JPH10135660A - 部品の組立構造 - Google Patents
部品の組立構造Info
- Publication number
- JPH10135660A JPH10135660A JP33775196A JP33775196A JPH10135660A JP H10135660 A JPH10135660 A JP H10135660A JP 33775196 A JP33775196 A JP 33775196A JP 33775196 A JP33775196 A JP 33775196A JP H10135660 A JPH10135660 A JP H10135660A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- component
- joint surface
- slide joint
- components
- parts
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)
Abstract
結合固定することができる部品の組立構造を提供するこ
とにある。 【解決手段】嵌合穴12を有する第2の部品2と、該嵌
合穴に嵌合する弾発的なロック爪5aを有していて、前
記第2の部品に対してスライドさせて結合する第1の部
品1とからなり、両者を結合させることにより第3の部
品3を挟持固定すると共にこの状態において第1の部品
と第2の部品をビス止めするように構成した部品の組立
構造において、前記第1又は第2の部品のいずれか一方
の部品のスライド接合面には突部9を対向的に設け、前
記ビス止め時の締付けにより該一方の部品を撓ませて第
3の部品を挟持する挟持部にクリアランスが生じないよ
うにした。
Description
部品を組み立てる組立構造に係り、特に、クリアランス
が生ずることなく強固に固定結合することができる部品
の組立構造に関する。
てる構造として、例えば、図4〜図8に示すように、嵌
合穴12を有する第2の部品2に対し、該嵌合穴12に
嵌合する弾発的なロック爪5aを有する第1の部品1を
スライド嵌合させて結合し、これによって第3の部品3
を挟持固定すると共に前記第1及び第2の部品1,2を
ビス10でビス止めする組立構造がある。
4には板バネ部5が設けられると共にその先端部に前記
ロック爪5aが設けられ、側面部には嵌合突起部6が設
けられており、更に先端側には押圧部8が設けられてい
る。
記嵌合穴12が形成されると共に側面部には前記嵌合突
起部6が嵌合する嵌合溝13が形成され、前記押圧部8
が当接するフランジ部14には嵌合ピン14aが設けら
れていて、押圧部8の穴8aが挿入されるようになって
おり、第2の部品2に対して第1の部品1をスライド嵌
合させて第3の部品3を挟持固定した状態で前記スライ
ド接合面4,11のネジ穴7,15を介してビス止めさ
れる。
部品1,2が樹脂成形部品の場合には、例えば、第3の
部品がプリント基板で電気信号が流れている場合、絶縁
の心配や振動によるパターンア等の場合には断線の心配
がなく、特にコンパクトな設計が必要とされる場合にお
いて有利である。
品のバラツキにより、図8に示すように、ロック爪5a
と嵌合穴12との間及び押圧部8と第3の部品3との間
にクリアランスS1,S2が発生し、ビス止め後もガタ
が残って固定されてしまう、という欠点があった。
ように、スライド接合面11には成形金型から離型する
際に必要な僅かなテーパーT1が形成されているから、
前記のクリアランスを広げてしまう原因となっている。
を解消し、クリアランス等が生じることなく部品を確実
に結合固定することができる部品の組立構造を提供する
ことにある。
は、請求項1記載のものにおいては、嵌合穴を有する第
2の部品と、該嵌合穴に嵌合する弾発的なロック爪を有
していて、前記第2の部品に対してスライドさせて結合
する第1の部品とからなり、両者を結合させることによ
り第3の部品を挟持固定すると共にこの状態において第
1の部品と第2の部品をビス止めするように構成した部
品の組立構造において、前記第1又は第2の部品のいず
れか一方の部品のスライド接合面の全体又はその一部が
他方の部品のスライド接合面に形成された成形上必要な
テーパーよりも大きな傾斜角の斜面に形成されており、
前記ビス止め時の締付けにより該一方の部品を撓ませて
第3の部品を挟持する挟持部にクリアランスが生じない
ようにしたことを特徴とする。
有する第2の部品と、該嵌合穴に嵌合する弾発的なロッ
ク爪を有していて、前記第2の部品に対してスライドさ
せて結合する第1の部品とからなり、両者を結合させる
ことにより第3の部品を挟持固定すると共にこの状態に
おいて第1の部品と第2の部品をビス止めするように構
成した部品の組立構造において、前記第1又は第2の部
品のいずれか一方の部品のスライド接合面には突部を対
向的に設け、前記ビス止め時の締付けにより該一方の部
品を撓ませて第3の部品を挟持する挟持部にクリアラン
スが生じないようにしたことを特徴とする。
品のスライド接合面の略前半部が他方の部品のスライド
接合面に形成された成形上必要なテーパーよりも大きな
傾斜角の斜面に形成されており、略後半部には上面が斜
面に形成された突条が平行に設けられていることを特徴
とする。
1の部品のスライド接合面に設けたことを特徴とする。
も第1の部品が樹脂成形部品であることを特徴とする。
に、ビス止め時の締付けにより他方の部品が撓んで第3
の部品を挟持する挟持部にクリアランスは生じず、確実
に固定される。
を図1〜図3に基づいて説明するが、図4〜図8に基づ
いて説明した従来の構成部分と同一構成部分には同一の
符号を付してその詳細な説明は省略する。
嵌合穴12を有する本体側の第2の部品2と、該嵌合穴
11に嵌合する弾発的なロック爪5aを有していて、前
記第2の部品2に対してスライドさせて結合する第1の
部品1とからなり、両者を結合させることにより第3の
部品3を挟持固定すると共にこの状態で第1の部品1と
第2の部品2をビス10でビス止めするように構成した
部品の組立構造において、前記第1又は第2の部品のい
ずれか一方の部品、実施例では第1の部品1のスライド
接合面4の全体又はその一部を他方の部品、実施例では
第2の部品2のスライド接合面11に形成された成形上
必要なテーパーT1よりも大きな傾斜角T2の斜面に形
成し、前記ビス止め時の締付けにより該該1の部品を撓
ませて第3の部品3を挟持する挟持部(8,14)にク
リアランスが生じないように構成したものである。
品を撓ませて第3の部品3を挟持する挟持部(8,1
4)にクリアランスが生じないようにする、という目的
からすれば、第1の部品1のスライド接合面4を斜面に
形成しないで該スライド接合面4に突部9を対向的に設
けてもよい。
であり、実施例においては、第1の部品1のスライド接
合面4の略前半部は第2の部品2のスライド接合面11
に形成された成形上必要なテーパーT1よりも大きな傾
斜角T2の斜面に形成されており、略後半部には突部9
として上面を斜面とした突条が平行に設けられている。
この突条の上面の斜面は角度調整用のものであって、前
記前半部のスライド接合面の傾斜角T2と同一である必
要はない。
嵌合突起部6が嵌合溝13に、嵌合ピン14aが穴8a
に、ロック爪5aが嵌合穴12にそれぞれ嵌合すると共
に押圧部8とフランジ部14との間に第3の部品3が挟
持され、ビス10でビス止めすることにより固定され
る。
でビス止めすると、その締付け力により第1の部品1は
第2の部品2側に引き寄せられて固定される。これによ
って押圧部8が第3の部品3に密着し、強固に固定する
ことができる。なお、実施例では突部9として突条を設
けたが、単なる突起でも同様の効果が得られる。
の部品を挟持固定し、第1の部品と第2の部品をビス止
めすると、第1の部品が第2の部品側に引き寄せられて
第3の部品との間にクリアランスがなくなり、また、嵌
合穴とロック爪との間のクリアランスは問題ではなくな
るから、これにより第3の部品を強固に固定することが
できる。
部品の斜視図。
し、(A)はスライド接合面側の斜視図、(B)は裏面
側の斜視図。
面図。
Claims (5)
- 【請求項1】 嵌合穴を有する第2の部品と、該嵌合穴
に嵌合する弾発的なロック爪を有していて、前記第2の
部品に対してスライドさせて結合する第1の部品とから
なり、両者を結合させることにより第3の部品を挟持固
定すると共にこの状態において第1の部品と第2の部品
をビス止めするように構成した部品の組立構造におい
て、前記第1又は第2の部品のいずれか一方の部品のス
ライド接合面の全体又はその一部が他方の部品のスライ
ド接合面に形成された成形上必要なテーパーよりも大き
な傾斜角の斜面に形成されており、前記ビス止め時の締
付けにより該一方の部品を撓ませて第3の部品を挟持す
る挟持部にクリアランスが生じないようにしたことを特
徴とする部品の組立構造。 - 【請求項2】 嵌合穴を有する第2の部品と、該嵌合穴
に嵌合する弾発的なロック爪を有していて、前記第2の
部品に対してスライドさせて結合する第1の部品とから
なり、両者を結合させることにより第3の部品を挟持固
定すると共にこの状態において第1の部品と第2の部品
をビス止めするように構成した部品の組立構造におい
て、前記第1又は第2の部品のいずれか一方の部品のス
ライド接合面には突部を対向的に設け、前記ビス止め時
の締付けにより該一方の部品を撓ませて第3の部品を挟
持する挟持部にクリアランスが生じないようにしたこと
を特徴とする部品の組立構造。 - 【請求項3】 一方の部品のスライド接合面の略前半部
が他方の部品のスライド接合面に形成された成形上必要
なテーパーよりも大きな傾斜角の斜面に形成されてお
り、略後半部には上面が斜面に形成された突条が平行に
設けられていることを特徴とする請求項2記載の部品の
組立構造。 - 【請求項4】 突部を第1の部品のスライド接合面に設
けたことを特徴とする請求項2及び3記載の部品の組立
構造。 - 【請求項5】 少なくとも第1の部品が樹脂成形部品で
あることを特徴とする請求項1,2,3及び4記載の部
品の組立構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33775196A JP3508808B2 (ja) | 1996-11-01 | 1996-11-01 | 部品の組立構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33775196A JP3508808B2 (ja) | 1996-11-01 | 1996-11-01 | 部品の組立構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10135660A true JPH10135660A (ja) | 1998-05-22 |
JP3508808B2 JP3508808B2 (ja) | 2004-03-22 |
Family
ID=18311625
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33775196A Expired - Fee Related JP3508808B2 (ja) | 1996-11-01 | 1996-11-01 | 部品の組立構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3508808B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021067727A (ja) * | 2019-10-18 | 2021-04-30 | ブラザー工業株式会社 | センサの固定構造、および、画像形成装置 |
-
1996
- 1996-11-01 JP JP33775196A patent/JP3508808B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021067727A (ja) * | 2019-10-18 | 2021-04-30 | ブラザー工業株式会社 | センサの固定構造、および、画像形成装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3508808B2 (ja) | 2004-03-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6093033A (en) | Connector for a circuit board | |
US6709293B2 (en) | Printed-circuit board connector | |
WO2005124941A1 (ja) | コネクタ | |
US7239529B1 (en) | Fixing member for auxiliary circuit board | |
JPH10135660A (ja) | 部品の組立構造 | |
JPH11329619A (ja) | Fpc接続用コネクタ | |
JPH05504444A (ja) | 冷却さるベき電子素子のための保持装置 | |
JPH0728746Y2 (ja) | データライン用フィルタ | |
JP2001185923A (ja) | フィルムアンテナ | |
JPH08306408A (ja) | Fpc用コネクタ | |
JP2003317871A (ja) | ケーブル線と端子台の接続構造 | |
JP3942340B2 (ja) | 固定金具 | |
JPH062307Y2 (ja) | 2つの回路基板内蔵電気部品 | |
JP2883099B2 (ja) | 電線接続装置 | |
JPH0676873A (ja) | 電子部品 | |
JPH0946017A (ja) | プリント基板接続装置 | |
JPS6330149Y2 (ja) | ||
JPH10177884A (ja) | 可撓性ケーブルの接続装置 | |
JP3781319B2 (ja) | フラットケーブル固定用クリップ | |
JPH10255884A (ja) | 端子台 | |
JP2000306633A (ja) | コネクタ接続構造 | |
JP2003173834A (ja) | コネクタソケット | |
JPH09256744A (ja) | 結合装置 | |
JP3476190B2 (ja) | 端子台 | |
JPH0696806A (ja) | 板端子 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20031202 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20031216 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090109 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090109 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100109 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |