4
は、原稿載置台12上に載置された原稿Dを照明する光
源としての露光ランプ25、および、原稿Dからの反射
光を所定の方向に反射する第1のミラー26を有し、こ
れらの露光ランプ25および第1のミラー26は、原稿
載置台12の下方に配設された第1のキャリッジ27に
取付けられている。第1のキャリッジ27は、原稿載置
台12と平行に移動可能に配設され、図示しない歯付き
ベルトなどを介して駆動モータにより、原稿載置台12
の下方を往復移動される。
【0024】原稿載置台12の下方には、原稿載置台1
2と平行に移動可能な第2のキャリッジ28が配設され
ている。第2のキャリッジ28には、第1のミラー26
により反射された原稿Dからの反射光を順に反射する第
2および第3のミラー30,31が互いに直角に取付け
られている。第2のキャリッジ28は、第1のキャリッ
ジ27を駆動する歯付きベルトなどにより、第1のキャ
リッジ27に対して従動されるとともに、第1のキャリ
ッジに対して1/2の速度で原稿載置台12に沿って平
行に移動される。
【0025】原稿載置台12の下方には、第2のキャリ
ッジ28上の第3のミラー31からの反射光を集束する
結像レンズ32と、結像レンズ32により集束された反
射光を受光して光電変換する光電変換手段としてのCC
D形のラインセンサ34とが配設されている。結像レン
ズ32は、第3のミラー31により反射された光の光軸
を含む面内に、駆動機構を介して移動可能に配設され、
自身が移動することで反射光を所望の倍率で結像する。
そして、ラインセンサ34は、入射した反射光を光電変
換し、読取った原稿Dに対応する電気信号を出力する。
【0026】一方、プリンタ部6は、潜像形成手段とし
てのレーザ露光装置40を備えている。レーザ露光装置
40は、光源としての半導体レーザ発振器41と、半導
体レーザ発振器41から出射されたレーザ光を連続的に
偏向する走査部材としてのポリゴンミラー36と、ポリ
ゴンミラー36を後述する所定の回転数で回転駆動する
走査モータとしてのポリゴンモータ37と、ポリゴンミ
ラー36からのレーザ光を偏向して後述する感光体ドラ
ム44へ導く光学系42とを備えている。このような構
成のレーザ露光装置40は、装置本体10の図示しない
支持フレームに固定支持されている。
【0027】半導体レーザ発振器41は、スキャナ部4
により読取られた原稿Dの画像情報、あるいは、ファク
シミリ送受信文書情報などに応じてオン・オフ制御さ
れ、そのレーザ光はポリゴンミラー36および光学系4
2を介して感光体ドラム44へ向けられ、感光体ドラム
44の周面上を露光走査することにより、感光体ドラム
44の周面上に静電潜像を形成する。
【0028】また、プリンタ部6は、装置本体10のほ
ぼ中央に配設された像担持体としての回転自在な感光体
ドラム44を有し、感光体ドラム44の周面は、レーザ
露光装置40からのレーザ光により露光走査され、所望
の静電潜像が形成される。感光体ドラム44の周囲に
は、感光体ドラム44の周面を所定の電荷に帯電させる
帯電用帯電器45、感光体ドラム44上に形成された静
電潜像に現像剤としてのトナーを供給して所望の画像濃
度で現像する現像手段としての現像器46、後述する給
紙カセットから供給された被画像形成媒体としての用紙
Pを感光体ドラム44から分離させるための剥離用帯電
器47、感光体ドラム44上に形成されたトナー像を用
紙Pに転写させる転写用帯電器48、感光体ドラム44
の周面から用紙Pを剥離する剥離爪49、感光体ドラム
44の周面に残留したトナーを清掃する清掃装置50、
および、感光体ドラム44の周面を除電する除電器51
が順に配置されている。
【0029】装置本体10内の下部には、それぞれ装置
本体10から引出し可能な上段給紙カセット52、中段
給紙カセット53、下段給紙カセット54が互いに積層
状態に配設され、各給紙カセット52〜54内にはサイ
ズの異なる用紙Pが装填されている。これらの給紙カセ
ット52〜54の側方には大容量フィーダ55が設けら
れ、この大容量フィーダ55には、使用頻度の高いサイ
ズの用紙P、たとえば、A4サイズの用紙Pが約300
0枚収納されている。また、大容量フィーダ55の上方
には、手差しトレイ56を兼ねた給紙カセット57が脱
着自在に装着されている。
【0030】装置本体10内には、各給紙カセット52
〜54および大容量フィーダ55から感光体ドラム44
と転写チャージャ48との間に位置した転写部を通って
延びる搬送路58が形成され、この搬送路58の終端に
は、定着ランプ60aを有する定着装置60が設けられ
ている。定着装置60に対向した装置本体10の側壁に
は排出口61が形成され、この排出口61にはシングル
トレイのフィニッシャ150が装着されている。
【0031】上段給紙カセット52、中段給紙カセット
53、下段給紙カセット54、給紙カセット57の近傍
および大容量フィーダ55の近傍には、給紙カセット5
2〜54,57あるいは大容量フィーダ55から用紙P
を1枚ずつ取出すピックアップローラ63がそれぞれ設
けられている。また、搬送路58には、ピックアップロ
ーラ63により取出された用紙Pを搬送路58を通して
搬送する多数の給紙ローラ対64が設けられている。
【0032】搬送路58において、感光体ドラム44の
上流側にはレジストローラ対65が設けられている。レ
ジストローラ対65は、取出された用紙Pの傾きを補正
するとともに、感光体ドラム44上のトナー像の先端と
用紙Pの先端とを整合させ、感光体ドラム44の周面の
移動速度と同じ速度で用紙Pを転写部へ供給する。レジ
ストローラ対65の手前、つまり、給紙ローラ64側に
は、用紙Pの到達を検出するアライニング前センサ66
が設けられている。
【0033】ピックアップローラ63により、各給紙カ
セット52〜54,57あるいは大容量フィーダ55か
ら1枚ずつ取出された用紙Pは、給紙ローラ対64によ
りレジストローラ対65へ送られる。そして、用紙P
は、レジストローラ対65により先端が整位された後、
転写部に送られる。
【0034】転写部において、感光体ドラム44上に形
成された現像剤像、つまり、トナー像が、転写用帯電器
48により用紙P上に転写される。トナー像の転写され
た用紙Pは、剥離用帯電器47および剥離爪49の作用
により感光体ドラム44の周面から剥離され、搬送路5
2の一部を構成する搬送ベルト67を介して定着装置6
0に搬送される。そして、定着装置60によって現像剤
像が用紙P上に溶融定着された後、用紙Pは、給紙ロー
ラ対68および排紙ローラ対69により排出口61を通
してフィニッシャ150上へ排出される。
【0035】搬送路58の下方には、定着装置60を通
過した用紙Pを反転して再びレジストローラ対65へ送
る自動両面装置70が設けられている。自動両面装置7
0は、用紙Pを一時的に集積する一時集積部71と、搬
送路58から分岐し、定着装置60を通過した用紙Pを
反転して一時集積部71に導く反転路72と、一時集積
部71に集積された用紙Pを1枚ずつ取出すピックアッ
プローラ73と、取出された用紙Pを搬送路74を通し
てレジストローラ対65へ供給する給紙ローラ75とを
備えている。また、搬送路58と反転路72との分岐部
には、用紙Pを排出口61あるいは反転路72に選択的
に振分ける振分けゲート76が設けられている。
【0036】両面複写を行なう場合、定着装置60を通
過した用紙Pは、振分けゲート76により反転路72に
導かれ、反転された状態で一時集積部71に一時的に集
積された後、ピックアップローラ73および給紙ローラ
対75により、搬送路74を通してレジストローラ対6
5へ送られる。そして、用紙Pはレジストローラ対65
により整位された後、再び転写部に送られ、用紙Pの裏
面にトナー像が転写される。その後、用紙Pは、搬送路
58、定着装置60および排紙ローラ69を介してフィ
ニッシャ150に排紙される。
【0037】フィニッシャ150は、排出された一部構
成の文書を一部単位でステープル止めして貯めていくも
のである。ステープルする用紙Pが1枚、排出口61か
ら排出される度にガイドバー151にてステープルされ
る側に寄せて整合する。全てが排出され終わると、紙押
えアーム152が排出された一部単位の用紙Pを抑え、
ステープラユニット(図示しない)がステープル止めを
行なう。
【0038】その後、ガイドバー151が下がり、ステ
ープル止めが終わった用紙Pは、その一部単位でフィニ
ッシャ排出ローラ155にてフィニッシャ排出トレイ1
54に排出される。フィニッシャ排出トレイ154の下
がる量は、排出される用紙Pの枚数によりある程度決め
られ、一部単位に排出される度にステップ的に下がる。
また、排出される用紙Pを整合するガイドバー151
は、フィニッシャ排出トレイ154上に載った既にステ
ープル止めされた用紙Pに当たらないような高さの位置
にある。
【0039】また、フィニッシャ排出トレイ154は、
ソートモード時、一部ごとにシフト(たとえば、前後左
右の4つの方向へ)するシフト機構(図示しない)に接
続されている。
【0040】なお、装置本体10の前面上部には、様々
な複写条件並びに複写動作を開始させる複写開始命令な
どを入力したり、動作状態などを表示する操作パネル8
0(図示しない)が設けられている。
【0041】図2は、図1に示したデジタル複写機の電
気的接続および制御のための信号の流れを概略的に表わ
すブロック図を示している。図2において、制御系は、
主制御部90内のメインCPU91と、スキャナ部4の
スキャナCPU100と、プリンタ部6のプリンタCP
U110の3つのCPU(セントラル・プロセッシング
・ユニット)で構成される。
【0042】メインCPU91は、プリンタCPU11
0と共有RAM95を介して双方向通信を行なうもので
あり、メインCPU91は動作指示をだし、プリンタC
PU110は状態ステータスを返すようになっている。
プリンタCPU110とスキャナCPU100はシリア
ル通信を行ない、プリンタCPU110は動作指示をだ
し、スキャナCPU100は状態ステータスを返すよう
になっている。
【0043】操作パネル80は、各種操作キー81、液
晶表示部82、および、これらが接続されたパネルCP
U83を有し、メインCPU91に接続されている。主
制御部90は、メインCPU91、ROM92、RAM
93、NVRAM94、共有RAM95、画像処理部9
6、ページメモリ制御部97、ページメモリ98、プリ
ンタコントローラ99、および、プリンタフォントRO
M121によって構成されている。
【0044】メインCPU91は、全体的な制御を司る
ものである。ROM92は、制御プログラムなどが記憶
されている。RAM93は、一時的にデータを記憶する
ものである。
【0045】NVRAM(持久ランダムアクセスメモ
リ:nonvolatile RAM)94は、バッテ
リ(図示しない)にバックアップされた不揮発性のメモ
リであり、電源を遮断しても記憶データを保持するよう
になっている。
【0046】共有RAM95は、メインCPU91とプ
リンタCPU110との間で、双方向通信を行なうため
に用いるものである。ページメモリ制御部97は、ペー
ジメモリ98に対して画像情報を記憶したり、読出した
りするものである。ページメモリ98は、複数ページ分
の画像情報を記憶できる領域を有し、スキャナ部4から
の画像情報を圧縮したデータを1ページ分ごとに記憶可
能に形成されている。
【0047】プリンタフォントROM121には、プリ
ントデータに対応するフォントデータが記憶されてい
る。プリンタコントローラ99は、パーソナルコンピュ
ータなどの外部機器122からのプリントデータを、そ
のプリントデータに付与されている解像度を示すデータ
に応じた解像度でプリンタフォントROM121に記憶
されているフォントデータを用いて画像データに展開す
るものである。
【0048】スキャナ部4は、全体の制御を司るスキャ
ナCPU100、制御プログラムなどが記憶されている
ROM101、データ記憶用のRAM102、ラインセ
ンサ34を駆動するCCDドライバ103、露光ランプ
25およびミラー26,27,28などを移動する走査
モータの回転を制御する走査モータドライバ104、お
よび、画像補正部105などによって構成されている。
【0049】画像補正部105は、ラインセンサ34か
らのアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換
回路、ラインセンサ34のばらつき、あるいは、周囲の
温度変化などに起因するラインセンサ34からの出力信
号に対するスレッショルドレベルの変動を補正するため
のシェーディング補正回路、および、シェーディング補
正回路からのシェーディング補正されたデジタル信号を
一旦記憶するラインメモリなどから構成されている。
【0050】プリンタ部6は、全体の制御を司るプリン
タCPU110、制御プログラムなどが記憶されている
ROM111、データ記憶用のRAM112、半導体レ
ーザ発振器41を駆動するレーザドライバ113、レー
ザ露光装置40のポリゴンモータ37を駆動するポリゴ
ンモータドライバ114、搬送路58による用紙Pの搬
送を制御する搬送制御部115、帯電用帯電器45、現
像器46、転写用帯電器48を用いて帯電、現像、転写
を行なうプロセスを制御するプロセス制御部116、定
着装置60を制御する定着制御部117、および、オプ
ションを制御するオプション制御部118などによって
構成されている。
【0051】なお、画像処理部96、ページメモリ9
8、プリンタコントローラ99、画像補正部105、レ
ーザドライバ113は、画像データバス120によって
接続されている。
【0052】画像処理部96は、スキャナ部4で読取っ
た画像情報に対して階調特性(濃度特性)の補正を行な
うもので、たとえば、図3に示すように、段階的に変化
する階調パターンを発生する階調パターン発生手段とし
ての内部パターン発生部131、内部パターン発生部1
31から発生された階調パターン、あるいは、スキャナ
部4から入力される画像情報のいずれかを選択して出力
するデータ選択部132、スキャナ部4から入力される
階調パターンから特性補正データを作成する特性補正デ
ータ作成手段としての特性補正データ作成部133、お
よび、データ選択部132で選択された画像情報に対し
て階調を補正する特性補正手段としての特性補正部13
4により構成されている。
【0053】次に、上記のような構成において、画像処
理部96における特性補正方法について図4に示すフロ
ーチャートを参照しつつ説明する。なお、画像情報入力
時の多値化レベルを8ビット、画像情報出力時の多値化
レベルを7ビットとして説明を行なっていく。
【0054】まず、操作パネル80において、たとえ
ば、特定のキー操作を行なうことにより、特性補正デー
タ作成モードを設定し、動作開始命令を入力すると、内
部パターン発生部131から段階的に変化する階調パタ
ーンが発生される。この発生された階調パターンは、こ
のときメインCPU91からのデータ選択信号により内
部パターン発生部131の出力を選択しているデータ選
択部132を介して特性補正部134に送られる。
【0055】特性補正部134は、内部パターン発生部
131からの階調パターンを、あらかじめ設定されてい
る特性補正データ(これを第1の特性補正データと呼
ぶ)を用いて補正し、その補正した階調パターンをプリ
ンタ部6へ送る。プリンタ部6は、特性補正部134か
らの補正された階調パターンをハードコピーとして用紙
P上に出力する。
【0056】ここで、出力されたハードコピーの階調パ
ターンの一例を図5に示す。なお、図中の数値(0,
2,5,…,170,255)は各パターンの濃度値を
示している。
【0057】特性補正部134において設定される第1
の特性補正データは、たとえば、図6に示すような補正
カーブを持ったデータである。すなわち、プリンタ部6
で出力されるハードコピーの階調特性が、スキャナ部4
から入力されたとき、補正前の信号と、入力後の各出力
信号に相当する部分の信号とがリニアに近い関係になる
ような補正カーブを有する特性補正データである。
【0058】このように、内部パターン発生部131か
らの階調パターンをハードコピーとして出力する前に特
性の一部を補正して出力することで、システムの特性は
全てではないが、ある程度まで補正され、出力したハー
ドコピーの特性はリニアに近づく。
【0059】さて、プリンタ部6により出力されたハー
ドコピーは、スキャナ部4にセットされ、スキャナ部4
によりハードコピーの階調パターンが読取られて入力さ
れる。この入力された階調パターンは特性補正データ作
成部133に送られる。特性補正データ作成部133
は、階調パターンの各階調ごとのデータをサンプリング
することにより、各階調の値を求める。以下、データサ
ンプリングおよび各階調の値を求める方法について説明
する。
【0060】内部パターン発生部131から発生させる
階調パターンは、たとえば、図5に示すような副走査方
向に画像信号が段階的に変化するパターンで、以下、パ
ターンの段数が17段に変化する場合を例にとり説明を
行なう。
【0061】各階調パターンは、内部パターン発生部1
31において、等間隔(0,10,20,30,40,50,60,70,80,9
0,A0,B0,C0,D0,E0,F0,FF (hex))に変化するデータと
して発生され、特性補正部134にて補正され、プリン
タ部6により出力される。内部で発生され補正された階
調パターンを、前述したように再びスキャナ部4から入
力し、入力された階調パターンを各階調ごとにサンプリ
ングする。
【0062】各階調の値を得るには、たとえば、図7に
示す範囲のうち、安定性の高い部分をサンプリングす
る。各階調の周辺部は安定性に欠けるため、図7に示す
ように、範囲X(x2 −x1 )および範囲Y(y2 −y
1 )で表わされる領域を、サンプリングピッチp(p画
素に1つの割合でサンプリングする)にてサンプリング
し、サンプル画素値の総和をサンプル画素数の総和で割
ることで、該当する階調の値を得る。ここに、各階調ご
とにサンプリングする部分は任意に変更可能であり、所
望の範囲に設定できる。
【0063】次に、こうして求めた各階調の値を用いて
特性補正用データを求める。内蔵されている内部パター
ン発生部131で発生させた階調パターンの各値を横軸
に、プリンタ部6で出力されたハードコピーをスキャナ
部4から入力し、計算により得られた各階調の値を縦軸
にとった場合、図8に示すような、入力と出力とがほぼ
リニアな関係となる。
【0064】このように、どこの部分でも縦軸または横
軸に対して平行に近くなる部分が生じない、ほぼ直線に
近い形のデータを基にして特性補正データを求めること
で、ノイズによるデータの不連続性や逆転現象が原因と
なるデータ不良が解消され、ノイズによる影響を受けに
くくなる。
【0065】得られた入力と出力との関係は、8ビット
=256値すべてのデータではなく、等間隔の飛び飛び
のデータでしかないため、不足しているデータを以下の
ような方法で補間し、得る。ここで、補間して得るデー
タは、特性補正部134に設定するデータ数以上は必要
でなく、たとえば、入力画像情報が8ビットでも、出力
画像情報が7ビットであれば、7ビット=128値まで
補間すればよい。補間方法としては、たとえば、 ・直線補間 ・スプライン補間 ・最小自乗法による補間 などの一般的な手法を用い、不足しているデータ数を得
る。得られたデータから作られる入出力の関係を示す曲
線に対して、直線、 y=x に対照な曲線を求め、それを特性補正データ(これを第
2の特性補正データと呼ぶ)とする。補間により求めた
入出力の関係を示す曲線をCとすると、第2の特性補正
データは以下のように求めることができる。
【0066】 f2[n]=i (n=0,1,2,…,127) ただし、iは下記式を満たすiである。 i≦C[i]<i+1 (i=0,1,2,…,12
7) f2:第2の特性補正データ C :入出力関係を示す曲線 こうして第2の特性補正データを得た後、階調パターン
をプリンタ部6より出力する際に補正を行なうのに使用
した第1の特性補正データと、入出力データの関係から
求められた第2の特性補正データとを組合わせたもの
(これを第3の特性補正データと呼ぶ)を、通常使用す
る特性補正データとして、特性補正部134内に設けら
れたNVRAMなどの記憶部に記憶しておく。ここで、
第3の特性補正データを求める方法の一例を以下に示
す。
【0067】f3[n]=f2[f1[n]] (n
=0,1,2,…,127) f1:第1の特性補正データ f3:第3の特性補正データ 以上で、特性補正データの作成処理が終了し、作成され
た特性補正データ(第3の特性補正データ)は実際の画
像処理時に用いられる。すなわち、実際の画像処理時、
スキャナ部4で原稿Dから読取られた画像情報は、この
ときメインCPU91からのデータ選択信号によりスキ
ャナ部4からの入力画像情報を選択しているデータ選択
部132を介して特性補正部134に送られる。特性補
正部134は、NVRAMなどの記憶部に保持されてい
る特性補正データ(第3の特性補正データ)を用いて、
入力された画像情報の階調特性を補正し、出力画像情報
としてプリンタ部6あるいはページメモリ98へ送る。
【0068】以上説明したように、複雑な計算によりデ
ータの不連続性や数値の逆転現象を補正するのではな
く、データの不連続性や数値の逆転現象が発生しても、
それが特性補正データを作成するのに問題とならない程
度のノイズとなるように、事前に与えた特性補正データ
を用い、特性補正データを2段階に分けて求め、それら
を組合わせることで、機体差を吸収し、ノイズに強く、
期待どおりの特性補正データを得ることができる。
【0069】したがって、こうして得られた特性補正デ
ータを用いて、スキャナ部4からの入力画像情報の階調
特性を補正することにより、微妙な中間調部も適正化さ
れた、常に安定した画質の複写画像が得られる。
【0070】なお、前記実施の形態では、特性補正部1
34において設定される第1の特性補正データは、説明
を簡単にするため、1つだけ設けられているとして説明
したが、実際には、第1の特性補正データは、あらかじ
め複数設定されていて、たとえば、操作パネル80にお
いて選択操作を行なうことにより、所望する1つの第1
の特性補正データが選択され、この選択された第1の特
性補正データが用いられるようになっている。
【0071】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、シ
ステム全体を通して機体ごとの入力および出力の特性を
補正するための特性補正データを作成する際、ノイズに
よるデータの不連続性や数値の逆転現象などが発生して
も、それに左右されることなく、期待どおりの特性補正
データを作成することができる画像処理方法および画像
処理装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るデジタル複写機の内
部構成を示す側面図。
【図2】図1に示したデジタル複写機の電気的接続およ
び制御のための信号の流れを概略的に表わすブロック
図。
【図3】画像処理部の構成を示すブロック図。
【図4】画像処理部における特性補正方法について説明
するフローチャート。
【図5】ハードコピーとして用紙上に出力した階調パタ
ーンの一例を示す図。
【図6】階調パターンに対して階調特性の補正を掛ける
ときに使用する第1の特性補正データを示す図。
【図7】入力された階調パターンの各階調の値をサンプ
リングする領域について説明する図。
【図8】画像処理部内で発生させた階調パターンに特性
補正を掛けて出力したハードコピーをスキャナ部から入
力した場合の階調パターンの各階調の値と、画像処理部
内で発生させた階調パターンの各階調の値との関係を示
すグラフ。
【図9】内部で発生させた階調パターンと、出力した階
調パターンを入力手段から入力したときの階調パターン
との関係のうち、問題のあるデータを含んだ図。
【図10】内部で発生させた階調パターンと、出力した
階調パターンを入力手段から入力したときの階調パター
ンとの関係のうち、図9とは別の部分で問題のあるデー
タを含んだ図。
【符号の説明】
4……スキャナ部(入力手段、読取手段)、6……プリ
ンタ部(出力手段、画像形成手段)、80……操作パネ
ル、90……主制御部、91……メインCPU、96…
…画像処理部、131……内部パターン発生部(階調パ
ターン発生手段)、132……データ選択部、133…
…特性補正データ作成部(特性補正データ作成手段)、
134……特性補正部(特性補正手段)。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力手段から入力された画像情報に対し
    所定の処理を行なった後、その画像情報を出力手段で出
    力するものにおいて、 階調パターンを発生させ、 この発生させた階調パターンに対して、あらかじめ記憶
    された第1の特性補正データを用いて階調特性を補正
    し、 この補正した階調パターンを前記出力手段を用いて出力
    し、 この出力した階調パターンを前記入力手段を用いて入力
    し、 この入力した階調パターンを用いて階調特性を補正する
    ための第2の特性補正データを作成し、 この作成した第2の特性補正データと前記第1の特性補
    正データとから第3の特性補正データを作成し、 この作成した第3の特性補正データを用いて、前記入力
    手段で入力された画像情報の階調特性を補正することを
    特徴とする画像処理方法。
  2. 【請求項2】 入力手段から入力された画像情報をデジ
    タル化し、このデジタル化した画像情報に対し目的に沿
    った加工を施した後、その画像情報を出力手段で出力す
    るものにおいて、 段階的に変化する階調パターンを発生させ、 この発生させた階調パターンに対して、あらかじめ記憶
    された第1の特性補正データを用いて階調特性を補正
    し、 この補正した階調パターンを前記出力手段を用いて出力
    し、 この出力した階調パターンを前記入力手段を用いて入力
    し、 この入力した階調パターンから各階調ごとにサンプリン
    グすることにより階調特性を補正するための第2の特性
    補正データを各階調ごとに作成し、 この作成した第2の特性補正データと前記第1の特性補
    正データとから第3の特性補正データを作成し、 この作成した第3の特性補正データを用いて、前記入力
    手段で入力された画像情報の階調特性を補正することを
    特徴とする画像処理方法。
  3. 【請求項3】 前記第1の特性補正データは複数設けら
    れていて、これらの中から選択された1つの第1の特性
    補正データが用いられることを特徴とする請求項1また
    は2記載の画像処理方法。
  4. 【請求項4】 前記入力した階調パターンを用いて第2
    の特性補正データを作成する際、階調パターンの各階調
    間の不足しているデータを直接補間、スプライン補間、
    最小自乗法を用いた補間のうちのいずれかを用いて補間
    することを特徴とする請求項1または2記載の画像処理
    方法。
  5. 【請求項5】 前記第3の特性補正データは、第1の特
    性補正データと第2の特性補正データとを合成すること
    により作成することを特徴とする請求項1または2記載
    の画像処理方法。
  6. 【請求項6】 前記入力した階調パターンから各階調ご
    とにサンプリングする部分は変更可能なことを特徴とす
    る請求項2記載の画像処理方法。
  7. 【請求項7】 入力手段から入力された画像情報に対し
    所定の処理を行なった後、その画像情報を出力手段で出
    力するものにおいて、 階調パターンを発生する階調パターン発生手段と、 この階調パターン発生手段で発生された階調パターンに
    対して、あらかじめ記憶された第1の特性補正データを
    用いて階調特性を補正する第1の特性補正手段と、 この第1の特性補正手段で補正された階調パターンを前
    記出力手段を用いて出力する階調パターン出力手段と、 この階調パターン出力手段で出力された階調パターンを
    前記入力手段を用いて入力する階調パターン入力手段
    と、 この階調パターン入力手段で入力された階調パターンを
    用いて階調特性を補正するための第2の特性補正データ
    を作成する第1の特性補正データ作成手段と、 この第1の特性補正データ作成手段で作成された第2の
    特性補正データと前記第1の特性補正データとから第3
    の特性補正データを作成する第2の特性補正データ作成
    手段と、 この第2の特性補正データ作成手段で作成された第3の
    特性補正データを用いて、前記入力手段で入力された画
    像情報の階調特性を補正する第2の特性補正手段と、 を具備したことを特徴とする画像処理装置。
  8. 【請求項8】 入力手段から入力された画像情報をデジ
    タル化し、このデジタル化した画像情報に対し目的に沿
    った加工を施した後、その画像情報を出力手段で出力す
    るものにおいて、 段階的に変化する階調パターンを発生する階調パターン
    発生手段と、 この階調パターン発生手段で発生された階調パターンに
    対して、あらかじめ記憶された第1の特性補正データを
    用いて階調特性を補正する第1の特性補正手段と、 この第1の特性補正手段で補正された階調パターンを前
    記出力手段を用いて出力する階調パターン出力手段と、 この階調パターン出力手段で出力された階調パターンを
    前記入力手段を用いて入力する階調パターン入力手段
    と、 この階調パターン入力手段で入力された階調パターンか
    ら各階調ごとにサンプリングすることにより階調特性を
    補正するための第2の特性補正データを各階調ごとに作
    成する第1の特性補正データ作成手段と、 この第1の特性補正データ作成手段で作成された第2の
    特性補正データと前記第1の特性補正データとから第3
    の特性補正データを作成する第2の特性補正データ作成
    手段と、 この第2の特性補正データ作成手段で作成された第3の
    特性補正データを用いて、前記入力手段で入力された画
    像情報の階調特性を補正する第2の特性補正手段と、 を具備したことを特徴とする画像処理装置。
  9. 【請求項9】 読取手段により原稿の画像を読取って画
    像情報を入力し、この入力された画像情報に対し所定の
    処理を行なった後、その画像情報を画像形成手段により
    被画像形成媒体上に形成出力する画像処理装置におい
    て、 階調パターンを発生する階調パターン発生手段と、 この階調パターン発生手段で発生された階調パターンに
    対して、あらかじめ記憶された第1の特性補正データを
    用いて階調特性を補正する第1の特性補正手段と、 この第1の特性補正手段で補正された階調パターンを前
    記画像形成手段を用いて被画像形成媒体上に形成出力す
    る階調パターン出力手段と、 この階調パターン出力手段で出力された被画像形成媒体
    上の階調パターンを前記読取手段を用いて入力する階調
    パターン入力手段と、 この階調パターン入力手段で入力された階調パターンを
    用いて階調特性を補正するための第2の特性補正データ
    を作成する第1の特性補正データ作成手段と、この第1
    の特性補正データ作成手段で作成された第2の特性補正
    データと前記第1の特性補正データとを組合わせて第3
    の特性補正データを作成する第2の特性補正データ作成
    手段と、 この第2の特性補正データ作成手段で作成された第3の
    特性補正データを用いて、前記読取手段で入力された画
    像情報の階調特性を補正する第2の特性補正手段と、 を具備したことを特徴とする画像処理装置。
  10. 【請求項10】 読取手段により原稿の画像を読取って
    画像情報を入力し、この入力された画像情報に対し所定
    の処理を行なった後、その画像情報を画像形成手段によ
    り被画像形成媒体上に形成出力する画像処理装置におい
    て、 段階的に変化する階調パターンを発生する階調パターン
    発生手段と、 この階調パターン発生手段で発生された階調パターンに
    対して、あらかじめ記憶された第1の特性補正データを
    用いて階調特性を補正する第1の特性補正手段と、 この第1の特性補正手段で補正された階調パターンを前
    記画像形成手段を用いて被画像形成媒体上に形成出力す
    る階調パターン出力手段と、 この階調パターン出力手段で出力された被画像形成媒体
    上の階調パターンを前記読取手段を用いて入力する階調
    パターン入力手段と、 この階調パターン入力手段で入力された階調パターンか
    ら各階調ごとにサンプリングすることにより階調特性を
    補正するための第2の特性補正データを各階調ごとに作
    成する第1の特性補正データ作成手段と、 この第1の特性補正データ作成手段で作成された第2の
    特性補正データと前記第1の特性補正データとを組合わ
    せて第3の特性補正データを作成する第2の特性補正デ
    ータ作成手段と、 この第2の特性補正データ作成手段で作成された第3の
    特性補正データを用いて、前記読取手段で入力された画
    像情報の階調特性を補正する第2の特性補正手段と、 を具備したことを特徴とする画像処理装置。
  11. 【請求項11】 像担持体上に画像情報に基づく潜像を
    形成する潜像形成手段と、 この潜像形成手段で形成された前記像担持体上の潜像を
    現像剤で現像する現像手段と、 この現像手段で現像された前記像担持体上の現像剤像を
    被画像形成媒体上に転写する転写手段と、 段階的に変化する階調パターンを発生する階調パターン
    発生手段と、 この階調パターン発生手段で発生された階調パターンに
    対して、あらかじめ記憶された第1の特性補正データを
    用いて階調特性を補正する第1の特性補正手段と、 この第1の特性補正手段で補正された階調パターンを前
    記潜像形成手段、現像手段、および転写手段を用いて被
    画像形成媒体上に形成出力する階調パターン出力手段
    と、 この階調パターン出力手段で出力された被画像形成媒体
    上の階調パターンを読取って入力する読取手段と、 この読取手段で入力された階調パターンを用いて階調特
    性を補正するための第2の特性補正データを作成する第
    1の特性補正データ作成手段と、 この第1の特性補正データ作成手段で作成された第2の
    特性補正データと前記第1の特性補正データとから第3
    の特性補正データを作成する第2の特性補正データ作成
    手段と、 この第2の特性補正データ作成手段で作成された第3の
    特性補正データを用いて前記画像情報の階調特性を補正
    する第2の特性補正手段と、 を具備したことを特徴とする画像処理装置。
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