JPH10131352A - コンクリートブロック積工法 - Google Patents
コンクリートブロック積工法Info
- Publication number
- JPH10131352A JPH10131352A JP8290445A JP29044596A JPH10131352A JP H10131352 A JPH10131352 A JP H10131352A JP 8290445 A JP8290445 A JP 8290445A JP 29044596 A JP29044596 A JP 29044596A JP H10131352 A JPH10131352 A JP H10131352A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- concrete blocks
- concrete block
- concrete
- vertical
- width
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 表面に凹凸のある風味に富んだ塀や擁壁を構
築する。 【解決手段】 複数のコンクリートブロック１を互いに
前後方向にずらし、縦筋７と横筋６とを配筋して積み上
げ、コンクリートブロック１の表面を凹凸状にする。
築する。 【解決手段】 複数のコンクリートブロック１を互いに
前後方向にずらし、縦筋７と横筋６とを配筋して積み上
げ、コンクリートブロック１の表面を凹凸状にする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンクリートブロ
ックによって塀や擁壁等を構築する際のコンクリートブ
ロック積工法に関するものである。
ックによって塀や擁壁等を構築する際のコンクリートブ
ロック積工法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のコンクリートブロック積工法は、
多数のコンクリートブロックの表面が垂直面になるよう
にしてコンクリートブロックを積んでいた。
多数のコンクリートブロックの表面が垂直面になるよう
にしてコンクリートブロックを積んでいた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来のコンクリートブ
ロック積工法で構築した塀や擁壁は、表面が単調な平ら
の垂直面になっていて、風味に欠ける欠点があった。
ロック積工法で構築した塀や擁壁は、表面が単調な平ら
の垂直面になっていて、風味に欠ける欠点があった。
【０００４】本発明はこのような欠点を除去し、表面に
凹凸のある風味に富んだ塀や擁壁が構築できるコンクリ
ートブロック積工法を提供することを目的とするもので
ある。
凹凸のある風味に富んだ塀や擁壁が構築できるコンクリ
ートブロック積工法を提供することを目的とするもので
ある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数のコンク
リートブロックを互いに前後方向にずらし、縦筋と横筋
とを配筋して積み上げることを特徴とするコンクリート
ブロック積工法に係るもので、下面に凹部を有し、上面
に前記凹部の幅よりも狭い幅の凸部を有するコンクリー
トブロックを用いて容易に積み重ねることも可能であ
り、表面に凹凸のある風味に富んだ塀や擁壁を構築する
ことができる。
リートブロックを互いに前後方向にずらし、縦筋と横筋
とを配筋して積み上げることを特徴とするコンクリート
ブロック積工法に係るもので、下面に凹部を有し、上面
に前記凹部の幅よりも狭い幅の凸部を有するコンクリー
トブロックを用いて容易に積み重ねることも可能であ
り、表面に凹凸のある風味に富んだ塀や擁壁を構築する
ことができる。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【０００７】図２は本発明の工法に使用するコンクリー
トブロック１の実施の形態の一例を示す縦断側面図、図
３はその斜視図、図４は他の例を示す斜視図であって、
コンクリートブロック１には従来と同様に、左右両端部
には縦方向の凹所２が形成されており、中間部には複数
の透孔３が縦方向に設けられている。
トブロック１の実施の形態の一例を示す縦断側面図、図
３はその斜視図、図４は他の例を示す斜視図であって、
コンクリートブロック１には従来と同様に、左右両端部
には縦方向の凹所２が形成されており、中間部には複数
の透孔３が縦方向に設けられている。
【０００８】本発明の工法に使用するコンクリートブロ
ック１の下面には、深い凹部４を左右方向に設け、上面
には、凹部４の幅よりも狭い幅の凸部５を左右方向に設
けている。
ック１の下面には、深い凹部４を左右方向に設け、上面
には、凹部４の幅よりも狭い幅の凸部５を左右方向に設
けている。
【０００９】図３に示すコンクリートブロック１は、凸
部５の幅が透孔３の幅よりも狭いもので、左右方向に設
けてある凸部５が透孔３によって分断された状態になっ
ており、図４に示すコンクリートブロック１は、透孔３
の幅が狭く凸部５の幅が透孔３の幅よりも広くなってい
るもので、凸部５は左右両端部の凹所２の間で連続した
状態になっている。
部５の幅が透孔３の幅よりも狭いもので、左右方向に設
けてある凸部５が透孔３によって分断された状態になっ
ており、図４に示すコンクリートブロック１は、透孔３
の幅が狭く凸部５の幅が透孔３の幅よりも広くなってい
るもので、凸部５は左右両端部の凹所２の間で連続した
状態になっている。
【００１０】図２ないし図４に示すコンクリートブロッ
ク１を積み重ねて塀や擁壁等を構築する際には、図１に
示すように下方に並べたコンクリートブロック１の凸部
５に対してその上に積むコンクリートブロック１の凹部
４を嵌め、凸部５と凹部４との幅の差の範囲で上に並べ
るコンクリートブロック１を下に並べてあるコンクリー
トブロック１に対して前後方向（図１の左右方向）にず
らし、積み重ねたコンクリートブロック１の表面が平ら
な面にならずに凹凸面を形成するようにする。そして凹
部４内には左右方向に横筋６を配筋し、凹所２（図３、
図４参照）や透孔３には縦筋７を配筋してモルタルを充
填する。
ク１を積み重ねて塀や擁壁等を構築する際には、図１に
示すように下方に並べたコンクリートブロック１の凸部
５に対してその上に積むコンクリートブロック１の凹部
４を嵌め、凸部５と凹部４との幅の差の範囲で上に並べ
るコンクリートブロック１を下に並べてあるコンクリー
トブロック１に対して前後方向（図１の左右方向）にず
らし、積み重ねたコンクリートブロック１の表面が平ら
な面にならずに凹凸面を形成するようにする。そして凹
部４内には左右方向に横筋６を配筋し、凹所２（図３、
図４参照）や透孔３には縦筋７を配筋してモルタルを充
填する。
【００１１】これによって、コンクリートブロック１を
積み重ねて構築した塀や擁壁の表面は、単調な平らの垂
直面でなく、凹凸のある風味に富んだ表面を呈すること
になる。
積み重ねて構築した塀や擁壁の表面は、単調な平らの垂
直面でなく、凹凸のある風味に富んだ表面を呈すること
になる。
【００１２】積み重ねる複数のコンクリートブロック１
の大きさは、同じ大きさのものだけでなく、縦と横との
寸法比率が、４：４，４：３，４：２，４：１，３：
３，３：２，３：１，２：１，２：２或いはこれらの逆
比率の３：４，２：４，１：４，２：３，１：３，１：
２のように縦と横との寸法が異なる複数のコンクリート
ブロック１を使用し、それらの位置が前後方向にずれる
ようにして図５に示すように積み重ね、横筋６と縦筋７
とを配筋すると、石垣のような風味に富んだ塀や擁壁を
構築することができる。
の大きさは、同じ大きさのものだけでなく、縦と横との
寸法比率が、４：４，４：３，４：２，４：１，３：
３，３：２，３：１，２：１，２：２或いはこれらの逆
比率の３：４，２：４，１：４，２：３，１：３，１：
２のように縦と横との寸法が異なる複数のコンクリート
ブロック１を使用し、それらの位置が前後方向にずれる
ようにして図５に示すように積み重ね、横筋６と縦筋７
とを配筋すると、石垣のような風味に富んだ塀や擁壁を
構築することができる。
【００１３】この場合、凹部４はコンクリートブロック
１の下面から深く設けられているため、コンクリートブ
ロック１の大きさが異なっていても横筋６を配筋するこ
とが可能であり、複数の凹所２や透孔３のいずれかを通
して縦筋７を配筋することも可能である。
１の下面から深く設けられているため、コンクリートブ
ロック１の大きさが異なっていても横筋６を配筋するこ
とが可能であり、複数の凹所２や透孔３のいずれかを通
して縦筋７を配筋することも可能である。
【００１４】
【発明の効果】請求項１の発明は、複数のコンクリート
ブロックを互いに前後方向にずらして積み重ねることに
より、表面に凹凸のある風味に富んだ塀や擁壁を構築す
ることができ、縦筋と横筋とによって強度を保つことが
できる効果がある。
ブロックを互いに前後方向にずらして積み重ねることに
より、表面に凹凸のある風味に富んだ塀や擁壁を構築す
ることができ、縦筋と横筋とによって強度を保つことが
できる効果がある。
【００１５】請求項２の発明は、下方に並べたコンクリ
ートブロックの凸部に対してその上に積むコンクリート
ブロックの凹部を嵌めることにより、前後方向にずらし
ながらコンクリートブロックを積み重ねる作業を容易に
行うことができ、過度にずらしてしまうのを防ぐことが
できる効果がある。
ートブロックの凸部に対してその上に積むコンクリート
ブロックの凹部を嵌めることにより、前後方向にずらし
ながらコンクリートブロックを積み重ねる作業を容易に
行うことができ、過度にずらしてしまうのを防ぐことが
できる効果がある。
【図１】本発明の工法によって積み上げたコンクリート
ブロックの実施の形態の一例を示す縦断側面図である。
ブロックの実施の形態の一例を示す縦断側面図である。
【図２】本発明の工法に使用するコンクリートブロック
の実施の形態の一例を示す縦断側面図である。
の実施の形態の一例を示す縦断側面図である。
【図３】本発明の工法に使用するコンクリートブロック
の実施の形態の一例を示す斜視図である。
の実施の形態の一例を示す斜視図である。
【図４】本発明の工法に使用するコンクリートブロック
の実施の形態の他の例を示す斜視図である。
の実施の形態の他の例を示す斜視図である。
【図５】本発明の工法によって積み上げたコンクリート
ブロックの実施の形態の一例を示す正面図である。
ブロックの実施の形態の一例を示す正面図である。
１ コンクリートブロック ４ 凹部 ５ 凸部 ６ 横筋 ７ 縦筋
Claims (2)
- 【請求項１】 複数のコンクリートブロックを互いに前
後方向にずらし、縦筋と横筋とを配筋して積み上げるこ
とを特徴とするコンクリートブロック積工法。 - 【請求項２】 下面に凹部を有し、上面に前記凹部の幅
よりも狭い幅の凸部を有するコンクリートブロックを用
いたことを特徴とする請求項１記載のコンクリートブロ
ック積工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8290445A JPH10131352A (ja) | 1996-10-31 | 1996-10-31 | コンクリートブロック積工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8290445A JPH10131352A (ja) | 1996-10-31 | 1996-10-31 | コンクリートブロック積工法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10131352A true JPH10131352A (ja) | 1998-05-19 |
Family
ID=17756130
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8290445A Pending JPH10131352A (ja) | 1996-10-31 | 1996-10-31 | コンクリートブロック積工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10131352A (ja) |
-
1996
- 1996-10-31 JP JP8290445A patent/JPH10131352A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050310 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050621 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051102 |