JPH10130195A - カルボン酸およびその塩の製造方法 - Google Patents
カルボン酸およびその塩の製造方法Info
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- JPH10130195A JPH10130195A JP8307389A JP30738996A JPH10130195A JP H10130195 A JPH10130195 A JP H10130195A JP 8307389 A JP8307389 A JP 8307389A JP 30738996 A JP30738996 A JP 30738996A JP H10130195 A JPH10130195 A JP H10130195A
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- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
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- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
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- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
- Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 1級ヒドロキシ基を有する有機化合物を、緩
和な反応条件で経済的に有利に酸化することによって、
高純度の対応するカルボン酸を製造する方法を提供す
る。 【解決手段】 1級ヒドロキシ基を有する有機化合物
を、ヒンダードアミンまたはN−ハロヒンダードの存在
下、ハロゲン系酸化剤を用いて酸化することを特徴とす
るカルボン酸またはその塩〔アルキルエーテルカルボン
酸、アルキルアミド(エーテル)カルボン酸等〕の製造
方法。
和な反応条件で経済的に有利に酸化することによって、
高純度の対応するカルボン酸を製造する方法を提供す
る。 【解決手段】 1級ヒドロキシ基を有する有機化合物
を、ヒンダードアミンまたはN−ハロヒンダードの存在
下、ハロゲン系酸化剤を用いて酸化することを特徴とす
るカルボン酸またはその塩〔アルキルエーテルカルボン
酸、アルキルアミド(エーテル)カルボン酸等〕の製造
方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1級のヒドロキシ
基を有する有機化合物を酸化してカルボン酸またはその
塩を製造する方法に関する。
基を有する有機化合物を酸化してカルボン酸またはその
塩を製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】1級ヒドロキシ基を有する化合物を酸化
し、相当するカルボン酸を製造する方法としては、白金
およびパラジウムを含む貴金属触媒存在下でのアルカリ
金属水酸化物によるアルコールの脱水素酸化によるカル
ボン酸塩の製造方法(特開昭55−167248号)、
ポリオキシエチレンアルキルエーテルをアルカリ金属水
酸化物と貴金属触媒の存在下に酸化剤として第三ブチル
ヒドロペルオキシド(特開昭55−167248号)あ
るいは酸素含有ガス(特開昭5−503686号)を用
いて酸化するアルコキシアルカン酸の製造方法、ポリオ
キシエチレン脂肪酸アミド及びポリオキシエチレンアル
キルアミンを白金及び/又はパラジウム、或いはこれと
セレン、テルル、アンチモン、スズ、ビスマスおよび鉛
からなる触媒の存在下に酸素含有ガスで接触酸化するこ
とによりカルボン酸を製造する方法(特開昭62−19
8649号)などが開示されている。
し、相当するカルボン酸を製造する方法としては、白金
およびパラジウムを含む貴金属触媒存在下でのアルカリ
金属水酸化物によるアルコールの脱水素酸化によるカル
ボン酸塩の製造方法(特開昭55−167248号)、
ポリオキシエチレンアルキルエーテルをアルカリ金属水
酸化物と貴金属触媒の存在下に酸化剤として第三ブチル
ヒドロペルオキシド(特開昭55−167248号)あ
るいは酸素含有ガス(特開昭5−503686号)を用
いて酸化するアルコキシアルカン酸の製造方法、ポリオ
キシエチレン脂肪酸アミド及びポリオキシエチレンアル
キルアミンを白金及び/又はパラジウム、或いはこれと
セレン、テルル、アンチモン、スズ、ビスマスおよび鉛
からなる触媒の存在下に酸素含有ガスで接触酸化するこ
とによりカルボン酸を製造する方法(特開昭62−19
8649号)などが開示されている。
【0003】しかし、これらの製造方法は、高温を要す
るため、エーテル基や、アミド基、エステル基などの官
能基を有する場合にはそれらの分解を招きやすく、ま
た、高価な貴金属触媒を使用しなければならないという
問題がある。
るため、エーテル基や、アミド基、エステル基などの官
能基を有する場合にはそれらの分解を招きやすく、ま
た、高価な貴金属触媒を使用しなければならないという
問題がある。
【0004】また、4−メトキシ−2,2,6,6−テ
トラメチルピペリジン−1ーオキシルあるいはそのオキ
ソアンモニウム塩を用いて、水/塩化メチレンの系で相
関移動触媒の存在下に、1級アルコールをアルデヒドあ
るいはカルボン酸に酸化する方法(J.Org.Che
m.,52,2559(1987))、2,2,6,6
−テトラメチル−ピペリジン−1−オキシルの存在下で
次亜塩素酸ナトリウム(特開平4−283537号)あ
るいは硝酸と酸素(USP 5162579号)などの
酸化体を用いてアルコキシアルカノールを酸化し対応す
るアルコキシアルカン酸を製造する方法、ポリオキシア
ルキレンシロキサン、ポリオキシアルキレンアミン、ア
ルキルポリオキシアルキレン、ポリオキシアルキレンブ
ロックコポリマー、アルキルアミドポリオキシアルキレ
ン及びアルキルポリグルコシドより選ばれるヒドロキシ
基含有化合物を、弱塩基及び触媒量のヒンダードニトロ
キシドの存在下、無機もしくは有機ハロ含有酸化剤と反
応させることにより対応するカルボキシレートを製造す
る方法(特開平5−194334号)など、ヒンダード
ニトロキシラジカルを用いる方法が開示されている。
トラメチルピペリジン−1ーオキシルあるいはそのオキ
ソアンモニウム塩を用いて、水/塩化メチレンの系で相
関移動触媒の存在下に、1級アルコールをアルデヒドあ
るいはカルボン酸に酸化する方法(J.Org.Che
m.,52,2559(1987))、2,2,6,6
−テトラメチル−ピペリジン−1−オキシルの存在下で
次亜塩素酸ナトリウム(特開平4−283537号)あ
るいは硝酸と酸素(USP 5162579号)などの
酸化体を用いてアルコキシアルカノールを酸化し対応す
るアルコキシアルカン酸を製造する方法、ポリオキシア
ルキレンシロキサン、ポリオキシアルキレンアミン、ア
ルキルポリオキシアルキレン、ポリオキシアルキレンブ
ロックコポリマー、アルキルアミドポリオキシアルキレ
ン及びアルキルポリグルコシドより選ばれるヒドロキシ
基含有化合物を、弱塩基及び触媒量のヒンダードニトロ
キシドの存在下、無機もしくは有機ハロ含有酸化剤と反
応させることにより対応するカルボキシレートを製造す
る方法(特開平5−194334号)など、ヒンダード
ニトロキシラジカルを用いる方法が開示されている。
【0005】しかし、これらの方法も、高価なニトロキ
シラジカルを使用しなければならないという問題があ
る。従って、経済的に有利で、しかも収率よく目的とす
るカルボン酸またはその塩を製造する方法の開発が望ま
れている。
シラジカルを使用しなければならないという問題があ
る。従って、経済的に有利で、しかも収率よく目的とす
るカルボン酸またはその塩を製造する方法の開発が望ま
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、1級
ヒドロキシ基を有する有機化合物を、選択率が高く、経
済的に、界面活性剤などとして有用なカルボン酸および
その塩の製造方法を提供することにある。
ヒドロキシ基を有する有機化合物を、選択率が高く、経
済的に、界面活性剤などとして有用なカルボン酸および
その塩の製造方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意検討
の結果、特定のアミンの存在下に特定の酸化剤により、
1級ヒドロキシ基を持った化合物を、相当するカルボン
酸またはその塩に高収率で選択率よく酸化できることを
見出し、本発明を完成した。
の結果、特定のアミンの存在下に特定の酸化剤により、
1級ヒドロキシ基を持った化合物を、相当するカルボン
酸またはその塩に高収率で選択率よく酸化できることを
見出し、本発明を完成した。
【0008】即ち、本発明によれば、1級のヒドロキシ
基を有する有機化合物を、ヒンダードアミンあるいはN
−ハロヒンダードアミンの存在下、ハロゲン系酸化剤で
酸化することを特徴とするカルボン酸およびその塩の製
造方法が提供される。
基を有する有機化合物を、ヒンダードアミンあるいはN
−ハロヒンダードアミンの存在下、ハロゲン系酸化剤で
酸化することを特徴とするカルボン酸およびその塩の製
造方法が提供される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を更に詳細に説明す
る。 <1級のヒドロキシ基を含有する有機化合物>本発明の
製造方法において、原料の1級のヒドロキシ基を含有す
る有機化合物は、分子内に−CH2OH基を有する有機
化合物である。このような有機化合物としては、C1〜
C40、好ましくはC8〜C18の直鎖または分岐鎖の
脂肪族アルコールが挙げられ、更にこれに芳香族基を有
していても良い。このほか、分子中にエーテル基、アミ
ン基、アミド基、エステル基、ポリオキシアルキレン
基、シロキサン基などの1種または2種以上を有してい
ても良い。
る。 <1級のヒドロキシ基を含有する有機化合物>本発明の
製造方法において、原料の1級のヒドロキシ基を含有す
る有機化合物は、分子内に−CH2OH基を有する有機
化合物である。このような有機化合物としては、C1〜
C40、好ましくはC8〜C18の直鎖または分岐鎖の
脂肪族アルコールが挙げられ、更にこれに芳香族基を有
していても良い。このほか、分子中にエーテル基、アミ
ン基、アミド基、エステル基、ポリオキシアルキレン
基、シロキサン基などの1種または2種以上を有してい
ても良い。
【0010】好ましい脂肪族アルコールの例としては、
椰子油、パーム油、パーム殻油、牛脂、硬化牛脂などの
還元によって得られるアルコールのほか、α−オレフィ
ンあるいは内部オレフィン、ダイマーオレフィンなどか
ら得られるオキソアルコール、α−オレフィンの酸化に
よって得られるアルカン−1,2−グリコール、或いは
ガーベット法によって得られるβ分岐の脂肪族アルコー
ルなどが挙げられる。
椰子油、パーム油、パーム殻油、牛脂、硬化牛脂などの
還元によって得られるアルコールのほか、α−オレフィ
ンあるいは内部オレフィン、ダイマーオレフィンなどか
ら得られるオキソアルコール、α−オレフィンの酸化に
よって得られるアルカン−1,2−グリコール、或いは
ガーベット法によって得られるβ分岐の脂肪族アルコー
ルなどが挙げられる。
【0011】また、エーテル基を含有する1級ヒドロキ
シ基を有する有機化合物の好ましいものとしては、アル
カノールにエチレンオキサイドを付加したもの、あるい
はプロピレンオキサイドまたはブチレンオキサイドを付
加した後、エチレンオキサイドを付加したものなどのポ
リオキシアルキレンアルキルエーテルが挙げられる。こ
のほか糖系の化合物も含まれ、アルキルポリグルコシド
あるいはアルキル(ポリ)グリセリルエーテルも好まし
い例である。
シ基を有する有機化合物の好ましいものとしては、アル
カノールにエチレンオキサイドを付加したもの、あるい
はプロピレンオキサイドまたはブチレンオキサイドを付
加した後、エチレンオキサイドを付加したものなどのポ
リオキシアルキレンアルキルエーテルが挙げられる。こ
のほか糖系の化合物も含まれ、アルキルポリグルコシド
あるいはアルキル(ポリ)グリセリルエーテルも好まし
い例である。
【0012】また、アミノ基を含有する1級ヒドロキシ
基を有する有機化合物の好ましいものとしては、アルキ
ルアミンのエチレンオキシド付加物あるいはN−2,3
−ジヒドロキシプロピル−N−アルキルアミンあるいは
N,N−ビス(2,3−ジヒドロキシプロピル)−N−
アルキルアミンなどが挙げられる。
基を有する有機化合物の好ましいものとしては、アルキ
ルアミンのエチレンオキシド付加物あるいはN−2,3
−ジヒドロキシプロピル−N−アルキルアミンあるいは
N,N−ビス(2,3−ジヒドロキシプロピル)−N−
アルキルアミンなどが挙げられる。
【0013】更に、アミド基を含有する1級ヒドロキシ
基を有する有機化合物の好ましいものとしては、脂肪酸
またはそのエステルと、モノ−あるいはジ−アルカノー
ルアミンあるいは2,3−ジヒドロキシプロピルアミン
あるいはN,N−ビス(2,3−ジヒドロキシプロピ
ル)−アミンとの反応により得られる脂肪酸アルカノー
ルアミド、あるいはそのエチレンオキシド付加物のほ
か、アルキルアミンとω−ヒドロキシアルカン酸あるい
はβ−プロピオラクトン、γ−ブチロラクトンなどとの
反応によって得られるω−ヒドロキシアルカン酸N−ア
ルキルアミドおよびそのエチレンオキサイド付加物が挙
げられ、より好ましいものとしては、脂肪酸モノエタノ
ールアミドのエチレンオキシド付加物が挙げられる。
基を有する有機化合物の好ましいものとしては、脂肪酸
またはそのエステルと、モノ−あるいはジ−アルカノー
ルアミンあるいは2,3−ジヒドロキシプロピルアミン
あるいはN,N−ビス(2,3−ジヒドロキシプロピ
ル)−アミンとの反応により得られる脂肪酸アルカノー
ルアミド、あるいはそのエチレンオキシド付加物のほ
か、アルキルアミンとω−ヒドロキシアルカン酸あるい
はβ−プロピオラクトン、γ−ブチロラクトンなどとの
反応によって得られるω−ヒドロキシアルカン酸N−ア
ルキルアミドおよびそのエチレンオキサイド付加物が挙
げられ、より好ましいものとしては、脂肪酸モノエタノ
ールアミドのエチレンオキシド付加物が挙げられる。
【0014】更にまた、エステル基を含有する1級ヒド
ロキシ基を有する有機化合物の好ましいものとしては、
脂肪酸のエチレングリコールあるいはポリエチレングリ
コールエステル、(ポリ)グリセリンエステルなどが挙
げられる。
ロキシ基を有する有機化合物の好ましいものとしては、
脂肪酸のエチレングリコールあるいはポリエチレングリ
コールエステル、(ポリ)グリセリンエステルなどが挙
げられる。
【0015】<ヒンダードアミン化合物>次に本発明の
製造方法において、反応系に存在させるヒンダードアミ
ン化合物としては、2級の窒素原子を含有するヘテロ環
状化合物および窒素原子に隣接する少なくとも一方の炭
素上の置換基に水素を含まない非環状の2級アミンが挙
げられ、それらには、直鎖状、環状、2環状あるいは、
複数のヒンダードアミンを連結した高分子状のものも含
まれる。
製造方法において、反応系に存在させるヒンダードアミ
ン化合物としては、2級の窒素原子を含有するヘテロ環
状化合物および窒素原子に隣接する少なくとも一方の炭
素上の置換基に水素を含まない非環状の2級アミンが挙
げられ、それらには、直鎖状、環状、2環状あるいは、
複数のヒンダードアミンを連結した高分子状のものも含
まれる。
【0016】これらのなかで、窒素原子に隣接する両方
の炭素上の置換基に水素を含まない環状あるいは非環状
の2級アミンが好ましい。これらの例としては、2,
2,6,6−テトラメチル−ピペリジン 2,2,5,5−テトラメチル−ピロリジン 1−アザ−2,2,7,7−テトラメチル−シクロヘプ
タン ジ−t−ブチルアミン 等および、これらの誘導体が挙げられ、たとえば、 4−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−ピペ
リジン 4−ヒドロキシイミノ−2,2,6,6−テトラメチル
−ピペリジン 4−ヒドロキシ−4−シアノ−2,2,6,6−テトラ
メチル−ピペリジン 4−オキソ−2,2,6,6−テトラメチル−ピペリジ
ン 4−メトキシ−2,2,6,6−テトラメチル−ピペリ
ジン 4−エトキシ−2,2,6,6−テトラメチル−ピペリ
ジン 4−アセチルアミノ−2,2,6,6−テトラメチル−
ピペリジン 4−カルバモイル−2,2,6,6−テトラメチル−ピ
ペリジン 4−ベンゾイルアミノ−2,2,6,6−テトラメチル
−ピペリジン 4−オキソ−2,2,6−トリメチル−6−n−ヘキシ
ル−ピペリジン 1−アザ−2,2−ジメチル−4−オキソ−スピロ
[5,5]ウンデカン 6−アザ−7,7−ジメチル−9−オキソ−スピロ
[4,5]デカン 4−オキソ−2,2,6,6−テトラメチル−ピペリジ
ン 4−オキソ−2,2,6,−トリメチル−6−n−ヘキ
シル−ピペリジン 2,2,6,−トリメチル−6−イソブチル−ピペリジ
ン 2,2,6,6−テトラメチル−ピペリジン−4−サル
フェート 2,2,6,6−テトラメチル−ピペリジン−4−ホス
フェート 3−カルバモイル−2,2,5,5−テトラメチル−ピ
ロリジン など、およびこれらの混合物が挙げられる。
の炭素上の置換基に水素を含まない環状あるいは非環状
の2級アミンが好ましい。これらの例としては、2,
2,6,6−テトラメチル−ピペリジン 2,2,5,5−テトラメチル−ピロリジン 1−アザ−2,2,7,7−テトラメチル−シクロヘプ
タン ジ−t−ブチルアミン 等および、これらの誘導体が挙げられ、たとえば、 4−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−ピペ
リジン 4−ヒドロキシイミノ−2,2,6,6−テトラメチル
−ピペリジン 4−ヒドロキシ−4−シアノ−2,2,6,6−テトラ
メチル−ピペリジン 4−オキソ−2,2,6,6−テトラメチル−ピペリジ
ン 4−メトキシ−2,2,6,6−テトラメチル−ピペリ
ジン 4−エトキシ−2,2,6,6−テトラメチル−ピペリ
ジン 4−アセチルアミノ−2,2,6,6−テトラメチル−
ピペリジン 4−カルバモイル−2,2,6,6−テトラメチル−ピ
ペリジン 4−ベンゾイルアミノ−2,2,6,6−テトラメチル
−ピペリジン 4−オキソ−2,2,6−トリメチル−6−n−ヘキシ
ル−ピペリジン 1−アザ−2,2−ジメチル−4−オキソ−スピロ
[5,5]ウンデカン 6−アザ−7,7−ジメチル−9−オキソ−スピロ
[4,5]デカン 4−オキソ−2,2,6,6−テトラメチル−ピペリジ
ン 4−オキソ−2,2,6,−トリメチル−6−n−ヘキ
シル−ピペリジン 2,2,6,−トリメチル−6−イソブチル−ピペリジ
ン 2,2,6,6−テトラメチル−ピペリジン−4−サル
フェート 2,2,6,6−テトラメチル−ピペリジン−4−ホス
フェート 3−カルバモイル−2,2,5,5−テトラメチル−ピ
ロリジン など、およびこれらの混合物が挙げられる。
【0017】これらの更に好ましいものとしては、 2,2,6,6−テトラメチル−ピペリジン 2,2,5,5−テトラメチル−ピロリジン 4−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−ピペ
リジン 4−オキソ−2,2,6,6−テトラメチル−ピペリジ
ン 4−メトキシ−2,2,6,6−テトラメチル−ピペリ
ジン 2,2,6,6−テトラメチル−ピペリジン−4−サル
フェート 2,2,6,6−テトラメチル−ピペリジン−4−ホス
フェート 等、およびこれらの混合物が挙げられる。
リジン 4−オキソ−2,2,6,6−テトラメチル−ピペリジ
ン 4−メトキシ−2,2,6,6−テトラメチル−ピペリ
ジン 2,2,6,6−テトラメチル−ピペリジン−4−サル
フェート 2,2,6,6−テトラメチル−ピペリジン−4−ホス
フェート 等、およびこれらの混合物が挙げられる。
【0018】本発明において、該ヒンダードアミン化合
物の添加量は、原料の1級ヒドロキシ基を含有する有機
化合物に対し、0.001〜1モル等量、好ましくは、
0.005〜0.2モル等量である。
物の添加量は、原料の1級ヒドロキシ基を含有する有機
化合物に対し、0.001〜1モル等量、好ましくは、
0.005〜0.2モル等量である。
【0019】<N−ハロヒンダードアミン化合物>ま
た、本発明の製造方法において、反応系に存在させるN
−ハロヒンダードアミン化合物としては、前記のヒンダ
ードアミンのN−ハロゲン化物が挙げられる。
た、本発明の製造方法において、反応系に存在させるN
−ハロヒンダードアミン化合物としては、前記のヒンダ
ードアミンのN−ハロゲン化物が挙げられる。
【0020】これらのなかで、窒素原子に隣接する両方
の炭素上の置換基に水素を含まない環状あるいは非環状
の2級アミンのN−ハロゲン化物が好ましい。これらの
例としては、 1−クロロ−2,2,6,6−テトラメチル−ピペリジ
ン 1−クロロ−2,2,5,5−テトラメチル−ピロリジ
ン 1−クロロ−1−アザ−2,2,7,7−テトラメチル
−シクロヘプタン N−クロロ−ジ−t−ブチルアミン 等或いはこれらと同様のブロモ−化合物、およびこれら
の誘導体が挙げられ、たとえば、 1−クロロ−4−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラ
メチル−ピペリジン 1−クロロ−4−ヒドロキシイミノ−2,2,6,6−
テトラメチル−ピペリジン 1−クロロ−4−ヒドロキシ−4−シアノ−2,2,
6,6−テトラメチル−ピペリジン 1−クロロ−4−オキソ−2,2,6,6−テトラメチ
ル−ピペリジン 1−クロロ−4−メトキシ−2,2,6,6−テトラメ
チル−ピペリジン 1−クロロ−4−エトキシ−2,2,6,6−テトラメ
チル−ピペリジン 1−クロロ−4−アセチルアミノ−2,2,6,6−テ
トラメチル−ピペリジン 1−クロロ−4−カルバモイル−2,2,6,6−テト
ラメチル−ピペリジン 1−クロロ−4−ベンゾイルアミノ−2,2,6,6−
テトラメチル−ピペリジン 1−クロロ−4−オキソ−2,2,6−トリメチル−6
−n−ヘキシル−ピペリジン 1−クロロ−1−アザ−2,2−ジメチル−4−オキソ
−スピロ[5,5]ウンデカン 1−クロロ−6−アザ−7,7−ジメチル−9−オキソ
−スピロ[4,5]デカン 1−クロロ−4−オキソ−2,2,6,6−テトラメチ
ル−ピペリジン 1−クロロ−4−オキソ−2,2,6,−トリメチル−
6−n−ヘキシル−ピペリジン 1−クロロ−2,2,6,−トリメチル−6−イソブチ
ル−ピペリジン 1−クロロ−2,2,6,6−テトラメチル−ピペリジ
ン−4−サルフェート 1−クロロ−2,2,6,6−テトラメチル−ピペリジ
ン−4−ホスフェート 1−クロロ−3−カルバモイル−2,2,5,5−テト
ラメチル−ピロリジン 等或いはこれらと同様のブロモ−化合物、およびこれら
の混合物が含まれる。
の炭素上の置換基に水素を含まない環状あるいは非環状
の2級アミンのN−ハロゲン化物が好ましい。これらの
例としては、 1−クロロ−2,2,6,6−テトラメチル−ピペリジ
ン 1−クロロ−2,2,5,5−テトラメチル−ピロリジ
ン 1−クロロ−1−アザ−2,2,7,7−テトラメチル
−シクロヘプタン N−クロロ−ジ−t−ブチルアミン 等或いはこれらと同様のブロモ−化合物、およびこれら
の誘導体が挙げられ、たとえば、 1−クロロ−4−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラ
メチル−ピペリジン 1−クロロ−4−ヒドロキシイミノ−2,2,6,6−
テトラメチル−ピペリジン 1−クロロ−4−ヒドロキシ−4−シアノ−2,2,
6,6−テトラメチル−ピペリジン 1−クロロ−4−オキソ−2,2,6,6−テトラメチ
ル−ピペリジン 1−クロロ−4−メトキシ−2,2,6,6−テトラメ
チル−ピペリジン 1−クロロ−4−エトキシ−2,2,6,6−テトラメ
チル−ピペリジン 1−クロロ−4−アセチルアミノ−2,2,6,6−テ
トラメチル−ピペリジン 1−クロロ−4−カルバモイル−2,2,6,6−テト
ラメチル−ピペリジン 1−クロロ−4−ベンゾイルアミノ−2,2,6,6−
テトラメチル−ピペリジン 1−クロロ−4−オキソ−2,2,6−トリメチル−6
−n−ヘキシル−ピペリジン 1−クロロ−1−アザ−2,2−ジメチル−4−オキソ
−スピロ[5,5]ウンデカン 1−クロロ−6−アザ−7,7−ジメチル−9−オキソ
−スピロ[4,5]デカン 1−クロロ−4−オキソ−2,2,6,6−テトラメチ
ル−ピペリジン 1−クロロ−4−オキソ−2,2,6,−トリメチル−
6−n−ヘキシル−ピペリジン 1−クロロ−2,2,6,−トリメチル−6−イソブチ
ル−ピペリジン 1−クロロ−2,2,6,6−テトラメチル−ピペリジ
ン−4−サルフェート 1−クロロ−2,2,6,6−テトラメチル−ピペリジ
ン−4−ホスフェート 1−クロロ−3−カルバモイル−2,2,5,5−テト
ラメチル−ピロリジン 等或いはこれらと同様のブロモ−化合物、およびこれら
の混合物が含まれる。
【0021】これらの更に好ましいものとしては、 1−クロロ−2,2,6,6−テトラメチル−ピペリジ
ン 1−クロロ−2,2,5,5−テトラメチル−ピロリジ
ン 1−クロロ−4−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラ
メチル−ピペリジン 1−クロロ−4−オキソ−2,2,6,6−テトラメチ
ル−ピペリジン 1−クロロ−4−メトキシ−2,2,6,6−テトラメ
チル−ピペリジン 1−クロロ−2,2,6,6−テトラメチル−ピペリジ
ン−4−サルフェート 1−クロロ−2,2,6,6−テトラメチル−ピペリジ
ン−4−ホスフェート 等、およびこれらの混合物が挙げられる。
ン 1−クロロ−2,2,5,5−テトラメチル−ピロリジ
ン 1−クロロ−4−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラ
メチル−ピペリジン 1−クロロ−4−オキソ−2,2,6,6−テトラメチ
ル−ピペリジン 1−クロロ−4−メトキシ−2,2,6,6−テトラメ
チル−ピペリジン 1−クロロ−2,2,6,6−テトラメチル−ピペリジ
ン−4−サルフェート 1−クロロ−2,2,6,6−テトラメチル−ピペリジ
ン−4−ホスフェート 等、およびこれらの混合物が挙げられる。
【0022】本発明において、該N−ハロヒンダードア
ミン化合物の添加量は、原料の1級ヒドロキシ基を有す
る有機化合物に対し、0.001〜1モル等量、好まし
くは、0.005〜0.2モル等量である。
ミン化合物の添加量は、原料の1級ヒドロキシ基を有す
る有機化合物に対し、0.001〜1モル等量、好まし
くは、0.005〜0.2モル等量である。
【0023】本発明で用いるN−ハロヒンダードアミン
化合物の製造方法は、下記 A.Rigoら, Inorganic Chim.
Acta,24,L71(1977). M.Fujiwara ら,J.Am.Oil Che
m.Soc.,72,97(1995). Lion Corp.,USP 4,931,562 にも記載されているように、相当するヒンダードアミン
を原料とし、これに次亜ハロゲン酸塩を反応させること
により製造することができる。
化合物の製造方法は、下記 A.Rigoら, Inorganic Chim.
Acta,24,L71(1977). M.Fujiwara ら,J.Am.Oil Che
m.Soc.,72,97(1995). Lion Corp.,USP 4,931,562 にも記載されているように、相当するヒンダードアミン
を原料とし、これに次亜ハロゲン酸塩を反応させること
により製造することができる。
【0024】<ハロゲン系酸化剤>本発明の製造方法に
おいては、酸化剤としてハロゲン系酸化剤が用いられ、
該ハロゲン系酸化剤としては、塩素、次亜塩素酸塩、次
亜臭素酸塩、亜臭素酸塩、トリクロロイソシアヌル酸、
トリブロモイソシアヌル酸、などの1種または複数の酸
化剤を用いる。これらの内、好ましくは、次亜塩素酸ナ
トリウム、次亜塩素酸カルシウム、塩素である。
おいては、酸化剤としてハロゲン系酸化剤が用いられ、
該ハロゲン系酸化剤としては、塩素、次亜塩素酸塩、次
亜臭素酸塩、亜臭素酸塩、トリクロロイソシアヌル酸、
トリブロモイソシアヌル酸、などの1種または複数の酸
化剤を用いる。これらの内、好ましくは、次亜塩素酸ナ
トリウム、次亜塩素酸カルシウム、塩素である。
【0025】本発明においては、該ハロゲン系酸化剤の
添加量は原料の1級ヒドロキシ基を有する有機化合物に
対し、等モル以上、好ましくは1.5〜10モル等量で
あり、更に好ましくは、1.5〜5.0モル等量であ
る。ただし、原料の1級ヒドロキシ基を有する有機化合
物自体が界面活性剤であり、これと酸化生成物との間
に、泡立ち、洗浄力などに相乗効果が期待できる場合に
は、適当な比率の混合物を得るため、酸化剤の使用量を
等モル以下にして反応することも可能である。
添加量は原料の1級ヒドロキシ基を有する有機化合物に
対し、等モル以上、好ましくは1.5〜10モル等量で
あり、更に好ましくは、1.5〜5.0モル等量であ
る。ただし、原料の1級ヒドロキシ基を有する有機化合
物自体が界面活性剤であり、これと酸化生成物との間
に、泡立ち、洗浄力などに相乗効果が期待できる場合に
は、適当な比率の混合物を得るため、酸化剤の使用量を
等モル以下にして反応することも可能である。
【0026】次に、本発明の製造方法における反応操作
条件について説明する。 <pH>本発明において、ヒンダードアミンを用いる場
合には、ヒンダードアミンに対し1ないし3モル等量、
好ましくは1.0ないし2.5モル等量のハロゲン系酸
化剤を添加後、pH10以下、好ましくはpH9以下、
更に好ましくはpH8.0〜9.0に調整して反応させ
る。また、N−ハロヒンダードアミンを用いる場合に
は、N−ハロヒンダードアミンに対し0.5ないし3モ
ル等量、好ましくは0.8ないし1.5モル等量のハロ
ゲン系酸化剤を添加後、pH10以下、好ましくはpH
9以下、更に好ましくはpH8.0〜9.0に調整して
反応させる。pH調整剤としては特に指定しないが、好
ましくはギ酸、酢酸、プロピオン酸などの有機酸、硫
酸、塩酸、燐酸、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸
水素ナトリウム、炭酸水素カリウムなどいづれも使用で
きる。このほか、本発明で得られるカルボン酸をpH調
整に用いることも好ましい。
条件について説明する。 <pH>本発明において、ヒンダードアミンを用いる場
合には、ヒンダードアミンに対し1ないし3モル等量、
好ましくは1.0ないし2.5モル等量のハロゲン系酸
化剤を添加後、pH10以下、好ましくはpH9以下、
更に好ましくはpH8.0〜9.0に調整して反応させ
る。また、N−ハロヒンダードアミンを用いる場合に
は、N−ハロヒンダードアミンに対し0.5ないし3モ
ル等量、好ましくは0.8ないし1.5モル等量のハロ
ゲン系酸化剤を添加後、pH10以下、好ましくはpH
9以下、更に好ましくはpH8.0〜9.0に調整して
反応させる。pH調整剤としては特に指定しないが、好
ましくはギ酸、酢酸、プロピオン酸などの有機酸、硫
酸、塩酸、燐酸、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸
水素ナトリウム、炭酸水素カリウムなどいづれも使用で
きる。このほか、本発明で得られるカルボン酸をpH調
整に用いることも好ましい。
【0027】<反応温度>本発明においては、原料の1
級ヒドロキシ基を有する有機化合物、ヒンダードアミン
またはN−ハロヒンダードアミンと、溶媒の混合溶液中
に、−10〜60℃、好ましくは0〜30℃で、ハロゲ
ン系酸化剤を添加し、反応させ、20〜60℃で更に熟
成を行う。
級ヒドロキシ基を有する有機化合物、ヒンダードアミン
またはN−ハロヒンダードアミンと、溶媒の混合溶液中
に、−10〜60℃、好ましくは0〜30℃で、ハロゲ
ン系酸化剤を添加し、反応させ、20〜60℃で更に熟
成を行う。
【0028】<溶媒>本発明において用いる溶媒は、水
溶媒でもよいが、反応をよりマイルドに行うためには、
パラフィン、エチレングリコールジメチルエーテル、ジ
エチレングリコールジメチルエーテル、トリエチレング
リコールジメチルエーテル、トルエン、アセトニトリ
ル、酢酸エチル、t−ブタノールなどの溶媒を1種また
は2種以上併用してもよい。また、本発明により得られ
るカルボン酸を溶媒として使用することも可能である。
溶媒でもよいが、反応をよりマイルドに行うためには、
パラフィン、エチレングリコールジメチルエーテル、ジ
エチレングリコールジメチルエーテル、トリエチレング
リコールジメチルエーテル、トルエン、アセトニトリ
ル、酢酸エチル、t−ブタノールなどの溶媒を1種また
は2種以上併用してもよい。また、本発明により得られ
るカルボン酸を溶媒として使用することも可能である。
【0029】<その他の反応条件>本発明においては、
反応を暗所で行う場合には、N−ハロヒンダードアミン
を円滑に活性化するために光、好ましくは紫外光を照射
することもできる。 このほか、ハロゲン化アルカリ、
あるいは四級アンモニウムクロライドなどハロゲンイオ
ン含有化合物などを触媒として添加しても良い。また、
反応時、酸素または酸素含有ガス、あるいは空気を吹き
込みながら反応しても良い。
反応を暗所で行う場合には、N−ハロヒンダードアミン
を円滑に活性化するために光、好ましくは紫外光を照射
することもできる。 このほか、ハロゲン化アルカリ、
あるいは四級アンモニウムクロライドなどハロゲンイオ
ン含有化合物などを触媒として添加しても良い。また、
反応時、酸素または酸素含有ガス、あるいは空気を吹き
込みながら反応しても良い。
【0030】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて具体的に説
明する。実施例で得られたカルボン酸の純度は下記に示
す純度試験法により行なった。 <純度試験法>反応生成物の酸価(試料1g中に含まれ
る遊離脂肪酸を中和するに要する水酸化カリウムのmg
数)を測定し、次式により行った。 純度(%)=[酸価/(56108/カルボン酸の分子
量)]×100
明する。実施例で得られたカルボン酸の純度は下記に示
す純度試験法により行なった。 <純度試験法>反応生成物の酸価(試料1g中に含まれ
る遊離脂肪酸を中和するに要する水酸化カリウムのmg
数)を測定し、次式により行った。 純度(%)=[酸価/(56108/カルボン酸の分子
量)]×100
【0031】[実施例1]撹拌機、pHメーター、滴下
ロート、温度計を付けた2lの四つ口フラスコに、50
mlのアセトニトリル、18.6gのドデシルアルコー
ルおよび1.3gの2,2,6,6−テトラメチル−ピ
ペリジンを加え、5℃で攪拌しながら28mlの5%次
亜塩素酸ナトリウムを滴下後、10%炭酸水素ナトリウ
ム水溶液でpHを8.6に調整した。反応温度を20℃
に保ちながら更に500mlの5%次亜塩素酸ナトリウ
ムを滴下した。尚、この際、pHを9以下に調整した。
滴下終了後1時間攪拌し、徐々に温度を上げ40℃で更
に3時間攪拌を続けた。得られた反応混合物のpHを2
に調整し、加熱して上層を分離した。溶媒を留去後、酸
価より求めたラウリン酸の純度は、89%であった。赤
外線吸収スペクトルで1710cm-1付近にカルボン酸
の吸収が認められた。
ロート、温度計を付けた2lの四つ口フラスコに、50
mlのアセトニトリル、18.6gのドデシルアルコー
ルおよび1.3gの2,2,6,6−テトラメチル−ピ
ペリジンを加え、5℃で攪拌しながら28mlの5%次
亜塩素酸ナトリウムを滴下後、10%炭酸水素ナトリウ
ム水溶液でpHを8.6に調整した。反応温度を20℃
に保ちながら更に500mlの5%次亜塩素酸ナトリウ
ムを滴下した。尚、この際、pHを9以下に調整した。
滴下終了後1時間攪拌し、徐々に温度を上げ40℃で更
に3時間攪拌を続けた。得られた反応混合物のpHを2
に調整し、加熱して上層を分離した。溶媒を留去後、酸
価より求めたラウリン酸の純度は、89%であった。赤
外線吸収スペクトルで1710cm-1付近にカルボン酸
の吸収が認められた。
【0032】[実施例2]撹拌機、pHメーター、滴下
ロート、温度計を付けた2lの四つ口フラスコに、50
mlのアセトニトリル、27.0gの2−ヘプチル−1
−ウンデカノール(イソステアリルアルコール)および
1.4gの1−クロロ−2,2,6,6−テトラメチル
−ピペリジンを加え、20℃で攪拌しながら15mlの
5%次亜塩素酸ナトリウムを滴下後、10%炭酸水素ナ
トリウム水溶液でpHを8.6に調整する。反応温度を
20℃に保ちながら更に500mlの5%次亜塩素酸ナ
トリウムを滴下した。尚、この際、pHを9以下に調整
した。滴下終了後1時間攪拌し、徐々に温度を上げ40
℃で更に3時間攪拌を続けた。得られた反応混合物のp
Hを2に調整し、加熱して上層を分離した。溶媒を留去
後、酸価より求めたイソステアリン酸の純度は、87%
であった。赤外線吸収スペクトルで1710cm-1付近
にカルボン酸の吸収が認められた。
ロート、温度計を付けた2lの四つ口フラスコに、50
mlのアセトニトリル、27.0gの2−ヘプチル−1
−ウンデカノール(イソステアリルアルコール)および
1.4gの1−クロロ−2,2,6,6−テトラメチル
−ピペリジンを加え、20℃で攪拌しながら15mlの
5%次亜塩素酸ナトリウムを滴下後、10%炭酸水素ナ
トリウム水溶液でpHを8.6に調整する。反応温度を
20℃に保ちながら更に500mlの5%次亜塩素酸ナ
トリウムを滴下した。尚、この際、pHを9以下に調整
した。滴下終了後1時間攪拌し、徐々に温度を上げ40
℃で更に3時間攪拌を続けた。得られた反応混合物のp
Hを2に調整し、加熱して上層を分離した。溶媒を留去
後、酸価より求めたイソステアリン酸の純度は、87%
であった。赤外線吸収スペクトルで1710cm-1付近
にカルボン酸の吸収が認められた。
【0033】[実施例3]撹拌機、pHメーター、滴下
ロート、温度計を付けた2lの四つ口フラスコに、10
0mlのイオン交換水、36.2gのポリオキシエチレ
ン(P=4.0)ドデシルエーテルおよび1.0gの1
−クロロ−4−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメ
チル−ピペリジンを加え、15℃で攪拌しながら9ml
の5%次亜塩素酸ナトリウムを滴下した。滴下終了後、
20%硫酸でpHを8.6に調整した。反応温度を15
℃に保ちながら更に450mlの5%次亜塩素酸ナトリ
ウムを滴下した。尚、この際、pHを9以下に調整し
た。滴下終了後1時間攪拌し、徐々に温度を上げ35℃
で更に3時間攪拌を続けた。得られた反応混合物のpH
を2に調整し、加熱して上層を分離した。赤外線吸収ス
ペクトルで1725cm-1付近にカルボン酸基の吸収が
認められた。酸価より求めたラウリルエーテルカルボン
酸の純度は、92%であった。
ロート、温度計を付けた2lの四つ口フラスコに、10
0mlのイオン交換水、36.2gのポリオキシエチレ
ン(P=4.0)ドデシルエーテルおよび1.0gの1
−クロロ−4−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメ
チル−ピペリジンを加え、15℃で攪拌しながら9ml
の5%次亜塩素酸ナトリウムを滴下した。滴下終了後、
20%硫酸でpHを8.6に調整した。反応温度を15
℃に保ちながら更に450mlの5%次亜塩素酸ナトリ
ウムを滴下した。尚、この際、pHを9以下に調整し
た。滴下終了後1時間攪拌し、徐々に温度を上げ35℃
で更に3時間攪拌を続けた。得られた反応混合物のpH
を2に調整し、加熱して上層を分離した。赤外線吸収ス
ペクトルで1725cm-1付近にカルボン酸基の吸収が
認められた。酸価より求めたラウリルエーテルカルボン
酸の純度は、92%であった。
【0034】[実施例4]撹拌機、pHメーター、滴下
ロート、温度計を付けた2lの四つ口フラスコに、10
0mlのイオン交換水、26gのドデシルグリセリルエ
ーテルと0.8gの4−オキソ−2,2,6,6−テト
ラメチル−ピペリジンを加え、5℃で攪拌しながら18
mlの5%次亜塩素酸ナトリウムを滴下後、10%炭酸
水素ナトリウムでpHを8.6に調整した。続いて反応
温度を15℃に保ちながら今度は、塩素を徐々に吹き込
んだ。尚、この際、pHを9以下に調整した。塩素の吹
き込みを3時間行った後1時間攪拌し、徐々に温度を上
げ、35℃で更に1時間攪拌を続けた。得られた反応混
合物のpHを2に調整し、加熱して上層を分離した。酸
価より求めたカルボン酸の純度は、95%であった。
ロート、温度計を付けた2lの四つ口フラスコに、10
0mlのイオン交換水、26gのドデシルグリセリルエ
ーテルと0.8gの4−オキソ−2,2,6,6−テト
ラメチル−ピペリジンを加え、5℃で攪拌しながら18
mlの5%次亜塩素酸ナトリウムを滴下後、10%炭酸
水素ナトリウムでpHを8.6に調整した。続いて反応
温度を15℃に保ちながら今度は、塩素を徐々に吹き込
んだ。尚、この際、pHを9以下に調整した。塩素の吹
き込みを3時間行った後1時間攪拌し、徐々に温度を上
げ、35℃で更に1時間攪拌を続けた。得られた反応混
合物のpHを2に調整し、加熱して上層を分離した。酸
価より求めたカルボン酸の純度は、95%であった。
【0035】[実施例5]撹拌機、pHメーター、滴下
ロート、温度計を付けた2lの四つ口フラスコに、10
0mlのイオン交換水、41.9gのポリオキシエチレ
ン(P=5)ラウリン酸アミドと0.9gの2,2,
6,6−テトラメチル−ピペリジンを加え、5℃で攪拌
しながら22mlの5%次亜塩素酸ナトリウムを滴下
後、20%硫酸でpHを8.6に調整した。反応温度を
15℃に保ちながら更に400mlの5%次亜塩素酸ナ
トリウムを滴下した。尚、この際、pHを9以下に調整
した。滴下終了後1時間攪拌し、徐々に温度を上げ30
℃で更に2時間攪拌を続けた。得られた反応混合物のp
Hを2に調整し、加熱して上層を分離した。酸価より求
めたラウリン酸アミドエーテルカルボン酸の純度は、8
9%であった。
ロート、温度計を付けた2lの四つ口フラスコに、10
0mlのイオン交換水、41.9gのポリオキシエチレ
ン(P=5)ラウリン酸アミドと0.9gの2,2,
6,6−テトラメチル−ピペリジンを加え、5℃で攪拌
しながら22mlの5%次亜塩素酸ナトリウムを滴下
後、20%硫酸でpHを8.6に調整した。反応温度を
15℃に保ちながら更に400mlの5%次亜塩素酸ナ
トリウムを滴下した。尚、この際、pHを9以下に調整
した。滴下終了後1時間攪拌し、徐々に温度を上げ30
℃で更に2時間攪拌を続けた。得られた反応混合物のp
Hを2に調整し、加熱して上層を分離した。酸価より求
めたラウリン酸アミドエーテルカルボン酸の純度は、8
9%であった。
【0036】[実施例6]撹拌機、pHメーター、滴下
ロート、温度計を付けた2lの四つ口フラスコに、10
0mlのイオン交換水、41.9gのポリオキシエチレ
ン(P=5)ラウリン酸アミドと0.9gの1−クロロ
−2,2,6,6−テトラメチル−ピペリジンを加え、
25℃で攪拌しながら8mlの5%次亜塩素酸ナトリウ
ムを滴下後、20%硫酸でpHを8.6に調整した。反
応温度を20℃に保ちながら更に400mlの5%次亜
塩素酸ナトリウムを滴下した。尚、この際、pHを9以
下に調整した。滴下終了後1時間攪拌し、徐々に温度を
上げ30℃で更に2時間攪拌を続けた。得られた反応混
合物のpHを2に調整し、加熱して上層を分離した。酸
価より求めたラウリン酸アミドエーテルカルボン酸の純
度は、90%であった。
ロート、温度計を付けた2lの四つ口フラスコに、10
0mlのイオン交換水、41.9gのポリオキシエチレ
ン(P=5)ラウリン酸アミドと0.9gの1−クロロ
−2,2,6,6−テトラメチル−ピペリジンを加え、
25℃で攪拌しながら8mlの5%次亜塩素酸ナトリウ
ムを滴下後、20%硫酸でpHを8.6に調整した。反
応温度を20℃に保ちながら更に400mlの5%次亜
塩素酸ナトリウムを滴下した。尚、この際、pHを9以
下に調整した。滴下終了後1時間攪拌し、徐々に温度を
上げ30℃で更に2時間攪拌を続けた。得られた反応混
合物のpHを2に調整し、加熱して上層を分離した。酸
価より求めたラウリン酸アミドエーテルカルボン酸の純
度は、90%であった。
【0037】[実施例7]撹拌機、pHメーター、滴下
ロート、温度計を付けた2lの四つ口フラスコに、10
0mlのイオン交換水、29.2gのn−オクチル−α
/β−グルコシドおよび1.0gの1−クロロ−2,
2,6,6−テトラメチル−ピペリジンを加え、25℃
で攪拌しながら13mlの5%次亜塩素酸ナトリウムを
滴下後、10%炭酸水素ナトリウム水溶液でpHを8.
6に調整した。反応温度を20℃に保ちながら更に37
0mlの5%次亜塩素酸ナトリウムを滴下した。尚、こ
の際、pHを9以下に調整した。滴下終了後1時間攪拌
し、徐々に温度を上げ40℃で更に3時間攪拌を続け
た。得られた反応混合物のpHを2に調整し、加熱して
上層を分離した。溶媒を留去後、酸価より求めたn−オ
クチル−α/β−グルクロニドの純度は、86%であっ
た。赤外線吸収スペクトルで1720cm-1付近にカル
ボン酸の吸収が認められた。
ロート、温度計を付けた2lの四つ口フラスコに、10
0mlのイオン交換水、29.2gのn−オクチル−α
/β−グルコシドおよび1.0gの1−クロロ−2,
2,6,6−テトラメチル−ピペリジンを加え、25℃
で攪拌しながら13mlの5%次亜塩素酸ナトリウムを
滴下後、10%炭酸水素ナトリウム水溶液でpHを8.
6に調整した。反応温度を20℃に保ちながら更に37
0mlの5%次亜塩素酸ナトリウムを滴下した。尚、こ
の際、pHを9以下に調整した。滴下終了後1時間攪拌
し、徐々に温度を上げ40℃で更に3時間攪拌を続け
た。得られた反応混合物のpHを2に調整し、加熱して
上層を分離した。溶媒を留去後、酸価より求めたn−オ
クチル−α/β−グルクロニドの純度は、86%であっ
た。赤外線吸収スペクトルで1720cm-1付近にカル
ボン酸の吸収が認められた。
【0038】[実施例8]撹拌機、pHメーター、滴下
ロート、温度計を付けた2lの四つ口フラスコに、10
0mlのイオン交換水、32.1gのN−オクタノイル
−N−メチルグルカミンおよび1.1gの2,2,6,
6−テトラメチル−ピペリジンを加え、5℃で攪拌しな
がら25mlの5%次亜塩素酸ナトリウムを滴下後、1
0%炭酸水素ナトリウム水溶液でpHを8.6に調整し
た。反応温度を20℃に保ちながら更に400mlの5
%次亜塩素酸ナトリウムを滴下した。尚、この際、pH
を9以下に調整した。滴下終了後1時間攪拌し、徐々に
温度を上げ40℃で更に3時間攪拌を続けた。得られた
反応混合物のpHを2に調整し、加熱して上層を分離し
た。溶媒を留去後、酸価より求めたカルボン酸の純度
は、83%であった。赤外線吸収スペクトルで1720
cm-1付近にカルボン酸の吸収が認められた。
ロート、温度計を付けた2lの四つ口フラスコに、10
0mlのイオン交換水、32.1gのN−オクタノイル
−N−メチルグルカミンおよび1.1gの2,2,6,
6−テトラメチル−ピペリジンを加え、5℃で攪拌しな
がら25mlの5%次亜塩素酸ナトリウムを滴下後、1
0%炭酸水素ナトリウム水溶液でpHを8.6に調整し
た。反応温度を20℃に保ちながら更に400mlの5
%次亜塩素酸ナトリウムを滴下した。尚、この際、pH
を9以下に調整した。滴下終了後1時間攪拌し、徐々に
温度を上げ40℃で更に3時間攪拌を続けた。得られた
反応混合物のpHを2に調整し、加熱して上層を分離し
た。溶媒を留去後、酸価より求めたカルボン酸の純度
は、83%であった。赤外線吸収スペクトルで1720
cm-1付近にカルボン酸の吸収が認められた。
【0039】[比較例1]実施例1において、2,2,
6,6−テトラメチル−ピペリジンを添加しない以外は
実施例1と同様の方法で反応を行った。酸価より求めた
カルボン酸の純度は、15%であった。
6,6−テトラメチル−ピペリジンを添加しない以外は
実施例1と同様の方法で反応を行った。酸価より求めた
カルボン酸の純度は、15%であった。
【0040】[比較例2]実施例1において、次亜塩素
酸ナトリウムを添加しない以外は実施例1と同様の方法
で反応を行った。酸価より求めたカルボン酸の純度は、
0%であった。
酸ナトリウムを添加しない以外は実施例1と同様の方法
で反応を行った。酸価より求めたカルボン酸の純度は、
0%であった。
【0041】[比較例3]実施例2において、1−クロ
ロ−2,2,6,6−テトラメチル−ピペリジンを添加
しない以外は実施例2と同様の方法で反応を行った。酸
価より求めたカルボン酸の純度は、15%であった。
ロ−2,2,6,6−テトラメチル−ピペリジンを添加
しない以外は実施例2と同様の方法で反応を行った。酸
価より求めたカルボン酸の純度は、15%であった。
【0042】[比較例4]実施例2において、次亜塩素
酸ナトリウムを添加しない以外は実施例2と同様の方法
で反応を行った。酸価より求めたカルボン酸の純度は、
0%であった。
酸ナトリウムを添加しない以外は実施例2と同様の方法
で反応を行った。酸価より求めたカルボン酸の純度は、
0%であった。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、反応温度が50〜60
℃程度であって緩和であるので、直鎖あるいは分岐鎖の
カルボン酸や、高温で分解しやすい、アルキルエーテル
カルボン酸、アルキルアミド(エーテル)カルボン酸、
アルキルアミノ(エーテル)カルボン酸、アルキルポリ
グルコシドカルボン酸、ポリシロキサン含有カルボン酸
などが高純度で経済的に製造できる。そして、本発明に
よって得られたこれらカルボン酸又はその塩は、皮膚に
対する刺激が少なく、起泡性に優れた洗浄剤用の界面活
性剤として、シャンプー、ボディシャンプー、食器野菜
用洗剤、おしゃれ着用洗剤、石鹸などに有用である。
℃程度であって緩和であるので、直鎖あるいは分岐鎖の
カルボン酸や、高温で分解しやすい、アルキルエーテル
カルボン酸、アルキルアミド(エーテル)カルボン酸、
アルキルアミノ(エーテル)カルボン酸、アルキルポリ
グルコシドカルボン酸、ポリシロキサン含有カルボン酸
などが高純度で経済的に製造できる。そして、本発明に
よって得られたこれらカルボン酸又はその塩は、皮膚に
対する刺激が少なく、起泡性に優れた洗浄剤用の界面活
性剤として、シャンプー、ボディシャンプー、食器野菜
用洗剤、おしゃれ着用洗剤、石鹸などに有用である。
Claims (1)
- 【請求項1】 1級のヒドロキシ基を有する有機化合物
を、ヒンダードアミンあるいはN−ハロヒンダードアミ
ンの存在下、ハロゲン系酸化剤で酸化することを特徴と
するカルボン酸およびその塩の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8307389A JPH10130195A (ja) | 1996-11-01 | 1996-11-01 | カルボン酸およびその塩の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8307389A JPH10130195A (ja) | 1996-11-01 | 1996-11-01 | カルボン酸およびその塩の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10130195A true JPH10130195A (ja) | 1998-05-19 |
Family
ID=17968470
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8307389A Pending JPH10130195A (ja) | 1996-11-01 | 1996-11-01 | カルボン酸およびその塩の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10130195A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1505197A1 (en) * | 2003-08-05 | 2005-02-09 | Weyerhaeuser Company | Methods for making carboxylated cellulosic fibers |
WO2007117027A1 (ja) * | 2006-04-06 | 2007-10-18 | Takeda Pharmaceutical Company Limited | 有機酸化物の製造方法 |
JP2015180629A (ja) * | 2006-06-27 | 2015-10-15 | ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシヤープ | 水を溶媒として使用して、第一級アミドアルコールを高収率でアミドカルボン酸へ変換する方法 |
-
1996
- 1996-11-01 JP JP8307389A patent/JPH10130195A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1505197A1 (en) * | 2003-08-05 | 2005-02-09 | Weyerhaeuser Company | Methods for making carboxylated cellulosic fibers |
WO2007117027A1 (ja) * | 2006-04-06 | 2007-10-18 | Takeda Pharmaceutical Company Limited | 有機酸化物の製造方法 |
JP2015180629A (ja) * | 2006-06-27 | 2015-10-15 | ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシヤープ | 水を溶媒として使用して、第一級アミドアルコールを高収率でアミドカルボン酸へ変換する方法 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |