JPH10162466A - ディスク再生装置 - Google Patents

ディスク再生装置

Info

Publication number
JPH10162466A
JPH10162466A JP8331653A JP33165396A JPH10162466A JP H10162466 A JPH10162466 A JP H10162466A JP 8331653 A JP8331653 A JP 8331653A JP 33165396 A JP33165396 A JP 33165396A JP H10162466 A JPH10162466 A JP H10162466A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disk
switch
loading
disc
switches
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP8331653A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryoji Aoyama
良次 青山
Kunio Kido
国男 城戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tanashin Denki Co Ltd
Original Assignee
Tanashin Denki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tanashin Denki Co Ltd filed Critical Tanashin Denki Co Ltd
Priority to JP8331653A priority Critical patent/JPH10162466A/ja
Publication of JPH10162466A publication Critical patent/JPH10162466A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成と制御の下でディスクのローディ
ングとイジェクトとを確実に行い得るディスク再生装置
を提供する。 【解決手段】 ディスクの出し入れに連動して動作する
第1のスイッチ(SW1)と、ディスクが途中まで引き込
まれた状態のディスクのイジェクト状態を検出する第2
のスイッチ(SW2)と、ディスクの搬送に連動してディ
スクの存在を検出する第3のスイッチ(SW3)とを設
け、これらの第1乃至第3のスイッチからそれぞれ得ら
れる信号の組み合わせに応じてローディング・モータを
正転または逆転駆動すると共に停止制御するようこと
で、第1乃至第3のスイッチに複数種の検出機能を持た
せ、数多くのスイッチ(センサ)を組み込むことなしに
簡単な構成でディスク搬送機構の動作を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は装置本体に対するデ
ィスクのローディングおよびイジェクト制御を簡単な構
成の下で確実に行うことができ、特にその駆動電源の再
投入時においても装置本体におけるディスクの状態を確
実に判定して適切な作動制御を行い得るようにしたディ
スク再生装置に関する。
【0002】
【関連する背景技術】車載用のディスク再生装置は、専
らディスク(CD;コンパクト・ディスク)を装置本体
の前面に設けたスリット状のディスク装脱口(開口部)
から、その情報記録面に沿って直接的に出し入れするよ
うに構成される。そしてディスク再生装置では、上記開
口部に挿入されたディスクを装置本体の内部に引き込
み、これを該装置本体の内部に設けられたターンテーブ
ル上にクランプしてその記録情報の再生に供する(ディ
スク・ローディング動作)。また装置本体(ターンテー
ブル)にセットしたディスクの排出は、例えばその操作
部に設けたイジェクト・スイッチの操作を受けて行わ
れ、前記ターンテーブル上のディスクのクランプを解除
し、該ディスクを前記開口部から所定量だけ突出する位
置まで搬送することによって行われる(ディスク・イジ
ェクト動作)。
【0003】このような開口部とターンテーブルとの間
でのディスクの移送は、装置本体に組み込まれた、所謂
ディスク・ローディング機構により行われ、その駆動源
であるローディング・モータを正転駆動、或いは逆転駆
動することによって制御される。このようなディスク・
ローディングの制御は、一般的にはローディング機構を
構成する各部の動きに連動する複数のスイッチを用い、
これらのスイッチから得られる信号に基づいてローディ
ング機構とディスクとの関係を判定しながら、例えばマ
イクロプロセッサによる管理制御の下で実行される。
【0004】具体的には開口部へのディスクの挿入を検
出してローディング動作を起動し、ディスクのターンテ
ーブル上へのクランプ完了を検出して上記ローディング
動作の停止制御が行われる。また前記イジェクト・スイ
ッチの操作によってイジェクト動作が起動されたとき、
そのディスクが前記開口部から所定量だけ突出した状態
を検出して上記イジェクト動作の停止制御が行われる。
その他にも、例えば上記イジェクト動作の起動時に、装
置本体の内部にディスクがセットされているか否かを検
出したり、或いはディスク・ローディング時にそのディ
スク径を判定する等の検出が行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところでこの種のディ
スク再生装置においては、必ずしもディスクをイジェク
トした状態でその駆動電源がオフされるとは限らない。
特に車載用のディスク再生装置にあっては、エンジンの
オン・オフに連動してその駆動電源がオン・オフされる
ことが多い。このようなことから、従来では専ら、その
管理制御ユニットであるマイクロプロセッサ(或いはそ
のメモリ)をバックアップする機能を組み込んでおき、
電源の再投入時に電源がオフされたときの状態を復帰さ
せる等の工夫がなされている。
【0006】しかしながらこのような工夫を施した場
合、装置構成が大掛かりで複雑なものとなると言う不具
合があった。そこで前述した複数のスイッチの状態か
ら、装置本体に対するディスクのローディング状態を常
に判定し得るように、スイッチの構成を工夫することが
種々試みられている。ところがこのようにした場合、そ
の検出目的に応じた専用のスイッチが多数必要となり、
装置コストが高価格化すると言う新たな問題が生じる。
特にディス・クローディングの途中、或いはディスク・
イジェクトの途中で電源が遮断されたような場合、電源
の再投入時にその状態までも検出しようとすると、装置
構成が相当大掛かりなものとなると言う不具合があっ
た。
【0007】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たもので、その目的は、簡単な構成と制御の下でディス
クのローディングとイジェクトとを確実に行うことので
きるディスク再生装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
べく本発明に係るディスク再生装置は、装置本体の前面
側の開口部より情報記録面に沿って挿入されたディスク
を該装置本体の内部に引き込み、該装置本体の内部に設
けられたターンテーブル上にクランプするディスク・ロ
ーディング機構、即ち、正転・逆転駆動されるローディ
ング・モータの作動に伴って前記開口部とターンテーブ
ルとの間で前記ディスクを搬送するディスク搬送機構を
備えたものであって、特に前記開口部からのディスクの
出し入れに連動して装置本体へのディスクの装填を示す
信号を出力する第1のスイッチと、前記ディスクがディ
スク搬送路の途中位置にあるときに作動して、前記ディ
スクのイジェクト完了を示す信号を出力する第2のスイ
ッチ第2のスイッチと、前記ディスク搬送機構の作動に
連動してディスク搬送路の途中位置におけるディスクの
存在を示す信号を出力する第3のスイッチとを備え、前
記ディスク搬送機構に対する制御手段は、前記第1乃至
第3のスイッチからそれぞれ得られる信号の組み合わせ
に応じて前記ローディング・モータを正転または逆転駆
動すると共に停止制御するようにしたことを特徴として
いる。
【0009】即ち、第1乃至第3のスイッチに複数種の
検出機能を持たせ、これらの第1乃至第3のスイッチか
ら得られる信号の組み合わせに応じてローディング・モ
ータの制御を行うことにより、数多くのスイッチ(セン
サ)を組み込むことなしに簡単な構成でディスク搬送機
構を動作制御し、ディスク・ローディング動作およびデ
ィスク・イジェクト動作の確実化を図ったことを特徴と
している。特に第3のスイッチからの信号によりディス
ク搬送路の途中にディスクが存在することを確実に判定
し、この判定結果に従ってその後の制御動作を管理する
ことを特徴としている。
【0010】また請求項2に記載の発明は、前記ディス
ク搬送機構に、前記開口部に挿入されたディスクの縁部
により押されて位置変位する作動レバーと、前記開口部
から途中位置まで引き込まれたディスクの縁部により押
されて位置変位する保持レバーとを組み込み、この保持
レバーを予め所定位置に変位している前記作動レバーに
係合させてその係合状態を保つようにし、上記作動レバ
ーの変位位置に応じて前記第1および第2のスイッチを
それぞれ作動させるように構成することで該第1および
第2のスイッチの作動に関連性を持たせ、これによって
簡易な構成の下で、第1および第2のスイッチを確実に
作動させるようにしたことを特徴としている。
【0011】更に請求項3に記載の発明は、ローディン
グモータにより駆動されて該ディスクを挟み込んで搬送
するローラを支持し、該ローラによるディスクの挟み込
みに連動して位置変位するローラ支持体と、上下方向に
位置変位して前記装置本体の内部に引き込まれたディス
クをターンテーブル上にクランプする上下動機構との位
置変位により選択的に付勢されるように前記第3のスイ
ッチを設けることで、第3のスイッチかられる信号に基
づいてローディングモータの停止制御を行うと共に、デ
ィスク搬送路の途中におけるディスクの存在を検出し得
るようにしたことを特徴としている。
【0012】そして請求項4に記載の発明は、特に前記
制御手段において、第1乃至第3のスイッチから得られ
る信号の組み合わせの変化からディスクの装填状態を検
出して前記ローディング・モータの作動を制御するよう
にしたことをことを特徴としている。つまり第1乃至第
3のスイッチから得られる信号の組み合わせだけではな
く、その組み合わせの変化をも制御情報として取り込む
ことで、より細かい確実な動作制御を実現し得るように
したことを特徴としている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態について説明する。図1は実施形態に係るディ
スク再生装置におけるディスク・ローディング機構の概
略構成を示す斜視図であり、1は両側部を下方に折り曲
げて箱状に形成された装置本体のメインフレームであ
る。ディスク・ローディング機構2は上記メインフレー
ム1の天板1aから、その両側板1b,1bの内側に掛
けて組み込まれる。またターンテーブルや光学ヘッド、
およびそれらの駆動機構を備えたディスク再生ユニット
(図示せず)は、上記ディスク・ローディング機構2の
下方側に位置して前記メインフレーム1の内側に組み込
まれる。
【0014】さてディスク・ローディング機構2は、概
略的には前記天板1aの下面に組み込まれたディスク検
出部10と、前記側板1bの内側に組み込まれたディス
ク搬送部20とからなる。ディスク検出部10は、装置
本体の手前側部に位置して前記天板1aの下面に取り付
けられるフレーム板11を基体とし、図2にその平面構
成を示すように上記フレーム板11に左右一対の作動レ
バー12,12、これらの作動レバー12,12を互いに
連係動作させる連結板13、また前記作動レバー12と
係合可能に設けられた保持レバー14等をそれぞれ移動
自在(回動自在)に組み込んで構成される。またフレー
ム板11には、作動レバー12の回動位置に応じて選択
的に押圧されてスイッチ動作する第1および第2のスイ
ッチSW1,SW2がそれぞれ組み込まれている。また
フレーム板11には、後述するようにディスク搬送部2
0の動きに連動してスイッチ動作する第3のスイッチS
W3が組み込まれている。
【0015】尚、この例では12cm径の所謂大径ディ
スクを再生対象として第2のスイッチSW2を1つだけ
組み込んでいるが、8cm径の所謂の小径ディスクも再
生対象とする場合には、小径ディスクに対応した別の第
2のスイッチSW2を更に設ける場合もある。この場
合、2つの第2のスイッチSW2については、前記作動
レバー12の異なる回動位置においてそれぞれ選択的に
付勢されるように配置される。
【0016】一方、前記ディスク搬送部20は、図1に
概略的に示すように前記側板1bに組み込まれたローデ
ィング・モータ21や、このモータ21によってそれぞ
れ駆動される歯車機構22とローラ23、このローラ2
3を支持して上下方向に回動自在に設けられたローラ支
持体24、更に前記側板1bに沿って移動自在に設けら
れた左右一対の上下動機構25等を備えて構成される。
上記ローラ支持体24および上下動機構25は、前記作
動レバー12に連結されたリンク機構30(図2参照)
による歯車機構22の作動制御により、前記ローディン
グ・モータ21からの動力が選択的に供給されてそれぞ
れ位置変位動作する。
【0017】尚、ローディング・モータ21は、後述す
るように前記ディスク検出部10における第1乃至第3
のスイッチSW1,SW2,SW3からそれぞれ得られる
信号(オン/オフ信号)に基づいて選択的に正転・逆転
駆動される。そしてローディング・モータ21の正転駆
動によりディスクDのローディング動作がなされ、逆転
駆動によりそのイジェクト動作がなされる。またその駆
動制御は、例えばマイクロプロセッサによる制御の下
で、後述するように上記各スイッチSW1,SW2,SW
3からそれぞれ得られる信号の組み合わせに応じて実行
される。
【0018】ここでディスク・ローディング機構2の構
成とその作用について説明を加えると、メインフレーム
1の前面側開放端部である装置本体の前面側には、ディ
スクDをその情報記録面に沿って出し入れ可能な開口部
3が形成されている。ディスク検出部10における作動
レバー12,12は、前面側に延ばした回動端先端部に
下方に向けて突出させた押圧片12a,12aを上記開
口部3の前面にそれぞれ位置させ、図3に示すように該
開口部3から出し入れされるディスクDの縁部との接触
部位としている。またこれらの左右一対の作動レバー1
2,12は、連結板13により連結されて互いに連動し
て回動可能に設けられている。そして前記開口部3より
装置本体に対して出し入れされるディスクDの縁部によ
り上記押圧片12a,12aが同時に押圧されたとき、
左右一対の作動レバー12,12は該押圧片12a,12
aを外側に向けて変位させながら回動する。尚、作動レ
バー12,12とメインフレーム11との間に張架され
たばね15,15は、上記押圧片12a,12aが互いに
近接するように一対の作動レバー12,12を内側に向
けて回動付勢する役割を担う。
【0019】またフレーム板11の右側奥部に回動自在
に設けられた保持レバー14は、その回動端部に下方に
向けて突出された押圧片14aを備えている。この押圧
片14aはフレーム板11に設けた穴部を貫通して、該
フレー板11の下面側に位置付けられている。そして前
記開口部3から所定の位置まで引き込まれたディスクD
の縁部により上記押圧片14aが押圧されたとき、保持
レバー14はばねに抗して外側に向けて回動し、後述す
るように前記作動レバー12と係合するものとなってい
る。
【0020】即ち、作動レバー12がディスクDの縁部
により押されて既に外側に回動している状態において上
記の如く保持レバー14が回動すると、後述するように
保持レバー14は作動レバー12に係合する。この係合
によって該作動レバー12はディスクDによる回動偏倚
が解除された状態であっても、その回動位置(拡径位
置)に保持されるようになっている。
【0021】尚、前記作動レバー12に連結されたリン
ク機構30は、図4に示すように作動レバー12の回動
に伴って前後方向に位置変位される第1のスライド部材
31と、このスライド部材31の端部に回動自在に支持
され、装置本体の奥部まで引き込まれたディスクDの縁
部により一端部が押されて回動する回動部材32と、こ
の回動部材32の他端部に連結されて該回動部材32の
回動に伴って前後方向に移動する第2のスライド部材3
3とを備えている。
【0022】この第2のスライド部材33は、ディスク
のローディング時に前記歯車機構22における円弧状の
ガイドギヤ22aを位置規制する役割を担うと共に、前
記回動部材32の回動に伴って手前側に移動変位したと
きに上記位置規制を解除し、前記ガイドギヤ22aを前
記ローラ支持体24に組み込まれたギヤ24aに噛合さ
せる役割を担う。このガイドギヤ22aとギヤ24aと
の噛合により、ローディングモータ21の回転力を受け
たギヤ24aによりガイドギヤ22aが駆動され、図5
に示すようにローラ支持体24が上下方向に回動する。
【0023】このようなローラ支持体24の回動によ
り、該ローラ支持体24に支持されて前記ローディング
・モータ21により回転駆動されるローラ23が、前記
フレーム板11の下面との間にディスクDを挟んで該デ
ィスクDを搬送駆動する上方位置(図5の(b)に示す状
態)、或いは上記フレーム板11の下面との間に所定の
間隔を存して離間してディスクDとは非接触となる下方
位置(図5の(c)に示す状態)に選択的に位置付けられ
る。尚、図5の(a)は、開口部3からディスクDを挿入
する前の状態を示している。
【0024】尚、側板1bに沿って移動自在に設けられ
た左右一対の上下動機構25は、図5に示すように前記
歯車機構22の作動に伴う上記ローラ支持体24の回動
に連動して移動駆動される。この上下動機構25はカム
部25aを備え、ディスクDのローディング・イジェク
ト時には上記カム部25aによりディスク再生ユニット
を下方に変位させて固定保持し、その上面と前記天板1
aの下面との間に空間部を形成する。そして上下動機構
25は、前記ローラ支持体24の回動に伴って前方に移
動したとき、前記カム部25aによる前記ディスク再生
ユニットの固定保持を解除する。この上下動機構25に
よる固定保持解除によって、前記ディスク再生ユニット
は、前記側板1bにダンパーを介してフローティング状
態に支持される位置まで上昇し、そこに組み込まれたタ
ーンテーブル(図示せず)上にディスクDをクランプす
るものとなっている。
【0025】この実施形態に示すディスク・ローディン
グ機構2は、基本的には上述した如くローディング・モ
ータ23によって正転・逆転駆動されるローラ23によ
りフレーム板11の下面との間にディスクDを挟んで、
開口部3と装置本体内部のターンテーブルとの間で該デ
ィスクDを搬送するものとなっているが、その他の方
式、例えばサブトレイを用いてディスクDを移送する形
式のものや、レバーによりディスクDを押し込み移動さ
せる形式のものであっても良い。
【0026】さてこの発明において、例えば上述した如
く開口部3とターンテーブルとの間でディスクDを搬送
するディスク・ローディング機構(ディスク搬送機構)
にあって、その作動を制御する上での特徴的な点は、前
述した第1乃至第3のスイッチSW1,SW2,SW3か
らなる3つのスイッチを備え、マイクロプロセッサは上
記3つのスイッチSW1,SW2,SW3からそれぞれ得
られる信号の組み合わせに基づいて制御動作を実行する
点にある。
【0027】即ち、第1のスイッチSW1は、前記開口
部3からのディスクDの出し入れに連動して、主として
装置本体へのディスクの装填を示す信号を出力するよう
に設けられる。この実施形態に係る装置にあっては、開
口部3へのディスクDの出し入れにより、該ディスクD
の縁部に押されて回動する作動レバー12の他方の回動
端12bによって選択的に押圧されてスイッチ動作する
ように第1のスイッチSW1が設けられる。具体的には
第1のスイッチSW1は、作動レバー12の押圧片12
aがディスクDの縁部によって外側に変位されることな
く、開口部3の中心部側に位置付けられているとき、つ
まり作動レバー12が回動していない状態のとき、作動
レバー12の回動端12bによってその作動片を押圧さ
れてオン(導通)状態となり、作動レバー12が回動し
た状態にあるときオフ(遮断)状態となる如く設けられ
ている(図2,図3参照)。
【0028】また第2のスイッチSW2は、前記開口部
3に対してディスクDが途中まで引き込まれてディスク
搬送路の途中位置にあるとき、該ディスクの移動方向に
応じて作動し、主として前記ディスクのイジェクト完了
を示す信号を出力する如く設けられている。具体的にこ
の実施形態においては、第2のスイッチSW2はディス
クDがディスク搬送路の途中にあり、該ディスクDに押
されて前記作動レバー12が所定の位置まで回動したと
き、該作動レバー12の回動端12bによってその作動
片を押圧されてオン(導通)状態となるように設けられ
ている。従って作動レバー12が上記回動位置に至らな
いとき、或いは上記回動位置から復帰したとき、第2の
スイッチSW2はオフ(遮断)状態となる(図4参
照)。
【0029】尚、作動レバー12は、前述したように開
口部3より出し入れされるディスクDの縁部に押されて
回動するものであり、特にディスクDが開口部3から半
分程度突出した状態位置にあるとき、その回動端12b
が最も外側に変位されて最大回動位置まで回動するよう
に設けられている。このように作動レバー12が最大回
動位置に回動した状態にあるとき、前記第2のスイッチ
SW2がオン駆動される。
【0030】また作動レバー12の奥部には前述した保
持レバー14が設けられており、この保持レバー14も
また前記ディスクDの縁部により押されて外側に回動す
るものとなっている。しかして保持レバー14は、図6
(a)に示すように作動レバー12がディスクDに押され
て回動した状態で、この回動レバー12に引き続いて前
記ディスクDに押されて外側に向けて回動したとき、図
6(b)に示すように作動レバー12に設けられたピン1
2cに係合する係合溝14bを備えている。そして保持
レバー14がディスクDに押されて最も外側に回動変位
し、一方、作動レバー12がディスクDによる押圧から
解除されて元に戻ろうとするとき、図6(c)に示すよう
に上記係合溝14bとピン12cとの係合によって該作
動レバー12の戻りが阻止され、これによって作動レバ
ー12と保持レバー14とがその最大回動位置にそれぞ
れ保持されるようになっている。
【0031】ちなみに上記係合溝14bとピン12cと
の係合解除は、装置本体の内側から開口部3に向けてデ
ィスクDが移動するとき、図6(b)に示す状態から図6
(a)に示す状態への遷移に示すように、ディスクDの縁
部によって作動レバー14を最大回動位置に押した状態
で、ディスクDの通過に伴う保持レバー14の回動解除
による該保持レバー14の戻りによってなされる。この
結果、ディスクDの開口部3側への移動に伴って、作動
レバー12は図2に示す元の位置に徐々に戻ることにな
る。
【0032】このように作動レバー12は、ディスクD
が開口部3から装置本体の内部に移動するとき、開口部
3からの引き込み量(突出量)に応じて回動し、その最
大回動位置において保持レバー14と係合してその回動
状態が保たれる。そしてディスクDが装置本体の内部か
ら開口部3に向けて移動するとき、その移動によってデ
ィスクDが開口部3から所定量だけ突出したとき、保持
レバー14との係合が解除されてディスクDの縁部によ
り規制されながら最大回動位置から元の位置に回動復帰
する。前記第2のスイッチSW2は、このような作動レ
バー12の回動状態に応じて、該作動レバー12が最大
回動位置にあるときにオン(導通)動作するように設け
られている。換言すればディスクDがイジェクトされる
とき、ディスクDが上記開口部3から半分程度突出した
状態位置まで排出され、これに伴って作動レバー12が
僅かに回動復帰して第2のスイッチSW2がオフ状態と
なったとき、これによってディスクDのイジェクト完了
が検出されるようになっている。
【0033】一方、第3のスイッチSW3は、ディスク
・ローディング機構(ディスク搬送機構)2の作動、具
体的にはローラ支持体24と上下動機構25の動きに連
動してディスク搬送路の途中位置におけるディスクDの
存在を示す信号を出力する如く設けられている。即ち、
この第3のスイッチSW3は、前記フレーム板11の下
面とローラ23との間にディスクDが挿入され(挟み込
まれ)、これによってローラ23を支持したローラ支持
体24が若干下方に回動したときに、その作動片の押圧
が解除されてオフ状態となる。またこの第3のスイッチ
SW3は、ディスクDを前述した如くターンテーブル上
にクランプし、且つフローティング状態に保持するべく
ローラ支持体24が下方へ回動し、また上下動機構25
が前方側に移動したとき、これに連動して該上下動機構
25の一部により押圧されてオン動作するようになって
いる。
【0034】具体的には第3のスイッチSW3はフレー
ム板11の縁部からその作動片を突出させて取り付けら
れている。また図7に示すようにメインフレーム1の天
板1aの縁部には、上記スイッチSW3の作動片を押圧
可能な可動片26が回動自在に取り付けられている。こ
の可動片26は外向きに回動付勢されたもので、上下方
向に回動変位するローラ支持体24の動きを横方向の動
きに変換してスイッチSW3を付勢する役割を果たす。
【0035】そして図7(a)に示すように前記ローラ支
持体24が上方位置にあるとき、可動片26はテーパー
状に形成した下端面側から進入する該ローラ支持体24
の側板によって内側に変位され、スイッチSW3の作動
片を押圧して該スイッチSW3をオン(導通)させる。
そして前述したように前記フレーム体11とローラ23
との間にディスクDが挟み込まれ、図7(b)に示すよう
に前記ローラ支持体24が僅かに下向きに回動して該ロ
ーラ支持体24の側板が可動片26の下方に外れたと
き、可動片26は弾性復帰して第3のスイッチSW3の
押圧を解除する。これによって第3のスイッチSW3は
オフ(遮断)状態に設定される。
【0036】またディスクDのローディングの進行に伴
ってローラ支持体24が下方位置に回動し、これに連動
して上下動機構25が移動して前述したようにターンテ
ーブル上にディスクDがクランプされると、このとき図
7(c)に示すように前記上下動機構25の側板の一部が
前記可動片26と第3のスイッチSW3との間に入り込
む。そしてこの場合には、可動片26との間に入り込ん
だ上下動機構25の側板によって第3のスイッチSW3
の作動片が押圧されるようになっている。
【0037】即ち、第3のスイッチSW3は、フレーム
板11とローラ23との間にディスクDが挟まれておら
ずローラ支持体24が上昇位置にあるとき、或いはロー
ラ支持体24が下降位置にあって上下動機構25が前方
側に移動した位置にあるとき(ターンテーブル上へのデ
ィスクDのクランプ状態にあるとき)、前記可動片26
または上下動機構25の一部により押圧されてオン状態
となるようになっている。換言すれば第3のスイッチS
W3は、ディスク搬送路内にディスクDが存在するとき
にオフ状態となり、ディスクDがターンテーブル上にク
ランプされているとき、或いは装置本体にディスクDが
装填されていないときにのみ、オン状態となるようにな
っている。
【0038】次に上述した如く構成され、装置本体に対
するディスクDの装填状態等に応じて作用する第1乃至
第3のスイッチSW1,SW2,SW3から得られる各信
号に基づいて実行される本装置の特徴的な制御動作につ
いて、図8乃至図15に示す動作タイミング図に従って
説明する。尚、これらの動作タイミング図においてはス
イッチのオン(導通)状態をL,オフ(遮断)状態をH
として示している。これは信号ラインの断線・接触不良
等を配慮して、その信号自体を負論理で扱うための配慮
である。
【0039】図8はディスク・ローディング時において
スイッチSW1,SW2,SW3から得られる信号の変化
と、その制御動作を示している。ディスクDを開口部3
に差し込むと、該ディスクDの縁部により作動レバー1
2が押されて回動するのでこれによって先ず第1のスイ
ッチSW1がオフ[H]となる。マイクロプロセッサ等か
らなる制御部では、基本的にはこのスイッチSW1から
の信号を受けてローディング・モータ21を正転起動
(CW)する。この状態で更にディスクDを押し込む
と、ディスクDはモータ21の正転駆動により回転して
いるローラ23とフレーム板11との間に挟み込まれ
る。そしてこのディスクDの挟み込みにより、ローラ支
持体24がディスクDの厚み分だけ僅かに下方に回動す
る。するとこのローラ支持体24の回動により、前述し
たように第3のスイッチSW3がオフ[H]となる。
【0040】しかしてフレーム板11との間にディスク
Dを挟んだローラ23はローディングモータ21により
正転駆動されており、このローラ23の回転に伴ってデ
ィスクDは徐々に装置本体の内側に向けて移動される。
そしてディスクDが開口部3から所定量だけ内側に引き
込まれると、引き込まれたディスクDの縁部に押されて
作動レバー12が更に回動し、その回動によって第2の
スイッチSW2がオン[L]となる。この第2のスイッチ
SW2のオン動作により、大径のディスクDが挿入され
たことが確認される。ちなみに8cm径の、所謂小径デ
ィスクが挿入された場合、そのディスクDの縁部に押さ
れて回動する作動レバー12が最大回動位置まで回動す
ることがないので、この場合には第2のスイッチSW2
がオン動作することはない。従ってローディング動作時
に第2のスイッチSW2がオン動作するか否かにより大
径ディスクがローディングされたか否かの判定が行われ
ることになる。
【0041】さて上述した如くローディング動作に伴っ
て第2のスイッチSW2がオン動作すると、作動レバー
12を最大回動位置まで回動させたディスクDが、これ
に引き続いて保持レバー14を回動させて上記作動レバ
ー12に係合させ、作動レバー12をその回動位置に保
持するので、第2のスイッチSW2はオン[L]状態に保
たれる。この状態から更にローディング動作が進むと、
前述したリンク機構30による歯車機構22の規制解除
に伴ってローラ支持体24が下向きに回動し、また上下
動機構25が手前側に移動する。この結果、開口部3へ
のディスクDの挿入に伴ってオフ動作した第3のスイッ
チSW3が上記上下動機構25により再び押圧されてオ
ン[L]動作する。制御部ではこのような状態での第3の
スイッチSW3のオン[L]動作を判定し、その状態検出
から所定時間を経て前記ローディング・モータ21を停
止制御してローディング動作を停止させる。
【0042】即ち、制御部では第1のスイッチSW1が
オフ[H]となった時点で、第2のスイッチSW2がオフ
[H]であり、且つ第3のスイッチSW3がオン[L]であ
るかを判定し、その条件が満たされたときにローディン
グ・モータ21を正転起動している。そしてその後、前
記第1のスイッチSW1がオフ[H]状態のまま、第2の
スイッチSW2がオン[L]状態に変化したとき、これに
よって大径ディスクのローディングであることを検出す
る。その後、更に第3のスイッチSW3がオン[L]状態
に変化した時点、つまり第1乃至第3のスイッチSW
1,SW2,SW3が[H,L,L]となった時点で初めて、
前記開口部3から挿入されたディスクDがターンテーブ
ル上にクランプされ、そのローディング動作が完了した
と判定して前記ローディング・モータ21の正転駆動を
停止制御する。
【0043】つまり開口部3へのディスクDの挿入から
該ディスクDのターンテーブル上へのクランプ完了まで
の期間にだけ、ローディング・モータ21が正転駆動さ
れるようになっている。そして第1のスイッチSW1が
オフ[H]状態で、また第2および第3のスイッチSW
2,SW3が共にオン[L]状態である事象[H,L,L]か
ら、開口部3から挿入されて装置内部にローディングさ
れたディスクDがターンテーブル上にクランプされてい
ることが示されるようになっている。
【0044】これに対してターンテーブル上にクランプ
されているディスクDをイジェクトする場合には、例え
ば前述したように操作部に設けられているイジェクト・
スイッチを操作することによって指示(指令)される。
すると制御部は図9に示すように第1のスイッチSW1
がオフ[H]状態で、且つ第2および第3のスイッチSW
2,SW3が共にオン[L]状態であるかを調べる。そし
てその信号の組み合わせに従ってディスクDがターンテ
ーブル上にクランプされた状態であることが示されると
き[H,L,L]、前記ローディング・モータ21を逆転駆
動(CCW)してイジェクト動作を起動する。そしてこ
のイジェクト動作に伴って前記第3のスイッチSW3が
オフ[H]状態となり、その後、ディスクDの開口部3側
への搬送に伴って該ディスクDが開口部3から所定長
(半分程度)突出し、これに伴って作動レバー12が僅
かに回動復帰して前記第2のスイッチSW2がオフ[H]
状態に変化したとき[H,H,H]、これを検出して前記ロ
ーディング・モータ21の逆転駆動を停止制御し、イジ
ェクト動作を停止させる。
【0045】しかる後、開口部3から半分程度突出して
いるディスクDを指で摘んで引き出せば、フレーム板1
1の下面とローラ23との間にディスクDがなくなるの
でローラ支持体24が上方に回動し、これに伴って第3
のスイッチSW3がオン[L]動作する。またディスクD
が開口部3から外れることにより作動レバー12が元の
位置に回動復帰し、これに伴って第1のスイッチSW1
がオン[L]動作する。制御部は、このような第1乃至第
3のスイッチSW1,SW2,SW3の動作状態[L,H,
L]からディスクDの完全排出状態を認識する。
【0046】これに対して前述した如くローディング・
モータ21の逆転駆動を停止制御してイジェクト動作を
停止させた後、所定時間が経過してもディスクDの引き
抜きが行われない場合には、例えば図10に示すように
再ローディング動作が起動される。即ち、この再ローデ
ィング動作は前述した如くイジェクト動作が行われ、第
1乃至第3のスイッチSW1,SW2,SW3が[H,H,
H]なる動作状態となった時点から所定時間を経過した
とき、ローディング・モータ21を正転起動することに
よって開始される。そしてこの再ローディング動作によ
り、前述したローディング動作時と同様にして第2のス
イッチSW2のオン[L]動作と、その後の第3のスイッ
チSW3のオン[L]動作とを検出し、第1乃至第3のス
イッチSW1,SW2,SW3が[H,L,L]なる組み合わ
せとなった時点から所定時間後にローディング・モータ
21の正転駆動を停止制御して上記再ローディング動作
を停止させる。この再ローディング動作により、ディス
クDが開口部3から半分程度突出した状態のまま放置さ
れることが未然に防がれる。
【0047】ところで再ローディング動作のモードを備
えていないような場合には、例えば前述したイジェクト
動作によってディスクDが開口部3から半分程度突出し
ている状態で停止し、第1乃至第3のスイッチSW1,
SW2,SW3が[H,H,H]なる状態にあるとき、該デ
ィスクDを装置本体の内側に向けて僅かに押し込むこと
によって図11に示すようにローディング動作が再起動
される。
【0048】即ち、この場合には、ディスクDの押し込
みによって作動レバー12が最大回動位置まで回動する
ことになるので、これによって第2のスイッチSW2が
オン[L]動作する。すると第1乃至第3のスイッチSW
1,SW2,SW3が[H,L,H]なる組み合わせ状態とな
るので、制御部ではこの状態を検出してローディング・
モータ21を正転起動する。そしてこのローディング・
モータ21の正転に伴うディスクDのローディング動作
により、該ディスクDがターンテーブル上にクランプさ
れ、これに関連して前述したように第3のスイッチSW
3がオン[L]動作したとき、第1乃至第3のスイッチS
W1,SW2,SW3が[H,L,L]なる組み合わせ状態と
なるので、その検出時点から所定のタイミングを以て前
記ローディング・モータ21の正転駆動を停止させる。
【0049】これに対して12cm径の大径ディスクD
ではなく、8cm径の小径ディスクdが開口部3から挿
入された場合、この実施形態に係る装置にあっては、例
えば図12に示す如きタイミング・シーケンスに従って
小径ディスクdの強制排除が行われる。即ち、図12に
示すようにディスクdを開口部3に挿入すると、ディス
クdが小径であるが故に、作動レバー12を拡径して第
1のスイッチSW1をオフ[H]動作させる前に該ディス
クdがフレーム板11とローラ23との間に挟み込ま
れ、先ず第3のスイッチSW3がオフ[H]動作する。そ
の後、ディスクdの縁部により押圧される左側の作動レ
バー12の回動によって第1のスイッチSW1がオフ
[H]動作し、これによって前述したローディング・モー
タ21が正転駆動される。
【0050】この際、上記ディスクdはローラ23の回
転力を受けて装置本体の内側に向けて搬送されながら、
前述した如く連結板13を介して互いに連動する左右一
対の作動レバー12,12の作用によってセンタリング
される。すると作動レバー12,12は、ディスクdの
最大径部が押圧片12a,12aとの当接部位を通過し
た時点で元の位置に戻り始め、ディスクdが或る程度内
側に引き込まれると、作動レバー12は元の縮径位置に
復帰する。この結果、前記第1のスイッチSW1は再び
オン[L]動作する。つまりディスクdは、保持レバー1
4が設けられた位置まで引き込まれても該保持レバー1
4を作動レバー12との係合位置まで回動させるに至ら
ず、しかも作動レバー12を最大回動位置まで回動させ
ることがない。従って作動レバー12は保持レバー14
と係合することなく元の位置に回動復帰する。この結
果、第1のスイッチSW1は作動レバー12によって再
びオン[L]動作し、第2のスイッチSW2をオン[L]動
作させることもない。
【0051】しかして制御部では第1乃至第3のスイッ
チSW1,SW2,SW3が[H,H,H]状態であってロー
ディング動作が起動されていることが示されるにも拘わ
らず、第1のスイッチSW1がオン[L]動作することか
ら、このスイッチ状態[L,H,H]を小径ディスクdの挿
入であると判定し、この例にあってはローディング・モ
ータ21の正転駆動を停止させる。その後、所定の時間
を経て上記ローディング・モータ21を逆転駆動し、ロ
ーラ23を逆回転させて該ディスクdをイジェクトす
る。
【0052】このイジェクト時にはディスクdによって
作動レバー12の押圧片12aが押圧され、該作動レバ
ー12はディスクdの径に相当した量だけ回動した後、
元の状態に復帰する。従って第1のスイッチSW1は、
この作動レバー12の回動に伴って一旦オフ[H]動作し
た後、ディスクdの排出に伴って直ぐにオン[L]動作す
る。またこの際、ディスクdのイジェクトに伴ってロー
ラ23によるディスクdの挟み込みが解除される。そし
てローラ支持体24の上昇より、第3のスイッチSW3
が再びオン[L]動作する。そこで制御部では、ディスク
dの強制イジェクトに伴って第3のスイッチSW3がオ
ン[L]動作した後、第1のスイッチSW1が再びオン
[L]動作することに着目し、第1乃至第3のスイッチS
W1,SW2,SW3が[L,H,L]なる組み合わせ状態と
なることを検出して前記ローディング・モータ21の逆
転駆動を停止制御する。
【0053】この際、短期間に亘ってローディング・モ
ータ21を正転駆動することで、開口部3から排出され
ようとしているディスクdに逆向きの力を付与し、これ
によってディスクdにブレーキを掛けて該ディスクdの
不本意な飛び出し(放出)を未然に防ぐようにしても良
い。このローディング・モータ21を正転駆動する制動
期間は、ディスクdの移動慣性力を相殺し得る程度の短
期間で十分である。
【0054】尚、このようにして小径ディスクdを強制
イジェクトすることに変えて、ディスク径の判定結果に
従って小径ディスクdをターンテーブル上にクランプす
るように、そのローディング量(ディスクdの移送量)
を制御することも勿論可能である。この場合には、例え
ばターンテーブルに対する小径ディスクdのセンタリン
グ機構が組み込んでおくようにすれば良い。
【0055】ところでディスク再生装置においては、基
本的には上述した如くしてディスクのローディングとそ
のイジェクトが行われるが、ディスクをターンテーブル
上にクランプした状態のまま、或いはローディング途中
やイジェクトの途中においてその駆動電源が偶発的に遮
断されることがある。このような場合、例えば電源の再
投入時に、その電源が遮断されたときの作動状態を継続
させたり、或いはディスク搬送路の途中に或るディスク
を、一旦、イジェクトすることが好ましい。ちなみにデ
ィスクDの装填状態が不明であると、ディスクDの二重
装填等に起因する不本意な事故を招来する虞がある。
【0056】このような場合に対処するべくこの実施形
態に係る装置においては、電源の再投入時に前記第1乃
至第3のスイッチSW1,SW2,SW3の状態を調べ、
特に第1のスイッチSW1がオフ[H]状態であって、且
つ第3のスイッチSW3がオン[L]状態であるとき、こ
れをその内部のディスク搬送路の途中にディスクDが存
在していると判定して、図13に示すようにローディン
グ・モータ21を逆転駆動するものとなっている。
【0057】即ち、電源の再投入時に第1のスイッチS
W1がオン[L]状態であれば、開口部3を介してディス
クDをローディングした痕跡が認められないことから、
この場合にはその状態のまま次のディスクDの挿入に備
える。しかし前記第1のスイッチSW1がオフ[H]状態
であるならば、ローディングしたディスクDをイジェク
トした痕跡がない、つまり操作本体の内部にディスクが
残されていると判断することができる。しかし小径のデ
ィスクdも装填可能な構成を採用した場合、前述したよ
うにディスクdをローディングしても、作動レバー12
の復帰によって第1のスイッチSW1がオン[L]状態に
復帰しているので、該第1のスイッチSW1からだけで
はその状態を判定することはできない。
【0058】そこでこの装置においては、特に第3のス
イッチSW3がオン[L]状態であるとき、ディスク搬送
路の途中にディスクD,dが残されていると判定するも
のとなっている。そしてこの場合には、そのディスク
D,dを排出するべくローディング・モータ21を逆転
駆動し、このイジェクト動作に伴う第3のスイッチSW
3のオフ[H]動作タイミングを検出し、その検出時点か
ら所定時間の経過後、上記ローディング・モータ21の
逆転駆動を停止制御している。このような強制イジェク
トモードの実行により、例えばローディング或いはイジ
ェクト途中の状態のまま装置本体内に取り残されたディ
スクが、電源の再投入に伴って開口部3に排出されるこ
とになる。
【0059】ところで利用者によるディスクの取り扱い
は様々であり、開口部3からディスクDを挿入して上述
したローディング動作を起動したにも拘わらず、ローラ
23の回転に逆らってディスクDを強制的に引き抜くこ
とも想定される。このような異常ローディングに対処す
べくこの装置にあっては、ディスク挿入直後にその引き
抜きが行われた場合、図14に示すようにそのローディ
ング動作を中止するものとなっている。
【0060】即ち、この場合、ディスクDの挿入によっ
て作動レバー12が回動し、これに伴って第1のスイッ
チSW1がオフ[H]動作するので、これを検出してロー
ディング・モータ21の正転駆動が開始される。この場
合、ローラ23の回転に伴うディスクDの引き込みに伴
って、本来的にはフレーム板11の下面とローラ23と
の間に進入するディスクDによってローラ支持体24が
回動し、これによって第3のスイッチSW3がオフ[H]
動作する筈である。しかしこの第3のスイッチSW3の
オフ動作の前にディスクDが強制的に引き抜かれると、
該ディスクDの引き抜きに伴って作動レバー12が元の
位置に回動復帰し、第1のスイッチSW1が再びオン
[L]動作する。
【0061】従ってローディング・モータ21を正転駆
動したにも拘わらず、第3のスイッチSW3のオフ動作
の前に第1のスイッチSW1がオン[L]動作したとき、
これをローディング開始直後にディスクDの強制的な引
き抜きがなされたと判断し、前記ローディング・モータ
21の正転駆動を停止制御する。この停止制御により不
必要なローディング動作の継続が防がれる。
【0062】尚、8cm径の小径ディスクdが挿入され
た場合には、図15に示すように作動レバー12の回動
に伴う第1のスイッチSW1のオフ[H]動作に先立っ
て、フレーム板11の下面とローラ23との間への該デ
ィスクdの食い込みにより第3のスイッチSW3がオフ
[H]動作するが、ローディング・モータ21の正転駆動
は上記第1のスイッチSW1のオフ[H]動作タイミング
を基準として開始される。そしてこのローディング動作
の途中においてディスクdを強制的に引き抜いた場合に
は、これに伴ってオン[L]動作する第1のスイッチSW
1の出力に従って前記ローディング・モータ21の正転
駆動を停止制御するようにすれば良い。この場合には、
第2のスイッチSW2の状態の如何に拘わらず、第1の
スイッチSW1の状態に応じてローディング動作を停止
させるようにすれば良い。
【0063】このように本装置においては、前述した如
く開口部3からのディスクDの出し入れに連動して装置
本体へのディスクの装填を示す信号を出力する第1のス
イッチSW1、ディスク搬送路の途中に或るディスクD
の移動方向に応じて作動して前記ディスクのイジェクト
完了を示す信号を出力する第2のスイッチSW2、前記
ディスク搬送機構の作動に連動してディスク搬送路の途
中位置におけるディスクの存在を示す信号を出力する第
3のスイッチSW3からの信号に基づき、その組み合わ
せに応じてローディング・モータ21の作動を制御し、
ディスクDのローディングとそのイジェクトとを行うも
のとなっている。
【0064】特にディスクDのローディングを第1乃至
第3のスイッチSW1,SW2,SW3が[H,L,H]なる
組み合わせ状態となったときにローディング・モータ2
1を正転駆動することによって開始し、第1乃至第3の
スイッチSW1,SW2,SW3が[H,L,L]なる組み合
わせ状態となったときに上記正転駆動を停止制御するこ
とによって完了している。またディスクDのイジェクト
については、イジェクト指令が与えられたとき、第1乃
至第3のスイッチSW1,SW2,SW3が[H,L,L]な
る組み合わせ状態にあることを条件としてローディング
・モータ21を逆転駆動することによって開始し、第1
乃至第3のスイッチSW1,SW2,SW3が[H,H,H]
なる組み合わせ状態となったときにその逆転駆動を停止
制御することによって終了している。
【0065】更に上記第1乃至第3のスイッチSW1,
SW2,SW3からの信号の組み合わせの状態から、デ
ィスクDがターンテーブル上にクランプされている状態
や、ローディング或いはイジェクト途中にある状態、更
にはディスク径の判定までも行うようにし、その状態に
応じてローディング・モータ21の正転・逆転駆動を制
御している。特に第3のスイッチSW3からの信号に従
ってディスクDがディスク搬送路の途中に存在すること
を検出し、同時に第3のスイッチSW3からの信号の変
化を検出してローディング・モータ21の停止タイミン
グを制御するものとなっている。
【0066】従って状態検出の為の数多くのセンサ(ス
イッチ)を組み込むことなしに、3個のスイッチSW
1,SW2,SW3を効果的に活用し、装置本体に対する
ディスクの装着状態に応じた適応的なローディング・イ
ジェクト制御を実行することが可能となる。特に不本意
な電源オフ後の電源再投入時におけるディスクの装填状
態を確実に検出し、例えばローディング・イジェクト途
中にあるディスクを一旦イジェクトすることも容易に行
い得る等の効果が奏せられる。
【0067】ちなみに従来にあっては専用の状態検出ス
イッチを組み込んだり、制御用マイクロプロセッサに対
してバックアップ電源を組み込む等の対策が必要であっ
たことに対比すれば、装置コストの低減を図ることも可
能となる等の効果が奏せられる。更には比較的簡単な論
理制御だけで、上述した効率的なローディング・イジェ
クト制御が可能となるので、取り扱い性の向上も図り得
る等の効果が奏せられる。
【0068】尚、本発明は上述した実施の形態に限定さ
れるものではない。例えばローラ23以外の駆動源を用
いてディスクを搬送する装置にも同様に適用可能であ
り、作動レバーや保持レバー等についても、その仕様に
応じて組み込むようにすれば良い。また第1乃至第3の
スイッチSW1,SW2,SW3の動作タイミングについ
ても、ディスク再生装置におけるローディング仕様等に
応じて定めれば良いものである。
【0069】また上述した実施例においては8cm径の
小径ディスクdが挿入されたとき、これを強制的に排出
するようにしたが、ディスク径の判定結果に応じてディ
スクのローディング量を制御する等して、8cmディス
クについてもターンテーブル上にクランプ制御するよう
にしても勿論良い。また第1乃至第3のスイッチSW
1,SW2,SW3の各スイッチ動作を、前述した実施形
態とは逆(正論理)にすることも勿論可能である。その
他、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々変形して
実施することができる。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、装
置本体の前面側の開口部より情報記録面に沿って挿入さ
れたディスクを該装置本体の内部に引き込んでターンテ
ーブル上にクランプするディスク搬送機構(ディスク・
ローディング機構)を備えたディスク再生装置におい
て、特に前記開口部からのディスクの出し入れに連動し
てスイッチ動作する第1のスイッチSW1と、ディスク
搬送路の途中にあるディスクの移動方向に応じてスイッ
チ動作する第2のスイッチSW2と、ディスク搬送路に
おけるディスクの有無に応じてスイッチ動作する第3の
スイッチSW3とを備え、これらの第1乃至第3のスイ
ッチからそれぞれ得られる信号の組み合わせに応じて前
記ローディング・モータを正転または逆転駆動すると共
に停止制御することを特徴としている。
【0071】従って数多くのスイッチ(センサ)を組み
込むことなしに、装置本体に対するディスクの装填状態
に応じて適応的に、しかも簡単な構成でディスク搬送機
構の作動を制御することができ、ディスク・ローディン
グ動作およびディスク・イジェクト動作の確実化を図り
得る。特に異常動作に対しても適切な動作制御の下で装
置内部のディスクをイジェクトしたり、不本意なローデ
ィング動作を停止させること等が可能となる。
【0072】また請求項2に記載の発明によれば、前記
開口部に挿入されたディスクの縁部により押されて位置
変位する作動レバーと、前記開口部から途中位置まで引
き込まれたディスクの縁部により押されて位置変位する
保持レバーとをディスク搬送機構に組み込み、この保持
レバーを所定位置に変位している作動レバーに係合させ
てその係合状態を保つようにしている。そして上記作動
レバーの変位位置に応じて前記第1および第2のスイッ
チをそれぞれ作動させるように構成しているので、第1
および第2のスイッチの作動に関連性を持たせ、これに
よってその構成の簡易化を図りながら、ローディング・
イジェクト動作の確実化を図ることが可能となる。
【0073】また請求項3に記載の発明によれば、ロー
ディングモータにより駆動されて該ディスクを挟み込ん
で搬送するローラを支持し、該ローラによるディスクの
挟み込みに連動して位置変位するローラ支持体と、上下
方向に位置変位して前記装置本体の内部に引き込まれた
ディスクをターンテーブル上にクランプする上下動機構
との位置変位により選択的に付勢されるように前記第3
のスイッチを設けているので、第3のスイッチかられる
信号に基づいてローディングモータの停止制御を確実に
行うことができ、しかもディスク搬送路の途中における
ディスクの存在を確実に検出することができる。従って
電源再投入時においても、ディスクの二重装填等の事故
のない確実なローディング・イジェクト制御が可能であ
る。
【0074】更に請求項4に記載の発明によれば、特に
前記制御手段において、第1乃至第3のスイッチから得
られる信号の組み合わせの変化から装置本体におけるデ
ィスクの装填状態を検出し、その検出結果に基づいてロ
ーディング・モータの作動を制御しているので、ディス
クの装填状態に応じたより細かい確実な動作制御を実現
し得る等の実用上多大なる効果が奏せられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るディスク再生装置に
おけるディスク・ローディング機構の概略構成を示す斜
視図。
【図2】ディスク・ローディング機構の要部平面構成を
示す図。
【図3】ディスク挿入時におけるディスクと作動レバー
との関係、および作動レバーの動きと第1および第2の
スイッチとの関係を説明する為の平面図。
【図4】ディスク挿入完了時における作動レバーの動き
と、これに伴うリンク機構30の動きを説明する為の平
面図。
【図5】ディスクのローディング動作に伴うローラ支持
体24と上下動機構25との動きを示す図。
【図6】ディスクのローディング・イジェクト動作に伴
う作動レバーと保持レバーとの互いに関連した動きを示
す図。
【図7】ディスクのローディング動作に伴う第3のスイ
ッチの動きを示す図。
【図8】ディスク・ローディング時のスイッチ動作とロ
ーディング・モータの制御形態を示すタイミング図。
【図9】ディスク・イジェクト時のスイッチ動作とロー
ディング・モータの制御形態を示すタイミング図。
【図10】ディスクの再ローディング時のスイッチ動作
とローディング・モータの制御形態を示すタイミング
図。
【図11】イジェクトされたディスクの再押し込みによ
る再ローディングを実行する際のスイッチ動作とローデ
ィング・モータの制御形態を示すタイミング図。
【図12】異径ディスクの検出とその強制イジェクトを
実行する際のスイッチ動作とローディング・モータの制
御形態を示すタイミング図。
【図13】電源の再投入時におけるディスクの強制イジ
ェクトを実行する際のスイッチ動作とローディング・モ
ータの制御形態を示すタイミング図。
【図14】ディスクの異常引き抜き時におけるローディ
ング動作停止制御を実行する際のスイッチ動作とローデ
ィング・モータの制御形態を示すタイミング図。
【図15】ディスクの異常引き抜き時におけるローディ
ング動作停止制御を実行する際のスイッチ動作とローデ
ィング・モータの制御形態を示すタイミング図。
【符号の説明】
1 メインフレーム 2 ディスク・ローディング機構 3 開口部 10 ディスク検出部 11 フレーム板 12 作動レバー 13 連結板 14 保持レバー 20 ディスク搬送部 21 ローディング・モータ 22 歯車機構 23 ローラ 24 ローラ支持体 25 上下動機構 30 リンク機構 SW1 第1のスイッチ SW2 第2のスイッチ SW3 第3のスイッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体の前面側の開口部(3)より情報
    記録面に沿って挿入されたディスク(D)を該装置本体の
    内部に引き込み、該装置本体の内部に設けられたターン
    テーブル上にクランプするディスク再生装置であって、 正転・逆転駆動されるローディング・モータ(21)を備
    え、該ローディング・モータの作動に伴って前記開口部
    とターンテーブルとの間で前記ディスクを搬送するディ
    スク搬送機構(2)と、 前記開口部からの前記ディスクの出し入れに連動して装
    置本体へのディスクの装填を示す信号を出力する第1の
    スイッチ(SW1)と、 前記ディスクがディスク搬送路の途中位置にあるとき該
    ディスクの移動方向に応じて作動して、前記ディスクの
    イジェクト完了を示す信号を出力する第2のスイッチ
    (SW2)と、 前記ディスク搬送機構の作動に連動してディスク搬送路
    の途中位置におけるディスクの存在を示す信号を出力す
    る第3のスイッチ(SW3)と、 前記第1乃至第3のスイッチからそれぞれ得られる信号
    の組み合わせに応じて前記ローディング・モータを正転
    または逆転駆動すると共に停止制御する制御手段とを具
    備したことを特徴とするディスク再生装置。
  2. 【請求項2】 前記ディスク搬送機構は、前記開口部に
    挿入されたディスクの縁部により押されて位置変位する
    作動レバー(12)と、途中位置まで引き込まれたディ
    スクの縁部により押されて位置変位して所定位置に変位
    している前記作動レバーに係合してその係合状態を保つ
    保持レバー(14)とを備え、 前記第1および第2のスイッチは、上記作動レバーの変
    位位置に応じてそれぞれ信号を出力することを特徴とす
    る請求項1に記載のディスク再生装置。
  3. 【請求項3】 前記ディスク搬送機構は、前記ローディ
    ングモータにより駆動されて該ディスクを挟み込んで搬
    送するローラ(23)と、このローラによるディスクの挟
    み込みに連動して位置変位するローラ支持体(24)と、
    上下方向に位置変位して前記装置本体の内部に引き込ま
    れたディスクをターンテーブル上にクランプする上下動
    機構(25)とを備え、 前記第3のスイッチは、前記ローラ支持体または上下動
    機構の位置変位により選択的に付勢されて信号を出力す
    ることを特徴とする請求項1に記載のディスク再生装
    置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、第1乃至第3のスイッ
    チから得られる信号の組み合わせの変化からディスクの
    装填状態を検出して前記ローディング・モータの作動を
    制御することを特徴とする請求項1に記載のディスク再
    生装置。
JP8331653A 1996-11-26 1996-11-26 ディスク再生装置 Withdrawn JPH10162466A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8331653A JPH10162466A (ja) 1996-11-26 1996-11-26 ディスク再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8331653A JPH10162466A (ja) 1996-11-26 1996-11-26 ディスク再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10162466A true JPH10162466A (ja) 1998-06-19

Family

ID=18246082

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8331653A Withdrawn JPH10162466A (ja) 1996-11-26 1996-11-26 ディスク再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10162466A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1073049A2 (en) * 1999-07-30 2001-01-31 Sanyo Electric Co., Ltd. Disk drive apparatus
JP2008135105A (ja) * 2006-11-28 2008-06-12 Alpine Electronics Inc 電子機器の制御装置
US7706360B2 (en) 2006-05-24 2010-04-27 Teac Corporation Disk device for loading and unloading disks of different sizes
DE112008001702T5 (de) 2007-08-01 2010-06-17 Mitsubishi Electric Corp. Disk-Wiedergabevorrichtung
US7770190B2 (en) 2005-02-18 2010-08-03 Teac Corporation Disk unit having at least one limit switch for detecting a size of an inserted disk
US7984458B2 (en) 2005-02-02 2011-07-19 Teac Corporation Disk unit for conveying disks of different diameters
JP2014130662A (ja) * 2012-12-28 2014-07-10 Jvc Kenwood Corp ディスク駆動装置

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1073049A2 (en) * 1999-07-30 2001-01-31 Sanyo Electric Co., Ltd. Disk drive apparatus
EP1073049A3 (en) * 1999-07-30 2002-02-20 Sanyo Electric Co., Ltd. Disk drive apparatus
US7984458B2 (en) 2005-02-02 2011-07-19 Teac Corporation Disk unit for conveying disks of different diameters
US8146113B2 (en) 2005-02-02 2012-03-27 Teac Corporation Disk unit for conveying disks of different diameters
US7770190B2 (en) 2005-02-18 2010-08-03 Teac Corporation Disk unit having at least one limit switch for detecting a size of an inserted disk
US7706360B2 (en) 2006-05-24 2010-04-27 Teac Corporation Disk device for loading and unloading disks of different sizes
JP2008135105A (ja) * 2006-11-28 2008-06-12 Alpine Electronics Inc 電子機器の制御装置
DE112008001702T5 (de) 2007-08-01 2010-06-17 Mitsubishi Electric Corp. Disk-Wiedergabevorrichtung
US8127319B2 (en) 2007-08-01 2012-02-28 Mitsubishi Electric Corporation Disk reproducing apparatus implementing detection of disk insertion condition for loading and ejection operations
DE112008001702B4 (de) * 2007-08-01 2013-10-17 Mitsubishi Electric Corp. Disk-Wiedergabevorrichtung
JP2014130662A (ja) * 2012-12-28 2014-07-10 Jvc Kenwood Corp ディスク駆動装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3685047B2 (ja) 記録媒体装着装置
JPH10162466A (ja) ディスク再生装置
JP3673980B2 (ja) 車載用ディスクプレーヤ
US7028316B2 (en) Apparatus for loading a disk in an optical disk player
JP3693919B2 (ja) ディスク装置
JP3792513B2 (ja) ディスク装置
US20010038595A1 (en) Information recording medium reproducing apparatus and method
JP3792910B2 (ja) ディスク装置
JP2008243290A (ja) ディスク装置及びその制御方法
JP3847956B2 (ja) ディスク装置
JP3989185B2 (ja) 駆動装置
JP4142007B2 (ja) ディスク処理装置、制御方法及びプログラム
JP4706330B2 (ja) ローディング機構およびこのローディング機構を用いたディスク再生装置
JP3812318B2 (ja) ディスク装置
JP3792895B2 (ja) ディスク装置
JP3812319B2 (ja) 記録媒体装着装置
JPH11345449A (ja) ディスク装置
JP2007102883A (ja) ディスクドライブ
JPH117690A (ja) ディスク装置
JP3127639B2 (ja) カセットテープレコーダ
JP4655787B2 (ja) ローディング機構およびこのローディング機構を用いたディスク再生装置
JP3674491B2 (ja) 記録媒体装着装置
US5463510A (en) Disk drive system having combined clamp/eject switch
JP3812316B2 (ja) 記録媒体装着装置
EP1073049B1 (en) Disk drive apparatus

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040203