JPH10130U - ディスクプレーヤ - Google Patents
ディスクプレーヤInfo
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- JPH10130U JPH10130U JP1031297U JP1031297U JPH10130U JP H10130 U JPH10130 U JP H10130U JP 1031297 U JP1031297 U JP 1031297U JP 1031297 U JP1031297 U JP 1031297U JP H10130 U JPH10130 U JP H10130U
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- disk
- disc
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来のディスクプレーヤでは、大径のディス
クを挿入するための挿入口から小径のディスクを挿入す
る場合、正規の再生位置に装填できなかったり、挿入さ
れたディスクの識別ができない場合があった。また大径
のディスクであっても外振などによって正規の装填位置
に装填できない場合があった。 【解決手段】 ディスクが挿入された時、ディスクが正
規の装填位置に位置決めされた時に検知状態が切り替わ
る検知部を備え、この検知部によりディスクが正しく装
填されていないと判断された場合、搬入機構のローラに
よっていったんディスクを排出方向へ送り、再び搬入方
向へと搬入する。
クを挿入するための挿入口から小径のディスクを挿入す
る場合、正規の再生位置に装填できなかったり、挿入さ
れたディスクの識別ができない場合があった。また大径
のディスクであっても外振などによって正規の装填位置
に装填できない場合があった。 【解決手段】 ディスクが挿入された時、ディスクが正
規の装填位置に位置決めされた時に検知状態が切り替わ
る検知部を備え、この検知部によりディスクが正しく装
填されていないと判断された場合、搬入機構のローラに
よっていったんディスクを排出方向へ送り、再び搬入方
向へと搬入する。
Description
【0001】
本考案は、ディスク挿入部から挿入されたディスクがディスク駆動機構上にて 位置決めされるディスクプレーヤに係り、特にディスクが、ディスク駆動機構上 に位置ずれして設置されるのを防止できるようにしたディスクプレーヤに関する 。
【0002】
従来、コンパクトディスクは多数の曲が記録された比較的大径(直径が12c m)のものが一般的であったが、近年のCDプレーヤの普及に伴って、前記ディ スクより小径(直径が8cm)で、2〜3曲が記録されたディスク、いわゆるC Dシングルが普及し、前記大径ディスクと小径のディスクとの両方のディスクが 再生できるCDプレーヤの開発が要求されている。 従来、同一の挿入口から形状の異なるディスクを挿入して使用する場合、図1 1に示すようなアダプタ1が使用されている。このアダプタ1はベース円板2が 大径のディスクと同一径に形成されており、その数カ所に弾性を有して拡開でき る支持アーム3を有している。小径のディスク(S)は支持アーム3に設けられ たクランプ突起4によってアダプタの中央部にクランプされる。このアダプタ1 をCDプレーヤの挿入口より挿入することにより、ベース円板2の外周を基準に して、小径のディスク(S)がターンテーブルに確実にクランプできるようにな る。
【0003】 しかしながら、前記従来のように小径のディスクをアダプタ1に取付けて、C Dプレーヤの挿入口より挿入すると、アダプタの支持アーム3とベース円板2と の間に存在する切溝部分3a(支持アーム3が弾性的に拡開できるようにするた めの溝)がディスクローディング途中に、ディスク挿入検知用の光検知手段上を 通る場合がある。この場合、検知手段による誤検知となり、途中でディスクロー ディング動作が停止し、ディスクを所定位置に装着できなかったり、排出できな いなどの問題が生じる。 そこで大径ディスクを挿入できる開口幅寸法を有する挿入口に、小径ディスク をそのまま挿入できるようにしたディスクプレーヤが考えられている。このディ スクプレーヤでは、挿入口から挿入された小径ディスクが、装置の中央方向へ導 かれ、ディスク駆動機構上に位置決めされ、ディスク中心部がディスク駆動機構 のターンテーブル上に設置されるようになっている。
【0004】
上記の異なる径のディスクに対応したディスクプレーヤでは、小径のディスク が挿入口に対して中心から片寄った位置から挿入されたときなどに、確実に装置 中央に導かれない場合があり、ディスクが位置決め部材に当たった状態で、ディ スクの中心とターンテーブルとが位置ずれする場合がある。このときクランパー とターンテーブルとでディスク中心を確実にクランプできなくなる。 また、大径のディスクが挿入口から挿入された場合、装置内のディスク通過領 域はディスク径寸法とほぼ同じであり、ディスク駆動機構上での位置決めは小径 ディスクが挿入された場合よりも容易である。しかしながら、大径のディスクで あっても、一旦ディスク駆動機構上に位置決めされた後に、例えば車載用の場合 の自動車の車体振動などよりディスクが動いた場合に、ディスク中心部がターン テーブルの中心から位置ずれし、ターンテーブルとクランパーとで、ディスクが 確実にクランプされないことも生じる。
【0005】 本考案は上記従来の課題を解決するものであり、挿入部から挿入されて搬入さ れたディスクが、ディスク駆動機構に対し位置ずれして保持されるのを防止でき るようにしたディスクプレーヤを提供することを目的としている。
【0006】
本考案は、ディスク挿入部とその内方に位置する搬入機構と、搬入機構により 搬入されたディスクをディスク駆動機構に対して位置決めする位置決め部材とが 設けられたディスクプレーヤにおいて、ディスク挿入部から挿入されたディスク を検知できる位置で且つディスク駆動機構に対し位置決めされた状態のディスク が検知領域から外れる位置となる検知部が設けられ、この検知部がディスクを検 知した後の所定時間内にディスクが前記検知領域から外れず検知部の検知状態が 切り替わらないときに前記搬入機構をディスク排出方向へ動作させる制御回路が 設けられていることを特徴とするものである。
【0007】 または、ディスク挿入部とその内方に位置する搬入機構と、搬入機構により搬 入されたディスクをディスク駆動機構に対して位置決めする位置決め部材とが設 けられたディスクプレーヤにおいて、ディスク挿入部から挿入されたディスクを 検知する検知部と、ディスク駆動機構に対しディスクが位置決めされた状態でそ の検知状態が切り替わる他の検知部とが設けられ、挿入された前記ディスクを前 記検知部が検知した後の所定時間内に前記他の検知部の検知状態が切り替わらな いときに前記搬入機構をディスク排出方向へ動作させる制御回路が設けられてい ることを特徴とするものである。
【0008】
上記第1の手段では、挿入部から挿入されたディスクが検知部により検知され たときを基準として所定時間以内にこの検知部の検知状態が切り替わらないとき には、ディスクがディスク駆動機構上に確実に位置決めされていないものと判断 され、搬入機構が逆方向へ駆動されて、ディスクが排出される。
【0009】 第2の手段では、挿入部からディスクが挿入されたときに、このディスクが搬 入機構により搬入されるが、このディスクの挿入は検知部により検知され、検知 部により検知されたときを基準とし、所定時間以内に他の検知部の検知状態が切 り替わらないときに、ディスクがディスク駆動機構に対して正確に位置決めされ ていないものと判断される。このとき搬入機構によりディスクが排出される。
【0010】
以下、本考案の一実施例を図1〜図10(B)を用いて説明する。 図1はディスクプレーヤの操作部を示す正面図である。この図において、11 は操作パネルである。操作パネル11には、各種表示を行なう液晶表示素子など からなるディスプレイ13と、例えば小径のディスク(S)および大径のディス ク(L)のように径の相違する複数種類のディスクが挿入される挿入口12とが 設けられている。この操作パネル11はプレーヤ本体(H)の前面に取付けられ て、プレーヤ本体(H)の各機能を操作できるようになっている。
【0011】 プレーヤ本体(H)については図2以下の図面を用いて詳細に説明する。 図2ならびに図3は装置本体(H)の平面図、図5はその側面図である。 図2ならびに図3において符号14は大径のディスク(L)の中央を挟持しな いように両端方向に向って徐々に太い径となっている駆動ローラである。この駆 動ローラ14の一端は一方のサイドシャーシ15aに軸支され、他端はサイドシ ャーシ15bに軸支されている。そして駆動ローラ14には、サイドシャーシ1 5bの外側にて歯車16が取付けられている。この歯車16は図5に示すように サイドシャーシ15bに設けられたモータ17の回転力を伝達する各種歯車18 ,18…と噛合っており、モータ17の回転力によって駆動ローラ14が回転駆 動されるようになっている。
【0012】 また駆動ローラ14の相手側は図10(A)と図10(B)に示すようなプラ スチック製の対向部材14aである。この対向部材14aの駆動ローラ14に対 向している面は、凹状の曲面になっている。この凹形状は駆動ローラ14の径の 変化に対向し且つ駆動ローラ14の径の変化と同じ変化率の曲率になっている。 この駆動ローラ14は、ディスク引き込み動作中は所定のばね圧にて対向部材1 4aとでディスクを挟圧し、ディスクが完全に挿入された後には下方向へ逃げて ディスクから離れるようになっている。なお上記対向部材14aは回転しないも のであり、駆動ローラ14によって送り込まれるディスクが単に摺動するだけで ある。しかしこの対向部材14aとして駆動ローラ14と同じように両端が徐々 に太くなる形状の回転自在なローラを使用することも可能である。駆動ローラ1 4と対向部材14aとによるディスク引き込み動作では、大径のディスク(L) を用いたときには図10(A)に示すように、大径のディスク(L)を駆動ロー ラ14の最も太い位置で駆動できるようになっている。そのため、駆動ローラ1 4と対向部材14aとのばね圧の挟圧力によって大径のディスク(L)を強く挟 持でき、より強い駆動力によってディスクが引き込まれるようになっている。ま た、小径のディスク(S)を用いたときには図10(B)に示すように、小径の ディスク(S)を駆動ローラ14の中央側の細い部分で駆動するようになってい る。そのため、小径のディスク(S)は駆動ローラ14と対向部材14aとによ って比較的弱い力によって挟持され、小径のディスク(S)は大径のディスク( L)を駆動するときの駆動力よりも弱い力で引き込まれるようになる。また小径 のディスク(S)が通路中央から片寄った位置に挿入され、ディスク(S)の一 方の端部だけが駆動ローラ14の大径部で挟持されて引き込まれる場合には、デ ィスク(S)に作用する駆動力のバランスが崩れるため、ディスク(S)は送り 込まれながら駆動ローラ14の中央位置すなわち通路の中央位置に導かれる。
【0013】 図2ならびに図3において、符号20はディスク駆動ユニットを示している。 このディスク駆動ユニット20は、両サイドシャーシ15a,15bに取付けら れた振動吸収用の4個のダンパー19a,19b(他の2個は図に現れない)に 支持されている。このダンパーの存在により車載用として使用された場合に、車 体振動や衝撃からディスク駆動ユニット20が保護されるようになる。
【0014】 図4に示すように、ディスク駆動ユニット20の下シャーシ22には、ディス ク(S)または(L)を回転させるターンテーブル23、ならびに小径のディス ク(S)あるいは大径のディスク(L)に書き込まれた信号を読取る光学的ピッ クアップ機構21が装備されている。図4に示すように、下シャーシ22の一端 には上シャーシ25が設けられている。この上シャーシの基部には支持穴25a が形成されており、この支持穴25aが下シャーシ22に設けられた軸により回 動自在に支持されている。また上シャーシ25はばね(図示せず)によって常に 下シャーシ22の方向へ引き寄せられている。上シャーシ25にはターンテーブ ル23に搭載されたディスク(S)または(L)をクランプするクランパー26 が回動自在に支持されており、また上シャーシ25の側方には、クランパー26 がターンテーブル23上に下降することを規制する規制片27が一体に折曲げ形 成されている。この規制片27には、ディスク(S)または(L)がターンテー ブル23上に供給されるまで上シャーシ25を上方に向けて傾かせて待機させる ための待機部27aとこの待機部27aに隣接する傾斜部27bとが形成されて いる。この傾斜部27bに対して、ディスク(S)または(L)を排出するとき にクランプ解除用の解除ピン28(図5参照)が摺動し、解除ピン28が待機部 27aの下に入り込んだときに上シャーシ25が持ち上げられるようになってい る。この解除ピン28は、サイドシャーシ15bに設けられた各種歯車18,1 8…のいずれかと噛み合うラック機構などによって図5の左右方向へ駆動される ようになっているものである。図5に示すソレノイドSOLは、上記解除ピン2 8の動作タイミングなどを設定するためのものである。
【0015】 図4に示すように、上記上シャーシ25の下面(下シャーシ20に対向してい る面)には三角形状のスライダ30が設けられており、またこのスライダ30に はストッパ31が一体に設けられている。図2ならびに図8に示すように、スト ッパ31は、大径のディスク(L)の半径と同じまたはディスク(L)の半径よ りもわずかに大きな曲率半径にて彎曲して形成されている。ストッパ31は、樹 脂などによって上記曲率にて彎曲して形成されており、またその凹曲面側がター ンテーブル23の方向に向けられている。三角形状のスライダ30の上面には一 対のピン32と33が設けられている。この両ピン32と33は、前記上シャー シ25に形成されている直線状の摺動穴34に挿入され、この摺動穴34に沿っ てスライダ30が直線的に移動できるようになっている。
【0016】 上記スライダ30には一対のロック解除レバー35aと35bがそれぞれピン 36aと36bとによって回動自在に支持されている。各ロック解除レバー35 aと35bは、くの字形状に形成されているものである。ロック解除レバー35 aと35bの長いアームの先端には下向きのディスク規制突起37aと37bが 取付けられている。各ロック解除レバー35aと35bの短いアームの先端には ロックピン38aと38bが上向きに取付けられている。前記上シャーシ25に は摺動穴34を挟んで一対の補助穴41aと41bが穿設されている。この一対 の補助穴41aと41bは、摺動穴34と平行となるように直線的に延びており 、前記ロックピン38aならびに38bが上記補助穴41aと41bに挿入され ている。各補助穴41aと41bのそれぞれのターンテーブル側の端部にはロッ ク溝42aと42bが一体に形成されている。このロック溝42aと42bは、 互いに接近する方向に向けて形成されている。前記一対のロック解除レバー35 aと35bはその短いアームどうしがスプリング39によって連結されている。 このスプリング39の力によって、一対のロックピン38aと38bが互いに近 づくように各ロック解除レバー35aと35bが付勢されている。このスプリン グ39の付勢力はかなり弱いものとなるように設定されている。
【0017】 図8に示すように、スライダ30が図の左方向に移動しているときには、スプ リング39によって引き付けられている一対のロックピン38aと38bがそれ ぞれ補助穴41a,41bの端部のロック溝42aと42b内に嵌合している。 この状態でスライダ30が図の右方向すなわち通路奥方向へ移動できないように ロックされる。またこのようにスライダ30がロックされている状態では、ロッ ク解除レバー35aと35bに設けられている一対のディスク規制突起37aと 37bが、円弧形状のストッパ31よりも図示左側に位置している。小径のディ スク(S)の中心がターンテーブル23の中心にほぼ一致しているときには、ロ ックピン38aと38bがロック溝42aと42bにロックされた状態にて、一 対のディスク規制突起37aと37bが小径のディスク(S)の縁部に接触する ようになる。すなわち、ターンテーブル23の上に供給された小径のディスク( S)はその縁の(イ)部が円弧形状のストッパ31のほぼ中心部に当り、このと き、縁の(ロ)部と(ハ)部の両部分が各ディスク規制突起37aと37bとに 当たるようになる。小径のディスク(S)は、上記(イ)、(ロ)ならびに(ハ )部の3点にてターンテーブル23の中心上に至るように位置決めされることに なる。また図3に示すディスク通路の縁と各ディスク規制突起37aならびに3 7bとの距離は、小径のディスク(S)の半径よりも小さい寸法となるように設 定されている。
【0018】 大径のディスク(L)が供給されると、このディスク(L)の縁部の半径が小 径のディスク(S)の半径よりも大きいため、しかもストッパ31の凹曲面の曲 率がディスク(L)の半径にほぼ一致しているため、ディスク(L)の縁の(イ )部がストッパ31に当たると、縁の(ニ)部と(ホ)部とによってディスク規 制突起37aと37bが図の右方向(通路奥方向)へ押される。その結果、ロッ ク解除レバー35aと35bがスプリング39の力に対向して互いに開く状態に 回動し、一対のロックピン38aと38bが上シャーシ25のロック溝42a, 42bから外れる。よってスライダ30のロックが解除され、スライダ30が図 の右方向へ移動できるようになる。すなわち大径のディスク(L)が供給される と、スライダ30のロックが外れ、ディスク(L)によってストッパ31が奥方 向へ押し込まれるようになる。
【0019】 上シャーシ25の上面には、イジェクトレバー45が設けられている。このイ ジェクトレバー45は支持ピン46によって回動自在に支持されている。イジェ クトレバー45の先端には長穴45aが形成されており、前記スライダ30に設 けられているピン33は上シャーシ25に形成されている摺動穴34を貫通し、 上記イジェクトレバー45の長穴45aに挿入されている。前記スライダ30の 摺動穴34に沿う直線動作は、このイジェクトレバー45の回動動作に連動して いる。イジェクトレバー45の基部アーム45bと上シャーシ25との間には反 転スプリング47が掛けられている。図8に示すように、スライダ30が挿入口 の方向に移動しているときには、反転スプリング47によってイジェクトレバー 45が反時計方向に付勢されて、スライダ30が図の左方向に押し付けられる。 スライダ30のロックが解除されて、スライダ30が図の右方向へ約2/3スト ローク程度移動すると、反転スプリング47による付勢方向が反転し、イジェク トレバー45が時計方向へ付勢されて、スライダ30が図の右方向(通路奥方向 )へ押し付けられる。
【0020】 上シャーシ25の端部下面にはイジェクト駆動レバー51が設けられており、 支持ピン52によって上シャーシ25に回動自在に支持されている。このイジェ クト駆動レバー51のアーム先端には駆動ピン53が設けられており、この駆動 ピン53は上シャーシ25に形成された切欠き(図示せず)を通過して上方に突 出している。そしてこの駆動ピン53は前記イジェクトレバー45に形成されて いる長穴45cに挿入されている。またイジェクト駆動レバー51には作動片5 1aが形成されており、この作動片51aが上シャーシ25の側縁から突出して いる。そして図示しない駆動機構によりこのイジェクト駆動レバー51が駆動さ れ、イジェクトレバー45が回動駆動されるようになっている。
【0021】 図2に示すように、ディスクの挿入通路内にはA、B、C、Dで示す4箇所に 位置する光学検知器が設けられている。この各光学検知器A〜Dは、ディスク挿 入通路を挟んで対向する発光素子ならびに受光素子を有している。そして光を一 定径に絞る絞り部材が設けられている。この各光学検知器A〜Dのうち、第1の 光学検知器Aはディスク挿入ならびに排出検知用であり、挿入口12の内方で且 つディスク挿入通路の中心位置に配置されている。第2の光学検知器Bは小径の ディスク(S)または大径のディスク(L)の中心がターンテーブル23の上に 来ているときに、いずれのディスクであっても遮断される位置に配置されている 。なお、第1の光学検知器Aによりディスクの挿入が検知された後の所定時間内 に、この第2の光学検知器Bによりディスクが検知されないとき、小径のディス ク(S)が正規の位置まで挿入されず途中位置にて停止していると判断される。 第3の光学検知器Cは大径のディスク(L)の中心がターンテーブル23の上に 来ているときに、ディスク(L)の縁部から外れる位置に配置されている。第1 の光学検知器Aによりディスクの挿入が検知されさらに第3の光学検知器Cがデ ィスクにより遮られた後の所定時間内にこの第3の光学検知器の検知が切り替わ らないとき、大径のディスク(L)が正規の位置まで挿入されていないものと判 断される。また第3の光学検知器Cは、大径のディスク(L)が排出されたこと を検知する機能をも有しており、このディスク(L)が光学検知器Cを遮断しな い位置まで移動したときに排出動作が完了される。また第4の光学検知器Dは図 において左側に示されている位置に排出された小径のディスク(S)が再度押し 込まれたときに、このディスク(C)により遮断されることによって、この押し 込み動作を検知するためのものである。この第4の光学検知器Dは、小径のディ スク(S)の挿入側先端が駆動ローラ14と対向部材14aとで挟まれる位置ま で挿入されたときに、このディスク(S)の先端によって遮断される位置に設け られている。
【0022】 図6に示すように、上記各光学検知器A〜Dの受光出力は検知回路61により 検知され、この検知信号がマイクロコンピュータ62に入力される。そしてこの マイクロコンピュータ62に入力されているソフトウエアに応じてモータ駆動回 路63が制御され、駆動ローラ14を駆動するための前記モータ17が正転(デ ィスク送り方向)ならびに逆転(ディスク排出方向)へ駆動制御される。
【0023】 次に上記実施例のディスクプレーヤにおけるディスクの装填動作について説明 する。 ディスクが再生されていないときには、図5に示す解除ピン28が左側に移動 している。そしてこの解除ピン28が上シャーシ25に形成された規制片27の 待機部27aに当接し、規制片27を介して上シャーシ25が持ち上げられてお り、これによってクランパー26がターンテーブル23から離れている。また上 シャーシ25の上面に設けられているイジェクトレバー45は反転スプリング4 7によって反時計方向に回動させられており、このイジェクトレバー45とピン 33によって連結されているスライダ30は挿入口12の方向へ押し出されてい る。そして一対のロック解除レバー35aと35bがスプリング39によって互 いに引き寄せられ、ロックピン38aと38bが、上シャーシ25に形成された 補助穴41aと41bの端部のロック溝42a,42bに嵌合しており、スライ ダ30がロックされている。また一対のディスク規制突起37aと37bは、ス トッパ31よりも挿入口12側へ進出して位置している。
【0024】 小径のディスク(S)が挿入されると、駆動ローラ14と対向部材14aとに よって挟圧されて引き込まれる。図2に示すように、小径のディスク(S)が挿 入口12のほぼ中央から挿入された場合には、このディスク(S)は、駆動ロー ラ14と対向部材14aとによって図10(A)で示す状態(駆動ローラ14の 小径部)にて挟持されて送り込まれる。駆動ローラ14と対向部材14aの凹形 状により、ディスク(S)は挿入通路の中心を通って送り込まれる。図2ならび に図8に示すように、小径のディスク(S)は、その先端の(イ)部がストッパ 31のほぼ中央部に当たったときに、(ロ)部と(ハ)部がディスク規制突起3 7aならびに37bに当る状態になる。すなわちディスク規制突起37aと37 bの双方がストッパ31の方向へ押し込まれることはなく、よってロック解除レ バー35aと35bに設けられているロックピン38aと38bが同時にロック 溝42a,42bから外れることはない。よってこの場合にはスライダ30がロ ックされたままであり、図2ならびに図8の右方向へ移動することはない。よっ てディスク(S)は、その中心がターンテーブル23の上に至った位置で留まる 。
【0025】 また小径のディスク(S)の場合には、必ずしも挿入口12の中心部に挿入さ れるとは限られず、例えば、図3に示すようにディスク(S)が、サイドシャー シ15a側に片寄った状態で挿入される場合もある。このような場合であっても 、ディスク(S)を通路の中央位置に導くことができる。なぜならば、駆動ロー ラ14と対向部材14aは図10(A)に示すように中央が凹形状になっている ため、小径のディスク(S)の一方の側縁が駆動ローラ14の大径部に挟持され ていると、駆動ローラ14の軸が傾いて送り力のバランスが崩れ、その送り動作 の途中で、ディスク(S)を中央に戻そうとする力が働くからである。さらに片 寄って送られるディスク(S)の縁に最初に当るディスク規制突起37aと通路 端までの距離は、小径のディスク(S)の半径よりも狭くなっている。よってこ のディスクが図3に示す経路にて引き込まれ規制突起37aに当ると、この規制 突起37aを支点としてディスク(S)はその(イ)部がストッパ31に当るよ うに回動して送り込まれ、ディスク中心がターンテーブル23の上に導かれるこ とになる。なお、このとき、ディスク(S)の縁部がディスク規制突起37aを 図示右方向へ押し、この力によってディスク規制突起37aが設けられているロ ック解除レバー35aが時計方向へ回動し、ロックピン38aが上シャーシ25 のロック溝42aから外れる。しかしながら他方のロック解除レバー35bに設 けられているロックピン38bはロック溝42bから外れないため、スライダ3 0はロックされたままとなり、ストッパ31が通路奥方向へ押し込まれることは ない。また小径のディスク(S)が図3とは逆側に片寄って送り込まれた場合も 同様である。
【0026】 ディスク(S)の中心がターンテーブル23の上に至ったことが後述の検知動 作によって認識されると、図5に示すソレノイドSOLが励磁され、駆動ローラ 14へのモータ動力が断たれるともに、モータ17の駆動力によって解除ピン2 8が右方向へ駆動される。よって解除ピン28が規制片27から離れ、解除ピン 28によって持ち上げられていた上シャーシ25がばねの力によって下降し、ク ランパー26とターンテーブル23とによってディスク(S)がクランプされる 。この動作に連動して駆動ローラ14が下降してディスクから離れる。
【0027】 次に、大径のディスク(L)が挿入口12から挿入されて、駆動ローラ14に よって送り込まれると(図10(A)参照)、図8に示すように、ディスク(L )の縁の(ニ)部と(ホ)部がほぼ同時にディスク規制突起37aと37bに当 る。またストッパ31はほぼディスク(L)の外周に沿う凹形状であるため、デ ィスク(L)がストッパ31のほぼ全面に沿って当たり、よって、両規制突起3 7aと37bがほぼ同時にストッパ31の方向へ押される。そのためこの規制突 起37aと37bがそれぞれ設けられているロック解除レバー35aと35bが スプリング39に対抗して互いに開く方向へ回動し、それぞれに設けられている ロックピン38aと38bがほぼ同時に上シャーシ25のロック溝42aと42 bから外れ、スライダ30のロックが解除される。よって図9に示すように、さ らに駆動ローラ14によってディスク(L)が送り込まれると、これに押されて ストッパ31は通路奥方向へ移動させられる。ある距離(例えば2/3ストロー ク程度)移動すると、スライダ30とともに回動するイジェクトレバー45が反 転スプリング47によって時計方向へ回動させられ、これによりスライダ30な らびにストッパ31は自動的に通路奥方向移動させられる。ストッパ31が通路 奥方向へ移動させられた状態で、ディスク(L)はその中心がターンテーブル2 3の上に一致する位置となる。
【0028】 大径のディスク(L)が装填されたことが検知されると、小径ディスク(S) のときと同様に上シャーシ25が下降して、ディスク(L)がクランパー26と ターンテーブル23とによってクランプされる。また駆動ローラ14が下降して ディスクから離れる。
【0029】 ディスクの排出動作では、まず小径のディスク(S)の場合、上シャーシ25 が上昇してクランパー26がディスクから離れる。そして駆動ローラ14がディ スクに当る位置まで上昇し且つ逆転されて、ディスク(S)が挿入口から排出さ れる。また大径のディスク(L)の場合には、上シャーシ25が上昇してディス クのクランプが解除されるとともに、イジェクト駆動レバー51が時計方向へ駆 動される。これに伴なってイジェクトレバー45が反時計方向へ回動し、ある角 度まで回動すると反転スプリング47によってさらに回動させられ、スライダ3 0ならびにストッパ31が挿入口12の方向へ復帰させられる。そして駆動ロー ラ14が上昇し且つ逆転してディスクが挿入口から排出される。
【0030】 次に、A〜Dで示した光学検知器による検知動作ならびにこの検知動作に基づ く駆動ローラの回転制御について説明する。 以下の説明において、光学検知器A〜Dではそれぞれディスクが光を遮断した ときをON、ディスクが光を遮断していないときをOFFとして説明する。また 図7は各光学検知器による検知動作ならびにこの検知動作に基づくマイクロコン ピュータ62による制御(ソフトウエアによる制御)を示すフローチャートであ る。
【0031】 まず、駆動ローラ14のモータが停止しているときに、小径のディスク(S) または大径のディスク(L)が挿入口12から挿入されると、各ディスクの先端 によって第1の光学検知器AがONになり(図7の(I)参照)、これによりモ ータ17が始動して駆動ローラ14が正転し、ディスクが引き込まれる。 次に小径のディスク(S)か大径のディスク(L)であるかならびにこれらの ディスクの中心がターンテーブルの真上に来ているか否かの識別は次のように行 なわれる。
【0032】 まず、大径のディスク(L)が挿入されると、第1の光学検知器AがONにな った後、第3の光学検知器CがONになる((II)参照)。大径ディスク(L )の場合には、第3の光学検知器Cが必ずONになる。小径のディスク(S)の 場合には光学検知器CがONになる場合とOFFのままの場合とがある。マイク ロコンピュータ62では、第1の光学検知器AがONになったときなどを基準と してタイマなどにより所定時間が設定され、この時間内に第2の光学検知器Bが ONになるか否かが判断される((III)と(III´)参照)。同様に第3 の光学検知器CがONのなった後などを基準として、タイマなどにより所定時間 が設定され、この時間内に第3の光学検知器CがOFFになるか否か判断される ((IV)参照)。大径のディスク(L)が挿入され、その中心がターンテーブ ル上に正常に移動するときには、まず(II)において光学検知器CがONにな り、さらに(III)において光学検知器Bが所定時間内にONになり、また一 旦ONになっていた光学検知器Cが所定時間内にOFFとなる。この両光学検知 器BとCの切り替わりに加え第1の光学検知器AがONであることが確認されて ((V)参照)、大径のディスク(L)が正規の位置に装填されたものと判断さ れる。
【0033】 小径のディスク(S)が挿入され、その中心がターンテーブル上の正規の位置 へ移動するときには、まず(I)において第1の光学検知器AがONになった後 に、第3の光学検知器Cが一旦ONになった後あるいは光学検知器CがONにな ることなく、(III)または(III´)において第2の光学検知器Bが所定 時間内にONになる。この光学検知器Bが所定時間内にONとなり、(IV)に おいて第3の光学検知器Cが所定時間内にOFFになり且つ(V)または(V´ )において第1の光学検知器AがOFFであるときに、小径のディスク(S)が 正規の位置に装填されたものと判断される。第1の光学検知器Aと第2の光学検 知器Bは、小径ディスク(S)によって同時にONにできない位置に配置されて いる。よって例えば、小径ディスク(S)が引き込まれるとき、その挿入経路に よって第1の光学検知器AだけがONの場合と、第1と第3の光学検知器AとC が共にONになる場合があるが、ディスク(S)が進行して、第2の光学検知器 BがONになると第1の光学検知器Aならびに第3の光学検知器Cは必ずOFF になり、このときに、正規の位置への装填が確認できる。すなわち図7の(I) において光学検知器AがONになった後、光学検知器CがONになったときには 、(IV)と(V)の制御ステップを経て小径ディスク(S)が正規の装填位置 に至ったものと判断される。また光学検知器CがONにならない場合には、(I II´)と(IV´)の制御ステップを経て小径ディスク(S)が正規の位置に 装填されたものと判断される。
【0034】 ここで大径のディスク(L)が挿入され、駆動ローラ14による送り動作のと きに、例えば車載用機器の場合の車体の振動などによりディスクがわずかに偏る などして、ディスク(L)が図2に示すような正規の位置まで装填できない場合 が想定される。大径のディスク(L)が正規の位置まで装填されない場合には第 3の光学検知器C上にディスクが位置しており、この光学検知器CがONのまま である。このように光学検知器Cが一旦ONとなり、(IV)にて所定時間の内 にOFFにならない場合には、駆動ローラ14を駆動しているモータ17を逆転 させ((VI)参照)、大径のディスク(L)が一旦挿入口の方向へ戻される。 そして大径のディスク(L)が第2の光学検知器Bから外れてこの光学検知器B がOFFになったときに((VII)参照)、再度駆動ローラ14が正転して、 ディスクの送りが再開される。そして所定時間以内に光学検知器CがOFFにな ったら、光学検知器AがONであることを確認して大径のディスク(L)が正規 の位置に装填されたものと検知される。所定時間以内に光学検知器CがOFFに ならない場合には、駆動ローラ14の逆転と正転が再度繰り返される。
【0035】 また小径のディスク(S)の場合に、正規の位置に装填されない場合、(II I)または(III´)において、第2の光学検知器Bが所定時間以内にONに ならない。よってこの場合には(VIII)に示すように、マイクロコンピュー タ62からの指令によりモータ17が逆転駆動され、駆動ローラ14を逆転させ て小径のディスク(S)が一旦挿入口の方向へ戻される。そしてステップ(IX )にて第1の光学検知器Aがディスクを検知したときに駆動ローラ14が再度正 転し、ディスクの送り込みが再開される。この制御ステップ(IX)では、光学 検知器Aが一旦OFFになった後のONであるか否かが判断される。送り込み再 開後、所定時間内に光学検知器BがONになり、さらに第1の光学検知器AがO FFになれば、小径のディスク(S)が正規の位置に装填されたことが検知され る。光学検知器Bが所定時間内にONにならない場合には、(VIII)に戻っ て駆動ローラ14が逆転され、さらに(IX)の判断により正転が繰り返され、 小径のディスク(S)が正規の位置に装填されるまで送り動作が繰り返される。
【0036】 さらに、(III´)において、光学検知器Bが所定時間内にONになったと しても、(V´)において第1の光学検知器AがOFFでない場合には、小径の ディスク(S)の本来の直径と相違するディスクが挿入され、あるいはディスク 状の異物が挿入されたものとしてディスクを排出する。同様に(VIII)にお いてモータを逆転させたときに、(IX)において光学検知器Aが一度OFFし た後にONになったものでない場合すなわち例えば光学検知器AがONであり続 けた場合においても、本来の直径の小径ディスクではないものと判断されてディ スクが排出される。
【0037】 小径のディスク(S)が挿入されるときは、必ずしも挿入口の中央から挿入さ れるとは限らず、図3にて(β)で示すように挿入口の一方に偏った位置から挿 入されることがある。図3に示すように偏った位置に挿入された場合、ディスク (S)が通路奥方向へ移動し、ほぼ(α)で示す位置からさらにやや進行して小 径のディスク(S)が一方の規制突起37aに当った状態にて停止することが想 定される。このような場合、上記の駆動ローラ14の逆転ならびにその後の正転 によりディスクの送り動作が繰り返されるが、この再度のディスク送り動作では 、図3にて(α)で示す位置から図示左方向へ戻され、その位置から再度挿入が 再開される。よって(β)で示すように最初から偏った位置にて挿入されるより も良い条件すなわち中心に近寄った位置から再度挿入動作が繰り返されることに なる。よって送り込みを繰り返す度に小径のディスク(S)が正規の位置まで装 填できる確率が高くなり、小径のディスクが確実に正規の位置に装填されるよう になる。
【0038】 次にディスクの排出制御は次のようにして行なう。 大径のディスク(L)の場合には、イジェクト操作によってクランプを解除す るとともに、モータ17によって駆動ローラ14を逆転させ、ディスク(L)を 排出する。そしてそれまでOFFだった第3の光学検知器Cが一旦ONになった 後さらにOFFになったときにモータを停止する。このとき図2の左側に示すよ うに、ディスク(L)の後端が駆動ローラ14上に位置してディスク(L)が挿 入口12から突出した状態となる。次に小径のディスク(S)の排出動作では、 イジェクト操作によってクランプが解除された後に、モータ17を一定時間だけ 駆動する。小径のディスク(S)は、この一定時間後に駆動ローラ14から外れ た位置にて止まり、小径のディスク(S)の先部が挿入口12から突出して停止 する。
【0039】 また、一旦排出されたディスクが再度押しこまれたときには、大径のディスク (L)の場合には第3の光学検知器Cが再度ONになったことによって確認し、 小径のディスク(S)の場合には、第4の光学検知器DがONになったことによ って確認する。この確認によって駆動ローラ14を再度駆動し、ディスクを挿入 口12の方向へ押し出してもよいし、駆動ローラ14によって再度ディスクを引 き込み再生動作の待機状態としてもよい。
【0040】 なお、図の実施例では第2の光学検知器Bにより小径のディスク(S)が確実 に装填されたか否かの検知が行なわれ、第3の光学検知器Cにより大径のディス ク(L)が確実に装填されたか否かの検知が行なわれるが、これらのための検知 手段は上記のような光学検知器に限られず、他の検知手段であってもよい。また 光学検知器の配置位置も図の実施例に限られるものではない。
【0041】
以上のように本考案では、ディスクがディスク駆動機構上に確実に位置決めさ れていないときには、ディスクが搬入機構により一旦排出される。よってディス クが位置ずれされた状態でクランパーにより押圧されることなどを防止でき、ク ランパーの損傷やディスクの損傷を防止できる。また、排出されたディスクを再 度搬入できるようにすれば、ディスクを確実に位置決めしてクランプできる確立 を高くできる。
【図1】本考案の実施例によるディスクプレーヤの操作
部を示す正面図、
部を示す正面図、
【図2】本考案の実施例によるディスクプレーヤ本体の
平面図、
平面図、
【図3】本考案の実施例によるディスクプレーヤ本体の
平面図、
平面図、
【図4】ディスク駆動ユニットの分解斜視図、
【図5】図2ならびに図3の側面図、
【図6】モータの制御部を示す回路ブロック図、
【図7】モータ制御のフローチャート、
【図8】ストッパとロック解除機構の動作を示すディス
ク駆動ユニットの部分平面図、
ク駆動ユニットの部分平面図、
【図9】大径ディスクによりロック解除された状態の前
記図8の部分平面図、
記図8の部分平面図、
【図10】(A)は大径ディスクを搬入する駆動ローラ
と対向部材を示す正面図、(B)は小径ディスクを搬入
する駆動ローラと対向部材を示す正面図、
と対向部材を示す正面図、(B)は小径ディスクを搬入
する駆動ローラと対向部材を示す正面図、
【図11】従来使用されている小径ディスク用アダプタ
を示す平面図、
を示す平面図、
S 小径のディスク L 大径のディスク 12 挿入口 14 駆動ローラ 23 ターンテーブル 25 上シャーシ 26 クランパー 28 クランプ解除ピン 30 スライダ 31 ストッパ 35a,35b ロック解除レバー 37a,37b ディスク規制突起 42a,42b ロック溝 45 イジェクトレバー 47 反転スプリング 51 中間レバー 61 駆動レバー 67 駆動ピン A 第1の光学検知器 B 第2の光学検知器 C 第3の光学検知器 D 第4の光学検知器
Claims (2)
- 【請求項1】 ディスク挿入部とその内方に位置する搬
入機構と、搬入機構により搬入されたディスクをディス
ク駆動機構に対して位置決めする位置決め部材とが設け
られたディスクプレーヤにおいて、ディスク挿入部から
挿入されたディスクを検知できる位置で且つディスク駆
動機構に対し位置決めされた状態のディスクが検知領域
から外れる位置となる検知部が設けられ、この検知部が
ディスクを検知した後の所定時間内にディスクが前記検
知領域から外れず検知部の検知状態が切り替わらないと
きに前記搬入機構をディスク排出方向へ動作させる制御
回路が設けられていることを特徴とするディスクプレー
ヤ。 - 【請求項2】 ディスク挿入部とその内方に位置する搬
入機構と、搬入機構により搬入されたディスクをディス
ク駆動機構に対して位置決めする位置決め部材とが設け
られたディスクプレーヤにおいて、ディスク挿入部から
挿入されたディスクを検知する検知部と、ディスク駆動
機構に対しディスクが位置決めされた状態でその検知状
態が切り替わる他の検知部とが設けられ、挿入された前
記ディスクを前記検知部が検知した後の所定時間内に前
記他の検知部の検知状態が切り替わらないときに前記搬
入機構をディスク排出方向へ動作させる制御回路が設け
られていることを特徴とするディスクプレーヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997010312U JP2588512Y2 (ja) | 1997-11-20 | 1997-11-20 | ディスクプレーヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997010312U JP2588512Y2 (ja) | 1997-11-20 | 1997-11-20 | ディスクプレーヤ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10130U true JPH10130U (ja) | 1998-06-09 |
JP2588512Y2 JP2588512Y2 (ja) | 1999-01-13 |
Family
ID=11746738
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1997010312U Expired - Lifetime JP2588512Y2 (ja) | 1997-11-20 | 1997-11-20 | ディスクプレーヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2588512Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5516209U (ja) * | 1978-07-14 | 1980-02-01 | ||
JP4717791B2 (ja) * | 2006-12-04 | 2011-07-06 | パイオニア株式会社 | ディスク搬送装置、ディスク装置、および、ディスク搬送方法 |
-
1997
- 1997-11-20 JP JP1997010312U patent/JP2588512Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
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JPS5516209U (ja) * | 1978-07-14 | 1980-02-01 | ||
JP4717791B2 (ja) * | 2006-12-04 | 2011-07-06 | パイオニア株式会社 | ディスク搬送装置、ディスク装置、および、ディスク搬送方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2588512Y2 (ja) | 1999-01-13 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19981020 |
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