JPH10128318A - 浴水循環装置においての洗浄機能を備えた浴水殺菌装置 - Google Patents

浴水循環装置においての洗浄機能を備えた浴水殺菌装置

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JPH10128318A
JPH10128318A JP8294202A JP29420296A JPH10128318A JP H10128318 A JPH10128318 A JP H10128318A JP 8294202 A JP8294202 A JP 8294202A JP 29420296 A JP29420296 A JP 29420296A JP H10128318 A JPH10128318 A JP H10128318A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 浴水循環装置に使用される紫外線殺菌ランプ
を電解作用にて良好に浄化すること。 【解決手段】 浴水を循環させる循環ポンプ30と、浴
水を加熱する加熱ヒータ31と、浴水を清浄化する浄化
フィルタ32とを備えた浴水循環装置におけること。浴
水を殺菌するための殺菌ランプ3と、該殺菌ランプ3を
浴水から保護するための保護管4と、前記循環ポンプ3
0側からの浴水を殺菌ユニット1側又は電解装置C側に
切替可能な三方弁11と、前記殺菌ランプ3通過後の浴
水の流水方向を浴槽側または排出側へ切替るための第2
三方弁13とからなり、前記電解装置Cは、殺菌ユニッ
ト1内を洗浄するための酸性水を生成し、且つ殺菌ユニ
ット1に添加可能としてなること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、浴水循環装置に使
用される紫外線殺菌ランプを電解作用にて良好に浄化す
ることができる浴水循環装置においての洗浄機能を備え
た浴水殺菌装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】浴槽内の浴水を循環ポンプで循環させ、
浄化、殺菌し、再び清浄化された浴水を浴槽内へ送る装
置が種々開発されている。これら装置による浄化は、活
性炭、麦飯石等によるろ過槽で処理し、殺菌は、紫外線
ランプの内蔵された殺菌槽へ浴水を通過させて行う紫外
線殺菌や、オゾン発生装置を用いてオゾンを発生させ、
そのオゾンを浴水へ混入させて殺菌するオゾン殺菌を行
っていた。従来の浴水循環装置は、上記のように単に浴
水の汚れを取り除くだけではなく、殺菌や加熱保温も同
時に行い、24時間快適に入浴できる浴水装置を提供し
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】紫外線殺菌ランプ(単
に、殺菌ランプという)を用いて殺菌を行う場合、殺菌
ランプに対する電気的安全ならびに破損を防止するため
に紫外線を透過するガラスや石英の材質から作られる保
護管を備えることが望まれる。しかしながら、浴水など
の水処理においては、この保護管が汚れて、紫外線の透
過率が徐々に低下するため半年程度に1回定期的に洗浄
を行わなければならなかった。前記殺菌ランプは寿命が
あり、その交換頻度は冷陰極タイプでは、数年に一度、
熱陰極タイプでは、1年から2年に一度交換を行ってい
る。
【0004】従来の洗浄方法としては、保護管を殺菌ユ
ニットから取外し、洗剤をしみこませた布等で手作業に
よる除去を行わなければならなかった。この一連の作業
内容は、(1)浴水循環装置の運転を一旦停止し、(2)浴水
循環装置のカバーを取外し、(3)殺菌ユニットが収納さ
れている部分の蓋のねじを取外し、そして(4)殺菌ユニ
ットから保護管と殺菌ランプを取り出し、(5)保護管と
殺菌ランプを分離する。そして(6)布等で保護管に付着
した汚れを手袋をつけて除去する。その後(7)保護管に
殺菌ランプをセットし、(8)殺菌ユニットに保護管と殺
菌ランプをセットし、(9)殺菌ユニットを装置にセット
し、最後に(10)殺菌ユニットの蓋をしめる。であり、多
くの作業があり、半年に一度とはいえ極めて面倒であ
り、また作業中傍に置いたランプを割ってしまうことも
あった。
【0005】そこで発明者は、前記課題を解決すべく、
鋭意,研究を重ねた結果、その発明を、浴水を循環させ
る循環ポンプと、浴水を加熱する加熱ヒータと、浴水を
清浄化する浄化フィルタとを備えた浴水循環装置におい
て、浴水を殺菌するための殺菌ランプと、該殺菌ランプ
を浴水から保護するための保護管と、前記循環ポンプ側
からの浴水を殺菌ユニット側又は電解装置側に切替可能
な三方弁と、前記殺菌ランプ通過後の浴水の流水方向を
浴槽側または排出側へ切替るための第2三方弁とからな
り、前記電解装置は、殺菌ユニット内を洗浄するための
酸性水を生成し、且つ殺菌ユニットに添加可能としてな
る浴水循環装置においての洗浄機能を備えた浴水殺菌装
置としたことにより、殺菌ランプを電解作用にて良好に
浄化することができ、入浴者の作業を軽減し、安全にか
つ快適な環境の入浴を行うための装置を提供し、前記の
課題を解決したものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1及び図
2に基づいて説明する。浴水環境装置は、浴水を循環さ
せる循環ポンプ30と、浴水を加熱する加熱ヒータ31
と、浴水を清浄化する浄化フィルタ32と、浴水を殺菌
する紫外線殺菌装置Aにて基本的に構成されている。該
紫外線殺菌装置Aは、図1のように、上部側に浴水の流
入口1aと下部側に吐出口1bとを有する殺菌ユニット
1と、該殺菌ユニット1の内面に設けられたステンレス
等による反射板2と、前記殺菌ユニット1内部に収納さ
れる殺菌ランプ3と、該殺菌ランプ3を保護するための
保護管4と、前記殺菌ランプ3及び保護管4はそれぞれ
の上端で、前記殺菌ユニット1の上下に固定した蓋状取
付体5とで構成されている。該蓋状取付体5には、前記
殺菌ランプ3の点灯を制御する制御回路が備えられてい
る。
【0007】前記殺菌ユニット1の流入口1aには、前
記循環ポンプ30を設けた流入側循環配管6の一端が連
結され、該流入側循環配管6の前記流入口1a側には、
浴水の逆流を阻止する逆止弁7が設けられている。電解
糟8の内部には電極が設けられ、浴水の電気分解を行
い、一般市販のアルカリイオン水の整水器とは逆に酸性
水を生成する。該酸性水は、酸性水注水管9を介して前
記流入側循環配管6の前記逆止弁7よりも流入口1a側
に接続され、その酸性水注水管9には、第2逆止弁10
が設けられ、酸性水が電解糟8に逆流しないように構成
されている。また、前記電解糟8は、前記流入側循環配
管6の逆止弁7よりも循環ポンプ30側と、注水管8a
を介して接続され、該接続箇所に三方弁11が設けられ
ている。また電解糟8で生成されたアルカリイオン水
は、排出管8bを介して排出される。
【0008】また、前記殺菌ユニット1の流出口1bに
は、流出側循環配管12が連結され、前記流出口1b側
付近には、第2三方弁13が設けられ、該第2三方弁1
3には汚水排出管14端が接続されている。これによっ
て、通常の循環路とし浴槽33へ浴水を戻すための管路
と、殺菌ユニット1内部を洗浄した際に出る汚水を排出
するための管路とに浴水の方向を制御する。
【0009】前記構成において、保護管4の洗浄を手動
操作にて行なう場合には、前記保護管4を洗浄するため
に洗浄開始を命令する洗浄スイッチ15と、該洗浄スイ
ッチ15に応答して洗浄時間を計測する洗浄計測手段1
6(簡易タイマー等)とが備えられている。
【0010】図3は、本発明の手動操作による保護管4
の洗浄フローチャートであり、入浴者が、定期的に保護
管4の洗浄を行うタイプのものである。まず、T10で
は、入浴者が入浴を終了する時等、任意に洗浄ボタン等
の洗浄スイッチ15により洗浄を行うか否かを判断し、
洗浄を行うときには、該洗浄スイッチ15の入力に対応
して三方弁11を操作して殺菌ユニット1側から電解槽
8側へ浴水の流れ方向を切り替える(S10参照)。そ
して、電解槽に内蔵された電極に通電し(S11参
照)、浴水の電気分解を行ない、アルカリイオン水の整
水器とは逆の酸性水を、一方の電極に生成する(S12
参照)。同時に、他方の電極にはアルカリ水を生成し、
これを排出する(S13参照)。そして、生成された酸
性水を、殺菌ユニット1内に注入する(S14参照)。
この状態で、タイマーが作動して(S15参照)、その
所定時間経過したか否かを判断して(T11参照)、所
定時間内で酸性水をユニット内に注水する。即ち、この
タイマーにより殺菌ユニット1の内部に酸性水が溜るま
でカウントを行う。一定時間経過すると殺菌ユニット1
の内部は、すべて酸性水となる。そして、第2三方弁1
3の流水方向を何れも遮断し(S16参照)、循環ポン
プ30も停止させ(S17参照)、加熱ヒータ31もO
FFとし(S18参照)、このような状態で、酸性水に
より殺菌ユニット1の内部の反射板、保護管は洗浄を開
始する(S19参照)。酸性水による洗浄をタイマーで
再び計測し(S20及びT12参照)、所定時間となっ
とたときに、第2三方弁13の流水方向を排水側に切替
え(S21参照)、電解槽8の電源をOFFとし(S2
2参照)、三方弁11を操作して電解槽8側から殺菌ユ
ニット1側へ浴水の流れ方向を切り替える(S23参
照)。そして循環ポンプ30を駆動し(S24参照)、
加熱ヒータ31をONとする(S25参照)。すると、
浴水は、殺菌ユニット1内に流れ込み、洗浄済みの汚れ
た酸性水は、排出される(S26参照)。排出終了した
か否かを判断し(T13参照)、終了したときには第2
三方弁13の流れ方向を浴槽側に切替え(S27参
照)、洗浄作業はすべて終了したか否かを判断し(T1
4参照)、終了したときには、図4の通常の浴水循環装
置の運転のフローチャートのに戻る。
【0011】また、図5に示したものは、第2の実施の
形態が具体化されたものであり、前記殺菌ユニット1の
底部1cには、モータ19の駆動にて、回転する回転体
17が設けられている。該回転体17の回転にて殺菌ユ
ニット1内部の浴水が回転する。その回転体17には、
磁性を帯た金属材又は磁性体を樹脂材等で被覆したスタ
ーラとすることもある。スターラなる回転体17は、不
規則な回転を防止するために、盆状の回転範囲規制部が
前記底部1cと同一部材又は別部材にて形成することも
ある。前記殺菌ユニット1の底部1cの直下には、前記
回転体17を回転させる磁石体18がモータ19の軸の
上端に設けられ、前記底部1cの下面に接するがごとく
に配置されている。このように構成により、回転体17
と前記磁石体18とが非接触タイプとなり、殺菌ユニッ
ト1からの漏水等は確実に防止でき安全性をも考慮でき
る。
【0012】前記モータ19を駆動させることで、磁石
体18の磁束の回転によって、殺菌ユニット1内部の回
転体17がその磁束の回転に同調して回転し、該回転体
17の回転により殺菌ユニット1内部の浴水は回転させ
られる。また、前記のスターラなる回転体17の形状
は、棒状のものだけではなく、羽根部を取り付けた構成
にすることもあり、実施の形態に制限されない。また、
前記回転体17は、図示しないが、モータ19軸に直結
したスクリュウ羽根とすることもある。この場合には、
モータ19軸箇所を、前記殺菌ユニット1の底部1cに
シール材にて水密的に設けられている。
【0013】また、本発明の第2の実施の形態では、第
1の実施の形態で使用されない,回転体17と磁石体1
8とモータ19が追加されるものである。他の構成は、
第1の実施の形態と同一であるため、説明を省略する。
この場合のフローチャートを示すと、図3のS18とS
19との間に〔図6(A)参照〕の別のルーチンを入
れたものであり、即ち、回転体17のモータON(S3
0参照)と回転体17の回転開始(S31参照)とを入
れたものである。また、T12とS21との間に、
〔図6(B)参照〕の別のルーチンを入れたものであ
り、即ち、回転体17のモータOFF(S40参照)と
回転体17の回転停止(S41参照)とを入れたもので
あり、このような回転体17にて、酸性水がより、保護
管4及び反射板2に良好に接触するようになり洗浄され
る。他のフローチャートは、第1実施の形態と同一であ
る。
【0014】また、図7に示したものは、第3の実施の
形態が具体化されたものであり、前記殺菌ユニット1の
内部に、弧状の半円板なる電極20,20が設けられ、
これに適宜な電圧を印加することによって、殺菌ユニッ
ト1内で、電気分解作用が好適に行われ、これによっ
て、プラス側の電極20側には、アルカリ水が、マイナ
ス側の電極20側には、酸性水がそれぞれ発生するよう
になっている。図7において、流入側循環配管6には、
電磁弁21が設けられている。
【0015】第3の実施の形態のフローチャートについ
て説明すると、図8に示すように、入浴者が、定期的に
保護管4の洗浄を行うタイプのものである。まず、S5
0では、入浴者が入浴を終了する時等、任意に洗浄ボタ
ン等の洗浄スイッチ15により洗浄を行うか否かを判断
し、洗浄を行うと、該洗浄スイッチ15の入力に対応し
て第2三方弁13を操作して何れの側にも遮断するよう
に切り替える(S50参照)。電磁弁21を遮断し(S
51参照)、循環ポンプ30を停止させ(S52参
照)、加熱ヒータ31をOFFとし(S53参照)、電
極20,20に通電し(S54参照)、浴水の電気分解
を開始する(S55参照)。アルカリイオン水の整水器
とは逆の酸性水を、一方の電極20に生成し、同時に、
他方の電極にはアルカリ水を生成する。このようにし
て、殺菌ユニット1の内部を洗浄する(S56参照)。
【0016】この状態で、タイマーが作動して(S57
参照)、その所定時間経過したかを判断して(T20参
照)、その時間内で、電気分解状態で、反射板及び保護
管の洗浄を行なう。そして、所定時間が経過すると、電
極20,20への通電を終了し(S58参照)、洗浄を
終了する(S59参照)。そして、第2三方弁13の流
水方向を排水側に切替え(S60参照)、電磁弁21を
開放し(S61参照)、循環ポンプ30を駆動し(S6
2参照)、加熱ヒータ31をONとする。(S63参
照)、すると、浴水は、殺菌ユニット1内に流れ込み、
洗浄済みの汚れたアルカリ水及び酸性水等の電気分解液
は、排出される。これは、タイマーが作動して所定時間
を計測し(S64参照)、所定時間が経過したか、即
ち、排出終了したか否かを判断し(T21参照)、終了
したとすると、第2三方弁13の流れ方向を浴槽側に切
替え(S65参照)、洗浄作業が終了したか否かを判断
し(T14参照)、終了したとすると、図4の通常の浴
水循環装置の運転のフローチャートのに戻る。
【0017】なお、浴水循環装置を通常運転状態のフロ
ーチャートは、図4に示すように、浴水循環装置を駆動
するか否かを判断し(T1参照)、浴水循環装置を駆動
する場合には、浴水循環装置の電源をONとし(S1参
照)、循環ポンプ30を駆動させ(S2参照)、加熱ヒ
ータ31をONとし(S3参照)、さらに殺菌ランプ3
を点灯させて(S4参照)、浴水循環装置を駆動させ
る。そのとき、保護管4を洗浄させるか否かを判断し
(T2参照)、洗浄させるとすると、なる手動又は自
動のサブルーチンのフローチャートとなる。洗浄しない
と判断すると、そのまま駆動させ、浴水循環装置を停止
させるか否かを判断し(T3参照)、停止する場合には
終了し、停止しない場合には、浴水循環装置の電源をO
NするS1の手前に戻る。
【0018】
【発明の効果】請求項1の発明では、浴水を循環させる
循環ポンプ30と、浴水を加熱する加熱ヒータ31と、
浴水を清浄化する浄化フィルタ32とを備えた浴水循環
装置において、浴水を殺菌するための殺菌ランプ3と、
該殺菌ランプ3を浴水から保護するための保護管4と、
前記循環ポンプ30側からの浴水を殺菌ユニット1側又
は電解装置C側に切替可能な三方弁11と、前記殺菌ラ
ンプ3通過後の浴水の流水方向を浴槽側または排出側へ
切替るための第2三方弁13とからなり、前記電解装置
Cは、殺菌ユニット1内を洗浄するための酸性水を生成
し、且つ殺菌ユニット1に添加可能としてなる浴水循環
装置においての洗浄機能を備えた浴水殺菌装置としたこ
とにより、第1に保護管4及び殺菌ユニット1の内壁の
洗浄がいつでも簡易にでき、第2に保護管4や殺菌ラン
プ3の損傷防止ができる等の効果がある。
【0019】具体的な効果としては、入浴者(作業者、
消費者)が定期的に装置を停止させ、殺菌ユニット1を
外して洗浄又は清掃作業をするという面倒な工程をなく
すことができ、酸性水が殺菌ユニット1内に注入され
て、この酸性水にて、保護管4及び殺菌ユニット1の内
壁の洗浄ができる。このため、従来多く発生していた,
作業中の保護管4や殺菌ランプ3の破損事故を確実に防
止できる。さらに、本発明では、殺菌ランプ3を取り出
して洗浄しないため、殺菌ランプ3と各制御回路とのア
ダプタの接触不良や取付けミスによる事故の発生を防止
できる。また、本発明では、任意の時間にできるため、
毎日、毎週等といったことが簡単にできるし、洗浄の周
期が短い(毎日又は毎週等)と、汚れも落ち易く、いつ
も最適の状態での殺菌ランプ3による殺菌を行なうこと
ができる。
【0020】請求項2の発明では、請求項1において、
前記殺菌ユニット1内部を攪拌させるための回転体17
及びモータ19とを備えてなる浴水循環装置においての
洗浄機能を備えた浴水殺菌装置としたことにより、これ
によって、酸性水が殺菌ユニット1内で循環しつつ回動
して酸性水でも良好なる対応ができる。
【0021】次に、請求項3の発明では、浴水を循環さ
せる循環ポンプ30と、浴水を加熱する加熱ヒータ31
と、浴水を清浄化する浄化フィルタ32とを備えた浴水
循環装置において、浴水を殺菌するための殺菌ランプ3
と、該殺菌ランプ3を浴水から保護するための保護管4
と、前記循環ポンプ30側からの浴水の流量を調節する
ための電磁弁21と、前記殺菌ランプ3通過後の浴水の
流水方向を浴槽側または排出側へ切替るための第2三方
弁13と、殺菌ユニット1内を洗浄するための電解用の
電極を前記殺菌ユニット1内に設けてなることにより、
殺菌ユニット1内に発生する気泡で、前記浄化水とかが
渾然とした乱流状態を呈し、これにより、殺菌ユニット
1内での保護管4及び殺菌ユニット1の内壁の洗浄を極
めて好適にできる。
【0022】請求項4の発明では、請求項1又は2又は
3において、前記保護管4を洗浄するために洗浄開始を
命令する洗浄スイッチ15と、該洗浄スイッチ15に応
答して洗浄時間を計測する洗浄計測手段16とを備えて
なる浴水循環装置においての洗浄機能を備えた浴水殺菌
装置としたことにより、各弁や機器の操作は手動ながら
も、洗浄開始させると、所望の時間(洗浄できる時間)
を洗浄時間として、良好なる洗浄ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の一部断面とした側
面図
【図2】図1の作用状態を示す浴水循環装置全体の略示
【図3】図1の手動操作による保護管洗浄のフローチャ
ート
【図4】浴水循環装置の通常運転状態のフローチャート
【図5】本発明の第2の実施の形態の一部断面とした側
面図
【図6】図5の手動操作による保護管洗浄の一部フロー
チャート
【図7】(A)は本発明の第3の実施の形態の一部断面
とした側面図 (B)は(A)のXーX矢視断面図
【図8】図8の手動操作による保護管洗浄のフローチャ
ート
【符号の説明】
3…殺菌ランプ 4…保護管 8…電解糟 11…三方弁 13…第2三方弁 15…洗浄スイッチ 16…洗浄計測手段 17…回転体 19…モータ 21…電磁弁 30…循環ポンプ 31…加熱ヒータ 32…浄化フィルタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B01D 35/027 F24H 9/00 W F24H 9/00 B01D 35/02 J

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴水を循環させる循環ポンプと、浴水を
    加熱する加熱ヒータと、浴水を清浄化する浄化フィルタ
    とを備えた浴水循環装置において、浴水を殺菌するため
    の殺菌ランプと、該殺菌ランプを浴水から保護するため
    の保護管と、前記循環ポンプ側からの浴水を殺菌ユニッ
    ト側又は電解装置側に切替可能な三方弁と、前記殺菌ラ
    ンプ通過後の浴水の流水方向を浴槽側または排出側へ切
    替るための第2三方弁とからなり、前記電解装置は、殺
    菌ユニット内を洗浄するための酸性水を生成し、且つ殺
    菌ユニットに添加可能としてなることを特徴とする浴水
    循環装置においての洗浄機能を備えた浴水殺菌装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記殺菌ユニット内
    部を攪拌させるための回転体及びモータとを備えてなる
    ことを特徴とする浴水循環装置においての洗浄機能を備
    えた浴水殺菌装置。
  3. 【請求項3】 浴水を循環させる循環ポンプと、浴水を
    加熱する加熱ヒータと、浴水を清浄化する浄化フィルタ
    とを備えた浴水循環装置において、浴水を殺菌するため
    の殺菌ランプと、該殺菌ランプを浴水から保護するため
    の保護管と、前記循環ポンプ側からの浴水の流量を調節
    するための電磁弁と、前記殺菌ランプ通過後の浴水の流
    水方向を浴槽側または排出側へ切替るための第2三方弁
    と、殺菌ユニット内を洗浄するための電解用の電極を前
    記殺菌ユニット内に設けてなることを特徴とする浴水循
    環装置においての洗浄機能を備えた浴水殺菌装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2又は3において、前記保
    護管を洗浄するために洗浄開始を命令する洗浄スイッチ
    と、該洗浄スイッチに応答して洗浄時間を計測する洗浄
    計測手段とを備えてなることを特徴とする浴水循環装置
    においての洗浄機能を備えた浴水殺菌装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010069029A (ja) * 2008-09-19 2010-04-02 Og Giken Co Ltd 循環式入浴装置
WO2023008704A1 (ko) * 2021-07-30 2023-02-02 삼성전자주식회사 정화 장치 및 그 제어 방법

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JP2010069029A (ja) * 2008-09-19 2010-04-02 Og Giken Co Ltd 循環式入浴装置
WO2023008704A1 (ko) * 2021-07-30 2023-02-02 삼성전자주식회사 정화 장치 및 그 제어 방법

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