JPH10129729A - 気泡性緩衝シート - Google Patents
気泡性緩衝シートInfo
- Publication number
- JPH10129729A JPH10129729A JP8291685A JP29168596A JPH10129729A JP H10129729 A JPH10129729 A JP H10129729A JP 8291685 A JP8291685 A JP 8291685A JP 29168596 A JP29168596 A JP 29168596A JP H10129729 A JPH10129729 A JP H10129729A
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- JP
- Japan
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- film
- sheet
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- embosses
- plastic
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- Pending
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Abstract
ルム(1)と、平面状のプラスチックフィルム(2)と
が積層されてなる独立気泡を有する気泡性緩衝シートに
おいて、当該プラスチックフィルム(1)及び/又は
(2)に天然成分からなる抗菌剤が含有されていること
を特徴とする気泡性緩衝シート。 【効果】 優れた抗菌性や鮮度保存性を有するプラスチ
ック製の気泡性緩衝性シートを提供する。
Description
チック製の気泡性緩衝シートに関する。
めに好適に用いられ、物品を衝撃から保護したり、物品
を保温若しくは断熱する目的で用いられている。特に、
食品、医療用器具、トイレタリー用品、抗菌仕様タイプ
の日用品などの包装用としては、さらに抗菌性や鮮度保
存性が優れた材料が要求されている。
ートとしては、例えば、実開平1-137731号公報、実開平
1-86526 号公報などに、金属イオンを含むゼオライトを
用いた気泡性シート、遠赤外線を放射する物質を用いた
気泡性シートが開示されている。これらの気泡性シート
は抗菌性が不十分であったり、シートの機械的強度が低
下する問題点があった。また、日光などにより変色する
場合もあり改善が求められていた。
性や鮮度保存性を有するプラスチック製の気泡性緩衝性
シートを提供することを目的とする。
スを形成したプラスチックフィルム(1)と、平面状の
プラスチックフィルム(2)とが積層されてなる独立気
泡を有する気泡性緩衝シートにおいて、当該プラスチッ
クフィルム(1)及び/又は(2)に天然成分からなる
抗菌剤が含有されていることを特徴とする気泡性緩衝シ
ートに関する。
独立した気泡を多数有する気泡性気泡性緩衝シートであ
り、例えば、プラスチックフィルムの全面に多数の凸状
突起を形成したエンボスフィルムを、平面状プラスチッ
クフィルムと貼り合わせ、エンボスフィルムの凸状突起
内部に気泡を形成した気泡性緩衝シート、この気泡性緩
衝シートの凸状突起の頂面に第二の平面状フィルムを貼
り合わせた三層構造を有するシートなどがある。
フト紙などプラスチックフィルム以外のものを積層して
もよい。
が、三角柱、角柱、五角柱や六角柱等の多角柱、円錐、
三角錐、角錐、五角錐や六角錐等の多角錐、円錐台、三
角錐台、角錐台、五角錐台、六角錐台等の多角錐台、半
球、卵型、回転楕円体等とすることができる。また、こ
れらの形状を複数組み合わせてもよい。
〜15cm2 の範囲であることが好ましい。また、エンボス
は、 0.5〜20mmの範囲の間隔で、エンボスフィルムの全
面に配列されていることが好ましい。
の材質からなるフィルムである。フィルム厚さは、用い
る材質により適宜選ぶことができるが、通常は 5〜100
μm、特に10〜70μmの範囲が好ましい。
性樹脂を用いることができる。例えば、ポリオレフィン
類、ポリアミド類、ポリエステル類、ポリ塩化ビニル、
ポリ塩化ビニリデン等を挙げることができる。中でも、
ボリオレフィン類が、気密性、加工性が良好かつ安価な
ので特に好ましい。
レン、線状低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、
ポリプロピレン等のホモポリマーの他、エチレン−プロ
ピレンコポリマー、エチレン−酢酸ビニルコポリマー、
エチレン−アクリル酸アルキルコポリマー、エチレン−
アクリル酸フェニルコポリマー、エチレン−アクリル酸
ベンジルコポリマー等の共重合体、及びこれらの混合物
等が挙げられる。この中でも、特に好ましいのは、低密
度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、線状低密度ポリエチレンなどがある。
しては、乳酸、果物などからの抽出物、例えば、リンゴ
抽出物配合品、茶抽出物配合品などが挙げられる。ま
た、竹エキス抽出物、天然キトサン、ワサビ、天然カラ
シ油抽出物、アリルカラシ油、プロポリス乃至そのアル
コール抽出液、およびこれらのカプセル化物などの抗菌
性、抗カビ性が知られている成分なども用いられる。な
かでも、茶の葉に含まれる成分であるカテキン(ポリフ
ェノール、茶フラボノイド)が好適に用いられる。
に対して、好ましくは 0.1〜5.0wt%の範囲であり、より
好ましくは 0.3〜2.0wt%の範囲である。抗菌剤の含有量
が上記範囲よりも少ないと抗菌性の効果が小さく、含有
量が上記範囲よりも多いとフィルムの透明性や機械的強
度が低下する。
料に含有する方法としては、バンバリーミキサー、ロー
ルミキサー、ニーダー、高速回転ミキサー、押出機等の
各種混練機、好ましくは、二軸押出機を用いて混合する
方法を用いることができる。当該プラスチックフィルム
(1)及び/又は(2)に天然成分からなる抗菌剤を塗
布あるいはスプレーさせて用いてもよい。
有のプラスチックフィルムを、多数のエンボスを形成し
たプラスチックフィルム(1)又は平面状のプラスチッ
クフィルム(2)のいずれが一方、あるいは両方に用い
ることによって構成できる。
融した薄膜状フィルムをエンボスロールに接触後、直ち
にエンボスロールキャビティー内に吸引し、その状態の
上に別の溶融した薄膜状フィルム(ベースフィルム)を
圧着させて溶融状の気泡性積層体を得、その後急冷、固
化させた後エンボスロールより強制的に剥離して得るこ
とができる。
好ましい態様としては、(1)プラスチック製フィルム
上にエンボス21を形成して、エンボスフィルム22を
製造する工程、及び、(2)エンボス21の形成後、直
ちにエンボスフィルム22上に、ベースフィルム24
を、圧着しつつ熱融着して気泡部3を形成する工程によ
り製造される。
含有するポリエチレンを用いて図1に示す気泡性緩衝シ
ートを製造した。試験細菌として、黄色ブドウ状球菌
( Staphylococcus aureus)を用いた。シャーレ中に分
注した肉汁寒天培地上に試験菌を接種し、その上にシー
トを置き、24時間培養した。シートとの接触部分に細菌
の発育が認められなかった。
有しないポリエチレンを用いた以外は、同様に行った。
シートとの接触部分に細菌の発育が認められた。
菌性や鮮度保存性を有しており、食品などの包装材料に
好適に用いられる。
の説明図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 多数のエンボスを形成したプラスチック
フィルム(1)と、平面状のプラスチックフィルム
(2)とが積層されてなる独立気泡を有する気泡性緩衝
シートにおいて、当該プラスチックフィルム(1)及び
/又は(2)に天然成分からなる抗菌剤が含有されてい
ることを特徴とする気泡性緩衝シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8291685A JPH10129729A (ja) | 1996-11-01 | 1996-11-01 | 気泡性緩衝シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8291685A JPH10129729A (ja) | 1996-11-01 | 1996-11-01 | 気泡性緩衝シート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10129729A true JPH10129729A (ja) | 1998-05-19 |
Family
ID=17772094
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8291685A Pending JPH10129729A (ja) | 1996-11-01 | 1996-11-01 | 気泡性緩衝シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10129729A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002525219A (ja) * | 1998-09-25 | 2002-08-13 | コロプラスト アクティーゼルスカブ | 層状製品の製造方法 |
-
1996
- 1996-11-01 JP JP8291685A patent/JPH10129729A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002525219A (ja) * | 1998-09-25 | 2002-08-13 | コロプラスト アクティーゼルスカブ | 層状製品の製造方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040623 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040629 |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040818 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050111 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050517 |