JPH1013344A - 光送信装置 - Google Patents

光送信装置

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JPH1013344A
JPH1013344A JP8164930A JP16493096A JPH1013344A JP H1013344 A JPH1013344 A JP H1013344A JP 8164930 A JP8164930 A JP 8164930A JP 16493096 A JP16493096 A JP 16493096A JP H1013344 A JPH1013344 A JP H1013344A
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JP
Japan
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light emitting
emitting element
circuit
input
signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP8164930A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadayoshi Ogawa
忠義 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH1013344A publication Critical patent/JPH1013344A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な回路構成でありながら、発光素子の発
光特性の劣化速度を低減するとともに焼損を防止するこ
とのできるようにした光送信装置を容易に提供できるよ
うにする。 【解決手段】 発光素子2の駆動回路を有する光送信装
置10において、駆動回路への入力信号が一定時間以上
連続して入力されると入力信号を遮断するように動作す
るタイマ回路1dを駆動回路の入力に併設して設けるこ
とにより、発光素子2が連続して発光し続けないように
動作する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光送信装置に関し、
詳しくはその回路構成に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、パソコンやPDAといわれる携帯
情報端末機器等では、配線接続を行わないでもデータ通
信を行えるとともに、通信データ距離が短くて傍受され
難い光通信機能を有するものが多くなっている。このよ
うな光通信は、構造が簡単で安価であるとともに使用が
容易で、光ノイズとなる光発生源が可視光よりも少なく
通信の信頼性を向上し易い赤外線を通信光として用いる
ことが多い。そこで、送信装置の光源として赤外線発光
ダイオード(以下「発光素子」と称す)を用い、受光装
置の受光素子としてフォトダイオード(ホトダイオー
ド)やフォトトランジスタ(ホトトランジスタ)等を用
いれば、赤外線による光通信を容易に行えるようにな
る。
【0003】図3はそのような光通信装置の光送信装置
を示し、GaAs等からなる発光素子2と、発光素子2
に電流を供給して送信信号に応じた赤外線を発光させる
ための半導体集積回路装置(以下「送信装置」と称す)
12とから構成され、送信装置12は送信信号を生成す
るためのCPU等からなる制御回路1aと、発光素子2
を駆動するための回路とから構成されている。
【0004】また、発光素子2のアノードは電流制限用
の抵抗3を介して電源電圧(Vcc)に接続され、その
カソードは送信装置12の端子T1に接続されている。
更に、制御回路1aからの信号出力が抵抗1bを介して
NPN型のトランジスタ1cのベースに接続され、トラ
ンジスタ1cのコレクタは端子T1に接続され、そのエ
ミッタは基準電位(GND)に接続されている。
【0005】このような構成により、図示しない操作キ
ー等からの制御入力に応じて制御回路1aで図4に示す
ような送信すべき信号データを生成してトランジスタ1
cの導通を制御するようにすれば、発光素子2に数10
mA乃至数100mA程度の電流が流れて0.93乃至
0.95μmの波長の赤外線を発光するようになる。こ
の赤外線を図示しない受光装置の受光素子で受光し、受
光装置で波形成形処理やデータ処理等を行うことにより
光通信を行えるようになっている。
【0006】図4の信号はトランジスタ1cのベース電
圧を示し、発光区間T間の間隔t0及びt1の時間によ
り送信データが決まるようになっている。即ち、図4
(a)では、発光区間T間の間隔が短い場合(t1)を
データ“1”とし発光区間T間の間隔が長い場合(t
0)をデータ“0”として、シリアルに信号を伝達して
いる様子を表している。尚、発光区間Tは図4(b)に
時間軸を拡大して示すように数10kHzのキャリア信
号で変調されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
送信装置12は、その誤動作や誤った使用法等により発
光素子2に長時間に亘って大電流が流れ続けて発光素子
2が異常に発熱することがある。このようなことが生じ
ると、発光素子2の発光特性が劣化し光信号の伝達距離
が低下したり、発熱が発光素子2の許容損失を上回って
パッケージの信頼性が低下したりすることがあるととも
に、発熱が更に続いた場合には発光素子2が焼損して信
号を送信できなくなってしまうことさえあった。
【0008】尚、発光素子2は略純粋なエポキシ樹脂を
用いた略透明なパッケージで半導体チップを封止して発
光を透過できるようにしているが、この透明パッケージ
は他の材料を混入した黒色のパッケージよりも耐熱性や
機械的強度等の信頼性が低くなっているので、前述のよ
うなことが起こり易くなってしまう。そこで本発明はこ
れらの問題を解決し、簡単な回路構成でありながら、発
光素子の発光特性の劣化速度を低減するとともに焼損を
防止することのできるようにした光送信装置を容易に提
供できるようにすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の問題を解決するた
めに、請求項1の記載に係わる光送信装置は、発光素子
2の駆動回路を有する光送信装置10において、駆動回
路への入力信号が一定時間以上連続して入力されると入
力信号を遮断するように動作するタイマ回路1dを駆動
回路の入力に併設して設けることにより、発光素子2が
連続して発光し続けないように動作することを特徴とす
る。また、請求項2に記載の光送信装置は、発光素子2
を駆動回路を有する光送信装置11において、発光素子
2による発熱を検出するための感温回路4を駆動回路の
入力に併設して設けることにより、発光素子2が所定温
度以上に発熱しないように動作することを特徴とする。
【0010】本発明のような回路構成をとることによ
り、請求項1の記載に係わる光送信装置10は、発光素
子へ信号が連続して入力されることが無くなり発光素子
に大電流が流れ続けることがなくなる。また、請求項2
の記載に係わる光送信装置11は、発光素子の発熱に応
じて駆動電流が制限されるようになって発光素子が異常
に発熱することがなくなる。更に、請求項1または請求
項2の記載に係わる光送信装置は、外付け部品の少ない
簡単な回路構成で発光素子の焼損を無くすことができる
ようになる。
【0011】
【実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1及び図
2を参照しながら詳細に説明する。尚、本明細書では全
図面を通して同一または同様の回路要素には同一の符号
を付して重複する説明を省略している。図1は、本発明
の第1の実施形態としての光送信装置10を示し、図3
の従来例と次のような相違がある。即ち、制御回路1a
の出力が抵抗1f及び1bを介してトランジスタ1cの
ベース入力に接続されるとともに、トランジスタ1cの
ベースにタイマ回路1dが接続され、その出力はエミッ
タが基準電位に接続されコレクタが抵抗1f及び抵抗1
bの接続点に接続されたNPN型のトランジスタ1eの
ベースに接続されている。
【0012】このような構成により、タイマ回路1dで
予め設定された時間よりも短い期間の信号が入力されて
いるときには従来と同様な動作を行うとともに、予め設
定された時間よりも長い信号が入力されたときには、ト
ランジスタ1eを導通させてトランジスタ1cのベース
入力を低レベルにすることにより、発光素子2に大電流
が流れ続けるのを防止できるようになっている。その
後、更に所定の時間を経過して発光素子2の発熱が低下
した後、タイマ回路1dの出力を低レベルにしてトラン
ジスタ1eを遮断状態にし、通常の動作状態に復帰する
ように動作する。タイマ回路の設定時間としては、例え
ば、キャリアの周期(tc)の数倍程度にするのが良
い。また、好ましくは、トランジスタ1eのベース入力
を制御回路1aにも帰還するようにして、発光素子2へ
の信号が遮断されているときには制御回路1aから信号
を出力しないようにするのが良い。
【0013】図2は、本発明の第2の実施形態としての
光送信装置11を示し、図3の従来例と次のような相違
がある。即ち、感温回路として、一端が基準電位に接続
された感温素子4が端子T2を介して光送信装置11に
接続されるとともに、端子T2は非反転入力(+)が基
準電位1hに接続された比較器(コンパレータ)1gの
反転入力(−)に接続されている。比較器1gの反転入
力は更に抵抗1iを介して電源電圧に接続され、その出
力はエミッタが基準電位に接続されコレクタが抵抗1f
及び抵抗1bの接続点に接続されたトランジスタ1eの
ベースに接続されている。尚、感温素子4としては、温
度上昇に伴いその抵抗値が低下する負の温度係数を有す
るサーミスタ等を用いれば良く、その設定温度は発光素
子2の定格の動作温度範囲内の温度に設定するのが良
い。
【0014】このような構成により、発光素子2に大電
流が流れて発光素子2が発熱すると、発熱に応じて感温
素子4の抵抗値が低下することにより比較器の入力電圧
が低下し、所定の温度を検出すると比較器1gの出力が
反転してトランジスタ1eが導通することによりトラン
ジスタ1cのベース電圧が低下するので、発光素子2に
大電流が流れ続けて異常発熱することがなくなり、発光
特性が劣化したり焼損したりするのを防止できるように
なる。
【0015】尚、本発明は上述の実施形態のみに限定さ
れるものではなく、抵抗3を光送信装置10または11
に内蔵するようにしても構わないし、複数の発光素子を
同時に駆動するような光送信装置に用いても構わない。
また、タイマ回路1dは、光送信装置10に用いられて
いるクロック信号をカウンタ回路でカウントするような
回路でも、ワンショットモノマルチ回路等を用いて入力
が有ってから一定時間を作るような回路でも構わない。
更に、感温回路は、光送信装置11内部の温度依存性の
有る回路を利用するようにしても構わないし、比較器1
gを省略して感温素子4の一端をトランジスタ1cのベ
ースに直接接続し、発熱に応じてトランジスタ1cの導
通状態を可変させて発光素子2に流れる電流を制限する
ようにしても構わない。勿論、トランジスタ1cを外付
けにしたり、MOS型のトランジスタを用いるようにし
ても構わないし、信号データの信号体系(フォーマッ
ト)には依存しない。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、請求項1
の記載に係わる光送信装置は、発光素子へ信号が連続し
て入力されることが無くなり発光素子に大電流が流れ続
けることがなくなるので、発光素子が不要に発熱するこ
とが無くその発光特性が急速に劣化したり発光素子の信
頼性が低下したりすることが無くなるとともに、発光素
子が焼損して光送信ができなくなることが無くなるとい
う効果がある。
【0017】また、請求項2の記載に係わる光送信装置
は、発光素子の発熱に応じて駆動電流が制限されるよう
になって発光素子が異常に発熱することがなくなるの
で、発光素子が不要に発熱することが無くその発光特性
が急速に劣化したり発光素子の信頼性が低下したりする
ことが無くなるとともに、発光素子が焼損して光送信が
できなくなることが無くなるという効果がある。
【0018】更に、請求項1または請求項2の記載に係
わる光送信装置は、外付け部品の少ない簡単な回路構成
で発光素子の焼損を無くすことができるようになるの
で、光送信装置の信頼性が向上するとともに光送信装置
を用いた光通信システムの信頼性が向上することにな
り、光通信を容易に使用できるようになるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す回路図、
【図2】本発明の他の実施形態を示す回路図、
【図3】従来の光送信装置を示す回路図、
【図4】発光素子の駆動波形例を示すタイミング図であ
る。
【符号の説明】
10、11:光送信装置(半導体集積回路装置) 1a :制御回路(CPU) 1c、1e:トランジスタ 1d :タイマ回路 1g :比較器(コンパレータ) 2 :発光素子(赤外線発光ダイオード) 4 :感温素子(サーミスタ)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光素子の駆動回路を有する光送信装置
    において、前記駆動回路への入力信号が一定時間以上連
    続して入力されると前記入力信号を遮断するように動作
    するタイマ回路を前記駆動回路の入力に併設して設ける
    ことにより、前記発光素子が連続して発光し続けないよ
    うに動作することを特徴とする光送信装置。
  2. 【請求項2】 発光素子を駆動回路を有する光送信装置
    において、前記発光素子による発熱を検出するための感
    温回路を前記駆動回路の入力に併設して設けることによ
    り、前記発光素子が所定温度以上に発熱しないように動
    作することを特徴とする光送信装置。
JP8164930A 1996-06-25 1996-06-25 光送信装置 Pending JPH1013344A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8164930A JPH1013344A (ja) 1996-06-25 1996-06-25 光送信装置

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JP8164930A JPH1013344A (ja) 1996-06-25 1996-06-25 光送信装置

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Publication Number Publication Date
JPH1013344A true JPH1013344A (ja) 1998-01-16

Family

ID=15802551

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JP8164930A Pending JPH1013344A (ja) 1996-06-25 1996-06-25 光送信装置

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JP (1) JPH1013344A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003049328A1 (fr) * 2001-12-07 2003-06-12 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Appareil emetteur optique

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2003049328A1 (fr) * 2001-12-07 2003-06-12 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Appareil emetteur optique
CN1312862C (zh) * 2001-12-07 2007-04-25 松下电器产业株式会社 光传输装置
US7298977B2 (en) 2001-12-07 2007-11-20 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Optical transmitter

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