JPH10129268A - 複数パネルを有するサンルーフ装置 - Google Patents

複数パネルを有するサンルーフ装置

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JPH10129268A
JPH10129268A JP8294233A JP29423396A JPH10129268A JP H10129268 A JPH10129268 A JP H10129268A JP 8294233 A JP8294233 A JP 8294233A JP 29423396 A JP29423396 A JP 29423396A JP H10129268 A JPH10129268 A JP H10129268A
Authority
JP
Japan
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opening
guide rail
panel
panels
slider
Prior art date
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Application number
JP8294233A
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English (en)
Inventor
Masaharu Kamiwase
正治 上早稲
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Daikyo Webasto Co Ltd
Original Assignee
Daikyo Webasto Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組み付けユニットの大型化を避け、しかもガ
イドレールの組付けが容易になるようにした複数パネル
を有するサンルーフ装置を提供すること。 【解決手段】 乗り物屋根1の開口部2,3の左右両側
にガイドレール7,10が配置され、該ガイドレール
7,10に開閉装置8,11を介して複数のパネル6,
9が、前記開口部2,3を開閉自在に施蓋するよう設け
られ、前記開閉装置8,11は一つの駆動源を有する駆
動装置12により操作されるようにしたサンルーフ装置
において、前記ガイドレール7,10は、前記各パネル
6,9に対応して分割構成された短尺レールとされ、該
短尺レール同士は、接続部材19を介して一本の長尺レ
ールになるよう着脱可能に連結されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の乗り物
屋根に使用される複数パネルを有するサンルーフ装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】この種の複数パネルを有するサンルーフ
装置として、例えば、特公平2−1694号公報、特公
平3−10529号公報、又は、実開平4−41409
号明細書等に記載のものが公知である。これら従来のも
のは、自動車のルーフに設けられた開口部が、前後に2
分割された複数のサンルーフパネルによって開閉される
ようになっている。前側のパネルは、その後端部が上下
動するチルトパネルとされ、後ろ側のパネルは、上下動
すると共に前後方向に移動自在なスライドパネルとされ
ている。そして、前記複数のパネルは、一つのモータを
有する駆動装置により開閉動作されるよう構成されてい
る。
【0003】前記駆動装置は、ガイドレールに摺動自在
に設けられたスライダーを有している。そして、前記ガ
イドレールは、前後のパネルに対応して前後2分割され
た短尺レールか、または前後パネルに共通した一本の長
尺レールかの何れかであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記分割された短尺レ
ールの場合、独立したガイドレールを自動車の屋根に取
り付ける際、スライダーの移動が円滑に行われるよう、
前後のガイドレールが一本のガイドレールになるよう、
位置調整しながらルーフに組付けなければならないの
で、組付け調整に多大の時間と労力を要するという問題
があった。
【0005】また、長尺レールの場合、サンルーフユニ
ットが大型化してしまい、この大型ユニットを車両ルー
フに組付けるためには、吊り上げ装置等の組み立て用設
備が特別に必要となり、また、一人で作業するのは困難
であるので複数の作業員が必要となり、コスト高になる
と言う問題があった。そこで、本発明は、組み付けユニ
ットの大型化を避け、しかもガイドレールの組付けが容
易になるようにした複数パネルを有するサンルーフ装置
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的達成のため、本
発明は次の手段を講じた。即ち、本発明の特徴とすると
ころは、乗り物屋根の開口部の左右両側にガイドレール
が配置され、該ガイドレールに開閉装置を介して複数の
パネルが、前記開口部を開閉自在に施蓋するよう設けら
れ、前記開閉装置は一つの駆動源を有する駆動装置によ
り操作されるようにしたサンルーフ装置において、前記
ガイドレールは、前記各パネルに対応して分割構成され
た短尺レールとされ、該短尺レール同士は、接続部材を
介して一本の長尺レールになるよう着脱可能に連結され
ている点にある。
【0007】本発明によれば、ガイドレールが各パネル
に対応した短尺レールとされているので、各パネル毎の
サンルーフユニットが小型化されるので、組付けの際、
特別の設備を必要とせず、また、作業員も少人数で十分
である。そして、各レール同士は、接続部材介して一本
の長尺レールに組み立てられるので、各レール同士の位
置調整が不要となり、組み付け作業が容易になる。そし
て、両ガイドレールを接続部材を介して連結しているの
で、スライダーの移動が円滑に行われる。
【0008】なお、前記接続部材に、排水用ドレン部を
設けることにより、ガイドレールからの水漏れが防止で
きる連結構造とすることができる。また、前記駆動装置
には、ガイドレールに摺動自在に嵌合し、且つ、各パネ
ルの開閉装置に係脱自在に連動連結されるスライダーを
設けることにより、分割された各サンルーフユニットを
組み付けてから各ユニットに駆動装置を連結すればよい
ので、組み付けが容易になる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。図4、5に於て、自動車の屋根(ル
ーフ)1 には、前部開口部2 と後部開口部3 とが前後に
相隣接して設けられている。これら前後開口部2,3 を開
閉自在とすべく、本発明のサンルーフ装置が設けられて
いる。
【0010】このサンルーフ装置は、前部ユニット4 と
後部ユニット5 とからなる。前部ユニット4 は、前部開
口部2 を開閉自在に施蓋する前部パネル6 と、前部開口
部2の左右両側に配置された前部ガイドレール7 と、前
部パネル6 と前部ガイドレール7 間に配置された前部開
閉装置8 とから構成されている。後部ユニット5 は、後
部開口部3 を開閉自在に施蓋する後部パネル9 と、後部
開口部3 の左右両側に配置された後部ガイドレール10
と、後部パネル9 と後部ガイドレール10間に配置された
後部開閉装置11とから構成されている。
【0011】この後部ユニット5 には、前後ユニット4,
5 の前後開閉装置8,11を駆動する駆動装置12が設けられ
ている。この駆動装置12は、モータ等からなる一つの駆
動源(図示省略)と、該駆動源により押し引きされる駆
動ケーブル13と、該駆動ケーブル13の前端部に固定され
たフロントスライダー14と、該駆動ケーブル13の中途部
に固定されたリヤスライダー15等から構成されている。
【0012】前部パネル6 は、その前端部を中心として
後端が車両ルーフ1 の上方に上昇して前部開口部2 を開
放するチルトルーフとされている。この前部パネル6 は
前後方向には移動しない。尚、前部パネル6 の周縁下面
には、ウエザーストリップ取付板16が、固定され、該板
16にウエザーストリップ17が嵌着されている。そして、
前部パネル6 の後部上面には、前記ウエザーストリップ
17を押さえるための押さえ板18が、左右方向略全長に渡
って設けられている。このウエザーストリップ押さえ板
18は、走行風の整流に役立っている。
【0013】後部パネル9 は、車両ルーフ1 の下方に下
降した後、後方に移動して後部開口部3 を開放するスラ
イドルーフとされている。前後ユニット4,5 は、車両屋
根1 に組み付けられる前に、予めユニット化されてい
る。そして、前後ガイドレール7,10を接続部材19で着脱
可能に連結することにより、一つのサンルーフ装置とし
て車両屋根1 に組み付けられる。
【0014】図1〜3に、前後ガイドレール7,10の接続
構造が詳しく示されている。即ち、前記前後のガイドレ
ール7,10は、前記各パネル6,9 に対応して分割構成され
た短尺レールとされ、該短尺レール7,10同士は、接続部
材19を介して一本の長尺レールになるよう着脱可能に連
結されている。前記前後のガイドレール7,10には、駆動
装置のスライダー14,15 が摺動自在に嵌合する案内溝20
と、駆動装置のケーブル13が挿通されるケーブル溝21と
が形成されている。そして、前記接続部材19にも同様の
案内溝22とケーブル溝23とが形成されている。前部ガイ
ドレール7 の案内溝20及びケーブル溝21と、接続部材19
の案内溝22及びケーブル溝23とが円滑に連続的につなが
るよう、前記接続部材19は、前部ガイドレール7 の下面
にリベット24で固定されている。接続部材19の後部に
は、突起25が設けられ、後部ガイドレール10には、前記
突起25に嵌合する孔26が設けられている。そして、この
孔26に突起25を嵌合させることで(図3参照)、接続部
材の案内溝及びケーブル溝と、後部ガイドレール10の案
内溝20及びケーブル溝21とが円滑に連続的につながるよ
う構成されている。
【0015】即ち、前記接続部材19を介して、前後のガ
イドレール7,10の前後、左右及び上下方向の位置決めが
自動的に行われるように構成されている。前記接続部材
19の案内溝22は、図2に示すように、後方に向かってラ
ッパ状に広がっており、駆動装置12のスライダー14,15
の移動の際の引っかかりを防止している。
【0016】前記前部ガイドレール7 には、その外側方
に雨樋部27が形成されている。そして、前記接続部材19
には、この雨樋部27の後端部を閉じる堰部28が設けら
れ、該堰部28に排水用ドレン部29が設けられている。一
方、後部ガイドレール10にも雨樋部27が設けられ、この
雨樋部27の前端を閉じるためのキャップ30が、後部ガイ
ドレール10の前端部にネジ止めされている。そして、こ
のキャップ30に排水用ドレン部31が設けられている。
【0017】前記接続部材19の排水用ドレン部29と、キ
ャップ31の排水用ドレン部31とにドレンパイプ32が接続
され、前後のガイドレール7,10の雨樋部27に浸入してき
た雨水等は、ドレンパイプ32を介して車外に排出される
よう構成されている。図6に、前記前・後部開閉装置8,
11と、駆動装置12の一部の構造との詳細が示されてい
る。
【0018】前部開閉装置8 は、前部パネル6 の左右両
側の下面に固定されるフロントステー33を有する。この
フロントステー33の前部は、前部ガイドレール7 の案内
溝20にシュー34を介して嵌合されている(図7参照)。
そして、このフロントステー33は、前記シュー34を中心
として後部が上下方向揺動自在とされている。フロント
ステー33の前後方向中途部には、前記シュー34を中心と
した上下方向に長い第1長孔35が設けられている。そし
て、フロントステー33の後部には、前後方向に長い第2
長孔36が設けられている。
【0019】前記第1長孔35に第1ピン37が挿通され、
該第1ピン37は、ブラケット38に固定されている。この
ブラケット38は図5に示すよう、前部ガイドレール7 に
固定されている。このブラケット38に第2ピン39を介し
てリンク40が上下揺動自在に枢支されている。このリン
ク40の後端に第3ピン41が設けられ、該第3ピン41が前
記第2長孔36に摺動自在に嵌合している。前記リンク40
には、更に第4ピン42が設けられ、該第4ピン42は、前
部昇降ガイド部材43のカム溝44に嵌合している。
【0020】前記前部昇降ガイド部材43は、前部ガイド
レール7 の案内溝20に前後方向移動自在に嵌合してい
る。そして、前記カム溝44の形状は、前部が上位で後部
が下位となるカム曲線に形成されている。昇降ガイド部
材43の後部にフロントタイミングアーム45が、第5ピン
46を介して上下方向揺動自在に枢支されている。このフ
ロントタイミングアーム45を常時下方に付勢するスプリ
ング47が、昇降ガイド部材43の後部に設けられている。
フロントタイミングアーム45の後部の下面に、下方に突
出する突起部48が設けられている。この突起部48は、前
部ガイドレール7に設けられた係合部49(図10、11
参照)に形脱自在に係合して、昇降ガイド部材43の前後
移動を規制して、前部パネル6 のチルトアップ状態を維
持するものである。
【0021】そして、フロントタイミングアーム45の後
端部に第6ピン50が固定されている。この第6ピン50
は、駆動装置12のフロントスライダー14に係脱自在に係
合するものである。前記フロントスライダー14には、そ
の前端部に開口する前後に長い長溝51を有し、該長溝51
の後端部は上方に向かって延びる係止部52とされてい
る。
【0022】前記後部開閉装置11は、後部パネル9 の左
右両側の下面に固定されるリヤステー53を有する。この
リヤステー53の前端部には、タイミングブロック54が側
方に突出するよう設けられている。このタイミングブロ
ック54は、後部ガイドレール10に設けられた切欠部55
(図5参照)に、形脱自在に係合して、後方移動を規制
するものである。リヤステー53の前部と後部とに、前部
カム溝56と後部カム溝57が形成されている。これら前後
カム溝56,57 の形状は、前部が下位で後部が上位のカム
溝に形成されている。
【0023】前記前部カム溝56に摺動自在に係合した第
7ピン58を介して、そして後部カム溝57に摺動自在に係
合した第8ピン59を介して後部昇降ガイド部材60が、リ
ヤステー53に前後方向相対移動可能に係合している。こ
の後部昇降ガイド部材60は、後部ガイドレール10の案内
溝20に前後方向移動自在に嵌合している。この昇降ガイ
ド部材60にリヤタイミングアーム61が、第9ピン62を介
して上下方向揺動自在に枢支されている。このリヤタイ
ミングアーム61の後部の下面に下方に突出する突出部63
が設けられている。また、このタイミングアーム61の後
部に第10ピン64が固定されている。
【0024】前記第10ピン64に、駆動装置12の一部で
あるリヤスライダー15が、前後に長い長孔65を介して係
合している。この長孔65の前端部は、上方に向かって延
びている係止部66に形成されている。次に、前記サンル
ーフ装置の動きを、図8〜15に基づき説明する。図8
と図13は、前部パネル6 及び後部パネル9 が、前部開
口部2 及び後部後部開口部3 を全閉している同時状態を
示す。
【0025】図8において、前部パネル6 は前部開口部
2 に完全に嵌合してその開口部2 を閉じている。このと
き、駆動装置12のフロントスライダー14は、一番前方位
置で停止している。そして、フロントスライダー14の長
溝51の後端部の係止部52に、第6ピン50が位置している
(図10参照)。前部昇降ガイド部材43も一番前方の位
置で停止しており、昇降ガイド部材43のカム溝44の後端
部、即ち、下端部に第4ピン42が位置している。前部ガ
イドレール7 のブラケット38に固定の第1ピン37は、フ
ロントステー33の第1長孔35の上端部に位置している。
【0026】前記全閉状態から前部パネル6 をチルトア
ップさせるには、図9に示すように、駆動装置12の駆動
ケーブル13を後方に移動させる。すると、図10に示す
ようにフロントスライダー14の係止部52に係合した第6
ピン50を介して、前部昇降ガイド部材43が後方に移動す
る。昇降ガイド部材43のカム溝44に第4ピン42を介して
係合しているリンク40は、固定のブラケット38に枢支さ
れているので、後方移動は防止され、カム溝44と第4ピ
ン42との相対移動が生じ、この昇降ガイド部材43の後方
移動に従って、カム溝44に係合した第4ピン42が上方に
移動し、この移動によりリンク40が上方に揺動し、該リ
ンク40の後部に固定された第3ピン41を介してフロント
ステー33の後部が上昇する。しかして、フロントステー
33は、前部ガイドレール7 に嵌合している前部のシュー
34を中心として、その後方が上方に移動し、前部パネル
6 の後端部は、車両屋根1 の上方に移動し、前部開口部
2が開放される。
【0027】そして、フロントスライダー14が更に後方
に移動すると、図11に示すように、フロントタイミン
グアーム45の突起部48が、前部ガイドレール7 に設けら
れた係合部49に到達する。このとき、フロントタイミン
グアーム45はスプリング47により下方に付勢されている
ので、該タイミングアーム45は、下方に回動し、そして
第6ピン50は、係止部52を下方に移動し、突起部48と係
合部49とが係合する。しかして、前部昇降ガイド部材43
の前後方向の移動は防止され、前部パネル6 の完全開口
状態が維持される。
【0028】そして、さらにフロントスライダー14の後
方移動に従って、第6ピン50はフロントスライダー14の
長溝51から外れ、フロントスライダー14は、前部昇降ガ
イド部材43とは別個に後方移動し、接続部材19を介し
て、後部ガイドレール10にわたって移動する。このフロ
ントスライダー14の移動の際、接続部材19は、そのガイ
ド面がラッパ状に形成されているので、円滑に移動され
る。また、前後のガイドレール7,10が接続部材19を介し
て、前後左右上下の位置決めがされているので、フロン
トスライダー14が引っかかったりすることなく、円滑に
移動が行われる。
【0029】前記フロントスライダー14が一番前の位置
にある図8に示す状態の時、後部パネル9 は、図13に
示す状態にあり、後部パネル9 は、後部開口部3 に完全
に嵌合して後部開口部3 は閉じられている。図13にお
いて、リヤスライダー15は一番前方位置にあり、リヤス
ライダー15の長孔65に係合した第10ピン64は、前記長
孔65の後端に位置している。そして、このとき、第10
ピン64が設けられているリヤタイミングアーム61の突出
部63は、後部ガイドレール7 の凹部67に係合して前後方
向移動不能とされている(図12参照)。
【0030】そして、第9ピン62を介して連結された後
部昇降ガイド部材60の第7、8ピン58,59 は、リヤステ
ー53の前後のカム溝56,57 の前端部に位置している。従
って、リヤステー53は、後部昇降ガイド部材60に対し
て、一番上昇した位置にある。この状態で、リヤステー
53のタイミングブロック54は、後部ガイドレール10の切
欠部55に係合し、後方移動が防止されている。
【0031】駆動装置12の駆動ケーブル13が後方移動
し、前部パネル6 がチルトアップして図9の状態に成っ
たとき、後部ユニット5 においては図14に示す状態に
なる。即ち、駆動ケーブル13に固定されたリヤスライダ
ー15のみが後方移動し、第10ピン64が長孔65の前端に
位置する。更にリヤスライダー15が後方移動すると、図
15に示すように、第10ピン64が長孔65前端の係止部
66に移動し、上方に移動するので、リヤタイミングアー
ム61が上方に回動し、突出部63と凹部67との係合が解除
され、リヤタイミングアーム61は、リヤスライダー15と
共に後方移動する。このリヤタイミングアーム61の後方
移動に伴い、後部昇降ガイド部材60も後方移動する。こ
のとき、リヤステー53はタイミングブロック54の切欠部
55との係合により移動が防止されているので、前後カム
溝56,57 と第7、8ピン58,59 との相対移動が生じ、第
7、8ピン58,59 はカム溝56,57 の後端に至り、それに
より、リヤステー53は下降する。そして、このリヤステ
ー53の下降により、後部パネル9 は、車両屋根1 の下方
に下降する。
【0032】そして、前記リヤステー53の下降により、
タイミングブロック54と後部ガイドレール10の切欠部55
との係合が解除され、その後は、リヤスライダー15の後
方移動に伴って、リヤステー53も同行移動し、後部パネ
ル9 は、車両屋根1 下方の空間に収納され、後部開口部
3 は全開状態になる。尚、本発明は、前記実施の形態に
限定されるものではなく、例えば、後部パネル9 は車両
屋根1 の上方において前後方向に移動するものであって
もく、また、開口部は前後に区画されたものに限らず、
一つの開口部であってもよい。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、ガイドレールが各パネ
ルに対応した短尺レールとされているので、各パネル毎
のサンルーフユニットが小型化されるので、組付けの
際、特別の設備を必要とせず、また、作業員も少人数で
十分である。そして、各レール同士は、接続部材介して
一本の長尺レールに組み立てられるので、各レール同士
の位置調整が不要となり、組み付け作業が容易になる。
そして、両ガイドレールを接続部材を介して連結してい
るので、スライダーの移動が円滑に行われる。
【0034】なお、前記接続部材に、排水用ドレン部を
設けることにより、ガイドレールからの水漏れが防止で
きる連結構造とすることができる。また、前記駆動装置
には、ガイドレールに摺動自在に嵌合し、且つ、各パネ
ルの開閉装置に係脱自在に連動連結されるスライダーを
設けることにより、分割された各サンルーフユニットを
組み付けてから各ユニットに駆動装置を連結すればよい
ので、組み付けが容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明のガイドレールの分解組み立て図
である。
【図2】図2は図1のA−A断面図である。
【図3】図3は図1のB−B断面図である。
【図4】図4は本発明のサンルーフ装置の平面図であ
る。
【図5】図5は本発明のサンルーフ装置の側面図であ
る。
【図6】図6は前後開閉装置の分解組み立て図である。
【図7】図7は図4のC−C断面図である。
【図8】図8は前部ユニットの全閉状態を示す側面図で
ある。
【図9】図9は前部ユニットのチルトアップ状態を示す
側面図である。
【図10】図10はフロントスライダーとフロントタイ
ミングアームの連結状態を示す側面図である。
【図11】図11はフロントスライダーとフロントタイ
ミングアームの離脱状態を示す側面図である。
【図12】図12は図4のD−D断面図である。
【図13】図13は後部ユニットの全閉状態を示し、図
8と同時状態を示す側面図である。
【図14】図14は後部ユニットの側面図であり、図9
と同時状態を示す。
【図15】図15は後部ユニットの後部パネルが下降し
た状態を示す側面図である。
【符号の説明】
1 車両屋根 2 前部開口部 3 後部開口部 6 前部パネル 7 前部ガイドレール 8 前部開閉装置 9 後部パネル 10 後部ガイドレール 11 後部開閉装置 12 駆動装置 14 フロントスライダー 15 リヤスライダー 19 接続部材 29 排水用ドレン部
【手続補正書】
【提出日】平成9年4月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項3
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】なお、前記接続部材に、排水用ドレン部を
設けることにより、ガイドレールに樋を形成することが
でき、ガイドレールからの水漏れが防止できる連結構造
とすることができる。また、前記駆動装置には、ガイド
レールに摺動自在に嵌合し、且つ、各パネルの開閉装置
に係脱自在に連動連結されるスライダーを設けることに
より、分割された各サンルーフユニットを組み付けてか
ら各ユニットに駆動装置を連結すればよいので、組み付
けが容易になる。しかも、スライダーをガイドレール間
で摺動可能にすることができる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗り物屋根の開口部の左右両側にガイド
    レールが配置され、該ガイドレールに開閉装置を介して
    複数のパネルが、前記開口部を開閉自在に施蓋するよう
    設けられ、前記開閉装置は一つの駆動源を有する駆動装
    置により操作されるようにしたサンルーフ装置におい
    て、 前記ガイドレールは、前記各パネルに対応して分割構成
    された短尺レールとされ、該短尺レール同士は、接続部
    材を介して一本の長尺レールになるよう着脱可能に連結
    されていることを特徴とする複数パネルを有するサンル
    ーフ装置。
  2. 【請求項2】 前記接続部材に、排水用ドレン部が設け
    られていることを特徴とする請求項1記載の複数パネル
    を有するサンルーフ装置。
  3. 【請求項3】 前記駆動装置には、ガイドレールに摺動
    自在に嵌合し、且つ、各パネルの開閉装置に係脱自在に
    連動連結されるスライダーが設けられていることを特徴
    とする請求項1又は2記載の複数パネルを有するサンル
    ーフ装置。
JP8294233A 1996-11-06 1996-11-06 複数パネルを有するサンルーフ装置 Pending JPH10129268A (ja)

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