JPH10133135A - 光ビーム偏向装置 - Google Patents

光ビーム偏向装置

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JPH10133135A
JPH10133135A JP8290186A JP29018696A JPH10133135A JP H10133135 A JPH10133135 A JP H10133135A JP 8290186 A JP8290186 A JP 8290186A JP 29018696 A JP29018696 A JP 29018696A JP H10133135 A JPH10133135 A JP H10133135A
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JP
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light beam
piezoelectric element
light
electrodes
incident
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JP8290186A
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English (en)
Inventor
Hideki Ito
秀樹 伊藤
Masaki Takahashi
正樹 高橋
Yuji Suzuki
祐司 鈴木
Shunsuke Hattori
俊介 服部
Yoriyuki Ishibashi
頼幸 石橋
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】回転機械要素を不要化でき、全体の小型化、高
精度・高分解能化を実現でき、しかも外部からの振動の
影響を受け難い光ビーム偏向装置を提供する。 【解決手段】光ビーム11の進行路上に配置される透光
性の圧電素子12と、この圧電素子12の表面に設けら
れた透明の電極13a,13bと、圧電素子12の光ビ
ーム入射面Aと光ビーム出射面Bとの間の光路長を変化
させて光ビーム11の光軸を偏向させるために電極13
a,13bを介して圧電素子12に電圧を印加する電圧
印加手段15とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザビーム等の
光ビームの光軸を偏向させる光ビーム偏向装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】周知のように、レーザプリンタあるいは
レーザプリンタを記録部に備えたデジタル複写機では、
単一のレーザ光源から送出されたレーザビームを走査要
素である回転多面鏡で偏向し、この偏向光で感光体表面
を走査して画像記録を行っている。
【0003】このような装置において、記録速度を高め
ようとする場合には、レーザビームを変調するための画
像情報の転送速度を大きくしたり、回転多面鏡の回転速
度を上げたりする必要がある。しかし、これらの増加量
には自ずと限界があるため、単一のレーザビームによる
記録速度の向上には限界がある。
【0004】そこで、このような欠点を克服するため
に、最近ではたとえば特公平1−43294号公報等に
示されているように、複数のレーザビームで同時に感光
体表面を走査し、それぞれのレーザビームを異なる画像
情報で変調して画像記録を実施する方法が提案されてい
る。
【0005】これらの方法では、形成画像の複数ライン
分を複数のレーザビームを用いて同時に作成するため、
回転多面鏡の速度や画像情報転送レートを変更せずにレ
ーザビームの本数分だけ記録速度を向上させることが可
能となる。
【0006】このような、いわゆるマルチビーム走査装
置において、複数のレーザビームを得るための発光源と
しては、1チップの中に複数の半導体レーザをアレイ状
に配置した発光源を用いるものと、複数の独立したレー
ザダイオードを用いるものとが知られている。
【0007】前者の1チップ中にレーザダイオードをア
レイ状に配置した発光源を用いる方式は、ビーム間の間
隔が変動しにくく、しかも小型化できる利点がある。し
かし、高速記録を行うために発光出力を増加させると、
−方のレーザダイオードの発光が他方のレーザダイオー
ドに影響を与えるクロストークが発生する問題がある。
また、構造的にビーム問隔を狭めることが困難で、ビー
ム間隔を数記録ライン分だけ離さなければならない。こ
のため、感光体の移動方向に対して、後方で記録するビ
ームは先にスキャンしたビームによって形成された画像
部分を飛び越して記録する必要があり、画像形成行程が
複雑になるなどの欠点を有している。
【0008】一方、後者の独立した複数のレーザダイオ
ードからなる発光源を用いる方式は、大出力化が可能
で、双方のクロストークの問題もなく、また高精細記録
のための短波長化も可能である。しかし、反面、互いに
独立したレーザダイオードを光学ユニットに組込む必要
があるため、ビーム間隔を所定の値に設定することが困
難で、また環境温度や素子自身の発熱等によりビーム間
隔が変動してしまうという欠点を有している。
【0009】−般に、レーザ走査光学系はレーザ発光源
から感光体表面まで数10倍の拡大光学系として構成され
るので、レーザ発光源間の位置決めにはサブミクロンの
精度を必要とする。しかし、実際問題として、これだけ
の取付精度を確保することは不可能である。このため、
独立した複数のレーザダイオードを用いるマルチビーム
走査装置においては、ビームピッチを補正して一定値に
するための光ビーム偏向装置を組込む必要がある。
【0010】このような光ビーム偏向装置としては、図
9(a) に示すような、平行平板光学素子1を用いるもの
が知られている。この装置では、平行平板光学素子1
を、その一方の面を入射面Aとし、他方の面を出射面B
として光ビーム2の進行経路上に、光ビーム2の光軸に
対して入射面Aを傾け、かつ図中破線矢印3で示す方向
に回動自在に配置している。すなわち、この装置は、平
行平板光学素子1に対する光ビーム2の入射角をθ1
ら図9(b) に示すようにθ2 に変えると、空気中の光の
屈折率と光学素子中の屈折率との異なりに起因して光ビ
ームの出射角が変化し、これによって出射光ビーム4の
光軸位置が破線位置から実線位置に移動することを利用
している。
【0011】そして、実際に平行平板光学素子1に対す
る光ビーム2の入射角θを変える手段としては、平行平
板光学素子1にたとえばステッピングモータと減速機と
からなる回転駆動機構を連結し、ビームピッチの誤差情
報をもとにして上記回転駆動機構で平行平板光学素子1
を回転させる方法が採用されている。
【0012】しかしながら、平行平板光学素子1を用
い、この平行平板光学素子1を回転駆動機構で回転させ
て光ビーム2の入射角を変え、これによって光ビームを
偏向させるようにした装置では、外部にステッピングモ
ータなどのアクチュエータを取付ける必要があり、高分
解能駆動を実現するにはウォームギヤなどの減速機も組
込む必要がある。このため、小型化が難しく、またギヤ
のバックラッシュのために高精度に駆動することが困難
であった。また、光ビームを偏向させる際に力学的な運
動が伴うため、平行平板光学素子1を高速に回転または
振動させた場合には、光ビーム偏向装置自体が加振源と
なり、他の光学系に悪影響を与える原因にもなってい
る。また、平行平板光学素子1を回転支持しているため
に、外乱振動の影響を受け易く、光ビームの光軸精度を
保つことが困難であった。また、従来の光ビーム偏向装
置をたとえばデジタル複写機に組み込もうとした場合に
は、光ビーム走査装置の内部に光ビーム偏向装置で用い
る回転駆動機構などを組み込む必要があり、これらが光
ビームの光路の邪魔になり、光ビーム走査装置の小型化
の妨げとなる。また、モータや減速器からの振動が他の
光学系に悪影響を与える問題もある。さらに、回転支持
されている平行平板光学素子1が回転多面鏡や原稿を読
取るためのスキャナなどの振動によって振動し、光ビー
ムの光軸精度を保つことが困難であるなどの問題もあっ
た。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、従来の光
ビーム偏向装置にあっては、回転機械要素を用いて光ビ
ームを偏向させる方式を採用しているので、小型化や高
精度・高分解能化が困難で、しかも外部からの振動の影
響を受け易く、そのうえ自身が振動源となるなどの問題
があった。
【0014】そこで本発明は、上述した不具合を解消で
き、たとえばマルチビーム走査系のビームピッチ補正系
などに組込むのに適した光ビーム偏向装置を提供するこ
とを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る光ビーム偏向装置は、光ビームの進行
路上に配置される透光性の圧電素子と、この圧電素子の
表面に設けられた電極と、前記圧電素子の光ビーム入射
面と光ビーム出射面との間の光路長を変化させて光ビー
ムの光軸を偏向させるために前記電極を介して上記圧電
素子に電圧を印加する電圧印加手段とを備えている。
【0016】なお、前記圧電素子は、光ビーム入射面と
光ビーム出射面とが平行な形状に形成されていてもよい
し、光ビーム入射面と光ビーム出射面とが非平行な形状
に形成されていてもよい。
【0017】また、前記圧電素子は、光ビーム入射面お
よび光ビーム出射面の少なくとも一方を光ビームの入射
光軸に対して傾けて配置されていてもよい。また、前記
圧電素子は、一表面を光ビームの入射面と出射面とし、
上記一表面と対向する他表面に上記入射面から入射した
光ビームを上記出射面に導く反射ミラーを備えていても
よい。
【0018】さらに、前記圧電素子は、ランタンの添加
されたチタン酸ジルコン酸鉛(PLZT)で形成されて
いることが好ましい。上記構成の光ビーム偏向装置は、
光軸を偏向させるに際してアクチュエータや減速機を必
要としないため、全体の小型化が可能である。また、印
加電圧に対する圧電素子の厚さ変化量が極めて微小であ
るため、容易に高精度で高分解能な光ビーム偏向が可能
である。さらに、可動部分は圧電素子だけであり、これ
らは非常に小さくでき、しかも圧電素子自体を装置に固
定することができるため、外乱振動が光軸に与える影響
を少なくすることができ、高速で駆動した場合にも振動
を発生しにくく、他の光学系に悪影響を与えることは少
ない。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら発明の
実施形態を説明する。図1(a) には本発明の第1の実施
形態に係る光ビーム偏向装置の概略構成が示されてい
る。
【0020】同図において、11は被偏向ビームとして
の平行な光ビームを示している。この光ビーム11の進
行路上には平行平板状に形成された透光性の圧電素子1
2が配置されている。この圧電素子12は、たとえばラ
ンタンの添加されたチタン酸ジルコン酸鉛(PLZT、
モル比でたとえばP91:L9:Z65:T35)で形成されている。
圧電素子12の両面にはインジウム錫酸化物(ITO)
を蒸着法やスパタリング法で付着させて形成された透明
の電極13a,13bが設けられている。すなわち、圧
電素子12は、一方の表面を光ビーム11の入射面Aと
し、対向する他方の表面を光ビーム11の出射面Bと
し、これら入射面Aと出射面Bとに電極13a,13b
を備えている。この圧電素子12は、電極13a,13
b間方向に分極処理されており、電極13a,13b間
に電圧が印加されると、圧電効果により入射面Aと出射
面Bの間の厚さが変化するように構成されている。そし
て、この例では、光ビーム11の光軸に対して入射面A
が所定角度θi だけ傾くように光ビーム11の進行経路
上に圧電素子12が固定されている。
【0021】電極13a,13bにはリード線14a,
14bの一端側が接続されており、リード線14a,1
4bの他端側は電圧印加手段としての可変直流電源15
に接続されている。なお、この可変直流電源15は、外
部からの制御信号に応じて出力電圧を変化させるもので
もよい。
【0022】このような構成であると、光ビーム11が
圧電素子12の入射面Aにある入射角θi で入射する
と、空気中の光の屈折率と圧電素子12の屈折率との異
なりに起因して、ある出射角θo で光ビームが出射し、
偏向された光ビーム11aとなる。
【0023】今、図1(a) に示すように、電極13a,
13b間に可変直流電源15である値の電圧を印加して
いる状態(あるいは電圧を印加していない状態)のとき
の圧電素子12の厚みをW1 とする。この状態から図1
(b) に示すように、電極13a,13b間に可変直流電
源15で上記値以上の電圧を印加すると、この電圧印加
に伴って圧電素子12の厚みが(W1 +ΔW1 )に増加
する。この結果、出射した光ビーム11aの光軸位置が
破線位置から実線位置へと移動し、ここに光ビームの偏
向制御が可能となる。
【0024】すなわち、圧電素子12の屈折率をnと
し、空気中の屈折率を1とすると、このときの光ビーム
11aの偏向量Δxは次式で表される。 θo = sin-1( 1/n・sin θi ) …(1) Δx=ΔW1 ・(tan θi −tan θo )・cos θi …(2) 今、圧電定数d33=7.0 ×10-7[mm/V]、厚みW1 =10[m
m]、屈折率n=2.5 のPLZTで形成された圧電素子1
2を用い、光ビーム11の入射角θi =30゜となるよう
に装置を構成し、電極13a,13b間に1000[V] の電
圧を印加したときのビームシフト量は、(1) 、(2) 式よ
り、Δx=2.26×10-3[mm]となり、分解能の高い偏向を
実現できることになる。
【0025】そして、この場合には、光軸を偏向させる
に際してアクチュエータや減速機を必要としないため、
全体を十分に小型化することができる。また、印加電圧
に対する圧電素子の厚さ変化量が極めて微小であるた
め、容易に高精度で高分解能な光ビーム偏向が可能とな
る。また、可動部分は圧電素子12だけであり、この圧
電素子12を装置に固定することができるので、外乱振
動が光軸に与える影響を少なくすることができ、高速で
駆動した場合にも振動を発生しにくく、他の光学系に悪
影響を与えることもない。
【0026】なお、図1に示す例では、電極13a,1
3bを取付けた方向に厚さが変化する圧電素子12を用
いているが、図2(a) 、(b) に示すように、電極13
a,13bを取付けた方向と直交する方向に厚さが変化
するように分極処理された透光性の圧電素子12aを用
いてもよい。この場合には、電極13a,13bが透明
である必要性はない。
【0027】また、図1および図2に示す例では、入射
面Aと出射面Bとが平行な平行平板状に形成された透光
性の圧電素子を用いているが、図3(a) に示すように入
射面Aと出射面Bとが非平行に形成された透光性の圧電
素子12bを用いることもできる。
【0028】図3(a) に示す例では、入射面Aに対して
出射面Bがある傾斜角φを持つ楔形に形成されたPLZ
T製の圧電素子12bを用いている。この圧電素子12
bの入射面Aおよび出射面Bには図1に示した例と同様
に透明の電極13a,13bが設けてあり、これら電極
13a,13bはリード線14a,14bを介して電圧
印加手段としての可変直流電源15に接続されている。
すなわち、この例においても、圧電素子12bは電極1
3a,13b間方向に分極処理されている。そして、こ
の例では、入射面Aが光ビーム11の進行路に対して垂
直となるように、光ビーム11の進行経路上に圧電素子
12bが固定されている。
【0029】このような構成であると、圧電素子12b
の電極13a,13b間に位置している部分の厚みが異
なっているので、電極13a,13b間に電圧を印加す
ると、印加電圧値に応じて圧電素子12bの厚み変化量
に異なりが生じる。
【0030】このため、圧電素子12bの最も薄い部分
の厚みをW2 とし、最も厚い部分の厚みをW3 としたと
き、図3(b) に示すように印加電圧値を変化させると、
厚み変化量ΔW2 とΔW3 とに差が生じ、この差によっ
て入射面Aに対する出射面Bの傾斜角φがΔφ変化す
る。この変化量Δφによって出射面Bに対する光ビーム
11の入射角が変化することになり、圧電素子12bか
らの出射した光ビーム11aの出射角ωがΔω変化し、
この変化量Δωによって光ビーム11の偏向が可能にな
る。
【0031】すなわち、圧電素子12aの屈折率をnと
し、圧電素子12bの入射面A側の長さをLとし、入射
面Aに垂直に光ビーム11を入射させた場合の偏向角Δ
ωは次式で表される。
【0032】 Δω= sin-1[n・tan -1{{W3 +ΔW3 −(W2 +ΔW2 )}/L}] − sin-1[n・tan -1(W3 −W2 )/L] …(3) 今、圧電定数d33=7.0 ×10-7[mm/V]、厚みW2 =10[m
m],W3 =15[mm]、屈折率n=2.5 のPLZTで形成さ
れた圧電素子12bを用い、光ビーム11の入射角θi
=0[deg]となるように装置を構成し、電極13a,13
b間に1000[V]の電圧を印加したときの光ビームの偏向
角Δωは、(3) 式より、Δω=0.0287[deg] となり、分
解能の高い偏向を実現できることになる。
【0033】なお、図3に示す例では、電極13a,1
3bを取付けた方向に分極処理された圧電素子12bを
用いているが、図2に示したように、電極を取付けた方
向と直交する方向に分極処理された圧電素子を用いても
同様の偏向動作を行わせることができる。また、入射面
Aと出射面Bとの両方に傾斜を持たせた圧電素子を用い
て光ビームを偏向させることもできる。
【0034】また、図1および図3に示す例では、光ビ
ームを透明の電極を通して入射面Aに入射させ、出射面
Bから出た光ビームを透明の電極を通して出射させてい
るが、図4(a) 、(b) に示すように、光ビーム11が通
過する部分を避けるように電極13a,13bを設ける
ことによって、不透明の電極を使用可能とすることがで
きる。
【0035】図5(a) には本発明の第6の実施形態に係
る光ビーム偏向装置の概略構成が示されている。先に示
した例では、いずれのものも圧電素子の一方の表面を入
射面Aとし、対向する他方の表面を出射面Bとしている
が、この例に係る装置では、圧電素子12cの一方の表
面の半分を入射面Aとし、残りの半分を出射面Bとし、
この一方の表面と対向する他方の表面に入射面Aから入
射した光ビーム11を出射面Bに導く導電性の反射ミラ
ー17を設けている。そして、入射面Aと出射面Bとに
供されている一方の表面には透明の電極13aが設けて
あり、また反射ミラー17の背面には透明あるいは不透
明の電極13bが設けられている。すなわち、この圧電
素子12cは、電極13a,13b間方向に分極処理さ
れている。そして、電極13a,13bはリード線14
a,14bを介して電圧印加手段としての可変直流電源
15に接続されている。
【0036】このように構成された光ビーム偏向装置で
は、入射面Aに対して光ビーム11が斜めに入射する
と、この光ビーム11は反射ミラー17へと進み、反射
ミラー17で反射されて出射面Bへと進んだ後に出射面
Bから光ビーム11aとなって出射する。このとき、電
極13a,13b間に可変直流電源15から電圧を印加
すると、圧電素子12cの入射面A(出射面B)と反射
ミラー17との間の厚さが変化する。したがって、入射
面Aより入射してきた光ビームの光路長が変化すること
になり、出射面Bより出射する光ビーム11aの偏向が
可能となる。
【0037】すなわち、圧電素子12cの屈折率をnと
し、入射面A(出射面B)と反射ミラー17との間の厚
み変化量ΔW4 とし、光ビーム11の入射面Aへの入射
角をθi とし、反射ミラー17での反射角をθo とする
と、光ビーム11aの偏向量Δyは次式で表される。
【0038】 θo = sin-1(1/n・sin θi ) …(4) Δy= 2・ΔW4 ・tan θo ・cos θi …(5) 今、圧電定数d33=7.0 ×10-7[mm/V]、厚みW4 =10
[mm]、屈折率n=2.5 のPLZTで形成された圧電素子
12cを用い、光ビーム11の入射角θi =30゜となる
ように装置を構成し、電極13a,13b間に1000[V]
の電圧を印加したときの光ビームの偏向量Δyは、(4)
、(5) 式より、Δy=2.47×10-3[mm]となり、分解能
の高い偏向を実現できることになる。
【0039】なお、図5に示す例では、電極13a,1
3bを取付けた方向に分極処理された圧電素子12cを
用いているが、図2に示したように、電極を取付けた方
向と直交する方向に分極処理された圧電素子を用いても
同様の偏向動作を行わせることができる。
【0040】図6には本発明に係る光ビーム偏向装置を
マルチビーム走査装置、ここには2本のレーザビームを
用いて画像記録を行うレーザプリンタに組込んでビーム
ピッチの補正を行うようにした例の概略構成が示されて
いる。
【0041】図中、2la,2lbは独立した半導体レ
ーザダイオードで形成されたレーザ発光源を示してい
る。これらレーザ発光源21a,21bは、この例では
光軸を直交させて配置されており、図示しない公知の画
像情報供給系から送られた画像情報に応じて変調されて
点滅する。レーザ発光源2la,2lbから送出された
拡散光は、それぞれレンズ22a,22bによって平行
光に変換された後に印加電圧の大きさによって偏向量が
任意に制御される光ビーム偏向装置、ここでは図1に示
したものと同様に構成された光ビーム偏向装置23a,
23bによって偏向される。
【0042】光ビーム偏向装置23a,23bによって
それぞれ偏向されたレーザビームLa,Lbは、ハーフ
ミラ−24によって後述する感光ドラム30の表面での
プリンタ解像度と同一値(たとえば0.042mm)のピッチと
なるように合成される。
【0043】合成されたレーザビームLa,Lbは、高
速で回転する8面体の多面鏡からなるポリゴンミラ−2
5によって偏向されてターゲットである感光ドラム30
の表面を同時に走査する。なお、ポリゴンミラ−25は
ポリゴンモータ26により回転駆動される。ポリゴンミ
ラ−25によって走査されるレーザビームLa,Lb
は、感光ドラム30の表面で結像するようにf−θレン
ズ27を通過した後に感光ドラム30の表面を主走査方
向(図中実線矢印Sで示す方向)に走査する。なお、感
光ドラム30は図示しない駆動系によって副走査方向
(図中実線矢印Fで示す方向)に回転駆動される。
【0044】レーザビームLa,Lbによる走査範囲
で、感光ドラム30の画像形成領域には掛らない走査開
始側位置には反射ミラー28が配置してあり、レーザビ
ームLa,Lbはこの反射ミラー28を介してレーザビ
ームLa,Lbの主走査方向位置と副走査位置とを検出
するためのセンサ29に導かれる。センサ29はレーザ
発光源1a,1bに対し、感光ドラム30の表面と光学
的に共役な位置に設置されている。
【0045】感光ドラム30の表面への画像記録は、レ
ーザビームLa、Lbの照射を受けてセンサ29から出
力される走査方向の位置検出信号(走査開始の基準とな
る信号)に同期して行われる。すなわち、センサ29か
ら主走査方向検出信号が出力された時点からー定時間経
過後に画像ビデオ情報に応じてレーザビームLa,Lb
の変調が開始される。これにより感光ドラム表面の画像
がレーザビームLa,Lbの走査方向と直交する方向に
正しく整列する。なお、図6では、センサ29から出力
される主走査方向検出信号に同期して画像記録のための
レーザ変調を画像ビデオデータにしたがって実施するた
めの制御回路が省略されている。
【0046】プリンタ解像度が設定されると、2本のレ
ーザビームLa,Lbの感光ドラム30の表面での走査
方向と直交する方向(副走査方向)のピッチをプリンタ
解像度と同じにする必要がある。この例ではプリンタ解
像度を600dpiに設定しているので、ビームピッチを0.04
2mm に設定する必要がある。記録画質の低下を免れるた
めに、ビームピッチはピッチ精度が数ミクロン以下であ
ることが要求される。しかし、レーザビームは発光源か
ら感光ドラム30に至るまでに20〜60倍程度に拡大
され、しかもレーザ発光源2la,2lbがそれぞれ独
立に匡体に取付けられているので、取付け時の調整のみ
ではビームピッチ精度を維持することは不可能である。
さらに、レーザ発光源21a,21bは動作時に発熱
し、熱変形による取付け位置変化が発生するため、やは
り定常的にピッチ精度を維持することは不可能である。
【0047】そこで、この例では上記の問題を以下のよ
うにして解決している。すなわち、この例ではセンサ2
9を感光ドラム30の表面と光学的に共役な位置に配置
し、このセンサ29と検知回路31とで2本のレーザビ
ームLa,Lbの感光ドラム30の表面での結像位置
(照射位置)を検出し、設定値からの偏差を得ている。
そして、その偏差信号を元にレーザビームLa,Lbの
光路中にそれぞれ配置された光ビーム偏向装置23a,
23bを制御するための制御信号を制御回路32にて生
成し、この制御信号をPLZT駆動回路33にフィード
バックして光ビーム偏向装置23a,23bの偏向量を
制御し、これによってレーザビームLa,Lbの結像位
置を所定位置に収めるようにしている。
【0048】図7には光ビーム偏向装置23a,23b
を構成している圧電素子12を装置に固定するための固
定構造が示されている。この例では、装置のベース41
に段付き部42を形成するとともに、この段付き部42
に角型アーチ状に形成された取付具43を固定してい
る。取付具43の上辺で内側位置には係止部44が形成
されている。そして、取付具43内に、この取付具43
とベース41とによって周面が囲まれ、かつベース41
の段部と係止部44とによって一方の表面の周縁部が係
止されるように圧電素子12を装着し、この状態で取付
具43に装着されたネジ45で圧電素子12をベース4
1に対して押圧固定している。
【0049】このような光ビーム偏向装置23a,23
bと制御回路とを用いてビームピッチの補正を良好に行
うことができる。図8には本発明に係る光ビーム偏向装
置を、1本のレーザビームを用いて画像記録を行うレー
ザプリンタにビーム走査装置として組込んだ例の概略構
成が示されている。
【0050】図中、5lは半導体レーザダイオードで形
成されたレーザ発光源を示している。レーザ発光源51
は、図示しない公知の画像情報供給系から送られた画像
情報に応じて変調されて点滅する。レーザ発光源5lか
ら送出された拡散光は、レンズ52によって平行光に変
換された後に印加電圧の大きさによって偏向量が任意に
制御される光ビーム偏向装置、ここでは図3に示したも
のと同様に構成された光ビーム偏向装置53によって偏
向される。
【0051】光ビーム偏向装置53によって偏向された
レーザビームLaは、感光ドラム54の表面で結像する
ようにf−θレンズ55を通過した後に感光ドラム54
の表面を主走査方向(図中実線矢印Sで示す方向)に走
査する。なお、感光ドラム54は図示しない駆動系によ
って副走査方向(図中実線矢印Fで示す方向)に回転駆
動される。
【0052】一方、感光ドラム54の副走査に同期させ
て主走査制御を行う制御回路56が設けてあり、この制
御回路56の出力は光ビーム偏向装置53を制御するP
LZT制御回路57に与えられる。PLZT制御回路5
7は、光ビーム偏向装置53の圧電素子に偏向角を連続
的に変化させて主走査を行わせるための電圧を印加す
る。
【0053】このように、光ビーム偏向装置53を走査
装置として組込むことによって、走査系の小型化に寄与
できるばかりか、走査系から回転部をなくすことが可能
となる。
【0054】なお、上述した各例において、光ビーム偏
向装置を従属的に複数設けることによって偏向量の増大
や偏向方向の自由度を拡大するようにしてもよい。ま
た、透光性の圧電素子としては、必ずしもPLZTに限
られるものではない。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
光軸を偏向させるに際してアクチュエータや減速機を必
要としないために全体を小型化でき、また印加電圧に対
する圧電素子の厚さ変化量が極めて微小であるため、容
易に高精度で高分解能な光ビーム偏向を実現できる。さ
らに、可動部分は圧電素子だけであり、これらは非常に
小さくでき、しかも圧電素子自体を装置に固定すること
ができるため、外乱振動が光軸に与える影響を少なくす
ることができ、高速で駆動した場合にも振動を発生しに
くく、他の光学系に悪影響を与えることは少ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a) は本発明の第1の実施形態に係る光ビーム
偏向装置の概略構成図で、(b)は同装置に制御電圧を印
加したときの偏向形態を説明するための図
【図2】(a) は本発明の第2の実施形態に係る光ビーム
偏向装置の概略構成図で、(b)は同装置に制御電圧を印
加したときの偏向形態を説明するための図
【図3】(a) は本発明の第3の実施形態に係る光ビーム
偏向装置の概略構成図で、(b)は同装置に制御電圧を印
加したときの偏向形態を説明するための図
【図4】(a) は本発明の第4の実施形態に係る光ビーム
偏向装置の要部概略構成図で、(b) は本発明の第5の実
施形態に係る光ビーム偏向装置の要部概略構成図
【図5】(a) は本発明の第6の実施形態に係る光ビーム
偏向装置の概略構成図で、(b)は同装置に制御電圧を印
加したときの偏向形態を説明するための図
【図6】本発明に係る光ビーム偏向装置をマルチビーム
走査方式のレーザプリンタに組込んでビームピッチの補
正を行うようにした例の概略構成図
【図7】同プリンタにおける圧電素子の固定構造を説明
するための図
【図8】本発明に係る光ビーム偏向装置を1ビーム走査
方式のレーザプリンタに走査装置として組込んだ例の概
略構成図
【図9】従来の光ビーム偏向装置を説明するための図
【符号の説明】
A…入射面 B…出射面 11…入射側の光ビーム 11a…出射側の光ビーム 12,12a,12b,12c…透光性の圧電素子 13a,13b…電極 14a,14b…リード線 15…可変直流電源 17…反射ミラー 23a,23b,53…光ビーム偏向装置 21a,21b,51…レーザ光源 25…ポリゴンミラー 27…f−θレンズ 29…センサ 30,54…感光ドラム 31…検知回路 32…制御回路 33,57…PLZT駆動回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 服部 俊介 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 石橋 頼幸 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ビームの進行路上に配置される透光性の
    圧電素子と、 この圧電素子の表面に設けられた電極と、 前記圧電素子の光ビーム入射面と光ビーム出射面との間
    の光路長を変化させて光ビームの光軸を偏向させるため
    に前記電極を介して上記圧電素子に電圧を印加する電圧
    印加手段とを具備してなることを特徴とする光ビーム偏
    向装置。
  2. 【請求項2】前記圧電素子は、光ビーム入射面と光ビー
    ム出射面とが平行な形状に形成されていることを特徴と
    する請求項1に記載の光ビーム偏向装置。
  3. 【請求項3】前記圧電素子は、光ビーム入射面と光ビー
    ム出射面とが非平行な形状に形成されていることを特徴
    とする請求項1に記載の光ビーム偏向装置。
  4. 【請求項4】前記圧電素子は、光ビーム入射面および光
    ビーム出射面の少なくとも一方を光ビームの入射光軸に
    対して傾けて配置されることを特徴とする請求項1に記
    載の光ビーム偏向装置。
  5. 【請求項5】前記圧電素子は、一表面を光ビームの入射
    面と出射面とし、上記一表面と対向する他表面に上記入
    射面から入射した光ビームを上記出射面に導く反射ミラ
    ーを備えていることを特徴とする請求項1に記載の光ビ
    ーム偏向装置。
  6. 【請求項6】前記圧電素子は、ランタンの添加されたチ
    タン酸ジルコン酸鉛(PLZT)で形成されていること
    を特徴とする請求項1に記載の光ビーム偏向装置。
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