JPH10133650A - 鍵盤装置 - Google Patents

鍵盤装置

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JPH10133650A
JPH10133650A JP8288588A JP28858896A JPH10133650A JP H10133650 A JPH10133650 A JP H10133650A JP 8288588 A JP8288588 A JP 8288588A JP 28858896 A JP28858896 A JP 28858896A JP H10133650 A JPH10133650 A JP H10133650A
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hammer
keyboard
jack
catcher
keyboard device
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Shinji Niitsuma
伸二 新妻
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Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アクション機構又は疑似アクション機構にお
ける衝突音の発生防止を低コストで実現できる鍵盤装置
を提供する。 【解決手段】 ハンマー50の下面は、ハンマー枕68
に当接可能なレスト部52と、ジャック44の先端が当
接・離間するために略S字状に形成されたバット部53
と、ウィッペン30のバックチェック43に当接可能な
キャッチャ部54とを備えている。このハンマー50
は、レスト部52、バット部53、キャッチャ部54を
含む形態となるように成型されており、従ってレスト部
52、バット部53、キャッチャ部54は連続面上に設
けられている。このハンマー50には、レスト部52か
らバット部53を経てキャッチャ部54に至るまで、衝
撃を緩和するための発砲ウレタンと摺動しやすくするた
めの人工皮革の2層(後者が表層)からなるクッション
材56が一続きに貼付されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ウィッペン、ジャ
ック、ハンマー等からなるアクション機構又は疑似アク
ション機構を備えた鍵盤装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子楽器の鍵盤装置としては、木
製鍵盤にハンマを設けたものや、プラスチック鍵盤にハ
ンマを設けたものが知られていたが、これらは鍵盤が直
接ハンマを揺動させるものであったため、レットオフ効
果が得られず、アコスティックピアノのタッチ感が実現
できないという問題があった。
【0003】そこで、アコスティックピアノのタッチ感
を実現すべく、図8に示すように、疑似アクション機構
を設けた電子楽器の鍵盤装置601が開発された。この
鍵盤装置601では、押鍵によって鍵盤614が鍵支点
615を中心として図中反時計回りに揺動すると、それ
に伴ってウィッペン630がセンターレール660に設
けられたウィッペン揺動軸631を中心に時計回りに揺
動し、ジャック644がハンマー650のバット650
aを突き上げる。すると、ハンマー650は、ハンマー
枕668に当接していた初期位置から揺動を開始し、セ
ンターレール660に設けられたハンマー揺動軸651
を中心に時計回りに揺動する。そして、ジャックテール
647がレギュレチングフェルト666に当接した後
は、ジャック644が急速に反時計回りに揺動してバッ
ト650aから抜けるため、ハンマー650は慣性運動
を開始する。このタイミングがレットオフである。
【0004】そして、ハンマー650は、ハンマースト
ップレール662に設けたハンマーストッパー663に
衝突し(図中、2点鎖線で示す)、その後揺れ戻す。こ
のとき、押鍵され続けていればバックチェック643に
よりバックストップ位置(図8にて点線で示す)でキャ
ッチャ654が支持され、離鍵していればハンマー枕6
68により静止位置で支持される。
【0005】また、鍵盤614の下方にはボタン型のセ
ンサ637が設けられている。このセンサ637は内部
に2つのスイッチを備え、鍵盤614が押されるとまず
一方のスイッチが押されてオン信号を発し、その後更に
鍵盤614が押されると他方のスイッチが押されてオン
信号を発するのである。そして、制御装置605は、こ
のセンサ637の2つのスイッチの信号に基づいて、打
弦情報を求めて打弦音を発生したり、止音情報を求めて
止音したりする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、鍵盤装置6
01において、ハンマー650のバット部650aに
は、ジャック644との衝撃を緩和し衝突音の発生を抑
え更に摺動しやすくするためにハンマースキンHSが貼
付され、また、キャッチャ654にはバックチェック6
43に受け止められたときの衝撃を緩和し衝突音の発生
を抑えるためにキャッチャスキンCSが貼付されてい
る。
【0007】しかしながら、ハンマースキンHSとキャ
ッチャスキンCSは別々の部材であるため、緩衝材を裁
断し各々個別に貼付する必要があった。このため、加工
賃が高く結果的にコストが嵩むという問題があった。本
発明は上記課題に鑑みなされたものであり、アクション
機構又は疑似アクション機構における衝突音の発生防止
を低コストで実現できる鍵盤装置を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記課題
を解決するため、本発明は、鍵盤の揺動に伴い揺動する
ウィッペンと、前記ウィッペンに揺動可能に支持され、
該ウィッペンの揺動に伴い揺動及び移動し、その動作途
中にて動作を規制されるジャックと、前記ジャックが揺
動及び移動することによって揺動が開始され、前記ジャ
ックが動作を規制されると前記ジャックから離れて慣性
運動を行い打弦(又は疑似打弦)位置に至るハンマー
と、打弦(又は疑似打弦)位置に至ったあと揺り戻した
ハンマーをキャッチ可能なバックチェックとを備えた鍵
盤装置において、前記ハンマーは、前記ジャックが当接
可能なバット部と、前記ウィッペンのバックチェック部
によってキャッチされるキャッチャ部とを備え、前記バ
ット部と前記キャッチャ部とを一続きに覆う衝撃緩和部
材が設けられていることを特徴とする。
【0009】かかる鍵盤装置は、実際に打弦を行うため
のウィッペン、ジャック、ハンマーから成るアクション
機構を備えた鍵盤楽器であっても、実際に打弦を行わな
いがタッチ感をアコスティックピアノと一致させるべく
疑似アクション機構を備えた電子楽器であっても、適用
することができる。ここで、疑似アクション機構とは、
例えばアクション機構のうち弦の代わりにハンマーの動
作を阻止するハンマーストッパーを備えた機構をいう。
【0010】かかる鍵盤装置では、押鍵により鍵盤が揺
動すると、それに伴ってウィッペンが揺動し、このウィ
ッペンに揺動可能に支持されているジャックがウィッペ
ンの揺動に伴って上方に移動しつつ揺動する。このジャ
ックはハンマーを突き上げるように上方に移動しつつ揺
動するため、ハンマーは揺動を開始する。そして、ジャ
ックはその動作途中においてハンマーから離間するよう
に動作を規制される。このためハンマーはジャックとは
独立して慣性運動を行うようになる。このタイミングが
レットオフタイミングである。その後、ハンマーは慣性
運動をしつつ打弦(又は疑似打弦)位置に至る。尚、打
弦位置とは実際に弦を打つときのハンマーの位置をい
い、疑似打弦位置とは例えば弦の代わりに設けたハンマ
ーストッパーに衝突するときのハンマーの位置をいう。
そして、打弦(又は疑似打弦)位置に至ったあと揺り戻
したハンマーは、押鍵中ならばバックチェックによって
キャッチされ、離鍵中ならば初期位置に戻る。
【0011】ここで、本発明の鍵盤装置は、ハンマーに
設けたバット部とキャッチャ部とを一続きに覆う衝撃緩
和部材が設けられている。この衝撃緩和部材によって、
ジャックとハンマーのバット部、あるいは、バックチェ
ックとハンマーのキャッチャ部が非接触状態から接触状
態に移行するときに衝撃音が発生するのが防止される。
【0012】この衝撃緩和部材はバット部とキャッチャ
部とを一続きに覆うように形成されているため、バット
部とキャッチャ部を別々に覆う場合に比べて、裁断加工
したり個別に貼付したりする必要がなく、この結果、そ
の分だけ加工賃が安くなる。このため、本発明の鍵盤装
置によれば、アクション機構又は疑似アクション機構に
おける衝突音の発生防止を低コストで実現できるという
効果が得られる。
【0013】ここで、ハンマーのバット部とキャッチャ
部とを一続きに覆うように衝撃緩和部材を設ける作業の
作業性を考慮すれば、ハンマーのバット部とキャッチャ
部とは連続面上に設けられていることが好ましい。この
ような構成を簡易に実現するためには、例えば、バット
部とキャッチャ部とを含んだ形態としてハンマーを成型
することが好ましい。
【0014】本発明の鍵盤装置は、ハンマーの初期位置
を規制するハンマー枕を備えていてもよく、ハンマーは
このハンマー枕と当接するレスト部を備え、衝撃緩和部
材はレスト部とバット部とキャッチャ部とを一続きに覆
うように構成してもよい。この場合、レスト部とハンマ
ー枕とが衝突したときの衝撃音が緩和され、しかも衝撃
緩和部材はバット部、キャッチャ部、レスト部を一続き
に覆うように設けてあるため、上記と同様、加工賃が安
くなる。また、この場合、衝撃緩和部材を一続きに設け
る際の作業性を考慮すれば、バット部とキャッチャ部と
レスト部とは連続面上に設けられていることが好まし
い。このような構成を簡易に実現するためには、例え
ば、バット部とキャッチャ部とレスト部を含んだ形態と
してハンマーを成型することが好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の好適な実施例を
図面に基づいて説明する。尚、本発明の実施の形態は、
下記の実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の
技術的範囲に属する限り種々の形態を採り得ることはい
うまでもない。
【0016】[第1実施例]図1は第1実施例の鍵盤装
置が離鍵状態にあるときの断面図、図2は同鍵盤装置が
疑似打弦状態にあるときの断面図、図3は図1の部分拡
大図である。尚、図1〜図3は白鍵の場合について例示
したが、黒鍵については鍵盤の構造が異なる以外は白鍵
と同様である。
【0017】鍵盤装置1は、電子鍵盤楽器に用いられる
ものであり、主に、シャーシ11、リブ19、鍵盤1
4、ウィッペン30、センターレール60、ハンマー5
0等を備えている。シャーシ11は、棚板2の上面より
も高い位置にある平面部12と、平面部12の前端側に
別部品として固定された脚部13とを備えている。平面
部12は、鍵盤14の並び方向(図1、2にて紙面と垂
直方向、以下同じ)と鍵盤14の前後方向(図1、図2
にて左右方向、以下同じ)とを含む平面である。この平
面部12の後端側には、鍵支点15を支持する軸受16
が固定されている。
【0018】この軸受16はその下面に略L字状のL型
脚18、18を有しており、上方からこのL型脚18、
18を穴17、17に挿通させた後、軸受16を鍵盤の
手前方向(図1、2にて左方向)にスライドさせること
により、このL型脚18と軸受16の下面との間で平面
部12をはさみ込むようにし、この状態で後述のセンタ
ーレール60のフランジ部分61の前端を一方のL型脚
18(後方側つまり図1にて右側のL型脚18)の後端
に当接した状態で固定することにより、軸受16をスラ
イド不能な状態でシャーシ11の平面部12に固定して
いる。この軸受16は、シャーシ11上に精度よく位置
決めされた状態で取り付けられている。
【0019】また、平面部12には、ウィッペン30の
前端を上下に挿通させるための開口部25が鍵盤ごとに
設けられている。更に、平面部12の後端は上方に少し
折り曲げられた形状の自由端であり、このため平面部1
2の後端と棚板2との間は開放空間39となっている。
【0020】シャーシ11の脚部13は、鍵盤14の並
び方向に延びる断面略コの字状の部材であり、上側フラ
ンジ部13aにて平面部12にネジ止めされ、下側フラ
ンジ部13bにて棚板2にネジ止めされている。従っ
て、平面部12の前端はこの脚部13によって高さが規
制されている。
【0021】リブ19は、鍵盤14の前後方向に延びる
板状の部材であり、シャーシ11の脚部13とは前側フ
ランジ部20にてネジ止めされ、シャーシ11の平面部
12とは3カ所に設けた上側フランジ部21a,21
b,21cにてネジ止めされ、棚板2とは下側フランジ
部22にてネジ止めされている。
【0022】平面部12の後端(即ち鍵支点15の近
傍)は、リブ19の上側フランジ部21cと、これに対
向する位置に設けられた下側フランジ部22とによっ
て、高さが規制されている。尚、リブ19は金属製の板
材をプレス加工により金型で抜いて形成され、また各フ
ランジ部20〜22を形成するための曲げも金型の中で
行ったものである。このため、リブ19を製造するコス
トは低く抑えることができ、またリブ19の精度は金型
精度に依存するが金型が小型のため高い精度を得ること
ができるので、鍵支点15の高さつまりは平面部12の
後端の高さは十分な精度でもって規制されている。
【0023】鍵盤14(ここでは白鍵)は、合成樹脂に
て所々補強用のリブを配置した中空状に形成され、その
後端にて鍵支点15に揺動自在に取り付けられている。
このため、鍵盤14の前端は鍵支点15を中心として上
下方向に揺動可能である。また、鍵盤14の前端側に
は、下方に向けて鉤状アーム24が突出している。この
鉤状アーム24は、その鉤部24aが鍵支点15に向か
ってに折れ曲がった形状を有している。
【0024】鍵盤14が押下されていない場合には、図
1に示すように、鉤状アーム24の鉤部24aはシャー
シ11の平面部12の前端下面に設けた長尺フェルト2
6bに当接する。また、鍵盤14が押下された場合に
は、図2に示すように、鍵盤14の前端下面がシャーシ
11の平面部12の前端上面に設けた長尺フェルト26
aに当接する。更に、鍵盤14の前端側の中空部分に
は、シャーシ11の平面部の前端にて上向きに形成され
た鍵盤ガイド部27が挿入されていて、この鍵盤ガイド
部27は押鍵操作時に鍵盤14の前端が左右に振れない
ようにガイドする役目を果している。
【0025】鍵盤14の下方には、ウィッペン30のウ
ィッペン揺動軸31が略U字状の軸受部材33に揺動自
在に支持されている。この軸受部材33にはウィッペン
揺動軸31を上方から覆うように軸受部材固定板34が
設けられ、この軸受部材固定板34及び軸受部材33は
同じネジによりシャーシ11に片持ち状にネジ止めされ
ている。この軸受部材固定板34によりウィッペン揺動
軸31は軸受部材33から外れないようにされている。
尚、軸受部材33は、シャーシ11上に精度よく位置決
めされた状態で取り付けられている。
【0026】ウィッペン30の前端は、このウィッペン
30がウィッペン揺動軸31を中心として揺動する時に
シャーシ11の開口部25を介して、シャーシ11の上
方と下方との間を移動可能なように配置されている。ウ
ィッペン30の前端の上面には、表面の摩擦抵抗が小さ
い摺動テープ32が設けられ、この摺動テープ32は、
鍵盤14の裏側にて突出するように設けられたアクチュ
エータ35の先端に接触している。
【0027】ウィッペン30の前端の下方には、鍵盤の
並び方向に延びる基板28がシャーシ11の平面部12
と所定間隔をもつようにシャーシ11に取り付けられて
いる。この基板28には、全88鍵の各ウィッペン30
に対応した位置に押鍵検出センサ37が設けられてい
る。押鍵検出センサ37は、内部にスイッチが2つ配設
され、鍵盤14が押下されてウィッペン30の前端がア
クチュエータ35により押し下げられると、まず一方の
スイッチがオンし、更に鍵盤14が押下されるともう一
方のスイッチがオンする。この2つのスイッチのオンオ
フのタイミング及びそのタイミングの差により、押鍵タ
イミングとベロシティを得ることができる。この押鍵検
出センサ37は鍵盤14との位置関係を考慮したうえで
基板28上に精度よく位置決めされている。
【0028】また、ウィッペン30の後端は、シャーシ
11の平面部12の後端と棚板2との間の開放空間39
を通ってシャーシ11の平面部12の後端よりも更に後
方側に至っている。このウィッペン30の後端には、バ
ランス用のおもり41が設けられ、また、ジャック回動
軸45を支持する軸受部42や、揺り戻り中のハンマー
50を受けとめるバックチェック43が精度よく一体と
して設けられている。ジャック44は略L字状であり、
ジャック回動軸45はL字の屈曲部分に設けられてい
る。また、ジャックテール47はウィッペン30と圧縮
コイルバネ46で連結されている。
【0029】センターレール60は、鍵盤の並び方向に
延びるように形成され、シャーシ11の平面部12に対
して略垂直に立ち上がる立ち部分62と、この立ち部分
62の下方から鍵盤14の前方に向かって折り曲げられ
たフランジ部分61と、立ち部分62の上方から斜め上
後方に延び出したストップレール部63とを備えてい
る。このセンターレール60は、フランジ部分61にて
シャーシ11の平面部12上に精度よく位置決めされた
状態でネジ止めされている。尚、このセンターレール6
0のフランジ部分61の前端は、前述の鍵支点15を支
持する軸受16の後方側のL型脚18が穴17内をスラ
イドしないように、このL型脚18に当接した状態で固
定されている。
【0030】センターレール60の立ち部分62には、
鍵盤の並び方向に延びる断面略Γ状のレール67がネジ
止めされ、その上面には離鍵状態においてハンマー50
のレスト部52と当接するハンマー枕68が設けられ、
下面にはジャックテール47が当接可能なレギュレチン
グフェルト66が設けられている。また、ストップレー
ル部63の下面には鍵盤の並び方向に延びるストップフ
ェルト63aが設けられている。このように、ハンマー
枕68とレギュレチングフェルト66はいずれもレール
67に設けられているため、各々個別のレールに設ける
場合に比べてコストが低減される。また、このレール6
7、レギュレチングフェルト66、ハンマー枕68はい
ずれも精度よく位置決めされている。
【0031】更に、センターレール60には補強のため
のアクションリブ70が設けられている。このアクショ
ンリブ70はセンターレール60の立ち部分62と2カ
所で、また、センターレール60のフランジ部分61と
1カ所でネジ止めされている。
【0032】ハンマー50は、その前端に設けたハンマ
ー揺動軸51がセンターレール60の立ち部分62の角
穴に嵌め込まれた略U字状の軸受部材65に揺動可能に
支持されている。この軸受部材65にはハンマー揺動軸
51を覆うように軸受部材固定板71が設けられ、この
軸受部材固定板71及び軸受部材65は同じネジにより
センターレール60に片持ち状にネジ止めされている。
この軸受部材固定板71によりハンマー揺動軸51は軸
受部材65から外れないようにされている。尚、軸受部
材65は、センターレール60に精度よく位置決めされ
た状態で取り付けられている。
【0033】ハンマー50の下面は、ハンマー枕68に
当接可能なレスト部52と、ジャック44の先端が当接
・離間するために略S字状に形成されたバット部53
と、ウィッペン30のバックチェック43に当接可能な
キャッチャ部54とを備えている。このハンマー50
は、レスト部52、バット部53、キャッチャ部54を
含む形態となるように成型された合成樹脂成型品であ
り、従ってレスト部52、バット部53、キャッチャ部
54は連続面上に設けられている。このハンマー50に
は、レスト部52からバット部53を経てキャッチャ部
54に至るまで、衝撃を緩和するための発泡ウレタンと
摺動しやすくするための人工皮革の2層(後者が表層)
からなるクッション材56(本発明の衝撃緩和部材)が
一続きに貼付されている。また、このクッション材56
のうち押鍵されていない状態においてジャック44の先
端が当接する位置には、離鍵後にジャック44が圧縮コ
イルバネ46の作用により元の位置に戻ろうとしてこの
ハンマー50のクッション材56と接触したときの衝突
音を抑えるための緩衝材57が貼付されている。
【0034】ハンマー50の上面のうち、ハンマー50
がハンマー揺動軸51を中心として図1にて反時計回り
に揺動したときセンターレール60に設けたストップフ
ェルト63aに衝突する位置には、ハンマー50がスト
ップフェルト63aに衝突したときの衝突音を抑えるた
めの緩衝材が貼付された疑似打弦部58が設けられてい
る。
【0035】ハンマー50の後端には、アコスティック
ピアノのアクション機構におけるハンマーの重心やその
ハンマーが揺れ戻るときの動作等を考慮して、おもり5
9が設けられている。尚、ウィッペン30、ジャック4
4、ハンマー50はすべて合成樹脂製であり、長期間に
わたり歪みを生じることがない。
【0036】上述のごとく構成された鍵盤装置1は、押
鍵操作をしていない状態では、図1に示すように、ウィ
ッペン30の前端にはウィッペン30のおもり41等に
より時計回りの力のモーメントが働き、これがアクチュ
エータ35にかかっているため、鍵盤14は時計回りに
揺動しようとするが、鉤状アーム24の鉤部24aが長
尺フェルト26bに当接するため、その揺動が阻止され
た状態で停止している。
【0037】演奏者が鍵盤14を押し下げると、鍵盤1
4はその鍵支点15を中心として図1において反時計回
りに揺動する。これにより、ウィッペン30の前端がア
クチュエータ35に押し下げられるので、ウィッペン3
0はウィッペン揺動軸31を中心として反時計回りに揺
動し、前端下面が押鍵検出センサ37を押下し、後端が
上方向に揺動する。すると、ジャック44は、このウィ
ッペン30の揺動に伴ってハンマー50のバット部53
を突き上げるように上昇しつつ、ウィッペン30に対し
て反時計回りに揺動する。その後、ジャック44のジャ
ックテール47がレギュレチングフェルト66に当たる
と、ジャック44はジャックテール47とレギュレチン
グフェルト66との接触箇所を支点として急速に反時計
回りに揺動しジャック44の先端はハンマー50のバッ
ト部53から抜ける。このジャック44の先端がバット
部53から抜ける動作がレットオフである。従って、こ
の擬似アクションは通常のアクションと同じくレットオ
フを生じさせることができる。尚、このときジャック4
4はクッション材56を介してバット部53に当接して
いるため、異音が発生せず、しかも摺動しやすい。
【0038】レットオフ後、ハンマー50は慣性運動に
より反時計回りに揺動し続ける。その後、この慣性運動
を行っているハンマー50の疑似打弦部58がストップ
フェルト63aに衝突する。このときの状態を図2に示
す。これによりハンマー50は慣性運動を阻止される。
その後、ハンマー50は逆方向即ち時計回りに揺り戻
す。
【0039】ハンマー50が揺り戻ったとき、鍵盤14
から演奏者の指が離れていれば、ハンマー50のレスト
部52がハンマー枕68に当接し、その状態即ち初期位
置で静止する(図1参照)。このときレスト部52はク
ッション材56で覆われているため、ハンマー枕68に
衝突しても衝突音が発生することはない。一方、ハンマ
ー50が揺り戻ったとき、鍵盤14が押下され続けてい
れば、ハンマー50のレスト部52がハンマー枕68に
当接する前にハンマー50のキャッチャ部54がウィッ
ペン30の後端に設けたバックチェック43によりバッ
クストップ位置(図2の点線参照)で受け止められる。
このときキャッチャ部54はクッション材56で覆われ
ているため、バックチェック43に衝突しても衝突音が
発生することはない。
【0040】以上のように、本実施例の擬似アクション
の機能はハンマー50が打弦しないことを除けば、アコ
ースティックピアノのアクションと同じ機能を果たす。
このため、演奏者が鍵盤14から受けるタッチ感は、ほ
とんどアコースティックピアノと同じである。
【0041】また、押鍵時にはウィッペン30の前端下
面が押鍵検出センサ37に接触して、押鍵検出センサ3
7内部の2つのスイッチをオン/オフ動作させるので、
押鍵タイミングとそのベロシティーが検出でき、この検
出に基づいて図示していない電子制御回路の制御により
電子音源から、押鍵に対応するタイミングで、鍵盤対応
する音程およびベロシティーに対応する強さで演奏音を
出力することができる。
【0042】以上詳述した本実施例の鍵盤装置1によれ
ば、以下の効果が得られる。 クッション材56は、ハンマー50に設けたレスト部
52とバット部53とキャッチャ部54とを一続きで覆
っている。このため、各々を個別に覆う場合に比べて、
裁断加工したり個別に貼付したりする必要がなく、この
結果、その分だけ加工賃が安くなる。つまり、本実施例
によれば、疑似アクション機構における衝突音の発生防
止を低コストで実現できるという効果が得られる。
【0043】ハンマー50は成型によってレスト部5
2とバット部53とキャッチャ部54とが連続面上に設
けられているため、クッション材56を一続きに設ける
際の作業性がよい。尚、上記実施例では、ハンマー枕6
8自身が衝撃を緩和する機能を有するため、クッション
材56は必ずしもハンマー50のレスト部52まで覆う
必要はない。しかし、ハンマー50のレスト部52は平
面に形成され、バット部53及びキャッチャ部54は曲
面に形成されているため、クッション材56を貼付する
作業手順として、まず平面に形成されたレスト部52に
クッション材56の一端を位置合わせして貼付し、その
後バット部53及びキャッチャ部54を貼付すれば、ク
ッション材56がずれることなく良好に貼付することが
できるため好ましい。
【0044】[第2実施例]図4は第2実施例の鍵盤装
置の断面図であり、アクションにおける実線は離鍵状態
を表し、1点鎖線は打弦状態を表す。第2実施例は、電
子鍵盤楽器の鍵盤装置ではなくアコスティックピアノの
鍵盤装置であるため、第1実施例のような押鍵検出セン
サ37やストップレール部63を備えていない点、また
ハンマー250は疑似打弦部58の代わりに実際に弦を
打つための打弦部258を備えている点で第1実施例と
相違するが、他の構成は第1実施例と略同様である。こ
のため、第1実施例と同じ構成要素には同じ符号を付し
その説明を省略する。
【0045】この鍵盤装置では、演奏者が鍵盤14を押
し下げてから、ハンマー250が回動するまでの各アク
ション(ウィッペン30、ジャック44)の動作は第1
実施例と同様である。但し、レットオフ後のハンマー2
50は打弦部258のハンマーフェルトにて実際に弦を
打つ。また、ハンマー250が揺り戻ったときの各アク
ションの動作も第1実施例と同様である。
【0046】本実施例は第1実施例と同様、ハンマー2
50は成型によってレスト部52とバット部53とキャ
ッチャ部54とが連続面上に設けられ、クッション材5
6がこれらを覆うように一続きに設けられているため、
第1実施例の、と同様の効果が得られる。
【0047】[第3実施例]図5は第3実施例の鍵盤装
置の断面図(実線は離鍵状態にあるとき、1点鎖線は疑
似打弦状態にあるときを表す)、図6は図5の部分拡大
図である。尚、図5及び図6は白鍵の場合について例示
したが、黒鍵については鍵盤の構造が異なる以外は白鍵
と同様である。
【0048】本実施例の鍵盤装置において、シャーシ
は、シャーシ前部材111、シャーシ中部材112、シ
ャーシ後部材113の3つの部材からなり、各部材11
1〜113は棚板2の上面に設けたリブ119により各
々所定高さに支持されている。このリブ119は鍵盤の
前後方向(図5にて左右方向、以下同じ)に延びる形状
に形成されている。シャーシ前部材111には、木製の
鍵盤114の前端下面と当接可能なクッション124が
設けられ、また、鍵盤114の前端側の中空部分に挿入
される鍵盤ガイド部127が設けられている。シャーシ
中部材112には、鍵盤114のバランスピン115が
立設され、鍵盤114はこのバランスピン115を中心
に揺動可能である。シャーシ後部材113には、鍵盤1
14の後端下面と当接可能なクッション126が設けら
れている。
【0049】リブ119の後端には、棚板2と略垂直で
且つ鍵盤の並び方向(図5にて紙面に垂直の方向、以下
同じ)に延びる垂直レール116がネジ止めされてお
り、この垂直レール116には連結用リブ117を介し
てセンターレール160がネジにより連結固定されてい
る。
【0050】垂直レール116には、ウィッペン130
のウィッペン揺動軸131がこの垂直レール116に設
けた角穴に嵌め込まれた略U字状の軸受部材133に揺
動自在に支持されている。この軸受部材133にはウィ
ッペン揺動軸131を覆うように軸受部材固定板134
が設けられ、この軸受部材固定板134及び軸受部材1
33は同じネジにより垂直レール116に片持ち状にネ
ジ止めされている。この軸受部材固定板134によりウ
ィッペン揺動軸131は軸受部材133から外れないよ
うにされている。尚、軸受部材133は、垂直レール1
16に精度よく位置決めされた状態で取り付けられてい
る。また、ウィッペン130の後端下面には、鍵盤11
4の後端上面に当接する2つのキャプスタンボタン13
2が設けられている。
【0051】鍵盤114の後方には、垂直レール116
と略平行となるように基板128が配設されている。こ
の基板128にはウィッペン130の押圧部135に対
応した位置に押鍵検出センサ137が設けられている。
この押鍵検出センサ137は、第1実施例の押鍵検出セ
ンサ37と略同等の機能を有し、鍵盤114やウィッペ
ン130との位置関係を考慮したうえで基板128上に
精度よく位置決めされている。
【0052】このウィッペン130の前端には、バラン
ス用のおもり141が設けられ、またジャック44(第
1実施例と同様のもの)のジャック回動軸45が支持さ
れ、更に揺り戻り中のハンマー50(第1実施例と同様
のもの)を受けとめるバックチェック143が精度よく
一体として設けられている。ジャック44のジャックテ
ール47は第1実施例と同様ウィッペン130と圧縮コ
イルバネ46(図5参照)で連結されている。
【0053】連結用リブ117に固定されたセンターレ
ール160は、棚板2と略垂直で且つ鍵盤の並び方向に
延びるように形成されている。このセンターレール16
0は、上方から斜め上前方に延び出したストップレール
部163を備え、この下面にはストップフェルト163
aが設けられている。
【0054】図6に示すように、センターレール160
のうちハンマー揺動軸51の下方には、第1実施例と同
様の断面略Γ状のレール67がネジ止めされている。こ
のレール67は、第1実施例と同様、上面にハンマー枕
68、下面にレギュレチングフェルト66を備えてい
る。また、ハンマー50は、第1実施例と同様の構成で
あり、第1実施例と同様にしてハンマー揺動軸51がセ
ンターレール160に揺動可能に支持されている。尚、
ハンマー50の各構成要素については第1実施例と同じ
符号を付し、その説明は省略する。
【0055】上述のごとく構成された本実施例の鍵盤装
置は、押鍵操作をしていない状態では、図5に示すよう
に、ウィッペン130の前端にはおもり141等により
図5にて反時計回りの力のモーメントが働き、これが鍵
盤114の後端にかかっているため、鍵盤114の前端
は上方向に揺動しようとするが、鍵盤114の後端下面
がクッション126に当接するため、その揺動が阻止さ
れた状態で停止している。
【0056】演奏者が鍵盤114を押し下げると、鍵盤
114の略中央に設けたバランスピン115を中心とし
て鍵盤114は図5において反時計回りに揺動する。こ
れにより、ウィッペン130がキャプスタンボタン13
2を介して押し上げられてウィッペン揺動軸131を中
心として時計回りに揺動し、押圧部135が押鍵検出セ
ンサ137を押下し、ウィッペン130の前端が上方向
に揺動する。すると、ジャック44は、このウィッペン
130の揺動に伴ってハンマー50のバット部53を突
き上げるように上昇しつつ、ウィッペン130に対して
時計回りに揺動する。その後の動作は第1実施例と同様
(但し、図5におけるジャック、ハンマーの回り方向は
第1実施例を表す図1、2とは逆になる)であるため、
その説明は省略する。
【0057】以上の第3実施例によれば、第1実施例と
同様のハンマー50を備えているため、第1実施例の
、と同様の効果が得られる。 [第4実施例]図7は第4実施例の鍵盤装置の部分断面
図であり、アクションにおける実線は離鍵状態を表し、
1点鎖線は打弦状態を表す。第4実施例は、電子鍵盤楽
器の鍵盤装置ではなくアコスティックピアノの鍵盤装置
であるため、第3実施例のような押鍵検出センサ137
やストップレール部163を備えていない点、またハン
マー250(第2実施例と同様のもの)は実際に弦を打
つための打弦部258を備えている点で第3実施例と相
違するが、他の構成は第3実施例と略同様である。この
ため、第3実施例と同じ構成要素には同じ符号を付しそ
の説明を省略する。尚、図7は部分断面図であるため鍵
盤やシャーシ、リブ等が表されていないが、これらの構
成についても第3実施例と同様である。
【0058】第4実施例の鍵盤装置では、演奏者が鍵盤
114を押し下げてから、ハンマー250が回動するま
での各アクション(ウィッペン130、ジャック44)
の動作は第3実施例と同様である。但し、レットオフ後
のハンマー250は打弦部258のハンマーフェルトに
て実際に弦を打つ。また、ハンマー250が揺り戻った
ときの各アクションの動作も第3実施例と同様である。
本実施例によれば、第2実施例と同様のハンマー250
を備えているため、第2実施例と同様、第1実施例の
、の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例の鍵盤装置が離鍵状態にあるとき
の断面図である。
【図2】 第1実施例の鍵盤装置が疑似打弦状態にある
ときの断面図である。
【図3】 図1の部分拡大図である。
【図4】 第2実施例の鍵盤装置の断面図である。
【図5】 第3実施例の鍵盤装置の断面図である。
【図6】 図5の部分拡大図である。
【図7】 第4実施例の鍵盤装置の部分断面図である。
【図8】 従来の鍵盤装置の断面図である。
【符号の説明】
1・・・鍵盤装置、2・・・棚板、8・・・ネジ、9・
・・ネジ穴、11・・・シャーシ、14・・・鍵盤、1
5・・・鍵支点、16・・・軸受、17・・・穴、18
・・・L型脚、19・・・リブ、24・・・鉤状アー
ム、28・・・基板、30・・・ウィッペン、31・・
・ウィッペン揺動軸、35・・・アクチュエータ、37
・・・押鍵検出センサ、44・・・ジャック、45・・
・ジャック回動軸、47・・・ジャックテール、50・
・・ハンマー、51・・・ハンマー揺動軸、52・・・
レスト部、53・・・バット部、54・・・キャッチャ
部、56・・・クッション部、58・・・疑似打弦部、
60・・・センターレール、63・・・ストップレール
部、63a・・・ストップフェルト、65・・・軸受部
材、66・・・レギュレチングフェルト、67・・・レ
ール、68・・・ハンマー枕。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鍵盤の揺動に伴い揺動するウィッペン
    と、 前記ウィッペンに揺動可能に支持され、該ウィッペンの
    揺動に伴い揺動及び移動し、その動作途中にて動作を規
    制されるジャックと、 前記ジャックが揺動及び移動することによって揺動が開
    始され、前記ジャックが動作を規制されると前記ジャッ
    クから離れて慣性運動を行い打弦(又は疑似打弦)位置
    に至るハンマーと、 打弦(又は疑似打弦)位置に至ったあと揺り戻したハン
    マーをキャッチ可能なバックチェックとを備えた鍵盤装
    置において、 前記ハンマーは、 前記ジャックが当接可能なバット部と、 前記バックチェックによってキャッチされるキャッチャ
    部とを備え、 前記バット部と前記キャッチャ部とを一続きに覆う衝撃
    緩和部材が設けられていることを特徴とする鍵盤装置。
  2. 【請求項2】 前記ハンマーは、前記バット部と前記キ
    ャッチャ部とが連続面上に設けられていることを特徴と
    する請求項1記載の鍵盤装置。
  3. 【請求項3】 前記ハンマーは、前記バット部と前記キ
    ャッチャ部とを含んだ形態として成型されていることを
    特徴とする請求項2記載の鍵盤装置。
  4. 【請求項4】 前記ハンマーの初期位置を規制するハン
    マー枕を備えた請求項1記載の鍵盤装置において、 前記ハンマーは、前記ハンマー枕と当接するレスト部を
    備え、前記衝撃緩和部材は前記レスト部と前記バット部
    と前記キャッチャ部とを一続きに覆っていることを特徴
    とする鍵盤装置。
  5. 【請求項5】 前記ハンマーは、前記バット部と前記キ
    ャッチャ部と前記レスト部が連続面上に設けられている
    ことを特徴とする請求項4記載の鍵盤装置。
  6. 【請求項6】 前記ハンマーは、前記バット部と前記キ
    ャッチャ部と前記レスト部を含んだ形態として成型され
    ていることを特徴とする請求項5記載の鍵盤装置。
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CN108962204A (zh) * 2018-06-04 2018-12-07 森鹤乐器股份有限公司 一种钢琴击弦机模拟系统
CN109389962A (zh) * 2018-11-30 2019-02-26 森鹤乐器股份有限公司 一种具有断联手感的数码钢琴键盘结构

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