JPH10134641A - 電気ケーブル及びこの電気ケーブルを用いた短絡検知システム - Google Patents

電気ケーブル及びこの電気ケーブルを用いた短絡検知システム

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JPH10134641A
JPH10134641A JP28541296A JP28541296A JPH10134641A JP H10134641 A JPH10134641 A JP H10134641A JP 28541296 A JP28541296 A JP 28541296A JP 28541296 A JP28541296 A JP 28541296A JP H10134641 A JPH10134641 A JP H10134641A
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electric
short
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cable
electric cable
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JP28541296A
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Atsuo Tanaka
厚雄 田中
Hiroki Hirai
宏樹 平井
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho KK
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 短絡検知等を行うに際して肥大化及び端末処
理の困難化を回避する。 【解決手段】 被覆層36の内側に樹脂材料からなる強
化層38を配設し、この強化層38の内側にシース40
を介して導電性の金属糸の編組からなる導体層42を配
設し、さらにこの導体層42の内側にシース44を介し
て各種電線を配設して電気ケーブル(ワイヤーハーネス
34)を構成した。各種電線としては、電力供給線48
a及びアース線48bからなる電源線46と、フラット
ケーブルからなる各種通信及びアースのための信号線5
0とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば車両のワイ
ヤーハーネス等に適用される電気ケーブル及びこの電気
ケーブルを用いた短絡検知システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、車両等においては、所定の経
路でワイヤーハーネスを配索し、このワイヤーハーネス
を介してバッテリーやオルタネーター等の電源から各種
電装部品への電力供給や、あるいは運転席回りに配設さ
れた各種操作スイッチ等と電装部品との通信を行うよう
にしている。
【0003】近年では、運転時の快適性向上のニーズに
応えるべく、電子機器等からなる電装部品が数多く車両
に搭載されるに至っており、上記のような通信のための
信号線等の増加に伴いワイヤーハーネスが肥大化する傾
向にある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
ワイヤーハーネスの肥大化は、質量の増大、配索作業性
の悪化を招く他、配索時のワイヤーハーネスの挟み込み
やシースの摩耗等による電線と車両ボディ等との接触に
よる短絡を招き易くしている。そのため、このような挟
み込み等に起因した電線の短絡による被害を未然に防止
すべく、電線が短絡に至ることが予測される状態を検知
(以下、単に短絡検知とう)して報知することが必要と
なる。
【0005】そこで、このような検知手段として、例え
ば、各信号線に対応して短絡検知用の電線を設けてこれ
に電圧を印加し、その印加電圧の変動に基づいて短絡検
知を行うことを考えている。しかし、このように各信号
線に対応して短絡検知用の電線を設けるとワイヤーハー
ネスの肥大化を助長することになり必ずしも得策とはい
えない。
【0006】従って、ワイヤーハーネスの肥大化を助長
することなく適切に短絡検知を行うことが望まれる。ま
た、この場合、各信号線等の端末処理、すなわちコネク
タ等を端末に装着する作業が煩雑にならないように工夫
する必要もある。
【0007】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたものであり、短絡検知を行うに際して肥大化及び端
末処理の困難化を回避することができる電気ケーブル及
びこの電気ケーブルを用いた短絡検知システムを提供す
ることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
電源供給や通信のための電線群からなる電気ケーブルで
あって、電線群のうち一部又は全部をフラットケーブル
から構成するとともに、電線群を一体に被覆する導体層
を設けたものである。
【0009】この電気ケーブルによれば、導体層に電圧
を印加してその電圧変動に基づいて電線群が短絡に至る
ことが予想される状態を検知することが可能となる。こ
の場合、電線群が一体に導体層で被覆されているため、
電線群が増加してもケーブル断面における導体層の増加
分は少なくてすみ、そのためケーブルの肥大化を効果的
に抑えることが可能となる。また、電線群のうち一部又
は全部がフラットケーブルから構成されているため、端
末処理、つまりコネクタ等を端末に装着する処理を容易
に行うことが可能となる。
【0010】請求項2に係る発明は、請求項1記載の電
気ケーブルにおいて、上記導体層の外側に補強層を設け
たものである。
【0011】この電気ケーブルによれば、剪断力を高め
る等、電気ケーブルの強度を効果的に高めることができ
る。
【0012】請求項3に係る発明は、請求項2記載の電
気テーブルにおいて、上記導体層と補強層を一体化した
ものである。
【0013】この電気ケーブルによれば、電気ケーブル
の強度を高めながらもその細径化を図ることが可能とな
る。
【0014】請求項4に係る発明は、上記請求項1記載
の電気ケーブルにおいて、電線群のうち一部がフラット
ケーブルからなるものであって、このフラットケーブル
が電線群の他の電線に螺旋状に巻きつけられているもの
である。
【0015】この電気ケーブルによれば、電線群をコン
パクトに納めることが可能となる。
【0016】請求項5に係る発明は、上記請求項1乃至
4記載の電気ケーブルを用いた短絡検知システムであっ
て、導体層に電圧を印加する手段と、導体層の電圧変化
に基づいて導体層の短絡を検知する手段と、短絡の検知
に基づいて電気ケーブルの異常を報知する手段とを備え
たことを特徴とする短絡検知システム。
【0017】この短絡検知システムによれば、上記請求
項1乃至4記載の電気ケーブルを用いているため、電気
ケーブルの肥大化を抑えながら電線群に対して上記検知
を行うことが可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を用いて説明する。
【0019】図1は、自動車の配線構造の一例を示す模
式図で、本発明に係る電気ケーブル及び短絡検知システ
ムがこの自動車配線に適用されている。この図に示すよ
うに、車両10は、エンジン等を搭載した前方のエンジ
ンルーム12aと、このエンジンルーム12aの後方に
配設された運転席等の車室12bと、この車室12bの
後方に配設されたトランクルーム12cとから構成され
ている。
【0020】上記エンジンルーム12aには、所定電圧
の電力を供給するバッテリー16及びオルタネーター1
8からなる電源部14が配設されている。また、エンジ
ンルーム12a、車室12b及びトランクルーム12c
のそれぞれ所定箇所にはジョイントボックスが配設され
ている。具体的には、エンジンルーム12aについては
左右ヘッドライトの近傍にジョイントボックス20,2
2が、車室12bについては計器類やオーディオ機器等
を挟んだ左右両側にジョイントボックス24,26が、
トランクルーム12cについては左右バックライト近傍
にそれぞれジョイントボックス28,30が配設されて
いる。
【0021】そして、上記電源部14がワイヤーハーネ
ス34を介してジョイントボックス20に接続され、所
定のジョイントボックス同士が同図に示すようにワイヤ
ーハーネス34を介して相互に接続されているととも
に、各ジョイントボックス20〜30とその近傍の各種
電装部品等が電線を介して互いに接続されることにより
電装部品に対する電力供給及び各種通信のための配線が
構成されている。
【0022】上記ワイヤーハーネス34は、図2に示す
ように、ポリプロピレン等の樹脂からなる被覆36の内
側に例えば金属糸の編組からなる導体層42が配設さ
れ、この導体層42の内側にシース44を介して各種電
線が配設された複合電気ケーブル構造となっている。各
種電線としては、電源部14のバッテリー16及びオル
タネーター18の出力端子にそれぞれ接続される電力供
給線48a及びアース線48bからなる電源線46と、
フラットケーブルからなる各種通信及びアースのための
信号線50とが備えられている。なお、導体層42は高
硬度を有する金属糸の編組、例えば、鉄等の金属糸の編
組から構成されており、これによりワイヤーハーネス3
4の剪断力等を高める補強層としても機能するようにな
っている。
【0023】そして、上記導体層42には、常時、電流
を制限した定電圧が印加され、この定電圧の変化が検知
されることにより、各ワイヤーハーネス34の短絡が検
知されるようになっている。
【0024】図3は、上記車両10の配線に適用される
そのような短絡検知システムの一例を示している。この
図に示すように、上記各ジョイントボックス20〜30
(図示の例ではジョイントボックス24)には、コンピ
ュータを構成要素とする制御部52と、これに接続され
る短絡検知部54とが設けられており、上記ワイヤーハ
ーネス34の導体層42が上記短絡検知部54に接続さ
れて、ここで導体層42の電圧変化が検知されるように
なっている。
【0025】この図に示すように、短絡検知部54にお
いては、5V電源線が基準抵抗56、58およびコンデ
ンサ60を介して接地されており、これらの抵抗56,
58の中点が、オペアンプ70の反転入力端子に接続さ
れているとともに、短絡検知部54に接続される上記導
体層42に接続されている。また、上記5V電源線が基
準抵抗62,64およびコンデンサ66を介して接地さ
れており、これらの基準抵抗62,64の中点が、オペ
アンプ70の非反転入力端子に接続されているとともに
正帰還抵抗68を介してその出力端に接続されている。
【0026】そして、オペアンプ70の出力端が上記制
御部52に接続されて、オペアンプ70の反転入力端子
に基準抵抗56,58で電圧分割された所定電圧V1が
入力される一方、反転入力端子に基準抵抗62,64で
電圧分解された所定電圧V2が入力され、例えば所定電
圧V1>所定電圧V2となるように基準抵抗56,58
及び基準抵抗62,64が設定されている。
【0027】つまり、通常、オペアンプ91の出力端か
らは−5Vの出力電圧が出力されることになるが、ワイ
ヤーハーネス34の挟み込み等により導体層42が車体
を介して接地されると、所定電圧V1が低下して所定電
圧が所定電圧V1<所定電圧V2となり、オペアンプ9
1の出力端からは+5Vの出力電圧が出力されることに
なる。これによって導体層42の短絡が検知可能となっ
ている。
【0028】そして、制御部52においてこのような導
体層42の電圧変化が検知されると、例えば、運転席に
配置されるブザー、あるいは警告表示等の警告部55を
介して電源線46や信号線50が短絡に至ることが予想
される状態が発生したことを運転者に報知するようにな
っている。
【0029】以上の車両10の配線によれば、上述のよ
うに電源線46及び信号線50を一体に導体層42で被
覆したワイヤーハーネス34を用い、導体層42の電圧
変化の検知に基づいて、電源線46や信号線50が短絡
に至ることが予想される状態を検知するようにしている
ため、ワイヤーハーネス34の肥大化を防止しながら電
源線46等の上記状態を検知することができる。すなわ
ち、このような短絡検知のシステムとして電源線等の各
種電線毎に短絡検知用の電線を設けてこれに電圧を印加
し、各電線毎の電圧変動を検知することも考えられる
が、この場合には、電源線等の各種電線の増加に応じて
短絡検知用の電線が増加し、これによってワイヤーハー
ネスが著しく肥大化してしまう虞れがある。これに対
し、上記実施形態のようなワイヤーハーネス34では、
導体層42で電源線46等の電線を被覆した構造である
ため、電線が増加してもワイヤーハーネス断面における
導体層42の増加分は少なく、そのためケーブルの肥大
化を効果的に抑えることができる。
【0030】ところで、上記車両10の配線に用いられ
るワイヤーハーネス34では、上述のように導体層42
により電源線46等を一体に被覆するため、肥大化を防
止しながら電源線46等が短絡に至ることが予想される
状態を検知できるという利点があるものの、ワイヤーハ
ーネス34の端末処理、つまり端子やコネクタ等の接続
が行い難くなるという懸念がある。しかし、上記ワイヤ
ーハーネス34では、信号線50として上述のようにフ
ラットケーブルを用いるため、このフラットケーブルの
端末を機械的に一体に処理することができる。そのた
め、ワイヤーハーネス34に数多くの信号線等を含める
必要がある場合でも端末処理を容易に行うことができる
という利点がある。
【0031】なお、上記実施形態のワイヤーハーネス
は、本願発明に係る電気ケーブルの一例であって、これ
以外にも以下のように種々の変形例が考えられる。
【0032】例えば、図1に示したワイヤーハーネス3
4では、導体層42を高硬度を有する金属糸の編組から
構成することによりワイヤーハーネス34を補強層とし
て機能させるようにしているが、例えば、図4に示すよ
うに、被覆36の内側に鉄等の金属テープ等によって独
立した補強層38を形成し、この補強層38の内側にシ
ース40を介して一般的な銅線の編組からなる導体層4
2を形成したワイヤーハーネス34を用いるようにして
もよい。但し、図2に示したワイヤーハーネス34のよ
うに、補強層を兼ねるような導体層42を設ける、換言
すれば補強層と導体層を一体化するようにすれば、ワイ
ヤーハーネス34の剪断力等の強度を高めながらも、そ
の細径化を図ることが可能になるという利点がある。な
お、補強層を兼ねるような導体層42を設ける場合に
は、導体層42を、鉄以外の例えば、ステンレス、ニッ
ケル、錫の銅合金等から構成するようにしてもよい。
【0033】また、図5に示すように信号線50を電源
線46に螺旋状に巻きつけた構造のワイヤーハーネス3
4を用いるようにしてもよい。このワイヤーハーネス3
4によれば、信号線50をよりコンパクトに納めること
ができるため、ワイヤーハーネス34の肥大化を効果的
に抑えることができる。
【0034】さらに、図6に示すように、信号線50と
なるフラットケーブルの外表面にシールド導体層72を
形成したワイヤーハーネス34を用いるようにしてもよ
い。このような構造は、特に、外部からの静電的、ある
いは磁気的影響を受け易い信号線を配索する必要がある
場合に有効となる。なお、この場合、シールド導体72
に接触して接地されるドレーン線をシース44の内側に
設ける設けるようにしてもよい。例えば、このようなド
レーン線を設けないとすると、電気ケーブルの端末処理
の際にシールド導体層72をほぐして線状に束ねる等し
て端子、コネクタ等を装着する必要があるが、上記のよ
うにドレーン線を設けておけば直ちに端子等を装着する
ことができ端末処理が容易になるという利点がある。
【0035】さらに、図6に示したワイヤーハーネス3
4の変形例として、図7に示すように、フラットケーブ
ルの内側、つまり電線側にシールド導体層72を形成
し、フラットケーブルの電線の一つとしてシールド導体
72に接触して接地されるドレーン線74を設けるよう
にしてもよい。この図の例によれば、フラットケーブル
の端末処理の際にドレーン線7をフラットケーブルの他
の電線と一体に機械作業によりコネクタ等に装着するこ
とができるためドレーン線7の端末処理が一層容易にな
る。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電気ケー
ブルは、電線群のうち一部又は全部をフラットケーブル
から構成するとともに電線群を一体に被覆する導体層を
設けるようにしたので、例えば、導体層に電圧を印加し
てその電圧変動に基づいて電線群の短絡を間接的に検知
するといった目的に使用する場合でも、ケーブルの肥大
化を効果的に抑えることができ、また、端末処理、つま
りコネクタ等の接続処理を容易に行うことができる。
【0037】このような電気ケーブルにおいて、導体層
の外側に補強層を設けるようにすれば、剪断力を高める
等、その強度を高めることができる。特に、導体層と補
強層を一体化するようにすれば、電気ケーブルの強度を
高めながらもその細径化を図ることができる。
【0038】また、電線群のうち一部がフラットケーブ
ルからなる場合には、このフラットケーブルを電線群の
他の電線に螺旋状に巻きつけるようにすれば電線群をよ
りコンパクトに納めることができ、上記のようなケーブ
ルの肥大化をより効果的に抑えることができる。
【0039】さらに、上記電気ケーブルの導体層に電圧
を印加する手段と、導体層の電圧変化に基づいて導体層
の短絡を検知する手段と、短絡の検知に基づいて電気ケ
ーブルの異常を報知する手段とを設けて短絡検知システ
ムを構成すれば、電気ケーブルの肥大化を抑えながら適
切に電線群に対する上記検知を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電気ケーブル及び短絡検知システ
ムを採用した自動車の配線構造の一例を示す模式図であ
る。
【図2】上記配線を構成するワイヤーハーネスを示す斜
視断面図である。
【図3】上記配線に適用される短絡検知システムの一例
を示す回路図である。
【図4】上記配線を構成するワイヤーハーネスの他の例
を示す斜視断面図である。
【図5】上記配線を構成するワイヤーハーネスの他の例
を示す斜視断面図である。
【図6】上記配線を構成するワイヤーハーネスの他の例
を示す斜視断面図である。
【図7】上記配線を構成するワイヤーハーネスの他の例
を示す斜視断面図である。
【符号の説明】
10 車両 20〜30 ジョイントボックス 34 ワイヤーハーネス 36 被覆層 38 強化層 40,44 シース 42 導体層 46 電源線 48a 電力供給線 48b アース線 50 信号線 52 制御部 54 短絡検知部 55 警告部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平井 宏樹 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源供給や通信のための電線群からなる
    電気ケーブルであって、上記電線群のうち一部又は全部
    をフラットケーブルから構成するとともに、上記電線群
    を一体に被覆する導体層を設けたことを特徴とする電気
    ケーブル。
  2. 【請求項2】 上記導体層の外側に補強層を設けたこと
    を特徴とする上記請求項1記載の電気ケーブル。
  3. 【請求項3】 上記導体層と補強層を一体化したことを
    特徴とする請求項2記載の電気ケーブル。
  4. 【請求項4】 上記電線群のうち一部がフラットケーブ
    ルからなるものであって、このフラットケーブルは電線
    群の他の電線に螺旋状に巻きつけられていることを特徴
    とする請求項1記載の電気ケーブル。
  5. 【請求項5】 上記請求項1乃至4記載の電気ケーブル
    を用いた短絡検知システムであって、上記導体層に電圧
    を印加する手段と、上記導体層の電圧変化に基づいて上
    記導体層の短絡を検知する手段と、短絡の検知に基づい
    て電気ケーブルの異常を報知する手段とを備えたことを
    特徴とする短絡検知システム。
JP28541296A 1996-10-28 1996-10-28 電気ケーブル及びこの電気ケーブルを用いた短絡検知システム Withdrawn JPH10134641A (ja)

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Cited By (4)

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