JPH1013197A - のこぎり波発生回路 - Google Patents

のこぎり波発生回路

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JPH1013197A
JPH1013197A JP15726496A JP15726496A JPH1013197A JP H1013197 A JPH1013197 A JP H1013197A JP 15726496 A JP15726496 A JP 15726496A JP 15726496 A JP15726496 A JP 15726496A JP H1013197 A JPH1013197 A JP H1013197A
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JP
Japan
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comparator
output
electrode
sawtooth wave
negative electrode
Prior art date
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Pending
Application number
JP15726496A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Maeda
泰宏 前田
Tsuneaki Matoba
恒章 的場
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH1013197A publication Critical patent/JPH1013197A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路の部品点数が多く、構成が煩雑になって
しまうという課題あった。 【解決手段】 直流電源とコンパレータ6の正極との間
に基準電圧バイアス抵抗1を接続し、コンパレータ6の
負極と出力極との間に発振定数抵抗2を接続し、直流電
源とコンパレータ6の出力極との間に出力バイアス抵抗
3を接続し、コンパレータ6の正極と出力極との間に帰
還抵抗4を接続し、さらにコンパレータ6の負極とアー
スとの間に発振定数コンデンサ5を接続し、部品点数が
少なく、簡易で汎用性のあるのこぎり波発生回路を得
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、のこぎり波発生
回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は例えば「実用電子回路ハンドブッ
ク(1)、p458〜459、CQ出版株式会社、昭和
61年1月25日発行」に記載された従来ののこぎり波
発生回路を示す回路図であり、図において、11〜13
は基準電圧を決定する抵抗、14はコンパレータであ
る。15は帰還抵抗、16はACカットコンデンサ、1
7は保護ダイオードである。18,19,21は抵抗、
20はトランジスタ、25は固体タンタルコンデンサで
あり、これら抵抗18,19,21、トランジスタ20
および固体タンタルコンデンサ25により、ブートスト
ラップ回路を構成する。また、22〜24は抵抗、26
はコンパレータ、27はツェナーダイオードであり、こ
れら抵抗22〜24、コンパレータ26およびツェナー
ダイオード27により、のこぎり波の周波数を決定する
周波数決定回路を構成する。
【0003】次に動作について説明する。まず、抵抗1
1〜13により、コンパレータ14の負極側の電圧を1
0Vに設定する。また、初期状態では固体タンタルコン
デンサ25はチャージアップされていないと仮定する。
この時、コンパレータ14の出力は、マイナスにクラン
プされており、従って、トランジスタ20はオフしてい
る。また、コンパレータ26の出力も0Vであるので、
抵抗22,23にはツェナーダイオード27によるツェ
ナ電圧が印加されており、それら抵抗22,23には一
定の電流が流れる。従って、その一定の電流によって固
体タンタルコンデンサ25は、チャージアップされてい
くが、コンパレータ26は、ボルテージフォロワとなっ
ているので、そのコンパレータ26の出力電圧は、固体
タンタルコンデンサ25の両端の電圧と同じになる。し
かし、抵抗22,23の両端の電圧は、ツェナーダイオ
ード27によって決められているので、これら抵抗2
2,23には、相変わらず一定の電流が流れ続ける。
【0004】このようにして、コンパレータ26の出力
電圧は、時間と共に直線的に増加し、コンパレータ14
の負極側の電圧と同じ10Vになった時、そのコンパレ
ータ14の出力はプラス側に反転し、ACカットコンデ
ンサ16にプラス電圧をチャージして、トランジスタ2
0をオンさせ、それまでに固体タンタルコンデンサ25
に充電されていた電圧を放電させる。この結果、コンパ
レータ26の出力は再び急速に0Vとなる。以上の動作
の繰り返しにより、のこぎり波発生回路は発振し、のこ
ぎり波を発生する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来ののこぎり波発生
回路は以上のように構成されているので、ブートストラ
ップ回路とコンパレータ14,26等の組み合わせで構
成されて、部品点数が多く、構成が煩雑になってしまう
課題があった。また、このように部品点数が多いので回
路の系統誤差が生じてしまい、この系統誤差を消去する
ために可変の抵抗12を用いているが、この抵抗12を
手回しで調整しなくてはならず、この抵抗12の調整に
よって汎用性がなくなるなどの課題があった。
【0006】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、簡易で汎用性のあるのこぎり波発
生回路を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
るのこぎり波発生回路は、直流電源とコンパレータの正
極との間に接続された基準電圧バイアス抵抗と、上記コ
ンパレータの負極と出力極との間に接続された発振定数
抵抗と、直流電源と上記コンパレータの出力極との間に
接続された出力バイアス抵抗と、上記コンパレータの正
極と出力極との間に接続された帰還抵抗と、上記コンパ
レータの負極とアースとの間に接続され、上記発振定数
抵抗との時定数に応じた発振周波数を有するのこぎり波
をそのコンパレータの負極から発生させる発振定数コン
デンサとを備えたものである。
【0008】請求項2記載の発明に係るのこぎり波発生
回路は、直流電源とオペアンプの正極との間に接続され
た基準電圧バイアス抵抗と、上記オペアンプの負極と出
力極との間に接続された発振定数抵抗と、上記オペアン
プの正極と出力極との間に接続された帰還抵抗と、上記
オペアンプの負極とアースとの間に接続され、上記発振
定数抵抗との時定数に応じた発振周波数を有するのこぎ
り波をそのオペアンプの負極から発生させる発振定数コ
ンデンサとを備えたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるの
こぎり波発生回路を示す回路図であり、図において、1
は一方端がDC5Vに接続され、他方端がコンパレータ
6の正極に接続された基準電圧バイアス抵抗、2は一方
端がコンパレータ6の負極に接続され、他方端がそのコ
ンパレータ6の出力極に接続された発振定数抵抗であ
る。3は一方端がDC5Vに接続され、他方端がコンパ
レータ6の出力極に接続された出力バイアス抵抗、4は
一方端がコンパレータ6の正極に接続され、他方端がコ
ンパレータ6の出力極に接続された帰還抵抗である。5
は一方端がコンパレータ6の負極に接続され、他方端が
アースに接続された発振定数コンデンサであり、上記発
振定数抵抗2とこの発振定数コンデンサ5による時定数
に応じた発振周波数を有するのこぎり波を、コンパレー
タ6の負極から発生させるものである。
【0010】次に動作について説明する。まず、コンパ
レータ6の正極に、基準電圧バイアス抵抗1、出力バイ
アス抵抗3および帰還抵抗4に応じた基準電圧を入力す
る。図2はコンパレータ6の正極、負極および出力極に
おける電圧波形を示す波形図であり、図2(a)に示す
ように、基準電圧バイアス抵抗1、出力バイアス抵抗3
および帰還抵抗4に応じてコンパレータ6の正極におけ
る電圧波形が変化するとすれば、図2(b)に示すよう
に、コンパレータ6の負極における電圧波形は、その正
極における電圧波形と逆方向に変化し、図2(c)に示
すように、コンパレータ6の出力極における電圧波形
は、コンパレータ6の特性上、負極のA点よりも正極の
電圧波形が大きければ電圧出力され、負極のB点よりも
正極の電圧波形が小さければ電圧出力されない。このよ
うに、コンパレータ6の出力極にはほぼ方形波が出力さ
れ、さらに、発振定数抵抗2を介した発振定数コンデン
サ5の充放電により、のこぎり波をコンパレータ6の負
極から発生させる。
【0011】なお、コンパレータ6の負極から発生され
るのこぎり波の発振周波数は、発振定数抵抗2と発振定
数コンデンサ5とによる時定数により設定することがで
き、発振周波数を可変することも可能である。
【0012】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、のこぎり波発生回路を基準電圧バイアス抵抗1、発
振定数抵抗2、出力バイアス抵抗3、帰還抵抗4、発振
定数コンデンサ5およびコンパレータ6により構成した
ので、部品点数が少なく、また、抵抗を手回しで調整す
ることなく、簡易で汎用性のあるのこぎり波発生回路を
得ることができる効果がある。
【0013】実施の形態2.図3はこの発明の実施の形
態2によるのこぎり波発生回路を示す回路図であり、図
において、7はオペアンプである。このように、この実
施の形態2によるのこぎり波発生回路は、実施の形態1
によるのこぎり波発生回路のコンパレータ6をオペアン
プ7に変更し、また、オペアンプ7には別途電源がある
ので、出力バイアス抵抗3をなくしたものである。その
他の構成については、図1に示した実施の形態1と同様
な構成なので、その重複する説明を省略する。
【0014】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、のこぎり波発生回路を基準電圧バイアス抵抗1、発
振定数抵抗2、帰還抵抗4、発振定数コンデンサ5およ
びオペアンプ7により構成したので、さらに部品点数が
少なく、また、抵抗を手回しで調整することなく、簡易
で汎用性のあるのこぎり波発生回路を得ることができる
効果がある。
【0015】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、直流電源とコンパレータの正極との間に基準電圧
バイアス抵抗を接続し、コンパレータの負極と出力極と
の間に発振定数抵抗を接続し、直流電源とコンパレータ
の出力極との間に出力バイアス抵抗を接続し、コンパレ
ータの正極と出力極との間に帰還抵抗を接続し、さらに
コンパレータの負極とアースとの間に発振定数コンデン
サを接続するように構成したので、部品点数が少なく、
また、抵抗を手回しで調整することなく、簡易で汎用性
のあるのこぎり波発生回路を得ることができる効果があ
る。
【0016】請求項2記載の発明によれば、直流電源と
オペアンプの正極との間に基準電圧バイアス抵抗を接続
し、オペアンプの負極と出力極との間に発振定数抵抗を
接続し、オペアンプの正極と出力極との間に帰還抵抗を
接続し、さらにオペアンプの負極とアースとの間に発振
定数コンデンサを接続するように構成したので、さらに
部品点数が少なく、また、抵抗を手回しで調整すること
なく、簡易で汎用性のあるのこぎり波発生回路を得るこ
とができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるのこぎり波発
生回路を示す回路図である。
【図2】 コンパレータの正極、負極および出力極にお
ける電圧波形を示す波形図である。
【図3】 この発明の実施の形態2によるのこぎり波発
生回路を示す回路図である。
【図4】 従来ののこぎり波発生回路を示す回路図であ
る。
【符号の説明】
1 基準電圧バイアス抵抗、2 発振定数抵抗、3 出
力バイアス抵抗、4帰還抵抗、5 発振定数コンデン
サ、6 コンパレータ、7 オペアンプ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電源とコンパレータの正極との間に
    接続された基準電圧バイアス抵抗と、上記コンパレータ
    の負極と出力極との間に接続された発振定数抵抗と、直
    流電源と上記コンパレータの出力極との間に接続された
    出力バイアス抵抗と、上記コンパレータの正極と出力極
    との間に接続された帰還抵抗と、上記コンパレータの負
    極とアースとの間に接続され、上記発振定数抵抗との時
    定数に応じた発振周波数を有するのこぎり波をそのコン
    パレータの負極から発生させる発振定数コンデンサとを
    備えたのこぎり波発生回路。
  2. 【請求項2】 直流電源とオペアンプの正極との間に接
    続された基準電圧バイアス抵抗と、上記オペアンプの負
    極と出力極との間に接続された発振定数抵抗と、上記オ
    ペアンプの正極と出力極との間に接続された帰還抵抗
    と、上記オペアンプの負極とアースとの間に接続され、
    上記発振定数抵抗との時定数に応じた発振周波数を有す
    るのこぎり波をそのオペアンプの負極から発生させる発
    振定数コンデンサとを備えたのこぎり波発生回路。
JP15726496A 1996-06-18 1996-06-18 のこぎり波発生回路 Pending JPH1013197A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017527249A (ja) * 2014-08-14 2017-09-14 フィリップ・モーリス・プロダクツ・ソシエテ・アノニム 短絡防止付き充電式装置
CN107742970A (zh) * 2017-10-11 2018-02-27 湖北久之洋红外系统股份有限公司 一种Si‑APD偏压电路

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