JPH10133463A - 現像剤補給装置 - Google Patents

現像剤補給装置

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JPH10133463A
JPH10133463A JP8302391A JP30239196A JPH10133463A JP H10133463 A JPH10133463 A JP H10133463A JP 8302391 A JP8302391 A JP 8302391A JP 30239196 A JP30239196 A JP 30239196A JP H10133463 A JPH10133463 A JP H10133463A
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JP
Japan
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developer
weight
toner
developing
supply
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JP8302391A
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English (en)
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裕一 ▲高▼城
Yuichi Takagi
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像剤貯蔵部と、現像手段と、該現像剤貯蔵
部から該現像手段へ上記現像剤を搬送して補給する搬送
手段とを有する現像剤補給装置において、上記現像手段
に上記現像剤を常時適切な重量にて補給することのでき
る現像剤補給装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 トナーを貯蔵するトナー容器2と、現像
装置4と、該トナー容器2から該現像装置4へ上記トナ
ーを搬送して補給する搬送装置3とを有する現像剤補給
装置において、上記現像装置4に補給されるトナーの補
給量を重量にて設定する重量設定手段と、上記トナーが
上記現像装置4に補給される前に、一且該トナーを設定
された重量に達するまで蓄積して上記現像装置4に供給
する蓄積台16とが備えられている現像剤補給装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、現像手段に現像
剤を補給する現像剤補給装置において、特に、上記現像
手段に上記現像剤を常時適切な重量にて補給することの
できる現像剤補給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 従来の現像剤補給装置として図10及
び図11に示された現像剤補給装置64が知られてい
る。尚、図10は該現像剤補給装置64の主断面図を、
図11は該現像剤補給装置64の一部上視断面図を各々
示している。
【0003】上記現像剤補給装置64は、現像手段とし
ての現像装置4と、現像剤としてのトナーを貯蔵する現
像剤貯蔵部材としてのトナー容器2と、該トナー容器2
に形成されている供給口6から自由落下してきたトナー
を上記現像装置4に形成されている補給口12まで搬送
する搬送手段としての搬送装置3とを有している。
【0004】上記現像装置4はトナーを担持して感光ド
ラム(図示せず)に付与する現像スリーブ(図示せず)
と、補給口12にて補給されたトナーを収容して上記現
像スリーブ(図示せず)に供給する現像容器10とを有
している。
【0005】上記現像容器10の内部には、現像スリー
ブ(図示せず)と、補給口12から自由落下してきたト
ナーを図10の長手方向に搬送して均一に分布させるス
クリュー11とが、各々回動可能に軸支されており、上
記現像スリーブ(図示せず)が感光ドラム(図示せず)
上に形成された静電潜像に上記トナーを付与している間
は、上記スクリュー11は現像剤補給装置64を活用せ
る画像形成装置(図示せず)に設けられた駆動手段(図
示せず)により常時回動するよう設定されている。
【0006】上記トナー容器2の内部には貯蔵されてい
るトナーを撹拌して解す撹拌機5が、又、搬送装置3の
内部には供給口6から自由落下してきたトナーを補給口
12まで搬送するスクリュー7が、各々回動可能に軸支
されており、補給動作が為されるときには、現像剤補給
装置64に設けられモータ(図示せず)及びクラッチ
(図示せず)等で構成された駆動装置13が、上記撹拌
機5と上記スクリュー7とを各々回動するよう設定され
ている。
【0007】尚、上記撹拌機5が撹拌動作を為す時間及
びスクリュー7が搬送動作を為す時間は、現像容器10
の内部に収容されているトナーの残量を検知する残量検
知手段(図示せず)に基づいて駆動装置13の有するシ
ーケンス回路(図示せず)がクラッチ(図示せず)等を
所定の時間の間だけ作動させることにより、各々設定さ
れている。
【0008】以上の構成の現像剤補給装置64により大
量のトナーを貯蔵しているトナー容器2から現像容器1
0に上記トナーが適宜補給されるので、ユーザーは上記
トナー容器2の内部のトナーの収容量がほとんどないと
きにのみ上記トナー容器2にトナーを補給することに
て、ユーザーが補給動作を為す回数を低減させていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、トナーは直
径が10〔μm〕以下の微細な粉体であることから、温
度、湿度等により決定される環境や、空気等を含むこと
により上記トナー自体の見掛け上の体積が増減したり、
多湿状況の下にて上記トナーの持つ凝縮力により該トナ
ー同士が互いに固着してトナー小塊を形成する等の性質
を有するために、単位体積当りに含まれる上記トナーの
個数である数密度が該トナーの位置する環境の状況等の
変化に応じて増減する。
【0010】しかしながら、従来の現像剤補給装置64
においては、残量検知手段(図示せず)の検知に基づい
て、供給口6から自由落下してきたトナーが適切な補給
量であるか確認等をせぬまま、スクリュー7が回動しな
がら一定のピッチで上記トナーを補給口12に搬送して
補給するので、任意の一定の時間の間に上記スクリュー
7により上記供給口6から上記補給口12に搬送されて
現像容器10に補給されるトナーの補給量は、現像動作
が為される際に該トナーが置かれる環境の状況等の変化
の影響を受けて数密度が変化するために、変動してしま
う。
【0011】上述の結果、スクリュー7を介して現像容
器10に収容されたトナー量に対応する数密度が現像動
作が正常に為されるときに上記現像容器10に収容され
るトナー量に対応する数密度よりも小さい場合には、上
記現像容器10の内部に収容されているトナー数は現像
動作正常時に上記現像容器10の内部に収容されている
トナー数に満たないので、現像スリーブ(図示せず)よ
り付与されるトナーは感光ドラム(図示せず)に濃度の
薄い顕像(トナー像)を形成せざるを得なくなり、画像
形成装置(図示せず)からユーザーに濃度の薄い複写画
像が提供されていた。
【0012】又、上記スクリュー7により供給口6から
補給口12まで搬送されてきたトナー量に対応する数密
度が現像動作が正常に為されるときに上記現像容器10
に収容されるトナー量に対応する数密度よりも大きい場
合には、上記スクリュー7により上記供給口6から上記
補給口12まで搬送されてきたトナーを上記現像容器1
0の内部に収容しきれずに該現像容器10の外部へ溢れ
させてしまったり、上記トナーが上記現像容器10の内
部に収容されたとしても、スクリュー11が過剰な負荷
トルクを受けて該スクリュー11を軸支している軸受け
(図示せず)が摩耗したり駆動手段(図示せず)の有す
るモータ(図示せず)等がロックされて発熱することが
あった。
【0013】そこで、本発明は、現像剤蓄積部材と、現
像手段と、該現像剤蓄積部材から該現像手段まで現像剤
を搬送して補給する搬送手段とを有する現像剤補給装置
において、上記現像手段に上記現像剤を常時適切な重量
にて補給することのできる現像剤補給装置を提供するこ
とを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第一の発明
によれば、上記目的は、現像剤を貯蔵する現像剤貯蔵部
と、現像手段と、該現像剤貯蔵部から該現像手段へ上記
現像剤を搬送して補給する搬送手段とを有する現像剤補
給装置において、上記現像手段に補給される現像剤の補
給量を重量にて設定する重量設定手段と、上記現像剤が
上記現像手段に補給される前に、一且該現像剤を設定さ
れた重量に達するまで蓄積して上記現像手段に供給する
蓄積供給手段とが備えられていることにより達成され
る。
【0015】本発明に係る第二の発明によれば、上記目
的は、上記第一の発明において、蓄積供給手段は、該蓄
積供給手段に蓄積している現像剤の重量を検知する重量
検知手段が重量設定手段により設定された重量を検知し
たと同時に、上記現像剤を現像手段に供給するよう設定
されていることにより達成される。
【0016】本発明に係る第三の発明によれば、上記目
的は、上記第一の発明において、蓄積供給手段は蓄積し
ている現像剤の重量の増加と共に下降するよう上下動可
能に支持され、又、上記蓄積供給手段の位置に基づいて
上記現像剤の重量を検知する位置検知手段が重量設定手
段により設定された重量を検知したと同時に、上記現像
剤を現像手段に供給するよう設定されていることにより
達成される。
【0017】本発明に係る第四の発明によれば、上記目
的は、上記第一の発明ないし第三の発明のうちの一つに
おいて、重量設定手段による重量の設定は現像手段にて
消費された現像剤の消費量を検知する消費量検知手段に
基づいていることにより達成される。
【0018】本発明に係る第五の発明によれば、上記目
的は、上記第四の発明において、消費量検知手段による
消費量の検知は現像手段の現像剤の残量の時間変化に基
づいていることにより達成される。
【0019】本発明に係る第六の発明によれば、上記目
的は、上記第一の発明において、消費量検知手段による
消費量の検知は像担持体に担持されている現像剤の濃度
である印字濃度又は複写される原稿の画像の濃度である
原稿濃度の二つの濃度のうちの少くとも一方の濃度に基
づいていることにより達成される。
【0020】すなわち、本出願に係る第一の発明におい
て、現像手段に現像剤が補給される前に、蓄積供給手段
が重量設定手段にて設定された重量まで上記現像剤を蓄
積して上記現像手段に供給するので、環境等に左右され
ることなく常時適切な量の現像剤が上記現像手段に補給
される。
【0021】又、本出願に係る第二の発明において、上
記第一の発明の蓄積供給手段は、該蓄積供給手段に蓄積
している現像剤の重量を検知する重量検知手段が重量設
定手段により設定された重量を検知したと同時に、上記
現像剤を現像手段に供給するよう設定されているので、
常時適切な量の現像剤が上記現像手段に迅速にて補給さ
れる。
【0022】更に、本出願に係る第三の発明において、
上記第一の発明の蓄積供給手段は蓄積している現像剤の
重量の増加と共に除々に下降するよう上下動可能に支持
され、又、上記蓄積供給手段の位置に基づいて上記現像
剤の重量を検知する位置検知手段が重量設定手段により
設定された重量を検知したと同時に、上記現像剤を現像
手段に供給するよう設定されているので、常時適切な量
の現像剤が上記現像手段に迅速にて補給される。
【0023】又、本出願に係る第四の発明において、上
記第一の発明ないし第三の発明のうちの一つの重量設定
手段は現像手段にて消費された現像剤の消費量を検知す
る消費量検知手段に基づいて重量を設定するよう設定さ
れているので、上記現像剤が上記現像手段に現像動作が
為された間の消費量に応じた量にて補給される。
【0024】更に、本出願に係る第五の発明において、
上記第四の発明の消費量検知手段は現像手段の現像剤の
残量の時間変化に基づいて消費量を検知するよう設定さ
れているので、上記現像剤が上記現像手段に現像動作が
為されている時点での消費量に応じた量にて補給され
る。
【0025】又、本出願に係る第六の発明において、上
記第四の発明の消費量検知手段は像担持体に担持されて
いる現像剤の濃度である印字濃度又は複写される原稿の
画像の濃度である原稿濃度の二つの濃度のうちの少くと
も一方の濃度に基づいて消費量を検知するよう設定され
ているので、上記現像剤が上記現像手段に現像動作が為
されている時点での印字濃度又は原稿濃度の二つの濃度
のうちの少くとも一方の濃度に応じた量にて補給され
る。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0027】(第一の実施形態)先ず、本発明の第一の
実施形態の現像剤補給装置の構成に関して図1から図5
の図面に基づいて説明する。尚、図10及び図11に関
連して説明した従来の現像剤補給装置との共通箇所には
同一符号を付して説明を省略する。
【0028】上記現像剤補給装置1には、図1及び図2
に示されているように、吐出口8から自由落下してきた
トナーを蓄積して補給口12に補給するよう、上記現像
剤補給装置1に形成された軸体15に回動可能に軸支さ
れている蓄積台16と、該蓄積台16を該軸体を中心に
して上下方向に回動させる電磁ソレノイド17とが設け
られている。
【0029】上記蓄積台16の上面には重量検知手段と
してセンサ等で構成されている重量検知器18が固定さ
れており、上記蓄積台16上に蓄積したトナーの重量を
常時検知している。
【0030】上記電磁ソレノイド17は通電がON、又
はOFFとされることにより蓄積台16に係止されてい
る出入部19を上記電磁ソレノイド17の内外に出し入
れして上記蓄積台16を軸体15を中心にして回動させ
るよう設定されている。
【0031】上記現像剤補給装置1の有する現像容器1
0には、消費量検知手段として該現像容器10の内部に
収容されているトナーの残量の時間変化に基づいて検知
する消費量検知器14が設けられており、該消費量検知
器14の検知に基づいて、蓄積台16上に蓄積されるべ
きトナーの重量を設定するよう重量設定手段としてCP
U(図示せず)が上記現像剤補給装置1を活用せる画像
形成装置20に設けられている。
【0032】尚、図3は本実施形態の現像剤補給装置1
の一部上視断面図を示している。ここで、上記現像剤補
給装置1において、現像容器10に補給されるトナーの
重量の設定に関して図4を用いて説明する。
【0033】上記消費量検知器14には現像容器10の
内部に位置する圧電振動子(図示せず)が設けられてい
る。該圧電振動子(図示せず)は上記現像容器10の内
部に収容されているトナー量が所定量以下であるときに
はトナーから圧力を受けることなく振動している。しか
し、上記現像容器10の内部に上記トナーが十分に収容
されているときには収容量の増加につれて上記トナーか
ら受ける圧力が増加することによってほとんど振動する
ことができなくなると同時に、上記トナーから受ける圧
力によりピエゾ効果が上記圧電振動子(図示せず)にて
発生する。そこで、本実施形態では、ピエゾ効果が発生
している間は、上記圧電振動子(図示せず)が出力信号
を出力するよう設定されている。
【0034】以上から、トナーが上限の収容量まで収容
されている現像容器10を用いて、上記圧電振動子(図
示せず)が出力信号の出力を開始してから終了するまで
の時間(以下、この時間を周期と呼び、T〔sec〕で
表すことにする。)を消費量検知器14が測定して上記
現像容器10における上記トナーの消費の速さ(以下、
この速さを消費速度と呼ぶ。)を検知するよう設定され
ている。
【0035】上述を受けて、図4にて周期Tと消費量検
知器14がこのT〔sec〕を検知したときに現像容器
10に補給されるトナーの重量値W〔g〕との関係を表
すグラフの一例が示されており、このグラフを表される
関係式がCPU(図示せず)のメモリに予め記憶されて
いる。
【0036】尚、図4において、T0〔sec〕は、現
像装置4により標準的な消費速度である標準消費速度に
て現像動作が為されたときに、消費量検知器14が検知
する周期を表し、W0〔g〕は、該消費量検知器が周期
0〔sec〕を検知したときに、現像容器10に補給
されるトナーの重量値を表している。
【0037】以下、上記CPU(図示せず)により現像
容器10に補給されるトナーの重量値の設定方法に関し
て説明する。
【0038】上記消費量検知器14が図4に示されてい
る周期T1を検知したときには、T1〔sec〕はT
0〔sec〕よりも長いことから、T1〔sec〕におけ
る消費速度は標準消費速度よりも遅いことを示してい
る。故に、上記消費量検知器14が周期T1〔sec〕
を検知してから現像容器10にトナーが補給されるまで
の間、該現像容器10に収容されているトナーの収容量
はほとんど減少していないと見倣すことができる。よっ
て、周期がT0〔sec〕以上の時に、上記現像容器1
0の内部に残留しているトナーの量は同じであることか
ら、重量W〔g〕=W0〔g〕のトナーが上記現像容器
10に補給される。
【0039】一方、上記消費量検知器14が図4に示さ
れている周期T2〔sec〕を検知したときには、T
2〔sec〕はT0〔sec〕よりも短いことから、T2
〔sec〕における消費速度は標準消費速度よりも速い
ことを示している。故に、上記消費量検知器14が周期
2〔sec〕を検知してから現像容器10にトナーが
補給されるまでの間にも、現像スリーブ9の現像動作が
為されているので、上記現像容器10に収容されている
トナーの収容量はかなり減少していると見倣すことがで
きる。よって、上記消費量検知器14が周期T2〔se
c〕を検知してから上記現像容器10にトナーが補給さ
れるまでの間に該現像容器10に収容されているトナー
の収容量の減少量を見越して、重量W2〔g〕に相当す
るトナーが上記現像容器10に補給される。
【0040】以上の構成の現像剤補給装置1により現像
容器10へのトナーの補給動作が以下の流れにより為さ
れる。
【0041】上記消費量検知器14による周期Tの検知
に基づいて、CPU(図示せず)が重量検知器18に現
像容器10へ補給されるトナーの重量値を伝達し、同時
に駆動装置13の作動を開始させる。
【0042】上記駆動装置13に設けられたモータ(図
示せず)等が、所定の時間の間、撹拌機5及びスクリュ
ー7を回動させる間、トナー容器2に貯蔵されていたト
ナーが上記撹拌機5により撹拌されて解されつつ供給口
6から自由落下した後、上記スクリュー7により吐出口
8の上部まで搬送される。
【0043】上記吐出口8から自由落下してきたトナー
は図1の状態にある蓄積台16に設けられた重量検知器
18上にCPU(図示せず)にて設定された重量に達す
るまで蓄積する。
【0044】上記重量検知器18は蓄積台16上に蓄積
されているトナーの重量がCPU(図示せず)に設定さ
れた重量を検知すると同時に、電磁ソレノイド17への
通電がONになることにより出入部19が上記電磁ソレ
ノイド17の内部に引き込まれて、上記蓄積台16が図
2に示されている状態になるまでr1方向に回動する。
【0045】上記蓄積台16上から滑り落ちたトナーは
補給口12にて自由落下して現像容器10の内部に収容
され、スクリュー11により図2の長手方向に搬送され
て均一に分布された後、現像スリーブ9に供給される。
【0046】上記電磁ソレノイド17は、蓄積台16の
回動動作を開始させてから所定の時間の後通電がOFF
とされることにより、出入部19を上記電磁ソレノイド
17の内部から外部に向けて押し出して図2の状態にあ
る蓄積台16を図1の状態になるまでr2方向に回動さ
せることにより、次の蓄積動作に備えるよう設定されて
いる。
【0047】尚、本実施形態では、蓄積台16の回動動
作を開始してから所定の時間の後に電磁ソレノイド17
が上記蓄積台16をr2方向に回動させることにより、
次の蓄積動作に備えるよう設定されているが、次の蓄積
動作に備える方法は上記の方法に限定されるものではな
く、他の方法として、上記蓄積台16が図2の状態にあ
る重量検知器18が該蓄積台16上に蓄積されているト
ナーの重量を0であると検知すると同時に、上記電磁ソ
レノイド17が上記蓄積台16をr2方向に回動させて
次の蓄積動作に備えるよう設定する方法等が考えられ
る。
【0048】次に、上記現像剤補給装置1を活用せる画
像形成装置の一例である画像形成装置20の構成に関し
て図5を用いて説明する。
【0049】図5は上記画像形成装置20の概略構成を
示した主断面図である。該画像形成装置20の本体21
には、該本体21の内部にて回動可能に軸支されている
感光ドラム22が設けられており、複写動作が為される
ときには上記本体21に設けられている駆動手段(図示
せず)により駆動されて矢印R1の方向に所定の周速度
であるプロセススピードで回動するよう設定されてい
る。上記感光ドラム22の上方には、上から順に、ユー
ザーが複写を望んでいる原稿S上の文字等により成る原
稿画像を読み込む画像読み込み装置23と、該画像読み
込み装置23により読み込まれた上記原稿画像に基づい
て上記感光ドラム22の表面上にレーザLaを露光して
静電潜像を形成する露光装置24が設けられている。
【0050】上記画像読み込み装置23は、本体21の
上面に設けられているプラテンガラスGを通して原稿S
に光を照射することにより原稿画像を走査するよう上記
本体21の上面に平行な面上で紙面の左右方向に移動可
能に支持されている原稿照明ランプ25と、上記原稿S
に反射された光の進行方向を屈曲されて随時所定の方向
に変更するミラー26,27,28と、進行方向の変更
を受けた光の焦点を所定の焦点に調整するレンズ29
と、所定の焦点に調整された光を受信して電気信号に変
換することにより上記原稿画像を読み込む光電センサ3
0とが図5に示された位置に各々配設されている。
【0051】尚、上記原稿Sがフルカラー原稿である場
合には、一般に原稿画像は画像読み込み装置23により
マゼンダ成分、シアン成分、イエロー成分、ブラック成
分に色分解されて読み込まれることから、原稿照明ラン
プ25による走査動作は四回為されるよう設定されてい
る。
【0052】上記露光装置24は、電気信号に基づいて
レーザを点滅させて照射するレーザ発信機31と、本体
21に設けられている駆動手段(図示せず)により所定
の周速度で回動して上記レーザを帯状の平行ビームに変
更するよう上記本体21に回動可能に支持されているポ
リゴンスキャナ32と、上記平行ビームの進行方向を変
更するミラー33とが図5に示された位置に各々配設さ
れている。
【0053】一方、上記感光ドラム22の周囲には、時
計回りに順に、該感光ドラム22の表面上に均一に逆極
性の電荷を付与して帯電させる帯電器34と、上記感光
ドラム22の表面上に付与された電荷に平行ビームが露
光することにより形成された静電潜像にマゼンダ、シア
ン、イエロー、ブラックのトナーを付与してトナー像を
形成する現像装置4,4,4,4と、本体21に回動可
能に軸支されており、上記感光ドラム22がR1方向に
回動すると同時に該感光ドラム22に圧接してR1方向
とは逆方向であるR2方向に従動回動するよう設定され
ていることで、上記トナー像を転写材Pに転写する転写
ドラム35と、転写動作に用いられることなく上記感光
ドラム22の表面上に残留したトナー等の汚れを除去す
るクリーニング装置36とが図5に示された位置に各々
配設されている。
【0054】上記転写ドラム35の周辺部には、本体2
1に回動可能に軸支され、転写材Pを該転写ドラム35
に吸着させる吸着ローラ37と、マゼンダ、シアン、イ
エロー、ブラックのトナーのうちの必要最小限の色に相
応する転写動作が為された転写材Pを上記転写ドラム3
5から分離する分離爪38と、分離動作を補助する押し
上げコロ39とが図5に示された位置に各々配設されて
いる。
【0055】尚、上記吸着ローラ37は転写動作が為さ
れる前に予め転写ドラム35に圧接して、転写材Pを該
転写ドラム35に静電力により吸着させるよう設定され
ている。
【0056】又、上記転写ドラム35の左方向には、左
側から順に、トナー像を転写材Pに熱及び圧力により定
着させる定着装置40と、上記転写ドラム35から分離
爪38及び押し上げコロ39により分離された転写材P
を上記転写ドラム35から上記定着装置40に搬送する
搬送ベルト41とが配設されている。
【0057】上記定着装置40には、本体21に設けら
れた駆動手段(図示せず)により回動するよう該本体2
1に回動可能に軸支され、転写材Pに熱伝導により熱を
供給してトナーを該転写材Pの上面に熱定着する定着ロ
ーラ42と、上記本体21に回動可能に軸支され、該定
着ローラ42の回動に従動して回動するよう該定着ロー
ラ42の下方から該定着ローラ42に圧接されている加
圧ローラ43とが設けられている。
【0058】上記定着ローラ42の内部には、該定着ロ
ーラ42を加熱するハロゲンヒータ等のヒータ44が設
けられており、熱定着動作時には該ヒータ44から供給
された熱が更に熱伝導により上記定着ローラ42から転
写材P及びトナー像に供給されることにより、該トナー
像が溶融し混色して上記転写材Pに溶け込む。
【0059】上記加圧ローラ43は熱定着動作が為され
ると同時に転写材Pの下面を加圧することによりトナー
像の溶融を促進させるだけでなく、上記加圧ローラ43
の内部に設けられたハロゲンヒータ等のヒータ45が上
記加圧ローラ43を加熱することにより該加圧ローラ4
3から上記転写材Pに熱伝導させて熱定着動作を補助し
ている。
【0060】上記した熱定着動作及び加圧動作の二動作
によりトナー像の転写材Pへの定着動作が為されてい
る。
【0061】一方、上記本体21の内部の下部領域に
は、予め所定のサイズごとに転写材Pを収容している収
容カセット46,47,48が上記本体21の内部から
外部へと出入自在に該本体21の内部に装着されてい
る。上記収容カセット46,47,48には、該収容カ
セット46,47,48の各々に収容されている上記転
写材Pを一枚だけ分離して転写ドラム35と吸着ローラ
37とが圧接している圧接位置に向けて給送する分離給
送部46a,47a,48aが図5に示されている位置
に配設されている。
【0062】又、上記下部領域には、収容カセット4
6,47,48又はユーザーが直接転写材Pを圧接位置
に給送するよう上記本体21の右側面に設けられた手差
し部49のいずれか一つから上記圧接位置に給送される
転写材Pが通過する給送路Ruが上記収容カセット4
6,47,48又は上記手差し部49のいずれか一つか
ら上記圧接位置近傍まで延出して設けられている。
【0063】上記給送路Ruには、給送途中の転写材P
を下流から上流に向けて流すよう本体21に回動可能に
軸支されているローラ50,51,52,53,54
と、上記転写材Pの向きを所定の向きに修正する修正動
作及び感光ドラム上のトナー像が形成されている領域と
上記転写材P上の上記トナー像が転写される領域とが転
写動作が為される時に対向するよう調整する調整動作の
二動作を為すよう上記本体21に回動可能に軸支された
レジストローラ55とが設けられている。
【0064】以上の構成の画像形成装置20により、一
連の複写過程が以下の流れにより行われる。
【0065】原稿Sの、例えばマゼンダに対応する、原
稿画像を画像読み込み装置23が読み込んだ後に電気信
号に変換する。露光装置24は、該電気信号に基づい
て、感光ドラム22上の帯電器34により付与された電
荷に露光してマゼンダに対応した不可視形態の静電潜像
を形成する。この後、上記感光ドラム22上の静電潜像
が形成された領域は該感光ドラム22のR1方向への回
動により現像装置4に対向すると現像容器10に回動可
能に軸支されている現像スリーブ9からマゼンダのトナ
ーが付与されて可視形態のマゼンダのトナー像が形成さ
れた領域となる。
【0066】一方、ユーザーが複写を希望するサイズの
転写材Pは、例えば、収容カセット48から分離給送部
48aにより取り出された後、給送路Ruをローラ5
0,51,52,53,54によりレジストローラ55
へと給送され、該レジストローラ55による修正動作と
調整動作の二動作が為された後、圧接位置に向けて搬送
される。
【0067】上記圧接位置に到達した転写材Pは、吸着
ローラ37により電荷を付与されることにより転写ドラ
ム35との間に働く静電力により該転写ドラム35に吸
着して巻き付く。その後、感光ドラム22のR1方向へ
の回動により上記転写材Pが該感光ドラム22上のトナ
ー像が形成された領域と圧接した時に、上記転写材Pと
上記トナー像との間に働く静電力により該トナー像が上
記転写材Pに引き付けられて転写される。
【0068】以下同様の過程により、例えば、シアン、
イエロー、ブラックの順に原稿画像の読み込み動作から
各々の色に対応するトナー像の転写材Pへの転写動作が
為されて該転写材P上には四色のトナー像の各々の複写
画像が一致するよう四層に積層される。
【0069】四色のトナー像の転写動作が為された転写
材Pは、分離爪38及び押し上げコロ39により転写ド
ラム35から分離され、搬送ベルト41により定着装置
40に送出される。その後、上記トナー像は定着ローラ
42と加圧ローラ43との熱及び圧力による定着動作に
て溶融し混色して上記転写材Pに定着する。
【0070】以上の流れを経た転写材Pは定着装置40
の下流で本体21に回動可能に軸支されている排紙ロー
ラ56により上記本体21の左側面に取り付けられた排
紙トレイ57上に排紙されることで、複写動作が終了す
る。
【0071】(第二の実施形態)次に、本発明の第二の
実施形態の現像剤補給装置の構成に関して図1及び図5
を代用すると共に、図6に基づいて説明する。尚、図1
0及び図11に関連して説明した従来の現像剤補給装置
と、第一の実施形態との共通箇所には同一の符号を付
し、又、上記現像剤補給装置に関する補給動作及び複写
過程は第一の実施形態と共通であるので説明を省略す
る。
【0072】上記現像剤補給装置は第一の実施形態の現
像剤補給装置1の有する消費量検知器の代わりに、消費
量検知手段として、光を照射するようLED等で構成さ
れている発光部(図示せず)と光を受信する受光部(図
示せず)と有する反射型フォトセンサ(図示せず)を用
いている。
【0073】上記反射型フォトセンサ(図示せず)は、
発光部(図示せず)が光を発光させて感光ドラム22上
の静電潜像が形成されることのない領域であるパッチ画
像領域に担持されているトナー像(以下、該トナー像を
パッチ画像と呼ぶ。)に照射したときの光量である発光
光量に対する、受光部(図示せず)がパッチ画像にて反
射された光を受光したときの光量である受光光量の比
(以下、この比を反射率と呼び、Dで表す。)に基づい
て現像容器10の内部に収容されているトナーの消費量
を検知するよう設定されている。
【0074】ここで、上記現像剤補給装置において、現
像容器10に補給されるトナーの重量の設定に関して図
6を用いて説明する。尚、図6に示されているW〔g〕
は反射型フォトセンサ(図示せず)が検知した反射率D
に対応して上記現像容器10に補給されるトナーの重量
を示している。
【0075】上記反射型フォトセンサ(図示せず)は所
定の間隔にて検知動作を為すよう設定されている。とこ
ろで、図6において、D0は現像容器10の内部に収容
されているトナーの量が所定量まで落ち込んだときに上
記反射型フォトセンサ(図示せず)が検知する反射率を
示しており、W0〔g〕は該反射型フォトセンサ(図示
せず)が反射率D0を検知したときに上記現像容器10
に補給されるトナーの重量を示している。故に、以下の
流れにより上記現像容器10に補給されるトナーの重量
の設定が為される。
【0076】上記反射型フォトセンサ(図示せず)があ
る検知動作にて反射率D1を検知したときには、上述し
たように、現像容器10の内部に収容されているトナー
の収容量が所定量より多いことを示しているので上記現
像容器10へのトナーの補給動作は為されない。しかる
後、上記反射型フォトセンサ(図示せず)の検知した反
射率DがD0未満の示す間は上記現像容器10へのトナ
ーの補給動作は為さず、Dが始めてD0以上を示したと
きにこのDに対応する重量W〔g〕のトナーが上記現像
容器10に補給されてDの値を0近傍の値に復帰させ
る。
【0077】一方、上記反射型フォトセンサ(図示せ
ず)が検知動作を開始して間もなくDがD0以上の反射
率D2を示したときには、現像容器10の内部に収容さ
れているトナーの収容量が所定量まで急速に落ち込んで
いることを示しているので、D2に対応する重量W
2〔g〕のトナーが上記現像容器10に補給されてDの
値を0近傍の値に復帰させる。
【0078】本実施形態の現像剤補給装置では、検知動
作が為されている時点における現像容器10のトナー収
容量を検知することにて該現像容器10に補給されるト
ナーの重量を設定しているが、複写動作が為されている
間に為された任意の補給動作から次の補給動作が為され
るまでの時間を検知する手段を反射型フォトセンサ(図
示せず)等に備えさせることにより、消費速度に対応し
てトナーを適量にて補給するよう設定することができ
る。
【0079】以上、消費量検知手段の実施形態として第
一の実施形態及び本実施形態を挙げたが、消費量検知器
及び反射型フォトセンサ(図示せず)に限定されるもの
ではなく、他の実施形態として、原稿濃度と該原稿濃度
に基づいて複写動作が為される際に消費されるトナー量
との関係を表す関係式等をCPUのメモリに記憶させる
ことにより、画像読み込み装置23が読み取った原稿濃
度に基づいて上記CPUが現像容器10に補給するトナ
ーの重量を設定する形態が考えられる。
【0080】又、感光ドラム22から転写材Pに転写さ
れたトナー像の濃度とこの濃度を達成するのに現像スリ
ーブ9から上記感光ドラム22上に形成された静電潜像
に付与されるトナーの重量との関係を表す関係式等をC
PU(図示せず)のメモリに記憶させることにより、反
射型又は透過型のフォトセンサが検知した上記転写材P
の濃度に基づいて上記CPU(図示せず)が現像容器1
0に補給するトナーの重量を設定する形態が考えられ
る。
【0081】(第三の実施形態)次に、本発明の第三の
実施形態の現像剤補給装置58の構成に関して図7から
図9のうちの一つに基づいて説明する。尚、図10及び
図11に関連して説明した従来の現像剤補給装置と、第
一の実施形態又は第二の実施形態との共通箇所には同一
の符号を付し、上記現像剤補給装置58に関する重量設
定動作及び複写動作は第一の実施形態と同様であるので
説明を省略する。
【0082】上記現像剤補給装置58には、吐出口8か
ら自由落下してきたトナーを蓄積して補給口12に補給
するよう、上記現像剤補給装置58に形成された軸体1
5に回動可能に軸支されている蓄積板59と、光を照射
する発光部(図示せず)と反射されてきた光を受信する
受光部(図示せず)とを有するフォトインタラプタ60
と、上記現像剤補給装置58を活用せる画像形成装置
(図示せず)に設けられたCPU(図示せず)により設
定された重量に等しい量のトナーが上記蓄積板59の上
面に蓄積された時に図7の状態にある蓄積板59が回動
して図8に示されているように上記トナーが上記フォト
インタラプタ60を遮光するよう、上記蓄積板59に付
与する力の大きさを変化させる重量設定手段としての加
圧部材61と、上記フォトインタラプタ60が遮光され
た時に上記トナーが上記補給口12に自由落下するよ
う、上記蓄積板59の下面に固定されているワイヤ62
を巻取って上記蓄積板59を下方向に回動させるモータ
63とが設けられている。
【0083】上記モータ63は、トナーが補給口12に
自由落下し始めてから所定の時間を経た後、ワイヤ62
を送り出して蓄積板59を上方向に回動させて次のトナ
ー補給に備えるよう設定されている。
【0084】以上の構成の現像剤補給装置58により以
下の流れで現像容器10へのトナーの補給が為される。
【0085】消費量検知器による周期T〔sec〕の検
知に基づいて、CPU(図示せず)が加圧部材61によ
り蓄積板59に付与される圧力の大きさを設定し、同時
に駆動装置の作動を開始させる。
【0086】上記駆動装置に設けられたモータ(図示せ
ず)等が、所定の時間の間、撹拌機5及びスクリュー7
を回動させ、トナー容器2に貯蔵されていたトナーが上
記撹拌機5により撹拌されて解されつつ供給口6から自
由落下した後、上記スクリュー7により吐出口8の上部
まで搬送される。
【0087】上記吐出口8から自由落下してきたトナー
は図8の状態にある蓄積板59上に蓄積を開始して該蓄
積板59を上記トナーの重量によりフォトインタラプタ
60が遮光されるまでr3方向に回動させる。
【0088】上記フォトインタラプタ60が遮光される
と同時に、CPU(図示せず)がモータ63を駆動させ
て蓄積板59の下面に固定されているワイヤ62を巻取
って上記蓄積板を図9の状態になるまでr3方向に更に
回動させる。
【0089】上記蓄積板59上から滑り落ちたトナーは
補給口12にて自由落下して現像容器10の内部に収容
され、スクリュー11により図9の長手方向に搬送され
て均一に分布された後、現像スリーブ9に供給される。
【0090】上記モータ63は、蓄積板59の回動動作
を開始してから所定の時間の後、ワイヤ62を送り出し
て図9の状態にある蓄積台59を図7の状態になるまで
r2方向に回動させることにより、次の蓄積動作に備え
る。
【0091】
【発明の効果】以上説明したように、本出願に係る第一
の発明によれば、現像手段に現像剤が補給される前に、
蓄積供給手段が重量設定手段にて設定された重量まで上
記現像剤を蓄積して上記現像手段に供給するので、環境
等に左右されることなく常時適切な量の現像剤を上記現
像手段に補給することができる。
【0092】又、本出願に係る第二の発明によれば、上
記第一の発明の蓄積供給手段は該蓄積供給手段に蓄積し
ている現像剤の重量を検知する重量検知手段が重量設定
手段により設定された重量を検知したと同時に、上記現
像剤を現像手段に供給するよう設定されているので、常
時適切な量の現像剤を上記現像手段に迅速に補給するこ
とができる。
【0093】更に、本出願に係る第三の発明によれば、
上記第一の発明の蓄積供給手段は蓄積している現像剤の
重量の増加と共に下降するよう上下動可能に支持され、
又、上記蓄積供給手段の位置に基づいて上記現像剤の重
量を検知する位置検知手段が重量設定手段により設定さ
れた重量を検知したと同時に、上記現像剤を現像手段に
供給するよう設定されているので、常時適切な量の現像
剤を上記現像手段に迅速にて補給することができる。
【0094】又、本出願に係る第四の発明によれば、上
記第一の発明ないし第三の発明のうちの一つの重量設定
手段は現像手段にて消費された現像剤の消費量を検知す
る消費量検知手段に基づいて重量を設定せるよう設定さ
れているので、上記現像剤を上記現像手段に現像動作が
為された間の消費量に応じた量にて補給することができ
る。
【0095】更に、本出願に係る第五の発明によれば、
上記第四の発明の消費量設定手段は現像手段の現像剤の
残量の時間変化に基づいて消費量を検知するよう設定さ
れているので、上記現像剤を上記現像手段に現像動作が
為されている時点での消費量に応じた量にて補給するこ
とができる。
【0096】又、本出願に係る第六の発明によれば、上
記第四の発明の消費量設定手段は像担持体に担持されて
いる現像剤の濃度である印字濃度又は複写される原稿の
画像の濃度である原稿濃度の二つの濃度のうちの少なく
とも一方の濃度に基づいて消費量を検知するよう設定さ
れているので、上記現像剤を上記現像手段に現像動作が
為されている時点での印字濃度又は原稿濃度の二つの濃
度のうちの少なくとも一方の濃度に応じた量にて補給す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一の実施形態におけるトナー蓄積動作中途の
現像剤補給装置の主断面図である。
【図2】第一の実施形態におけるトナー補給動作中途の
現像剤補給装置の主断面図である。
【図3】第一の実施形態における現像剤補給装置の一部
上視断面図である。
【図4】第一の実施形態におけるCPUが重量を設定す
るときの基準となるグラフである。
【図5】第一の実施形態の現像剤補給装置を活用せる画
像形成装置の主断面図である。
【図6】第二の実施形態におけるCPUが重量を設定す
るときの基準となるグラフである。
【図7】第三の実施形態におけるトナー蓄積動作開始前
の現像剤補給装置の主断面図である。
【図8】第三の実施形態におけるトナー蓄積動作中途の
現像剤補給装置の主断面図である。
【図9】第三の実施形態におけるトナー補給動作中途の
実施形態の現像剤補給装置の主断面図である。
【図10】従来の現像剤補給装置の主断面図である。
【図11】従来の現像剤補給装置の一部上視断面図であ
る。
【符号の説明】
2 トナー容器(現像剤貯蔵部材) 3 搬送装置(搬送手段) 4 現像装置(現像手段) 14 消費量検知器(消費量検知手段) 16 蓄積台(蓄積供給手段) 17 電磁ソレノイド(蓄積供給手段) 18 重量検知器(重量検知手段) 59 蓄積板(蓄積供給手段) 60 フォトインタラプタ(位置検知手段) 61 加圧部材(重量設定手段) 62 ワイヤ(蓄積供給手段) 63 モータ(蓄積供給手段)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像剤を貯蔵する現像剤貯蔵部と、現像
    手段と、該現像剤貯蔵部から該現像手段へ上記現像剤を
    搬送して補給する搬送手段とを有する現像剤補給装置に
    おいて、上記現像手段に補給される現像剤の補給量を重
    量にて任意の所定値にて設定する重量設定手段と、上記
    現像剤が上記現像手段に補給される前に、一且該現像剤
    を設定された重量に達するまで蓄積して上記現像手段に
    供給する蓄積供給手段とが備えられていることを特徴と
    する現像剤補給装置。
  2. 【請求項2】 蓄積供給手段は、該蓄積供給手段に蓄積
    している現像剤の重量を検知する重量検知手段が重量設
    定手段により設定された重量を検知したと同時に、上記
    現像剤を現像手段に供給するよう設定されていることと
    する請求項1に記載の現像剤補給装置。
  3. 【請求項3】 蓄積供給手段は蓄積している現像剤の重
    量の増加と共に下降するよう上下動可能に支持され、
    又、上記蓄積供給手段の位置に基づいて上記現像剤の重
    量を検知する位置検知手段が重量設定手段により設定さ
    れた重量を検知したと同時に、上記現像剤を現像手段に
    供給するよう設定されていることとする請求項1に記載
    の現像剤補給装置。
  4. 【請求項4】 重量設定手段による重量の設定は現像手
    段にて消費された現像剤の消費量を検知する消費量検知
    手段に基づいていることとする請求項1ないし請求項3
    のうちの1項に記載の現像剤補給装置。
  5. 【請求項5】 消費量検知手段による消費量の検知は現
    像手段の現像剤の残量の時間変化に基づいていることと
    する請求項4に記載の現像剤補給装置。
  6. 【請求項6】 消費量検知手段による消費量の検知は像
    担持体に担持されている現像剤の濃度である印字濃度又
    は複写される原稿の画像の濃度である原稿濃度の二つの
    濃度のうちの少くとも一方の濃度に基づいていることと
    する請求項4に記載の現像剤補給装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011022289A (ja) * 2009-07-15 2011-02-03 Ricoh Co Ltd トナー補給装置、現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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