JPH10134826A - ボタン形電池およびその製造方法 - Google Patents

ボタン形電池およびその製造方法

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JPH10134826A
JPH10134826A JP29161196A JP29161196A JPH10134826A JP H10134826 A JPH10134826 A JP H10134826A JP 29161196 A JP29161196 A JP 29161196A JP 29161196 A JP29161196 A JP 29161196A JP H10134826 A JPH10134826 A JP H10134826A
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positive electrode
negative electrode
electrode
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JP29161196A
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English (en)
Inventor
Michie Yoshioka
吾恵 吉岡
Akihide Izumi
彰英 泉
Yasuhiro Ishiguro
康裕 石黒
Chihiro Murata
千洋 村田
Yoshihiro Onoda
嘉広 小野田
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Original Assignee
FDK Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 集電効果を向上させつつ組立工程を簡素化す
ることのできるボタン形電池を提供することを解決すべ
き課題とする。 【解決手段】 正極活物質(11)が固着された正極缶
(12)と、負極活物質(13)が固着された負極缶
(14)とを、何れか一方の極缶(12・14)に電解
液を注入した後に、セパレータ(15)を挟み込むよう
にして嵌合させるとともに、前記正極缶と負極缶との嵌
合部を気密に封口してなり、前記正極缶および/または
負極缶の内部底面に、導電性ならびに磁性を有し、前記
電解液との反応のない多数の短繊維からなる集電体(1
6)を溶接しておき、この集電体に前記正極活物質ある
いは負極活物質を食い込ませて固着したことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リチウム一次電池
などのボタン形電池に係わり、特に、簡素な工程によっ
て製造可能なボタン形電池に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ボタン形電池は、図15に示すよ
うな構成となされている。
【0003】すなわち、この図において符号1で示すボ
タン形電池は、ペレット状の負極活物質2が内部に固着
された負極缶3と、同じくペレット状の正極活物質4が
固着された正極缶5とを備え、これらの負極缶3と正極
缶5を、それぞれの内部に固着されている負極活物質2
と正極活物質4とをセパレータ6によって分離した状態
で対向させるように嵌合させ、その内部に電解液を注入
した後に、前記負極缶3と正極缶5との嵌合部にガスケ
ット7を介装するとともに、この嵌合部を加締め等の手
段によって気密に封口した構成となっている。
【0004】そして、前記各活物質2・4は、前記負極
缶3および正極缶5の内部底面に圧着等の手段により固
定されている。
【0005】ところで、このような構成の従来のボタン
形電池1においては、各活物質2・4と極缶3・5との
接触が不十分でその接触抵抗が大きく、これに起因して
電池の性能が十分に引き出せていないといった問題点が
あり、また、各活物質2・4と各極缶3・5との固着が
十分でないために、組立ライン上を搬送する際に、前記
活物質2・4が、負極缶3や正極缶5に対して位置ずれ
を起こしてしまうといった不具合が生じる。
【0006】このために従来においては、図16に示す
ように、ステンレスネット8を円形に打ち抜き、このス
テンレスネット8を、前記負極缶3や正極缶5の内部底
面にスポット溶接等によって固定して集電体とし、この
ステンレスネット8に、図17に示すように、前記負極
活物質2や正極活物質4を押し付けて食い込ませること
により、これらの負極活物質2や正極活物質4を負極缶
3や正極缶5に固定することが試みられている。
【0007】このような構成とすることにより、各活物
質2・4とステンレスネット8との食い込みにより、こ
れらの接触が改善されて、前記各極缶3・5との接触抵
抗が減少させられるとともに集電効果が高められて電池
特性が改善され、また、接続強度が高められて、搬送時
や組立時における、前記負極活物質2や正極活物質4の
位置ずれが防止される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のボタン形電池であっても、なお、つぎのよう
な改善すべき問題点が残されている。
【0009】すなわち、負極活物質2や正極活物質4を
固着する際に、ステンレスネット8を必要とするが、こ
のステンレスネット8は、前記負極缶3や正極缶5の形
状に合わせて打ち抜き加工によって形成しなければなら
ず、また、打ち抜かれたステンレスネット8を負極缶3
や正極缶5の所定位置に設置しなければならないから、
その分の工程が増え工程の煩雑化の原因となっている。
【0010】また、各活物質2・4をステンレスネット
8に食い込ませる際に、このステンレスネット8を構成
する線材に対して径方向から食い込ませることから、そ
の食い込みが浅く、集電効果の大幅な向上が期待できな
い。
【0011】本発明は、前述した従来の問題点に鑑みて
なされたもので、集電効果を向上させつつ組立工程を簡
素化することのできるボタン形電池およびその製造方法
を提供することを解決すべき課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
のボタン形電池は、前述した課題を解決するために、正
極活物質が内部に固着された正極缶と、負極活物質が内
部に固着された負極缶とを、両極缶の何れか一方に電解
液を注入した後に、前記正極活物質と負極活物質との間
にセパレータを挟み込むようにして嵌合させるととも
に、前記正極缶と負極缶との嵌合部を気密に封口してな
るボタン形電池であって、前記正極缶および/または負
極缶の内部底面に、導電性ならびに磁性を有し、かつ、
前記電解液との反応のない多数の短繊維からなる集電体
を溶接しておき、この集電体に、前記正極活物質あるい
は負極活物質を食い込ませて固着したことを特徴として
いる。
【0013】本発明の請求項2に記載のボタン形電池
は、請求項1において、前記負極活物質が金属リチウム
であることを特徴としている。
【0014】本発明の請求項3に記載のボタン形電池の
製造方法は、正極缶あるいは負極缶の内部底面に、導電
性ならびに磁性を有し、かつ、電解液との反応のない多
数の短繊維からなる集電体を溶接し、この集電体に、正
極活物質あるいは負極活物質を食い込ませて固着し、こ
れらの正極缶および負極缶の何れか一方に電解液を注入
した後に、両極缶を、前記正極活物質と負極活物質との
間にセパレータを挟み込むようにして嵌合させるととも
に、前記正極缶と負極缶との嵌合部を気密に封口してな
るボタン形電池の製造方法であって、前記集電体の溶接
に電気溶接機を用い、この電気溶接機の一方の電極に磁
石を装着しておき、この一方の電極に、前記正極缶ある
いは負極缶を支持させるとともに、この正極缶あるいは
負極缶の内面底部に、前記一方の電極に設けられている
磁石によって前記集電体を吸着させて仮止めした後に、
この集電体に他方の電極を圧着させて溶接電流を流すこ
とにより、前記集電体を前記正極缶あるいは負極缶に溶
接することを特徴としている。
【0015】本発明の請求項4に記載のボタン形電池の
製造方法は、請求項3において、前記一方の電極を上方
へ向けて設置するとともに、その上部に前記正極缶ある
いは負極缶を載置することによって支持させるようにし
たことを特徴としている。
【0016】本発明の請求項5に記載のボタン形電池の
製造方法は、請求項3において、前記一方の電極に、前
記正極缶あるいは負極缶との接触面に開口する吸引孔を
形成するとともに、この吸引孔に真空引き装置を接続し
ておき、この真空引き装置によって前記正極缶あるいは
負極缶を前記一方の電極に真空吸着させて支持させるよ
うにしたことを特徴としている。
【0017】本発明の請求項6に記載のボタン形電池の
製造方法は、請求項3ないし請求項5において、前記磁
石を前記一方の電極の軸心近傍に設けることにより、前
記集電体を、前記正極缶あるいは負極缶の内面底部の略
中心部に仮止めすることを特徴としている。
【0018】また、本発明の請求項7に記載のボタン形
電池の製造方法は、請求項3ないし請求項5において、
前記磁石を前記一方の電極の軸心回りに環状に設けるこ
とにより、前記集電体を前記正極缶あるいは負極缶の内
面底部に、環状に仮止めすることを特徴としている。
【0019】さらに、本発明の請求項8に記載のボタン
形電池の製造方法は、請求項3ないし請求項7において
前記他方の電極を複数に分割したことを特徴としてい
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施形態に
ついて図1を参照して説明する。この図において符号1
0で示す本実施形態に係わるボタン形電池は、正極活物
質11が内部に固着された正極缶12と、負極活物質1
3が内部に固着された負極缶14とを、両極缶12・1
4の何れか一方に電解液を注入した後に、前記正極活物
質11と負極活物質13との間にセパレータ15を挟み
込むようにして嵌合させるとともに、前記正極缶12と
負極缶14との嵌合部を気密に封口してなり、前記正極
缶12の内部底面に、導電性ならびに磁性を有し、か
つ、前記電解液との反応のない多数の短繊維からなる集
電体16を溶接しておき、この集電体16に、前記正極
活物質11あるいは負極活物質13を食い込ませて固着
した基本構成となっている。
【0021】ついで、これらの詳細について説明すれ
ば、前記正極活物質11は、本実施形態においては、熱
処理した二酸化マンガンに炭素粉末等の導電剤とフッ素
樹脂等の結着剤とを混合した合剤を、ペレット状に粉末
成形したものであり、また、前記負極活物質13は、金
属リチウムであり、シート状物からの打ち抜き等によっ
てペレット状に形成されたものである。
【0022】前記正極缶12および負極缶14は、磁性
が低く電気伝導性に優れた金属によって有底筒状に形成
されているとともに、前記負極缶14の外径が、前記正
極缶12の内径よりも小さく形成されており、前記負極
缶14の開口端部が前記正極缶12の内側へ嵌合可能と
なされている。
【0023】また、前記負極缶14は、その開口端部が
若干大径となされているとともに、外面側に折曲されて
二重構造となされている。
【0024】前記集電体16は、たとえば、平均直径が
約50μmで平均長さが約2mmの、磁性ステンレス
(S10C)短繊維が用いられており、この短繊維の多
数を前記正極缶12の内面底部中央に溶接することによ
って前記集電体16が形成されている。そして、この集
電体16を構成する短繊維は、その長さが2mm以下の
ものでもよく、粉体に近い形状のものでも使用可能であ
る。
【0025】この集電体16を構成する各短繊維は、前
記正極缶12の底面に対して垂直となるように溶接する
ことが好ましいが、連続した微小空間を形成するよう
に、不規則に積層させた状態であってもよく、また、長
さがさらに短く粉末に近い短繊維であってもよい。
【0026】そして、前記集電体16が溶接された正極
缶12の内面底部に、前記正極活物質11が取り付けら
れるのであるが、本例では、前記正極活物質11を前記
集電体16へ向けて押圧し、その内部に、前記集電体1
6を構成する短繊維を食い込ませることにより、前記正
極活物質11が正極缶12へ固着されている。
【0027】一方、前記正極活物質11が固着された正
極缶12には、前記正極活物質11を覆うようにして前
記セパレータ15が取り付けられ、また、前記負極缶1
4の開口端部には、この開口端部の内外周を覆うように
してシールおよび電気絶縁のためのガスケット17が全
周に亙って取り付けられており、前記正極缶12内に電
解液を注入した後に、この正極缶12の開口端部に前記
負極缶14を嵌合させて、前記ガスケット17の外周を
前記正極缶12の内周面に接触させるとともに、前記正
極缶12の開口縁部を内側へ向けて全周に亙って加締め
ることにより、両極缶12・14の嵌合部が気密に封口
されて、本実施形態に係わるボタン形電池10が構成さ
れる。
【0028】ここで前記集電体16を正極缶12に溶接
する一方法について説明する。この集電体16の溶接
は、電気溶接によって行なわれるもので、図2に示すよ
うに、一対の溶接用電極18・19の内の一つの溶接用
電極18の先端部に磁石20を埋め込んでおき、この溶
接用電極18をその先端部が上方を向くように設置する
とともに、この溶接用電極18の上端面に、前記正極缶
12を上方へ向けて開口するように載置する。
【0029】これより、前記正極缶12の内部へ所定量
の短繊維からなる集電体16を充填すると、この集電体
16が、前記溶接用電極18に取り付けられている磁石
20によって、図2に示すように、前記正極缶12の中
心部へ向けて引き寄せられることにより、前記正極缶1
2の所定位置に仮止めされる。
【0030】ついで、他方の溶接用電極19を前記短繊
維に所定圧力で圧接させるとともに、両溶接電極18・
19間に溶接電流を流すことにより、前記短繊維を正極
缶12の内部底面に溶接することにより、集電体16が
固着される。
【0031】このようにして集電体16が固着された正
極缶12は、適宜の搬送手段によって、図3に示すよう
に、プレス装置21へ搬送された後に、その内部にペレ
ット状の正極活物質11が載置され、この正極活物質1
1がプレス装置21のラム22によって前記正極缶12
の底面へ向けて押圧されることにより、前記集電体16
が前記正極活物質11に食い込んで、この正極活物質1
1が正極缶12に固着される。
【0032】そして、このような正極活物質11の固着
操作に際して、前記集電体16は、短繊維を正極缶12
の内部に充填するといった簡便な作業によって設置され
ることから、従来のように、ステンレスネット8を所定
形状に打ち抜く予備作業が不要となり、この結果、製造
工程が簡素化されるとともに、正極缶12内に充填され
た短繊維が磁石20によって仮保持されていることによ
り、溶接固定時における短繊維の位置ずれ等が抑制さ
れ、集電体16が正極缶12の所定の位置に精度よく固
着される。
【0033】また、前記集電体16が短繊維の集合体で
あり、この短繊維の外径がきわめて細いことから、この
集電体16へ押し付けて固着される正極活物質11の内
部に、前記短繊維が確実に食い込み、この正極活物質1
1と集電体16との接触が密に行なわれ、この結果、前
記正極活物質11と正極缶12との接触抵抗が大幅に低
減される。
【0034】ここで、本実施形態に係わるボタン形電池
10と従来のステンレスネット8を用いたボタン形電池
1について、2.7kΩの負荷を与えた際の連続放電特
性について見たところ、図4に示す結果が得られた。
【0035】図4において曲線Aは本実施形態のボタン
形電池10の放電特性を示し、また、曲線Bは、従来の
ボタン形電池1の放電特性を示す。この結果から明らか
なように、本実施形態に係わるボタン形電池10によれ
ば、前述したように製造工程の簡素化が図られることと
合わせて、高負荷連続放電特性の大幅な改善が図られ
る。
【0036】ついで、本発明の第2の実施形態につい
て、図5ないし図8に基づき説明する。なお、以下の説
明中、図1ないし図4と共通する部分については同一符
号を用いて説明を簡略化する。
【0037】図5において符号30で示す本実施形態に
係わるボタン形電池は、正極缶12に設けられる集電体
31を、前記正極缶12の内部底面に環状に形成した点
に特徴がある。
【0038】このような構成とすることにより、前述し
た第1の実施形態に係わるボタン形電池10において示
した集電体16に比して、正極活物質11との接触領域
を広く取ることができ、径の大きなボタン形電池30に
適用した場合において、正極活物質11と正極缶12と
の固着面積が十分に確保されて、集電効果が高められ
る。
【0039】そして、前述したように集電体31を環状
に形成するための一方法として、つぎのような方法が挙
げられる。
【0040】まず、図6に示すように、溶接用電極の一
つ(溶接用電極19)に、その中心を貫通しかつ摺動自
在な磁石32を設けておき、この磁石32を、その先端
部が前記溶接用電極19の先端面より若干突出するよう
に位置させた状態とし、この溶接用電極19の先端を、
前記集電体31を構成する短繊維が収納されたホッパー
33内に挿入して、前記短繊維を磁石32の露出部分に
吸着させ、ついで、この溶接用電極19の先端を、他の
溶接用電極18上に載置されている正極缶12の内部底
面に対して近接する位置に対向させた後に、前記磁石3
2を溶接用電極19内に後退移動させることにより、前
記磁石32の先端部に吸着されている短繊維を、前記溶
接用電極19の先端面に沿い、かつ、その径方向外方へ
向けて押し出し、これによって、前記短繊維を前記溶接
用電極19の先端面に環状に配置させ、ついで、図7に
示すように、この溶接用電極19を前記正極缶12の内
部底面へ所定圧力で押し付ける。
【0041】ついで、前記磁石32をさらに後退させ
て、前記溶接用電極19の中心部に位置させられている
短繊維を、前記磁石32によって溶接用電極19内に引
き込んで前記正極缶12から離間させることにより、前
記短繊維を正極缶12の内面底部に環状に位置させると
ともに、正極缶12と前記溶接用電極19とによって、
前記環状に位置させられている短繊維を挟持させる。
【0042】これより、前記両溶接用電極18・19間
に溶接電流を流して前記短繊維を正極缶12に溶接する
ことにより、この正極缶12の内部底面に集電体31が
環状に固着される。
【0043】そして、このように集電体31が固着され
た正極缶12は、図8に示すように、プレス装置21へ
搬送された後に、このプレス装置21により正極活物質
11が環状に形成された集電体31を介して固着され
る。
【0044】このような方法によって集電体31の固着
を行なうと、正極缶12への短繊維の充填が、溶接用電
極19によって行なわれることから、この溶接用電極1
9が短繊維の充填装置として兼用され、別個に短繊維の
充填装置を設ける必要がなく製造装置の簡素化が図られ
る。
【0045】また、前記磁石32の磁力が一定であるこ
とから、前記溶接用電極19の先端に吸着される短繊維
の量がほぼ一定となり、前記正極缶12に形成される集
電体31の寸法等が均一化される。
【0046】ついで、本発明の第3の実施形態につい
て、図9および図10に基づき説明する。本実施形態
は、前記正極缶12に集電体31を固着する際に、前記
短繊維の仮止めと正極缶12の支持とを一つの溶接用電
極19によって行なうようにするとともに、前記正極缶
12の支持を吊り下げるようにして行なうようにしたも
のである。
【0047】すなわち、図9に示すように、上方に位置
させられる溶接用電極19の中心部に、この溶接用電極
19の先端面に開口する吸引孔35を形成するととも
に、この先端面に、前記吸引孔35を取り囲むように、
環状の磁石36を埋め込んでおき、前記吸引孔35を図
示しない真空吸着装置に接続しておく。
【0048】そして、前記溶接用電極19の先端に、前
記正極缶12をその開口が下方を向くように当接させる
とともに、真空吸着装置を作動させることにより、前記
吸引孔35内の気圧を減少させて、前記正極缶12を溶
接用電極19の先端に真空吸着させて、正極缶12を吊
り下げるようにして保持させる。
【0049】ついで、前記溶接用電極19を前記実施形
態において示したようなホッパー33内に挿入して、そ
の先端に保持されている正極缶12をホッパー33内に
収容されている短繊維に押し付け、この短繊維を前記溶
接用電極19に設けられている環状の磁石36に吸着さ
せることにより、前記短繊維が、図9に示すように、前
記正極缶12の内部底面に環状に吸着されて仮止めされ
る。
【0050】これより、前記正極缶12を溶接用電極1
9とともに、他の溶接用電極18上に移動させた後に、
この他の溶接用電極28へ向けて移動させて、図10に
示すように、前記環状に吸着されている短繊維群を他方
の溶接用電極28へ所定圧力で押し付け、ついで、前記
両溶接用電極18・19間に溶接用電流を流すことによ
り、前記短繊維群が正極缶12に溶接されて、その内部
底面に環状の集電体31が固着される。
【0051】このような本実施形態によると、集電体3
1の形成工程において、前記正極缶12の支持および短
繊維の吸着操作が一つの溶接用電極19によって行なわ
れることから、集電体31の形成工程中における正極缶
12の搬送や支持、および、この正極缶12に短繊維群
を吸着させる諸作業が一つの溶接用電極19によって行
なわれるから、正極缶12の搬送装置や他の溶接用電極
への移載装置や位置決め装置等が省略され、さらには、
短繊維の充填装置も兼用されていることにより、前記集
電体31の成形工程が大幅に簡素化される。
【0052】さらに、前記集電体31を正極缶12の中
央部に形成する必要がある場合で、かつ、この集電体3
1の広がりを大きくする必要がある場合には、図11に
示すように、前記吸引孔35の内径を小さくするととも
に、前記磁石36の内径を小さくして、この磁石36の
吸着面積を大きくして、短繊維群の吸着領域を広げるこ
とによって対応可能である。
【0053】そして、このように、短繊維群の吸着面積
を広げた場合、これらの溶接効率を高めるために、図1
2に示すように、他の溶接用電極18を小さな断面積を
有する複数の溶接用電極18aによって構成し、溶接用
電流密度を高めることが好ましい。
【0054】また、前記正極缶12の径が小さく、形成
する集電体31の径を小さくする必要がある場合には、
図13および図14に示すように、前記磁石36を小径
とし、それに合わせて、他の溶接用電極18を小径な単
一の溶接用電極とすることによって対応可能である。
【0055】なお、前記各実施形態において示した各構
成部材の諸形状や材料等は一例であって、設計要求等に
基づき種々変更可能である。
【0056】たとえば、前記各実施形態においては、正
極缶12に正極活物質11を短繊維からなる集電体16
・31を介して固着する例について示したが、このよう
な固着構造を、前記負極缶14と負極活物質13との固
着に用いることも可能であり、正極缶12および負極缶
14の両方にも討ち入ることも可能である。
【0057】また、ボタン形電池として、二酸化マンガ
ンーリチウム電池を例示したが、アルカリーマンガン電
池等、他のペレット状ないしはシート状極活物質を有す
るボタン形電池への適用も勿論可能である。
【0058】一方、前記集電体16・31の容積は、こ
の集電体16・31の容積が大きくなると、前記活物質
との接触抵抗が小さくなって集電効果が向上する傾向に
あるが、電池の形状が規格によって制約されて、その内
部容積もほぼ一定であることから、前記集電体16・3
1の容積が大きくなると、その分、収納可能な各活物質
11・13の容積が減少させられることとなる。
【0059】したがって、集電効果が向上することによ
る取り出し可能な電力の上昇分と、活物質の容積減少に
伴う取り出し可能な電力の減少分との兼ね合いで、前記
集電体16・31の容積および形状が設定される。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に係わるボタン形電池によれば、特に、正極缶および/
または負極缶の内部底面に、導電性ならびに磁性を有
し、かつ、前記電解液との反応のない多数の短繊維から
なる集電体を溶接しておき、この集電体に、前記正極活
物質あるいは負極活物質を食い込ませて固着したことを
特徴とするもので、従来必要とされていたステンレスネ
ットを不要として、このステンレスネットの打ち抜き工
程を不要とすることにより、製造工程を簡素化すること
ができるとともに、集電体を短繊維によって構成して、
正極活物質あるいは負極活物質との食い込みを確実に行
なって、活物質と集電体との接触を確実かつ十分に行な
わせ、これによって、活物質と各極缶との接触抵抗を小
さくして集電効果を高めるとともに、連続放電特性を向
上させることができる。
【0061】本発明の請求項2に係わるボタン形電池に
よれば、請求項1において、負極活物質を金属リチウム
とすることにより、電池寿命の長いリチウム電池を得る
ことができる。
【0062】本発明の請求項3に係わるボタン形電池の
製造方法によれば、集電体の溶接に電気溶接機を用い、
この電気溶接機の一方の電極に磁石を装着しておき、こ
の一方の電極に、正極缶あるいは負極缶を支持させると
ともに、この正極缶あるいは負極缶の内面底部に、前記
一方の電極に設けられている磁石によって、導電性なら
びに磁性を有し、かつ、電解液との反応のない多数の短
繊維からなる集電体を吸着させて仮止めした後に、この
集電体に他方の電極を圧着させて溶接電流を流して前記
集電体を前記正極缶あるいは負極缶に溶接するようにし
たことにより、集電体を正極缶あるいは負極缶の所定に
位置に磁石によって吸着して仮止めすることができるの
で、この集電体を溶接する際に、多数の短繊維を確実に
かつ定位置に保持して、集電体を良好に形成することが
でき、これによって、請求項1に係るボタン形電池を高
精度に製造することができる。
【0063】本発明の請求項4に係わるボタン形電池の
製造方法によれば、請求項3において、一方の溶接用電
極を上方へ向けて設置するとともに、その上部に前記正
極缶あるいは負極缶を載置することによって支持させる
ようにしたから、前記正極缶あるいは負極缶の内部に短
繊維を装填することにより、この短繊維を前記溶接用電
極に設けられている磁石によって吸着して所定位置に位
置させることができ、簡便な操作によって前記集電体を
所定位置に形成することができる。
【0064】本発明の請求項5に係わるボタン形電池の
製造方法によれば、請求項3において、一方の溶接用電
極に正極缶あるいは負極缶を真空吸着させて支持させる
ことにより、前記正極缶あるいは負極缶を定位置に確実
に支持するとともに、その位置ずれを確実に防止して、
前記集電体の形成位置の位置出しを高精度に行なうこと
ができる。また、正極缶あるいは負極缶を、溶接用電極
によって開口を下方に向けた状態で支持することが可能
となり、その状態で、前記正極缶あるいは負極缶を搬送
して、前記短繊維が収納されているホッパー等へ挿入す
ることにより、この短繊維を前記溶接用電極に設けられ
ている磁石によって前記正極缶あるいは負極缶の内部底
面に吸着させることができるので、前記短繊維の装填作
業を簡便なものとすることができる。
【0065】本発明の請求項6に係わるボタン形電池の
製造方法によれば、請求項3ないし請求項5の何れかに
おいて、前記磁石を前記一方の電極の軸心近傍に設ける
ことにより、前記集電体を、前記正極缶あるいは負極缶
の内面底部の略中心部に仮止めするようにしたから、小
径な正極缶あるいは負極缶であっても、前記集電体を確
実に形成することができる。
【0066】また、本発明の請求項7に係わるボタン形
電池の製造方法によれば、請求項3ないし請求項5の何
れかにおいて、前記磁石を前記一方の電極の軸心回りに
環状に設けることにより、前記集電体を前記正極缶ある
いは負極缶の内面底部に環状に仮止めするようにしたか
ら、大径な正極缶あるいは負極缶であっても、前記集電
体と活物質との接触面積を十分に確保することができ
る。
【0067】さらに、本発明の請求項8に係わるボタン
形電池の製造方法によれば、請求項3ないし請求項7の
何れかにおいて、他方の電極を複数に分割したことによ
り、集電体を平面的に広く形成した場合等において、集
電体の溶接時における各部位の溶接電流密度を高めて、
確実な溶接を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係わるボタン形電池
を示す縦断面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係わるボタン形電池
の製造方法の一例を示すもので、正極缶や負極缶の内面
に集電体を溶接する工程を示す縦断面図である。
【図3】本発明の第1の実施形態に係わるボタン形電池
の製造方法の一例を示すもので、正極缶あるいは負極缶
の内面に正極活物質あるいは負極活物質を固着する工程
を示す縦断面図である。
【図4】従来のボタン形電池と本発明の第1の実施形態
に係わるボタン形電池の連続放電特性図である。
【図5】本発明の第2の実施形態に係わるボタン形電池
を示す縦断面図である。
【図6】本発明の第2の実施形態に係わるボタン形電池
の製造方法の一例を示すもので、溶接用電極に集電体を
吸着する工程を示す縦断面図である。
【図7】本発明の第2の実施形態に係わるボタン形電池
の製造方法の一例を示すもので、正極缶や負極缶の内面
に集電体を溶接する工程を示す縦断面図である。
【図8】本発明の第2の実施形態に係わるボタン形電池
の製造方法の一例を示すもので、正極缶あるいは負極缶
の内面に正極活物質あるいは負極活物質を固着する工程
を示す縦断面図である。
【図9】本発明の第3の実施形態に係わるボタン形電池
の製造方法の一例を示すもので、正極缶や負極缶の内面
に集電体を吸着する工程を示す縦断面図である。
【図10】本発明の第3の実施形態に係わるボタン形電
池の製造方法の一例を示すもので、正極缶や負極缶の内
面に集電体を溶接する工程を示す縦断面図である。
【図11】本発明の第3の実施形態に係わるボタン形電
池の製造方法の変形例を示すもので、正極缶あるいは負
極缶の内面に集電体を吸着する工程を示す縦断面図であ
る。
【図12】本発明の第3の実施形態に係わるボタン形電
池の製造方法の変形例を示すもので、正極缶あるいは負
極缶の内面に集電体を溶接する工程を示す縦断面図であ
る。
【図13】本発明の第3の実施形態に係わるボタン形電
池の製造方法の他の変形例を示すもので、正極缶あるい
は負極缶の内面に集電体を吸着する工程を示す縦断面図
である。
【図14】本発明の第3の実施形態に係わるボタン形電
池の製造方法の他の変形例を示すもので、正極缶あるい
は負極缶の内面に集電体を溶接する工程を示す縦断面図
である。
【図15】従来のボタン形電池の一例を示す縦断面図で
ある。
【図16】従来のボタン形電池に用いられている集電体
を示す平面図である。
【図17】図16に示す集電体を用いたボタン形電池の
縦断面図である。
【符号の説明】
10・30 ボタン形電池 11 正極活物質 12 正極缶 13 負極活物質 14 負極缶 15 セパレータ 16・31 集電体 17 ガスケット 18・19 溶接用電極 20・32・36 磁石
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村田 千洋 東京都港区新橋5丁目36番11号 富士電気 化学株式会社内 (72)発明者 小野田 嘉広 東京都港区新橋5丁目36番11号 富士電気 化学株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正極活物質(11)が内部に固着された
    正極缶(12)と、負極活物質(13)が内部に固着さ
    れた負極缶(14)とを、何れか一方の極缶(12・1
    4)に電解液を注入した後に、前記正極活物質(11)
    と負極活物質(13)との間にセパレータ(15)を挟
    み込むようにして嵌合させるとともに、前記正極缶(1
    2)と負極缶(14)との嵌合部を気密に封口してなる
    ボタン形電池(10)であって、前記正極缶(12)お
    よび/または負極缶(14)の内部底面に、導電性なら
    びに磁性を有し、かつ、前記電解液との反応のない多数
    の短繊維からなる集電体(16)を溶接しておき、この
    集電体(16)に、前記正極活物質(11)あるいは負
    極活物質(13)を食い込ませて固着したことを特徴と
    するボタン形電池。
  2. 【請求項2】 前記負極活物質(13)が金属リチウム
    であることを特徴とする請求項1に記載のボタン形電
    池。
  3. 【請求項3】 正極缶(12)あるいは負極缶(14)
    の内部底面に、導電性ならびに磁性を有し、かつ、電解
    液との反応のない多数の短繊維からなる集電体(16)
    を溶接し、この集電体(16)に、正極活物質(11)
    あるいは負極活物質(13)を食い込ませて固着し、こ
    れらの正極缶(12)および負極缶(14)の何れか一
    方の極缶(12・14)に電解液を注入した後に、両極
    缶(12・14)を、前記正極活物質(11)と負極活
    物質(13)との間にセパレータ(15)を挟み込むよ
    うにして嵌合させるとともに、前記正極缶(12)と負
    極缶(14)との嵌合部を気密に封口してなるボタン形
    電池(10)の製造方法であって、前記集電体(16)
    の溶接に電気溶接機を用い、この電気溶接機の一方の電
    極(18)に磁石(20)を装着しておき、この一方の
    電極(18)に、前記正極缶(12)あるいは負極缶
    (14)を支持させるとともに、この正極缶(12)あ
    るいは負極缶(14)の内面底部に、前記一方の電極
    (18)に設けられている磁石(20)によって前記集
    電体(16)を吸着させて仮止めした後に、この集電体
    (16)に他方の電極(19)を圧着させて溶接電流を
    印加することにより、前記集電体(16)を前記正極缶
    (12)あるいは負極缶(14)に溶接することを特徴
    とするボタン形電池の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記一方の電極(18)を上方へ向けて
    設置するとともに、その上部に前記正極缶(12)ある
    いは負極缶(14)を載置することによって支持させる
    ようにしたことを特徴とする請求項3に記載のボタン形
    電池の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記一方の電極(18)に、前記正極缶
    (12)あるいは負極缶(14)との接触面に開口する
    吸引孔(35)を形成するとともに、この吸引孔(3
    5)に真空引き装置を接続しておき、この真空引き装置
    によって前記正極缶(12)あるいは負極缶(14)を
    前記一方の電極(18)に真空吸着させて支持させるよ
    うにしたことを特徴とする請求項3に記載のボタン形電
    池の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記磁石(20・36)を前記一方の電
    極(18)の軸心近傍に設けることにより、前記集電体
    (16)を、前記正極缶(12)あるいは負極缶(1
    4)の内面底部の略中心部に仮止めすることを特徴とす
    る請求項3ないし請求項5の何れかに記載のボタン形電
    池の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記磁石(20・36)を前記一方の電
    極(18)の軸心回りに環状に設けることにより、前記
    集電体(16)を前記正極缶(12)あるいは負極缶
    (14)の内面底部に、環状に仮止めすることを特徴と
    する請求項3ないし請求項5の何れかに記載のボタン形
    電池の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記他方の電極(19)を複数に分割し
    たことを特徴とする請求項3ないし請求項7に記載のボ
    タン形電池の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002523877A (ja) * 1998-08-21 2002-07-30 エヴァレディー バッテリー カンパニー インコーポレイテッド 扁平な封止組立体を持つ電気化学的電池
CN109686916A (zh) * 2019-01-07 2019-04-26 宁波必霸能源有限公司 扣式电池正极饼成型设备和正极饼及成型方法
US11664556B2 (en) 2018-07-06 2023-05-30 Lg Energy Solution, Ltd. Secondary battery comprising a deformed gasket and method for manufacturing the same

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