JPH10132199A - 感震ガス遮断システム - Google Patents

感震ガス遮断システム

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JPH10132199A
JPH10132199A JP28363296A JP28363296A JPH10132199A JP H10132199 A JPH10132199 A JP H10132199A JP 28363296 A JP28363296 A JP 28363296A JP 28363296 A JP28363296 A JP 28363296A JP H10132199 A JPH10132199 A JP H10132199A
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Shigeru Iwanaga
茂 岩永
Yasuhiro Umekage
康裕 梅景
Yukinori Ozaki
行則 尾崎
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、複数個の家庭にガスを供給するシ
ステムにおいて、地震を検知した時にガス供給を遮断す
る感震ガス遮断システムに関するものであり、より安全
に災害時のガス遮断を行うものである。 【解決手段】 ガス供給基地8に設けられた第1のガス
遮断手段15と第1の感震手段16と、ガスメータ10
〜14に設けた第2のガス遮断手段17と第2の感震手
段18と、第1と第2の感震手段16、18のうち、い
ずれかが地震を検知した時、第1と第2のガス遮断手段
15、17の少なくともいずれかを閉止する制御手段で
構成され、確実に地震を検知して安全にガス遮断するこ
とができるのである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスを複数個の家
庭に供給するガス供給システムにおいて、感震装置とガ
ス遮断装置によって地震を検知した時にガス供給を遮断
する感震ガス遮断システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の感震ガス遮断システム
は、特開平6−50535号公報のようなものが知られ
ていた。以下、その方法について図18を参照しながら
説明する。
【0003】図18に示すように、感震器1、2と、制
御部3、4と、ガス遮断部5、6と、通信ライン7とか
らなっていた。
【0004】ここで、感震器1は地震に応答して振動し
てオンオフするスイッチで、このオンオフの電気パルス
の発生時間を測定して地震か否かを判定していた。そし
て、地震であると判定した時、通信ライン7を介して他
のガス遮断部6の制御部4に送信する。そして、誤遮断
を防止するため両方の感震器1、2の地震判定が地震あ
りと判定した時に地震ありとしてガス遮断部5、6でガ
スを遮断していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
技術では、地震が発生した時、感震器が多数ある場合で
は1つでも地震を検知しない感震器があると、ガス遮断
ができないことになり安全上不十分という課題があり、
しかも感震器の数が多くなればなるほどこの不安全さが
高まるものであった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、ガスを各戸へ供給するガス供給基地と、前
記各戸に設けられたガスメータと、前記ガス供給基地に
より供給されるガスを前記ガスメータに送るガス流路
と、前記ガス供給基地に設けられた第1のガス遮断手段
と、前記ガス供給基地に設けられた第1の感震手段と、
前記各戸へのガス供給を個別に遮断する第2のガス遮断
手段と、前記ガスメータに設けた第2の感震手段と、前
記第1の感震手段と第2の感震手段のうち、いずれかが
地震を検知した時、第1のガス遮断手段または第2のガ
ス遮断手段の少なくとも1つを閉止する制御手段を備え
た構成とした。
【0007】上記発明によれば、万一感震手段の一部に
不具合を生じても確実に地震を検知してガスを遮断する
ことができ、安全性の高いシステムを実現できるのであ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明は、ガスを各戸へ供給する
ガス供給基地と、前記各戸に設けられたガスメータと、
前記ガス供給基地により供給されるガスを前記ガスメー
タに送るガス流路と、前記ガス供給基地に設けられた第
1のガス遮断手段と、前記ガス供給基地に設けられた第
1の感震手段と、前記各戸へのガス供給を個別に遮断す
る第2のガス遮断手段と、前記ガスメータに設けた第2
の感震手段と、前記第1の感震手段と第2の感震手段の
うち、いずれかが地震を検知した時、第1のガス遮断手
段または第2のガス遮断手段の少なくとも1つを閉止す
る制御手段を備えたものである。そして、万一感震手段
の一部に不具合を生じても他の正常な感震手段により確
実に地震を検知してガスを遮断することができる。
【0009】また、第1の感震手段と第2の感震手段の
うち、いずれかが地震を検知した時、第2のガス遮断手
段を閉止する制御手段を備えたものである。そして、最
も下流側でガス遮断を行なえ、復帰作業が小ブロックな
ので迅速な復帰ができる。
【0010】また、第1の感震手段と第2の感震手段の
うち、いずれかが地震を検知した時、第1のガス遮断手
段を閉止する制御手段を備えたものである。そして、地
震感知によって最も上流側でガスを遮断することができ
るので、完全にガス遮断を行え非常に安全なガス遮断遮
断システムとすることができる。
【0011】また、第1の感震手段と第2の感震手段の
うち、第1の感震手段が地震を検知した時、第1のガス
遮断手段を閉止する制御手段を備えた構成とした。そし
て、ガス供給基地での地震による揺れを感知して基地で
ガス遮断し、第2の感震手段は下流側の第2のガス遮断
手段を閉止することに向けられるため、基地での安全性
の確保と下流側での利便性の確保が両立できる。
【0012】また、第2の感震手段が地震を検知した
時、第1のガス遮断手段を閉止する制御手段を備えた構
成とした。 そして、地震による揺れが基地と下流側で
異なっても、ガスを実際に利用する下流側の空間的に広
い領域で情報を得るので地震の兆候を速やかに感知で
き、地震を感知すれば大元のガス供給基地のガスを遮断
するため、ガス供給範囲全体を安全に管理することがで
きる。
【0013】また、複数個の第2の感震手段が地震を検
知した時、第1のガス遮断手段を閉止する制御手段を備
えた構成とした。そして、地震と感知する下流側の感震
手段が複数あってガス遮断することで、誤動作を防止し
たより確実なガス遮断ができる。
【0014】また、第2の感震手段が地震を検知した
時、すべての第2のガス遮断手段を閉止する制御手段を
備えたものである。そして、下流側で部分的に地震感知
した場合でも最も下流側でガス遮断され、利用側での安
全性を確保できる。
【0015】また、複数個の第2の感震手段が地震を検
知した時、すべての第2のガス遮断手段を閉止する制御
手段を備えた構成とした。そして、下流側で部分的に地
震感知した場合でも複数の感震手段で判断するため、誤
動作を防止し且つ利用側での安全性を確保できる。
【0016】また、各感震手段と各ガス遮断手段と制御
手段は、無線手段によって通信するを備えたものであ
る。そして、無線通信によって信号をやり取りすること
で複数個間の信号のやり取りでもネットワーク配線工事
が不要なことと、ガスメータなどが増減しても容易に対
応することができる。
【0017】また、ガス供給基地には各感震手段の感震
情報を報知する感震報知手段を備えた構成とした。そし
て、どこで地震を感知したかなどが基地で容易に管理す
ることができるのである。
【0018】また、第1の感震手段の感震レベルは第2
の感震手段の感震レベルより低く設定したものである。
そして、基地の感震手段の感震レベルの方が低いので、
各戸のガスメータの感震手段が感知するより前に基地側
が感知するように設定でき、大元のガス供給を第一番目
に遮断することで安全性を高め、下流側の感震レベルを
高く設定できるので誤動作を防止することができるので
ある。
【0019】また、第1の感震手段および第2の感震手
段のうち2以上の感震手段が第1の感震レベル以上の地
震を検知した時に、また、第1の感震手段および第2の
感震手段の少なくとも1個の感震手段が第2の感震レベ
ル以上の地震を検知した時に、第1のガス遮断手段また
は第2のガス遮断手段の少なくとも1つを閉止し、第1
の感震レベルは第2の感震レベルより低く設定したもの
である。そして、個々の感震レベルを高く設定できるの
で誤動作を防止することができる。
【0020】また、複数の第2の感震手段はそれぞれ異
なる時刻に感震動作を動作する構成としたものである。
そして、複数個の感震手段で地震を監視できるととも
に、それぞれのガスメータでは感震動作が間欠的になさ
れ省電力化できる。
【0021】また、一方の第2の感震手段は他方の第2
の感震手段の感震動作を順次起動するように情報伝達を
行う呼出手段を備えた構成とした。そして、地震監視が
確実に連続して行われ安全性が確保でき、かつそれぞれ
の感震手段では長時間間隔で感震動作がなされ一層の省
電力化できる。
【0022】また、呼出手段が順次起動する第2の感震
手段の追加、削除を行う感震登録手段を備えたものであ
る。そして、ガスメータを利用する住戸数の増減に対し
て容易に且つ確実に対応できる。
【0023】また、感震手段は振動加速度に応じた信号
が検出できる振動加速度センサーを備えたものである。
そして、振動加速度信号を検出することで地震か否かを
精度よく判別することができる。
【0024】また、第1のガス遮断手段が閉止した後、
第2のガス遮断手段を閉止する制御手段を備えたもので
ある。そして、大地震など特に緊急を要する場合にごく
短時間でガス遮断できる。
【0025】また、第2のガス遮断手段が閉止した後、
第1のガス遮断手段を閉止する制御手段を備えたもので
ある。そして、下流側を確実に閉めた後に大元を遮断す
るため、復帰時の確認作業が容易となり復帰作業が早急
にできる。
【0026】また、各ガス遮断手段の復帰時には第2の
ガス遮断手段が開弁した後、第1のガス遮断手段を開弁
する制御手段を備えたものである。そして、復帰作業が
安全にできる。
【0027】また、2個以上の第2の感震手段のうち、
1の地震を検知した第2の感震手段と直線距離が最も近
い第2の感震手段を除く第2の感震手段が地震を検知し
た時に、第1のガス遮断手段を閉止する制御手段を備え
たものである。そして、隣り合わない複数個とすること
で判別精度をより高めてガス供給範囲全体を安全に管理
することができる。
【0028】また、個以上の第2の感震手段のうち、1
の地震を検知した第2の感震手段と直線距離が最も近い
第2の感震手段を除く第2の感震手段が地震を検知した
時に、すべての第2のガス遮断手段を閉止する制御手段
を備えたものである。そして、隣り合わない複数個とす
ることで判別精度をより高めて、最も下流側でガス遮断
して利用側での安全性を確保できる。
【0029】以下、本発明の実施例について図面を参照
して説明する。 (実施例1)図1は本発明の実施例1の感震ガス遮断シ
ステムの構成図である。図1において、8はガス供給基
地、9はガスを各戸へ供給するガス流路としてのガス管
路、10から14は各戸に設けられたガスメータ、15
は前記ガス供給基地8に設けられた第1のガス遮断手
段、16は前記ガス供給基地8に設けられた第1の感震
手段、17は前記各ガスメータ10から14に設けた第
2のガス遮断手段、18は前記各ガスメータ10から1
4に設けた第2の感震手段、19は前記第1から第3の
感震手段のうち、いずれかが地震を検知した時、第1と
第2のガス遮断手段15、17のいずれかを閉止する制
御手段としての各第2の制御手段である。20は第1の
制御手段、21はガスタンク、22はガスバルブ、23
は調圧器、24はガス器具、25はガス供給範囲であ
る。
【0030】また、図2に示すように、第2の感震手段
18としての振動加速度センサ26と、増幅器27と、
バンドパスフィルタ28である。そして、第2の制御手
段19としての振動加速度センサ26の信号から地震か
否かを判別する地震判別手段29と、地震判別時に信号
を送信する判別信号送信手段30と、地震判別時に送ら
れてくる信号を受信する判別信号受信手段31と、判別
信号を数える判別信号カウンタ手段32である。
【0031】次に動作、作用について図3と図4を用い
て説明する。本発明の感震ガス遮断システムは、ガスメ
ータ10に設置された振動加速度センサ26の信号レベ
ルが所定値(例えば、200cm/s2)以上の時、振
動信号を検知し地震判別手段29によって振動が地震か
否かを判定する。そして、地震と判定した時、地震判別
信号を出力するとともに、他のガスメータ11、12の
第2の制御手段19に向かって無線信号によって地震判
別信号を出力する。そして、当ガスメータ10の地震判
別手段29は、時間タイマーのON/OFFを確認し、
まだONになっていなければタイマーをONにする。さ
らに、タイマーONから所定時間以内(例えば、10秒
以内、最適には1秒以内)かどうかを判定し、所定時間
以内ならば、地震判別信号カウンタ手段32によって判
別信号の数Cを数えるものである。そして、複数個の感
震手段が地震を検知した時に遮断動作を行なう場合は、
その数が2以上になった時(ひとつの感震手段が地震を
検知した時に遮断動作を行なう場合は、その数が1にな
った時)、地震発生と判別し当ガスメータ10の第2の
ガス遮断手段17を閉止するものである。
【0032】ここで、他のガスメータ11、12の第2
の制御手段19は同様に地震を検知した時には、地震判
別信号を発信するので、ガスメータ10の判別信号受信
手段31が受信し、図4に示す割り込み処理によって処
理を行う。その結果、前述のガスメータ10の第2の制
御手段19の判別信号カウンタ手段32は、そのカウン
ト数が2以上になる。また、他のガスメータ11、12
の第2の制御手段19では地震が検知されなかったな
ら、判別信号カウント手段32のカウント数は1のまま
で、所定時間を経過するので、カウント数がリセット
(C=1)されカウント数が2以上にはならないので、
1個の感震手段が何等かの原因で誤動作して地震判別信
号を発信しても誤ってガス遮断を行うことがなく誤動作
が防止できる。
【0033】また、地震判別信号には、どのグループの
信号であるかというヘッダー信号を付記してあるので、
該当する制御手段のみが動作することになる。その結
果、感震検知したグループ、例えば、全第2のガスメー
タ10、11、12、13、14のガス遮断手段17を
閉止することができる。さらに、隣り合わない複数個の
感震手段の検知信号によってガス遮断が動作すること
で、局所的な振動あるいは衝撃などで隣接する2個以上
の感震手段が誤動作して地震判別信号を発信しても誤っ
てガス遮断手段を閉止することがない。よって地震の判
別精度をより高めて最も下流側でガス遮断でき、さらに
不必要なガス遮断が防止されて利用側での利便性が向上
できる。
【0034】また、無線信号によって信号をやり取りす
ることで複数個間の信号のやり取りでもネットワーク配
線工事が不要なことと、ガスメータなどが増減しても容
易に対応することができるのである。
【0035】また、図5に示すように、複数個の第2の
感震手段18が地震と判別する振動検知レベルは、単独
で地震判定するレベルより低く設定した。すなわち、2
00cm/s2の場合は単独での地震判定を行い、15
0cm/s2の場合は複数個の地震判別信号がないと地
震とは判定しないようにしたものである。その結果、小
さい地震でも検知することができ、より早く検知でき安
全性を高めることができる。振動加速度レベルを検出で
きる感震手段を用いることで、このような細かい振動加
速度レベルの設定が可能となり、地震判別精度を向上す
ることでガス遮断の安全性を向上することができるので
ある。振動加速度センサーとしては、圧電型、容量型、
歪み抵抗型などが考えられる。
【0036】このように、いずれかの感震手段が地震を
感知したときにガスを遮断することで万一感震手段の一
部に不具合を生じても他の正常な感震手段により確実に
地震を検知してガス遮断ができ、また、より広い範囲で
地震検出が可能で、より早く、より安全に災害を防止す
ることができる。そして、複数個の第2の感震手段が地
震を検知したことを検出することによって感震遮断の精
度を向上することができると共に、最も下流側でガス遮
断され利用側での安全性が確保でき復旧する時も少ない
点検で復旧作業を実現することができる。
【0037】また、第2の感震手段が検知した場合につ
いて説明したが、第1の感震手段のが地震を検知した場
合に第2のガス遮断手段を閉止することも同様に可能で
ある。そして、第2の感震手段の検知に関しては1個の
感震遮断で全第2のガス遮断手段を閉止する様にしても
ガス遮断手段を閉止することができ、同様の効果を得る
ことができる。
【0038】(実施例2)図6と図7は本発明の実施例
2の感震ガス遮断システムを示すブロック図である。実
施例1と異なる点は、第1の感震手段16と第2の感震
手段18の地震判別信号を、第1の制御手段20である
判別信号検知手段33が受けたとき、第1の制御手段2
0で第1のガス遮断手段15を閉止する機能を備えたこ
とにある。
【0039】次に動作、作用について図8、図9および
図3を用いて説明する。本発明の感震ガス遮断システム
は、第1の感震手段16としてガス供給基地8に設置さ
れた振動加速度センサ26の信号レベルが所定値(例え
ば、100cm/s2)以上の時、振動信号を検知し地
震判別手段によって振動が地震か否かを判定する。そし
て、地震と判定した時、地震判別信号を出力し第1のガ
ス遮断手段15を閉止するものである。
【0040】また、第2の感震手段18の振動加速度セ
ンサ26が同様に振動(例えば、200cm/s2
上)を検知して地震と判別された時、第1の制御手段2
0に向かって無線信号によって地震判別信号を出力す
る。そして、地震発生と判別し第1のガス遮断手段15
を閉止するものである。
【0041】このように、第1の感震手段16であって
も、第2の感震手段18であっても、地震を検知した時
には、第1のガス遮断手段15を用いてガスを遮断する
ことができ、ガス供給基地8である大元の第1のガス遮
断手段15を閉止することで災害を未然に、かつ安全に
防止することができる。
【0042】なお、第1の感震手段16が地震を検知し
た時のみに、第1のガス遮断手段15を閉止するには、
図9に示す第1の制御手段20の割り込み処理をオフに
することによって実現できる。その結果、第1の感震手
段20と第1の制御手段によって、不要な処理を行わな
いで第1のガス遮断手段19を閉止することができの
で、電池などを駆動源とする場合、低消費電力とするこ
とができる。また、第1の感震手段16により第1のガ
ス遮断手段15を閉止することで、第1の感震手段16
の検出精度を一層高める(例えば地中埋設など)ことに
よりガス供給基地8の安全性を確保でき、第2の感震手
段18は第2のガス遮断手段17を閉止させるのに向け
ることで感震レベルを高く設定して誤動作を防止するこ
とができ、不必要なガス遮断を低減して下流側の利便性
が確保される。
【0043】また、複数個の第2の感震手段18の地震
感知によってのみ第1のガス遮断手段15を閉止するに
は、図10から図12に示すように、第1の制御手段2
0の処理の中に時間タイマー処理と判別信号カウンタ手
段32を用いることで第1の実施例と同様に行うことが
できる。その結果、判別信号の数をC≧2とすること
で、1個の感震手段の地震検知信号だけでは第1のガス
遮断手段19を閉止しないので、誤動作などのトラブル
をなくすことができる。さらに、隣り合わない複数個の
感震手段の検知信号によってガス遮断が動作させること
で、局所的な振動あるいは衝撃などで隣接する2個以上
の感震手段が誤動作して地震判別信号を発信しても誤っ
てガス遮断手段を閉止することがなく、地震の判別精度
をより高めてガス遮断でき、不要なガス遮断による利便
性の阻害を防止するとともにガス基地でガスを遮断する
ことでガス供給範囲全体を安全に管理できる。
【0044】さらに、第2のガス遮断手段17は複数個
の地震判別信号が必要だが、第1の感震手段16の地震
判別信号では即第1のガス遮断手段15を閉止するよう
にも制御が変更可能であるのは、本実施例で十分理解で
きる。
【0045】このように、第1と第2の感震手段がいず
れか1つが地震を検知した時、第1のガス遮断手段を閉
止する制御手段を備えることで、僅かな危険情報に関し
ても第1のガス遮断手段を閉止してガス供給の大元を遮
断することで安全性を高めるという効果が得られる。ま
た、複数個の第2の感震手段が地震を検知した時のみ、
第1のガス遮断手段を閉止する制御手段を備えること
で、単一の感震器情報だけに頼らずに多くの情報で判断
することで誤動作を低減できるという効果が得られる。
さらに、第2の感震手段が地震を検知した時、第1のガ
ス遮断手段を閉止する制御手段を備えるという構成にお
いても、第2の感震手段のように空間的に広い領域に感
震手段を配置して多くの情報を得ることで、僅かな地震
の兆しに対して速やかにガス供給基地のガス遮断という
安全体制をとることができるという効果が得られる。
【0046】また、第1の感震手段の感震レベル(例え
ば、100cm/s2以上)は第2の感震手段の感震レ
ベル(例えば、200cm/s2以上)より低く設定し
たものである。その結果、基地の感震手段の感震レベル
の方が低いので、他の感震手段が感知する時には最初に
感知するように設定でき、大元のガス供給を第1番目に
遮断することで安全性を高めるとともに、下流側の感震
レベルを高く設定できるので誤動作を防止することがで
きるのである。
【0047】(実施例3)図13は本発明の実施例3の
感震ガス遮断システムを示すブロック図である。実施例
1と異なる点は、第2の制御手段19に呼出手段34
と、感震登録手段35と、呼出信号送信手段36と、呼
出信号受信手段37と、電源としての電池38を備えた
ことにある。
【0048】次に動作、作用について図14を用いて説
明する。第2の制御手段19に設けられた呼出手段34
は、他の第2の制御手段19から呼出信号によって呼び
出されるのを待機している。そして、呼出信号が受信さ
れた時、呼出手段34によって第2の感震手段を起動さ
せるものである。そして、呼出信号受信後に次の第2の
感震手段19を呼び出すための呼出信号を送信するもの
である。呼出信号には感震登録手段35で登録された感
震手段のアドレスが送信されるので、該当する感震手段
のみが呼び出されることになる。
【0049】このように、順次第2の感震手段を起動す
るようにすることで、第2の感震手段の動作時間を少な
くすることができる。すなわち、図1のようにひとつの
ガス供給範囲25に5台の第2の感震手段があれば、5
台で地震の発生を監視すればよいので5台ともが常に監
視している必要はない。よって、監視時間を1/5とす
ることができるのである。その結果、電池を電源とする
第2の感震手段18では電池の寿命を大幅に長くするこ
とができる。また、第2の感震手段18の追加、削除の
感震登録手段35を設けているので、第2の感震手段が
増加したり、減少したりしても変更が可能であり、登録
手段で呼び出す第2の感震手段のアドレスを入力するこ
とでどの順序で呼出を行うかを設定することができる。
【0050】また、図15に示すように、ガス供給基地
8には各感震手段の感震情報を報知する感震報知手段3
9としての地震検知ランプ40と通報スピーカ41を備
えた構成とした。その結果、ガス供給基地8では、どの
感震手段が地震を検知したかが一目でわかり、復旧作業
を容易に、かつ安全に行うことができる。
【0051】(実施例4)図16は本発明の実施例4の
感震ガス遮断システムを示すフローチャートである。実
施例1と異なる点は、「第2のガス遮断手段閉止」の前
に「第1のガス遮断信号出力」を設けたことにある。
【0052】次に動作、作用について説明する。なお、
第2の感震手段18と第2の制御手段による地震検知の
動作は実施例1と同じなので省略し、ここではガス遮断
手段を閉止する手順を述べる。実施例1で説明したよう
にガスメータ側で地震を検知すると、本実施例では、ま
ず「第1のガス遮断信号出力」で第1の制御手段20に
信号を送り、第1の制御手段20は図9に示したように
第1のガス遮断手段を閉止し、次に第2のガス遮断手段
17を閉止するものである。
【0053】このため、ごく短時間で大元のガス供給基
地8側を閉止でき、巨大地震などでガス管路9に損傷を
受けてもガスの漏洩量を最小限に押えて、安全性をより
高めることができる。
【0054】なお、地震を検知した感震手段の感震検知
値が非常に大きく家屋倒壊を生じる可能性が高い場合
(例えば、烈震、激震レベルの振動で250cm/s2
以上)では、第1のガス遮断手段15を優先して閉止す
るような優先順位設定部(図示せず)を追加して設ける
ことでもこの閉止手順は実現できる。また、第1の感震
手段16で地震を検知する場合も同様の効果が得られ
る。
【0055】(実施例5)図17は本発明の実施例5の
感震ガス遮断システムを示すフローチャートである。実
施例1と異なる点は、「第2のガス遮断手段閉止」の後
に「第1のガス遮断信号出力」を設けたことにある。
【0056】次に動作、作用について説明する。なお、
第2の感震手段18と第2の制御手段による地震検知の
動作は実施例1と同じなので省略し、ここではガス遮断
手段を閉止する手順を述べる。本実施例では、まず第2
のガス遮断手段17を閉止し、次に「第1のガス遮断信
号出力」で第1の制御手段20に信号を送る。この信号
により第1の制御手段20は図9に示したように第1の
ガス遮断手段を閉止するものである。このようにして、
それぞれの第2の制御手段19と通信して各第2のガス
遮断手段17の閉止を確認し、全ての第2のガス遮断手
段17を閉止した後で大元の第1のガス遮断手段15を
閉止するものである。
【0057】このため、各ガスメータでの閉止制御を間
違いなく実行できる。さらに、各ガスメータでのガス器
具24の利用状態をチェックして、もし運転中の場合は
ガス器具24を停止させた後に第2のガス遮断手段17
を閉止することができる。したがって、下流側を確実に
閉めることで利用側での安全性がより向上でき、さらに
ガス器具24の利用状態をチェックできるため復帰時の
作業が安全に且つ迅速に行なうことができる。
【0058】なお、地震を検知した感震手段の感震検知
値が家屋倒壊の危険が少ないと思われる場合(例えば、
強震以下の振動で250cm/s2未満)では、第2の
ガス遮断手段17を優先して閉止するような優先順位設
定部(図示せず)を追加して設けることでもこの閉止手
順は実現できる。また、第1の感震手段16で地震を検
知する場合も同様の効果が得られる。
【0059】また、復帰時には第2のガス遮断手段17
を開弁した後に第1のガス遮断手段15を開弁する制御
手段を備える(図示せず)ことにより、各ガスメータで
のガス器具24の状況を把握されるため、復帰作業がよ
り安全に行なえる。
【0060】
【発明の効果】以上のように本発明の感震ガス遮断シス
テムによれば、次の効果が得られる。
【0061】第1と第2の感震手段のうち、いずれかが
地震を検知した時、第1と第2のガス遮断手段の少なく
ともいずれかを閉止する制御手段を設けたので、万一感
震手段の一部に不具合を生じても他の正常な感震手段に
より確実に地震を検知してガスを遮断することができ、
またより広い範囲で検出でき、より速くより安全に災害
を防止できる。
【0062】また、第1の感震手段と第2の感震手段の
うち、いずれかが地震を検知した時、第2のガス遮断手
段を閉止する制御手段を備えたものである。そして、最
も下流側でガス遮断を行なえ、復帰作業が小ブロックな
ので迅速な復帰ができる。
【0063】また、第1と第2の感震手段のいずれかが
地震を検知した時、第1のガス遮断手段を閉止する制御
手段を備えたものである。そして、地震感知によって最
も上流側でガスを遮断することができるので、完全にガ
ス遮断を行え非常に安全なガス遮断遮断システムとする
ことができる。
【0064】また、第1の感震手段が地震を検知した
時、第1のガス遮断手段を閉止する制御手段を備えた構
成とした。そして、第1の制御手段の低消費電力化がで
き、さらに基地での安全性の確保と下流側での利便性の
確保が両立できる。
【0065】また、第2の感震手段が地震を検知した
時、第1のガス遮断手段を閉止する制御手段を備えた構
成とした。 そして、空間的に広い範囲で多くの情報を
得て地震の兆候を速やかに感知でき、ガス供給基地の大
元でガスを遮断してガス供給範囲全体を安全性を高めて
管理することができる。
【0066】また、複数個の第2の感震手段が地震を検
知した時のみ、第1のガス遮断手段を閉止する制御手段
を備えた構成とした。そして、感震遮断の精度を向上で
き、さらに誤動作を防止した信頼性の高いガス遮断がで
きる。
【0067】また、第2の感震手段が地震を検知した
時、第2のガス遮断手段へガスを供給するガス管路に設
けられた他の第2のガス遮断手段を全部閉止する制御手
段を備えたものである。そして、下流側で部分的に地震
感知した場合でも下流側でガス遮断され、利用側での安
全性を確保できる。
【0068】また、複数個の第2の感震手段が地震を検
知した時のみ、第2のガス遮断手段へガスを供給するガ
ス管路に設けられた他の第2のガス遮断手段を全部閉止
する制御手段を備えた構成とした。そして、下流側で部
分的に地震感知した場合でも複数の感震手段で判断する
ため、誤動作を防止し且つ利用側での安全性を確保でき
る。
【0069】また、各感震手段と各ガス遮断手段と制御
手段は、無線手段によって通信するを備えたものであ
る。そして、無線通信によって信号をやり取りすること
で複数個間の信号のやり取りでもネットワーク配線工事
が不要なことと、ガスメータなどが増減しても容易に対
応することができる。
【0070】また、ガス供給基地には各感震手段の感震
情報を報知する感震報知手段を備えた構成とした。そし
て、どこで地震を感知したかなどが基地で容易に管理す
ることができるのである。
【0071】また、第1の感震手段の感震レベルは第2
の感震手段の感震レベルより低く設定したものである。
そして、基地の感震手段の感震レベルの方が低いので、
各戸のガスメータの感震手段が感知するより前に基地側
が感知するように設定でき、大元のガス供給を第一番目
に遮断することで安全性を高め、下流側の感震レベルを
高く設定できるので誤動作を防止することができるので
ある。
【0072】また、第1および第2の感震手段のうち複
数個の感震手段が地震を検知した場合の感震レベルは、
1個の感震手段が地震を検知した場合の感震レベルより
低く設定したものである。そして、小さい地震でもより
速く検知して安全性を高めることができ、さらに個々の
感震レベルは高く設定できるので誤動作を防止すること
ができる。
【0073】また、第2の感震手段はそれぞれ異なる時
刻に感震動作を動作する構成としたものである。そし
て、複数個の感震手段で地震を監視できるとともに、そ
れぞれのガスメータでは感震動作が間欠的になされ省電
力化できる。
【0074】また、第2の感震手段は他の感震手段の感
震動作を順次起動するように情報伝達を行う通信手段を
備えた構成とした。そして、地震監視が確実に連続して
行われ安全性が確保でき、かつそれぞれの感震手段では
長時間間隔で感震動作がなされ一層の省電力化できる。
【0075】また、第2の感震手段の追加、削除を設定
する感震登録手段を備えたものである。そして、ガスメ
ータを利用する住戸数の増減に対して容易に且つ確実に
対応できる。
【0076】また、感震手段は振動加速度に応じた信号
が検出できる振動加速度センサーを用いたものである。
そして、振動加速度レベルの検出ができるため地震か否
かを精度よく判別することができ、ガス遮断の安全性が
向上できる。
【0077】また、第1のガス遮断手段が閉止した後、
第2のガス遮断手段を閉止する制御手段を備えたもので
ある。そして、ごく短時間の内に大元でガス遮断がで
き、安全性を一層向上できる。
【0078】また、第2のガス遮断手段が閉止した後、
第1のガス遮断手段を閉止する制御手段を備えたもので
ある。そして、下流側を確実に閉めた後に大元を遮断す
るため利用側の安全性が確保でき、さらに復帰時の確認
作業が容易となり復帰作業が早急にできる。
【0079】また、復帰時には第2のガス遮断手段が開
弁した後、第1のガス遮断手段を開弁する制御手段を備
えたものである。そして、復帰作業が安全にできる。
【0080】また、隣り合わない2個以上の第2の感震
手段が地震を検知した時に第1のガス遮断手段を閉止す
る制御手段を備えたものである。そして、隣り合わない
複数個とすることで判別精度をより高めることができ、
且つ局部的な衝撃などによる誤動作の発生を防止でき、
さらに地震発生に対してガス供給範囲全体を安全に管理
することができる。
【0081】また、隣り合わない2個以上の第2の感震
手段が地震を検知した時に全ての第2のガス遮断手段を
閉止する制御手段を備えたものである。そして、隣り合
わない複数個とすることで判別精度を一層高めることが
でき、誤動作による不必要なガス遮断の発生を防止して
利用側での利便性が向上でき、さらに最も下流側でガス
遮断して利用側での安全性を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の感震ガス遮断システムの構
成図
【図2】同システムの第2の感震手段と第2のガス遮断
手段と制御手段のブロック図
【図3】同システムの動作を説明するフローチャート
【図4】同システムの動作を説明するフローチャート
【図5】同システムの動作を説明するフローチャート
【図6】本発明の実施例2の感震ガス遮断システムの第
1の感震手段と第1のガス遮断手段と制御手段のブロッ
ク図
【図7】本発明の実施例2の感震ガス遮断システムの第
2の感震手段と第2のガス遮断手段と制御手段のブロッ
ク図
【図8】同システムの動作を説明するフローチャート
【図9】同システムの動作を説明するフローチャート
【図10】同システムの他の実施例のブロック図
【図11】同システムの他の実施例の動作を説明するフ
ローチャート
【図12】同システムの他の実施例の動作を説明するフ
ローチャート
【図13】本発明の実施例3の感震ガス遮断システムの
ブロック図
【図14】同システムの動作を説明するフローチャート
【図15】同システムの感震報知手段の構成図
【図16】本発明の実施例4の感震ガス遮断システムの
動作を説明するフローチャート
【図17】本発明の実施例5の感震ガス遮断システムの
動作を説明するフローチャート
【図18】従来の感震装置の構成図
【符号の説明】 8 ガス供給基地 9 ガス管路(ガス流路) 10、11、12、13、14 ガスメータ 15 第1のガス遮断手段 16 第1の感震手段 17 第2のガス遮断手段 18 第2の感震手段 19 第2の制御手段 20 第1の制御手段

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガスを各戸へ供給するガス供給基地と、前
    記各戸に設けられたガスメータと、前記ガス供給基地に
    より供給されるガスを前記ガスメータに送るガス流路
    と、前記ガス供給基地に設けられた第1のガス遮断手段
    と、前記ガス供給基地に設けられた第1の感震手段と、
    前記各戸へのガス供給を個別に遮断する第2のガス遮断
    手段と、前記ガスメータに設けた第2の感震手段と、前
    記第1の感震手段と第2の感震手段のうち、いずれかが
    地震を検知した時、第1のガス遮断手段または第2のガ
    ス遮断手段の少なくとも1つを閉止する制御手段を備え
    た感震ガス遮断システム。
  2. 【請求項2】第1の感震手段と第2の感震手段のうち、
    いずれかが地震を検知した時、第2のガス遮断手段を閉
    止する制御手段を備えた請求項1記載の感震ガス遮断シ
    ステム。
  3. 【請求項3】第1の感震手段と第2の感震手段のうち、
    いずれかが地震を検知した時、第1のガス遮断手段を閉
    止する制御手段を備えた請求項1記載の感震ガス遮断シ
    ステム。
  4. 【請求項4】第1の感震手段と第2の感震手段のうち、
    第1の感震手段が地震を検知した時、第1のガス遮断手
    段を閉止する制御手段を備えた請求項1記載の感震ガス
    遮断システム。
  5. 【請求項5】第2の感震手段が地震を検知した時、第1
    のガス遮断手段を閉止する制御手段を備えた請求項1記
    載の感震ガス遮断システム。
  6. 【請求項6】複数個の第2の感震手段が地震を検知した
    時、第1のガス遮断手段を閉止する制御手段を備えた請
    求項5記載の感震ガス遮断システム。
  7. 【請求項7】第2の感震手段が地震を検知した時、すべ
    ての第2のガス遮断手段を閉止する制御手段を備えた請
    求項1記載の感震ガス遮断システム。
  8. 【請求項8】複数個の第2の感震手段が地震を検知した
    時、すべての第2のガス遮断手段を閉止する制御手段を
    備えた請求項7記載の感震ガス遮断システム。
  9. 【請求項9】各感震手段と各ガス遮断手段と制御手段
    は、無線手段によって通信する請求項1記載の感震ガス
    遮断システム。
  10. 【請求項10】ガス供給基地には各感震手段の感震情報
    を報知する感震報知手段を備えた請求項1記載の感震ガ
    ス遮断システム。
  11. 【請求項11】第1の感震手段の感震レベルは第2の感
    震手段の感震レベルより低く設定した請求項1記載の感
    震ガス遮断システム。
  12. 【請求項12】第1の感震手段および第2の感震手段の
    うち2以上の感震手段が第1の感震レベル以上の地震を
    検知した時に、また、第1の感震手段および第2の感震
    手段の少なくとも1個の感震手段が第2の感震レベル以
    上の地震を検知した時に、第1のガス遮断手段または第
    2のガス遮断手段の少なくとも1つを閉止し、第1の感
    震レベルは第2の感震レベルより低く設定した請求項1
    記載の感震ガス遮断システム。
  13. 【請求項13】複数の第2の感震手段はそれぞれ異なる
    時刻に感震動作を動作する請求項1記載の感震ガス遮断
    システム。
  14. 【請求項14】一方の第2の感震手段は他方の第2の感
    震手段の感震動作を順次起動するように情報伝達を行う
    呼出手段を備えた請求項13記載の感震ガス遮断システ
    ム。
  15. 【請求項15】呼出手段が順次起動する第2の感震手段
    の追加、削除を行う感震登録手段を備えた請求項14記
    載の感震ガス遮断システム。
  16. 【請求項16】各感震手段の少なくとも1つは振動加速
    度に応じた信号が検出できる振動加速度センサーを備え
    た請求項1記載の感震ガス遮断システム。
  17. 【請求項17】第1のガス遮断手段が閉止した後、第2
    のガス遮断手段を閉止する制御手段を備えた請求項1記
    載の感震ガス遮断システム。
  18. 【請求項18】第2のガス遮断手段が閉止した後、第1
    のガス遮断手段を閉止する制御手段を備えた請求項1記
    載の感震ガス遮断システム。
  19. 【請求項19】各ガス遮断手段の復帰時には第2のガス
    遮断手段が開弁した後、第1のガス遮断手段を開弁する
    制御手段を備えた請求項1記載の感震ガス遮断システ
    ム。
  20. 【請求項20】2個以上の第2の感震手段のうち、1の
    地震を検知した第2の感震手段と直線距離が最も近い第
    2の感震手段を除く第2の感震手段が地震を検知した時
    に、第1のガス遮断手段を閉止する制御手段を備えた請
    求項6記載の感震ガス遮断システム。
  21. 【請求項21】2個以上の第2の感震手段のうち、1の
    地震を検知した第2の感震手段と直線距離が最も近い第
    2の感震手段を除く第2の感震手段が地震を検知した時
    に、すべての第2のガス遮断手段を閉止する制御手段を
    備えた請求項8記載の感震ガス遮断システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007178285A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd ガスメータ
JP2008123153A (ja) * 2006-11-10 2008-05-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd ガス遮断装置
JP2008139269A (ja) * 2006-12-05 2008-06-19 Toshiba Corp ガスメータとその制御方法
JP2014066571A (ja) * 2012-09-25 2014-04-17 Railway Technical Research Institute 地震計のノイズ識別方法

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