JPH10131129A - 鋼製橋梁撤去設置施工方法及びその装置 - Google Patents

鋼製橋梁撤去設置施工方法及びその装置

Info

Publication number
JPH10131129A
JPH10131129A JP32748096A JP32748096A JPH10131129A JP H10131129 A JPH10131129 A JP H10131129A JP 32748096 A JP32748096 A JP 32748096A JP 32748096 A JP32748096 A JP 32748096A JP H10131129 A JPH10131129 A JP H10131129A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rail
lifter
vent
jack
moving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP32748096A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3619923B2 (ja
Inventor
Norio Noda
紀男 野田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NODA ENG KK
Original Assignee
NODA ENG KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NODA ENG KK filed Critical NODA ENG KK
Priority to JP32748096A priority Critical patent/JP3619923B2/ja
Publication of JPH10131129A publication Critical patent/JPH10131129A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3619923B2 publication Critical patent/JP3619923B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bridges Or Land Bridges (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 鋼製橋梁の撤去や設置を能率良く且つ安全性
を確立しながら施工することが出来ること。 【解決手段】 移動レール上をチルタンク及びチェーン
とスプロケットを噛合させて移動を可能とした移動手段
の移動レール上に、センターポストに挿入した外筒と内
筒をギヤジャッキにて上下動を可能としたリフター上部
に、数箇所にて支持を可能としたフォークを設けたなる
昇降手段と、ペント及び桁ち調整材とジャッキを組合せ
た平面支持台と傾斜面支持台とからなる支持手段を昇降
手段の外周に、数体を一連として設けて鋼製橋梁を支持
手段にて支持し、昇降手段の操作によって、支持手段下
方に支持手段を設けながら鋼製橋梁を所定高さまで持上
げ、チェーンとスプロケットの噛合にて旋回を可能とし
た旋回手段にて昇降手段と支持手段の走行方向の変換を
行い、鋼製橋梁の両端を支持し移動レールに沿って所定
場所に移動して設置し、各種手段を除去するようにした
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は鋼製の橋梁の新設或
は取り替えに際し、橋梁を押し上げたり水平移動させた
り更には旋回させたりする鋼製橋梁撤去設置施工方法及
びその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】橋梁の撤去や設置は、橋梁の下部にベン
ト又はサンドルを積み上げ、その上に油圧ジャッキ又は
機械式ジャッキを据え付け、橋梁をベント最上部で押し
上げたり、コロで横引きする作業にて行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように橋梁を押し
上げるのにジャッキを用いるが、ジャッキの能力を大き
くすればジャッキ重量が増し取り扱いが手作業では不可
能になり、ジャッキの能力を小さくして数量を多くすれ
ば作業員の人数が多くなると共に、数多くのジャッキを
同調させるのはジャッキの精度上困難である。又、油圧
ジャッキ又は機械式ジャッキの場合、長ストロークジャ
ッキを使用すれば一度に重量物を上昇させる事が出来る
が、ジャッキの構造上固定する事が不可能の為、ジャッ
キが転倒する危険がある。このため短ストロークのジャ
ッキを使用すれば、ジャッキの転倒の危険は少ないがよ
り多くのサンドル(かませ物)を必要とする。そして高
架下での作業になる為、重量物をある程度の高さまで上
げる事は、トラッククレーンで可能だが、それ以上は手
作業になり、橋桁をジャッキングする時、高所での作業
になる為、非常に危険である。
【0004】更に、橋桁をスライドさせる時、橋桁の高
架下及び移動分のベント設備が必要となり、より多くの
部材重量が必要となると共に、高所での作業が多くなる
為、作業員の危険度が高くなる。特に障害物等が有って
水平移動のみでは橋梁の設置が出来ず必然的に橋梁の組
立移動場所が限定される場合には施工が困難で時間が掛
り且つ危険性を伴う。このように鋼製橋梁の設置におい
て多くの課題が有って施工上非常に不都合を感じてい
た。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような不都
合を解消し、安全に且つ能率良く鋼製橋梁の撤去や設置
があらゆる場所で行うことが出来る鋼製橋梁撤去設置施
工方法及びその装置を提供せんとするものである。
【0006】即ち、横移動レールと縦移動レールからな
る移動レール上をチルタンク及びチェーンとスプロケッ
トを噛合させて移動を可能とした移動手段の移動レール
上に、センターポストに挿入した外筒と内筒をギヤジャ
ッキにて上下動を可能としたリフター上部に、数箇所に
て支持を可能としたフォークを設けたなる昇降手段と、
更に、直方体の枠状としたベント及び桁と調整材とジャ
ッキとを組合せた平面支持台と傾斜面支持台とからなる
支持手段を昇降手段の外周に、数対を一連として設け、
鋼製橋梁を支持手段にて支持し、昇降手段の操作によっ
て、支持手段下方に支持手段のベントを設けながら鋼製
橋梁を所定高さまで持上げる。そして昇降手段を操作し
てチェーンとスプロケットの噛合にて旋回を可能とした
旋回手段にて昇降手段と支持手段の走行方向の変換を行
い、鋼製橋梁の両端を支持し、移動レールに沿って所定
場所に移動して設置し、各種手段を除去するようにした
ものである。なお各手段の制御は制御手段によって行わ
れる。
【0007】更に本発明の施工方法をその手順に従って
詳述する。 1.準備作業 分割した鋼製橋梁の準備と載置する柱体を設けて、各材
料を搬送して置く。 2.鋼製橋梁撤の設置作業 (1)移動手段とてしての移動装置の設置作業 移動手段としての移動装置における移動レールの梯子状
とした横移動レールを調整用ジャッキにて水平に調整し
て柱体の側方に設置する。枠台に設けたチルタンクをリ
フタ横走行レール上に、又、スプロケットをリフタ横駆
動レール上のチェーンに噛合せて横移動レールの中央を
含む数箇所に枠台を設置する。次いでチルタンク及びガ
イドローラーを設けたベント走行架台をベント横走行レ
ール上枠台の外周に設ける。
【0008】(2)昇降手段としての昇降装置及び旋回
手段としての旋回装置の設置作業 リフター架台の設置 枠台中央にセンターポストを直立設置し角部4箇所にギ
ヤジャッキを設け昇降用モーターにて4箇所のギヤジャ
ッキが同時に動くようにする。 リフターの設置 外筒と内筒をセンターポストに挿入すると共に、ギヤジ
ャッキにギヤジャッキ用ナットを螺合してリフターを設
置する。 旋回装置の設置 内筒外周に設けた旋回用チェーンに外筒に設けたスプロ
ケットとの噛合を調整し抑え板を抑えロールにて抑える
よう取付台を設け、旋回用モーターの作動にて内筒がス
ラスト自動調心軸受にて正しく旋回するようにして旋回
装置の設置が終わる。 フォークの設置 内筒上端にフレームを設けてフォークを設置し昇降装置
の設置が終わる。
【0009】(3)支持手段としての支持装置の設置と
鋼製橋梁載置作業 ベント一段目の設置 支柱と補強材を昇降装置外周のベント走行架台上に組立
て、ベントの係止穴とフォークのブラケットに設けた取
付板の支持穴をそれぞれ4箇所で一致させ係止ピンにて
連結する。 支持台の設置 i 支持面が平面の場合 平面を支持する場所のベント上に横桁と縦桁と受桁を用
い高さを調整材で調整しながら支持しやすいよう設け
る。そして分割した鋼製橋梁の平面部をクレーンにて受
桁上に載置する。 ii 支持面が傾斜面の場合 傾斜面を支持する場所のベント上に横桁と受桁と受材と
補助横桁を用い、高さと傾斜をジャッキと調整材で合わ
せて支持しやすいように設ける。そして分割した鋼製橋
梁の傾斜部をクレーンにて受材上に載置し移動モーター
を作動し連結にて鋼製橋梁を形成する。
【0010】(4)ベント二段目の設置作業(一段目持
上作業) 昇降用モーターにて昇降装置を上昇させ一段目ベントを
持上げて鋼製橋梁をベント一段分持上げる。鋼製橋梁が
持上げられるとベント一段分が空間となるので、この空
間に二段目ベントを一段目ベントと同じ要領で設け二段
目ベントをベント走行架台と一段目ベントとに連絡す
る。二段目ベントの連結が終わると一段目ベントとフォ
ークの連結を係止ピンを抜いて上昇させてはずし、旋回
用モーターにて内筒を45゜旋回させて停止し再度昇降
装置にてフォークをその位置のまゝで下降し、再び逆旋
回させて停止しフォークを下げて二段目ベントとフォー
クを係止ピンにて連結する。 (5)ベント三段目の設置(二段目の持上作業) 二段目ベントと同じ要領で三段目のベントを設置し、フ
ォークとの連結をする。
【0011】(6)鋼製橋梁の縦移動及び載置 縦移動レールの設置と走行方向変換 鋼製橋梁を僅少持上げ最外側に設置している両外側のベ
ント走行架台を解体して別の支柱で三段目ベントを支持
する。そして三段目ベントとフォークの連結を外しフォ
ークをそのまゝ上昇させ三段目ベントの補強材に当てゝ
停止しておく。その後旋回用モーターを作動させフォー
クが当っているため旋回しないかわりに外筒が旋回しリ
フター架台を90°旋回させて停止する。そしてリフタ
ー架台下方に縦移動レールの一部を横移動レールに直交
して設ける。縦移動レールの一部の設置が終わるとフォ
ークを下降し三段目ベントと連結すると共に一部の縦移
動レール上にリフター架台を移動可能に設ける。再び昇
降装置にて三段目ベントを持上げ三段目ベントを支持し
ていた支柱を外しベント走行架台を90゜向きを変える
と共に、縦移動レールの残部を設置し向きを変えたベン
ト走行架台を設け昇降装置にてフォーク及び三段ベント
を下げベント走行架台と連結して走行方向変換が終わ
る。
【0012】鋼製橋梁の移動載置 方向変換した両側以外は昇降装置にて鋼製橋梁の支持を
外してから縦移動レールに沿って鋼製橋梁を両端で支持
しながら移動し、柱体上に達した時移動を停止させ昇降
装置にて柱体上に鋼製橋梁を載置する。 (7)撤去作業 前述の逆の順序で三段目ベントから取り外して行き全て
の作業が終了する。 3.他の施工方法 前記の(5)ベント三段目の設置までは同じ要領で行
う。所定高さに達すると中央以外の支持は外しておく。
そして旋回用モーターを作動して内筒を90゜旋回させ
ると支持装置及び鋼製橋梁も共に90゜旋回し所定位置
に達し、下降させて鋼製橋梁の両端を所定場所に載置し
て鋼製橋梁の位置が終わる。なお支持装置による鋼製橋
梁の支持作業には足場(タラップ)を設けて行うが、足
場の説明は省略する。
【0013】次ぎに本発明の装置について説明する。枠
台上面4箇所に昇降用モーターにて同時に作動するギヤ
ジャッキを設け、枠台中央にセンターポストを設けギヤ
ジャッキにギヤジャッキ用ナットを螺合し、ギヤジャッ
キ用ナットと一体としたジャッキカバーと外筒を接続体
にて一体とし、外筒内に内筒を設けてセンターポストに
挿入してなるリフターをギヤジャッキにて上下動を可能
とし、十字状に設けたフレーム先端4箇所にそれぞれ支
材を介してアームを設け、係止穴を穿設する取付板二枚
を並設したブラケットをアーム先端に吊設したフォーク
を内筒上面に設けてなる昇降手段と、
【0014】受柱を両端に設けた支柱を補強材にて連結
し係止穴を穿設する支持板を下方の補強材中央に設け補
強材にて補強して組立分解を可能とし昇降手段の外周に
設けて支持するようにしたベントと、横桁・縦桁・調整
材・受桁を組合せた平面用支持台と、横桁・受桁・ジャ
ッキ・調整材・受材・補強横桁を組合せた傾斜用支持台
とからなるよう支持手段と、内筒外周にチェーンを設
け、外筒に設けた旋回用モーターに直結するスプロケッ
トをチェーンに噛合させ、外筒内で内筒がスラスト自動
調心軸受で支持され旋回用モーターの作動にて回転を可
能とし、チェーン上方に抑え板を設け接続体に固設する
取付台に設けた抑えロールにて抑え板を抑えるようにし
た旋回手段と、
【0015】ベント横走行レール・リフタ横走行レール
・駆動用チェーンを上面に設けたリフタ横駆動レールと
調整用ジャッキを設けた受桁を組合せて梯子状とした横
移動レールと、ベント縦走行レール・リフタ縦走行レー
ル・駆動用チェーンを上面に設けたリフタ縦駆動レール
と調整ジャッキを設けた受桁を組合せて梯子状とした縦
移動レールからなる移動レールと、枠台下面にチルタン
クをリフター横走行レールとリフター縦走行レールに載
置するよう設け、スプロケットを直結する移動用モータ
ーをスプロケットが駆動用チェーンに噛合うよう枠台下
面に設けてなるリフター架台と、枠状とした下フレーム
と上フレームと連結材を取付材にて連結し下フレーム下
面にチルタンクをベント横走行レールとベント縦走行レ
ールに対応するよう設け、ガイドローラーにて脱落を防
止するよう設けたベント走行架台とからなる移動手段
と、制御ボックスをリフター架台側面上方に設け、昇降
用モーターや移動用モーターや旋回用モーターを電気的
に連結し集中制御にて同時駆動をも可能とすると共に、
自動或は手動運転を自在とした制御手動との組合せとし
たものである。
【0016】
【実施の形態】以下本発明を具体化した実施例を図面に
ついて説明する。図中1は昇降手段を具体化した昇降装
置全体を示す。(図4乃至図15参照)2はリフター架
台全体を示し、3は断面Hなどの形鋼からなる横材3a
と縦材3bを四角状とした枠台であって、形鋼からなる
内材4を縦材3b間に横材3a内側に平行に設け、形鋼
を十字状とした下台5中央上面に取付材6を設け、取付
板6が枠台3の平面において中央となるよう縦材3bと
内材4下面に設けている。7はギヤジャッキであって、
内材4両端上面の4箇所に軸7aを直立に設けている。
8は昇降用モーター9を連結するマイタギヤボックスで
あって、一方の縦材3b中央に内側に向けて設けた取付
板8a上に設け、取付板8aと対応させ縦材3b中央外
側に設けた取付板9a上に昇降用モーター9を設け、連
結桿10にて該マイタギヤボックス8と左右のギヤジャ
ッキ7とを連結し昇降用モーター9の駆動にてギヤジャ
ッキ7の回転を可能としている。
【0017】11は内蔵する二箇のギヤにて回転方向を
変換する中間アイドラーであって、突出するギヤ軸にチ
ェーンスプロケット12a,12bを設け、内材4中央
上面にチェーンスプロケット12a,12bが外側とな
るよう設け、ギヤジャッキ7に設けたチェーンスプロケ
ット13とをチェーン14にて連結し昇降用モータ9の
駆動にて4箇所のギヤジャッキ7の回動を可能としてい
る。15はリフター全体を示し、16は円筒からなるセ
ンターポストであって、取付座板16aを一端に設け前
記取付板6上に直立設置している。17は円筒からなる
外筒であって、一端に取付フランジ17aを設けてい
る。18は円形の外筒受であって、中央にセンターポス
ト16挿入用の挿入穴18aを穿設し、円環からなるフ
ランジ環19を挿入穴18aに沿って、又円環状のフラ
ンジ環20のフランジ環19外側に同一面に突出し、前
記外筒17の取付フランジ17aにフランジ環19,2
0が外筒17内側となるよう設けている。21は公知の
スラスト自動調心軸受であって、フランジ環19,20
間に設けている。
【0018】22は円形で中央にセンターポスト16挿
入用の挿入穴22aを設けた内筒受であって、センター
ポスト16に挿入するスライドブッシュ23を一側面に
設け、スラスト自動調心軸受21上に空転可能に設けて
いる。24は円筒からなり外筒17に挿入可能な内筒で
あって、上端に取付板24aを盲状となるよう設け、下
端に肉厚を厚くした取付部24bを設け、前記内筒受2
2に取付板24aを固設しスラスト自動調心軸受21に
て空転を自在としている。25はギヤジャッキ用ナット
であって、前記4箇所に設けたギヤジャッキ7の軸7a
に螺合し、上部に円筒状のジャッキカバー26を設け、
接続体27にて外筒17とジャッキカバー26を連結一
体としている。
【0019】28はフォーク全体を示し、29はH鋼を
十字状に組んだフレームであって、十字状の先端に支材
30を下方に向けて設け、先端の両側に穴31a,32
aを穿設した受板31,32を適間隔に並設してなるア
ーム33の受板31,32を外方向となるよう支材30
下方にアーム33が水平となるよう設け、前記取付板2
4a上に該フレーム29を設けて内筒24と一体として
いる。34はブラケットであって、基板35両端に切溝
35aを穿設し、係止穴36aを穿設する係止板36を
二枚適間隔に直立設置している。37はアイボルトであ
って、受板31,32間に挿設し、締結ボルト38と穴
31a,32aにて受板31,32に係止し、前記切溝
35aを嵌入しナット締めにてアーム33先端下面にブ
ラケット34を設置している。
【0020】39は支持手段を具体化した支持装置全体
を示す。(図1,図2,図24乃至図27参照) 40はベント全体を示し、41は角筒で板を十字状とし
た柱体の両端に受座板を設けてなる受柱41aを両端に
設けた支柱であって、接続板42a,42bを上下の受
柱41aに設け、補強材43a,43bを接続板42
a,42bに接続し、4本の支柱41とによって直方体
を形成している。44は支持板であって、中央に当板4
4aを設けて補強し当板44a中央に係止穴36aと同
径の係止穴44bを貫通して設け、下方の補強材43b
中央内側に当板44aが上部となるよう設けている。4
5は補強材であって、上部の接続板42aと支持板44
間を連結補強している。46は平面用支持台全体を示
し、47aはH鋼からなる横桁であって、前記ベント4
0の受柱41a上に二本を平行に載置している。48は
H鋼からなる縦桁であって、横桁47a上に交叉させ二
本を平行にベント40より広くなるよう設けている。
【0021】49は柱体からなる高さ調整用の調整材で
あって、それぞれの縦桁48上二箇所に設けている。5
0はH鋼からなる受桁であって、調整材49上に縦桁4
8と平行に設けている。51は傾斜用支持台全体を示
し、52aはジャッキであってベント40上に平行に設
けた横桁47a上二箇所に設け補助用の横桁47bを調
整材53を介して支持している。52bはジャッキであ
って、補助横桁47b上の一端に設けて一方の受桁50
を支持し、高さ調整用の調整材でジャッキ52bと反対
側の補助用の横桁47b他端に設け、他方の受桁50を
支持している。54は上面を斜状とした柱状の受材であ
って、それぞれの受桁50上面二箇所に傾斜が沿うよう
設けている。
【0022】55は旋回手段を具体化した旋回装置全体
である。(図13乃至図16参照)56は旋回用モータ
ーであって、外筒17外周に突設する取付材57に外筒
17と軸芯が平行するよう設け、上部にスプロケット5
8を設けている。59は円板からなる抑え板であって、
前記内筒24を外筒17に挿入した時、内筒24外周に
外筒17上端に接近させて固設し、該抑板59下方に外
筒17より大きい円環の取付フランジ59aを設けてい
る。61は断面L形状のアタッチメント60を設けた公
知の旋回用チェーンであって、取付フランジ59aにア
タッチメント60を取付けて該旋回用チェーン61を環
状に設けスプロケット58と噛合している。62はL形
状とした取付台であって、先端部に抑えロール63を設
け接続体27上に抑えロール63が抑え板59を抑える
よう設けている。
【0023】64は移動手段を具体化した移動装置全体
を示す。(図1乃至図6・図10乃至図12・図17乃
至図23参照) 65は移動レール全体を示し、66は横移動レールであ
って、H鋼からなるベント横走行レール67aを外側に
し、リフタ横走行レール67bをその内側に、更にリフ
タ横駆動レール68を最内側となるよう両側に設け、調
整用ジャッキ69を設けた受桁70を下面に設けて梯子
状としている。71は縦移動レールであって、H鋼から
なるベント縦走行レール72aを外側にし、リフタ縦走
行レール72bを内側に、更にリフタ縦駆動レール73
を最内側となるよう両側に設け、調整用ジャッキ69を
設けた受桁70を下面に設けて梯子状としている。74
は駆動用チェーンであって、前記リフタ横駆動レール6
8とリフタ縦駆動レール73上面にL形の取付板75に
て長手に沿って設けている。76はベント走行架台全体
を示し、77はH鋼からなる下フレームであって、該下
フレーム77より短い上フレーム78と連結材79にて
枠状とし、上フレーム78上面両端に座板80を設け、
L鋼からなる取付材81を下フレーム77両端上面に設
けて枠台を形成している。
【0024】82は公知のチルタンクであって、下フレ
ーム77両端下面に設けている。83はガイドローラで
あって、角筒体の取付体84の先端下面に設け、下フレ
ーム77下面にガイドローラ83が水平で外側となるよ
う設けている。85は公知のチルタンクであって、枠台
3の横材3a下面に設けている。86は移動用モーター
であって、枠台3の一方の縦材3bの外側両端二箇所に
突設する固定材87下面に設け、該移動用モーター86
に設けたスプロケット88をチェーン74に噛合してい
る。89は回転調整具であって、他方の縦材3bに突設
するアングル材90に取付けた取付材91に設け、スプ
ロケット88を駆動用チェーン74に噛合するよう直結
し補助的に走行を助ける。92は制御手段を具体化した
制御装置を示し、(図1・図4参照)93は制御ボック
スであって、他方の縦材3bに直立させて設けた固定枠
93aに設けている。
【0025】
【作用】以下橋脚の補修工事としての鋼製梁の設置を設
置作業順に従って説明する。 1.準備作業 鋼製梁95を傾斜梁95aと中央梁95bと三分割して
運搬し、鋼製梁95を支持する柱体94を設けておく。 2.鋼製梁の設置作業 (1)移動手段としての移動装置の設置 柱体94の側方に図20に示す如く横移動レール66を
調整用ジャッキ69で水平を調整し左右等分の長さにな
るよう設置する。(例えば本実施例では横移動レール6
6の全長は16mである) 横移動レール66の設置が終わるとチルタンク85をリ
フタ横走行レール67b上に又、スプロケット88をリ
フタ横駆動レール68上の駆動用チェーン74に噛合せ
て枠台3を中央と両端の三箇所に移動自在に設置する。
次いでチルタンク82をベント横走行レール67a上に
設けガイドローラー83にてベント横走行レール67a
より脱落しないようベント走行架台76を枠台3の外周
にそれぞれ設ける。
【0026】(2)昇降手段としての昇降装置及び旋回
手段としての旋回装置の設置 リフター架台の設置 取付板6上に取付座板16aを設けてセンターポスト1
6を直立設置し、内材4両端4箇所にギヤジャッキ7を
設け一方のギヤジャッキ7間にマイタギヤボックス8と
昇降用モーター9を又他のギヤジャッキ7間に中間アイ
ドラー11を設けチェーン14にてチェーンスプロケッ
ト12a,12bとチェーンスプロケット13を連結し
昇降用モーター9の作動で4箇所のギヤジャッキ7が同
時に動くようにしている。 リフターの設置 外筒17とギヤジャッキ用ナット25に固設するジャッ
キカバー26が接続体27にて一体となり、内筒24を
外筒17に挿入して回転可能としたリフター15を、外
筒17内筒24をセンターポスト16に挿入しギアジャ
ッキ用ナット25を軸7aに螺合にて設けてリフター1
5の設置が終わる。
【0027】フォーク28の設置 更にフレーム29先端4箇所に支材30を介して受板3
1を設け、アイボルト37にて吊設すブラケット34を
設けてなるフォーク28のフレーム29を、内筒24の
取付板24a上に設け昇降装置1の設置が終わる。 旋回装置の設置 内筒24外周に設けた旋回用チェーン61に外筒17に
設けたスプロケット58との噛合を調整し、抑えロール
63にて抑え板59をスムーズに抑え板59が旋回する
よう抑え、旋回用モーター56の作動にて内筒24が正
しく旋回するようにして旋回装置55の設置が終る。
【0028】(3)支持装置の設置 ベント一段目の設置 上フレーム78の両端上面に設置する4箇所の座板80
上に、受柱41aを設けた支柱41を直立設置し、接続
板42aを介して補強材43aにて上方の受柱41aを
連結し、又接続板42bを介して補強材43bにて下方
の受柱41aを連結して直方体の枠を形成し、更に支持
板44を補強材43b中央内側に設け、補強材45にて
接続板42aと支持板44を連結して昇降装置1の外側
に一段目のベント40を設置する。この間フォーク28
のアーム33先端部やブラケット34が支持板44の設
置時に邪魔になるので、昇降用モーター9を作動してギ
ヤジャッキ7にてリフター15を僅少持上げてアーム3
3先端を支持板44の位置よりずらせておく。そしてベ
ント40の設置が終わると、昇降用モーター9にてリフ
ター15を下げブラケット34の取付板36間に支持板
44を挿入し係止穴44bより係止穴36aに係止ピン
97を挿入してベント40とフォーク28を連結する。
【0029】支持台の設置 i 支持面が平面の場合(中央梁を支持する場合)(図
1・図2参照) 中央のベント40上に横桁47を横移動レール66と平
行に設け、縦桁48を横桁47aに直交させて設置し、
受桁50を縦桁48と平行に調整材49aをかませて設
ける。そしてクレーンにて中央梁95bを受桁50上に
載置する。 ii 支持面が傾斜面の場合(傾斜梁を支持する場合)
(図26・図27参照) 両側のベント40上に横桁47aを横移動レール66と
平行に設け、ジャッキ52aを横桁47aの2箇所に設
け、補助横桁47bを調整材49bを介して設け、受桁
50を横桁47aに直交させジャッキ52bと調整材5
3にて支持し、傾斜に合わせて受材54を受桁50上に
設ける。そしてクレーンにて傾斜梁95aを受材54上
に載置し中央梁95bと連結するため移動用モーター8
6を作動してスプロケット88を回動しリフタ横駆動レ
ール68に沿って駆動用チェーン74にて移動させて一
体化して鋼製梁95を形成し一段目のベント40の設置
による鋼製梁95の支持が図28に示す如く終わる。
【0030】(4)支持装置のベント二段目の設置(一
段目持上作業) 三箇所の制御ボックス93にて昇降用モーター19を同
時に作動させギヤジャッキ7にてリフター15及びフォ
ーク28を上昇させ一段目のベント40を図29に示す
如く持上げる。そして一段目のベント40とベント走行
架台76間に二段目ベント40を前述の一段目ベント4
0と同じように図30に示す如く設け昇降用モーター9
を逆転させて二段目ベント40上に一段目ベント40を
載置し受柱41aを連結固定する。ベント40の連結が
終わると、係止ピン97を抜いてフォーク28とベント
40の連結をなくしてから昇降用モーター9を作動しリ
フター15とフォーク28を僅少持上げて停止する。そ
して旋回用モーター56にスプロケット58を回して噛
合うチェーン61を動かし内筒24を回しフォーク28
を旋回させる。フォーク28が45°旋回した所で停止
し昇降用モーター9にて二段目ベント40の位置までフ
ォーク28を下げて停止する。再び旋回用モーター56
にてフォーク28を45゜旋回させて停止後下降させて
二段目ベント40の支持板44を取付板36で挾み係止
ピン97を挿入して二段目ベント40とフォーク28を
連結する。
【0031】(5)支持装置のベント三段目の設置(二
段目持上作業) 二段目ベント40の設置と同じ要領で図31・図32に
示す如く三段目ベント40を二段目ベント40とベント
走行架台76間に設け、三段目ベント40とフォーク2
8を連結する。
【0032】(6)鋼製梁の縦移動及び載置 縦移動レールの設置と走行方向変換 中央と両側の三箇所で同時に鋼製梁95を僅少持上げて
から両側二箇所のベント走行架台76を解体して別の支
柱を三段目のベント40の支柱41下方に設けて支持す
る。その後三段目のベント40とフォーク28の連結を
外してフォーク28を三段目のベント40の補強材43
aに当るまで上昇させる。その後旋回用モーター56を
作動させ、フォーク28の係止によって内筒24が固定
状態となって動かないので、逆にチェーン61に沿って
スプロケット58が回わって外筒17を旋回させ、ジャ
ッキカバー26と共にリフター架台2を90゜旋回させ
て停止する。
【0033】そしてリフター架台2下方に縦移動レール
71のベント縦走行レール72aとリフタ縦走行レール
72bとリフタ駆動レール73を受桁70にて連結しな
がら横移動レール66に直交して設ける。縦移動レール
71一部の設置が終わるとフォーク28を下降し、チル
タンク85をリフタ縦走行レール72b上に設け、スプ
ロケット88をリフタ駆動レール73上のチェーン74
と噛合せ、フォーク28と三段目ベント40を連結す
る。再びリフター15,フォーク28を上昇させて三段
目ベント40を4箇所で支持していた支柱を外しベント
走行架台76を90°方向を変えチルタンク82がベン
ト縦走行レール72a上となるようにしフォーク28を
下降させて方向変換が図33に示す如く終わる。
【0034】鋼製梁の移動載置 鋼製梁95を支える両側二箇所に縦移動レール71を横
移動レール66上に直交するよう設けたので、その分全
体が高くなる。そのため両側に縦移動レール71を設け
る間は三箇所ともフォーク28を上昇させて鋼製梁95
を支持している。そして両側を方向変換中中央はフォー
ク28を上昇した状態で鋼製梁95を支持しているが、
両側での方向変換が終わるとフォーク28を下降し鋼製
梁95の支持をしないようにしておく。このように中央
の支持を外してから、図34に示す如く両側二箇所で制
御ボックス93によって同時に移動用モーター86を作
動してスプロケット88を回しリフタ縦駆動レール73
に沿って駆動用チェーン74との噛合にて縦移動レール
71に従って移動し、図35に示す如く鋼製梁95が柱
体94上に達した時に停止する。そしてフォーク28を
上下動し三段目のベント40を取り外し鋼製梁95の高
さを調整し柱体94との連結作業を行い鋼製梁95を柱
体94上に載置して図36・図37に示す如く鋼製梁9
5の設置作業が終わる。
【0035】(7)撤去作業 三段目のベント40が取り外されているのでベント40
の設置の逆の要領でベント40を取り外して行き、その
後昇降装置1をフォーク28・リフター15・リフター
架台2の順で取り除き、更にベント走行架台76・縦移
動レール71・横移動レール66の順で移動装置64を
取り除き全作業が終了する。なお連結又は接続は、各部
材間で着脱可能なボルト締めにて行うが、説明及び図示
では省略する。
【0036】
【発明の効果】上述の如く本発明は、支持手段のベント
類の挿入を常に最下段で行って橋梁を持ち上げるため、
高所での作業を少なくすると共に、数多くの持上手段や
移動手段を集中制御によって同調させることによって、
広範囲に及ぶ作業でも連絡を密にしながら安全確実に行
えるため作業人員の削減に加えて作業員の危険を少なく
し安全性を増加させることが出来る。又、ギヤジャッキ
による昇降手段としたことによって、長ストロークの持
上を可能とすると共に、橋梁を支持手段にて支持した状
態で同時に全体を移動するため、支持手段のベント類の
箇数が橋梁の高架下分だけで済み多くの部材を必要とせ
ず経済的である。更に、旋回手段にて360゜の旋回を
可能としたため、走行方向の変換や支持した鋼製橋梁の
方向変換が行え、縦横移動との組合せによって鋼製橋梁
の設置場所の範囲が広くなる等多くの特長を有し産業利
用上非常に優れた発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の昇降・支持・旋回・移動・制御の各手
段を具体化して組合せた正面図である。
【図2】本発明の昇降・支持・旋回・移動・制御の各手
段を具体化して組合せた右側面図である。
【図3】本発明の昇降・支持・旋回・移動・制御の各手
段を具体化して組合せた平面図である。
【図4】本発明の昇降手段と移動手段を具体化して組合
せた正面図である。
【図5】本発明の昇降手段と移動手段を具体化して組合
せた右側面図である。
【図6】本発明の昇降手段と移動手段を具体化して組合
せた平面図である。
【図7】本発明の昇降手段を具体化したリフター先端主
要部の正面図である。
【図8】本発明の昇降手段を具体化したリフター先端主
要部の右側面図である。
【図9】本発明の昇降手段を具体化したリフター先端主
要部の平面図である。
【図10】本発明の昇降手段を具体化したリフター架台
の正面図である。
【図11】本発明の昇降手段を具体化したリフター架台
の右側面図である。
【図12】本発明の昇降手段を具体化したリフター架台
の平面図である。
【図13】本発明の昇降手段と旋回手段を具体化して組
合せた正面図である。
【図14】本発明の昇降手段と旋回手段を具体化して組
合せた右側面図である。
【図15】本発明の昇降手段と旋回手段を具体化して組
合せ一部を破断した平面図である。
【図16】本発明の旋回手段を具体化した主要部の部分
図である。
【図17】本発明の移動手段を具体化した移動レールの
正面図である。
【図18】本発明の移動手段を具体化した移動レールの
右側面図である。
【図19】本発明の移動手段を具体化した駆動部の部分
図である。
【図20】本発明の移動手段を具体化した移動レールの
平面図である。
【図21】本発明の移動手段を具体化したベント走行架
台の正面図である。
【図22】本発明の移動手段を具体化したベント走行架
台の右側面図である。
【図23】本発明の移動手段を具体化したベント走行架
台の平面図である。
【図24】本発明の支持手段を具体化したベントの正面
図である。
【図25】本発明の支持手段を具体化したベントの平面
図である。
【図26】本発明の支持手段を具体化した傾斜用支持台
の正面図である。
【図27】本発明の支持手段を具体化した傾斜用支持台
の左側面図である。
【図28】本発明の施工における鋼製梁設置の状態図で
ある。
【図29】本発明の施工における昇降手段にて一段目ベ
ントを持上げた状態図である。
【図30】本発明の施工における二段目ベントを設置し
た状態図である。
【図31】本発明の施工における昇降手段にて二段目ベ
ントを持上げた状態図である。
【図32】本発明の施工における三段目ベントを設置し
た状態図である。
【図33】本発明の施工における旋回手段にて走行方向
の変換をした状態図である。
【図34】本発明の施工における鋼製梁の移動状態正面
図である。
【図35】本発明の施工における鋼製梁の移動状態側面
図である。
【図36】本発明の施工における鋼製梁の設置状態の側
面図である。
【図37】本発明の施工における鋼製梁の設置状態の正
面図である。
【符号の説明】
1 昇降装置 2 リフター架台 3 枠台 3a 横材 3b 縦材 4 内材 5 下台 6 取付板 7 ギヤジャッキ 7a 軸 8 マイタギヤボックス 8a 取付板 9 昇降用モーター 9a 取付板 10 連結桿 11 中間アイドラー 12a チェーンスプロケット 12b チェーンスプロケット 13 チェーンスプロケット 14 チェーン 15 リフター 16 センターポスト 16a 取付座板 17 外筒 17a 取付フランジ 18 外筒受 18a 挿入穴 19 フランジ環 20 フランジ環 21 スラスト自動調心軸受 22 内筒受 22a 挿入穴 23 スライドブッシュ 24 内筒 24a 取付板 25 ギヤジャッキ用ナット 26 ジャッキカバー 27 接続体 28 フォーク 29 フレーム 30 支材 31 受板 31a 穴 32 受板 32a 穴 33 アーム 34 ブラケット 35 基板 35a 切溝 36 取付板 36a 係止穴 37 アイボルト 38 締結ボルト 39 支持装置 40 ベント 41 支柱 41a 受柱 42a 接続板 42b 接続板 43a 補強材 43b 補強材 44 支持板 44a 当板 44b 係止穴 45 補強材 46 平面用支持台 47a 横桁 47b 横桁 48 縦桁 49 調整材 50 受桁 51 傾斜用支持台 52a ジャッキ 52b ジャッキ 53 調整材 54 受材 55 旋回装置 56 旋回用モーター 57 取付材 58 スプロケット 59 抑え板 59a 取付フランジ 60 アタッチメント 61 旋回用チェーン 62 取付台 63 抑えロール 64 移動装置 65 移動レール 66 横移動レール 67a ベント横走行レール 68 リフタ横駆動レール 69 調整用ジャッキ 70 受桁 71 縦移動レール 72a ベント縦走行レール 72b リフタ縦走行レール 73 リフタ縦駆動レール 74 駆動用チェーン 75 取付板 76 ベント走行架台 77 下フレーム 78 上フレーム 79 連結材 80 座板 81 取付材 82 チルタンク 83 ガイドローラー 84 取付体 85 チルタンク 86 移動用モーター 87 固定材 88 スプロケット 89 回転調整具 90 アングル材 91 取付材 92 制御装置 93 制御ボックス 93a 固定枠 94 柱体 95 鋼製梁 95a 傾斜梁 95b 中央梁 97 係止ピン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動レール上をチルタンク及びチェーン
    とスプロケットを噛合させて移動を可能とした移動手段
    の移動レール上に、 センターポストに挿入した外筒と内筒をギヤジャッキに
    て上下動を可能としたリフター上部に、数箇所にて支持
    を可能としたフォークを設けたなる昇降手段と、ベント
    及び桁と調整材とジャッキを組合せた平面支持台と傾斜
    面支持台とからなる支持手段を昇降手段の外周に数体を
    一連として設けて鋼製橋梁を支持手段にて支持し、 昇降手段の操作によって、支持手段下方に支持手段を設
    けながら鋼製橋梁を所定高さまで持上げ、チェーンとス
    プロケットの噛合にて旋回を可能とした旋回手段にて昇
    降手段と支持手段の走行方向の変換を行い、鋼製橋梁の
    両端を支持し、移動レールに沿って所定場所に移動して
    設置し、各種手段を除去するようにしたことを特徴とす
    る鋼製橋梁撤去設置施工方法。
  2. 【請求項2】 枠台中央にセンターポストを設けギヤジ
    ャッキに螺合するギヤジャッキ用ナットと一体としたジ
    ャッキカバーと外筒を接続体にて一体とし、外筒内に内
    筒を設けてセンターポストに挿入してなるリフターをギ
    ヤジャッキにて上下動を可能とし、十字状に設けたフレ
    ーム先端に支材を介してアームを設け、係止穴を穿設す
    る取付板を並設したブラケットをアーム先端に吊設した
    フォークを内筒上面に設けてなる昇降手段と、 受柱を両端に設けた支柱を補強材にて連結し係止穴を穿
    設する支持板を下方の補強材中央に設けて組立分解を可
    能とし昇降手段の外周に設けて支持するようにしたベン
    トと、横桁・縦桁・調整材・受桁・ジャッキ・補助横桁
    を組合せた平面用支持台と、傾斜用支持台とからなる支
    持手段と、 内筒外周にチェーンを設け、外筒に設けた旋回用モータ
    ーに直結するスプロケットをチェーンに噛合せ、外筒内
    で内筒がスラスト自動調心軸受で支持され旋回用モータ
    ーの作動にて回転を可能とし、チェーン上方に設けた抑
    え板を抑えロールにて抑えるようにした旋回手段と、 ベント横走行レール・リフタ横走行レール・駆動用チェ
    ーンを上面に設けたリフタ横駆動レールと調整用ジャッ
    キを設けた受桁を組合せて梯子状とした横移動レール
    と、 ベント縦走行レール・リフタ縦走行レール・駆動用チェ
    ーンを上面に設けたリフタ縦駆動レールと調整ジャッキ
    を設けた受桁を組合せて梯子状とした縦移動レールから
    なる移動レールと、枠台下面にチルタンクを設け、スプ
    ロケットを直結する移動用モーターをスプロケットが駆
    動用チェーンに噛合うよう枠台下面に設けてなるリフタ
    ー架台と、枠状とした下フレームと上フレームと連結材
    を取付材にて連結し下フレーム下面にチルタンクを設
    け、ガイドローラーにて脱落を防止するよう設けたベン
    ト走行架台とからなる移動手段と、 制御ボックスをリフター架台側面上方に設け、昇降用モ
    ーターや移動用モーターや旋回用モーターの作動を制御
    するように電気的に連結し集中制御にて同時駆動をも可
    能とすると共に、自動或は手動運転を自在とした制御手
    動との組合せとしたことを特徴とする鋼製橋梁撤去設置
    施工装置。
JP32748096A 1996-10-31 1996-10-31 鋼製橋梁の設置或は撤去施工方法及びその装置 Expired - Fee Related JP3619923B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32748096A JP3619923B2 (ja) 1996-10-31 1996-10-31 鋼製橋梁の設置或は撤去施工方法及びその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32748096A JP3619923B2 (ja) 1996-10-31 1996-10-31 鋼製橋梁の設置或は撤去施工方法及びその装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10131129A true JPH10131129A (ja) 1998-05-19
JP3619923B2 JP3619923B2 (ja) 2005-02-16

Family

ID=18199634

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32748096A Expired - Fee Related JP3619923B2 (ja) 1996-10-31 1996-10-31 鋼製橋梁の設置或は撤去施工方法及びその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3619923B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109826655A (zh) * 2019-02-28 2019-05-31 黄河水利职业技术学院 一种水利工程施工用支撑安全保护装置
CN112647405A (zh) * 2020-12-16 2021-04-13 中铁十五局集团有限公司 一种钢箱梁的托架装置
CN113279338A (zh) * 2021-06-15 2021-08-20 北京工业大学 可重复利用的链条式转体转动装置及转体方法
CN114277693A (zh) * 2022-01-07 2022-04-05 山东高速尼罗投资发展有限公司 一种行走式大承载组合钢管支架及使用方法
CN114737488A (zh) * 2022-03-29 2022-07-12 中铁六局集团有限公司 框架桥位移调整设备及其使用方法
CN117207117A (zh) * 2023-10-10 2023-12-12 浙江嘉诚动能科技股份有限公司 一种压力容器横套装配工装及其装配方法

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109826655A (zh) * 2019-02-28 2019-05-31 黄河水利职业技术学院 一种水利工程施工用支撑安全保护装置
CN109826655B (zh) * 2019-02-28 2020-06-23 黄河水利职业技术学院 一种水利工程施工用支撑安全保护装置
CN112647405A (zh) * 2020-12-16 2021-04-13 中铁十五局集团有限公司 一种钢箱梁的托架装置
CN113279338A (zh) * 2021-06-15 2021-08-20 北京工业大学 可重复利用的链条式转体转动装置及转体方法
CN114277693A (zh) * 2022-01-07 2022-04-05 山东高速尼罗投资发展有限公司 一种行走式大承载组合钢管支架及使用方法
CN114737488A (zh) * 2022-03-29 2022-07-12 中铁六局集团有限公司 框架桥位移调整设备及其使用方法
CN117207117A (zh) * 2023-10-10 2023-12-12 浙江嘉诚动能科技股份有限公司 一种压力容器横套装配工装及其装配方法
CN117207117B (zh) * 2023-10-10 2024-02-27 浙江嘉诚动能科技股份有限公司 一种压力容器横套装配工装及其装配方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3619923B2 (ja) 2005-02-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5255489A (en) Construction apparatus for buildings and constructing method therewith
JP7346246B2 (ja) 重量物移動装置を用いた重量物の移動方法及び重量物移動装置
US5022199A (en) Construction apparatus and construction method
JPH10131129A (ja) 鋼製橋梁撤去設置施工方法及びその装置
JP2971042B2 (ja) 桁運搬機及び桁運搬方法
JP4343646B2 (ja) ガイドタワーを構成する支柱及びその支柱を用いた風力発電機の構築方法。
CN108086661B (zh) 运输平台系统及其应用施工方法
JP2563762B2 (ja) 橋桁の扛上扛下工法,扛上機およびベント部材
US20210102366A1 (en) Device and method for moving a building module along the ground
JP2955512B2 (ja) 柱状体の連続処理工法およびその装置
JP2002097819A (ja) 送電鉄塔の組立て方法および送電鉄塔組立て装置
JPH05133016A (ja) 周辺保持自昇式建築工法
JP3220397B2 (ja) 昇降式足場
JPH0921115A (ja) 橋梁撤去設置施工方法及びその装置
JPH09144303A (ja) タンクの内面点検、補修装置
CN115506605B (zh) 一种智能机械同步落架装置
CN114182938B (zh) 一种型钢斜柱安装装置及其施工方法
CN220747717U (zh) 一种建筑板材拼接设备
JP2002030810A (ja) 構造物の構築方法および構築装置
JP7415657B2 (ja) 屋根施工システム及び屋根施工方法
JP2766769B2 (ja) 空調機器搬入方法
JP2001171975A (ja) 建屋内への重量物搬入方法及び建屋外への重量物搬出方法
JP2016130439A (ja) ベント組立装置、及びベント連結体組立方法
JP2019214873A (ja) 昇降式足場の設置方法
CN117287045A (zh) 一种狭窄空间平面网架起步跨空中对接安装方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040224

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040421

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Effective date: 20041005

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20041101

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees