JPH10131492A - プラント建設管理設備 - Google Patents

プラント建設管理設備

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JPH10131492A
JPH10131492A JP29382196A JP29382196A JPH10131492A JP H10131492 A JPH10131492 A JP H10131492A JP 29382196 A JP29382196 A JP 29382196A JP 29382196 A JP29382196 A JP 29382196A JP H10131492 A JPH10131492 A JP H10131492A
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JP29382196A
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English (en)
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Hidemi Miura
英美 三浦
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IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラント建設管理の容易化を図る。 【解決手段】 部材4,5の部材データ19、明細デー
タ20を出力する工場用データ管理装置16と、工場用
データ管理装置16からの部材データ19、明細データ
20に基づき部材標23、発送標24を作成する工場用
印字装置22と、部材標23、発送標24の部材データ
19、明細データ20を読み取るデータ読取器34と、
データ読取器34からの部材データ19、明細データ2
0に基づき部材4,5の在庫状況を記録し且つ予め入力
された搬送姿勢データに基づき出庫データ39を出力す
る現地用データ管理装置35と、現地用データ管理装置
35からの出庫データ39により据付位置7へ搬入すべ
き部材4,5の姿勢を文字表示した出庫指示書27を作
成する現地用印字装置42とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプラント建設管理設
備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3に示すように、原子力発電所のよう
な大規模プラントを建設する場合には、このプラントが
建設されるべき現地1に管理事務所2及び倉庫3を設置
し、管理事務所2に常駐する各担当者が、管(部材)4
や支柱(部材)5の据付工程の計画、製造工場6に対す
る部材4,5の納入指示、製造工場6から搬送されてき
た部材4,5の倉庫3への入庫管理、倉庫3から据付位
置7への部材4,5の出庫管理、据付位置7における部
材4,5の据付施工管理を下記のように行っている。
【0003】据付工程を立案した据付施工担当者は、プ
ラントの特定部分や構成要素となる装置を単位として、
製造工場6に対して現地1の倉庫3への部材4,5の納
入日を指定する。
【0004】所定の部材4,5に対する納入日が指定さ
れると、製造工場6において、所定の寸法、形状、材
質、数量の部材4,5が、製作図面に基づき製作され
る。
【0005】製作された部材4,5は工場検査を受けた
後、搬送ケース8に収納された状態で、トレーラトラッ
ク等の輸送手段9によって現地1へ搬送される。
【0006】部材4,5を現地1へ出荷するのにあたっ
ては、管である部材4の両端開先加工部分を保護する被
覆材10や支柱である部材5の所定箇所に、部材番号、
品名、寸法、形状、材質を表示した部材票11を貼付し
ている。
【0007】また、出荷される部材4,5とともに、こ
れらの部材番号、品名、寸法、形状、材質、数量を記載
した発送明細表12を管理事務所2へ送付している。
【0008】現地1に到着した部材4,5を倉庫3に入
庫させる際に、入出庫担当者は、部材4,5の部材票1
1、並びに発送明細表12を確認して、管理事務所2の
備え付けの部材帳票13に倉庫3に入庫する部材4,5
の部材番号、品名、寸法、形状、材質、数量を記入す
る。
【0009】更に、据付施工担当者から所定の部材4,
5が要求された際に、入出庫担当者は、部材4,5を倉
庫3から出庫させて、該部材4,5が出庫したことを部
材帳票13に記入する。
【0010】一方、据付位置7へ搬入された部材4,5
の据付施工は、管である部材4を例にとると、開先合
せ、開先位置検査、開先部溶接、溶接継手部のグライン
ダ仕上げ加工、溶接継手部に対する1次非破壊検査、溶
接継手部の応力除去処理、溶接継手部に対する2次非破
壊検査のそれぞれの作業ごとに、作業開始、検査、作業
完了が据付工程担当者によって管理されている。
【0011】すなわち、開先合せ、開先部溶接、グライ
ンダ仕上げ加工、応力除去処理は、据付工程担当者から
据付施工担当者へ作業開始通知書を手渡すことにより、
作業の開始を指示するように定められ、据付施工担当者
から据付工程担当者へ作業完了通知書を手渡すことによ
り、作業の完了を報告するように定められている。
【0012】また、開先位置検査、1次非破壊検査、2
次非破壊検査は、据付工程担当者から社内検査担当者へ
作業開始通知書を手渡すことにより、社内検査の実施を
指示するように定められ、社内検査で検査前段の作業の
施工状態が良好であることを確認した社内検査担当者か
ら据付工程担当者へ作業完了通知書を手渡すことによ
り、社内検査の完了を報告するように定められている。
【0013】検査前段の作業の施工状態が良好であるこ
とが確認された後、据付工程担当者は、プラント発注会
社の検査担当者、並びに監督官庁等の検査担当官へ立合
検査依頼通知書を送って、立合検査を行う。
【0014】立合検査において検査前段の作業の施工状
態が良好であることが承認されると、プラント発注会
社、監督官庁等の担当部署からプラント施工会社に対し
て立合検査承認通知書が出される。
【0015】更に、据付工程担当者は、上記の作業開始
通知書、作業完了通知書、社内検査実施通知書、社内検
査完了通知書、立合検査依頼通知書、立合検査承認通知
書の授受を、それぞれの部材4,5ごとに手動操作でデ
ータ管理装置14に入力することにより、部材4,5の
据付工程の進捗状況を記録し、また、進捗状況がモニタ
15に表示されるようにしている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ところが、プラントを
構成すべき部材4,5は膨大な数であるため、部材票1
1、発送明細表12の誤読、部材帳票13への誤記、デ
ータ管理装置14に対する誤入力が生じることがあり、
倉庫3における部材4,5の在庫状況、あるいは据付位
置7での部材4,5の据付工程の進捗状況が、管理事務
所2において正確に把握できないことがある。
【0017】本発明は上述した実情に鑑みてなしたもの
で、プラント建設管理を容易に行うことが可能なプラン
ト建設管理設備を提供することを目的としている。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1に記載プラント建設管理設備で
は、製造工場6からプラントが建設される現地1へ出荷
すべき部材4,5の部材データ19及び明細データ20
を出力する工場用データ管理装置16と、該工場用デー
タ管理装置16からの部材データ19、明細データ20
に基づき部材データ19を識別コードにより表示した部
材標23及び明細データ20を識別コードにより表示し
た発送標24を作成する工場用印字装置22と、部材標
23の部材データ19及び発送標24の明細データ20
を読み取るデータ読取器34と、該データ読取器34か
らの部材データ19及び明細データ20に基づき部材
4,5の在庫状況を記録し且つ予め入力された搬送姿勢
データ37に基づき出庫データ39を出力する現地用デ
ータ管理装置35と、該現地用データ管理装置35から
の出庫データ39により据付位置7へ搬入すべき部材
4,5の姿勢を文字表示した出庫指示書27を作成する
現地用印字装置42とを備えている。
【0019】本発明の請求項2に記載のプラント建設管
理設備では、部材4,5の据付工程における所定作業の
開始を示す開始通知29が識別コードにより表示された
作業開始通知書28と、部材4,5の据付工程における
所定作業の完了を示す完了通知31,33が識別コード
により表示された作業完了通知書30,32と、作業開
始通知書28の開始通知29、作業完了通知書30,3
2の完了通知31,33を読み取るデータ読取器34
と、該データ読取器34からの開始通知29、完了通知
31,33及び予め入力された据付工程データ36に基
づき部材4,5の据付工程の進捗状況を記録する現地用
データ管理装置35とを備えている。
【0020】本発明の請求項1に記載したプラント建設
管理設備においては、部材標23の部材データ19、発
送標24の明細データ20を、データ読取器34を介し
て現地用データ管理装置35に入力し、該現地用データ
管理装置35に部材4,5の在庫状況を記録することに
よりプラント建設管理の容易化を図り、また、据付位置
7へ搬入すべき部材4,5の姿勢を出庫指示書27に表
示することによって、据付位置7における部材4,5の
方向転換などの付帯作業の軽減を図る。
【0021】本発明の請求項2に記載したプラント建設
管理設備においては、作業開始通知書28の開始通知2
9、作業完了通知書30,32の完了通知31,33
を、データ読取器34を介して現地用データ管理装置3
5に入力し、該現地用データ管理装置35に部材4,5
の据付工程の進捗状況を記録することにより、プラント
建設管理の容易化を図る。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0023】図1及び図2は本発明のプラント建設管理
設備の実施の形態の一例を示すものであり、図中、図3
と同一の符号を付した部分は同一物を表している。
【0024】このプラント建設管理設備は、工場用デー
タ管理装置16、工場用印字装置22、部材一覧表2
5、可搬型のデータ読取器34、現地用データ管理装置
35、現地用印字装置42を備えており、工場用印字装
置22は、部材標23、発送標24を作成するように、
また、現地用印字装置42は、出庫指示書27、作業開
始通知書28、作業完了通知書30,32を作成するよ
うになっている。
【0025】工場用データ管理装置16は、キーボー
ド、マウス等の入力手段17を手動操作することによ
り、現地1からオンライン入力された納品指定データ1
8に基づき、製造工場6からプラントが建設される現地
1へ出荷すべき箇々の部材4,5の部材番号、品名、寸
法、形状を、部材データ19として出力するように、ま
た、同一の搬送ケース8に内装されるべき部材4,5の
部材データ19を一括した明細データ20を出力するよ
うに構成されている。
【0026】工場用データ管理装置16に入力される納
品指定データ18、工場用データ管理装置16から出力
される部材データ19、明細データ20は、モニタ21
に表示され得るようになっている。
【0027】また、部材データ19、明細データ20
は、後述する現地用データ管理装置35に対しても出力
されるようになっている。
【0028】工場用印字装置22は、工場用データ管理
装置16からの部材データ19に基づき、該部材データ
19を識別コード(バーコード)として箇々の部材4,
5ごとに粘着シートに表示した部材標23を作成するよ
うに、また、工場用データ管理装置16からの明細デー
タ20に基づき、該明細データ20を識別コード(バー
コード)として粘着シートに表示した発送標24を作成
するようになっている。
【0029】部材標23は、部材4,5を現地1へ出荷
するのにあたって、管材である部材4の両端開先加工部
分を保護する被覆材10や柱材である部材5の所定箇所
に貼付するように、また、発送標24は、現地1へ出荷
すべき部材4,5を内装する搬送ケース8の所定箇所に
貼付するようにしている。
【0030】部材一覧表25には、プラント建設に用い
られる部材4,5の部材番号、品名、寸法、形状に関す
る選択データ26が、識別コード(バーコード)として
表示されており、この部材一覧表25は、管理事務所2
に常備されている。
【0031】出庫指示書27には、倉庫3から出庫させ
るべき部材4,5の部材番号、品名、寸法、形状、数
量、及び据付位置7へ搬入する際の姿勢が文字表示され
ている。
【0032】作業開始通知書28には、部材4,5の据
付工程における所定作業の開始を示す開始通知29が識
別コード(バーコード)によって表示されている。
【0033】この作業開始通知書28は、部材4,5の
据付工程の所定作業の開始を指示する際に、据付工程担
当者から据付施工担当者へ手渡される。
【0034】作業完了通知書30には、管である部材4
の据付工程における所定作業の完了を示す完了通知31
が識別コード(バーコード)によって表示されている。
【0035】この作業完了通知書30は、前述した作業
開始通知書28とともに、据付工程担当者から据付施工
担当者へ手渡され、作業完了後に据付施工担当者が署名
したうえ、据付工程担当者へ返却される。
【0036】作業完了通知書32には、支柱である部材
5の据付工程における位置決め、溶接、溶接部のグライ
ンダ仕上げ加工の完了を示す完了通知33が、それぞれ
の作業ごとに識別コード(バーコード)によって表示さ
れている。
【0037】この作業完了通知書32は、部材5の据付
にあたって該部材5に貼付され、各作業が完了するごと
に据付施工担当者が該当する完了通知33が表示されて
いる部分に署名を行うようにしている。
【0038】データ読取器(可搬型バーコードリーダ)
34は、部材標23に表示された部材データ19、発送
標24に表示された明細データ20、部材一覧表25に
表示された選択データ26、作業開始通知書28に表示
された開始通知29、作業完了通知書30,32に表示
された完了通知31,33のそれぞれの識別コードを読
み取って記憶するように構成されている。
【0039】現地用データ管理装置35には、前述した
工場用データ管理装置35からの部材データ19、明細
データ20、管理事務所2において計画された部材4,
5の据付工程データ36、部材4,5の据付位置7への
搬送姿勢データ37が予め入力され、また、データ読取
器34に記憶された部材データ19、明細データ20、
選択データ26、開始通知29、完了通知31,33が
転送入力されるようになっている。
【0040】この現地用データ管理装置35は、キーボ
ード、マウス等の入力手段38によって作動条件を、納
入指定、在庫管理、出庫指定、通知書発行、工程管理の
いずれかに設定すると、下記の如く、部材データ19、
明細データ20、選択データ26、開始通知29、完了
通知31,33、据付工程データ36、搬送姿勢データ
37及び入力手段38の手動操作に基づき、納品指定デ
ータ18、出庫データ39、通知書データ40を出力す
るように、また、部材4,5の在庫状況、並びに据付工
程の進捗状況を記録するように構成されている。
【0041】(1)作動条件が部材納入指定にされた状
態においては、データ読取器34からの選択データ26
及び入力手段38の手動操作に基づき、製造工場6の工
場用データ管理装置16へ必要な部材4,5の部材番
号、品名、寸法、形状、数量、納入日を納品指定データ
18としてオンライン出力する。
【0042】(2)作動条件設定が在庫管理に設定され
た状態においては、データ読取器34からの部材データ
19、明細データ20及び入力手段38の手動操作に基
づき、部材4,5の在庫状況を記録し且つ在庫状況をモ
ニタ41に表示する。
【0043】(3)作動条件が通知書発行に設定された
状態においては、予め入力されている据付工程データ3
6及び入力手段38の手動操作に基づき、通知書データ
40を出力する。
【0044】(4)作動条件が出庫指定に設定された状
態においては、データ読取器34からの選択データ2
6、予め入力されている搬送姿勢データ37、及び入力
手段38の手動操作に基づき、出庫データ39を出力す
る。
【0045】(5)作動条件が工程管理に設定された状
態においては、データ読取器34からの開始通知29、
完了通知31,33、予め入力されている据付工程デー
タ36及び入力手段38の手動操作に基づき、部材4,
5の据付工程の進捗状況を記録し且つ進捗状況をモニタ
41に表示する。
【0046】現地用印字装置42は、現地用データ管理
装置35からの出庫データ39に基づき、先に述べた出
庫指示書27を作成するように、また、現地用データ管
理装置35からの通知書データ40に基づき、先に述べ
た作業開始通知書28、あるいは作業完了通知書30,
32を作成するようになっている。
【0047】以下、図1及び図2に示すプラント建設管
理設備の作動を説明する。
【0048】現地1の管理事務所2から製造工場6に対
する部材4,5の納入指示を行う際には、データ読取器
34に部材一覧表25から該当する部材4,5の選択デ
ータ26を読み込み、該選択データ26を現地用データ
管理装置35に入力する。
【0049】次いで、現地用データ管理装置35の作動
条件を入力手段38により部材納入指定に設定したう
え、入力手段38を手動操作し、現地用データ管理装置
35から製造工場6の工場用データ管理装置16に対し
て納品指定データ18をオンライン出力する。
【0050】これにより、現地1で必要とされる部材
4,5が、工場用データ管理装置16に記録され、製造
工場6において部材4,5が製作されることになる。
【0051】製造工場6における部材4,5の製作が完
了したならば、入力手段17を手動操作することによ
り、前記の納品指定データ18に基づいた部材データ1
9及び明細データ20を工場用データ管理装置16から
工場用印字装置22に対して出力させると、該工場用印
字装置22によって部材標23及び発送標24が作成さ
れる。
【0052】更に、部材4,5を現地1へ出荷するのに
あたって、管材である部材4の両端開先加工部分を保護
する被覆材10や柱材である部材5の所定箇所に部材標
23を添付し、また、現地1へ出荷すべき部材4,5を
内装する搬送ケース8の所定箇所に発送標24を貼付し
た後、トレーラトラック等の輸送手段9によって、部材
4,5が内装された搬送ケース8を現地1へ搬送する。
【0053】現地1に搬送ケース8が到着した後、該搬
送ケース8に貼付されている発送標24の明細データ2
0の識別コードをデータ読取器34で読み取り、該デー
タ読取器34から現地用データ管理装置35に対して明
細データ20を入力する。
【0054】次いで、現地用データ管理装置35の作動
条件を入力手段38により在庫管理に設定したうえ、入
力手段38を手動操作し、明細データ20に基づき部材
4,5が新たに入庫したことを現地用データ管理装置3
5の在庫状況に記録する。
【0055】この部材4,5の在庫状況は、入力手段3
8を適宜手動操作することにより、モニタ41に表示さ
れる。
【0056】このように、図1及び図2に示すプラント
建設管理設備では、現地用データ管理装置35から工場
用データ管理装置16に対して必要な部材4,5を指定
した納品指定データ18を出力するので、工事に進捗状
況に応じた部材4,5だけを入手することができ、よっ
て、倉庫3の在庫量を低減して倉庫面積の縮小を図るこ
とが可能になる。
【0057】また、データ読取器34で読み取った発送
標24の明細データ20を現地用データ管理装置35へ
入力するので、誤読、誤記に起因した入庫管理の混乱が
生じることがない。
【0058】部材4,5の据付工程における所定作業を
開始するのにあたっては、現地用データ管理装置35の
作動条件を入力手段38により通知書発行に設定したう
え、入力手段38を手動操作して部材4,5を選択する
と、予め入力されている据付工程データ36に基づき、
現地用データ管理装置35から通知書データ40が現地
用印字装置42へ出力され、該現地用印字装置42によ
って、部材4,5の据付工程の所定作業に対する作業開
始通知書28及び作業完了通知書30,32が作成され
る。
【0059】作業開始通知書28、作業完了通知書3
0,32を作成したならば、作業開始通知書28の開始
通知29をデータ読取器34で読み取り、該データ読取
器34から現地用データ管理装置35に対して開始通知
29を入力する。
【0060】次いで、現地用データ管理装置35の作動
条件を入力手段38により工程管理に設定したうえ、入
力手段38を手動操作すると、開始通知29と予め入力
されている据付工程データ36とに基づき、部材4,5
の据付工程の所定作業に対する開始通知が出されたこと
が現地用データ管理装置35に記録される。
【0061】上記の作業開始通知書28及び作業完了通
知書30,32は、作業開始通知書28に据付工程担当
者が署名した後、据付工程担当者から据付施工担当者に
手渡される。
【0062】また、部材4,5を据付位置7へ搬送する
のにあたっては、部材一覧表25から出庫すべき部材
4,5の選択データ26の識別コードをデータ読取器3
4で読み取り、該データ読取器34から現地用データ管
理装置35に対して選択データ26を入力する。
【0063】次いで、現地用データ管理装置35の入力
手段38により出庫指定に設定したうえ、入力手段38
を手動操作すると、予め入力されている搬送姿勢データ
37に基づき、現地用データ管理装置35から出庫させ
るべき部材4,5の出庫データ39が現地用印字装置4
2へ出力され、該現地用印字装置42によって、倉庫3
から出庫させるべき部材4,5の部材番号、品名、寸
法、形状、数量、及び据付位置7へ搬入する際の姿勢が
文字表示された出庫指示書27が作成される。
【0064】上記の出庫指示書27は、該出庫指示書2
7に据付工程担当者が署名した後、据付工程担当者から
入出庫担当者に手渡される。
【0065】上記の出庫指示書27には、部材4,5を
据付位置7へ搬入する際の姿勢が文字表示されているの
で、部材4,5を予め適切な姿勢で据付位置7へ搬入す
ることができ、該据付位置7における部材4,5の方向
転換などの付帯作業の軽減を図ることができる。
【0066】部材4,5を倉庫3から出庫する際には、
部材4,5に貼付されている部材標23の部材データ1
9の識別コードをデータ読取器34で読み取り、該デー
タ読取器34から現地用データ管理装置35に対して部
材データ19を入力する。
【0067】次いで、現地用データ管理装置35の作動
条件を入力手段38により在庫管理に設定したうえ、入
力手段38を手動操作し、部材データ19に基づき部材
4,5が出庫したことを現地用データ管理装置35の在
庫状況に記録する。
【0068】このように、図1及び図2に示すプラント
建設管理設備では、データ読取器34で読み取った部材
標23の部材データ19を現地用データ管理装置35へ
入力するので、誤読、誤記に起因した出庫管理の混乱が
生じることがない。
【0069】倉庫3から出庫された部材4,5は、据付
位置7へ搬送された後、据付施工担当者により作業開始
通知書28に記載されている事項についての作業が行わ
れる。
【0070】このとき、作業完了通知書32は、据付施
工担当者によって部材5に貼付される。
【0071】部材4の据付工程における所定作業が完了
すると、据付施工担当者が署名した作業完了通知書30
が、据付施工担当者から据付工程担当者に手渡される。
【0072】また、部材5の据付工程における所定作業
が完了すると、作業完了通知書32において該当する作
業の完了通知33が表示されている部分に据付施工担当
者が署名を行う。
【0073】部材4,5の据付工程における所定作業が
完了したならば、作業完了通知書30,32の完了通知
31,33の識別コードをデータ読取器34で読み取
り、該データ読取器34から現地用データ管理装置35
に対して完了通知31,33を入力する。
【0074】次いで、現地用データ管理装置35の作動
条件を入力手段38により工程管理に設定したうえ、入
力手段38を手動操作すると、完了通知31,33と予
め入力されている据付工程データ36とに基づき、部材
4,5の据付工程の所定作業に対する完了通知が出され
たことが現地用データ管理装置35に記録される。
【0075】この据付位置7での部材4,5の据付工程
の進捗状況は、入力手段38を適宜手動操作することに
より、モニタ41に表示される。
【0076】このように、図1及び図2に示すプラント
建設管理設備では、データ読取器34で読み取った作業
開始通知書28の開始通知29及び作業完了通知書3
0,32の完了通知31,33を現地用データ管理装置
35へ入力するので、据付位置7での部材4,5の据付
工程の進捗状況を、管理事務所2において正確に把握す
ることができる。
【0077】なお、本発明のプラント建設管理設備は、
上述した実施の形態のみに限定されるものではなく、作
業完了通知書30を部材4に貼付する方式とすること、
あるいは、作業完了通知書32を所定作業ごとに別個に
作成する方式とすること、作業開始通知書28、作業完
了通知書30,32を予め作成しておくようにするこ
と、データ読取器34を複数用いるようにすること、そ
の他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変
更を加え得ることは勿論である。
【0078】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のプラント建
設管理設備においては、下記のような種々の優れた効果
を奏し得る。
【0079】(1)本発明の請求項1に記載したプラン
ト建設管理設備においては、部材標23の部材データ1
9、発送標24の明細データ20を、データ読取器34
を介して現地用データ管理装置35に入力し、該現地用
データ管理装置35に部材4,5の在庫状況を記録する
ので、部材4,5の在庫状況を正確に把握することがで
き、よって、プラント穿設管理の容易化を図ることがで
きる。
【0080】(2)本発明の請求項2に記載したプラン
ト建設管理設備においては、現地用データ管理装置35
及び現地用印字装置42によって、据付位置7へ搬入す
べき部材4,5の姿勢を表示した出庫指示書27を作成
するので、据付位置7へ搬入する部材4,5の姿勢を予
め適切な状態にすることができ、据付位置7における部
材4,5の方向転換などの付帯作業の軽減を図ることが
可能になる。
【0081】(3)本発明の請求項2に記載したプラン
ト建設管理設備においては、作業開始通知書28の開始
通知29、作業完了通知書30,32の完了通知31,
33を、データ読取器34を介して現地用データ管理装
置35に入力し、該現地用データ管理装置35に部材
4,5の据付工程の進捗状況を記録するので、据付位置
7での部材4,5の据付工程の進捗状況を正確に把握す
ることができ、よって、プラント建設管理の容易化を図
ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプラント建設管理設備の実施の形態の
一例を適用したプラント建設における部材の出荷及び据
付を示す概念図である。
【図2】本発明のプラント建設管理設備における種々の
データの流れを示す概念図である。
【図3】従来のプラント建設における部材の出荷及び据
付を示す概念図である。
【符号の説明】
1 現地 4,5 部材 6 製造工場 7 据付位置 16 工場用データ管理装置 19 部材データ 20 明細データ 22 工場用印字装置 23 部材標 24 発送標 27 出庫指示書 28 作業開始通知書 29 開始通知 30,32 作業完了通知書 31,33 完了通知 34 データ読取器 35 現地用データ管理装置 36 据付工程データ 37 搬送姿勢データ 39 出庫データ 42 現地用印字装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製造工場(6)からプラントが建設され
    る現地(1)へ出荷すべき部材(4)(5)の部材デー
    タ(19)及び明細データ(20)を出力する工場用デ
    ータ管理装置(16)と、該工場用データ管理装置(1
    6)からの部材データ(19)、明細データ(20)に
    基づき部材データ(19)を識別コードにより表示した
    部材標(23)及び明細データ(20)を識別コードに
    より表示した発送標(24)を作成する工場用印字装置
    (22)と、部材標(23)の部材データ(19)及び
    発送標(24)の明細データ(20)を読み取るデータ
    読取器(34)と、該データ読取器(34)からの部材
    データ(19)及び明細データ(20)に基づき部材
    (4)(5)の在庫状況を記録し且つ予め入力された搬
    送姿勢データ(37)に基づき出庫データ(39)を出
    力する現地用データ管理装置(35)と、該現地用デー
    タ管理装置(35)からの出庫データ(39)により据
    付位置(7)へ搬入すべき部材(4)(5)の姿勢を文
    字表示した出庫指示書(27)を作成する現地用印字装
    置(42)とを備えてなることを特徴とするプラント建
    設管理設備。
  2. 【請求項2】 部材(4)(5)の据付工程における所
    定作業の作業を示す開始通知(29)が識別コードによ
    り表示された作業開始通知書(28)と、部材(4)
    (5)の据付工程における所定作業の完了を示す完了通
    知(31)(33)が識別コードにより表示された作業
    完了通知書(30)(32)と、作業開始通知書(2
    8)の開始通知(29)、作業完了通知書(30)(3
    2)の完了通知(31)(33)を読み取るデータ読取
    器(34)と、該データ読取器(34)からの開始通知
    (29)、完了通知(31)(33)及び予め入力され
    た据付工程データ(36)に基づき部材(4)(5)の
    据付工程の進捗状況を記録する現地用データ管理装置
    (35)とを備えてなることを特徴とするプラント建設
    管理設備。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001350807A (ja) * 2000-06-07 2001-12-21 Mitani Sangyo Co Ltd Cadデータをベースにした建築部材の製造ならびに搬入方法およびそのシステム
JP2002170011A (ja) * 2000-12-04 2002-06-14 Kuken Kogyo Co Ltd 空気調和用風道装置の受注・納入システム
CN103676897A (zh) * 2013-12-23 2014-03-26 南京交通职业技术学院 一种用于候车场所的自动化管理系统

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