JPH10135555A - 露光光源およびそれを用いた露光装置 - Google Patents

露光光源およびそれを用いた露光装置

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JPH10135555A
JPH10135555A JP8285075A JP28507596A JPH10135555A JP H10135555 A JPH10135555 A JP H10135555A JP 8285075 A JP8285075 A JP 8285075A JP 28507596 A JP28507596 A JP 28507596A JP H10135555 A JPH10135555 A JP H10135555A
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JP
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laser
laser light
exposure
light
wavelength
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JP8285075A
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Kiwamu Takehisa
究 武久
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Lasers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 クリーンルームの振動に影響されにくく、ス
ペース効率に優れ、十分に狭帯域化された短波長の露光
光を得ることのできる露光光源とする。 【解決手段】 励起光を発生する励起用レーザ5aと、
励起光を伝送する光ファイバ7と、この光ファイバ7を
介して励起用レーザ5aと接続され、励起光をエネルギ
ー源として励起されて基本波を発生するレーザ媒質、お
よび基本波を所定レベルの高調波に波長変換して露光光
として用いられる第3のレーザ光を発生する波長変換手
段からなる露光光生成用レーザ5bとを備えた構成とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウェハなど
の基板上にパターンを形成する露光技術に関し、特に、
微細パターン形成に必要とされる短波長の露光光を取り
出すことのできる露光光源に適用して有効な技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】フォトリソグラフィ技術として露光装置
に要求される性能としては、解像度、アライメント精
度、処理能力、装置信頼性など種々のものが存在する。
その中でも、パターンの微細化に直接つながる解像度R
は、R=k・λ/NA(k:定数、λ:露光波長、N
A:投影レンズの開口数)によって表される。したがっ
て、良好な解像度を得るためには、露光波長λという光
学パラメータが重要なファクターになる。
【0003】ここで、従来の露光装置では、おもに水銀
ランプのg線(波長: 436nm)やi線(波長: 365nm)
が露光光源(以下、単に「光源」という。)として利用
されてきた。より微細な加工線幅を実現するための一層
短波長な光源として、波長 248nmのKrFエキシマレー
ザが利用されることもある。そして、さらに微細な加工
を行うための光源として、波長 193nmのArFエキシマ
レーザの利用も検討されている。なお、これに関して
は、例えば、平成 8年レーザー学会学術講演会・第16回
年次大会、講演予講集、25pVII4 (第96頁から第99
頁)、あるいは特開平1-94617 号公報において説明され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】短波長の露光光が得ら
れるエキシマレーザなどのレーザ発振器は、通常、ステ
ッパなど露光装置本体の横に設置されており、エキシマ
レーザから取り出されたレーザ光は、多数のミラーで反
射を繰り返しながらステッパまで導かれる構造となって
いる。したがって、これらのミラー全てが微動しないよ
うにする必要があるだけでなく、装置本体とレーザ発振
器とがサブミクロンのオーダーで相対的にずれないよう
に設置される必要がある。しかし、レーザ発振器やミラ
ーは装置本体とともにクリーンルーム内に設置されてそ
の振動の影響を受けてしまうため、このような条件を満
たすように設置することは困難である。
【0005】なお、この点に関しては、多数のミラーで
レーザ光を導く代わりに、レーザ光を光ファイバで装置
本体まで導こうとの代案も考えられる。ところが、光フ
ァイバによって伝送できる波長は約 300nm以上であり、
従来の水銀ランプによる露光光などには適用できるが、
KrFエキシマレーザの波長 248nmや、ArFエキシマ
レーザの波長 193nmでは損失が極めて大きくなってしま
う。したがって、実際に必要となる数メートル程度光フ
ァイバで伝送すると、レーザ光は極端に減衰してフォト
リソグラフィに利用することはほぼ不可能となる。
【0006】また、エキシマレーザは放電励起型のガス
レーザであるため、放電管、電源、ガスを循環させるた
めのブロアなどで構成され、水銀ランプに比べて装置寸
法が遥かに大きい。さらに、露光装置は、他の半導体装
置に比べて導入される台数が多い。したがって、多数の
露光装置およびこれら露光装置と同数導入される大型の
レーザ発振器によって、クリーンルームを大幅に広くす
る必要が生じる。
【0007】さらに、従来の装置では、十分狭帯域化さ
れた短波長の露光光を得るために波長の狭帯域化素子を
レーザ発振器内に挿入すると、発振する露光光を狭帯域
化素子が吸収してダメージを受けるために長期間使用す
ることができない。これは、波長 200nm以下では狭帯域
化素子の露光光吸収率が急激に増加するからである。そ
の結果、狭帯域化が十分に行えず、たとえばArFエキ
シマレーザにおける波長帯域は 193nm±10pm以上にな
る。これでは、色収差が大きくなり、十分に実用に耐え
る露光光を得ることができない。なお、この狭帯域化に
関しては、たとえば、株式会社プレスジャーナル発行、
「月刊 Semiconductor World− 1995.11」(1995年10月
20日発行)、 P16〜 P17において示されている。
【0008】このように、エキシマレーザなど短波長光
をフォトリソグラフィの光源に用いると、露光装置がク
リーンルームの振動に影響されやすくなる、クリーンル
ームが大型化する、狭帯域化が困難になるという問題が
ある。
【0009】さらに、特にArFエキシマレーザが必要
となる波長 200nm以下の光を用いる露光装置では、露光
光源から露光光を伝送させる途中で減衰するという問題
がある。すなわち、波長 200nm以下は一般に真空紫外域
と呼ばれるように、紫外光は大気中では大気に含まれる
炭酸ガスや水蒸気に吸収されやすいため、真空中でしか
効率よく伝送できない。したがって、従来のArFエキ
シマレーザを用いた露光装置では、このArFエキシマ
レーザから出射したレーザ光を露光装置まで導く間で、
レーザ光が大きく減衰することがあるという問題であ
る。
【0010】ところで、DRAM(Dynamic Random Acc
ess Memory)では、一般に集積度が高い程チップサイズ
が大きくなり、ウェハ上の露光フィールドが増大する。
そこで、露光フィールドの一領域のみに露光光を照射し
てウェハをスキャンすることで、露光フィールド全体に
露光光を照射させる技術が提案されている。このような
ステッパに関しては、たとえば、株式会社工業調査会発
行、「電子材料」(1995年 3月 1日発行)、P107〜P111
に記載されている。
【0011】しかしながら、スキャン方式のステッパで
は、露光フィールド内で露光光が照射される領域が少し
ずつ移動するため、繰り返し発生しているレーザパルス
ごとに照射領域が少しずつずれていくことになる。その
結果、パルスのエネルギーのばらつきの影響を強く受け
ることがある。つまり、ステップ&スキャン方式ステッ
パでは、パルスエネルギーのばらつきにより露光量の空
間的不均一を生じるという問題がある。
【0012】そこで、本発明の目的は、クリーンルーム
の振動に影響されにくい露光技術を提供することにあ
る。
【0013】本発明の他の目的は、装置がクリーンルー
ムのスペースを大きく占拠することのない露光技術を提
供することにある。
【0014】本発明のさらに他の目的は、十分に狭帯域
化された短波長の露光光を得ることのできる露光技術を
提供することである。
【0015】本発明のさらに他の目的は、スキャン方式
ステッパにおいて、パルスエネルギーのばらつきによる
露光量の空間的不均一性を小さくできる露光技術を提供
することにある。
【0016】本発明のさらに他の目的は、露光光が真空
紫外の場合でも、これを露光装置まで効率よく導ける露
光技術を提供することにある。
【0017】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0018】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
次のとおりである。
【0019】すなわち、本発明による露光光源は、第1
のレーザ光を発生する第1のレーザ光発生装置と、第1
のレーザ光を伝送するレーザ光伝送手段と、レーザ光伝
送手段を介して第1のレーザ光発生装置と分離して設け
られ、レーザ光伝送手段により伝送された第1のレーザ
光をエネルギー源として励起されて第2のレーザ光を発
生するレーザ媒質、および第2のレーザ光を所定レベル
の高調波に波長変換して露光光として用いられる第3の
レーザ光を発生する波長変換手段からなる第2のレーザ
光発生装置とを備えたことを特徴とする。なお、第1の
レーザ光発生装置と第2のレーザ光発生装置とは分離し
て設けられているのであるから、両者を離して設置して
も動作可能である。
【0020】この露光光源において、第2のレーザ光は
狭帯域化素子を通して取り出すようにすることが望まし
い。また、第1のレーザ光の発生源として銅レーザを、
第2のレーザ光の発生源として色素レーザまたはチタン
サファイアレーザを用いることができる。さらに、第1
のレーザ光の発生源として半導体レーザを、第2のレー
ザ光の発生源としてYAGレーザを用いることができ
る。レーザ光伝送手段としては、光ファイバまたはミラ
ーを用いることができる。
【0021】このような露光光源において、光ファイバ
を1台の第1のレーザ光発生装置に複数本取り付け、ま
たは光ファイバを1台の第1のレーザ光発生装置に1本
取り付けられてそれを途中で複数本に分岐し、それぞれ
の光ファイバを複数台の第2のレーザ光発生装置にそれ
ぞれ接続するようにしてもよい。また、第1のレーザ光
発生装置を複数台設置し、これら第1のレーザ光発生装
置に対応した第2のレーザ光発生装置を1台設置し、第
1のレーザ光発生装置からそれぞれ延びて第2のレーザ
光発生装置に接続された光ファイバにより伝送された第
1のレーザ光を1本のビームに集光して第2のレーザ光
発生装置に導入するようにしてもよい。
【0022】なお、露光光である第3のレーザ光の波長
は約 200nm程度のものが取り出される。
【0023】本発明による露光装置は、このような露光
光源が用いられたものであって、クリーンルームの作業
室に設置され、基板上に所定のパターンを露光する装置
本体と、クリーンルームの床下部またはクリーンルーム
の外部に設置された第1のレーザ光発生装置と、第1の
レーザ光発生装置と離れて装置本体に取り付けられた第
2のレーザ光発生装置と、第1のレーザ光発生装置から
取り出された第1のレーザ光を第2のレーザ光発生装置
に伝送する光ファイバとを備えたことを特徴とする。
【0024】この露光装置において、第1のレーザ光の
発生源として銅レーザを、装置本体にはスキャンしなが
らパターンを基板上に繰り返しステップして露光して行
くスキャン方式ステッパを用いることができる。スキャ
ンは、直交する2方向に対して実行することができる。
【0025】上記した手段によれば、第1のレーザ光発
生装置と分離された第2のレーザ光発生装置をステッパ
と一体化することができるので、クリーンルームが振動
しても第2のレーザ光発生装置と装置本体とがずれるこ
となく、露光装置の稼働率の向上を図ることが可能にな
る。
【0026】また、第2のレーザ光発生装置を装置本体
と一体化することができるため、第2のレーザ光発生装
置が波長 200nm以下の真空紫外域の紫外光を発生する場
合でも、この紫外光はほとんど減衰せずに装置本体内に
導かれる。さらに、第1のレーザ光発生装置に銅レーザ
を用いると、第2のレーザ光発生装置に色素レーザやチ
タンサファイアレーザを用いることができるが、これら
色素レーザやチタンサファイアレーザは発振するレーザ
光の波長をある程度の範囲内で任意に設定することがで
きる。これによると、波長変換された第3のレーザ光の
波長を微調整することができ、大気中の炭酸ガスや水蒸
気の吸収スペクトルのピークを避けて波長を定めること
ができる。したがって、真空紫外領域の露光光でも、減
衰量を最小限に抑制しつつ装置本体まで導入することが
できる。
【0027】第2のレーザ光発生装置と分離された第1
のレーザ光発生装置をクリーンルームの床下部や外部に
設置することが可能になるので、クリーンルームの作業
室内における露光装置のサイズダウンを図ることがで
き、その広さを大幅に縮小することが可能になる。
【0028】第1のレーザ光に励起された長波長の第2
のレーザ光を狭帯域化素子で狭帯域化した後に短波長の
第3のレーザ光に波長変換しているので、この第3のレ
ーザ光は十分に狭帯域化された短波長のレーザ光とな
る。その結果、色収差がほとんどない極めてシャープな
パターン像が得られる。
【0029】第1のレーザ光発生装置に銅レーザを用い
ると、この銅レーザは4kHz 以上の繰り返し数でパルス
動作するので、露光光におけるパルスごとのエネルギー
のばらつきの影響が大幅に減少して、スキャン方式のス
テッパにおける露光むらが大幅に減少され、スキャン速
度が大幅に向上される。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0031】(実施の形態1)図1は本発明の一実施の
形態による露光装置を示す概念図、図2は図1の露光装
置における第2のレーザ光発生装置の内部構造を示す説
明図、図3は図1の露光装置における装置本体の内部構
造を示す説明図である。
【0032】本実施の形態に示す露光装置は、半導体工
場1のクリーンルーム2内に設置されている。このクリ
ーンルーム2は、下方に向かう一方向流のエアが流れる
いわゆるダウンフローと呼ばれるタイプのものであり、
空気中における浮遊微粒子が所定の清浄度レベル以下に
管理された作業室2aと、たとえばULPAフィルタ
(Ultra Low Penetration Air-Filter)で形成された天
井3により区画された作業室2aの上方空間である天井
部2bと、作業室2aの床面4により区画された下方空
間である床下部2cとの3室で構成されている。そし
て、天井部2bに流入されたエアはULPAフィルタで
清浄化されてクリーンエアとして作業室2aへと導入さ
れ、床下部2cに抜けるようになっている。なお、清浄
空間である作業室2aには、図1に示す露光装置の他、
様々な半導体製造装置が設置され、半導体製造プロセス
の処理を行う作業者により種々の作業が行われる。ま
た、床下部2cには前記した半導体製造装置へ供給され
るガスや薬液などの配管が引かれる場合もある。
【0033】なお、クリーンルームはこのダウンフロー
タイプに限定されるものではなく、クリーンエアが一方
の壁面から他方の壁面へと流れるクロスフロータイプ、
気流パターンと流速とが一様でない乱流形タイプ、エア
の一方向流形と非一方向流形とが混在するミックスフロ
ータイプなど種々のタイプを適用することが可能であ
る。
【0034】図示する露光装置において、露光光源5は
床下部2cに設置された励起用レーザ(第1のレーザ光
発生装置)5aと、作業室2aのステッパ(装置本体)
6上に乗せられた露光光生成用レーザ(第2のレーザ光
発生装置)5bとで構成されている。そして、両者は光
ファイバ(レーザ光伝送手段)7で接続されている。
【0035】励起用レーザ5aにはたとえば6kHz の繰
り返し数でパルス動作する銅蒸気レーザ(銅レーザ)が
用いられている。したがって、励起用レーザ5aから取
り出された波長 510.6nmの緑色の励起光(第1のレーザ
光)LR (図2)は石英系の光ファイバ7に入り、この
光ファイバ7によって露光光生成用レーザ5bに伝送さ
れる。なお、励起用レーザ5aで発生された励起光LR
は、たとえばミラーなど光ファイバ7以外のレーザ光伝
送手段で露光光生成用レーザ5bへ伝送するようにして
もよい。
【0036】図2に示すように、チタンサファイアレー
ザからなる露光光生成用レーザ5bでは、レーザ媒質8
としてチタンサファイア結晶が用いられており、回折格
子9と出力鏡10とによって共振器が組まれている。こ
れにより、レンズ11を通った励起光LR が照射された
レーザ媒質8は共振器によりレーザ発振され、波長 800
nmの基本波(第2のレーザ光)LB が取り出される。な
お、レーザ媒質8であるチタンサファイア結晶によれば
690〜1000nmの範囲で基本波LB を発振させることがで
きるが、回折格子9によって前述のように 800nmに制御
されている。
【0037】共振器である回折格子9と出力鏡10との
間には波長を狭帯域化する狭帯域化素子12が挿入され
ており、波長帯域が約± 0.1pmとされた基本波LB が発
振するようになっている。露光光生成用レーザ5bの発
振波長は励起光LR の波長より長くなり、可視域から赤
外域でレーザ発振する。したがって、発振させるレーザ
光を狭帯域化する狭帯域化素子12としては可視用ある
いは近赤外用のものが用いられる。なお、狭帯域化素子
12としては、波長 800nmの基本波LB に対応するエタ
ロンなどが好ましい。
【0038】出力鏡10から取り出された基本波LB
光路上には、第2高調波L2 を発生する非線形光学結晶
13、露光光である第4高調波(第3のレーザ光)L4
を発生する非線形光学結晶14、第4高調波L4 を反射
して図1に示すステッパ6の中に導くミラー15が順次
配列されている。露光光生成用レーザ5bから発振され
るレーザ光の波長は、原理的に励起光LR の波長より長
波長になるが、このように非線形光学結晶13,14を
用いることで、発振したレーザ光を波長変換により短波
長として露光光を発生させることができる。なお、非線
形光学結晶13は、好ましくはBBO結晶あるいはCL
BO結晶などにより、非線形光学結晶14は、好ましく
はBBO結晶あるいはCLBO結晶などにより構成され
る。
【0039】ステッパの内部構造を図3に示す。図示す
る装置は、半導体ウェハ(基板)Wの上をたとえば15〜
20mm□の面積毎にステップアンドリピートしてパターン
が露光される。
【0040】半導体ウェハWへと至る光路上には、レン
ズ16、ミラー17、シャッタ18、アパーチャ19、
ショートカットフィルタ20、ミラー21、マスクブラ
インド22、コンデンサレンズ23および縮小投影レン
ズ24がそれぞれ順次配置されている。また、コンデン
サレンズ23と縮小投影レンズ24との間に設けられた
マスク移動台25にフォトマスクMがセットされてお
り、マスク移動台25を操作することによって水平方向
に移動されるようになっている。なお、半導体ウェハW
の表面には前記した露光光である第4高調波L4 に感光
するフォトレジストがスピン塗布されている。
【0041】半導体ウェハWはウェハステージ26の上
に載置されており、Z軸移動台27、X軸移動台28お
よびY軸移動台29によって上下方向および水平方向に
移動され、また、ステップ駆動されるようになってい
る。
【0042】プレベークされた半導体ウェハWに所定の
パターンを転写するフォトマスクMは、たとえば実寸の
5倍の寸法の集積回路パターンの原画が形成されたレチ
クルであり、したがって、パターン像は半導体ウェハW
の上に1/5に縮小投影されて露光される。
【0043】このような露光装置により、露光光は次の
ように生成されてステッパ6に導かれる。
【0044】先ず、半導体ウェハWをウェハステージ2
6に搭載し、X,Y,Z軸移動台27,28,29を駆
動してこれを露光位置に位置決めする。また、フォトマ
スクMをマスク移動台25の光路上にセットし、水平方
向に移動して同じく位置決めする。このようにセッティ
ングした後、励起用レーザ5aによって励起光LR を発
生させる。
【0045】励起用レーザ5aからの励起光LR は光フ
ァイバ7によって露光光生成用レーザ5bへと伝送さ
れ、レーザ媒質8であるチタンサファイア結晶に照射さ
れる。すると、この励起光LR の照射によって回折格子
9と出力鏡10とからなる共振器がレーザ発振し、狭帯
域化素子12により約 0.1pmに狭帯域化された波長 800
nmの基本波LB が出力鏡10から取り出される。基本波
B は非線形光学結晶13に入射され、波長 400nmの第
2高調波L2 が生成される。この第2高調波L2は非線
形光学結晶14に入射され、露光光である波長 200nmの
第4高調波L4 が生成される。この第4高調波L4 はミ
ラー15で反射されてステッパ6中に導かれる。
【0046】ステッパ6中では、第4高調波L4 はレン
ズ16から図3に示す光路を通ってフォトマスクMに入
射され、縮小投影レンズ24でスポット光ビームとなっ
てウェハステージ26の上の半導体ウェハWのレジスト
面に入射される。これにより、半導体ウェハWにパター
ン像が転写される。
【0047】このように、本実施の形態の露光装置で
は、光ファイバ7の低損失領域である波長 510.6nmの励
起光LR が励起用レーザ5aから露光光生成用レーザ5
bへ伝送される。そして、この励起光LR で露光光生成
用レーザ5bを駆動して基本波LB が取り出され、これ
を短波長の高調波に波長変換して露光光としての第4高
調波L4 が取り出される。これにより、露光光の生成に
直接携わる露光光生成用レーザ5bをコンパクト化する
ことができて、図1に示すようにステッパ6上に搭載し
たり、あるいはステッパ内部に組み込んで一体化するこ
とができる。したがって、クリーンルーム2が振動して
も露光光生成用レーザ5bとステッパ6とのずれが防止
される。
【0048】また、励起用レーザ5aを露光光生成用レ
ーザ5bと分離して振動の影響を受けにくい床下部2c
に設置することが可能になるので、作業室2aに励起用
レーザ5aのスペースを確保する必要がなくなる。これ
により、従来のエキシマレーザのように短波長が生成さ
れる露光光源に比べて、作業室2a内にある露光装置の
サイズダウンを図ることができてその広さを大幅に縮小
することが可能になる。
【0049】さらに、長波長の基本波LB を狭帯域化素
子12で狭帯域化した後に短波長の第4高調波L4 に波
長変換しているので、狭帯域化素子12が短波長のレー
ザ光を吸収してダメージを受けることがなくなり、長期
間使用することが可能となる。これにより、十分に狭帯
域化を行うことができ、色収差の小さな第4高調波L4
つまり露光光を得ることができる。
【0050】なお、本実施の形態で露光光生成用レーザ
5bに用いられたチタンサファイア結晶では、発振波長
を 690〜1000nmと極めて広い範囲で変化させることがで
きる。したがって、第4高調波L4 としては波長 172〜
250nmの間で調整できることになるため、波長 248nmの
KrFエキシマレーザと波長 193nmのArFエキシマレ
ーザとの両方の波長をカバーすることが可能になる。こ
れにより、KrFエキシマレーザを光源に用いた露光装
置の光源のみを本実施の形態に示す露光光源5と交換す
ることができ、たとえば、エキシマガスを定期的に交換
してレーザ出力の低下を防止するために装置を停止させ
る、といったエキシマレーザに特有の問題を解消するこ
とができる。
【0051】ところで、以上のような装置構成を用い、
励起用レーザ5aには銅蒸気レーザ(銅レーザ)を、露
光光生成用レーザ5bには色素レーザを適用することが
できる。この場合には、次のようにして露光光が取り出
される。
【0052】すなわち、銅蒸気レーザである励起用レー
ザ5aから取り出される波長 510.6nmの励起光(第1の
レーザ光)LR は光ファイバ7によって露光光生成用レ
ーザ5bに入射される。そして、レンズ11を通り、レ
ーザ媒質8である色素溶液に照射される。レーザ媒質8
は回折格子9と出力鏡10とで構成された共振器間に配
置されているため、励起光LR の照射によってレーザ発
振され、回折格子9によって発振波長が制御されて波長
594nmの基本波(第2のレーザ光)LB が出力鏡10か
ら取り出される。また、共振器間には狭帯域化素子12
が配置されているので、波長帯域 0.1pm以下の十分狭帯
域化された単一縦モードの基本波LB が発振される。な
お、銅蒸気レーザを励起用レーザ5aとして動作された
色素レーザでは、一般に 560〜 630nmの範囲で効率よく
レーザ発振させることができる。
【0053】出力鏡10から取り出された波長 594nmの
基本波LB は非線形光学結晶13に入射されて波長 297
nmの第2高調波L2 が生成される。なお、非線形光学結
晶13としては、BBO結晶あるいはCLBO結晶など
が好ましい。
【0054】第2高調波L2 は非線形光学結晶14に入
射され、この第2高調波L2 と未変換の基本波LB との
和周波数である波長 198nmの第3高調波(第3のレーザ
光)L3 、つまり露光光が発生される。そして、この第
3高調波L3 はミラー15で反射されてステッパ6の中
に導かれる。なお、非線形光学結晶14としては、BB
O結晶あるいはCLBO結晶などが好ましい。
【0055】このように、露光光生成用レーザ5bに色
素レーザを用いても露光光生成用レーザ5bをステッパ
6と一体化できるので、クリーンルーム2の振動による
露光光生成用レーザ5bとステッパ6とのずれが防止さ
れる。また、励起用レーザ5aを作業室2aの外に設置
できるので、作業室2aの広さを大幅に縮小することが
可能になる。さらに、狭帯域化素子12が短波長のレー
ザ光によりダメージを受けることがなくなるので、十分
に狭帯域化された露光光を得ることができる。
【0056】これに加え、露光光生成用レーザ5bに色
素レーザを用いると第3高調波L3によって波長 200nm
以下の露光光が得られることから、チタンサファイアレ
ーザを用いた場合に比べて露光光の発生効率が格段に高
くなる。
【0057】そして、以上説明したように、波長 200nm
以下の露光光が第4高調波L4 や第3高調波L3 で得ら
れるので、後述するYAGレーザによる波長変換に比べ
て必要となる非線形光学結晶の数が少なくなって光軸調
整が容易になる。
【0058】なお、YAGレーザを用いて波長 200nm以
下の露光光を発生させるには第6高調波が必要である。
しかし、第6高調波は波長が 177nmと極めて短くなるた
め、石英などの真空紫外で利用される限られた光学材料
のほとんどが利用困難な波長となる。したがって、たと
え第6高調波を発生させることができたとしても、これ
を透過できる光学材料を用いたレンズを製造することが
困難になる。これに対し、本実施の形態に説明したよう
に、励起用レーザ5aに銅蒸気レーザを、露光光生成用
レーザ5bに色素レーザやチタンサファイアレーザを用
いて露光光源を構成すれば、波長 200nm以下の露光光が
取り出せて実用的なステッパを実現することができる。
【0059】ここで、励起用レーザ5aとしては、他の
銅レーザとしてたとえば臭化銅レーザなどを適用するこ
ともできる。つまり銅レーザとは、銅原子の励起準位間
のエネルギー遷移を用いた気体レーザのことであり、銅
蒸気レーザあるいは臭化銅レーザなどが例示される。
【0060】銅レーザは一般に4kHz 以上の繰り返し数
でパルス動作する。詳しくは、銅蒸気レーザは4〜6kH
z 、臭化銅レーザは10〜20kHz で動作することが知られ
ている。したがって、一般に 600Hz以下で動作するエキ
シマレーザに比べておよそ一桁も繰り返し数が高い。し
たがって、励起用レーザ5aに銅レーザを用いるなら
ば、同じ平均パワーでもエキシマレーザの10倍程度もの
多数のパルスが同じ領域に照射されることになる。これ
により、パルスごとのエネルギーのばらつきの影響が約
1/10に減少する。
【0061】したがって、銅レーザを露光光源とし、装
置本体としてスキャン方式のステッパ(図4参照)を用
いたならば、露光むらが大幅に減少され、また、繰り返
し数が大幅に増加するのでスキャン速度を大幅に増加さ
せることが可能になる。これにより、一方向のスキャン
のみならず、直交する2方向にもスキャンすることが可
能になり、露光フィールド60が大きい場合にも、広い
露光面積61にわたって均一な露光を行うことができ
る。
【0062】(実施の形態2)図5は本発明の他の実施
の形態による露光装置の露光光源における第2のレーザ
光発生装置の内部構造を示す説明図である。なお、この
実施の形態において、装置本体は実施の形態1に示すも
のと同一の構造を有し、また、このような装置本体と露
光光源とからなる露光装置は、同じく実施の形態1に示
すようにしてクリーンルームに設置される。
【0063】本実施の形態において、露光光源5は励起
用レーザ(第1のレーザ光発生装置)5aと露光光生成
用レーザ(第2のレーザ光発生装置)5bとからなる。
励起用レーザ5aは多数の半導体レーザが並べられたも
のから構成されており、全体として高出力な1本の励起
光(第1のレーザ光)LR が発生されるようになってい
る。また、光ファイバ7を介してこの励起用レーザ5a
に接続された露光光生成用レーザ5bにはYAG(Yttr
ium Aluminum Garnet )レーザが用いられている。した
がって、励起用レーザ5aから取り出されたたとえば波
長 810nmの近赤外域の励起光LR は光ファイバ7中を伝
送され、作業室に設置されたステッパに一体的に取り付
けられた露光光生成用レーザ5bへと導かれる。
【0064】ここで、露光光生成用レーザ5bの内部構
造を図5に示す。
【0065】この露光光生成用レーザ5bにおいて、レ
ーザ媒質38としてYAG結晶が用いられており、全反
射鏡39と出力鏡40とによって共振器が組まれてい
る。したがって、光ファイバ7からの励起光LR はレン
ズ41を通ってレーザ媒質38であるYAG結晶に集光
され、レーザ発振するYAG結晶により波長1064nmの基
本波(第2のレーザ光)LB が取り出される。
【0066】基本波LB の光路上には、第2高調波L12
を発生する非線形光学結晶43、第4高調波L14を発生
する非線形光学結晶44、露光光として用いられる第5
高調波(第3のレーザ光)L15を発生する非線形光学結
晶45、第5高調波L15を反射してステッパの中に導く
ミラー15が順次配列されている。非線形光学結晶43
は、好ましくはKTP結晶などにより、非線形光学結晶
44,45は、好ましくはBBO結晶などにより構成さ
れる。
【0067】このような構造により、出力鏡40から取
り出された基本波LB は非線形光学結晶43に入射さ
れ、波長 532nmの第2高調波L12が生成される。ただ
し、第2高調波L12には非線形光学結晶43における未
変換の基本波LB も含まれる。第2高調波L12は非線形
光学結晶44に入射され、その第2高調波である波長 2
66nmの第4高調波L14が生成される。続いて、第4高調
波L14は非線形光学結晶45に入射され、非線形光学結
晶43と非線形光学結晶44のどちらにおいても変換さ
れずに残っている基本波LB と、第4高調波L14との和
周波数である波長 213nmの第5高調波L15が生成され
る。そして、第5高調波L15はミラーで反射され、露光
光としてステッパ中に導かれる。
【0068】なお、ステッパにおいては、実施の形態1
の場合と同様にして半導体ウェハにパターン像が転写さ
れる。
【0069】このように、本実施の形態の露光装置にお
いても、露光光生成用レーザ5bをステッパと一体的に
設置することが可能になるので、クリーンルームの振動
によりステッパと露光光生成用レーザ5bとが相対的に
ずれることはない。
【0070】また、露光光生成用レーザ5bと分離され
た励起用レーザ5aを床下部に設置することができるの
で、従来のエキシマレーザを用いる場合に比べて、作業
室の広さを縮小することが可能になる。
【0071】なお、この点に関しては、従来のエキシマ
レーザを用いたステッパにおいて、エキシマレーザを床
下部に設置すると、クリーンルームが振動すると作業室
の床面と床下部の床とが相対的に大きく変動してクリー
ンルームの振動の影響が一層大きくなる。したがって、
そのような構成にすることは実質的に不可能である。こ
れに対して、以上説明したように第5高調波L15、つま
り露光光を生成する露光光生成用レーザ5bをステッパ
と一体化し、この露光光生成用レーザ5bを駆動する励
起光LR を励起用レーザ5aで生成して光ファイバ7で
伝送することにより、励起用レーザ5aをどこに設置し
てもクリーンルームの振動の影響を受けることがなくな
る。
【0072】(実施の形態3)図6は本発明のさらに他
の実施の形態による露光装置を示す概念図である。
【0073】半導体工場1内には、露光装置などの半導
体製造装置に対して集中的に供給されるガスや薬品を貯
留しておくためのストックルーム50が、クリーンルー
ム2と隣接した場所に設けられている。そして、励起用
レーザ(第1のレーザ光発生装置)5aはこのストック
ルーム50に設置されている。また、クリーンルーム2
の作業室2a内には2台のステッパ6が設けられてお
り、露光光生成用レーザ(第2のレーザ光発生装置)5
bは各ステッパ6にそれぞれ一体的に取り付けられてい
る。さらに、励起用レーザ5aは、このようにクリーン
ルーム2の外部に設置することができる。
【0074】励起用レーザ5aと露光光生成用レーザ5
bとは光ファイバ7を介して接続されている。この光フ
ァイバ7は、ストックルーム50からクリーンルーム2
の床下部2cへ延び、ここから立ち上がるようにして作
業室2aの露光光生成用レーザ5bへと導かれている。
なお、励起用レーザ5aとしては前述した銅蒸気レーザ
や半導体レーザなどが、露光光生成用レーザ5bとして
は同じく前述したYAGレーザ、チタンファイアレー
ザ、色素レーザなどが用いられる。
【0075】図示するように、光ファイバ7は途中で分
岐されており、1台の励起用レーザ5aからの励起光
(第1のレーザ光)がこの光ファイバ7を介して2台の
露光光生成用レーザ5bにそれぞれ供給され、レーザ動
作をさせるようになっている。但し、光ファイバ7をさ
らに分岐させて、1台の励起用レーザ5aからの励起光
を3台以上の露光光生成用レーザ5bに供給するように
してもよい。つまり、1台の励起用レーザ5aからの励
起光が複数台の露光光生成用レーザ5bに供給されるよ
うになっていればよい。なお、励起光を複数台の露光光
生成用レーザ5bに供給することから、励起用レーザ5
aとしては十分なパワーの励起光が発生されるものが用
いられる。また、光ファイバ7を励起用レーザ5aに複
数本取り付け、それぞれ露光光生成用レーザ5bに接続
するようにしてもよい。このようにすれば、光ファイバ
7を分岐すると励起光が減衰してしまうおそれがあると
きに有効である。
【0076】このように、1台の励起用レーザ5aを複
数台の露光光生成用レーザ5bと接続するようにすれ
ば、全レーザが占めるスペースを大幅に減らすことが可
能になる。
【0077】なお、露光光生成用レーザ5bに用いられ
るレーザの種類を異ならせたり、同一種類のレーザであ
っても発振波長を異ならせることにより、それぞれの露
光光生成用レーザ5bから相互に異なる複数の波長の露
光光を発生させることができる。これにより、1台の励
起用レーザ5aを加工波長の異なる複数のステッパ6に
対応させることができる。
【0078】ここで、従来のエキシマレーザでは、レー
ザ発振させるために必要な放電エネルギーの 0.1%以下
のエネルギーがレーザ光に変換されるだけであり、99.9
%以上もの放電エネルギーは熱となって大部分がクリー
ンルーム内に放出されていた。これに対し、本実施の形
態によれば、露光光源5の発熱源である励起用レーザ5
aがクリーンルーム2の外部に設置されているので、ク
リーンルームでの熱放出量が大幅に低減される。したが
って、暖められた空気を冷却するために余計な電力を消
費する必要がなく、クリーンルーム2の省エネにさらに
貢献することができる。
【0079】(実施の形態4)図7は本発明のさらに他
の実施の形態による露光装置の露光光源を示す斜視図で
ある。
【0080】図示するように、本実施の形態では、たと
えば銅蒸気レーザであるたとえば4台の励起用レーザ
(第1のレーザ光発生装置)5a1 ,5a2 ,5a3
5a4が用いられ、各励起用レーザ5a1 ,5a2 ,5
3 ,5a4 からそれぞれ光ファイバ(レーザ光伝送手
段)7a1 ,7a2 ,7a3 ,7a4 が導出されてい
る。したがって、励起用レーザ5a1 ,5a2 ,5
3 ,5a4 から取り出された励起光(第1のレーザ
光)は各光ファイバ7a1 ,7a2 ,7a3 ,7a4
より露光光生成用レーザ(第2のレーザ光発生装置)5
bにそれぞれ伝送される。なお、光ファイバ7a1 ,7
2 ,7a3 ,7a4 は一つに束ねられて1本の保護チ
ューブ51内に通され、露光光生成用レーザ5bまで導
かれている。なお、励起用レーザ5a1 ,5a2 ,5a
3 ,5a4 は複数台設置されていればよく、4台に限定
されるものではない。
【0081】露光光生成用レーザ5bにおいて、4本の
光ファイバ7a1 ,7a2 ,7a3,7a4 のそれぞれ
に対応して、これらの光ファイバ7a1 ,7a2 ,7a
3 ,7a4 から出射された励起光を同一方向へ進む4本
の平行ビームとするためのマイクロレンズ52,53,
54,55が設けられている。したがって、細い光ファ
イバ7a1 ,7a2 ,7a3 ,7a4 から照射された励
起光はマイクロレンズ52,53,54,55により複
数本の平行に進む平行ビームとなって露光光生成用レー
ザ5b内へ送られる。
【0082】このように複数本の平行ビームを互いに平
行に進むようにしてからレンズなどで集光させれば、レ
ーザ媒質に対して励起光を強く照射することができる。
したがって、励起用レーザの高出力化が困難で励起用レ
ーザ1台当たりの励起光パワーが低い場合でも、トータ
ルの励起光パワーで必要とされるパワーを得ることがで
きる。
【0083】また、パルスレーザではパルスごとのレー
ザエネルギーにばらつきが1〜3%程度あるため、パル
ス動作する励起用レーザ5a1 ,5a2 ,5a3 ,5a
4 を複数台用いてそれぞれからの励起光を束ねて用いる
ことで、パルスごとのトータルのエネルギーのばらつき
を小さくすることができる。これによって、露光光生成
用レーザ5bで発振するレーザのエネルギーのばらつき
を小さくすることができ、均一な露光光を照射する必要
があるフォトリソグラフィの光源として用いると、高品
質な露光が可能になる。
【0084】以上、本発明者によってなされた発明をそ
の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前
記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸
脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもな
い。
【0085】たとえば、本実施の形態において、露光光
として取り出されるレーザ光の波長は 200nm、 198nm、
213nmといずれも 200nm前後であるが、これ以外の波長
の露光光が得られるような波長変換を行ってもよい。
【0086】さらに、以上の説明では、主として本発明
者によってなされた発明を半導体ウェハWへのパターン
形成に用いられる露光装置に適用した場合について説明
したが、フォトマスク上へのパターン形成のための露光
装置に用いることも可能である。
【0087】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以
下のとおりである。
【0088】(1).すなわち、本発明の露光技術によれ
ば、第1のレーザ光に励起された第2のレーザ光を波長
変換して露光光を取り出すようにしているので、第1の
レーザ光を発生する第1のレーザ光発生装置と第2のレ
ーザ光を発生する第2のレーザ光発生装置とをレーザ光
伝送手段で接続し、このレーザ光伝送手段の低損失領域
にある波長の第1のレーザ光で第2のレーザ光を励起さ
せるようにすることができる。したがって、第1のレー
ザ光発生装置と分離された第2のレーザ光発生装置をコ
ンパクト化することができて、これをステッパと一体化
することができる。これにより、クリーンルームが振動
しても第2のレーザ光発生装置と装置本体とがずれるこ
となく、露光装置の稼働率の向上を図ることが可能にな
る。
【0089】(2).第2のレーザ光発生装置と分離された
第1のレーザ光発生装置をクリーンルームの床下部や外
部に設置することが可能になるので、クリーンルームの
作業室内における露光装置のサイズダウンを図ることが
でき、その広さを大幅に縮小することが可能になる。こ
れにより、清浄化エアの必要量を減少させることができ
るため、空気清浄システムの消費電力が削減される。ま
た、クリーンルーム建設費が削減される。
【0090】(3).特に、第1のレーザ光発生装置をクリ
ーンルームの外部に設置すればクリーンルームでの熱放
出量が大幅に低減されるので、ルーム内の暖められた空
気を冷却するために余計な電力を消費する必要がなく、
クリーンルームの省エネにさらに貢献することができ
る。
【0091】(4).1台の第1のレーザ光発生装置を複数
台の第2のレーザ光発生装置と接続するようにすれば、
全レーザが占めるスペースを一層削減することが可能に
なる。
【0092】(5).長波長の第2のレーザ光を狭帯域化素
子で狭帯域化した後に短波長の第3のレーザ光に波長変
換しているので、狭帯域化素子が短波長のレーザ光を吸
収してダメージを受けることがなくなり、長期間使用す
ることが可能となる。これにより、十分に狭帯域化され
た短波長の第3のレーザ光である露光光を得ることが可
能になる。その結果、色収差がほとんどない極めてシャ
ープなパターン像が得られる。したがって、装置本体の
紫外用レンズに、製造が困難で高価となる色消しレンズ
を用いる必要もなくなり、レンズのコストダウンにも寄
与することができる。
【0093】(6).第1のレーザ光の発生源としてに銅レ
ーザを用いると、第2のレーザ光の発生源としてとして
は色素レーザやチタンサファイアレーザが利用できる。
したがって、基本波の狭帯域化には可視用あるいは近赤
外用の一般の狭帯域化素子を用いればよいため、この狭
帯域化素子を半永久的に使用できる。したがって、十分
に狭帯域化させた露光光を長期間安定して得ることがで
きる。
【0094】(7).また、波長約 200nmの露光光が第4高
調波や第3高調波で得られるので、波長変換を行うため
の非線形光学結晶の数が少なくなって光軸調整が容易に
なる。
【0095】(8).さらに、銅レーザは4kHz 以上の繰り
返し数でパルス動作するので、これによって得られる露
光光では極めて多数のパルスが同じ領域に照射されるこ
とになり、パルスごとのエネルギーのばらつきの影響が
大幅に減少する。したがって、装置本体としてスキャン
方式のステッパを用いたならば、露光むらが大幅に減少
され、また、スキャン速度を大幅に向上させることが可
能になる。
【0096】(9).特に、第1のレーザ光の発生源として
に銅レーザを用い、第2のレーザ光の発生源としてに色
素レーザを用いると、第3高調波で効率よく波長 187〜
210nmの露光光を得ることができる。
【0097】(10).特に、第1のレーザ光の発生源とし
てに銅レーザを用い、第2のレーザ光の発生源としてに
チタンサファイアレーザを用いると、露光光である第3
のレーザ光を波長 172〜 250nmの間で調整できることに
なるため、KrFエキシマレーザとArFエキシマレー
ザとの両方の波長をカバーすることが可能になる。これ
により、たとえばエキシマガスを定期的に交換してレー
ザ出力の低下を防止するために装置を停止させるなど、
各レーザに特有の問題を解消することができる。
【0098】(11).第2のレーザ光発生装置を装置本体
と一体化することができるため、第2のレーザ光発生装
置が波長 200nm以下の真空紫外域の紫外光を発生する場
合でも、この紫外光はほとんど減衰せずに装置本体内に
導かれる。さらに、第1のレーザ光発生装置に銅レーザ
を用いると、第2のレーザ光発生装置に色素レーザやチ
タンサファイアレーザのような波長可変レーザを利用で
きるため、波長変換された第3のレーザ光の波長を、大
気中の炭酸ガスや水蒸気の吸収スペクトルのピークを避
けて設定することができる。これにより、真空紫外領域
の露光光でも、減衰量を最小限に抑制しつつ装置本体ま
で導入することができる。この場合、波長200nm以下の
紫外光を特に効率よく発生できる色素レーザを第2のレ
ーザ光発生装置に用いると、特に有効である。
【0099】(12).1台の第2のレーザ光発生装置を複
数台の第1のレーザ光発生装置に対応させ、複数本の平
行ビームを互いに平行に進むようにしてからレンズなど
で集光させれば、レーザ媒質に対して第1のレーザ光を
強く照射することができる。これにより、第1のレーザ
光のパワーが低い場合でもトータルとして必要とされる
パワーを得ることができる。また、パルスごとのトータ
ルのエネルギーのばらつきを小さくすることができるの
で、得られた露光光のエネルギーのばらつきを小さくす
ることができ、高品質な露光を行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による露光装置を示す概
念図である。
【図2】図1の露光装置における第2のレーザ光発生装
置の内部構造を示す説明図である。
【図3】図1の露光装置における装置本体の内部構造を
示す説明図である。
【図4】スキャン方式のステッパの露光面積を示す説明
図である。
【図5】本発明の実施の形態2による露光装置の露光光
源における第2のレーザ光発生装置の内部構造を示す説
明図である。
【図6】本発明の実施の形態3による露光装置を示す概
念図である。
【図7】本発明の実施の形態4による露光装置の露光光
源を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 半導体工場 2 クリーンルーム 2a 作業室 2b 天井部 2c 床下部 3 天井 4 床面 5 露光光源 5a,5a1 〜5a4 励起用レーザ(第1のレーザ光
発生装置) 5b 露光光生成用レーザ(第2のレーザ光発生装
置) 6 ステッパ(装置本体) 7,7a1 〜7a4 光ファイバ(レーザ光伝送手段) 8 レーザ媒質 9 回折格子 10 出力鏡 11 レンズ 12 狭帯域化素子 13,14 非線形光学結晶 15 ミラー 16 レンズ 17 ミラー 18 シャッタ 19 アパーチャ 20 ショートカットフィルタ 21 ミラー 22 マスクブラインド 23 コンデンサレンズ 24 縮小投影レンズ 25 マスク移動台 26 ウェハステージ 27 Z軸移動台 28 X軸移動台 29 Y軸移動台 38 レーザ媒質 39 全反射鏡 40 出力鏡 41 レンズ 43,44,45 非線形光学結晶 50 ストックルーム 51 保護チューブ 52,53,54,55 マイクロレンズ 60 露光フィールド 61 露光面積 L2 第2高調波 L3 第3高調波(第3のレーザ光) L4 第4高調波(第3のレーザ光) L12 第2高調波 L14 第4高調波 L15 第5高調波(第3のレーザ光) LB 基本波(第2のレーザ光) LR 励起光(第1のレーザ光) M フォトマスク W 半導体ウェハ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01L 21/30 527

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のレーザ光を発生する第1のレーザ
    光発生装置と、 前記第1のレーザ光を伝送するレーザ光伝送手段と、 前記レーザ光伝送手段を介して前記第1のレーザ光発生
    装置と分離して設けられ、前記レーザ光伝送手段により
    伝送された前記第1のレーザ光をエネルギー源として励
    起されて第2のレーザ光を発生するレーザ媒質、および
    前記第2のレーザ光を所定レベルの高調波に波長変換し
    て露光光として用いられる第3のレーザ光を発生する波
    長変換手段からなる第2のレーザ光発生装置とを備えた
    ことを特徴とする露光光源。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の露光光源において、前記
    第2のレーザ光は狭帯域化素子を通して取り出されるこ
    とを特徴とする露光光源。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の露光光源におい
    て、前記第1のレーザ光は銅レーザによって、前記第2
    のレーザ光は色素レーザまたはチタンサファイアレーザ
    によって発生することを特徴とする露光光源。
  4. 【請求項4】 請求項1または2記載の露光光源におい
    て、前記第1のレーザ光は半導体レーザによって、前記
    第2のレーザ光はYAGレーザによって発生することを
    特徴とする露光光源。
  5. 【請求項5】 請求項1、2、3または4記載の露光光
    源において、前記レーザ光伝送手段は、光ファイバまた
    はミラーであることを特徴とする露光光源。
  6. 【請求項6】 請求項1、2、3、4または5記載の露
    光光源において、前記光ファイバは1台の前記第1のレ
    ーザ光発生装置に複数本取り付けられており、または前
    記光ファイバは1台の前記第1のレーザ光発生装置に1
    本取り付けられてそれが途中で複数本に分岐されてお
    り、それぞれの前記光ファイバが複数台の前記第2のレ
    ーザ光発生装置にそれぞれ接続されていることを特徴と
    する露光光源。
  7. 【請求項7】 請求項1、2、3、4または5記載の露
    光光源において、前記第1のレーザ光発生装置は複数台
    設置され、これら第1のレーザ光発生装置に対応した前
    記第2のレーザ光発生装置は1台設置され、前記第1の
    レーザ光発生装置からそれぞれ延びて前記第2のレーザ
    光発生装置に接続された前記光ファイバにより伝送され
    た前記第1のレーザ光は、1本のビームに集光されて前
    記第2のレーザ光発生装置に導入されることを特徴とす
    る露光光源。
  8. 【請求項8】 請求項1、2、3、4、5、6または7
    記載の露光光源において、前記第3のレーザ光は、その
    波長が約 200nmであることを特徴とする露光光源。
  9. 【請求項9】 請求項1、2、3、4、5、6、7また
    は8記載の露光光源を用いた露光装置であって、 クリーンルームの作業室に設置され、基板上に所定のパ
    ターンを露光する装置本体と、 前記クリーンルームの床下部または前記クリーンルーム
    の外部に設置された前記第1のレーザ光発生装置と、 前記第1のレーザ光発生装置と離れて前記装置本体に取
    り付けられた前記第2のレーザ光発生装置と、 前記第1のレーザ光発生装置から取り出された第1のレ
    ーザ光を前記第2のレーザ光発生装置に伝送するレーザ
    光伝送手段とを備えたことを特徴とする露光装置。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の露光装置において、前
    記第1のレーザ光は銅レーザであり、前記装置本体は、
    スキャンしながら前記パターンを前記基板上に繰り返し
    ステップして露光して行くスキャン方式ステッパである
    ことを特徴とする露光装置。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の露光装置において、
    前記スキャンは、直交する2方向に対して実行されるこ
    とを特徴とする露光装置。
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