JPH11139462A - ラッピングフィルム及びフィルム収納体 - Google Patents

ラッピングフィルム及びフィルム収納体

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JPH11139462A
JPH11139462A JP30442997A JP30442997A JPH11139462A JP H11139462 A JPH11139462 A JP H11139462A JP 30442997 A JP30442997 A JP 30442997A JP 30442997 A JP30442997 A JP 30442997A JP H11139462 A JPH11139462 A JP H11139462A
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film
wrapping
wrapping film
antibacterial agent
adhesion
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Shinya Sato
信也 佐藤
Michihide Yamauchi
通秀 山内
Haruo Sakahashi
春夫 坂橋
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Kao Corp
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    • B65H2701/1752Polymer film
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
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    • Y02W90/10Bio-packaging, e.g. packing containers made from renewable resources or bio-plastics

Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐低温脆化性であり、透明度が高く熱水に対
しても安定であり、電子レンジ調理に耐えることがで
き、容器やフィルム同士の密着性、特に塗れた容器に対
しても密着性が良好で、のこ刃でのカット性がよく、環
境および人体に対する安全性が高く、更には、魚あるい
は肉等の生鮮食料品の冷蔵あるいは冷凍保存の際に、
魚、肉からでるドリップ等を吸収することができるとと
もに、抗菌性に優れ、鮮度保存に効果を有するラッピン
グフィルムを提供すること。 【解決手段】 基材フィルムに抗菌剤が担持されてな
り、該抗菌剤の含有量が1〜10000ppmであり、
自重の10重量%以上の吸水性能を有することを特徴と
するラッピングフィルム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭用あるいは業
務用に用いられるラッピングフィルムに関し、更に詳細
には、安全性、柔軟性、密着性、カット性、透明性及び
耐裂け性が良好で、抗菌効果を有し、食品などの鮮度保
持性能に優れたラッピングフィルムに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
食品の電子レンジによる加熱、冷蔵、冷凍保存等に際し
てる家庭用あるいは業務用のラッピングフィルムとして
は、ポリ塩化ビニリデン(PVDC)を主成分とするP
VDC系ラッピングフィルム、ポリ塩化ビニル(PV
C)を主成分とするPVC系ラッピングフィルム、ポリ
エチレン(PE)を主成分とするPE系ラッピングフィ
ルム、ポリプロピレン(PP)を主成分とするPP系ラ
ッピングフィルムを主成分とするフィルムが用いられて
いる。
【0003】しかし、上記PVC系ラッピングフィルム
は、沸騰熱湯に接すると白化現象を起こす問題を有す
る。また、PVDC系ラッピングフィルムは、加熱時の
収縮が大きく、例えば、電子レンジでの加熱調理の際に
収縮によるフィルムの裂けが生じることがあるという問
題がある。さらに、紙管に巻き取ったフィルムを該フィ
ルムの収納箱に設けられた「のこ刃」で切断すると、イ
レギュラーに裂けを生じやすく、操作性が悪いという問
題がある。またPE系ラッピングフィルムは、ガラス転
移温度が低く、冷凍あるいは冷蔵による保存に用いるに
は好適なものの、耐熱温度が低いために電子レンジによ
る調理の際に用いると、加熱した油成分により穴が開き
やすいという問題を有している。また、エチレン−酢酸
ビニル共重合体(EVA)を使用したものも提案されて
いるが、これは機械的強度等は改質できるものの特有の
酢酸臭を生じ、使用感が悪いという問題がある。更に、
PP系ラッピングフィルムは耐熱性は高いものの、耐低
温脆化性が低く、冷凍保存には好ましくなく、また、密
着性が低いために容器に対する接着力及びフィルム同士
の接着力にかける。さらに裂けが強いために「のこ刃」
によるカット性も良くなく、容器が濡れている場合に
は、水の膜が邪魔をしてラッピングフィルムの容器に対
する密着性を阻害するという問題を有している。
【0004】更に、従来提案されている各ラッピングフ
ィルムは、用いられている樹脂が親水性ではないため
に、魚あるいは肉を直接包んで冷蔵あるいは冷凍保存し
た場合に、魚あるいは肉からでるドリップを吸収するこ
とができなかった。このため、これらのラッピングフィ
ルムを用いて魚あるいは肉を包んで保存すると、魚ある
いは肉は自分からでるドリップにつかった状態で保存さ
れることとなり、味が著しく低下するという問題を有し
ていた。
【0005】このような魚又は肉から出るドリップを浸
透圧を利用して脱水するものとして、半透膜で作った袋
中に水溶性高分子を封入してなるシートが、特開昭58
−104607号公報において提案されている。しか
し、かかる提案においては、フィルムを袋状に加工する
ことが要求され、フィルムの使用量が通常の倍量必要と
なり加工性、生産性及び製造コストの点で劣化する。さ
らに、袋の中に水溶性高分子を封入させるために、あら
かじめシート(袋)の大きさを決定しておくことが必要
であるため、加工が煩雑であり、また、シートの大きさ
を使用者が自在に選択できないため、使用上不便である
という問題がある。このため、それぞれ物によって大き
さが異なる食材を保存などするに際して柔軟に対応する
ことができない。更に、該シートは、密着性がないため
に食品をラッピングするような使い方において、シート
同士あるいは器に対して密着せず、このシートだけで食
品を包装することは困難である。
【0006】また、従来のラッピングフィルムでは、食
品の保存中に菌が繁殖することにより鮮度が低下すると
いう問題もあり、フィルムに抗菌性を付与することも望
まれている。
【0007】従って、本発明の目的は、耐低温脆化性で
あり、透明度が高く熱水に対しても安定であり、電子レ
ンジ調理に耐えることができ、容器やフィルム同士の密
着性、特に塗れた容器に対しても密着性が良好で、のこ
刃でのカット性がよく、環境および人体に対する安全性
が高く、更には、魚あるいは肉等の生鮮食料品の冷蔵あ
るいは冷凍保存の際に、魚、肉からでるドリップ等を吸
収することができるとともに、抗菌性に優れ、鮮度保持
に効果を有するラッピングフィルムを提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解消すべく鋭意検討した結果、基材フィルムに特定の
物質が特定量担持されてなり、特定の吸収性能を有する
ラッピングフィルムが上記目的を達成しうることを知見
した。
【0009】本発明は、上記知見に基づいてなされたも
ので、基材フィルムに抗菌剤が担持されてなり、該抗菌
剤の含有量が1〜10000ppmであり、自重の10
重量%以上の吸水性能を有することを特徴とするラッピ
ングフィルムを提供するものである。
【0010】また、本発明は、上記基材フィルムが、セ
ロハン及び/又はポリビニルアルコールを用いて形成さ
れている上記ラッピングフィルムを提供するものであ
る。また、本発明は、上記抗菌剤が、茶カテキン及び/
又は竹抽出物である上記ラッピングフィルムを提供する
ものである。また、本発明は、上記基材フィルムがぞれ
ぞれ異なるフィルムを2層以上積層してなる多層フィル
ムからなり、該多層フィルムの最外層を形成する層の少
なくとも何れか一層が吸水性フィルムにより形成されて
いる上記ラッピングフィルムを提供するものである。
【0011】また、本発明は、上記ラッピングフィルム
の好ましい収納体として、上記ラッピングフィルムを巻
き取った紙管と、該紙管を収容する箱体とからなり、該
箱体が該ラッピングフィルムを任意の箇所で切断できる
カッター部を具備することを特徴とするフィルム収納体
を提供するものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明のラッピングフィル
ム及びフィルム収納体について詳細に説明する。まず、
本発明のラッピングフィルムについて説明する。本発明
のラッピングフィルムは、基材フィルムに抗菌剤が担持
されてなり、該抗菌剤の含有量が特定の範囲内であり、
特定の吸水性能を有することを特徴とする。
【0013】本発明のラッピングフィルムにおいて、上
記基材フィルムに担持される上記抗菌剤としては、ゼオ
ライト、シリカ、アルミナ等に銀を担持させた銀系抗菌
剤;わさびやからしに含まれるアリルカラシ油、ヒノキ
チオール、孟宗竹抽出物〔例えば、「竹パワーTA」
(商品名、奥野製薬工業製)等〕等の竹抽出物、カキ
殻、キチン、キトサン、卵白リゾチーム、プロタミン、
ペクチン分解物、ポリリジン、茶カテキン、香辛料、寒
天オリゴ糖、甘草抽出物、プロポリス、ナイシン、グレ
ープフルーツ種子の抽出物、柿フラボノイド、大根芥子
油の水溶性分解組成物、ホップ抽出物、ユッカ抽出物、
ユリ科植物の揮発性成分、納豆菌抽出物、ハトムギもや
しの抗菌性物質、コーヒー残さ抽出物、梅干し、梅肉エ
キスの抗菌性物質、シイタケ菌の生産する抗菌性物、乳
汁中のラクトフェリン、乳酸球菌の生産するバクテリオ
シン等の天然物由来の抗菌剤等を用いることができる。
これらの使用に際しては、それぞれフィルム化する際に
混合してもよいし、フィルムとして成形された後に担持
させてもよい。
【0014】上記の抗菌剤の中でも、特に、水溶性であ
り、基材フィルムとして後述の吸水性フィルムを用いる
場合に担持させやすい点、フィルムから抽出されて食品
に接しやすい点、及び電子レンジでの耐熱性が良好であ
る点から、茶カテキン及び/又は竹抽出物が好ましい。
【0015】上記抗菌剤は、本発明のラッピングフィル
ム中に、1〜10000ppm(重量基準、以下同じ)
の含有量で含有される。かかる範囲で含有されることに
より、特に良好な抗菌効果を発揮し、鮮度保持に役立て
ることができる。上記抗菌剤の含有量が1ppm未満で
あると抗菌効果が小さく、菌の繁殖を抑えて鮮度を保持
することができない。一方、上記抗菌剤の含有量が10
000ppmを超えると、食品に接触する抗菌剤の量が
多くなり、食品の風味等を損なう場合がある。上記抗菌
剤の含有量は、好ましくは10〜1000ppmであ
り、更に好ましくは100〜1000ppmである。
【0016】また、本発明のラッピングフィルムが有す
る上記の特定の吸水性能は、ラッピングフィルムの自重
に対して、10重量%以上であり、好ましくは20重量
%以上である。尚、吸水性能が高ければ高いほど好まし
いので、上限は特に制限されない。吸水性能が10重量
%未満であると、魚あるいは肉からでるドリップを十分
に吸収することができず、また、塗れた容器の封止に用
いる場合に吸水しきれない水が多く残ることになり、密
着性が著しく阻害される。即ち、上記吸水性能は、魚あ
るいは肉からでるドリップを十分に吸収するために要求
される他、濡れた容器に対する密着性を向上させるため
に、必要な性能である。詳細には、容器表面に、例えば
結露水が存在したとしても、ラッピングフィルムがこの
結露水を吸水すれば、ラッピングフィルムと容器の間の
水の層が形成されず、密着性を発現させられる。従っ
て、如何なる状態の容器に対しても良好な密着性を発揮
させるには、上述の範囲の吸水性能を有することが必要
である。上記吸水性能は、下記の如くして測定されるも
のである。即ち、ラッピングフィルムを100mm×1
00mmの大きさに切り出しこれをサンプルとする。そ
して、このサンプルの重量(W1)を測定する。次い
で、このサンプルを水槽に10分間浸漬した後、直ちに
市販のペーパータオルで表面に付着している水を拭い取
り、吸水後の該サンプルの重量(W2)を測定し、下記
の式により自重に対する吸水率を求め、これを吸水性能
とした。 吸水率(重量%)=(W2−W1)/W1×100
【0017】そして、本発明において用いられる基材フ
ィルムとしては、通常フィルム材料として用いられるも
のであれば特に制限されないが、通常の非親水性フィル
ム、吸水性フィルムなどを用いることができる。上記非
親水性フィルムとしては、ガスバリア性を重視したフィ
ルム、水蒸気バリアが可能なフィルム等が挙げられる。
上記ガスバリア性を重視したフィルムとしては、例え
ば、ポリ塩化ビニリデンあるいは塩化ビニリデンと塩化
ビニル、アクリロニトリル等との共重合体、ポリアクリ
ロニトリルあるいはアクリロニトリルとメチルアクリレ
ート、ブタジエン等の共重合体、ポリビニルアルコール
あるいはビニルアルコールとエチレン等の共重合体、ポ
リエステル、ポリアミド等からなるフィルムを用いるこ
とができ、これらのフィルムを単層で又は積層させた多
層フィルムを用いることができる。また、上記水蒸気バ
リアが可能なフィルムとしては、例えば、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン等のポリオレフィン系、ポリ塩化ビ
ニル、ポリスチレンのような一般的なフィルム材料から
なるフィルム等が挙げられ、これらのフィルムを単層で
又は積層させた多層フィルムを用いることができる。こ
のようなガスバリア性及び水蒸気バリア性は、それぞれ
各フィルムを用いる用途に応じて適宜選択することがで
きる。
【0018】また、上記吸水性フィルムとしては、例え
ば、セロハン、ポリビニルアルコール(PVA)、ポリ
ビニルピロリドン、ポリオキシエチレン、ポリプロピレ
ングリコール、グルテンのようなタンパク質を用いたプ
ラスチック、プルランのような多糖類を用いたプラスチ
ック等をフィルム化してなるフィルムや、アクリロニト
リル等のアクリル系樹脂フィルムを加水分解してなるフ
ィルム等を挙げることができる。これらの使用に際して
は、これらのフィルムを単層で又は積層させた多層フィ
ルムを用いることができる。尚、上記PVAを用いてな
るフィルムを用いると、ガスバリア性をも付与すること
ができる。
【0019】上記基材フィルムは、ラッピングフィルム
として要求される機能の取捨選択と設計上要求される吸
水性能により適宜選択すればよいが、魚や肉類を2〜3
日保存させる用途への適応性、電子レンジ加熱の際の耐
熱性、各種容器に対する密着性、抗菌性から、セロハン
及び/又はポリビニルアルコールを用いて形成されてい
るフィルム、即ち、セロハンからなるフィルム、ポリビ
ニルアルコールからなるフィルム及びセロハン及びポリ
ビニルアルコールからなるフィルムが好ましい。
【0020】また、上記基材フィルムは、上述の各フィ
ルムのうち、それぞれ異なるフィルムを2層以上積層し
てなる多層フィルムとすることもでき、この際該多層フ
ィルムは、その最外層を形成する層の少なくとも何れか
一層が上記吸水性フィルムにより形成されているのが好
ましい。
【0021】そして、上記基材フィルムとして、上記非
親水性フィルムを用いる場合には、基材フィルム表面に
高吸水性ポリマーを担持させることが、上述した所望の
吸水性能を付与するために必要である。この際に使用す
ることができる高吸水性ポリマーとしては、特に制限は
ないが、「アラソープ」(商品名,荒川化学製)、「ポ
イズSA−20」(商品名,花王製)、「アクアキュー
ブ」(商品名,住友精化製)、「アクアリック」(商品
名,日本触媒化学製)、「Drytech」(商品名,
ダウケミカル製)、「Favor 」(商品名,スドッ
クハウゼン製)、「Luquasord」(商品名,B
ASF製)等の架橋型ポリアクリル酸塩系のポリマー;
「KI ゲル」商品名,クラレイソプレン製等のイソブ
チレン/マレイン酸塩系のポリマー;「サンウェット」
商品名,三洋化成製等のデンプン/ポリアクリル酸塩系
のポリマー;「スミカゲル」商品名,住友化学製等のポ
リビニルアルコール(PVA)/ポリアクリル酸塩系の
ポリマー;「アクアリザーブ GP」商品名,日本合成
化学製等の架橋型PVA系のポリマー;「Aqualo
n」商品名,ハーキュレス製等の架橋型カルボキシメチ
ルセルロース(CMC)等を用いることができる。これ
らの高吸水性ポリマーを担持させる方法としては、これ
らのポリマーを重合させる際にフィルム表面に担持させ
ても良いし、重合させた粉末状のものを接着剤を塗布し
たフィルム表面に散布して担持させるなどの方法を用い
ても良い。
【0022】また、上記高吸水性ポリマーの使用量は、
所望の吸水性能により任意であるが、上記非親水性フィ
ルム100重量部に対して、1〜200重量部とするの
が好ましい。
【0023】また、上記高吸水性ポリマーは、上記吸水
性フィルムの吸水率をコントロールする目的で、上記吸
水性フィルムを基材フィルムとして用いる際にも、該吸
水性フィルムの形成材料にブレンドして高吸水性ポリマ
ーがブレンドされた吸水性フィルムとしたり、上記吸水
性フィルムに担持させて用いてもよい。
【0024】本発明のラッピングフィルムは、更に密着
性付与成分を含有するのが好ましい。該密着性付与成分
を含有させることにより、特にガラス面に対する密着性
をより向上させることができる。該密着性は、好ましく
は2000cN以上、更に好ましは4000cN〜10
000cNである。該密着性が2000cN未満である
と、容器をカバーさせた際にちょっとしたことで外れて
しまう危険性があり、また、10000cNを超える
と、フィルム同士が何らかのきっかけでくっついた場合
に容易に剥がすことができず、ハンドリングが悪くなり
好まくない。
【0025】上記密着性は、下記の如くして測定される
ものである。 (密着性の測定法)20×75mmの大きさにラッピン
グフィルムを切り出して密着力測定用のサンプルとす
る。次いで、該サンプルを顕微鏡用のスライドグラス
(商品名「MICRO SLIDE GLASS」、M
ATSUNAMI GLASS IND.,LTD.
製、76×26mmの長方形状)の上に20×20mm
の面積が重なるように、即ち、20mmの長さ載置す
る。そして、該スライドグラスの上に載置された該サン
プルを、400gのローラーを2往復させてスライドグ
ラスに密着させた後、剪断剥離試験を行う。同様の試験
を5回行い、得られた値の平均を密着性の値とした。
尚、用いた測定装置は、テンシロン試験機(オリエンテ
ック社製)であり、引張速度が300mm/minであ
る。
【0026】また、上記密着性付与成分は、用いる基材
フィルムの種類により任意であるが、粘着付与剤、可塑
剤などを用いることができる。上記粘着付与剤として
は、テルペン樹脂、クマロン樹脂、クマロン−インデン
樹脂、ロジン、キシレン樹脂、石油樹脂等を用いること
ができる。また、ポリブテン、液状ゴム等が挙げられ、
使用に際しては、1つあるいは2つ以上を混合して用い
ることができる。更には、ポリビニルアルコール、ポリ
ビニルピロリドン、ポリオキシエチレン、ポリプロピレ
ングリコール;グルテンのようなタンパク質;プルラン
のような多糖類等を用いてゲル状にしたものを用いるこ
ともできる。その際、水溶性のものと非水溶性のものと
を組み合わせて用いても良い。また、上記可塑剤は、吸
水性フィルムの剛性を低下させ、対象物にまとわりつき
やすくし、さらに該可塑剤が対象物を濡らすことにより
密着性を向上させるものであり、該可塑剤としては、ジ
エチレングリコール、ブタンジオール、グリセリン、プ
ロピレンジオール、ポリエチレングリコール、ポリプロ
ピレングリコール、ソルビトール、テトラエチレングリ
コール、トリエチレングリコール、尿素等が挙げられ、
使用に際しては、1つあるいは2つ以上を混合して用い
ることができる。
【0027】特に好ましい基材フィルムと密着性付与成
分との組合せとしては、上記基材フィルムが、セロハン
及び又はポリビニルアルコールを用いて形成された吸水
性フィルムであり、上記密着性付与成分が、可塑剤であ
る組合せを挙げることができる。
【0028】上記基材フィルムに対する上記密着性付与
成分の配合割合は、用いる基材フィルムの組成と密着性
付与成分との組合せにより任意であり、結果として上記
密着性の範囲内となればこれらの配合割合は特に制限さ
れないが、該基材フィルム100重量部に対して、密着
性付与成分0.1〜10重量部とするのが好ましい。
【0029】また、本発明のラッピングフィルムの厚さ
は、使用する基材フィルムの組成と目付により吸水する
量が異なるため、用途に応じて適宜変更することができ
る。例えば、食品の包装などに用いるという通常の用途
に際しては、フィルムの厚さは100μm以下が好まし
く、さらには30μm以下が好ましい。フィルムの厚さ
が100μmを越えると、食品に対してのラッピングフ
ィルムとして用いた際に包みにくくなり、さらにはカッ
ターでカットする際に、大きな力を要し操作性が悪くな
る。逆に、フィルムを薄くすると食品の包み易さおよび
カット性は良好になるが、フィルムの力学的な強度を考
慮すると5μm未満では、強度を保つのが困難となり、
強度を向上させるとコストが高くなるので、5μm以上
とするのが好ましい。
【0030】本発明のラッピングフィルムは、下記の如
くして製造することができる。即ち、上記抗菌剤をフィ
ルムの形成時に所定量添加した後、上記基材フィルムの
形成を行うか、又はフィルムを形成した後該フィルムを
該抗菌剤の溶液中に浸漬させる等して得ることができ
る。更に、必要に応じて上記密着性付与成分を用いる場
合において、該密着性付与成分が上記粘着付与剤である
ときには、常法に従って、上記基材フィルムを製造し、
該基材フィルム表面に粘着付与剤を、該粘着付与剤を直
接又は溶剤で希釈して、グラビアコーター、スプレー、
シルク印刷等の方法によりフィルム表面に適量コーティ
ングすることにより得ることができる。また、必要に応
じて上記密着性付与成分を用いる場合において、該密着
性付与成分が上記可塑剤であるときには、該可塑剤をフ
ィルムの形成時に添加した後、上記基材フィルムの形成
を行うか、又はフィルムを形成した後該フィルムを該可
塑剤の溶液中に浸漬させる等して得ることができる。
尚、基材フィルムが上記非親水性フィルムである場合に
は、基材フィルムの製造工程の後に、高吸水性ポリマー
の担時工程を行う。
【0031】また、本発明のラッピングフィルムは、下
記の如き用途に用いることができる。食品包装用のラッ
ピングフィルム、魚肉類の鮮度保持シート、吸汗シー
ト、吸熱シート、熱冷ましシート、キズ部乾燥用シート
などの各種医療関連シート、溶分濃縮シート等。そし
て、本発明のラッピングフィルムは、上述の如く構成さ
れているので、下記の如き効果がある。即ち、本発明の
ラッピングフィルムは、抗菌性を有するようにしたこと
で、食品の鮮度保持性能に優れたものであり、また、
魚、肉等からでるドリップ(肉汁を含む)を吸収できる
ようにしたことで、これら食品の保存の際の味の低減を
抑えることができるものである。また、従来のラッピン
グフィルムも有する密着性、カット性、透明性、耐裂け
性が良好で、電子レンジによる加熱に適した機能を両立
したためマルチパーパスに使用できるものである。
【0032】次いで、本発明のフィルム収納体について
図面を参照して説明する。ここで、図1は、本発明の第
1の形態のフィルム収納体からラッピングフィルムを取
り出した状態を示す分解斜視図である。尚、以下に説明
するフィルム収納体は、本発明のラッピングフィルムを
収納するのに適した収納体であるが、本発明のラッピン
グフィルムは、この収納体に限らず、種々形態の収納体
に収納して用いることができる。
【0033】図1に示す本形態のフィルム収納体1は、
上記の本発明のラッピングフィルム10を巻き取った紙
管21と、該紙管21を収容する箱体2とからなり、該
箱体2が該ラッピングフィルム10を任意の箇所で切断
できるカッター部20を具備する。
【0034】更に詳述すると、上記箱体2は、長方体状
であり、その後方壁24の上縁に連設された、端縁に折
りしろ23が設けられた蓋体22を有し、更に前方壁2
5の下方縁部には上記カッター部20を有する。また、
上記紙管21は、筒状であり、その外周面上に上記ラッ
ピングフィルムが多数層積層されて、巻き取られてい
る。
【0035】そして、本形態の収納体は、ラッピングフ
ィルム10を上記箱体2内に収容し、適宜所望の大きさ
に該ラッピングフィルムを引き出した後、上記カッター
部20で該ラッピングフィルムを切り取り使用に供する
等して用いられる。そして、本形態の収納体によれば、
手が濡れていても、箱からフィルム端部が出ているよう
にすることで、その部位を持って引き出すことにより、
使用する領域以外を濡らさないようにできる。さらに、
カッター部を有するので、食品の大きさ等に合わせて自
在にラッピングフィルムの大きさをコントロールするこ
とができる。
【0036】また、本形態の収納体には、ラッピングフ
ィルム10を取り出す際に、ロール状の該ラッピングフ
ィルム10の箱からの飛び出しを防止するために、箱体
2の側壁部分に、突起状のフィルム保持部(図示せず)
を設けてある。上記フィルム保持部を有することによ
り、従来の収納体では、ラッピングフィルムの使用時
に、該ラッピングフィルム10の箱からの飛び出しを防
止するために、箱の蓋体部分で該ラッピングフィルムを
微妙に押さえる必要があったが、本形態の収納体1にお
いては、蓋体部分で押さえることなく、ラッピングフィ
ルムの巻き出しを行うことができ、蓋体などにラッピン
グフィルムが接触しないために、小さな巻だし抵抗で繰
り出しが可能となり、操作性がより向上する。
【0037】
【実施例】以下、本発明のラッピングフィルムについ
て、実施例及び比較例を用いて更に具体的に説明する
が、本発明はこれらに制限されるものではない。
【0038】〔実施例1〕基材フィルムとしてのセロハ
ンフィルム(二村化学製、厚さ21μm)を、抗菌剤と
しての茶カテキン(三井農林製、商品名;ポリフェノン
70S)の濃度が0.1重量%及び可塑剤としての食品
添加用グリセリンの濃度が50重量%の水溶液を投入し
た槽中に10分間浸漬し、その後ロールによる絞り出し
工程を経た後乾燥し調湿して、抗菌剤が担持された本発
明のラッピングフィルムを得た。この工程により、グリ
セリンは、セロハンフィルムに該セロハンフィルム10
0重量部に対して20重量部吸収された。また、茶カテ
キンの含有量は、得られたラッピングフィルム中100
0ppmであった。得られたラッピングフィルムを直径
40mm長さ310mmの紙管に、該ラッピングフィル
ムが該紙管の幅方向中央部に位置するように、300m
m幅で20m巻き取った。得られたラッピングフィルム
について、下記評価法により抗菌性を評価した。 (抗菌性の評価法)3×3cmの大きさにラッピングフ
ィルムを切り出して抗菌性測定用のサンプルとする。ま
た、試験菌として大腸菌、緑膿菌及び黄色ブドウ球菌を
用い、該試験菌をSCD寒天培地にその量が105 CF
U/mLになるように塗抹する。これに、上記サンプル
を張り付けて接触させ、30℃で3日培養し、生育の有
無を観察し、抗菌性の評価を行う。上記抗菌性の評価の
結果、大腸菌及び緑膿菌は生育せず、黄色ブドウ球菌は
僅かに生育した。また、上述した測定法により吸収性能
を評価したところ、ラッピングフィルムの自重に対して
90重量%(吸水量/乾燥時のフィルム重量)であっ
た。また、上述した測定法により密着性を評価したとこ
ろ、3600cNであった。更に、スライドグラスの表
面に蒸留水をマイクロシリンジで一滴(0.02cc)
滴下した以外は、上述した密着性の測定法と同様にして
密着性の測定を行った。この密着性を湿潤時密着性と定
義する。本実施例で得られたラッピングフィルムの湿潤
時密着性は、3000cNであった。
【0039】〔実施例2〕基材フィルムとしてビニロン
フィルム(日本合成化学製、ポリビニルアルコールフィ
ルム,厚さ25μm)を用い、茶カテキンの含有量がラ
ッピングフィルム中300ppmとなるように茶カテキ
ンの濃度を0.03重量%とした水溶液を用いた以外
は、実施例1と同様にして、抗菌剤が担持されたラッピ
ングフィルムを得た。得られたラッピングフィルムにつ
いて、実施例1と同様にして、抗菌性、吸水性能、密着
性及び湿潤時密着性をそれぞれ測定した。その結果を以
下に示す。 抗菌性 :大腸菌;生育無し、緑膿菌;生育無し、
黄色ブドウ球菌;僅かに生育 吸水性能 :80%(吸水量/フィルム重量) 密着性 :3400cN 湿潤時密着性:3000cN
【0040】〔実施例3〕抗菌剤としての孟宗竹抽出物
(奥野製薬工業製、商品名;竹パワーTA)を、ラッピ
ングフィルム中の含有量が500ppmとなるように、
該孟宗竹抽出物の濃度を0.05重量%とし、グリセリ
ンの吸収量をセロハンフィルム100重量部に対して1
2重量部となるように、該グリセリンの濃度を30重量
%とした水溶液を用いた以外は、実施例1と同様にし
て、抗菌剤が担持されたラッピングフィルムを得た。得
られたラッピングフィルムについて、実施例1と同様に
して、抗菌性、吸水性能、密着性及び湿潤時密着性をそ
れぞれ測定した。その結果を以下に示す。 抗菌性 :大腸菌;生育無し、緑膿菌;生育無し、
黄色ブドウ球菌;僅かに生育 吸水性能 :100%(吸水量/フィルム重量) 密着性 :3200cN 湿潤時密着性:4800cN
【0041】〔実施例4〕基材フィルムとしてのセロハ
ンフィルム(二村化学製、厚さ21μm)を、抗菌剤と
しての茶カテキン(三井農林製、商品名;ポリフェノン
70S)の0.03重量%水溶液を投入した槽中に10
分間浸漬し、更に、可塑剤としての食品添加用グリセリ
ンを20重量%含み、且つポリビニルアルコール(和光
純薬工業製)を1重量%含む水溶液を投入した槽中に5
分間浸漬した。その後ロールによる絞り出し工程を経た
後乾燥し調湿して、抗菌剤が担持された本発明のラッピ
ングフィルムを得た。この工程により、グリセリンは、
セロハンフィルムに該セロハンフィルム100重量部に
対して12重量部吸収された。また、茶カテキンの含有
量は、得られたラッピングフィルム中300ppmであ
った。得られたラッピングフィルムについて、実施例1
と同様にして、抗菌性、吸水性能、密着性及び湿潤時密
着性をそれぞれ測定した。その結果を以下に示す。 抗菌性 :大腸菌;生育無し、緑膿菌;生育無し、
黄色ブドウ球菌;僅かに生育 吸水性能 :100%(吸水量/フィルム重量) 密着性 :4200cN 湿潤時密着性:4000cN
【0042】〔比較例〕ポリプロピレンフィルム(グラ
ンドポリマー製、厚さ15μm)を用いて、実施例1と
同様に抗菌性、吸水性能、密着性及び湿潤密着性の測定
を行った。その結果を以下に示す。 抗菌性 :大腸菌;生育、緑膿菌;生育、黄色ブド
ウ球菌;生育 吸水性能 :0%(吸水量/フィルム重量) 密着性 :0cN 湿潤時密着性:0cN
【0043】
【発明の効果】本発明のラッピングフィルムは、耐低温
脆化性であり、透明度が高く熱水に対しても安定であ
り、電子レンジ調理に耐えることができ、容器やフィル
ム同士の密着性、特に塗れた容器に対しても密着性が良
好で、のこ刃でのカット性がよく、環境および人体に対
する安全性が高く、更には、魚あるいは肉等の生鮮食料
品の冷蔵あるいは冷凍保存の際に、魚、肉からでるドリ
ップ等を吸収することができるとともに、抗菌性に優
れ、鮮度保持に効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1の形態のフィルム収納体
からラッピングフィルムを取り出した状態を示す分解斜
視図である。
【符号の説明】
1 ラッピングフィルム収納体 2 箱体 10 ラッピングフィルム 20 カッター部 21 紙管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B65D 65/16 B65D 65/16 // A23B 4/06 501 A23B 4/06 501H 4/07 A23L 3/00 101A A23L 3/00 101 B65D 85/672 B65D 85/672 A23B 4/06 502Z

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材フィルムに抗菌剤が担持されてな
    り、該抗菌剤の含有量が1〜10000ppmであり、
    自重の10重量%以上の吸水性能を有することを特徴と
    するラッピングフィルム。
  2. 【請求項2】 上記基材フィルムが、セロハン及び/又
    はポリビニルアルコールを用いて形成されていることを
    特徴とする請求項1記載のラッピングフィルム。
  3. 【請求項3】 上記抗菌剤が、茶カテキン及び/又は竹
    抽出物であることを特徴とする請求項1記載のラッピン
    グフィルム。
  4. 【請求項4】 上記基材フィルムがぞれぞれ異なるフィ
    ルムを2層以上積層してなる多層フィルムからなり、該
    多層フィルムの最外層を形成する層の少なくとも何れか
    一層が吸水性フィルムにより形成されていることを特徴
    とする請求項1記載のラッピングフィルム。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のラッピングフィルムを巻
    き取った紙管と、該紙管を収容する箱体とからなり、該
    箱体が該ラッピングフィルムを任意の箇所で切断できる
    カッター部を具備することを特徴とするフィルム収納
    体。
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